JP2007313592A - 経路作成装置及び経路作成方法 - Google Patents

経路作成装置及び経路作成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007313592A
JP2007313592A JP2006144301A JP2006144301A JP2007313592A JP 2007313592 A JP2007313592 A JP 2007313592A JP 2006144301 A JP2006144301 A JP 2006144301A JP 2006144301 A JP2006144301 A JP 2006144301A JP 2007313592 A JP2007313592 A JP 2007313592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
obstacle
route
dimension
setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006144301A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4848838B2 (ja
Inventor
Shintaro Yoshizawa
真太郎 吉澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2006144301A priority Critical patent/JP4848838B2/ja
Publication of JP2007313592A publication Critical patent/JP2007313592A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4848838B2 publication Critical patent/JP4848838B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)

Abstract

【課題】複数の次元の自由度で動作するロボットの障害物を回避する動作経路を高効率に作成する経路作成装置及び経路作成方法を提供することを課題とする。
【解決手段】複数の次元の自由度で動作するロボットの障害物を回避する動作経路を作成する経路作成装置1であって、障害物を認識する障害物認識手段2と、障害物認識手段2で認識した障害物とロボットとの相対的情報を算出する相対的情報算出手段4と、相対的情報算出手段4で算出した相対的情報に基づいてロボットを動作させる次元を設定する次元設定手段5と、次元設定手段5で設定した次元に応じた動作経路を作成する経路作成手段5とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の次元の自由度で動作するロボットの障害物を回避する動作経路を作成する経路作成装置及び経路作成方法に関する。
近年、各種産業用ロボットや人型ロボットなどの様々なロボットが開発されている。例えば、ロボットには、多数の関節を有し、関節間がリンクで連結され、各関節の動作によって多数の自由度を持つロボットがある。このようなロボットを動作させる場合、初期位置姿勢と目標位置姿勢が与えられ、初期位置姿勢から目標位置姿勢に至る経路を作成し、その経路に基づいてロボットの各関節を動作させる。さらに、このようなロボット全体を2次元平面内などで移動させるものもある。このようなロボットを動作や移動させる場合、ロボットの周辺に移動する障害物が存在すると、この移動障害物を回避するようにロボットを動作や移動させるための経路の作成は非常に難しくなる。これらロボットの経路の作成方法としては、例えば、3次元空間の中で複数の移動障害物を回避しながら移動する経路の計画方法であって、移動障害物の線形的な移動予測モデルに基づいて複数の移動経路を予め用意し、その複数の移動経路の中から選択することによって移動経路を作成する方法がある(非特許文献1参照)。また、障害物との斥力ポテンシャルと目標位置への引力ポテンシャルに基づいてロボットの動作経路を作成する方法がある(非特許文献2参照)。
特開平9−212229号公報 J.GO T.Vu J.J.Kuffner,Autonomous Behavoir for Interactive Vehicle Animations,ACM SIGGRAPH Symposium on Computer Animation,2004 O.Katib,Real−time obstacle Avoidance for Manipulators and Mobile Robots,International Journal of Robotics Reserch,5(1),pp90−98,1986
移動障害物を回避するようにロボットの経路を作成する場合、ロボットの自由度の次元が多いほど、計算量が増大する。そのため、オンラインによりリアルタイムで多次元自由度のロボットを動作させる場合、このような移動障害物を回避するための経路を作成には計算時間を非常に要するので、リアルタイムでの経路作成が困難となり、実用上問題である。
そこで、本発明は、複数の次元の自由度で動作するロボットの障害物を回避する動作経路を高効率に作成する経路作成装置及び経路作成方法を提供することを課題とする。
本発明に係る経路作成装置は、複数の次元の自由度で動作するロボットの障害物を回避する動作経路を作成する経路作成装置であって、障害物を認識する障害物認識手段と、障害物認識手段で認識した障害物とロボットとの相対的情報を算出する相対的情報算出手段と、相対的情報算出手段で算出した相対的情報に基づいてロボットを動作させる次元を設定する次元設定手段と、次元設定手段で設定した次元に応じた動作経路を作成する経路作成手段とを備えることを特徴とする。
この経路作成装置では、障害物認識手段により、障害物を認識する。そして、経路作成装置では、相対的情報算出手段により、認識した障害物とロボットとの相対的情報を算出する。相対的情報としては、例えば、相対距離、相対速度、相対加速度である。さらに、経路作成装置では、次元設定手段により、相対的情報に基づいてロボットを動作させる次元を設定する。つまり、障害物とロボットとの相対的な関係から、ロボットの持つ複数の自由度うち幾つの自由度を使って動作させるかを決める。そして、経路作成装置では、経路作成手段により、設定した次元の自由度だけを用いてロボットを動作させる動作経路を作成する。このように、経路作成装置では、障害物とロボットとの相対的な関係から動作させる次元を絞るので、動作させない次元の自由度を考慮せずに経路を作成することができる。そのため、経路を作成するときの処理量を低減でき、処理を高速化でき、ロボットの動作経路を高効率に作成することができる。
なお、ロボットには、関節などによって動作する一般的なロボット以外にも、移動体も含むものとする。したがって、動作経路には、移動経路も含むものとする。
本発明の上記経路作成装置では、次元設定手段は、ロボットと障害物との相対距離が近いほど大きな次元を設定すると好適である。
この経路作成装置の次元設定手段では、ロボットと障害物との相対距離が近いほど大きな次元を設定する。障害物との距離が近いほど、障害物を回避することが困難になるので、多くの自由度でロボットを動作させる必要がある。逆に、障害物との距離が遠いほど、障害物を回避することが容易になるので、少ない自由度でロボットを動作させることが可能となる。
本発明の上記経路作成装置では、次元設定手段で設定した次元において、障害物認識手段で認識した障害物の形状に基づいてロボットの動作経路の候補の数を設定する経路候補数設定手段を備え、経路作成手段は、経路候補数設定手段で設定した数の動作経路の候補の中から選択することによって動作経路を作成する構成としてもよい。
この経路作成装置では、経路候補数設定手段により、認識した障害物の形状に基づいてロボットの動作経路の候補の数を設定する。そして、経路作成装置では、経路作成手段により、設定された数の動作経路の候補の中から障害物を回避する最適な動作経路を選択し、選択した動作経路によって動作経路を作成する。障害物の形状が複雑なほど、ロボットを多様に変化させて障害物を回避できるか否かを判定する必要があるので、多くの動作経路の候補が必要となる。逆に、障害物の形状が単純なほど、ロボットを多様に変化させないでも障害物を回避することが容易になるので、少ない動作経路の候補で十分となる。
本発明の上記経路作成装置では、次元設定手段で設定した次元において、障害物認識手段で認識した障害物の移動情報に基づいてロボットを動作させる種類を設定する動作種類設定手段を備える構成としてもよい。
この経路作成装置では、動作種類設定手段により、認識した障害物の移動情報に基づいてロボットの動作の種類を設定する。障害物の移動情報としては、例えば、位置、速度、加速度であり、特に、一定速度の移動か、可変速度で一定加速度の移動か、可変加速度の移動かである。ロボットを動作させる種類としては、例えば、移動動作の場合には一定速度の移動、可変速度かつ一定加速度の移動、可変加速度の移動、回転動作の場合には一定角速度の回転、可変角速度かつ一定角加速度の回転、可変角加速度の回転である。障害物が複雑な動きなほど、障害物を回避することが困難になるので、ロボットも複雑な動きが必要となる。逆に、障害物が単純な動きなほど、障害物を回避することが容易になるので、ロボットも単純な動きで十分となる。
本発明に係る経路作成方法は、複数の次元の自由度で動作するロボットの障害物を回避する動作経路を作成する経路作成方法であって、障害物を認識する障害物認識ステップと、障害物認識ステップで認識した障害物とロボットとの相対的情報を算出する相対的情報算出ステップと、相対的情報算出ステップで算出した相対的情報に基づいてロボットを動作させる次元を設定する次元設定ステップと、次元設定ステップで設定した次元に応じた動作経路を作成する経路作成ステップとを含むことを特徴とする。
本発明の上記経路作成方法では、次元設定ステップでは、ロボットと障害物との相対距離が近いほど大きな次元を設定すると好適である。さらに、本発明の上記経路作成方法では、次元設定ステップで設定した次元において、障害物認識ステップで認識した障害物の形状に基づいてロボットの動作経路の候補の数を設定する経路候補数設定ステップを含み、経路作成ステップでは、経路候補数設定ステップで設定した数の動作経路の候補の中から選択することによって動作経路を作成する構成としてもよい。また、本発明の上記経路作成方法では、次元設定ステップで設定した次元において、障害物認識ステップで認識した障害物の移動情報に基づいてロボットを動作させる種類を設定する動作種類設定ステップを含む構成としてもよい。
なお、上記の各経路作成方法は、上記の各経路作成装置と同様の作用効果を奏する。
本発明は、ロボットと障害物との相対的な関係により経路作成するときに自由度の次元を絞ることにより、複数の次元の自由度で動作するロボットの障害物を回避する動作経路を高効率に作成することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る経路作成装置及び経路作成方法の実施の形態を説明する。
本実施の形態では、本発明に係る経路作成装置及び経路作成方法を、多自由度リンク系の2次元平面を移動可能なロボットの動作経路を作成する経路作成装置に適用する。本実施の形態に係る経路作成装置は、ロボットが所定の位置から所定の位置までの動作するときに移動する障害物を回避するような動作経路を作成する。
図1〜図5を参照して、本実施の形態に係る経路作成装置1について説明する。図1は、本実施の形態に係る経路作成装置の構成図である。図2は、本実施の形態で適用されるロボットの一例である。図3は、本実施の形態で適用されるロボットの他の例である。図4は、本実施の形態に係る2次元行動モデルにおける行動候補モデルの一例である。図5は、本実施の形態に係る行動モデルの次元、行動候補モデルの数、モデルの種類の設定方法の説明図である。
経路作成装置1は、ロボットの行動候補モデルを予め用意し、移動障害物との相対的情報に基づいて行動候補モデルを選択的につなげながらロボットが最終位置姿勢に至るまでの動作経路を作成する。特に、経路作成装置1は、処理負荷を軽減するために、移動障害物との相対的情報に基づいて行動モデルの次元を設定する。そのために、経路作成装置1は、環境認識処理部2、データベース3、相対的情報算出部4、経路選択部5、経路出力部6を備えている。経路作成装置1の主要部はコンピュータ上あるいはロボット内の電子制御ユニットなどに構成され、特に、相対的情報算出部4、経路選択部5はハードディスクあるいはROM内に格納された各アプリケーションプログラムをRAMにロードし、CPUで実行することによって構成される。
なお、本実施の形態では、環境認識処理部2が特許請求の範囲に記載する障害物認識手段に相当し、相対的情報算出部4が特許請求の範囲に記載する相対的情報算出手段に相当し、経路選択部5が特許請求の範囲に記載する次元設定手段、経路候補数設定手段、動作種類設定手段及び経路作成手段に相当する。
まず、本実施の形態に適用されるロボットについて説明しておく。図2にはロボットの一例を示している。ロボットR1は、多数の関節J3,・・・,Jnを備えており、関節間がリンクL3,・・・,Ln+1で接続されている。また、ロボットR1は、末端のリンクL3の一端が台車Cに取り付けられ、先端のリンクLn+1の一端にハンドHが取り付けられている。各関節J3,・・・,Jnは、アクチュエータが内蔵されており、回転動作をそれぞれ行い、接続される2本のリンク間の角度X3,・・・,Xnをそれぞれ変更する。台車Cは、駆動用モータと操舵用モータが設けられており、2次元平面上を移動し、ロボットR1の位置(X1,X2)を変更する。
このように、ロボットR1は、n個の自由度を持つ。この自由度は、n−2個の角度に対して座標軸及び2個の位置に対して座標軸を持つn次元座標空間(コンフィグレーション空間)における一点(X1,・・・,Xn)で表される。ロボットR1の先端部T(リンクLn+1とハンドHとの取付部)の座標系(Y1,Y2,Y3)は、コンフィグレーション空間から実際の3次元空間への非線形写像の値として、Y1=f1(X1,・・・,Xn)、Y2=f2(X1,・・・,Xn)、Y3=f3(X1,・・・,Xn)で定義される。したがって、コンフィグレーション空間の(X1,・・・,Xn)を規定すると、(Y1,Y2,Y3)が決まる。なお、ロボットR1や移動障害物が実際に移動する空間は、2次元空間や3次元空間であり、移動空間と呼ぶ。
また、図3にはロボットの他の例を示している。ロボットR2は、人型のロボットであり、左右一対のアーム部A1,A2とハンドH1,H2を有している。ロボットR2は、台車Cで2次元平面上を移動可能であり、10個の関節J3,・・・,J12を備えており、12個の自由度を持つ。ロボットR2は、自由度がコンフィグレーション空間における座標系(X1,・・・,X12)で表される。ロボットR2の場合、コンフィグレーション空間の(X1,・・・,X12)を規定すると、各先端部T1,T2の座標系(Y11,Y12,Y13)、(Y21,Y22,Y23)が決まる。
それでは、経路作成装置1の各部について説明する。環境認識処理部2は、ロボットの周辺の環境情報(特に、障害物情報)を認識する手段である。環境認識処理部2としては、例えば、カメラ、レンジファインダ、ミリ波センサ、超音波センサである。環境認識処理部2では、障害物の現在位置及び形状やサイズなどを認識し、さらに、障害物の速度、加速度、進行方向などを算出する。例えば、図3に示す人型ロボットの場合、顔部の目に相当する部分にカメラなどが取り付けされる。
データベース3は、ハードディスクあるいはRAMの所定の領域に構成される。データベース3には、ロボットに関する情報及び経路モデルが記憶される。ロボットに関する情報は、ロボット全体や各部の質量、ロボット全体や各部の形状及びサイズ、ロボットの重心、関節の回転角度範囲、リンク長などである。経路モデルに関する情報は、ロボットの動作特性や移動特性などを考慮して予め用意され、ロボットの自由度の各次元の行動モデルの候補からなる。
行動モデルについて説明する。ロボットのn次元の自由度をコンフィグレーション空間における座標系(X1,X2,・・・・,Xn)とし、そのうち(X1,X2)の2次元の自由度を2次元平面上の移動の自由度とする。行動モデルは、単位時間Δtの間に1次元〜n次元の各次元のコンフィグレーション空間でロボットを動作させた場合の行動の標準となるものである。ここでは、説明を容易するために、図2を参照して、2次元平面上を移動する場合の2次元のコンフィグレーション空間での行動モデルについて説明する。この2次元行動モデルは、2次元コンフィグレーション空間の座標系(X1,X2)で表され、n次元の自由度のうち2次元平面上の移動だけでロボットの動作(移動)を規定する行動モデルである。
ロボットは全方向(360°)に移動可能であるので、2次元行動モデルとして各方向に移動するための多数の候補モデルを設定可能である。したがって、データベース3には、2次元行動モデルについては、全方向に分布される所定数の行動候補モデルが記憶される。図4の例では、ロボットの進行方向を中心とした3方向への2次元行動候補モデルM11,M12,M13と5方向への2次元行動候補モデルM14、M15,M16(M12と共通),M17,M18を示している。なお、関節における回転動作の場合、回転可能な範囲内で多数の候補モデルが設定可能である。
また、ロボットが移動する場合には速度や加速度を変化させることが可能なので、2次元行動モデルとして一定速度での移動、可変速度かつ一定加速度での移動、可変加速度での移動の候補モデルを設定可能である。したがって、データベース3には、2次元行動モデルについては、各方向の行動候補モデルについて3種類のモデル(一定速度のモデル、可変速度かつ一定加速度のモデル、可変加速度のモデル)がそれぞれ記憶される。図4の例では、3方向への2次元行動候補モデルの場合、一定速度(2次元移動モデル)の2次元候補モデルM11,M12,M13、可変速度かつ一定加速度(2次元移動モデル+2次元速度モデル)の2次元候補モデルM21,M22,M23、可変加速度(2次元移動モデル+2次元速度モデル+2次元加速度モデル)の2次元候補モデルM31,M32,M33を示している。なお、関節における回転動作の場合、一定角速度のモデル、可変角速度かつ一定角加速度のモデル、可変角加速度のモデルが設定可能である。
したがって、データベース3には、1次元〜n次元の行動モデル毎に、方向の異なる所定数の行動候補モデルがそれぞれ記憶され、さらに、各方向の行動候補モデルについて3種類のモデル(一定速度のモデル、可変速度かつ一定加速度のモデル、可変加速度のモデル)がそれぞれ記憶される。いくつの方向の行動候補モデルを予め用意するかは、ロボットの移動動作や回転動作の特性、単位時間Δt、移動障害物の移動特性などを考慮して設定される。
相対的情報算出部4は、環境認識処理部2で認識した障害物とロボットとの相対的情報を算出する手段である。相対的情報算出部4では、単位時間Δt毎に、障害物とロボットの現在位置、速度、加速度、進行方向及び形状やサイズに基づいて、障害物とロボットとの相対距離、相対速度、相対加速度を算出する。なお、複数の障害物が認識された場合、各障害物との相対的情報をそれぞれ算出する。
経路選択部5は、相対的情報算出部4で算出した相対的情報に基づいて、行動モデルの次元を決定し、データベース3に記憶されている決定した次元の行動候補モデルから行動モデルを選択して動作経路を作成する。まず、経路選択部5では、単位時間Δt毎に、式(1)により、Khatibの方法で用いられる斥力ポテンシャルUを算出する。
Figure 2007313592
xは、ロボットの現在のコンフィグレーション空間の座標系である。aは正の重み係数である。f(x)は、xから障害物への最近接距離を表し、相対的情報算出部4で算出された相対距離が相当する。Rは、正の定数である。斥力ポテンシャルUは、0以上であり、ロボットが障害物に近づくほど大きな値になり、接触すると無限大になる。また、斥力ポテンシャルUは、ロボットと障害物とが一定距離Rより離れると0になる。このように、斥力ポテンシャルUの変数xによる勾配ベクトルが、ロボットに働く斥力となる。
経路選択部5では、単位時間Δt毎に、斥力ポテンシャルUの値に基づいて行動モデルの次元を設定する。図5に示すような斥力ポテンシャルUの値に対する行動モデルの次元のバンドを予め用意しておき、そのバンドを参照して次元を設定する。この設定では、斥力ポテンシャルUの値が大きいほど(つまり、ロボットと障害物との距離が近づくほど)、行動モデルの次元として大きな値を設定する。ロボットと障害物との距離が離れているほど、ロボットは障害物を回避することが容易になるので、ロボットを少ない次元の自由度で動作させる。一方、ロボットと障害物との距離が近づくほど、ロボットは障害物を回避することが難しくなるので、ロボットを多くの次元の自由度で動作させる。
経路選択部5では、単位時間Δt毎に、設定して次元の行動モデルにおいて、障害物の形状に基づいて経路作成に用いる行動候補モデルの数を設定する(図5参照)。この設定では、障害物の形状が複雑になるほど、行動候補モデルの数を増やす。障害物の形状が複雑なほど、ロボットを多様に変化させて障害物を回避するための判定をする必要があるので、ロボットを動作させるための候補を多くする。一方、障害物の形状が単純なほど、ロボットを多様に変化させないでも障害物を回避することができるので、ロボットを動作させるための候補を少なくてよい。
経路選択部5では、単位時間Δt毎に、設定して次元の行動モデルにおいて、障害物の移動情報に基づいてモデルの種類を設定する(図5参照)。この設定では、障害物の動きが複雑になるほど、ロボットの複雑な動きが可能なモデルとする。具体的には、障害物が一定速度で移動している場合には一定速度のモデルとし、障害物が一定加速度で移動している場合には可変速度かつ一定加速度のモデルとし、障害物が可変加速度で移動している場合には可変加速度のモデルとする。障害物の動きが単純なほど、ロボットは障害物を回避することが容易になるので、ロボットの動きも単純なもので対応する。一方、障害物の動きが複雑なほど、ロボットは障害物を回避することが難しくなるので、ロボットの動きも複雑なもので対応する。なお、障害物だけでの動きだけでなく、障害物とロボットとの相対的な動きに基づいてモデルの種類を設定してもよい。
行動モデルの次元、候補モデルの数、モデルの種類が決定すると、経路選択部5では、単位時間Δt毎に、データベース3の中から決定した次元、候補モデルの数、モデルの種類に対応する行動候補モデルを読み出す。読み出す際に、現時点のロボットの進行方向を中心として決定した候補モデルの数が均等配分されるように行動候補モデルを読み出す。図4に示す例の場合、例えば、2次元、候補の数が5、可変速度かつ一定加速度のモデルと決定した場合、進行方向の行動候補モデルM26を中心として、行動候補モデルM24、M25,M26,M27,M28を読み出す。
経路選択部5では、行動候補モデル毎に、現時点のロボットから行動候補モデル分を動作させたときのロボットの位置姿勢と障害物のΔt後の位置姿勢との相対距離を算出する。そして、経路選択部5では、その全ての行動候補モデルについての相対距離の中から最も長い相対距離を抽出し、その抽出した相対距離となる行動候補モデルを選択する。相対距離が最も長いということは、ロボットと障害物が最も干渉しない状態にあるということである。逆に、相対距離が短いほど、ロボットと障害物が干渉する可能性が高くなる。特に、相対距離が0やマイナス値の場合、ロボットと障害物が干渉状態である。さらに、経路選択部5では、この選択した行動候補モデルを用いて単位時間Δt後までの動作経路を作成する。なお、相対距離の算出については、相対的情報算出部4で行わせてもよい。
経路選択部5では、ロボットの最終位置姿勢に到達するまで、以上の処理を単位時間Δt毎に繰り返し行う。これによって、経路選択部5では、最終位置姿勢までの動作経路を作成する。
経路出力部6は、経路選択部5で作成した動作経路を出力する手段である。経路出力部6は、例えば、モニタ、プリンタ、ロボットを動作させる制御部との通信を行う通信装置である。また、経路出力部6は、ロボットを動作させる制御部としての機能を有する場合、動作経路における各位置姿勢のコンフィグレーション空間の座標系(台車の位置や各関節の角度)に従ってロボットの各関節のアクチュエータを駆動制御する。
図1を参照して、経路作成装置1の動作を説明する。経路作成装置1には、オペレータによって最終位置姿勢が入力される。環境認識処理部2では、ロボットの周辺の障害物の認識処理を行い、障害物の形状や現在位置を認識するとともに障害物の速度、加速度、進行方向などを算出する。
相対的情報算出部4では、単位時間Δt毎に、環境認識処理部2で認識した障害物情報を用いて、ロボットと障害物との相対的情報(相対距離など)を算出する。
経路選択部5では、単位時間Δt毎に、相対的情報算出部4で算出した相対距離を用いて、ロボットと障害物との斥力ポテンシャルUを算出する。そして、経路選択部5では、斥力ポテンシャルUに基づいて行動モデルの次元を決定する。さらに、経路選択部5では、その決定して次元の行動モデルにおいて、環境認識処理部2で認識した障害物の形状に基づいて経路作成に用いる行動候補モデルの数を決定するとともに、環境認識処理部2で求めた障害物の速度や加速度に基づいてモデルの種類を設定する。ここで決定された次元、候補モデルの数、モデルの種類の行動候補モデルだけを用いることにより、移動する障害物を回避可能なロボットの動作経路を作成することができる。
経路選択部5では、データベース3の全ての行動候補モデルの中から決定した次元、候補モデルの数、モデルの種類に対応した行動候補モデルを読み出す。ここで読み出される行動候補モデルは、データベース3に記憶される行動候補モデルの中の極一部であり、非常に少ない数である。そして、経路選択部5では、行動候補モデル毎に、現時点のロボットに行動候補モデル分を加味したロボットの位置姿勢と障害物のΔt後の位置姿勢との相対距離を算出する。さらに、経路選択部5では、読み出した行動候補モデルの中から相対距離が最も長くなる行動候補モデルを選択し、この選択した行動候補モデルを用いて動作経路を作成する。経路出力部6では、この経路選択部5で作成した動作経路を出力する。
相対的情報算出部4と経路選択部5では、ロボットが最終位置姿勢に到達するまで、上記の処理を単位時間Δt毎に繰り返し行う。これによって、移動する障害物を回避する最終位置姿勢までの動作経路が作成される。
この経路作成装置1によれば、ロボットと障害物との相対的情報に基づいて行動モデルの次元を設定することにより、ロボットの動作させる次元を絞ることができ、選択対象の行動候補モデルの数を低減することができる。そのため、経路を作成するときの処理量を低減でき、処理を高速化でき、ロボットの動作経路を高効率に作成することができる。また、ロボットが障害物に近づいた場合でも、ロボットの動作させる次元を拡大し、ロボットの多様な動きを可能とすることにより、移動障害物を回避できる動作経路を確実に作成することができる。
また、経路作成装置1によれば、障害物の形状に基づいて行動候補モデルの数を設定することにより、行動候補モデルの候補を絞ることができ、選択対象の行動候補モデルの数を低減することができる。これによって、更に、経路を作成するときの処理量を低減できる。また、障害物の形状が複雑な場合でも、行動候補モデルの数を増加することにより、移動障害物を回避できる動作経路を確実に作成することができる。
また、経路作成装置1によれば、障害物の移動情報に基づいてモデルの種類を設定することにより、ロボットの各次元に応じた動きを絞ることができ、選択対象の行動候補モデルの数を低減することができる。これによって、更に、経路を作成するときの処理量を低減できる。また、障害物の動きが複雑な場合でも、ロボットの複雑な動きも可能とすることにより、移動障害物を回避できる動作経路を確実に作成することができる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されることなく様々な形態で実施される。
例えば、本実施の形態では多数の関節を有し、関節間がリンクで連結され、各関節の回転動作によって多数の自由度を持ちかつ2次元平面を移動するロボットに適用したが、関節が伸縮動作などの他の動作を行うものでも適用可能であり、1次元的に移動するロボットや3次元空間を移動するロボットでも適用可能であり、ロボット全体が移動しないものでも適用可能であり、あるいは、関節を持たない単純な移動体にも適用可能である。移動体の場合、作成する経路としては移動経路となる。
また、本実施の形態では移動する障害物の場合に適用したが、移動しない障害物の場合にも適用可能である。
また、本実施の形態では行動候補モデルを予め用意してデータベースに記憶させ、行動候補モデルの中から選択して経路を作成する構成としたが、確率的手法や計算などによって経路を作成する構成としてもよい。
また、本実施の形態ではKhaib方法で用いられる斥力ポテンシャルUにより次元を設定する構成としたが、斥力ポテンシャルとしてはロボット(移動体)と障害物とが近づけば大きな値をとるものであれば様々なものが適用でき、例えば、相対距離の逆数でもよい。
また、本実施の形態では障害物の形状に基づいて経路作成に用いる行動候補モデルの数を設定する構成としたが、経路作成に用いる行動候補モデルの数を予め設定した数としてもよい。
また、本実施の形態では障害物の移動情報(速度、加速度)に基づいてロボットを動作させる際のモデルの種類(一定速度のモデル、一定加速度のモデル、可変加速度のモデル)を設定する構成としたが、モデルの種類を予め設定してもよい。
本実施の形態に係る経路作成装置の構成図である。 本実施の形態で適用されるロボットの一例である。 本実施の形態で適用されるロボットの他の例である。 本実施の形態に係る2次元行動モデルにおける行動候補モデルの一例である。 本実施の形態に係る行動モデルの次元、行動候補モデルの数、モデルの種類の設定方法の説明図である。
符号の説明
1…経路作成装置、2…環境認識処理部、3…データベース、4…相対的情報算出部、5…経路選択部、6…経路出力部

Claims (8)

  1. 複数の次元の自由度で動作するロボットの障害物を回避する動作経路を作成する経路作成装置であって、
    障害物を認識する障害物認識手段と、
    前記障害物認識手段で認識した障害物とロボットとの相対的情報を算出する相対的情報算出手段と、
    前記相対的情報算出手段で算出した相対的情報に基づいてロボットを動作させる次元を設定する次元設定手段と、
    前記次元設定手段で設定した次元に応じた動作経路を作成する経路作成手段と
    を備えることを特徴とする経路作成装置。
  2. 前記次元設定手段は、ロボットと障害物との相対距離が近いほど大きな次元を設定することを特徴とする請求項1に記載する経路作成装置。
  3. 前記次元設定手段で設定した次元において、前記障害物認識手段で認識した障害物の形状に基づいてロボットの動作経路の候補の数を設定する経路候補数設定手段を備え、
    前記経路作成手段は、前記経路候補数設定手段で設定した数の動作経路の候補の中から選択することによって動作経路を作成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載する経路作成装置。
  4. 前記次元設定手段で設定した次元において、前記障害物認識手段で認識した障害物の移動情報に基づいてロボットを動作させる種類を設定する動作種類設定手段を備えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載する経路作成装置。
  5. 複数の次元の自由度で動作するロボットの障害物を回避する動作経路を作成する経路作成方法であって、
    障害物を認識する障害物認識ステップと、
    前記障害物認識ステップで認識した障害物とロボットとの相対的情報を算出する相対的情報算出ステップと、
    前記相対的情報算出ステップで算出した相対的情報に基づいてロボットを動作させる次元を設定する次元設定ステップと、
    前記次元設定ステップで設定した次元に応じた動作経路を作成する経路作成ステップと
    を含むことを特徴とする経路作成方法。
  6. 前記次元設定ステップでは、ロボットと障害物との相対距離が近いほど大きな次元を設定することを特徴とする請求項5に記載する経路作成方法。
  7. 前記次元設定ステップで設定した次元において、前記障害物認識ステップで認識した障害物の形状に基づいてロボットの動作経路の候補の数を設定する経路候補数設定ステップを含み、
    前記経路作成ステップでは、前記経路候補数設定ステップで設定した数の動作経路の候補の中から選択することによって動作経路を作成することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載する経路作成方法。
  8. 前記次元設定ステップで設定した次元において、前記障害物認識ステップで認識した障害物の移動情報に基づいてロボットを動作させる種類を設定する動作種類設定ステップを含むことを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれか1項に記載する経路作成方法。
JP2006144301A 2006-05-24 2006-05-24 経路作成装置及び経路作成方法 Expired - Fee Related JP4848838B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006144301A JP4848838B2 (ja) 2006-05-24 2006-05-24 経路作成装置及び経路作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006144301A JP4848838B2 (ja) 2006-05-24 2006-05-24 経路作成装置及び経路作成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007313592A true JP2007313592A (ja) 2007-12-06
JP4848838B2 JP4848838B2 (ja) 2011-12-28

Family

ID=38847917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006144301A Expired - Fee Related JP4848838B2 (ja) 2006-05-24 2006-05-24 経路作成装置及び経路作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4848838B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009297810A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Panasonic Corp マニピュレータの姿勢制御装置および姿勢制御方法
JP2013246553A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Toyota Motor Corp 軌道計画装置、軌道計画方法及び軌道計画プログラム
WO2020149021A1 (ja) * 2019-01-15 2020-07-23 オムロン株式会社 経路生成装置、経路生成方法、及び経路生成プログラム
WO2023219229A1 (ko) * 2022-05-09 2023-11-16 삼성전자주식회사 이동형 로봇 및 그 제어 방법

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05297944A (ja) * 1992-04-24 1993-11-12 Fujitsu Ltd 移動ロボットの障害物回避方式
JPH08141958A (ja) * 1994-11-18 1996-06-04 Tokico Ltd 工業用ロボット
JP2006015430A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Kawasaki Heavy Ind Ltd ロボット制御方法およびロボットシステム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05297944A (ja) * 1992-04-24 1993-11-12 Fujitsu Ltd 移動ロボットの障害物回避方式
JPH08141958A (ja) * 1994-11-18 1996-06-04 Tokico Ltd 工業用ロボット
JP2006015430A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Kawasaki Heavy Ind Ltd ロボット制御方法およびロボットシステム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009297810A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Panasonic Corp マニピュレータの姿勢制御装置および姿勢制御方法
JP2013246553A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Toyota Motor Corp 軌道計画装置、軌道計画方法及び軌道計画プログラム
WO2020149021A1 (ja) * 2019-01-15 2020-07-23 オムロン株式会社 経路生成装置、経路生成方法、及び経路生成プログラム
JP2020110885A (ja) * 2019-01-15 2020-07-27 オムロン株式会社 経路生成装置、経路生成方法、及び経路生成プログラム
JP7147571B2 (ja) 2019-01-15 2022-10-05 オムロン株式会社 経路生成装置、経路生成方法、及び経路生成プログラム
WO2023219229A1 (ko) * 2022-05-09 2023-11-16 삼성전자주식회사 이동형 로봇 및 그 제어 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4848838B2 (ja) 2011-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6705977B2 (ja) ロボットパス生成装置及びロボットシステム
Hajiloo et al. Robust online model predictive control for a constrained image-based visual servoing
JP5044991B2 (ja) 経路作成装置及び経路作成方法
Ginesi et al. Dynamic movement primitives: Volumetric obstacle avoidance using dynamic potential functions
US9827675B2 (en) Collision avoidance method, control device, and program
JP3655083B2 (ja) ロボットの位置決めを行うインタフェース装置
JP4693643B2 (ja) ロボットの教示支援装置及びそのためのプログラム
Kaldestad et al. Collision avoidance with potential fields based on parallel processing of 3D-point cloud data on the GPU
JP2009032189A (ja) ロボットの動作経路生成装置
Kamali et al. Real-time motion planning for robotic teleoperation using dynamic-goal deep reinforcement learning
Choi et al. Dual-arm robot motion planning for collision avoidance using B-spline curve
Al-Sharo et al. Generalized Procedure for Determining the Collision-Free Trajectory for a Robotic Arm
JP5173958B2 (ja) 移動体姿勢生成方法および移動体姿勢生成装置
JP2009134352A (ja) ロボットの動作経路作成装置及びロボットの動作経路作成方法
JP4760732B2 (ja) 経路作成装置
JP4848838B2 (ja) 経路作成装置及び経路作成方法
JP2019084649A (ja) 干渉判定方法、干渉判定システム及びコンピュータプログラム
JP4518033B2 (ja) 経路作成方法、移動体および移動体制御システム
Ismaiel et al. A simulation-based study to calculate all the possible trajectories of differential drive mobile robot
JP4967458B2 (ja) 経路作成装置及び経路作成方法
Kim et al. Reinforcement learning-based path generation using sequential pattern reduction and self-directed curriculum learning
Vesentini et al. Velocity obstacle-based trajectory planner for anthropomorphic arms
JP5447811B2 (ja) 経路計画生成装置および該方法ならびにロボット制御装置およびロボットシステム
JP2021082222A (ja) 情報処理方法、ロボットシステム、物品の製造方法、および情報処理装置
Apurin et al. Comparison of ROS Local Planners for a Holonomic Robot in Gazebo Simulator

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090402

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110920

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111003

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4848838

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees