JP2007313583A - 用紙断裁装置及び画像形成システム - Google Patents

用紙断裁装置及び画像形成システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007313583A
JP2007313583A JP2006143697A JP2006143697A JP2007313583A JP 2007313583 A JP2007313583 A JP 2007313583A JP 2006143697 A JP2006143697 A JP 2006143697A JP 2006143697 A JP2006143697 A JP 2006143697A JP 2007313583 A JP2007313583 A JP 2007313583A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
cutting
paper
bundle
sheet bundle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006143697A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Tamura
均 田村
Hiroyuki Wakabayashi
裕之 若林
Takeshi Shiokawa
剛 塩川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2006143697A priority Critical patent/JP2007313583A/ja
Publication of JP2007313583A publication Critical patent/JP2007313583A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Cutting Devices (AREA)

Abstract

【課題】用紙束を断裁する断裁刃及び断裁刃により用紙束から切り離された切り屑を収容する屑容器を有する用紙断裁装置において、用紙束断裁時に発生する切り屑を確実に屑容器に収容し、用紙屑の散乱を防止する。
【解決手段】断裁により用紙束から切り離された用紙屑をシャッタにより一時的に集積し、所定枚数の用紙を断裁した段階で制御手段によりシャッタ駆動手段を起動してシャッタを待避させることにより、集積した用紙屑を屑容器に落下させ収容する。
【選択図】図9

Description

本発明は、用紙の束を断裁する用紙断裁装置及び、該用紙断裁装置を有する画像形成システムに関する。
製本装置を備え、画像形成装置から製本までを一工程で行う画像形成システムは、例えば、特許文献1等で開示されている。
このような画像形成システムは、最終処理装置として、冊子の小口を断裁する用紙断裁装置を備えている。
特許文献2では、用紙断裁装置において、断裁刃を受けるマットを所定回数の断裁毎にずらすことにより、マットと耐久性を伸ばすとともに、マットの移動時に断裁屑を除去することが提案されている。
特開2004−209869号公報 特開2004−114198号公報
本出願人の出願に係る特願2004−291123では、製本装置を装備した画像形成システムにおいて、用紙束の小口を断裁する断裁装置として、断裁刃を下方より用紙束に接近させ、下方から用紙束を断裁することにより、用紙屑を断裁位置から落下させ、用紙屑の処理を容易にすることが提案されている。
これにより、断裁時に用紙束から切り離された用紙屑は自動的に落下して断裁位置から除去されるので、断裁位置への用紙の導入や断裁刃の駆動を円滑に行うことが可能となり、仕上がりの良い冊子が形成される。
しかしながら、1回の断裁で生ずる用紙屑をそのまま落下させると、用紙屑が散乱しやすく、落下の途中で断裁部近傍の部品に付着するなどして、屑容器に十分量の用紙屑を収容することができない場合がある。
本発明は、用紙束の小口を断裁する断裁装置を有する製本装置におけるこのような問題を解決することを目的とする。
前記目的は下記の発明により達成される。
1.
用紙束を断裁する断裁刃及び該断裁刃により用紙束から切り離された屑を収容する屑容器を有する用紙断裁装置において、
断裁により断裁位置から落下した屑を一時的に堆積させるシャッタ及び該シャッタを退避させ、前記シャッタに堆積した屑を前記屑容器に落下させる駆動手段を有することを特徴とする用紙断裁装置。
2.
所定枚数の断裁が行われたときに、前記駆動手段を起動して前記シャッタを退避させる制御手段を有することを特徴とする前記1に記載の用紙断裁装置。
3.
前記断裁位置の近傍にある屑を除去する除去手段を有することを特徴とする前記1又は前記2に記載の用紙断裁装置。
4.
前記シャッタの作動に応じて変形し、屑の前記屑容器への落下を促進する案内部材を有することを特徴とする前記1〜3のいずれか1項に記載の用紙断裁装置。
5.
用紙に画像を形成する画像形成装置及び該画像形成装置により画像が形成された用紙を断裁する用紙断裁装置であって、前記4に記載の用紙断裁装置を有することを特徴とする画像形成システム。
本発明によれば、断裁により用紙束から切り離され断裁位置から落下する用紙屑を、一旦、集積した後に、落下させて用紙屑を屑容器に収容しており、集積により質量を増した用紙屑が屑容器に落下するので、落下の途中で散乱したり、装置内部に付着することが少なくなり、断裁位置からの用紙屑の除去及び屑容器への収容が円滑に行われる。
以下に、図示の本発明の実施の形態により本発明を説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
本実施の形態に係る用紙断裁装置は用紙後処理装置の一部として構成されており、該用紙後処理装置は画像形成装置に連結され、全体で画像形成システムを構成している。
図1は画像形成装置及び用紙後処理装置で構成される画像形成システムの全体構成図である。
Aは画像形成装置、DFは自動原稿送り装置、LTは大容量給紙装置、Bは用紙後処理装置である。
画像形成装置Aは、画像読み取り部(画像入力装置)1、画像処理部2、画像書き込み部3、画像形成部4、給紙カセット5A、5B、5C、手差し給紙トレイ5D、第1給紙部6A、6B、6C、6D、6E、レジストローラ6F、定着装置7、排紙部8、自動両面コピー給紙部(ADU)8B等を備えている。
画像形成装置Aの上部には、自動原稿送り装置DFが搭載され、図の左側面には、用紙後処理装置Bが一体的に連結されている。
自動原稿送り装置DFの原稿台の上に載置された原稿dは矢印方向に搬送され画像読み取り部1の光学系により原稿の片面又は両面の画像が、イメージセンサCCD1Aに読み込まれる。
イメージセンサCCD1Aにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部2において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等が行われた後、画像書き込み部3に画像情報信号として送られる。
画像形成部4は、電子写真プロセスを用いて画像形成する部位であり、感光体ドラム4Aに対して帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行われる。前記露光処理の工程では前記画像情報信号に基づく半導体レーザ(不図示)の出力光が感光体ドラム4Aを照射して静電潜像を形成する。更に、前記現像処理の工程では、前記静電潜像に対応したトナー像が感光体ドラム4A上に形成される。
給紙カセット5A〜5C、手差し給紙トレイ5D、大容量給紙装置LT、及び、それらに対応した第1給紙部6A〜6Eのうちいずれかが選択されると、用紙Sが、レジストローラ6Fに向けて搬送される。用紙Sはレジストローラ6Fにより感光体ドラム4Aのトナー像と同期が取られて、転写手段4Bに向けて搬送されトナー像が転写される。
トナー像を担持した用紙Sは定着装置7により定着され、排紙部8から用紙後処理装置Bに送り込まれる。
両面画像形成の場合には、片面に画像形成された用紙Sは搬送路切り換え板8Aにより自動両面コピー給紙部8Bに送り込まれ、画像形成部4において反対側の面に画像形成が行われ、定着装置7により定着された後、排出部8から用紙後処理装置Bに送り込まれる。
次に、用紙後処理装置Bの概要について、図2、図3、図4、及び、図5を用いて説明する。
図2は用紙後処理装置の正面図、図3は右側面図、図4は左側面図、図5は用紙後処理装置における用紙の流れの一部を示す模式図である。
各図において、矢印X、Y、Zは方向を表す直交座標軸であり、各座標の正方向をX方向、Y方向、Z方向と称し、負方向は逆X方向、逆Y方向、逆Z方向と称するものとする。
なお、紙面に直交し、表面方向に矢印が向いている場合を◎、紙面裏面方向に矢印が向いている場合を○で表す。
画像形成装置で画像形成された用紙Sは、用紙後処理装置Bの入り口部で搬送路切り換え手段により、何も処理せずにそのまま排出する搬送路、或いは、中折り処理、及び、中綴じ処理を行う搬送路のどちらかに搬送される。
中折り処理、及び、中綴じ処理を行う搬送路に送り込まれた用紙Sは複数枚重ねられた状態で中折りされ、逆V字形状をした積載手段に積載されて、積載枚数が所定枚数に達した後中綴じ処理が行われた後、用紙取り出し手段により取り出されて、本発明の実施の形態に係る用紙断裁装置により用紙束の端縁である小口が断裁された後排出される。
先ず、図2を用いて、搬送路R1に入った用紙Sの搬送経路について説明する。
搬送路切り換え手段G1により搬送路R1に送り込まれた用紙Sは、搬送ローラ203〜207に挟持されて搬送され、搬送路切り換え手段G2の上方の搬送路R3又は下方の搬送路R4のいずれかに搬送される。
上方の搬送路R3に搬送された用紙Sは、排紙ローラ208によって、用紙後処理装置Bの上部に配置されたサブ排紙トレイ(トップトレイ)209に排紙される。
下方の搬送路R4に搬送された用紙Sは、搬送ローラ210〜213に挟持されて搬送され、排紙ローラ214によって他の用紙後処理装置等に送り込まれる。
次に、図2、図5を用いて、搬送路R2に入った用紙Sの搬送について説明する。
搬送路切り換え手段G1により搬送路R2に入った用紙Sは、逆Y方向に搬送され、所定位置(図に示す位置P1)に一時停止して収納される。
位置P1において、後続の少数枚の用紙Sが重ね合わされて収納される。
上記の収納枚数は本実施の形態では3枚であるが、収納枚数はこれに限定されることはなく適宜設定することが出来る。
位置P1に収容された3枚の用紙Sは重ね合わされた状態で、搬送ローラ215、216、案内板(不図示)等により、Z方向に搬送された後、X方向に偏向され、位置P2に一時停止する(搬送路R5)。
なお、以下の説明において、特に断りのない限り、複数枚の用紙が重なったものを用紙束SSという。
位置P2に一時停止した用紙束SSは所定のタイミングで搬送ローラ217、218、案内板等によりY方向に搬送された後逆Z方向に偏向される(搬送路R6)。
逆Z方向に偏向された用紙束SSは搬送整合ベルト220により中折り手段230に送られる。
ここで、中折り手段230について図3を用いて説明する。
本実施の形態においては、用紙束SSの長辺方向が搬送整合ベルト220の搬送方向と一致するように構成されている。
中折り手段230は、整合部材232、中折りローラ234、235、中折りナイフ236等から構成されている。
整合板232は中折りローラ234と235との当接点から用紙束SSの長辺方向の長さの半分の長さの位置に配設されている。
逆Z方向に搬送された用紙束SSは、搬送整合ベルト220に設けられた整合爪221により押されて後述する中折り用紙搬送手段250を構成するガイド板251上を搬送され、用紙束SSの先端部が整合部材232に突き当たる位置で停止する。
続いて、搬送整合ベルト220の正逆回転により整合爪221が後退前進動作を行い、用紙束SS(3枚)の後端が押圧され搬送方向の幅が揃えられる。
上述した揃え動作完了後、中折りローラ234、235の当接点下方に設けられた中折りナイフ236がガイド板251上の用紙束SSの長辺方向中央部を押し上げ、図に示す矢印方向に回転する中折りローラ234、235に用紙束SSを食い込ませる。
食い込んだ用紙束SSは中折りローラ234、235により長辺方向中央部に折り目が付けられた後、中折りローラ234、235の逆方向の回転によりガイド板251上に戻され、後述する中折り用紙搬送手段250によりX方向に搬送される。
用紙サイズが変更された場合には、不図示の制御手段により整合板232の位置、搬送整合ベルト220の動作等が用紙サイズに応じて変更されるように構成されている。
なお、ローラ237、折りナイフ238等を用いて用紙束SSに対してZ折り(3つ折り)を行うことも可能である。
図2、図5に戻って、長辺方向中央部に折り目が付けられた用紙束SSは中折り用紙搬送手段250の搬送ベルトに設けられた搬送爪252、及び、図示しない案内板等によりX方向に搬送され、積載手段310に積載される(搬送路R7)。
次に、積載手段310、中綴じ手段を構成する打針手段350及び受針手段370について図4を用いて説明する。
積載手段310は、逆V字形状をした折り目支持部材311と、同じく逆V字形状をした辺縁支持部材312とからなり、折り目支持部材311は、折り目が付けられた用紙束SSの谷側面(下面)の折り目a近傍を支持し、辺縁支持部材312は、折り目が付けられた用紙束SSの谷側面の辺縁部を支持する。
ここで、折り目が付けられた用紙束SSの谷側面とは、用紙に折り目に沿って折り曲げた時に、内側で互いに対向する用紙面のことをいい、外側の用紙面を山側面という。
積載手段310の上方には、上下方向に移動可能な押さえ手段330、及び、固定の打針手段350が配置されている。
積載された用紙束SSの折り目aの下方には、受針手段370が上下方向に移動可能に配設されている。
用紙綴じ手段である打針手段350及び受針手段370は、用紙折り目方向にみて中央振り分け2箇所に配置されている。
上記構成により、積載手段310に積載された用紙束SSが所定枚数に達すると、押さえ手段330が下降し用紙束SSを押さえた状態で、受針手段370が上昇し、打針手段350によりステープル針が用紙束SSの折り目部の2箇所に打針される。
次に、図2、図4を用いて、中綴じ処理された用紙束SSの取り出しについて説明する。
用紙束SSを取り出す取り出し手段420は、支持手段421、駆動手段(参照符号無し)等で構成されている。
支持手段421は、積載手段310に積載された用紙束SSの両端部に配設された支持部材422、423を有しており、当該支持部材422、423は、用紙束SSの折り目部を支持するために一端が直角に曲げられた折り曲げ部422A、423Aを有する棒状部材で形成されている。
支持部材422、423の他端は支持軸424の周りに回動自在に支持されている。
支持部材422、423は、図2の左右方向にみて、前記駆動手段により、積載された用紙束SSを支持するために用紙束SSの折り目部に挿脱可能に構成されている。
また、支持部材422、423は、図4に示すように、前記駆動手段により、積載手段310に積載された用紙束SSを取り出す取り出し位置と用紙束SSを受け取りコンベア500に移載する受け渡し位置との間を、支持軸424を中心にして揺動する。
斯かる構成により、積載手段310に積載された用紙束SSが所定枚数に達し、中綴じ手段により中綴じ処理が完了すると、支持部材422、423は積載された用紙の折り目部近傍に挿入され用紙束SSの折り目部を支持した後、前記取り出し位置から前記受け渡し位置に回動し、受け取りコンベア500上に載置し、載置された用紙束SSをグリップ501で挟持する。
グリップ501で挟持された用紙束SSは受け取りコンベア500の回動に連動して斜め下方に搬送され、グリップ501から開放された後、断裁コンベア600に受け渡される。
断裁コンベア600は用紙束SSが受け渡された後には水平状態になり、続いて、用紙束SSは後述する折り目押さえ部材により折り目部を押さえられた状態で用紙断裁装置700側に搬送され所定位置に停止し、不揃いになっている小口(折り目の反対側の自由端部)が本発明に係わる用紙断裁装置700により断裁され小口が揃えられる。
断裁処理が終了すると用紙束SSは断裁コンベア600により逆方向に搬送され、断裁コンベア600の先端部から矢示方向に落下し回収コンベア800により回収され、用紙後処理装置Bの前面外側に配置された排紙トレイ850に排出される。
次に、図6〜図9を用いて本発明に係わる用紙断裁装置700の詳細について説明する。
図6は、断裁コンベア600及び用紙束SSの搬送機構の模式図である。
図7は用紙断裁装置700への用紙挿入方向から見た用紙断裁装置700の概略正面図、図8は図7のU−Uに沿った要部断面図、図9、10は図7のV−Vに沿った要部断面図である。
先ず、図6を用いて、中折り、中綴じされた用紙束SSを受け取りコンベア500から断裁コンベア600に受け渡し、受け渡し後用紙断裁装置700にて小口断裁をするために所定位置に停止させるための機構について説明する。
図6(a)に示すように、受け取りコンベア500の用紙搬送方向下流側終点付近でグリップ501が開き、挟持していた用紙束SSを解放する。
解放された用紙束SSは、傾斜して停止している、プーリ607、608に張架された搬送ベルト601の上側のベルトに近接し、平行に設けられた用紙載置台602上の斜面を滑り、搬送ベルト601に固定されたストッパ爪603に当接し停止する。
用紙束SSの停止後、整合部材604が図の実線で示す位置から点線で示す位置に回動する。
整合部材604の回動後、搬送ベルト601が図の矢印Fで示す方向に移動し、ストッパ爪603により用紙束SSの折り目部を整合部材604に当接させて停止する。
このように、用紙束SSを整合部材604に当接させることにより用紙の搬送方向の曲がりが修正される。
ストッパ爪603の停止後、折り目押さえ部材605が、図の矢印Gで示す方向に下降して、用紙載置台602とほぼ同じ平面を有するように設けられた受け板606との間に用紙束SSを挟持する。
用紙束SSの挟持が完了すると、断裁コンベア600が回転しストッパ爪603は、図の点線で示す位置に退避する。
ストッパ爪603の退避が完了すると、整合部材604、折り目押さえ部材605及び受け板606は用紙束SSを挟持したまま、断裁コンベア600と一体的に、断裁コンベア600のプーリ607の中心を支点として、図6(b)に示す水平位置に回動し停止する。
断裁コンベア600の回動が完了すると、用紙束SSは挿入手段600Aにより折り目押さえ部材605及び受け板606により挟持されたまま、用紙載置台602上を滑りながら、図の矢印H方向に移動し、用紙断裁装置700の断裁部に挿入され、各用紙のサイズによって決められた所定位置に停止する。
なお、挿入手段600Aはプーリ607、608と同じ回転軸上のプーリ609、610に張架された挿入ベルト611、挿入ベルト611に固定された、整合部材604、折り目押さえ部材605及び受け板606を保持する移動体612、及び、挿入ベルト611を正逆転させる挿入モータ(不図示)等から構成されており、断裁コンベア600とともにプーリ607の中心を支点として回動する。
挿入手段600Aにより所定位置に停止された用紙束SSは、用紙断裁装置700によって小口を断裁されるが、用紙断裁装置700の詳細について、図7、図8を用いて説明する。
701は上下方向へ移動自在の用紙押さえ部材、701Aは用紙押さえ部材701の用紙束SSとの対向面に一体に設けられた刃受け部材、702は用紙断裁装置700の本体側面700B、700Cに固定された用紙受け部材、703は上下方向へ移動自在の断裁刃(下刃)である。
図に示すように、刃受け部材701Aは断裁刃703を用紙束SSを介して受ける位置に配置されている。
704、705は連結棒であり、図7に示すように、一端が用紙押さえ部材701の両端部近傍、他端は雌ネジユニット706、707に回動可能に取り付けられている。
雌ネジユニット706、707は、互いに反対方向に雄ネジが形成されたボールネジ
708に螺合している。
ボールネジ708は、用紙断裁装置700の本体側板700B、700Cに回転自在に保持されるとともに、正逆可能な用紙押さえモータ709より複数の歯車(参照符号なし)を介して回転が伝えられる。
従って、用紙押さえモータ709の正逆転により用紙押さえ部材701が上下方向に移動する。
なお、上記複数の歯車は、用紙押さえモータ709の回転数を減速してボールネジ708に伝達するように構成されている。
斯かる構成により、用紙押さえモータ709のモータ容量が小さくても大きなトルクが発生し、用紙束SSが刃受け部材701Aと用紙受け部材702とにより大きな力で挟持され、断裁処理時の用紙のズレを防止できる。
図8に示すように、断裁刃703は保持部材703Aに固定されており、保持部材703Aはガイド部材717A、717B(図9参照)に上下方向摺動自在にガイドされている。
保持部材703Aには、図7の左右方向所定距離離れた位置の2箇所に回転自在のコロ715が取り付けられており、図9にて説明するが、コロ715はガイド部材717A、717Bの図7の右下方から左斜め上方に向けて形成された突条717C、717Dに摺動自在に嵌合している。
図7に示すように、保持部材703Aは連結部703Cを有しており、連結部703Cの先端にはコロ719が回転自在に取り付けられている。
コロ719は断裁刃駆動部材725の上下方向に形成された案内溝725Aに摺動自在に嵌合している。
断裁刃駆動部材725はボールネジ726、727に螺合する雌ネジ部を有し、ボールネジ726、727は、本体側板700B、700Dに回転自在に保持されるとともに、正逆可能な断裁刃駆動モータ728から互いの回転方向が同じになるように複数の歯車(参照符号なし)を介して回転が伝えられる。
断裁刃駆動モータ728が正逆転することにより、ボールねじ726、727が同一方向に正逆回転し、断裁刃駆動部材725が図7に示す矢印Q方向に往復動し、断裁刃駆動部材725の往復動に伴い、突条717C、717Dにより駆動され、ガイド部材717A、717Bにより案内され、保持部材703A及び断裁刃703が図7の右下方から左斜め上方に往復動する。
上記説明で明らかなように、断裁刃703を斜め方向に上下動させる断裁刃駆動手段は、断裁刃駆動モータ728、ボールネジ726、727、断裁刃駆動部材725等で構成されている。
以上述べた構成における用紙断裁装置700の動作、用紙束SSの断裁部への挿入動作、及び取り出し動作について、主に図7、8を用いて説明する。
中折り、中綴じ処理された用紙束SSは、折り目押さえ部材605及び受け板606により挟持されたまま用紙載置台602上を滑りながら、図8の矢印H方向に移動し、刃受け部材701A、用紙受け部材702、断裁刃703等からなる用紙断裁部に挿入され、各用紙のサイズによって決められた位置に停止する。
用紙束SSが停止すると、用紙押さえモータ709(図7参照)が回転し、用紙押さえ部材701が下降し、刃受け部材701Aと用紙受け部材702とにより用紙束SSの小口近傍が挟持される。
用紙束SSが挟持されると、断裁刃駆動モータ728(図7参照)が回転し、断裁刃703は、その先端が刃受け部材701Aに僅かに食い込むまで、用紙束SSを押し切りながら図7の左斜め上方に上昇し、用紙束SSの小口断裁処理を行う。
小口断裁処理が完了すると、断裁刃駆動モータ728が逆回転し、断裁刃703は図7の右斜め下方の所定位置に下降する。
断裁刃703の下降が完了すると、用紙押さえ部材701が所定位置まで上昇する。
用紙押さえ部材701の上昇完了後、用紙束SSの折り目部近傍を挟持していた折り目押さえ部材605及び受け板606が図6(b)に示す位置に戻ると、折り目押さえ部材605が上昇、整合部材604が用紙搬送面より下方に退避し、用紙束SSの挟持が解除される。
続いて、断裁コンベア600が回転し、ストッパ爪603により、小口断裁された用紙束SSは、図4に示すように、断裁コンベア600の先端部から矢示方向に落下し回動する回収コンベア800により搬送され、用紙後処理装置Bの前面外側に配置された排紙トレイ850に排出される。
図9を参照して用紙断裁部及び用紙屑収容部について説明する。
断裁刃703は板状の保持部材703Aに固定されており、垂直に伸びた互いに平行なガイド板717A、717Bによりガイドされて上下に移動する。前記に説明したように、ガイド板717A、717Bには、断裁刃703を駆動する駆動カムを形成する傾斜した一対の突条717C及び一対の突条717D(図7に示す)が固定されている。コロ715は、支持部材703Aに固定されたピン717Eに回転可能に取り付けられ、一対の突条717C、71Dで挟まれており、図7に示すように、保持部材703Aはその横方向の移動時に、突条717C、717Dの駆動により上下にも移動し、断裁刃703が用紙束SSを断裁する。
用紙断裁装置700の外装及び中仕切を形成するパネル700Eには、側方開口700F及び下方開口700Gが形成され、下方開口700Gの下方に用紙屑容器800が設置される。また、パネル700Eの下部に用紙屑TSを案内する案内部材801の上端が固定される。案内部材801は、例えば、導電性のPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムからなる可撓性部材であり、側方開口700Fから下方開口700Gまで伸びている。更に、パネル700Eの下方屈曲部には、シャッタ802が回転可能に設けられ、モータ、ソレノイド等の駆動手段804の駆動で、図9のように下方開口700Gを塞ぐ位置と、図10のように下方開口700Gを開放する位置とに回転する。
803は断裁部に付着した用紙屑TSを除去する除去手段としての羽根車であり、ウレタンゴムシート等のように弾性を有する4枚の羽根が放射状に回転軸に固定されたものであり、矢印のように回転して、用紙屑TSを除去する。806は傾斜して設けられ、用紙屑TSを下方に誘導するPETからなる案内部材である。
用紙受け部材702と用紙押さえ部材701との間に用紙束SSが導入され、用紙押さえ部材701が下降して用紙束SSを押さえ、次に、断裁刃703が上昇して用紙束SSの先端部(小口)を断裁する。断裁終了後に羽根車803が回転して用紙束SSから切り離された用紙屑TSを下方に落下させる。
シャッタ802は初期状態では、図9のように下方開口700Gを塞いており、案内部材801はその下端部がシャッタ802により押し上げられて湾曲し、用紙屑TSの収容に適した空間を形成する。
落下した用紙屑TSは図9に示すように、断裁部の下方において、シャッタ802の上に集積する。
図9の状態、即ち、シャッタ802の上への用紙屑TSの集積は所定枚数、例えば、100枚まで継続され、断裁枚数が所定枚を超えた段階で、制御手段805が駆動手段804を起動して、シャッタ802を回転させ図10のように、下方開口700Gを開放する。シャッタ802の回転により、案内部材801がその弾性により図10のように、平板状の案内面を形成し、用紙屑TSを円滑に落下させる。
これによって、用紙屑TSは落下して用紙屑容器800に収容される。
用紙屑TSを断裁部から直接に用紙屑用紙800に落下させると、落下の途中で用紙屑TSが散乱して装置内部に付着したり、圧縮が不十分な状態で用紙屑容器800に収容される結果、用紙屑容器800が早期に満杯になることがあるが、シャッタ802により用紙屑TSを集積し、集積した用紙屑TSを用紙屑容器800に落下させることにより、質量を増した用紙屑TSが用紙屑容器800に落下することによって、前記のような現象が解消され、装置内部に付着する用紙屑の量が少なくなるとともに、用紙屑容器800内に常に所定量の用紙屑TSが収容されるようになる。
用紙屑容器800に用紙屑TSが満杯になると、矢印のように用紙断裁装置700から取り出される。
用紙後処理装置を備えた画像形成装置の全体構成図である。 用紙後処理装置の概略正面図である。 図2の用紙後処理装置の右側面図である。 図2の用紙後処理装置の左側面図である。 用紙後処理装置における用紙の流れの一部を示す模式図である。 断裁コンベア600及び用紙束SSの搬送機構の模式図である。 用紙断裁装置700の用紙挿入方向から見た概略正面図である。 図7のU−Uに沿った要部断面図である。 図7のV−Vに沿った要部断面図であり、用紙屑を集積する状態を示す。 図7のV−Vに沿った要部断面図であり、用紙屑を集積を屑容器に落下させる状態を示す。
符号の説明
A 画像形成装置
B 用紙後処理装置
700 用紙断裁装置
701 用紙押さえ部材
701A 刃受け部材
702 用紙受け部材
703 断裁刃
703A 保持部材
703B 断裁刃取り付けネジ
703C 連結部
704、705 連結棒
706、707 雌ネジユニット
708、726、727 ボールネジ
709 用紙押さえモータ
715、719 コロ
717A、717B ガイド部材
717C、717D 突条
800 屑容器
801 案内部材

Claims (5)

  1. 用紙束を断裁する断裁刃及び該断裁刃により用紙束から切り離された屑を収容する屑容器を有する用紙断裁装置において、
    断裁により断裁位置から落下した屑を一時的に堆積させるシャッタ及び該シャッタを退避させ、前記シャッタに堆積した屑を前記屑容器に落下させる駆動手段を有することを特徴とする用紙断裁装置。
  2. 所定枚数の断裁が行われたときに、前記駆動手段を起動して前記シャッタを退避させる制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載の用紙断裁装置。
  3. 前記断裁位置の近傍にある屑を除去する除去手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の用紙断裁装置。
  4. 前記シャッタの作動に応じて変形し、屑の前記屑容器への落下を促進する案内部材を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の用紙断裁装置。
  5. 用紙に画像を形成する画像形成装置及び該画像形成装置により画像が形成された用紙を断裁する用紙断裁装置であって、請求項4に記載の用紙断裁装置を有することを特徴とする画像形成システム。
JP2006143697A 2006-05-24 2006-05-24 用紙断裁装置及び画像形成システム Pending JP2007313583A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006143697A JP2007313583A (ja) 2006-05-24 2006-05-24 用紙断裁装置及び画像形成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006143697A JP2007313583A (ja) 2006-05-24 2006-05-24 用紙断裁装置及び画像形成システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007313583A true JP2007313583A (ja) 2007-12-06

Family

ID=38847908

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006143697A Pending JP2007313583A (ja) 2006-05-24 2006-05-24 用紙断裁装置及び画像形成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007313583A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010188618A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Mitsubishi Electric Corp プリンタ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010188618A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Mitsubishi Electric Corp プリンタ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007313571A (ja) 用紙断裁装置及び画像形成システム
US7416354B2 (en) Sheet cutting device, sheet finisher equipped therewith, and image forming system provided therewith
JP4466742B2 (ja) 用紙折り装置、用紙後処理装置、及び画像形成システム
JP2007062145A (ja) 製本装置及び画像形成システム
US20050274252A1 (en) Post-processing apparatus and image-forming apparatus
JP4250132B2 (ja) シート後処理装置及び待機トレイ
JP4853245B2 (ja) シート処理装置及びこれを用いた画像形成装置
JP4238811B2 (ja) 用紙断裁装置及び用紙後処理装置
JP2010207966A (ja) シート断裁装置と画像形成装置
JP2007313572A (ja) 用紙断裁装置及び画像形成システム
JP4018683B2 (ja) シート後処理装置及び待機トレイ
JP4164058B2 (ja) シート後処理装置及び待機トレイ
JP4150859B2 (ja) 用紙断裁装置、用紙後処理装置及び画像形成システム
JP2007313583A (ja) 用紙断裁装置及び画像形成システム
JP2010163218A (ja) 用紙集積装置、用紙後処理装置及び画像形成システム
JP4057574B2 (ja) シート後処理装置及び待機トレイ
JP2006088247A (ja) 用紙断裁装置、用紙後処理装置及び画像形成システム。
JP2006088248A (ja) 用紙後処理装置、及び画像形成システム
JP2006102849A (ja) 用紙断裁装置、用紙後処理装置、及び画像形成システム
JP4492711B2 (ja) 用紙排出装置、後処理装置及び画像形成装置
JP4507809B2 (ja) 用紙断裁装置及び用紙後処理装置
JP3864962B2 (ja) 後処理装置及び画像形成装置
JP2005343660A (ja) 後処理装置
JP4124075B2 (ja) 用紙処理装置及び画像形成装置ならびに用紙の搬送方法
JP2006096451A (ja) シート後処理装置及び待機トレイ