JP2007312486A - 変圧器用拘束枠 - Google Patents

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Abstract

【課題】横揺れに対し、変圧器下端部が電柱の変台を構成する腕金上から外れないよう、該変圧器下端部を前記腕金上で所定範囲内に拘束するための変圧器用拘束枠を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、電柱に変圧器を設置するための変台を構成すると共に変圧器を受載支持するために間隔をおいて設けられている複数の腕金上で、変圧器の下端部を所定範囲内に拘束するための変圧器用拘束枠1であって、変圧器の下端部を囲繞するための拘束枠本体部2と、該拘束枠本体部2から垂下するよう、拘束枠本体部2に設けられる二以上の係止部3,3,…とを備え、該係止部3,3,…は、前記拘束枠本体部2を前記複数の腕金上に載置する際、少なくとも二以上の異なる前記腕金の側部近傍へ垂下するような位置に設けられることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電柱に変圧器を設置するための変台に、変圧器を拘束するための変圧器用拘束枠に関する。
従来から、変圧器を電柱に設置する場合、図10に示すように、円柱状の変圧器50は、電柱51を両側から挟むと共に電柱51の長手方向と直交する方向に取り付けられた一対の腕金52,52を備える変台(変圧器台)53に受載支持(載置)され、その中間部(胴部)と電柱51とが鉄線54又はバンド体54’によって巻回される、一般に変台装柱と称する装柱方式によって設置される場合がある。
しかしながら、上記装柱方式によって設置される前記変圧器50は、その中間部が電柱51と鉄線54等で巻回されている以外は、変台53の上には固定されておらず、変圧器50の下端部は、変台53の上部を構成する一対の平行な腕金52,52の上に単に置かれているだけである。
従って、電線や電柱51等の配電設備に強風や倒木、車両衝突等の外的要因が加わることで電柱51が横揺れを生じた場合、該電柱51の横揺れによって、変圧器50の下端部が一対の腕金52,52の上からずれてしまう(外れてしまう)可能性があった。
特に、一対の腕金52,52の長手方向と直交する方向(線路方向)に沿った揺れ(横揺れ)に対し、変圧器50は、その中間部と電柱51とが幅の狭い鉄線54やバンド体54’で巻回されているだけであるため、変圧器50の下端部の変台53に対する横ずれを十分に抑制することができず、その結果、少なくとも一方の腕金52の上から変圧器50の下端部が外れてしまい、変台53の上で変圧器50が傾いてしまったり(図11参照)、場合によっては、地上へ落下してしまうといった問題が懸念されていた。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、横揺れに対し、変圧器下端部が電柱の変台を構成する腕金上から外れないよう、該変圧器下端部を前記腕金上で所定範囲内に拘束するための変圧器用拘束枠を提供することを課題とする。
そこで、上記課題を解消すべく、本発明に係る変圧器用拘束枠は、電柱に変圧器を設置するための変台を構成すると共に変圧器を受載支持するために間隔をおいて設けられている複数の腕金上で、変圧器の下端部を所定範囲内に拘束するための変圧器用拘束枠であって、変圧器の下端部を囲繞するための拘束枠本体部と、該拘束枠本体部から垂下するよう、拘束枠本体部に設けられる二以上の係止部とを備え、該係止部は、前記拘束枠本体部を前記複数の腕金上に載置する際、少なくとも二以上の異なる前記腕金の側部近傍へ垂下するような位置に設けられることを特徴とする。
かかる構成によれば、変圧器用拘束枠は、電柱に変圧器を設置するための変台(変圧器台)を構成すると共に変圧器を受載支持するために間隔をおいて設けられている複数の腕金上に、拘束枠本体部から垂下する二以上の係止部が、前記複数の腕金のうち、二以上の異なる腕金の側部近傍を垂下するように載置(設置)されることによって、横揺れ(水平方向の揺れ)に対し、変圧器下端部を前記複数の腕金上で拘束枠本体部によって囲繞されている範囲内に拘束することができる。
即ち、間隔をおいて設けられている複数の腕金のうち、二以上の異なる腕金の側部近傍に係止部が垂下するように変圧器用拘束枠が載置されることによって、垂下する係止部と腕金の側部とがそれぞれ当接して、腕金の長手方向と直交する方向への腕金に対する変圧器用拘束枠のずれ(移動)が抑制され、それに伴って、拘束枠本体部も同一方向へのずれが抑制される。
そのため、電柱に設置されている変圧器は、その下端部が横揺れ(特に、腕金の長手方向と直交する方向の揺れ)によって複数の腕金上で該腕金と直交する方向にずれたとしても、囲繞されている拘束枠本体部と変圧器下端部とが当接することで、それ以上のずれを抑制することができる。
尚、本発明において、変圧器下端部のずれとは、載置されている腕金に対し、その上面に沿って移動(摺動)することを言う。また、腕金の側部とは、水平方向における、腕金の幅方向(長手方向と直交する方向)の端部を言う。
また、前記係止部は、前記拘束枠本体部を前記複数の腕金上に載置する際、該複数の腕金のうち、少なくとも任意の一対の腕金の外側近傍へそれぞれ垂下する位置、又は内側近傍へそれぞれ垂下する位置に設けられる構成としても良い。
かかる構成によれば、係止部が間隔をおいて設けられている複数の腕金のうち、少なくとも任意の一対の腕金の外側近傍へそれぞれ垂下する、又は一対の腕金の内側近傍へそれぞれ垂下するように変圧器用拘束枠が変台上に載置されることによって、前記腕金の長手方向と直交する方向であれば、どちらにずれようとしても、前記垂下する係止部と前記一対の腕金の外方側部又は内方側部とが当接して、腕金に対する変圧器用拘束枠のずれが抑制される。その結果、前記同様、変圧器下端部の腕金に対するずれを抑制することができる。
尚、本発明において、一対の腕金の内側とは、一対の腕金の対向している側を言い、また、一対の腕金の外側とは、前記対向している側と反対側を言う。
また、前記係止部は、その下部に腕金挟持部を備えると共に、該腕金挟持部と拘束枠本体部とで腕金を挟持すべく、拘束枠本体部に対して引き上げ可能に設けられる構成としても良い。
かかる構成によれば、変圧器用拘束枠を前記複数の腕金上に載置した際、拘束枠本体部から垂下する係止部を引き上げることで、変圧器用拘束枠は、拘束枠本体部の底部と係止部に備えられる腕金挟持部とによって腕金を挟持することができる。
このように、変圧器用拘束枠がその載置されている腕金を挟持することで、拘束枠本体部(変圧器用拘束枠)の腕金に沿った方向(長手方向)へのずれも抑制できるようになる。従って、変圧器下端部は、腕金に沿った方向へずれたとしても、囲繞されている拘束枠本体部の範囲内に拘束される。
即ち、変圧器用拘束枠がその載置されている腕金を挟持することなく、単に腕金上に置かれているだけでは、横揺れによって、変圧器下端部がずれて囲繞している拘束枠本体部と当接したとしても、拘束枠本体部は、変圧器下端部に押されて腕金に沿った方向にずれる可能性がある。
しかし、変圧器用拘束枠がその載置されている腕金を挟持することによって、該拘束枠本体部は、腕金の長手方向と直交する方向だけでなく、腕金に沿った方向に対するずれも抑制されることになり、腕金上面に沿った方向(水平方向)であればどの方向に対しても、変圧器用拘束枠の腕金に対するずれが抑制されることになる。
そのため、変圧器下端部がどの方向にずれたとしても、該変圧器下端部に押されて拘束枠本体部がずれないことから、変圧器下端部を所定範囲内(拘束枠本体部で囲繞されている範囲内)で拘束、即ち、変圧器下端部のずれをより確実に前記所定範囲内で抑制することができる。
その結果、横揺れによって、変圧器の下端部が載置される複数の腕金上から外れないようにすることができる。
また、前記係止部は、拘束枠本体部に対して引き上げ方向へ付勢力が働くように弾性体を備える構成としても良い。
かかる構成によれば、係止部に備えられた弾性体の付勢力によって、係止部が拘束枠本体部に対して引き上げ方向(上方)に向かって付勢されている状態となるため、拘束枠本体部と腕金挟持部とがより大きな力で腕金を挟持するようになるため、変圧器用拘束枠の腕金に対するずれがより確実に抑制できるようになる。
その結果、複数の腕金上に載置された変圧器下端部の横揺れに対するずれも、所定範囲内に、より確実に拘束されるようになり、前記複数の腕金上から変圧器下端部が外れることをより確実に防ぐことができるようになる。
また、拘束枠本体部と腕金挟持部とで腕金を挟持する際、又は挟持している腕金を開放する際には、付勢力に逆らって係止部を押し下げることで容易に行え、変台への取り付け又は変台からの取り外し作業を容易に行うことができる。
また、前記拘束枠本体部は、変圧器下端部の周面に沿うように形成される構成としても良い。
かかる構成によれば、拘束枠本体部は、変圧器下端部の周面に沿った形状であることから、横揺れによって変圧器下端部がずれたとしても、直ぐに拘束枠本体部と変圧器下端部とが当接するため、前記ずれの範囲をより小さくすることができる。その結果、腕金上から変圧器下端部が外れることをより確実に防ぐことができるようになる。
また、上記構成とすることで、拘束枠本体部は、変圧器下端部を所定範囲内に拘束するための最小限の大きさに形成され、変圧器用拘束枠の設置スペースを小さくすることができ、また、製造コストの削減(低減)も行うことができる。
また、前記拘束枠本体部は、その枠形状を開放すべく、接離可能に連結される連結部が少なくとも一箇所に設けられる構成としても良い。
かかる構成によれば、拘束枠本体部の少なくとも一箇所に、接離可能に連結される連結部が設けられることから、該連結部を離間させて拘束枠本体部の枠形状の一部を開放することによって、即ち、閉じた枠の拘束枠本体部を連結部で離間させて開くことによって、該離間させた連結部間を変圧器の胴部(下端部)が通過することができるようになり、変圧器を持ち上げることなく側部方向から拘束枠本体部内(枠内)に出し入れすることができるようになる。
従って、腕金上で載置されている変圧器を持ち上げたり、接続されている電線等を外すことなく、前記離間した連結部間から変圧器を枠内に入れ、離間している連結部同士を互いに連結することによって、拘束枠本体部は、変圧器の胴部(下端部)を囲繞することができるため、既に、腕金上に載置され使用されている(既設の)変圧器に対しても、使用することができる。
また、前記拘束枠本体部は、その枠形状の径を調整すべく、一部が周方向に沿って伸縮可能に構成される構成としても良い。
かかる構成によれば、拘束枠本体部の枠の径を調節することができるようになるため、胴部(変圧器下端部)の径が異なる変圧器に対しても使用することができるようになる。そのため、種々の径の変圧器に対応した種々の径の拘束枠本体部を用意する必要がなくなり、製造コストの削減及び保管スペースの省スペース化を図ることができるようになる。
また、変圧器用拘束枠を使用する際、変圧器下端部を拘束枠本体部で囲繞した後、該拘束枠本体部の径(枠の径)を小さくする(縮径)ことで、変圧器下端部が拘束枠本体部によって抱持され、より横揺れに対する拘束範囲を狭くすることができるようにもなる。その結果、より確実に載置される複数の腕金上から変圧器下端部が外れることを防ぐことができるようになる。
以上より、本発明によれば、横揺れに対し、変圧器の下端部が電柱の変台を構成する腕金上から外れないよう、該変圧器下端部を前記腕金上で所定範囲内に拘束するための変圧器用拘束枠を提供することができるようになる。
以下、本発明の一実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1及び図3に示されるように、変圧器用拘束枠1は、変圧器が載置される複数の腕金上で変圧器下端部を囲繞して所定範囲内に拘束するための拘束枠本体部2と、該拘束枠本体部2が、その載置されている複数の腕金に対してずれないように係止するための二以上の係止部3,3,…とを備える。
拘束枠本体部2は、帯状の金属板を半円形状に湾曲させた一対の湾曲拘束枠片4,4の端部同士を互いに連結することによって、短筒状に形成されている。
一対の湾曲拘束枠片4,4は、共に同一形状に形成されている。湾曲拘束枠片4は、その一方側端部には上下方向に所定間隔をおいて、一対の雌側連結管5,5が設けられている。該雌側連結管5,5は、その中心軸が共に上下方向の同一直線上となるように設けられており、その内径は、共に同一となるように形成されている。
他方側端部には上下方向における中央部(湾曲拘束枠片4の幅方向の中央部)に雄側連結管6が設けられている。該雄側連結管6は、中心軸が上下方向を向くように設けられており、本実施形態においては、その長さは、雌側連結管5,5間と同一若しくはわずかに短くなるように形成されている。しかし、これに限定される必要はなく、雌側連結管5,5間よりも短くなるように形成されていれば良い。また、その内径は、雌側連結管5,5と同一となるように形成されている。
このように形成された一対の湾曲拘束枠片4,4の一方側端部と他方側端部とを互いに連結することによって、拘束枠本体部2を形成する。より詳細には、一対の湾曲拘束枠片4,4の一方の湾曲拘束枠片4の一方側端部の雌側連結管5,5間に、他方の湾曲拘束枠片4の他方側端部の雄側連結管6が入り込むように連結すると共に、他方の湾曲拘束枠片4の一方側端部の雌側連結管5,5間に、一方の湾曲拘束枠片4の他方側端部の雄側連結管6が入り込むように連結される。
その際、それぞれの連結部(雌側連結管5,5間に、雄側連結管6が入り込むように連結している部分)において、雌側連結管5,5と、その間に入り込んでいる雄側連結管6とが連通する。即ち、雌側連結管5,5と、その間に入り込んでいる雄側連結管6との中心軸が同一直線上に位置し、且つ雌側連結管5,5と、その間に入り込んでいる雄側連結管6との各内周面によって一本の真っ直ぐな管路が形成されるよう、雌側連結管5,5と雄側連結管6とはそれぞれ設定されている。
そして、連結部において、雌側連結管5,5と雄側連結管6とによって形成された管路に、連結ピン7,7がそれぞれ挿通されている。連結ピン7は、その下端部の周面に径方向の貫通孔Hが穿設されている。該貫通孔Hは、雌側連結管5,5と雄側連結管6とによって形成された管路に挿入されている連結ピン7が抜けないよう、割ピンPが挿入される貫通孔である。
また、湾曲拘束枠片4,4は、外側面(拘束枠本体部2の径方向における外側の面)に係止部3,3,…を支持するための支持管8,8,…を備える。支持管8,8,…は、湾曲拘束枠片4の外側面に穴が上下方向を向くように、且つ互いに間隔をおいて取り付けられている。本実施形態においては、支持管8,8,…は、周方向に等間隔、より詳細には、周方向の長さを三等分する位置にそれぞれ取り付けられている。即ち、湾曲拘束枠片4の外側面には、二個の支持管8,8が周方向において等間隔に取り付けられている。
従って、一対の湾曲拘束枠片4,4同士を連結して拘束枠本体部2を形成した際に、四個の支持管8,8,8,8は、拘束枠本体部2の中心を挟んで対向する位置に取り付けられると共に、対向する支持管8,8同士を結ぶ線が拘束枠本体部2の中心で互いに直交するような位置に取り付けられている。
しかし、支持管8,8,…の取り付けられている位置及び数は、これに限定される必要はない。即ち、後述するように変圧器用拘束枠1が腕金32,32上に載置された際(図4及び図5参照)、拘束枠本体部2から垂下している係止部3,3,…が、変圧器20が載置されている一対の腕金32,32の外側近傍、即ち、一対の腕金32,32が互いに対向している部分と反対側の部分に沿って垂下するような位置で、且つ一対の腕金32,32の各外側に、少なくとも、それぞれ1個の係止部3が垂下するように取り付けられていれば良い。また、一対の腕金の内側近傍、即ち、一対の腕金が互いに対向している部分に沿って垂下するような位置で、且つ一対の腕金の各内側に、少なくとも、それぞれ1個の係止部3が垂下するように取り付けられていても良い(図9(イ)参照)。
このように、係止部3,3,…を取り付けることで、変圧器用拘束枠1は、一対の腕金32,32の長手方向と直交する方向に力が加わってずれようとしても、垂下している係止部3,3,…が腕金32,32の側部と当接することによって、ずれが抑制される。
従って、上述のような位置に設けられていれば、各支持管8,8,…の間隔が等しくなくても良い。また、拘束枠本体部2に取り付けられる支持管8の数が4個である必要もなく、2個以上であれば良い。
このように湾曲拘束枠片4,4の外側面に取り付けられた支持管8,8,…には、係止部3,3,…が挿通されている。係止部3は、その下部に腕金挟持部9を備える。本実施形態において、係止部3は、軸部10と、その下部に形成される腕金挟持部9とを備える。軸部10は、垂直方向(上下方向)に伸びる径が一定の棒状体で形成されており、その径は、支持管8の内径と同一若しくはわずかに小さくなるように形成されている。また、上端部には軸部10の径方向に広がる鍔部11が形成されている。腕金挟持部9は、軸部10の下部を、軸部10の軸芯と直交する方向(直角)に屈曲させ、さらに、その先端部を同一方向へ直角に屈曲させて立ち上がり部が形成されている。
このように形成された係止部3は、前述のように湾曲拘束枠片4,4に取り付けられた支持管8,8,…の穴に、軸部10が挿通状態で支持されている。この時、軸部10は、弾性体によって、引き上げ方向(上方)に向かって付勢力が加えられた状態で支持されている。本実施形態の場合は、つるまきバネ12が支持管8に挿通させた軸部10の上方側に弾性変形させた状態で外嵌され、該つるまきバネ12の上端を鍔部11の下面と、下端を支持管8の上面と当接するように配設されている。従って、係止部3は、常に上方に向かって付勢されている。
尚、本実施形態において、該支持管8,8,…は、湾曲拘束枠片4,4に取り付けられているが、係止部3,3,…を引き上げ可能に支持できれば良いことから、一体的に形成されても良く、厚みの大きい拘束枠本体部2(一対の湾曲拘束枠片4,4)に、直接、上下方向の穴を穿設して係止部3,3,…を挿通しても良い。
本実施形態に係る変圧器用拘束枠1は、以上の構成からなり、次に、この変圧器用拘束枠1の使用状態について図4及び図5を参照しつつ説明する。
本実施形態に係る変圧器用拘束枠1は、電柱30に新たな変圧器を設置する際にも使用できるが、主に、既設の変圧器20に対して使用するものであるため、まず、既設の変圧器20及び変台(変圧器台)31について説明する。
図4に示すように、円柱状の変圧器20は、電柱30の所定位置に設けられた変台(変圧器台)31に載置されると共に、その中間部と電柱30とを鉄線21又はバンド体21’で巻回して固定されている。
変台31は、一対の腕金32,32を備え、該一対の腕金32,32は、電柱30の長手方向と直交する方向(地面に対し水平方向)に取り付けられている。一対の腕金32,32は、角鋼管等で構成され、電柱30を両側から挟むように、且つ互いに平行になるよう、取り付けられている。そして、その上面は、それぞれ平ら(水平面)となるように形成されている。
該一対の腕金32,32の上面に変圧器20の底面が接するように載置されている。この時、変圧器20は、一対の腕金32,32に対しては、その上面に、単に、置かれているだけであり、固定手段等によって固定されてはいない。
このように設置されている変圧器20に対し、図5(イ)に示すように、一対の湾曲拘束枠片4,4の片側の端部だけを連結し、反対側の端部を離間した(変圧器20の径よりも開いた(間隔をおいた))状態で変圧器20に接近させる。
次に、図1、図5(ロ)−a及び図5(ロ)−bに示すように、湾曲拘束枠片4,4の離間している方の端部同士を雌側連結管5,5間に雄側連結管6が入り込むように接合させ、連結ピン7を挿通して雌側連結管5,5と雄側連結管6とを連結し、連結ピン7が雌側連結管5,5及び雄側連結管6から抜けないように、割ピンPを連結ピン7の下端部に設けられた貫通孔Hに挿入し、その後、割ピンPの先端部を割って(開いて)固定する。このようにすることで、変圧器20の下端部は、変圧器用拘束枠1(一対の湾曲拘束枠片4,4)によって囲繞される。
次に、係止部の上端(鍔部11の上面)をつるまきバネ12の付勢力に逆らって下方に押し下げる(図5(ロ)−bの矢印α)。この時、係止部3の下部に備えられる腕金挟持部9が腕金32に当たらないように、外側(変圧器20の径方向の外側)に向けておく。係止部3の腕金挟持部9の上端が腕金32の下端よりも下方まで押し下げられたら、係止部3の上端を押さえた状態で、腕金挟持部9を軸部10の中心軸を中心に回転させる(図5(ロ)−aの矢印β)。そして、腕金挟持部9の先端の立ち上がり部が一対の腕金32,32の内側(一対の腕金32,32が互いに対向している側)迄、回転したら(図5(ハ)−a)、係止部3の上端の押さえを開放する。そうすることで、弾性変形している、つるまきバネ12の付勢力によって係止部3は、引き上げられ(図5(ハ)−bの矢印α’)、変圧器用拘束枠1は、一対の腕金32,32上に係止される。
以上のようにすることで、本実施形態に係る変圧器用拘束枠1は、横揺れに対し、変圧器20の下端部が変台31を構成する一対の腕金32,32の上から外れないよう、該変圧器20の下端部を前記一対の腕金32,32上で所定範囲内に拘束することができる。
即ち、一対の腕金32,32の上面に載置された拘束枠本体部2(変圧器用拘束枠1)は、横方向に力が加わったとしても、一対の腕金32,32に跨るように設置されているため、該一対の腕金32,32の長手方向と直交する方向へは、拘束枠本体部2から垂下している係止部3,3,…が一対の腕金32,32の外側の側部と当接するので、かかる方向へはずれない。
また、拘束枠本体部2は、一対の腕金32,32の上に載置されている変圧器20の下端部を囲繞するように設置されている。そのため、電柱30の横揺れによって変圧器20が一対の腕金32,32の長手方向と直交する方向へずれた場合であっても、囲繞している拘束枠本体部2に前記変圧器20の下端部が当接する。そして、このように当接することで、拘束枠本体部2は、変圧器20の下端部によって押されるが、前述のように、一対の腕金32,32の長手方向と直交する方向へのずれが抑制されていることから、変圧器20の下端部がそれ以上ずれることはない。即ち、変圧器20の下端部は、少なくとも、かかる方向に対しては、囲繞されている範囲内に拘束(抑制)されている。
さらに、一対の腕金32,32の長手方向の力に対しても、変圧器用拘束枠1は、係止部3,3,…に設けられたつるまきバネ12の付勢力によって、拘束枠本体部2と係止部3,3,…の各腕金挟持部9,9,…とで一対の腕金32,32を挟持しているため、ずれが抑制されている。従って、変圧器20の下端部が、一対の腕金32,32に沿った方向にずれた場合であっても、囲繞している拘束枠本体部2に当接することで、それ以上のずれが抑制されることになり、かかる方向に対しても、変圧器20の下端部は、囲繞されている範囲内に拘束されている。
また、拘束枠本体部2を一対の湾曲拘束枠片4,4で構成し、分割、又は枠の一部を開放可能とすることで、既設の変圧器20を一対の腕金32,32の上から動かすことなく、また、取り付けられた電線等を外すことなく変圧器用拘束枠1を取り付けることができるようになり、作業時間の短縮及び労力を削減することができる。
また、一対の湾曲拘束枠片4,4が共に同一形状であることから、製造コストの削減を図ることができるようになる。
また、拘束枠本体部2を枠形状とすることで、設置した際に、変圧器20の底面が覆われることがないため、変圧器用拘束枠1の設置後でも変圧器20の底面の確認をすることができる。
尚、本発明の変圧器用拘束枠は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、本実施形態においては、係止部は、その下部に腕金挟持部を備えるが、これに限定される必要はなく、図6(イ)及び図6(ロ)に示すように、直線状の棒状体3’,3’,…であっても良く、板状体3”,3”,…等であっても良い。即ち、拘束枠本体部を一対の腕金上に載置した際、該一対の腕金の外側又は内側の側部に沿って、拘束枠本体部から垂下していれば良い。このように係止部3’,3’,…又は3”,3”,…が垂下することで、一対の腕金の長手方向に直交する方向に拘束枠本体部2がずれよう(移動しよう)とした際、係止部3’,3’,…又は3”,3”,…が一対の腕金の側部に当接し、拘束枠本体部の前記ずれが抑制される。従って、拘束枠本体部に囲繞されている変圧器下端部のずれも拘束枠本体部の枠内に拘束される。
この場合、係止部は、拘束枠本体部に引き上げ可能に取り付けられる必要はなく、係止部に雄ネジを螺刻し、支持管8の内周面に雌ネジを螺刻して、係止部を支持管に螺入して取り付けても良い。
また、本実施形態においては、係止部3は、軸部の下端部を屈曲して腕金挟持部9を形成しているが、これに限定される必要はなく、軸部10の下部側(又は中間部)に突出片9’を設け(図7(イ)参照)、該突出片9’と拘束枠本体部とで腕金を挟持するようにしても良い。また、腕金挟持部9”は、板状体であっても良く(図7(ロ)参照)、先端の立ち上がり部は、形成されていなくても良い。さらに、軸部と腕金挟持部とは一体的に形成される必要もなく、別体として構成されていても良い。即ち、係止部が拘束枠本体部に対して引き上げられた際、拘束枠本体部と腕金挟持部とで腕金を挟持するような形状であれば良い。
さらに、本実施形態において、係止部3は、弾性体12の付勢力によって引き上げ方向に付勢されることで一対の腕金32,32を拘束枠本体部2と係止部3に備えられた腕金挟持部9とで挟持するように構成されているが、これに限定される必要はなく、軸部10の上部に雄ネジを螺刻し、ナットNと螺合させることで(図7(ハ)参照)拘束枠本体部と腕金挟持部とで腕金を挟持するようにしても良い。
また、本実施形態においては、一対の湾曲拘束枠片4,4の端部同士を連結ピン7,7で連結しているが、接離可能に連結できるものであれば、これに限定される必要はない。また、片側の端部同士を蝶番で連結し、反対側の端部同士を連結ピンで連結するようにしても良い。このようにしても、枠の一部を開くことができるので、既設の変圧器を移動させることなく、その周囲に拘束枠本体部を配置することができる。
また、拘束枠本体部は、平面視、円形である必要はなく、四角等の他の形状であっても良く、また、拘束枠本体部は、変圧器下端部の周面と接するように囲繞するような形状でなく、前記周面と拘束枠本体部との間に間隙が形成されていても良い。また、拘束枠本体部は、帯状体で形成される必要もなく、棒状体や柱状体等であっても良い。即ち、変圧器下端部を囲繞し、一対の腕金上から外れない範囲で拘束できるような形状であれば良い。
さらに、一対の湾曲拘束枠片同士の連結部は、雌側連結管と雄側連結管とで構成される必要もなく、図8に示すように、湾曲拘束枠片4’,4’の端部を径方向に屈曲させて屈曲片K,Kを形成し、該屈曲片K,Kの互いに対向する位置に穴を穿設する。そして、対向する屈曲片K,Kの一方側から穴にボルトBを挿入し、他方側をナットNで締めることによって連結しても良い。このようにすることで、拘束枠本体部の径を調節することができるようになり、異なる径の変圧器に対しても使用することができるようになる。従って、種々の径の変圧器に対応した径を有する拘束枠本体部を準備する必要がなくなり、製造コストを削減することができるようになる。また、ボルトBとナットNとを締め付けて拘束枠本体部を囲繞している変圧器下端部の径と同一になるように縮径することで、変圧器の下端部が抱持固定され、腕金に対し、よりずれなくなる。その結果、一対の腕金上から変圧器の下端部が外れることを、より確実に防ぐことができるようになる。
また、本実施形態においては、拘束枠本体部は、一対(二個の)の湾曲拘束枠片(拘束枠片)で構成されているが、三個以上の拘束枠片によって構成されていても良い。また、本実施形態においては、変台上に変圧器が一台しか載置されていない場合に使用しているが、複数の変圧器が載置されている場合であったとしても、間隔をおいて配設されている腕金上に変圧器が載置されていれば使用することができる。
また、本実施形態においては、係止部3,3,…は、一対の腕金32,32を跨ぐように(一対の腕金32,32を外側から挟むように)垂下するよう、支持管8,8,…は、拘束枠本体部2に取り付けられているが、図9(イ)に示すように、一対の腕金32,32の内側近傍へ係止部3,3,…が垂下するような位置でも良い。また、複数の腕金32,32,…によって変台が構成されている場合には、少なくとも任意の一対の腕金32’,32’の内側又は外側にそれぞれ係止部3,3,…が垂下するように支持管8,8,…は、本体部2に取り付けられていれば良い(図9(ロ)及び(ハ)参照)。このように、係止部3,3,…が配置されても、腕金32,32,…の長手方向と直交する方向に対しては、係止部3と腕金32の側部とが当接することで腕金32,32,…に対する拘束枠本体部2のずれを抑制することができる。
本実施形態に係る変圧器用拘束枠の斜視図を示す。 同実施形態に係る湾曲拘束枠片の斜視図を示す。 同実施形態に係る湾曲拘束枠片であって、(イ)は平面図を、(ロ)は、その正面図を示す。 同実施形態に係る変圧器用拘束枠の使用状態図を示す。 同実施形態に係る変圧器用拘束枠であって、(イ)、(ロ)−a及び(ハ)−aは、設置方法を示す平面図であり、(ロ)−b及び(ハ)−bは、その正面図を示す。 他実施形態に係る変圧器用拘束枠であって、(イ)は、棒状の係止部を備える変圧器用拘束枠の斜視図を示し、(ロ)は、板状の係止部を備える変圧器用拘束枠の斜視図を示す。 他実施例に係る係止部であって、(イ)は、軸部の途中に突出片を備える係止部の斜視図を示し、(ロ)は、板状の腕金挟持部を備える係止部の斜視図を示し、(ハ)は、軸部の上部に雄ネジが螺刻された係止部の取り付け方の一部拡大斜視図を示す。 他実施例に係る変圧器用拘束枠であって、連結部に屈曲片が形成された変圧器用拘束枠の平面図を示す。 他実施例に係る変圧器用拘束枠であって、(イ)は、一対の腕金の内側に係止部を備えた変圧器用拘束枠の取り付け状態の底面側からの概念図を示し、(ロ)及び(ハ)は、複数の腕金のうち、所定の一対の腕金の外側又は内側に係止部を備えた変圧器用拘束枠の取り付け状態の底面側からの概念図を示す。 従来の変圧器の設置状態の一例を示す図である。 変台上で変圧器が傾いた状態を示す概念図である。
符号の説明
1…変圧器用拘束枠、2…拘束枠本体部、3…係止部、4,4’…湾曲拘束枠片、5…雌側連結管、6…雄側連結管、7…連結ピン、8…支持管、9,9’,9”…腕金挟持部、10…軸部、11…鍔部、12…つるまきバネ(弾性体)、20…変圧器、21…鉄線、21’…バンド体、30…電柱、31…変台(変圧器台)、32…腕金、50…変圧器、51…電柱、52…腕金、53…変台(変圧器台)、54…鉄線、54’…バンド体、B…ボルト、N…ナット、H…貫通孔、K…屈曲片、P…割ピン

Claims (7)

  1. 電柱に変圧器を設置するための変台を構成すると共に変圧器を受載支持するために間隔をおいて設けられている複数の腕金上で、変圧器の下端部を所定範囲内に拘束するための変圧器用拘束枠であって、
    変圧器の下端部を囲繞するための拘束枠本体部と、該拘束枠本体部から垂下するよう、拘束枠本体部に設けられる二以上の係止部とを備え、該係止部は、前記拘束枠本体部を前記複数の腕金上に載置する際、少なくとも二以上の異なる前記腕金の側部近傍へ垂下するような位置に設けられることを特徴とする変圧器用拘束枠。
  2. 前記係止部は、前記拘束枠本体部を前記複数の腕金上に載置する際、該複数の腕金のうち、少なくとも任意の一対の腕金の外側近傍へそれぞれ垂下する位置、又は内側近傍へそれぞれ垂下する位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載の変圧器用拘束枠。
  3. 前記係止部は、その下部に腕金挟持部を備えると共に、該腕金挟持部と拘束枠本体部とで腕金を挟持すべく、拘束枠本体部に対して引き上げ可能に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の変圧器用拘束枠。
  4. 前記係止部は、拘束枠本体部に対して引き上げ方向へ付勢力が働くように弾性体を備えることを特徴とする請求項3に記載の変圧器用拘束枠。
  5. 前記拘束枠本体部は、変圧器下端部の周面に沿うように形成されることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の変圧器用拘束枠。
  6. 前記拘束枠本体部は、その枠形状を開放すべく、接離可能に連結される連結部が少なくとも一箇所に設けられることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の変圧器用拘束枠。
  7. 前記拘束枠本体部は、その枠形状の径を調整すべく、一部が周方向に沿って伸縮可能に構成されることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の変圧器用拘束枠。
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