JP2007312305A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】
携帯端末の所持者の移動状況に応じてその通話音量の設定を自動的に変更する、携帯端末を提供することを目的とする。
【解決手段】
振動センサーを備えた携帯端末であって、振動センサーで検出した振動を記録する振動記録部と、携帯端末で通話中に、所定時点から所定時間前までの振動の回数を振動記録部に記録した情報に基づいて判定する移動状況判定部と、振動の回数を使用して通話音量の制御を行う通話音量設定部と、を有する携帯端末である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話、PHS、PDAなど(以下、「携帯端末」という)において、所持者の移動状況(歩行中であるか、静止中であるかなど)に応じてその通話音量の設定を自動的に変更する、携帯端末に関する。
携帯端末で通話する際には、その特性上、所持者が歩行中である、など所持者の様々な状況に応じて通話が行われる。
そして歩行中は静止している状態よりも携帯端末の受話口と耳がずれやすくなるので、会話が聞き取りにくくなる。その為、従来、会話が聞き取りにくい場合には、所持者が携帯端末を操作して通話音量を上げることによって、聞き取りやすくしていた。
そこで携帯端末の所持者が歩行しているか、静止しているかなどの移動状況に合わせて自動的に設定の変更が行われることが好ましい。下記特許文献1及び特許文献2では、携帯端末の所持者の移動状況に合わせて携帯電話の制御を行うシステムが開示されている。
特開2003−298690号公報 特開2001−203783号公報
しかし所持者が歩行しているか、静止しているかなどの移動状況を自動的に判定し、通話音量の変更を行うようなものは存在しなかった。上述の特許文献に開示の発明では、例えば歩行中の携帯電話の使用を制限することは出来たとしても、携帯端末の所持者がどの程度速く歩いているのか、あるいは静止しているのか等の移動状況を判定することまでは出来ないので、その移動状況に応じて通話中の通話音量を制御することは出来ない。
また従来は、所持者が手動で通話音量を調節しているので、調節の際に、携帯端末を耳から一旦離した上で操作している。その為、通話相手に一言断ったりする必要があり、会話が一時的に途切れてしまい、通話相手との円滑な会話に支障が生じる場合もある。
つまり、通話中の所持者の移動状況に合わせて通話音量の有無が自動的に設定変更されることが好ましいが、従来は所持者がどの程度速く歩いているのか、あるいは静止しているのかなどの移動状況を判定することが難しいので、このような自動的な設定変更を行うことは出来なかった。
本願発明者は、携帯端末の所持者の行動について考察を重ねた結果、所持者が速い状態で歩いている場合には通話音量が大きい方が良いことを知見し、それに基づいて、携帯端末の通話音量について自動的に設定を変更する携帯端末を発明した。
請求項1の発明は、振動センサーを備えた携帯端末であって、前記振動センサーで検出した振動に関する情報を記録する振動記録部と、前記携帯端末で通話中に、所定時点から所定時間前までの振動の回数を前記振動記録部に記録した情報に基づいて判定する移動状況判定部と、前記振動の回数を使用して通話音量の制御を行う通話音量設定部と、を有する携帯端末である。
本発明のように構成することで、携帯端末に備えた振動センサーで、その振動回数に基づいて、通話音量の制御を自動的に行うことが出来る。これにより、所持者が通話中に手動で通話音量の変更を行わなくて良いので、円滑な会話が可能となる。
請求項2の発明は、振動センサーを備えた携帯端末であって、前記振動センサーで検出した振動に関する情報を記録する振動記録部と、前記携帯端末で通話中に、所定時点から所定時間前までの振動の回数を前記振動記録部に記録した情報に基づいて判定する移動状況判定部と、前記携帯端末の所持者が移動していると判断される場合には、規定値より通話音量を上げる設定を行う、または所定の通話音量に変更する設定を行う通話音量設定部と、を有する携帯端末である。
本発明のように構成することで、携帯端末に備えた振動センサーで、その所持者の移動状況を判定し通話音量の設定を自動的に変更することが可能となる。
請求項3の発明において、前記移動状況判定部は、前記振動の回数に基づいて、前記携帯端末の所持者が移動していると判断する、携帯端末である。
上述の所持者の移動状況の判定は、振動の回数に基づいて行うと良い。
請求項4の発明において、前記移動状況判定部は、更に、前記所定時点から所定時間前までの振動における平均振幅を前記振動記録部に記録した情報に基づいて算出し、前記移動状況判定部は、前記振動の回数と平均振幅とに基づいて、前記携帯端末の所持者が移動していると判断する、携帯端末である。
本発明のように構成することで、更に振幅も考慮することができる。振動の振幅は、所持者の揺れを示しているので、振幅が大きければ所持者が速く歩いているまたは走っている状態であることが推測され、振幅が小さければ所持者がゆっくり歩いている状態であることが推測される。走っている状態の方が歩いている状態よりも通話音量が大きくないと聞こえないので、本発明のように振幅を考慮することで、通話音量の音量の設定を行うことが可能となる。
請求項5の発明は、振動センサーを備えた携帯端末であって、前記振動センサーで検出した振動に関する情報を記録する振動記録部と、前記携帯端末で通話中に、所定時点から所定時間前までの振動の回数を前記振動記録部に記録した情報に基づいて判定し、その振動回数に応じたポイントを選択する移動状況判定部と、前記ポイントに基づいて、規定値より通話音量を上げる設定を行う、またはポイントに対応する通話音量に変更する設定を行う通話音量設定部と、を有する携帯端末である。
請求項1や請求項2の発明は、本発明のように構成することも出来る。本発明では振動の回数をポイント化し、そのポイントに応じて通話音量の設定を行っている。このようにすることで、より詳細な通話音量の設定を行うことが出来る。
請求項6の発明は、振動センサーを備えた携帯端末であって、前記振動センサーで検出した振動とその振幅を記録する振動記録部と、前記携帯端末で通話中に、所定時点から所定時間前までの振動の回数を前記振動記録部に記録した情報に基づいて判定し、その振動回数に応じたポイントを選択し、前記所定時間前までの振動における振幅を前記振動記録部から抽出して平均振幅を算出し、その平均振幅に応じたポイントを算出し、それらの各ポイントを演算することにより最終ポイントを算出する移動状況判定部と、前記最終ポイントに基づいて、規定値より通話音量を上げる設定を行う、または最終ポイントに対応する通話音量に変更する設定を行う通話音量設定部と、を有する携帯端末である。
上述の発明に、更に振幅も考慮するように構成することも出来る。振動の振幅は、所持者の揺れを示しているので、振幅が大きければ所持者が速く歩いているまたは走っている状態であることが推測され、振幅が小さければ所持者がゆっくり歩いている状態であることが推測される。走っている状態の方が歩いている状態よりも通話音量が大きくないと聞こえないので、本発明のように振幅を考慮することで、通話音量の音量の設定を行うことが可能となる。
請求項7の発明は、振動センサーを備えた携帯端末であって、前記振動センサーで検出した振動とその振幅を記録する振動記録部と、前記振動センサーで検出した振動と振幅とに基づいて最終ポイントを算出する移動状況判定部と、前記最終ポイントに基づいて、規定値より通話音量を上げる設定を行う、または最終ポイントに対応する通話音量に変更する設定を行う通話音量設定部と、を有しており、前記移動状況判定部は、前記携帯端末で通話中に、所定時点から所定時点前までの振動の回数を前記振動記録部に記録した情報に基づいて判定してその振動の回数に応じたポイントを選択し、前記振動の回数が所定の条件を満たした場合には、更に、前記所定時間前までの振動における振幅を前記振動記録部から抽出して平均振幅を算出し、その平均振幅に応じたポイントを選択し、それらの各ポイントを演算することにより最終ポイントを算出し、前記所定の条件を満たさない場合には前記振動の回数に応じたポイントを最終ポイントとする、携帯端末である。
振動の回数が所定の条件を満たした場合に振幅の処理を行い、満たさない場合には振幅の処理を行わないように構成することも出来る。
請求項8の発明において、前記所定の条件として、前記振動の回数が所定値以下、または所定値以上である、携帯端末である。
振動の回数が所定値以下の場合には、所持者が静止状態であることが推測される。そうするとこれらの場合には振幅の処理を行わなくても、振動の回数から通話音量の的確な設定を行うことも出来るので、本発明のように構成することも出来る。
本発明によって、携帯端末の所持者が歩いているのか、静止しているのかなどの移動状況に応じて、携帯端末の通話音量を制御することが可能となる。例えば、携帯端末の所持者が静止していると判定される場合には通話音量を変更せず、携帯端末の所持者が移動していると判定される場合に通話音量を上げる設定へと自動的に変更する携帯端末が可能となる。これによって、携帯端末の所持者が歩いている場合であったとしても、自動的に通話音量の調節がなされるので、通話相手とスムースな会話が可能となる。また振動の回数と平均振幅とをポイント化して処理することによって、通話音量のレベルを考慮した設定をすることが出来る。これによって、所持者の移動状況に応じた通話音量の設定を的確に行うことが出来る。
本発明の携帯端末1のシステム構成の一例を図1に示す。本発明の携帯端末1は、携帯端末1の所持者の振動を検出する振動センサー2を備えている。振動センサー2が検出した振動は、その時刻と共に、振動記録部3に記録される。また好適には振幅も記録することが好ましい。振動記録部3に記録した振動は所定時間経過後、削除されることが良い。図3に振動記録部3に記録された情報の一例を示す。
なお本明細書では振動センサー2を備えた携帯端末1を説明するが、振動センサー2を他の機能の一部として携帯端末1に備えていても良い。例えば歩数計機能を備えた携帯端末1における歩数計機能を実現する振動センサー2を本発明に用いても良い。また振動センサー2は、振動の発生の有無を検出する機能だけであっても良いし、その振幅も検出する機能を有していても良い。また振幅とは、振動センサー2を備えた携帯端末の揺れの幅であり、垂直方向、斜め方向など任意の方向の揺れが含まれる。
移動状況判定部4は、振動センサー2で検出した振動の振動の回数と振幅とに基づいて、携帯端末1の通話音量に対応するポイントを算出する(つまり所持者の移動状況を判定する)。例えば振動を検出した時点から所定時間前(例えば10秒間)の振動の回数と振幅を振動記録部3から抽出し、振動の回数と、振幅の平均値を算出することにより、ポイントを算出する。なお振動の回数と振幅とに基づいて判定することが好ましいが、振動の回数のみで判定しても良い。振動の回数のみで判定を行う場合には、振幅の記録は不要となる。振動の回数と平均振幅に対して与えられるポイントの概念図を図4(a)に、移動状況判定部4の判定処理の概念を模式化した図を図4(b)に示す。
図4では、振動の回数と、振幅の平均値とを各々ポイント化し、それらを加算することによって、通話音量の設定を行っている。この場合、振動の回数を3段階に分け、所定時点(例えば現在の時刻、通話開始時点、振動検出時点)から10秒以前の振動の回数が「0〜14」の時には「0ポイント」、「15〜29」の時には「1ポイント」、「30〜」の時には「2ポイント」とする(図4(a)左図)。
また、所定時点(例えば現在の時刻、通話開始時点、振動検出時点)から10秒以前の振動における振幅の平均値を3段階に分け、「0cm〜1cm未満」を「0ポイント」、「1cm〜3cm未満」を「1ポイント」、「3cm以上」を「2ポイント」とする(図4(a)右図)。
そして振動の回数で選択されたポイントと、平均振幅で選択されたポイントとを合計し、その最終ポイントを通話音量設定部5に渡す。なお図4に示した場合では、最終ポイントの算出にあたっては振動の回数が一定数以下(例えば「14以下」)の場合には、平均振幅は計算の対象としなくても良い。図4の場合、振動の回数が「14以下」は平均振幅で与えられるポイントを計算の対象とせず、最終ポイントは振動の回数のポイント「0」として与えられるように構成することも出来る。
なお振動の回数が一定数以上の場合にも振幅を計算対象としないように構成しても良い。
例えば振動の回数が「23」で平均振幅が「2.2cm」の場合、振動の回数として「1ポイント」、平均振幅として「1ポイント」が選択されるので、最終ポイントは「2ポイント」となる。移動状況判定部4は「2ポイント」を通話音量設定部5に渡す。
また振動の回数が「25」で平均振幅が「0.5cm」の場合、振動の回数として「1ポイント」、平均振幅として「0ポイント」が選択されるので、最終ポイントは「1ポイント」となる。移動状況判定部4は「1ポイント」を通話音量設定部5に渡す。
また振動の回数が「12」の場合には振動の回数が「14以下」なので平均振幅は考慮しない。従って最終ポイントは振動の回数「12」によって与えられる「0ポイント」となる。移動状況判定部4は「0ポイント」を通話音量設定部5に渡す。
また振動の回数が「39」で平均振幅が「4.3cm」の場合、振動の回数として「2ポイント」、平均振幅として「2ポイント」が選択されるので、最終ポイントは「4ポイント」となる。移動状況判定部4は「4ポイント」を通話音量設定部5に渡す。
通話音量設定部5は、移動状況判定部4で判定した所持者の移動状況(移動状況判定部4で算出した最終ポイント)に基づいて、通話音量の設定を行い、それを記録させる。通話音量の設定としては、携帯端末1毎に異なる音量設定が設けられており、それに応じた設定で行うと良い。なお本明細書では携帯端末1の通話音量の設定は、音量0、音量1、音量2、音量3、音量4、音量5の6段階の場合を説明するが、携帯端末1に応じて適宜変更することが出来る。例えば移動状況判定部4から受け取った最終ポイントが「0ポイント」の時には通話音量レベルの設定変更はせず、「1ポイント」の時には通話音量レベルを規定値から1上げる設定変更を行い、「2ポイント」の時には通話音量レベルを規定値から2上げる設定変更を行い、「3ポイント」の時には通話音量レベルを規定値から3上げる設定変更を行い、「4ポイント」の時には通話音量レベルを規定値から4上げる設定変更を行う。これを模式的に示すのが図4(b)である。
なお規定値としては、現在の通話音量レベルであることが好ましいが、任意に設定された通話音量レベルであっても構わない。またポイントに応じた通話音量レベルを規定値から上げる設定を通話音量設定部5が行うのではなく、ポイントに応じた通話音量レベルに変更する設定を通話音量設定部5が行っても良い。つまり、移動状況判定部4から受け取った最終ポイントが「0ポイント」の時には通話音量を最小値(通話音量0や通話音量1など)にし、「4ポイント」の時には通話音量を「音量4」に設定しても良い。
なお本発明の携帯端末1では図示をしないが、通話をする機能、電子メールの送受信をする機能、インターネットを利用する機能など、通常の携帯端末1が備える機能を備えている。また電話の着信を検出すること、通話が開始されることなどにより、振動記録部3が振動センサー2での振動回数や振幅の記録を開始しても良いし、振動記録部3は上述の場合以外であっても振動センサー2での振動の回数や振幅の記録を行っていても良い。
次に本発明の携帯端末1の実施態様を図2のフローチャートを用いて説明する。なお本実施例では通話の開始により振動記録部3が振動センサー2での振動回数や振幅の記録を開始する場合を示す。なお電話の着信、通話の開始を検出することによって振動記録部3が振動センサー2での振動回数や振幅の記録を開始する場合の他、上記以外の場合に振動記録部3が振動センサー2での振動回数や振幅の記録を行っていても良い。
携帯端末1で電話の着信があり、また所持者が所定の操作を行うことによって、携帯端末1での通話が開始される。これによって携帯端末1には振動センサー2が備えられているので、携帯端末1の所持者が移動することにより(振動が発生することにより)、振動センサー2がその振動を検出する(S100)。この振動があったことは、逐次、振動記録部3に記録される。振動記録部3には、振動を検出した時刻、その振幅が図3に示すように記録される。
現在の時刻が「10時31分19秒85」であったとする。そうすると、移動状況判定部4は、所定時点(例えば現在の時刻、通話開始時点、振動検出時点)から所定時間前までの振動の回数と、その各振動における振幅とを振動記録部3から抽出する(S110)。所定時間が10秒であったとすると、所定時点の時刻が「10時31分19秒85」なので「10時31分09秒85」から「10時31分19秒85」までの振動の回数と、その各振動における振幅とを抽出する。
振動の回数については、記録されている時刻数など記録されている情報をカウントすれば判定できる。図3の場合には振動の回数は「19」と判定できる。従って振動の回数について「1ポイント」が選択される。
また振動の回数が「19」なので、平均振幅の算出も行う。これは19回の振動に対する振幅に基づいて、移動状況判定部4は所定時間分の振幅の平均値を算出する。図3の場合、平均振幅は「3.74cm」となる。従って平均振幅について「2ポイント」が選択される。
移動状況判定部4は、振動の回数により選択されたポイントと、平均振幅により選択されたポイントとを加算して最終ポイントを算出する(S120)。上述の場合、移動状況判定部4は、最終ポイントとして「3ポイント」を算出して、それを通話音量設定部5に渡す。
通話音量設定部5は、最終ポイントとして「3ポイント」を移動状況判定部4から受け取り、携帯端末1における現在の通話音量設定と対比させる。この場合、最終ポイントが「3ポイント」なので、現在の通話音量レベルから3上げた通話音量レベルに設定変更する(S130)。これによって、処理前の通話音量よりも3大きい音で通話を行うことが出来る。
なおS110及びS120において、例えば振動の回数が「14」の場合には振幅によるポイントは計算対象としないので、振動の回数「14」によるポイント「0」を最終ポイントとして、移動状況判定部4が通話音量設定部5に渡す。これを受け取った通話音量設定部5は、現在の通話音量レベルの設定を変更しない。
またS110及びS120において、例えば振動の回数が「38」の場合には振動によるポイントとして「2ポイント」が与えられる。そして振動の回数「38」は平均振幅によるポイントも計算の対象となるので、平均振幅を算出する。この平均振幅が「3.4cm」であったとする。そうすると平均振幅によるポイントは「2ポイント」となる。従って最終ポイントは「4ポイント」となり、移動状況判定部4は「4ポイント」を通話音量設定部5に渡す。これを受け取った通話音量設定部5は、現在の通話音量レベルから4上げた通話音量レベルに設定変更する(S130)。
以上のように通話中において、所定時点より所定時間前の振動の回数と平均振幅とに基づいて、通話音量を変更することで、自動的に通話音量の設定を変更することが出来る。つまり映画館や電車内などでは、携帯端末1の所持者は移動をしないことが多く、静止状態であることから、振動を検出しない。その為、通話音量レベルは通常と同じであっても問題はない。一方、携帯端末1の所持者が歩いていたり、走っている場合には振動を検出するので、音が聞こえにくくなることから、自動的に通話音量レベルを上げることが好ましく、その処理を行う。また振動の回数と平均振幅とを各々ポイント化して処理することで、単に通話音量レベルが上がるように設定させるだけではなく、どれだけ上げたらよいか、的確に通話音量レベルを変更することも出来る。
本発明によって、携帯端末の所持者が歩いているのか、静止しているのかなどの移動状況に応じて、携帯端末の通話音量を制御することが可能となる。例えば、携帯端末の所持者が静止していると判定される場合には通話音量を変更せず、携帯端末の所持者が移動していると判定される場合に通話音量を上げる設定へと自動的に変更する携帯端末が可能となる。これによって、携帯端末の所持者が歩いている場合であったとしても、自動的に通話音量の調節がなされるので、通話相手とスムースな会話が可能となる。また振動の回数と平均振幅とをポイント化して処理することによって、通話音量のレベルを考慮した設定をすることが出来る。これによって、所持者の移動状況に応じた通話音量の設定を的確に行うことが出来る。
本発明の携帯端末のシステム構成の一例を示す概念図である。 本発明の処理プロセスの一例を示すフローチャートである。 振動記録部における振動を検出した時刻と振幅の一例である。 移動状況判定部における判定処理を模式的に示した一例である。
符号の説明
1:携帯端末
2:振動センサー
3:振動記録部
4:移動状況判定部
5:通話音量設定部

Claims (8)

  1. 振動センサーを備えた携帯端末であって、
    前記振動センサーで検出した振動に関する情報を記録する振動記録部と、
    前記携帯端末で通話中に、所定時点から所定時間前までの振動の回数を前記振動記録部に記録した情報に基づいて判定する移動状況判定部と、
    前記振動の回数を使用して通話音量の制御を行う通話音量設定部と、
    を有することを特徴とする携帯端末。
  2. 振動センサーを備えた携帯端末であって、
    前記振動センサーで検出した振動に関する情報を記録する振動記録部と、
    前記携帯端末で通話中に、所定時点から所定時間前までの振動の回数を前記振動記録部に記録した情報に基づいて判定する移動状況判定部と、
    前記携帯端末の所持者が移動していると判断される場合には、規定値より通話音量を上げる設定を行う、または所定の通話音量に変更する設定を行う通話音量設定部と、
    を有することを特徴とする携帯端末。
  3. 前記移動状況判定部は、
    前記振動の回数に基づいて、前記携帯端末の所持者が移動していると判断する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記移動状況判定部は、更に、
    前記所定時点から所定時間前までの振動における平均振幅を前記振動記録部に記録した情報に基づいて算出し、
    前記移動状況判定部は、
    前記振動の回数と平均振幅とに基づいて、前記携帯端末の所持者が移動していると判断する、
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の携帯端末。
  5. 振動センサーを備えた携帯端末であって、
    前記振動センサーで検出した振動に関する情報を記録する振動記録部と、
    前記携帯端末で通話中に、所定時点から所定時間前までの振動の回数を前記振動記録部に記録した情報に基づいて判定し、その振動回数に応じたポイントを選択する移動状況判定部と、
    前記ポイントに基づいて、規定値より通話音量を上げる設定を行う、またはポイントに対応する通話音量に変更する設定を行う通話音量設定部と、
    を有することを特徴とする携帯端末。
  6. 振動センサーを備えた携帯端末であって、
    前記振動センサーで検出した振動とその振幅を記録する振動記録部と、
    前記携帯端末で通話中に、所定時点から所定時間前までの振動の回数を前記振動記録部に記録した情報に基づいて判定し、その振動回数に応じたポイントを選択し、前記所定時間前までの振動における振幅を前記振動記録部から抽出して平均振幅を算出し、その平均振幅に応じたポイントを算出し、それらの各ポイントを演算することにより最終ポイントを算出する移動状況判定部と、
    前記最終ポイントに基づいて、規定値より通話音量を上げる設定を行う、または最終ポイントに対応する通話音量に変更する設定を行う通話音量設定部と、
    を有することを特徴とする携帯端末。
  7. 振動センサーを備えた携帯端末であって、
    前記振動センサーで検出した振動とその振幅を記録する振動記録部と、
    前記振動センサーで検出した振動と振幅とに基づいて最終ポイントを算出する移動状況判定部と、
    前記最終ポイントに基づいて、規定値より通話音量を上げる設定を行う、または最終ポイントに対応する通話音量に変更する設定を行う通話音量設定部と、を有しており、
    前記移動状況判定部は、
    前記携帯端末で通話中に、所定時点から所定時点前までの振動の回数を前記振動記録部に記録した情報に基づいて判定してその振動の回数に応じたポイントを選択し、
    前記振動の回数が所定の条件を満たした場合には、更に、前記所定時間前までの振動における振幅を前記振動記録部から抽出して平均振幅を算出し、その平均振幅に応じたポイントを選択し、それらの各ポイントを演算することにより最終ポイントを算出し、
    前記所定の条件を満たさない場合には前記振動の回数に応じたポイントを最終ポイントとする、
    ことを特徴とする携帯端末。
  8. 前記所定の条件として、
    前記振動の回数が所定値以下、または所定値以上である、
    ことを特徴とする請求項7に記載の携帯端末。
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