JP2007312045A - 携帯通信システム及び方法、コンテンツ配信サーバ、携帯通信端末、ハンズフリー装置、及び制御プログラム - Google Patents

携帯通信システム及び方法、コンテンツ配信サーバ、携帯通信端末、ハンズフリー装置、及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】モバイル環境下で、場所及び時間を問わず、利用者の多様な要求に適合した情報を、確実にかつ円滑に供給する。
【解決手段】エリアE(E,E,…,E)別に、エリア中継器7(7,7,…,7)が配置され、かつ、サブエリアS毎に車載サーバ8が配置されて、利用者の例えば現在位置のエリアE(E,E,…,E)及びサブエリアSに関連した情報や、利用者の属性はもとより、エリアE(E,E,…,E)別に調製されたコンテンツ等の情報が配信される。利用者端末4(4,4,…)は、サブエリアS内の最寄のAP中継器11を介して近距離通信によってコンテンツ等を受信できるので、モバイル環境下で、場所及び時間を問わず、利用者の多様な要求に適合した情報を、確実にかつ円滑に供給することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、携帯通信システム及び方法、コンテンツ配信サーバ、携帯通信端末、ハンズフリー装置、及び制御プログラムに係り、コンテンツ配信サーバから移動可能な携帯通信端末へ、中継装置を介してコンテンツ等が配信され、利用者が移動中や待ち時間にコンテンツの視聴が可能な携帯通信システム及び方法、コンテンツ配信サーバ、コンテンツを受給する携帯電話機等の携帯通信端末、該携帯通信端末と近距離無線により接続されるハンズフリー装置、及び制御プログラムに関する。
従来より、モバイル環境下で情報を受け取る方法として、携帯ラジオによってラジオ放送を受信する方法等が知られているが、近年、携帯電話機等を用いて、本来の音声通話のみならず、インターネットに接続して、電子メールの送受信(文字情報の交換)を行ったり、Webページを閲覧したり、専用のサイトからプログラムをダウンロードする等の通信機能を活用することが広く行われてきている。また、ホットスポット環境下での無線LANの活用も拡大してきている。
しかしながら、モバイル環境下で携帯電話機等を用いて、コンテンツを利用する場合に、各携帯電話機等によって受給する情報の利用者毎の最適化と、機器の使い勝手とが特に問題となっている。
すなわち、モバイル環境下での利用者の多様なニーズや趣味、嗜好に応じた利用者が求める的確な情報、又は利用者に供給されるべき最適な情報を供給することは困難である。
例えば、利用者の属性としての性別、年齢、生活スタイル、趣味、嗜好、職業等は、まさに多様であり、容易に把握できない。したがって、利用者の求めに完全に適合したコンテンツの提供は困難である。
このため、利用者が利用するコンテンツについて、利用者の満足度を計測する技術(例えば、特許文献1等参照。)を用いて、利用者が求めるコンテンツを提供する方法が提案されている。
また、携帯電話機によって、コンテンツを受信して利用する場合に、表示画面や、操作面のキー等を頻繁に目視する必要があり、また、携帯電話機を保持したり、機能選択の操作を行うために、片手又は両手を使う必要があり、携帯電話機の操作に集中せざるを得ず、歩きながらや、立ったままの状態での中長時間の使用、まして、常時使用は事実上困難である。
この使い勝手の悪さは、最近注目され、ニーズが高まってきているモバイル環境下での移動中や待ち時間等における「ながら利用」や「はぎれ時間」の活用のための妨げとなっている。
このため、例えば、ヘッドセットを頭部に装着し、ヘッドセットと携帯電話機とを無線接続して用いる方法が提案されている(例えば、特許文献2、特許文献3等参照。)。
特開2000−308094号公報 特開2002−010358号公報 特開2005−323265号公報
解決しようとする第1の問題点は、場所及び時間を問わず、利用者の要求に適合した情報を、確実にかつ円滑に供給することができないという点である。
すなわち、モバイル環境下では、利用者は、常に移動している状態で、必要な情報を受け取ることとなるために、同一の利用者であっても、例えば、そのとき、その場所で、利用者が求める情報、又は利用者に供給されるべき最適な情報は、必ずしも同じではない。
したがって、特許文献1等の従来技術では、コンテンツについての利用者の満足度を測定して、利用者の趣味や嗜好の傾向を把握し、利用者に供給するコンテンツに反映させたとしても、常に最適な情報を供給できるとは限らない。
例えば、利用者の属性以外にも、配信される情報の利用場所として、地域(エリア)や建物、利用交通機関等別に考慮されなければならない。
このことは、情報提供者にとっても、より効果的な宣伝、集客、ニーズの掘り起こし、木目細かなサービス(例えば、福祉介助サービス等を含む)の提供ができないために問題となる。
また、第2の問題点は、ヘッドセットを用いても、使い勝手の悪さが解消されていない点である。
すなわち、特許文献2等の従来技術では、ヘッドセットに操作部が設けられていないために、無線接続された携帯電話機の操作キーを用いなければならず、また、特許文献3等の従来技術では、操作ボタンの目視が不可欠であり、依然として、使い勝手が悪い。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、場所及び時間を問わず、利用者の要求に適合した情報を、確実にかつ円滑に供給することができる携帯通信システム及び方法、コンテンツ配信サーバ、携帯通信端末、ハンズフリー装置、及び制御プログラムを提供することを第1の目的としている。
また、移動中や待ち時間等に、簡単にかつ円滑に利用することができる携帯通信システム及び方法、コンテンツ配信サーバ、携帯通信端末、ハンズフリー装置、及び制御プログラムを提供することを第2の目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明に係る携帯通信システムは、コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、車両又は船舶に搭載され、上記コンテンツ配信サーバから上記コンテンツを受信する中継装置と、乗客によって持ち込まれ、第1の近距離無線通信によって上記中継装置から上記コンテンツを受信する携帯通信端末と、該携帯通信端末が受信した上記コンテンツから得られた音声情報を、上記携帯通信端末から第2の近距離無線通信によって受信して、上記音声情報を出力するハンズフリー装置とを備えてなることを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の携帯通信システムに係り、上記中継装置を介して上記携帯通信端末へ配信される上記コンテンツには、上記携帯通信端末又は上記ハンズフリー装置の現在位置を含む区域に対応した情報が追加されるか、又は上記コンテンツは、上記区域に対応付けて選択されることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の携帯通信システムに係り、上記コンテンツ配信サーバと上記携帯通信端末との間の情報伝達経路上には、複数階層に階層化された上記中継装置を含む中継装置群が配置され、該中継装置群を構成する上記中継装置、又は該中継装置に対して上位階層の他の中継装置は、上記コンテンツを記憶する区域別コンテンツ記憶手段を有することを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、請求項1、2又は3記載の携帯通信システムに係り、上記ハンズフリー装置は、少なくとも上記コンテンツを取得するための操作手段を有することを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、請求項4記載の携帯通信システムに係り、上記ハンズフリー装置の上記操作手段は、上記乗客が上記コンテンツに満足したときに操作するためのインプレションボタンを有することを特徴としている。
また、請求項6記載の発明は、請求項4又は5記載の携帯通信システムに係り、上記操作手段は、押下によって上記コンテンツの送信要求操作を行うためのプッシュ部と、回転抓みの回転によって上記コンテンツの選択操作を行うためのダイヤル部とが一体化されてなるコンテンツ取得ボタンを有することを特徴としている。
また、請求項7記載の発明は、請求項4、5又は6記載の携帯通信システムに係り、上記コンテンツについての上記乗客の満足度情報を収集する満足度情報収集手段を備え、該満足度情報収集手段は、上記操作手段の操作情報を、上記携帯通信端末及び上記中継装置を介して受け取ることを特徴としている。
また、請求項8記載の発明は、請求項1乃至7のいずれか1に記載の携帯通信システムに係り、上記コンテンツを供給する通信端末を備え、上記通信端末へは、上記満足度情報収集手段から上記満足度情報が送信され、上記コンテンツは、上記満足度情報に基づいて選択又は調製されることを特徴としている。
また、請求項9記載の発明は、請求項3乃至8のいずれか1に記載の携帯通信システムに係り、上記中継装置群は、所定の通信範囲毎に設置され、第1の情報伝達経路を介して上記コンテンツ配信サーバと通信を行う第1の中継装置と、上記車両に配置され、第2の情報伝達経路を介して上記第1の中継装置と通信を行う第2の中継装置と、上記車両内の所定の位置に配置され、第3の情報伝達経路を介して上記携帯通信端末と上記第1の近距離無線通信を行う第3の中継装置とを含むことを特徴としている。
また、請求項10記載の発明は、請求項7、8又は9記載の携帯通信システムに係り、上記コンテンツ配信サーバは、上記携帯通信端末から、上記中継装置群を介して、上記コンテンツの送信要求を受けると、上記乗客の属性情報又は/及び上記満足度情報に基づいて、選択された又は個別に調製された上記コンテンツを供給することを特徴としている。
また、請求項11記載の発明は、請求項3乃至9のいずれか1に記載の携帯通信システムに係り、上記コンテンツ配信サーバは、上記携帯通信端末から、上記中継装置群を介して、上記ハンズフリー装置の稼働状況情報を受け取り、上記ハンズフリー装置が稼働状態のときに、上記携帯通信端末へ上記コンテンツを供給することを特徴としている。
また、請求項12記載の発明は、請求項11記載の携帯通信システムに係り、上記コンテンツ配信サーバは、上記中継装置群を介して、上記携帯通信端末へ上記ハンズフリー装置の稼働状況の問合せを行うことによって、上記携帯通信端末から、上記稼働状況情報を受け取ることを特徴としている。
また、請求項13記載の発明は、請求項1乃至12のいずれか1に記載の携帯通信システムに係り、上記携帯通信端末と上記ハンズフリー装置とは、ブルートゥースを利用した近距離無線通信によって、所定の情報の送受信を行うことを特徴としている。
また、請求項14記載の発明は、コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバに係り、請求項1乃至13のいずれか1に記載の携帯通信システムを構成するコンテンツ配信サーバからなることを特徴としている。
また、請求項15記載の発明は、コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバから、上記コンテンツを受給する携帯通信端末に係り、請求項1乃至13のいずれか1に記載の携帯通信システムを構成し、上記コンテンツ配信サーバから配信され、中継装置から第1の近距離無線通信によって転送された上記コンテンツを受給し、該コンテンツの一部又は全部を、音声情報を出力するハンズフリー装置に第2の近距離無線通信によって送信することを特徴としている。
また、請求項16記載の発明に係るハンズフリー装置は、請求項1乃至13のいずれか1に記載の携帯通信システムを構成し、コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバから配信され、中継装置を介して携帯通信端末によって受給された上記コンテンツの一部又は全部を取得して、音声情報を出力することを特徴としている。
また、請求項17記載の発明は、コンピュータからなるコンテンツ配信サーバが、コンテンツを情報伝達経路を介して携帯通信端末へ配信する携帯通信方法に係り、上記情報伝達経路上に配置され、車両又は船舶に搭載された中継装置が、上記コンテンツ配信サーバから上記コンテンツを受信して、乗客によって持ち込まれた携帯通信端末へ、第1の近距離無線通信によって転送し、上記携帯通信端末が、上記中継装置を介して受給した上記コンテンツから得られた音声情報を、第2の近距離無線通信によってハンズフリー装置へ送信し、該ハンズフリー装置が、上記音声情報を出力することを特徴としている。
また、請求項18記載の発明は、請求項17記載の携帯通信方法に係り、上記中継装置を介して上記携帯通信端末へ配信される上記コンテンツには、上記携帯通信端末又は上記ハンズフリー装置の現在位置を含む区域に対応した情報が追加されるか、又は上記コンテンツは、上記区域に対応付けて選択されることを特徴としている。
また、請求項19記載の発明は、請求項18記載の携帯通信方法に係り、上記コンテンツ配信サーバと上記携帯通信端末との間の情報伝達経路上には、複数階層に階層化された上記中継装置を含む中継装置群が配置され、該中継装置群を構成する上記中継装置、又は該中継装置に対して上位階層の他の中継装置は、上記コンテンツが記憶された区域別コンテンツ記憶手段から上記コンテンツを読み出して、上記携帯通信端末へ送信することを特徴としている。
また、請求項20記載の発明は、請求項17、18又は19記載の携帯通信方法に係り、上記ハンズフリー装置は、少なくとも上記コンテンツを取得するための操作手段を有することを特徴としている。
また、請求項21記載の発明は、請求項20記載の携帯通信方法に係り、上記ハンズフリー装置の上記操作手段は、上記乗客が上記コンテンツに満足したときに操作するためのインプレションボタンを有することを特徴としている。
また、請求項22記載の発明は、請求項20又は21記載の携帯通信方法に係り、上記操作手段は、押下によって上記コンテンツの送信要求操作を行うためのプッシュ部と、回転抓みの回転によって上記コンテンツの選択操作を行うためのダイヤル部とが一体化されてなるコンテンツ取得ボタンを有することを特徴としている。
また、請求項23記載の発明は、請求項20、21又は22記載の携帯通信方法に係り、上記コンテンツについての上記乗客の満足度情報を収集する満足度情報収集手段が、上記操作手段の操作情報を、上記携帯通信端末及び上記中継装置を介して受け取ることを特徴としている。
また、請求項24記載の発明は、請求項23記載の携帯通信方法に係り、上記コンテンツを供給する通信端末へ、上記満足度情報収集手段から上記満足度情報が送信され、上記コンテンツは、上記満足度情報に基づいて選択又は調製されることを特徴としている。
また、請求項25記載の発明は、請求項19乃至24のいずれか1に記載の携帯通信方法請求項27記載の携帯通信方法に係り、上記中継装置群は、所定の通信範囲毎に設置され、第1の情報伝達経路を介して上記コンテンツ配信サーバと通信を行う第1の中継装置と、上記車両に配置され、第2の情報伝達経路を介して上記第1の中継装置と通信を行う第2の中継装置と、上記車両内の所定の位置に配置され、第3の情報伝達経路を介して上記携帯通信端末と上記第1の近距離無線通信を行う第3の中継装置とを含むことを特徴としている。
また、請求項26記載の発明は、請求項23、24又は25記載の携帯通信方法に係り、上記コンテンツ配信サーバは、上記携帯通信端末から、上記中継装置群を介して、上記コンテンツの送信要求を受けると、上記乗客の属性情報又は/及び上記満足度情報に基づいて、選択された又は個別に調製された上記コンテンツを供給することを特徴としている。
また、請求項27記載の発明は、請求項19乃至25のいずれか1に記載の携帯通信方法に係り、上記コンテンツ配信サーバは、上記携帯通信端末から、上記中継装置群を介して、上記ハンズフリー装置の稼働状況情報を受け取り、上記ハンズフリー装置が稼働状態のときに、上記携帯通信端末へ上記コンテンツを供給することを特徴としている。
また、請求項28記載の発明は、請求項27記載の携帯通信方法に係り、上記コンテンツ配信サーバは、上記携帯通信端末へ、上記中継装置群を介して、上記ハンズフリー装置の稼働状況の問合せを行うことによって、上記携帯通信端末から、上記稼働状況情報を受け取ることを特徴としている。
また、請求項29記載の発明は、請求項17乃至28のいずれか1に記載の携帯通信方法に係り、上記携帯通信端末と上記ハンズフリー装置とは、ブルートゥースを利用した上記第2の近距離無線通信によって、所定の情報の送受信を行うことを特徴としている。
また、請求項30記載の発明に係る制御プログラムは、コンピュータに請求項17乃至29のうちいずれか1に記載の携帯通信方法を実行させることを特徴としている。
この発明の構成によれば、車両又は船舶に搭載された中継装置が、コンテンツ配信サーバからコンテンツを受信して、乗客によって持ち込まれた携帯通信端末へ、第1の近距離無線通信によって転送し、携帯通信端末が、中継装置を介して受給したコンテンツから得られた音声情報を、第2の近距離無線通信によってハンズフリー装置へ送信し、ハンズフリー装置が、音声情報を出力するので、場所及び時間を問わず、受給者の要求に適合した情報を、確実にかつ円滑に供給することができる。
また、乗客は、ハンズフリー装置を装着して、受信した少なくとも音声情報を得ることができるので、移動中や待ち時間等に、コンテンツを、簡単にかつ円滑に利用することができる。
車両又は船舶に搭載された中継装置が、コンテンツ配信サーバからコンテンツを受信して、乗客によって持ち込まれた携帯通信端末へ、第1の近距離無線通信によって転送し、携帯通信端末が、中継装置を介して受給したコンテンツから得られた音声情報を、第2の近距離無線通信によってハンズフリー装置へ送信し、ハンズフリー装置が、音声情報を出力することによって、場所及び時間を問わず、利用者の要求に適合した情報を、確実にかつ円滑に供給するという第1の目的を実現した。
また、乗客は、ハンズフリー装置を装着して、受信した少なくとも音声情報を得ることができ、移動中や待ち時間等に、簡単にかつ円滑に利用するという第2の目的を実現した。
図1は、この発明の第1の実施例である携帯通信システムの構成を説明するための説明図、図2は、同携帯通信システムの情報管理センタの構成を示すブロック図、図3は、同情報管理センタの管理サーバの構成を示すブロック図、図4は、同管理サーバの制御部及び記憶部の構成を説明するためのブロック図、図5は、同携帯通信システムの発信者端末の構成を示すブロック図、図6は、同携帯通信システムのエリア中継器の構成を示すブロック図、図7は、同携帯通信システムの車載サーバの制御部及び記憶部の構成を説明するためのブロック図、図8は、同携帯通信システムの利用者端末の構成を示すブロック図、図9は、同利用者端末の制御部の構成を説明するためのブロック図、図10は、同携帯通信システムのハンズフリー装置の構成を示すブロック図、図11は、同ハンズフリー装置の構成を説明するためのブロック図、また、図12乃至図17は、同携帯通信システムの動作を説明するための処理手順図である。
この例の携帯通信システム1は、図1に示すように、コンテンツ配信サービス提供事業者が管理する情報管理センタ2と、コンテンツを作成し提供する情報発信者B,B,…,B(m:自然数)が用いる発信者端末3,3,…,3と、受給者としての利用者(乗客)C,C,…が用いる移動可能な利用者端末4,4,…と、利用者C,C,…の頭部に装着されて用いられるハンズフリー装置5,5,…と、情報管理センタ2と利用者端末4,4,…との間に介在し複数階層(この例では、4階層)に階層化された中継機器群6とを有している。
ここで、中継機器群6は、エリアE,E,…,E(n:自然数)毎に配置された最上位のエリア中継器7,7,…,7と、各エリアE(E,E,…,E)内のサブエリアS毎に配置され、例えば各電車Fに搭載された車載サーバ8と、電車Fの各車両Gに搭載された車載中継器9と、各車両G内の所定の箇所に設置された最下位のAP(Access Point)中継器11とから概略構成されている。
また、情報管理センタ2と各発信者端末3(3,3,…,3)、情報管理センタ2と各エリア中継器7(7,7,…,7)とは、通信ネットワーク13を介して、接続されている。
また、各エリア中継器7(7,7,…,7)と車載サーバ8、車載サーバ8と車載中継器9、車載中継器9とAP中継器11、AP中継器11と利用者端末4(4,4,…)、利用者端末4(4,4,…)とハンズフリー装置5(5,5,…)とは、それぞれ、無線通信経路14,15,16,17,18を介して、通信が行われる。特に、AP中継器11と利用者端末4(4,4,…)、利用者端末4(4,4,…)とハンズフリー装置5(5,5,…)は、例えば、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)を利用した近距離通信(それぞれ、第1の近距離無線通信、第2の近距離無線通信)によって、相互に接続される。
情報管理センタ2は、図2に示すように、例えば、コンテンツや利用者C,C,…に関する情報を管理する管理サーバ21と、例えば利用者端末4(4,4,…)を保有する利用者C(C,C,…)が負担すべきサービス利用料金に関する課金処理を行う課金サーバ22とを有している。
管理サーバ21は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)等からなり、記憶部25に記憶された所定の制御プログラムに従って構成各部を制御する制御部24と、ROM、RAMや、FD(フレキシブル・ディスク)、HD(ハード・ディスク)、CD−ROMが装着されるFDD、HDD、CD−ROMドライバ等からなり、各種プログラムやデータが記憶される記憶部25と、所定のプロトコルに従ってデータ通信を行うための通信部26とを有している。
管理サーバ21の制御部24は、記憶部25に記憶された制御プログラムに従って、例えば、コンテンツ登録制御処理や、視聴レポート配信制御処理、視聴レポート作成処理、コンテンツ送信制御処理、配信コンテンツ組合せ情報作成処理、対発信者端末通信制御処理、対車載サーバ通信制御処理等を実行する。
すなわち、制御部24は、記憶部25に記憶された制御プログラムを実行することによって、コンテンツ登録制御処理部24aや、視聴レポート配信制御処理部24b、視聴レポート作成処理部24c、コンテンツ送信制御処理部24d、配信コンテンツ組合せ情報作成処理部24e、対発信者端末通信制御処理部24f、対車載サーバ通信制御処理部24g等として機能する。
コンテンツ登録制御処理部24aは、情報発信者B(B,B,…,B)が、発信者端末3(3,3,…,3)を用いて、登録の要求を行ったコンテンツを情報記憶部(データベース)27に登録する。
視聴レポート配信制御処理部24bは、情報発信者B(B,B,…,B)が、発信者端末3(3,3,…,3)を用いて、参照要求を行った視聴レポートを、発信者端末3(3,3,…,3)へ配信する処理を制御する。
視聴レポート作成処理部24cは、利用者属性情報や、利用情報種別/視聴時間情報、利用位置情報、満足度情報に基づいて、各情報発信者B(B,B,…,B)向けに定期的に集計・分析処理を行って、視聴レポートを作成する。
コンテンツ送信制御処理部24dは、利用者端末4(4,4,…)(ハンズフリー装置5(5,5,…))に対してコンテンツの配信を行う車載サーバ8からの更新要求に対し、情報記憶部27内のコンテンツやコンテンツ組合せ情報を送信する。
配信コンテンツ組合せ情報作成処理部24eは、利用者属性情報、利用情報種別/視聴時間情報、利用位置情報、及び満足度情報と、類似属性を持つ利用者の最新のコンテンツ満足度情報等とに基づいて、利用者に対するお勧めコンテンツを取捨選択して、利用者の以降の利用の際に配信すべきコンテンツの組合せや優先度を決定し、コンテンツ組合せ情報(例えば、利用者に応じて優先度の高い順に並べ替えられたコンテンツのリスト)を作成する。
対発信者端末通信制御処理部24fは、情報発信者B(B,B,…,B)が用いる発信者端末3(3,3,…,3)との間で行う通信を制御する。
対車載サーバ通信制御処理部24gは、利用者端末4(4,4,…)(ハンズフリー装置5(5,5,…))に対してコンテンツの配信を行う車載サーバ8との間で行う通信を制御する。
記憶部25は、図4に示すように、制御プログラム等が記憶されたプログラム記憶部と、各種情報がデータベース化されて記憶された情報記憶部27とを有してなっている。
プログラム記憶部は、例えば、コンテンツ登録制御処理プログラムが記憶された記憶領域と、視聴レポート配信制御処理プログラムが記憶された記憶領域と、視聴レポート作成処理プログラムが記憶された記憶領域と、コンテンツ送信制御処理プログラムが記憶された記憶領域と、配信コンテンツ組合せ情報作成処理プログラムが記憶された記憶領域と、対発信者端末通信制御処理プログラムが記憶された記憶領域と、対車載サーバ通信制御処理プログラムが記憶された記憶領域とを有している。
情報記憶部27は、図4に示すように、利用者C,C,…への配信を目的として情報発信者B,B,…,Bが登録したコンテンツが記憶されるコンテンツ記憶領域27aと、利用者C,C,…が当該システムの利用を開始する際に登録した性別、年齢層、生活圏、よく利用する交通機関、趣味、嗜好等の利用者属性情報が記憶される利用者属性情報記憶領域27bと、車載サーバ8から定期的に転送される利用情報に関して利用情報種別/視聴時間情報が記憶される利用情報種別/視聴時間情報記憶領域27cと、利用位置情報が記憶される利用位置情報記憶領域27dと、利用者の視聴したコンテンツに関する満足度情報が記憶される満足度情報記憶領域27eと、利用者属性情報や、利用情報種別/視聴時間情報、利用位置情報、満足度情報に基づいて、各情報発信者B(B,B,…,B)向けに定期的に集計、分析して作成された視聴レポートが記憶される視聴レポート記憶領域27fと、利用者属性情報、利用情報種別/視聴時間情報、利用位置情報、及び満足度情報と、類似属性を持つ利用者の最新のコンテンツ満足度情報等とに基づいて、利用者に対するお勧めコンテンツを取捨選択して、利用者の以降の利用の際に配信すべきコンテンツの組合せや優先度を含むコンテンツ組合せ情報が記憶されるコンテンツ組合せ情報記憶領域27gとを有している。
なお、図4において、利用情報種別/視聴時間情報記憶領域27cに記憶される利用情報種別/視聴時間情報と、利用位置情報記憶領域27dに記憶される利用位置情報と、満足度情報記憶領域27eに記憶される満足度情報とは、車載サーバ8の情報記憶部47に記憶される対応する各情報と同一内容のコピーされた情報である(同図中網掛けで示す。)。
課金サーバ22は、ハードウェア上の構成は、管理サーバ21と略同一であり、制御部と、記憶部と、通信部とを有している。
課金サーバ22の制御部は、サービスに対応した料金の単金と、適用期間等の設定と利用者のサービス利用による固定又は従量の課金計算をリアルタイムで実施する課金・料金管理処理や、課金管理サービス申請の受付けを行うと共に利用者の情報を管理するユーザ・オーダ管理処理等を実行する。
課金サーバ22の制御部は、課金・料金管理処理では、例えば、利用者が管理サーバ21が提供する情報や機能を利用する毎に利用料金を算出し、指定された単位で(例えば、一ヶ月毎、すなわち、月締めでの月次処理)に利用者に請求するための処理を行い、利用者に請求するための利用明細書情報を生成する。
また、課金・料金管理処理では、例えば月額固定の基本料金、サービス毎、情報毎の利用料金、利用者毎、利用者端末毎のサービス利用回数等を課金情報として管理する。
また、課金・料金管理処理では、コンテンツを提供する情報発信者に関する課金管理を行う。すなわち、課金・料金管理処理では、例えば、情報発信者が、コンテンツの提供等のサービスを行う場合、サービスの利用者想定数、同時アクセス想定数に基づいて、設定される基本料金、提供サービス情報の更新に関して、更新回数に応じた課金料金等を管理する。
発信者端末3(3,3,…,3)は、図5に示すように、当該発信者端末本体の構成各部を制御する制御部31と、制御部31が実行する処理プログラムや各種データ等を記憶するための記憶部32と、所定のプロトコルに従ってデータ通信を行う通信部33と、表示部34と、音声出力部35と、操作部36とから概略構成されている。
エリア中継器7(7,7,…,7)は、図6に示すように、所定の制御プログラムに従って構成各部を制御する制御部38と、各種プログラムやデータが記憶される記憶部39と、所定のプロトコルに従ってデータ通信を行うための通信部41と、アンテナを介して無線電波の送受信を行い、データ通信を行うために用いられる無線通信部42とを有してなっている。
この例では、エリア中継器7(7,7,…,7)の制御部38は、通信ネットワーク13を介して、例えば、各エリアE(E,E,…,E)内の情報提供者(公共団体や、駅構内の商業施設等)が管理する情報提供者端末(不図示)から供給された後述する地域限定の情報等を、車載サーバ8へ転送する。
車載サーバ8は、図7に示すように、所定の制御プログラムに従って構成各部を制御する制御部44と、各種プログラムやデータが記憶される記憶部と、アンテナを介して無線電波の送受信を行い、データ通信を行うために用いられる無線通信部とを有してなっている。
車載サーバ8の制御部44は、記憶部に記憶された制御プログラムに従って、例えば、コンテンツ受信制御処理や、利用情報送信制御処理、オンデマンド制御処理、プッシュ制御処理、コンテンツ送信制御処理、利用情報記録制御処理、インプレッションボタン情報受信制御処理、対管理サーバ通信制御処理、対利用者端末通信制御処理等を実行する。
すなわち、制御部44は、記憶部に記憶された制御プログラムを実行することによって、コンテンツ受信制御処理部44aや、利用情報送信制御処理部44b、オンデマンド制御処理部44c、プッシュ制御処理部44d、コンテンツ送信制御処理部44e、利用情報記録制御処理部44f、インプレッションボタン情報受信制御処理部44g、対管理サーバ通信制御処理部44h、対利用者端末通信制御処理部44j等として機能する。
コンテンツ受信制御処理部44aは、コンテンツ更新要求によって管理サーバ21から取得したコンテンツを、情報記憶部(データベース)47に記憶させる。
利用情報送信制御処理部44bは、利用者端末4(4,4,…)(ハンズフリー装置5(5,5,…))から収集した利用者C(C,C,…)毎の利用者情報を、管理サーバ21へ定期的に送信する。
オンデマンド制御処理部44cは、利用者端末4(4,4,…)(ハンズフリー装置5(5,5,…))からのコンテンツ配信要求に対して、コンテンツ送信制御処理部44eを制御して、コンテンツやコンテンツ組合せ情報を利用者端末4(4,4,…)へ送信する。
プッシュ制御処理部44dは、接続可能な利用者C(C,C,…)の利用者端末4(4,4,…)(ハンズフリー装置5(5,5,…))を定期的に探索し、コンテンツ送信制御処理部44eを制御して、コンテンツを利用者端末4(4,4,…)へ自主的に送信する。
コンテンツ送信制御処理部44eは、オンデマンド制御処理部44cやプッシュ制御処理部44dからの制御によって、情報記憶部47内のコンテンツやコンテンツ組合せ情報を読み出して利用者端末4(4,4,…)へ送信する処理を制御する。
この例では、コンテンツ送信制御処理部44eは、管理サーバ21から配信されたコンテンツに、必要に応じて、例えば、後述する地域限定の情報を付加して送信する処理を制御する。
利用情報記録制御処理部44fは、コンテンツ送信制御処理部44eの送信内容をモニタし、情報記憶部47へ、利用情報種別/視聴時間情報や、利用位置情報等を記憶する処理を制御する。
インプレッションボタン情報受信制御処理部44gは、利用者C(C,C,…)が現在視聴しているコンテンツに対して、価値や満足を感じた場合に押下するハンズフリー装置5(5,5,…)のインプレッションボタン65cの押下回数等の情報を、対応するコンテンツ及び利用情報と共に情報記憶部47へ満足度情報として記憶する処理を行う。
対管理サーバ通信制御処理部44hは、コンテンツの送信元としての管理サーバ21との間で行う通信を制御する。
対利用者端末通信制御処理部44jは、利用者端末4(4,4,…)(ハンズフリー装置5(5,5,…))との間で行う通信を制御する。
車載サーバ8の記憶部は、図7に示すように、制御プログラム等が記憶されたプログラム記憶部と、各種情報がデータベース化されて記憶された情報記憶部47とを有してなっている。
プログラム記憶部は、例えば、コンテンツ受信制御処理プログラムが記憶された記憶領域と、利用情報送信制御処理プログラムが記憶された記憶領域と、オンデマンド制御処理プログラムが記憶された記憶領域と、プッシュ制御処理プログラムが記憶された記憶領域と、コンテンツ送信制御処理プログラムが記憶された記憶領域と、利用情報記録制御処理プログラムが記憶された記憶領域と、インプレッションボタン情報受信制御処理プログラムが記憶された記憶領域と、対管理サーバ通信制御処理プログラムが記憶された記憶領域と、対利用者端末通信制御処理プログラムが記憶された記憶領域とを有している。
情報記憶部47は、図7に示すように、管理サーバ21から取得したコンテンツが記憶されるコンテンツ記憶領域47aと、利用者属性情報が記憶される利用者属性情報記憶領域47bと、利用者C(C,C,…)毎の現在までに利用した情報(コンテンツ)の種別と、各情報の視聴時間等を含む利用情報種別/視聴時間情報が記憶される利用情報種別/視聴時間情報記憶領域47cと、利用した情報(コンテンツ)を利用(使用)した場所(エリア)に関する利用位置情報が記憶される利用位置情報記憶領域47dと、利用者によるインプレションボタン65cの押下に基づいたコンテンツ毎の利用者の満足度情報が記憶される満足度情報記憶領域47eと、コンテンツ組合せ情報が記憶されるコンテンツ組合せ情報記憶領域47fとを有している。
この例では、利用者属性情報記憶領域47bには、利用者の属性(性別、年齢、生活スタイル、趣味、嗜好、職業等)のほかに、配信される情報の利用場所として、地域(エリア)や建物、利用交通機関等別に考慮された情報が記憶される。
例えば、地域によって、利用者に知らせるのに最適なイベント情報(個人主催、商店街主催、町内会主催、市主催、口コミ等)や、店舗の特売、キャンペーン情報等の地域限定のサービス情報を選定したり、利用交通機関の種別や行先別に、運行情報や、乗り換え情報、乗降駅構内のイベント情報等が記憶される。こうした地域限定の情報は、例えば、各エリア中継器7(7,7,…,7)を介して、車載サーバ8に供給される。
なお、図7において、コンテンツ記憶領域47aに記憶されるコンテンツと、利用者属性情報記憶領域47bに記憶される利用者属性情報と、コンテンツ組合せ情報記憶領域47fに記憶されるコンテンツ組合せ情報とは、管理サーバ21の情報記憶部27に記憶される対応する各情報と同一内容のコピーされた情報である(同図中網掛けで示す。)。
車載中継器9は、所定の制御プログラムに従って構成各部を制御する制御部と、各種プログラムやデータが記憶される記憶部と、アンテナを介して無線電波の送受信を行い、データ通信を行うために用いられる無線通信部とを有してなっている。
AP中継器11は、所定の制御プログラムに従って構成各部を制御する制御部と、各種プログラムやデータが記憶される記憶部と、アンテナを介して無線電波の送受信を行い、所定のプロトコルに従ってデータ通信を行うために用いられる無線通信部と、ブルートゥース通信部とを有してなっている。
利用者端末4(4,4,…)は、例えば、携帯電話機からなり、通話機能、例えばインターネットに接続してホームページの閲覧や電子メールの送受信が可能なデータ通信機能のほか、ブルートゥースを利用した近距離通信機能を有し、図8に示すように、当該利用者端末本体の構成各部を制御する制御部51と、制御部51が実行する処理プログラムや各種データ等を記憶するための記憶部52と、アンテナを介して無線電波の送受信を行い、所定のプロトコルに従って通話やデータ通信を行うために用いられる無線通信部53と、最寄りのAP中継器11や、ハンズフリー装置5(5,5,…)との間で近距離を行って、コンテンツ等(主として音声情報)を授受するために用いられるブルートゥース通信部54と、例えば、受信したホームページや電子メールの内容、待受画面、機能設定画面等が表示される表示部55と、例えば、着信時等に音声を出力する音声出力部56と、数字や文字の入力操作等を行うための多数の各種操作キー等からなる操作部57と、送話音声を入力するマイクロフォンからなる送話部58と、受話音声を出力するスピーカからなる受話部59とから概略構成されている。
制御部51は、CPU(中央処理装置)等を有してなり、記憶部52に記憶された制御プログラムに従って、利用者端末本体の構成各部を制御し、例えば、コンテンツサービス用HMI(Hyuman Machine Interface)処理や、対ハンズフリー装置通信制御処理、プッシュ制御処理、コンテンツ受信制御処理、データ変換制御処理、オンデマンド制御処理、コンテンツ選択制御処理、インプレッションボタン情報送信制御処理、対車載サーバ通信制御処理等を実行する。
すなわち、制御部51は、記憶部52に記憶された制御プログラムを実行することによって、図9に示すように、コンテンツサービス用HMI処理部51aや、対ハンズフリー装置通信制御処理部51b、プッシュ制御処理部51c、コンテンツ受信制御処理部51d、データ変換制御処理部51e、オンデマンド制御処理部51f、コンテンツ選択制御処理部51g、インプレッションボタン情報送信制御処理部51h、対車載サーバ通信制御処理部51j等として機能する。
コンテンツサービス用HMI処理部51aは、利用者C(C,C,…)からの指示入力や、利用者C(C,C,…)へのサービス状況の通知を行う。
対ハンズフリー装置通信制御処理部51bは、対応するハンズフリー装置5(5,5,…)との間で行うブルートゥースを利用した近距離通信を制御する。
プッシュ制御処理部51cは、車載サーバ8からの定期的なコンテンツ送信要求に対して、コンテンツ受信制御処理部51dを制御して、コンテンツを受信する処理を制御する。
コンテンツ受信制御処理部51dは、オンデマンド制御処理部51fcやプッシュ制御処理部51cからの制御によって、対車載サーバ通信制御処理部51jを介して車載サーバ8から取得したコンテンツをデータ変換制御処理部51eへ渡す処理を制御する。
データ変換制御処理部51eは、コンテンツ受信制御処理部51dから受け取ったコンテンツを、ハンズフリー装置5(5,5,…)で利用者C(C,C,…)が実際に視聴できるように、データ変換し、再生する処理を制御する。なお、受信されたコンテンツが音声データからなる場合には、データ変換制御処理は省略されても良い。
オンデマンド制御処理部51fは、利用者C(C,C,…)の操作によってハンズフリー装置5(5,5,…)からのコンテンツ配信(開始)要求に対して、コンテンツ受信制御処理部51dを制御して、コンテンツを受信する処理を制御する。
コンテンツ選択制御処理部51gは、利用者C(C,C,…)の操作によってハンズフリー装置5(5,5,…)からのコンテンツ選択(切替)要求に対して、接続可能な車載サーバ8を探索して、ネゴシエーションした上で、コンテンツ受信制御処理部51dを制御して、新たなコンテンツを受信する処理を制御する。
インプレッションボタン情報送信制御処理部51hは、利用者C(C,C,…)が現在視聴しているコンテンツに対して、価値や満足を感じた場合に押下するハンズフリー装置5(5,5,…)のインプレッションボタン65cの押下回数等の情報を、車載サーバ通信制御処理部51jを介して、車載サーバ8へ送信する処理を制御する。
対車載サーバ通信制御処理部51jは、車載サーバ8との間で行う無線通信を制御する。
記憶部52は、ROM、RAM等の半導体メモリ等からなり、制御部51が実行する各種プログラムや、各種情報等が記憶される。
記憶部52は、制御プログラム等が記憶されたプログラム記憶部と、各種情報が記憶された情報記憶部とを有してなっている。
プログラム記憶部は、コンテンツサービス用HMI処理プログラムが記憶された記憶領域と、対ハンズフリー装置通信制御処理プログラムが記憶された記憶領域と、プッシュ制御処理プログラムが記憶された記憶領域と、コンテンツ受信制御処理プログラムが記憶された記憶領域と、データ変換制御処理プログラムが記憶された記憶領域と、オンデマンド制御処理プログラムが記憶された記憶領域と、コンテンツ選択制御処理プログラムが記憶された記憶領域と、インプレッションボタン情報送信制御処理プログラムが記憶された記憶領域と、対車載サーバ通信制御処理プログラムが記憶された記憶領域とを有している。
ブルートゥース通信部54は、2.45GHz帯の電波をアンテナを介して送受信するためのRFチップとベースバンドチップとを有し、最寄りのAP中継器11や、ハンズフリー装置5(5,5,…)との間で近距離を行って、コンテンツ等(主として音声情報)を授受するために用いられる。
ここで、電波伝送距離は、略10mとされ、利用者端末2と車載サーバ5との間の通信は、いずれも略10m以下の近距離で行われる。
操作部57は、ブルートゥースを利用した通信を行うために用いられるブルートゥース送信キーや、ブルートゥースを利用した近距離通信以外の通信を停止する通信制限モードへ移行するための通信制限モードキー、電子メールの作成や送受信を行うためのメールモード選択キー、音声通話を行うために用いる通話モード選択キー、ブラウザを起動させてホームページを閲覧するためのブラウザモード選択キー、クリアキー、電源キー、数字等を入力するためのテンキー、表示部55に表示された表示画面上のカーソルを上下左右方向へ移動させるためのカーソルキー等が、筐体の正面に配置されてなっている。
表示部55は、液晶ディスプレイ等からなり、文字や画像を表示するために用いられる。
ハンズフリー装置5(5,5,…)は、図10に示すように、当該ハンズフリー装置本体の構成各部を制御する制御部61と、制御部61が実行する処理プログラムや各種データ等を記憶するための記憶部62と、アンテナを介して無線電波の送受信を行い、所定のプロトコルに従ってデータ通信を行うために用いられるブルートゥース通信部63と、一対のイヤホン(ヘッドホン)からなる音声出力部64と、入力操作等を行うための各種操作ボタン等からなる操作部65とから概略構成されている。
制御部61は、記憶部62に記憶された制御プログラムに従って、例えば、再生データ処理や、再生制御処理、対利用者端末通信制御処理等を実行する。
すなわち、制御部61は、図11に示すように、記憶部62に記憶された制御プログラムを実行することによって、再生データ処理部61aや、再生制御処理部61b、対利用者端末通信制御処理部61cとして機能する。
再生データ処理部61aは、対利用者端末通信制御処理部61cを介して、利用者端末4(4,4,…)から受信したコンテンツの再生データを、音声出力部64へ送る。
再生制御処理部61bは、電源スイッチ/ボリューム兼用ボタン65aや、通信スイッチ/コンテンツ選択ダイヤル兼用ボタン65bからの指示により、再生データの再生を制御すると共に、インプレションボタン65cから通知される押下回数等の情報を、対利用者端末通信制御処理部61cを介して、利用者端末4(4,4,…)へ送信する処理を制御する。
対利用者端末通信制御処理部61cは、利用者端末4(4,4,…)との間で行うブルートゥースを利用した近距離通信を制御する。
記憶部62は、制御プログラム等が記憶されたプログラム記憶部と、各種情報が記憶された情報記憶部とを有してなっている。
プログラム記憶部は、例えば、再生データ処理部プログラムが記憶された記憶領域と、再生制御処理部プログラムが記憶された記憶領域と、対利用者端末通信制御処理部プログラムが記憶された記憶領域とを有している。
操作部65は、図11に示すように、電源スイッチ/ボリューム兼用ボタン65aと、通信スイッチ/コンテンツ選択ダイヤル兼用ボタン65bと、インプレションボタン65cとを有している。
電源スイッチ/ボリューム兼用ボタン65aは、当該ハンズフリー装置5(5,5,…)の電源のオン/オフをプッシュ式で行い、音量調整を例えばダイヤル式で行うように構成されている。
通信スイッチ/コンテンツ選択ダイヤル兼用ボタン65bは、コンテンツの受信開始と終了とを例えばプッシュ式で指示し、別のコンテンツへの切替えのダイヤル式で指示するように構成されている。
インプレションボタン65cは、利用者C(C,C,…)が現在視聴しているコンテンツに対して、価値や満足を感じた場合に押下される。
電源スイッチ/ボリューム兼用ボタン65aと、通信スイッチ/コンテンツ選択ダイヤル兼用ボタン65bと、インプレションボタン65c利用者C(C,C,…)とは、いずれも、当該ハンズフリー装置5(5,5,…)を頭部に装着した状態で指だけで場所を特定して操作可能とされている。
次に、図12乃至図17を参照して、上記構成の携帯通信システム1の動作について説明する。
まず、情報発信者B,B,…,Bからのコンテンツ登録処理について説明する。
発信者端末3(3,3,…,3)の制御部31は、情報発信者B(B,B,…,B)の操作によって、必要な分だけコンテンツが入力されると(ステップSA11(図12))、入力されたコンテンツを、記憶部32に書き込む(ステップSA12)。
次に、制御部31は、コンテンツの書込みが完了すると、書込完了メッセージを表示部34に表示させる(ステップSA13)。
なお、予め、利用者C,C,…から利用者属性情報を得ていた場合には、利用者属性情報をコンテンツと同様に、入力された後、制御部31が記憶部32に書き込むようにしても良い。
次に、制御部31は、ステップSA14で、情報発信者B(B,B,…,B)の操作によって、接続要求指示を受けると、管理サーバ21に対して接続要求信号を送信する(ステップSA15)。
管理サーバ21で、接続要求信号を受信し、制御部24が、発信者端末3(3,3,…,3)へ接続許可信号を送信し(ステップSA16)、発信者端末3(3,3,…,3)では、接続許可信号を受信すると、制御部31は、接続許可メッセージを表示部34に表示させる(ステップSA17)。
次に、制御部31は、ステップSA18で、情報発信者B(B,B,…,B)の操作によって、書込済みコンテンツのうち必要分だけ指定され、登録要求指示を受けると、管理サーバ21に対して登録要求信号を送信する(ステップSA19)。
管理サーバ21で、登録要求信号を受信し、制御部24が、発信者端末3(3,3,…,3)へ登録許可信号を送信し(ステップSA20)、発信者端末3(3,3,…,3)では、登録許可信号を受信すると、制御部31は、記憶部32から指定されたコンテンツを読み出し(ステップSA21)、読み出したコンテンツを管理サーバ21へ送信する(ステップSA22)。
管理サーバ21では、コンテンツを受信すると、制御部24が、コンテンツを記憶部25に書き込み、書込みが完了すると、書込完了通知信号を発信者端末3(3,3,…,3)へ送信する(ステップSA24)。
発信者端末3(3,3,…,3)では、書込完了通知信号を受信すると、制御部31は、登録完了メッセージを表示部34に表示させる(ステップSA25)。
次に、制御部31は、ステップSA26で、情報発信者B(B,B,…,B)の操作によって、切断要求指示を受けると、管理サーバ21に対して切断要求信号を送信する(ステップSA27)。
管理サーバ21では、切断要求信号を受信し、制御部24が、発信者端末3(3,3,…,3)へ切断許可信号を送信し(ステップSA28)、発信者端末3(3,3,…,3)で、切断許可信号を受信すると、制御部31は、切断許可メッセージを表示部34に表示させる(ステップSA29)。これによって、一連のコンテンツ登録処理が終了する。
次に、車載サーバ8からのコンテンツ更新要求処理について説明する。
車載サーバ8の制御部44は、例えば、電車Fの運行開始時や、エリア中継器7(7,7,…,7)が配置された駅への到着時等で、コンテンツの更新が必要であると判断すると(ステップSB11(図13))、エリア中継装置7(7,7,…,7)に対して、接続要求信号を送信する(ステップSB12)。
エリア中継装置7(7,7,…,7)では、接続要求信号を受信すると、制御部38は、管理サーバ21へ接続要求信号を転送する(ステップSB13)。
管理サーバ21で、接続要求信号を受信し、制御部24が、エリア中継装置7(7,7,…,7)へ接続許可信号を送信し(ステップSB14)、エリア中継装置7(7,7,…,7)で、接続許可信号を受信すると、制御部38は、車載サーバ8へ接続許可信号を転送する(ステップSB15)。
車載サーバ8では、接続許可信号を受信すると、制御部44は、エリア中継装置7(7,7,…,7)に対して、コンテンツ更新要求信号を送信する(ステップSB16)。
エリア中継装置7(7,7,…,7)では、コンテンツ更新要求信号を受信すると、制御部38は、車載サーバ8へコンテンツ更新要求信号を転送する(ステップSB17)。
管理サーバ21では、コンテンツ更新要求信号を受信すると、制御部24は、情報記憶部(データベース)27内のコンテンツ組合せ情報に基づいて、コンテンツを情報記憶部27から選択して読み出し(ステップSB18)、読み出したコンテンツをエリア中継装置7(7,7,…,7)へ送信する(ステップSB19)。
エリア中継装置7(7,7,…,7)では、コンテンツを受信すると、制御部38は、車載サーバ8へコンテンツを転送する(ステップSB20)。
車載サーバ8では、コンテンツを受信すると、制御部44は、コンテンツを、情報記憶部47に書き込み(ステップSB21)、エリア中継装置7(7,7,…,7)に対して、切断要求信号を送信する(ステップSB22)。
エリア中継装置7(7,7,…,7)では、切断要求信号を受信すると、制御部38は、管理サーバ21へ切断要求信号を転送する(ステップSB23)。
管理サーバ21で、切断要求信号を受信し、制御部24が、切断完了通知信号をエリア中継装置7(7,7,…,7)へ送信し(ステップSB24)、エリア中継装置7(7,7,…,7)で、切断完了通知信号を受信すると、制御部38は、車載サーバ8へ切断完了通知信号を転送し(ステップSB25)、車載サーバ8が、切断完了通知信号を受信する(ステップSB26)。これによって、一連の車載サーバ8からのコンテンツ更新要求処理が終了する。
次に、オンデマンド型のコンテンツ供給処理について説明する。
ハンズフリー装置5(5,5,…)の制御部61は、利用者C(C,C,…)の操作によって、接続先探索指示を受けると(ステップSC11(図14))、接続先探索要求信号を、対応する利用者端末4(4,4,…)へ送信する(ステップSC12)。
利用者端末4(4,4,…)では、接続先探索要求信号を受信すると、制御部51は、最寄のAP中継器11へ接続先探索要求信号を転送する(ステップSC13)。
AP中継器11では、接続先探索要求信号を受信すると、制御部が、接続先探索要求信号を、車載中継器9へ転送する(ステップSC14)。
車載中継器9では、接続先探索要求信号を受信すると、制御部が、接続先探索要求信号を、車載サーバ8へ転送する(ステップSC15)。
探索されたその車載サーバ8では、接続先探索要求信号を受信すると、制御部24が、車載中継器9に対して、接続先返答信号を送信する(ステップSC16)。
車載中継器9では、接続先返答信号を受信すると、制御部が、AP中継器11へ、接続先返答信号を転送する(ステップSC17)。
AP中継器11では、接続先返答信号を受けると、制御部が、利用者端末4(4,4,…)へ、接続先返答信号を転送する(ステップSC18)。
利用者端末4(4,4,…)では、接続先返答信号を受信すると、制御部51が、接続要求信号を、AP中継器11へ送信する(ステップSC19)。
AP中継器11では、接続要求信号を受信すると、制御部が、接続要求信号を、車載中継器9へ転送する(ステップSC20)。
車載中継器9では、接続要求信号を受信すると、制御部が、接続要求信号を、車載サーバ8へ転送する(ステップSC21)。
車載サーバ8では、接続要求信号を受信すると、制御部24が、要求してきた利用者C(C,C,…)の属性情報に対応するコンテンツ組合せ情報を情報記憶部27から読み出し(ステップSC22)、接続許可信号及びコンテンツ組合せ情報を、車載中継器9へ送信する(ステップSC23)。
ここで、送信されるコンテンツ組合せ情報は、利用者C(C,C,…)の属性情報に加えて、必要に応じて、配信される情報の利用場所として、地域(エリア)や建物、利用交通機関等が考慮される。
車載中継器9では、接続許可信号及びコンテンツ組合せ情報を受信すると、制御部が、AP中継器11へ、接続許可信号及びコンテンツ組合せ情報を転送する(ステップSC24)。
AP中継器11では、接続許可信号及びコンテンツ組合せ情報を受信すると、制御部が、利用者端末4(4,4,…)へ、接続許可信号及びコンテンツ組合せ情報を転送する(ステップSC25)。
利用者端末4(4,4,…)では、接続許可信号及びコンテンツ組合せ情報を受信すると、制御部51が、コンテンツ組合せ情報を、ハンズフリー装置5(5,5,…)へ音声データとして送信する(ステップSC26)。
ハンズフリー装置5(5,5,…)では、コンテンツ組合せ情報を受信すると、制御部61は、音声出力部64からコンテンツ組合せ情報に対応する音声(例えば、番号付きのメニュー音声)を出力させる(ステップSC27)。
制御部61は、コンテンツ組合せ情報を通知された利用者C(C,C,…)の操作(通信スイッチ/コンテンツ選択ダイヤル兼用ボタン65bの操作)によって、視聴するコンテンツの選択及び送信要求指示がなされると(ステップSC28)、コンテンツ送信要求信号をデータ化の上、利用者端末4(4,4,…)へ送信する(ステップSC29)。
利用者端末4(4,4,…)では、コンテンツ送信要求信号を受信すると、制御部51が、コンテンツ送信要求信号を、AP中継器11へ送信する(ステップSC30)。
AP中継器11では、コンテンツ送信要求信号を受信すると、制御部が、コンテンツ送信要求信号求を、車載中継器9へ転送する(ステップSC31)。
車載中継器9では、コンテンツ送信要求信号を受信すると、制御部が、コンテンツ送信要求信号を、車載サーバ8へ転送する(ステップSC32)。
車載サーバ8では、コンテンツ送信要求信号を受信すると、制御部24が、情報記憶部27から指定されたコンテンツを読み出し(ステップSC33)、車載中継器9へコンテンツを送信する(ステップSC34(図15))。
車載中継器9では、コンテンツを受信すると、制御部が、AP中継器11へ、コンテンツを転送する(ステップSC35)。
AP中継器11では、コンテンツを受信すると、制御部が、利用者端末4(4,4,…)へ、コンテンツを転送する(ステップSC36)。
利用者端末4(4,4,…)では、コンテンツを受信すると、制御部51が、データ変換処理を行い(ステップSC37)、再生データを、ハンズフリー装置5(5,5,…)へ送信する(ステップSC38)。
ハンズフリー装置5(5,5,…)では、再生データを受信すると、制御部61は、音声出力部64を制御して再生出力させる(ステップSC39)。
制御部61は、コンテンツを視聴した利用者C(C,C,…)の操作(通信スイッチ/コンテンツ選択ダイヤル兼用ボタン65bの操作)によって、視聴終了又は視聴中断のための切断要求指示を受けると(ステップSC40)、切断要求信号をデータ化の上、対応する利用者端末4(4,4,…)へ送信する(ステップSC41)。
利用者端末4(4,4,…)では、切断要求信号を受信すると、制御部51は、最寄のAP中継器11へ切断要求信号を転送する(ステップSC42)。
AP中継器11では、切断要求信号を受信すると、制御部が、切断要求信号を、車載中継器9へ転送する(ステップSC43)。
車載中継器9では、切断要求信号を受けると、制御部が、切断要求信号を、車載サーバ8へ転送する(ステップSC44)。
車載サーバ8では、切断要求信号を受けると、制御部24が、情報記憶部27にこれまでの利用情報をまとめて書き込み(ステップSC45)、車載中継器9に対して、切断要求返答信号を送信する(ステップSC46)。
車載中継器9では、切断要求返答信号を受信すると、制御部が、AP中継器11へ、切断要求返答信号を転送する(ステップSC47)。
AP中継器11では、切断要求返答信号を受信すると、制御部が、利用者端末4(4,4,…)へ、切断要求返答信号を転送する(ステップSC48)。
利用者端末4(4,4,…)では、切断要求返答信号を受信すると、制御部51が、切断要求返答信号を、ハンズフリー装置5(5,5,…)へ転送する(ステップSC49)。
ハンズフリー装置5(5,5,…)では、切断要求返答信号を受信すると、制御部61は、音声出力部64を制御して、切断要求返答があったことを通知するための例えばビープ音を出力させる(ステップSC50)。これによって、一連のオンデマンド型のコンテンツ供給処理が終了する。
次に、プッシュ型のコンテンツ供給処理について説明する。
車載サーバ8の制御部44は、コンテンツ送信のための適切な時機であると判断すると(例えば、定期起動時等をトリガとすることによって)(ステップSD11(図16))、車載中継器9に対して、利用者探索要求信号を送信する(ステップSD12)。
車載中継器9では、利用者探索要求信号を受信すると、制御部が、AP中継器11へ、利用者探索要求信号を転送する(ステップSD13)。
AP中継器11では、利用者探索要求信号を受信すると、制御部が、利用者端末4(4,4,…)へ、利用者探索要求信号を転送する(ステップSD14)。
探索された利用者端末4(4,4,…)では、利用者探索要求信号を受信すると、制御部51が、対応するハンズフリー装置5(5,5,…)の稼働中か否かを確認し(ステップSD15)、その結果を探索要求応答信号としてAP中継器11へ送信する(ステップSD16)。
AP中継器11では、探索要求応答信号を受信すると、制御部が、探索要求応答信号を、車載中継器9へ転送する(ステップSD17)。
車載中継器9では、探索要求応答信号を受けると、制御部が、探索要求応答信号を、車載サーバ8へ転送する(ステップSD18)。
車載サーバ8では、探索要求応答信号を受け、制御部44が、対応するハンズフリー装置5(5,5,…)が稼働中であると判断すると(ステップSD19)、すなわち、応答があり、かつ、稼働中のものが1つでもある場合は、利用者端末4(4,4,…)(ハンズフリー装置5(5,5,…))へコンテンツを配信すべく、車載中継器9に対して、接続要求信号を送信する(ステップSD20)。もし、探索要求応答が1つもないか、ハンズフリー装置5(5,5,…)が未稼働状態である場合は、ステップSD11へ戻り、例えば、定期起動からの処理を繰り返す。
車載中継器9では、接続要求信号を受信すると、制御部が、AP中継器11へ、接続要求信号を転送する(ステップSD21)。
AP中継器11では、接続要求信号を受信すると、制御部が、利用者端末4(4,4,…)へ、接続要求信号を転送する(ステップSD22)。
利用者端末4(4,4,…)で、接続要求信号を受信し、制御部51が、接続許可信号を、AP中継器11へ送信し(ステップSD23)、AP中継器11で、接続許可信号を受信すると、制御部が、接続許可信号を、車載中継器9へ転送する(ステップSD24)。
車載中継器9では、接続許可信号を受けると、制御部が、接続許可信号を、車載サーバ8へ転送する(ステップSD25)。
車載サーバ8では、接続許可信号を受信すると、制御部44が、情報記憶部(データべース)47からコンテンツを読み出し(ステップSD26)、読み出したコンテンツを、車載中継器9へ送信する(ステップSD27)。
車載中継器9では、コンテンツを受信すると、制御部が、AP中継器11へ、コンテンツを転送する(ステップSD28)。
AP中継器11では、コンテンツを受信すると、制御部が、利用者端末4(4,4,…)へ、コンテンツを転送する(ステップSD29)。
利用者端末4(4,4,…)では、コンテンツを受信すると、制御部51が、データ変化処理を行い(ステップSD30)、再生データを、ハンズフリー装置5(5,5,…)へ送信する(ステップSD31)。
ハンズフリー装置5(5,5,…)では、再生データを受け取ると、制御部61は、音声出力部64を制御して再生出力させる(ステップSD32)。
制御部61は、再生されたコンテンツを視聴した利用者C(C,C,…)の操作(例えば、通信スイッチ/コンテンツ選択ダイヤル兼用ボタン65bの押下)によって、視聴終了又は視聴中断の際の切断要求指示がなされると(ステップSD33)、切断要求信号をデータ化の上、利用者端末4(4,4,…)へ送信する(ステップSD34)。
利用者端末4(4,4,…)では、切断要求信号を受けると、制御部51が、AP中継器11へ切断要求信号を転送する(ステップSD35)。
AP中継器11では、切断要求信号を受信すると、制御部が、車載中継器9へ切断要求信号を転送する(ステップSD36)。
車載中継器9では、切断要求信号を受けると、制御部が、車載サーバ8へ切断要求信号を転送する(ステップSD37)。
車載サーバ8では、切断要求信号を受信すると、制御部44が、情報記憶部47へ、これまでの利用情報をまとめて書き込み(ステップSD38)、車載中継器9へ切断要求応答信号を送信する(ステップSD39)。
車載中継器9では、切断要求応答信号を受信すると、制御部が、AP中継器11へ、切断要求応答信号を転送する(ステップSD40)。
AP中継器11では、切断要求応答信号を受信すると、制御部が、利用者端末4(4,4,…)へ、切断要求応答信号を転送する(ステップSD41)。
利用者端末4(4,4,…)では、切断要求応答信号を受信すると、制御部51が、ハンズフリー装置5(5,5,…)へ切断要求応答信号を転送する(ステップSD42)。
ハンズフリー装置5(5,5,…)では、切断要求応答信号を受信すると、制御部61は、音声出力部64を制御して、切断要求応答があったことを通知するための例えばビープ音を出力させる(ステップSD43)。これによって、一連のプッシュ型のコンテンツ供給処理が終了する。
次に、視聴レポート及びコンテンツ組合せ情報の作成処理について説明する。
ハンズフリー装置5(5,5,…)の制御部61は、現在視聴しているコンテンツに対して「価値」や「満足」を感じた利用者C(C,C,…)の操作によって、「価値」や「満足」を意味するインプレッションボタンが押下されると(ステップSE11(図17))、ボタン押下情報(例えば、押下回数を含む)を、データ化の上、対応する利用者端末4(4,4,…)へ送信する(ステップSE12)。
利用者端末4(4,4,…)では、ボタン押下情報を受信すると、制御部51は、最寄のAP中継器11へボタン押下情報を転送する(ステップSE13)。
AP中継器11では、ボタン押下情報を受信すると、制御部が、ボタン押下情報を、車載中継器9へ転送する(ステップSE14)。
車載中継器9では、ボタン押下情報を受信すると、制御部が、ボタン押下情報を、車載サーバ8へ転送する(ステップSE15)。
車載サーバ8では、ボタン押下情報を受信すると、制御部44が、ボタン押下情報を利用情報として情報記憶部47に書き込む(ステップSE16)。
車載サーバ8で、制御部44が、利用情報読出しのための適切な時機であると判断すると(例えば、定期起動時等をトリガとすることによって)(ステップSE17)、情報記憶部47に溜まっている満足度情報、利用情報種別/視聴時間情報及び利用位置情報等の一連の利用情報を情報記憶部47から読み出し(ステップSE18)、読み出した利用情報をエリア中継装置7(7,7,…,7)へ送信する(ステップSE19)。
エリア中継装置7(7,7,…,7)では、利用情報を受信すると、制御部38は、管理サーバ21へ利用情報を転送する(ステップSE20)。
管理サーバ21では、利用情報を受信すると、制御部24は、利用情報を記憶部25に書き込む(ステップSE21)。
管理サーバ21で、制御部24が、利用情報読出しのための適切な時機であると判断すると(例えば、定期起動時等をトリガとすることによって)(ステップSE22)、利用情報を記憶部25から読み出し(ステップSE23)、集計/分析処理を施し(ステップSE24)、集計/分析結果に基づいて、視聴レポートを作成し、記憶部25に書き込み(ステップSE25)、さらに、集計/分析結果に基づいて、例えば利用者の属性別にお勧めのコンテンツの組合せ情報を作成して、記憶部25に書き込む(ステップSE26)。
発信者端末3(3,3,…,3)の制御部31が、情報発信者B(B,B,…,B)の操作によって、適宜視聴レポートの参照要求信号を管理サーバ21へ送信し(ステップSE27)、管理サーバ21が参照要求信号を受信すると、制御部24は、記憶部25から視聴レポートを読み出し(ステップSE28)、発信者端末3(3,3,…,3)へ送信する(ステップSE29)。
発信者端末3(3,3,…,3)が視聴レポートを受信すると、制御部31は、視聴レポートを、表示部34に表示させる(ステップSE30)。
このように、この例の構成によれば、エリアE(E,E,…,E)別に、エリア中継器7(7,7,…,7)が配置され、かつ、サブエリアS毎に車載サーバ8が配置されて、利用者の例えば現在位置のエリアE(E,E,…,E)及びサブエリアSに関連した情報や、利用者の属性はもとより、エリアE(E,E,…,E)別に調製されたコンテンツ等の情報を提供できると共に、利用者端末4(4,4,…)は、サブエリアS内の最寄のAP中継器11を介して近距離通信によってコンテンツ等を受信できるので、モバイル環境下で、場所及び時間を問わず、利用者の多様な要求に適合した情報を、例えば、利用者が乗車中であっても、確実にかつ円滑に供給することができる。
すなわち、利用者の属性(性別、年齢、生活スタイル、趣味、嗜好、職業等)のほかに、配信される情報の利用場所として、地域(エリア)や建物、利用交通機関等別に考慮された情報が近距離通信を活用して配信される。
例えば、地域によって、利用者に知らせるのに最適なイベント情報(個人主催、商店街主催、町内会主催、市主催、口コミ等)や、店舗の特売、キャンペーン情報等の地域限定のサービス情報を選定したり、利用交通機関の種別や行先別に、運行情報や、乗り換え情報、乗降駅構内のイベント情報等を選定可能なように構成されているので、ローカルに、かつ、タイムリーに、利用者に情報を提供することができる。
ここで、管理サーバ21は、利用者が利用するコンテンツについて、インプレションボタン65cの押下に基づいた利用者の満足度情報を収集し、集計及び分析して、視聴レポートを作成して、コンテンツの情報発信者へフィードバックされるので、情報発信者は、利用者の多様な要求に正確に適合した情報を作成することができる。
また、利用者毎に、個別に調製されたコンテンツを提供することも可能となり、利用者の多様な要求に適合した情報を、一段と確実にかつ円滑に供給することができる。
さらに、情報提供者にとって、より効果的な宣伝、集客、ニーズの掘り起こし、利用者に対する木目細かなサービスの提供が可能となり、ビジネスの立ち上げや、発展のために有用なプラットフォームを提供することができる。
また、近距離通信を活用した携帯通信システム1において、利用者は、特に無線局免許申請が不要で、かつ、簡便に、コンテンツ配信サービスを享受することができる。
また、利用者端末4(4,4,…)とハンズフリー装置5(5,5,…)とは、ブルートゥースを利用した近距離通信によって、相互に接続されると共に、ハンズフリー装置5(5,5,…)は、操作手段として、プッシュ式とダイヤル式とを組み合わせた電源スイッチ/ボリューム兼用ボタン65a及び通信スイッチ/コンテンツ選択ダイヤル兼用ボタン65bと、プッシュ式のインプレションボタン65cとを配置し、ボタン数を必要最小限として、目視不要でコンテンツの入手や選択等のための操作が可能なインターフェース機能を有しているので、移動中や待ち時間等に、簡単にかつ円滑に利用することができる。
すなわち、コンテンツ(主として音声情報)を受信して利用する場合に、表示画面や操作面の頻繁な目視や、保持や機能選択の操作のための片手又は両手の束縛から解放され、歩きながらや、立ったままの状態での中長時間の使用に対応し、モバイル環境下での待ち時間、立ち時間、順番待ち時間等における「ながら利用」や「はぎれ時間活用」のための使い勝手を向上させることができる。
特に、電車の車両内では、乗客は、つり革につかまって立ち乗車となる場合が多く、また、通勤や通学の場合は、数十分間程度のまとまった時間を毎日過ごすこととなるので、電車の車両内は、需要や効果が最も高い利用場所として適用して好適である。
また、車載サーバ8は、ハンズフリー装置5(5,5,…)から、AP中継器11等を介して、接続要求を受けると、利用者の属性情報等に基づいて、利用者向けに選択されたコンテンツ組合せ情報を送信し、利用者は、ハンズフリー装置5(5,5,…)で、コンテンツ組合せ情報のなかから選択操作をして、コンテンツを要求できるので、選択の自由度を確保しつつ、利用者の要望に適合したコンテンツを簡単に利用することができる。
また、車載サーバ8は、まず、利用者端末4(4,4,…)に対して、ハンズフリー装置5(5,5,…)の稼働状況の問合せを行い、利用者端末4(4,4,…))から、ハンズフリー装置5(5,5,…)の稼働状況情報を受け取り、ハンズフリー装置5(5,5,…)が稼働状態のときに、利用者端末4(4,4,…)へコンテンツを供給するので、「ながら利用」や「はぎれ時間活用」を積極的に行おうとしている利用者に対して、迅速にかつ確実にコンテンツを提供することができる。
また、管理サーバ21のほかに、移動体としての電車に配置した車載サーバ8においてもコンテンツを重複させて保持するようにしたので、固定のエリア中継器7(7,7,…,7)と移動体としての電車内の利用者端末4(4,4,…)との間に、無線の不通時間帯があったとしても、所望のコンテンツの配信を確実に受けることができる。
また、利用者端末4(4,4,…)は、コンテンツを保持した管理サーバ21と直接通信を行って、コンテンツの配信を受けるのではなく、エリア中継器7(7,7,…,7)、車載サーバ8、車載中継器9、及びAP中継器11を介して、コンテンツを受信し、例えば、電車Fの車両G内では、利用者端末4(4,4,…)は、最寄のAP中継器11とはブルートゥースを利用した近距離通信によって、相互に接続されるので、例えば一部の医療機器の動作に悪影響を与えるほどの強い電波の送受信を行うことはないので、例えば、同一車内の一部の医療機器の使用者に被害を与えてしまうことはない。
図18は、この発明の第2の実施例である携帯通信システムの利用者端末の構成を示すブロック図である。
この例が上述した第1の実施例と大きく異なるところは、第1の実施例では、ハンズフリー装置5(5,5,…)が未稼働時には、プッシュ型のコンテンツ配信を行わないように構成したのに対して、利用者探索要求受信時に、ハンズフリー装置5(5,5,…)の稼働(着用)を促すように通知を行うように構成した点である。
これ以外の構成は、上述した第1の実施例の構成と略同一であるので、第1の実施例と同一の構成要素については、図18において、例えば、図8で用いた符号と同一の符号を用いて、その説明を簡略にする。
この例の利用者端末71(71,71,…)は、図18に示すように、例えば、携帯電話機からなり、ブルートゥースを利用した近距離通信機能を有し、図18に示すように、当該利用者端末本体の構成各部を制御する制御部51と、記憶部52と、無線通信部53と、最寄りのAP中継器11や、ハンズフリー装置5(5,5,…)との間で近距離通信を行うためのブルートゥース通信部54と、表示部55と、例えば、利用者探索要求受信時や着信時等に音声を出力する音声出力部56と、操作部57と、送話部58と、受話部59と、LEDを有し、例えば、利用者探索要求受信時や着信時等に発光する発光部73と、例えば、利用者探索要求受信時や着信時等に振動する振動部74とから概略構成されている。
この例では、制御部51は、管理サーバ21から利用者探索要求信号をAP中継器11を介して受信すると、ハンズフリー装置5(5,5,…)が未稼働時には、音声出力部56、発光部73及び振動部74を制御して、音声や、光、振動で、利用者に、ハンズフリー装置5(5,5,…)の稼働(着用)を促すように通知を行わせる。
この例の構成によれば、上述した第1の実施例と略同様の効果を得ることができる。
加えて、利用者にとっては、コンテンツや関連する情報を、確実に利用することができる。
以上、この発明の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
例えば、上述した実施例では、利用者がコンテンツ供給等のサービスを受ける利用場所として、電車の車両内で利用する場合について述べたが、これに限らず、移動体として、バスや、船舶、航空機のなかで、サービスを受ける場合にも適用することができる。
また、利用場所として、移動体内に限らず、駅等のターミナルの建物や、大規模商業施設、宿泊施設等の大型の建物内、一般の店舗内等でも利用できる。また、商業施設等に限らず、一般企業のビル内や、病院、公民館、役所内でも利用できる。また、建物内でも、例えば、エレベータホール内等の所定の範囲で適用しても良い。また、建物内に限らず、商店街や、イベント会場、町内等の比較的広範囲内で利用することができる。
また、利用者へのコンテンツの配信に加え、例えば、場所を限定した広告や、役所内での公共サービスの案内、病院内でのボランティアによる福祉サービスの案内、イベント会場での人員誘導に関する情報の送受信のために適用することができる。これによって、そのとき、その場所で必要とされる適切な情報を、ローカルに、タイムリーに、かつ、簡便に提供することができる。
また、情報管理センタ2の管理サーバ21と、利用者端末4(4,4,…)との間に介在する中継機器群6の階層を、エリア中継器7(7,7,…,7)と、車載サーバ8と、車載中継器9と、AP中継器11とから構成して、4階層とする場合について述べたが、もちろん、これに限らず、3階層以下としても5階層以上としても良い。
また、大元の管理サーバ21のほかに、移動体としての電車に配置した車載サーバ8においてもコンテンツを重複させて保持する場合について述べたが、移動体内で利用するのでなければ、すなわち、固定の無線中継器との間での無線の不通時間帯がなければ、コンテンツの重複保持を廃して、毎回管理サーバ21からコンテンツの配信を受けても良いし、逆に、車載サーバ8よりも下位側の中継器でコンテンツを重複保持するように構成しても良い。
また、利用者が求める情報自体をコンテンツとする場合について述べたが、このコンテンツに、広告(CM)の音声を包含させて、ビジネス性(採算性)を高めるようにしても良い。
また、配信対象のコンテンツを、音声そのものデータファイルから構成しても良いし、例えば、管理サーバ21の情報記憶部(データベース)には文章を登録し、この管理サーバ、又は利用者端末4(4,4,…)に、文書読上機能を付加して音声データに変換するようにしても良い。
また、利用者から情報発信者に対して、コンテンツに対する満足度に関する情報を、フィードバックするために、管理サーバ21が視聴レポートを作成して、求めに応じて発信者端末3(3,3,…,3)へ送付する場合について述べたが、満足度や、新しいコンテンツの提案、再配信リクエスト等に関する情報を、利用者が利用者端末4(4,4,…)から、又は別の端末からインタネット経由で、発信者端末3(3,3,…,3)へ直接、又は管理サーバ21へ送信するようにしても良い。
また、音声主体の情報通信手段としてのハンズフリー装置5(5,5,…)を、難聴者、聴覚障害者向けの補聴器と一体化するか、又は補聴器に代えて用いるようにしても良い。この場合、利用者の属性に従い、利用者個人に対する音量や音質の最適化処理を、管理サーバ21、利用者端末4(4,4,…)、又はハンズフリー装置5(5,5,…)が行うように構成しても良い。
また、コンテンツの視聴の中断を、利用者の操作によって行う場合について述べたが、これに加えて、車載サーバ8や利用者端末4(4,4,…)に、例えば、構内アナウンスの有無をエリアE(E,E,…,E)内の放送設備から受信し、コンテンツの再生を中断、又はミュートする機能を付加するようにしても良い。
また、利用者端末4(4,4,…)において、例えば、利用者が他者と音声通話中に、又は他の音声サービスを利用中に、車載サーバ8から利用者探索要求を受けた場合に、応答しないようにしても良いし、コンテンツ受信不可との返答を送っても良いし、コンテンツ受信可能な状態に切り換えて良い。
逆に、車載サーバ8から送信されたコンテンツを視聴中に、音声通話の着信があった場合や、他の音声サービスが発生した場合に、コンテンツ視聴を継続しても良いし、中断しても良い。また、このようなサービス同士の割込条件(優先順位等)を、予め設定(変更)可能なように構成しても良い。
また、例えば、AP中継器11と利用者端末4(4,4,…)との間で、ブルートゥースを利用した近距離通信を行う場合について述べたが、無線LANによって接続するようにしても良い。無線LANの伝送媒体としては、2.4GHz帯の電波でも良いし、19GHz帯の電波でも良い。また、赤外線を用いても良い。
この場合、利用者が煩雑な事前の設定操作を強いられることを回避するために、エリアE1(E2,E3,…,En)内の多数の箇所に、無線LAN接続情報自動設定用のICタグを配置して、利用者端末4(4,4,…)をICタグに近接させて、ICタグから利用者端末4(4,4,…)に設定情報を転送させて、自動設定が可能なように構成しても良い。
また、ハンズフリー装置5(5,5,…)の操作部65において、操作ボタンとして、電源スイッチ/ボリューム兼用ボタン65aと、通信スイッチ/コンテンツ選択ダイヤル兼用ボタン65bと、インプレションボタン65cを設ける場合について述べたが、コンテンツ再生のためのリピート機能や、レジューム機能(前回視聴をやめたところからの続きからの再生開始機能)等を付加し、これに伴って、リピートボタンや、レジュームボタンを設けるようにしても良い。これによって、モバイル環境下の「はぎれ時間」の活用を一段と促進させることができる。
また、配信対象のコンテンツは、特に限定されないが、音楽や、ニュース、ゲーム等のほか、キラーアプリケーションとして、クイズや習い事の問題等を用意し、解答結果に応じて、達人度や階級の判定、クーポンの提供等を連動させて行うようにしても良い。
この場合、ハンズフリー装置5(5,5,…)の操作部65において、「○」や「×」に対応するボタン、三択ボタン等を設けても良い。これによって、本発明のシステムの普及促進を図ることができる。
例えば、管理サーバで、コンテンツ登録制御処理や、コンテンツ送信制御処理、視聴レポート作成処理等を、制御部が、対応する制御プログラムを実行することによって行う場合について述べたが、コンテンツ登録制御処理や、コンテンツ送信制御処理、視聴レポート作成処理等の一部又は全部を専用のハードウェアを用いて行い、一部を対応するプログラムを実行して処理するようにしても良い。
また、コンテンツ登録制御処理や、コンテンツ送信制御処理、視聴レポート作成処理等を、それぞれ別々のCPUが実行しても良いし、例えば、単一のCPUが実行しても良い。
また、管理サーバのほか、利用者端末、車載サーバ、ハンズフリー装置においても同様である。
また、情報管理センタ2と各エリア中継器7(7,7,…,7)、エリア中継器7(7,7,…,7)と車載サーバ8、車載サーバ8と車載中継器9、車載中継器9とAP中継器11は、それぞれ、無線通信経路を介して接続しても有線通信経路を介して接続しても良い。
また、コンテンツを配信する管理サーバから、コンテンツを蓄積するデータベースサーバを独立させ、さらに、データベースサーバを複数配置するようにしても良い。また、例えば、管理サーバも、単数とは限らず複数設けても良いし、管理サーバや、データベースサーバを集中させて配置しても、ネットワーク上に分散させて配置しても良い。
また、ハンズフリー装置として、ヘッドホンに代えて、一方の耳部に装着するイヤホンを用いても良いし、マイクロホンを設けたヘッドセットやイヤセットを用いて、通話が可能なように構成しても良い。
移動可能な携帯通信端末として、携帯電話機のほか、データ通信機能を有する簡易型携帯電話(PHS)端末や、携帯情報端末(PDA)、携帯型のコンピュータを用いる場合に適用できる。また、通信ネットワークとしては、移動通信網のほか、固定網を含む場合に適用できる。
この発明の第1の実施例である携帯通信システムの構成を説明するための説明図である。 同携帯通信システムの情報管理センタの構成を示すブロック図である。 同情報管理センタの管理サーバの構成を示すブロック図である。 同管理サーバの制御部及び記憶部の構成を説明するためのブロック図である。 同携帯通信システムの発信者端末の構成を示すブロック図である。 同携帯通信システムのエリア中継器の構成を示すブロック図である。 同携帯通信システムの車載サーバの制御部及び記憶部の構成を説明するためのブロック図である。 同携帯通信システムの利用者端末の構成を示すブロック図である。 同利用者端末の制御部の構成を説明するためのブロック図である。 同携帯通信システムのハンズフリー装置の構成を示すブロック図である。 同ハンズフリー装置の構成を説明するためのブロック図である。 同携帯通信システムの動作を説明するための処理手順図である。 同携帯通信システムの動作を説明するための処理手順図である。 同携帯通信システムの動作を説明するための処理手順図である。 同携帯通信システムの動作を説明するための処理手順図である。 同携帯通信システムの動作を説明するための処理手順図である。 同携帯通信システムの動作を説明するための処理手順図である。 この発明の第2の実施例である携帯通信システムの利用者端末の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 携帯通信システム
2 情報管理センタ
,3,… 発信者端末(通信端末)
,4,… 利用者端末(携帯通信端末)
,5,… ハンズフリー装置
6 中継機器群(中継装置群)
,7,… エリア中継器(中継装置、第1の中継装置)
8 車載サーバ(中継装置、第2の中継装置)
9 車載中継器(中継装置、第2の中継装置)
11 AP中継器(中継装置、第3の中継装置)
13 通信ネットワーク(情報伝達経路の一部、第1の情報伝達経路)
14 無線通信経路(第2の情報伝達経路)
15 無線通信経路(第2の情報伝達経路)
16 無線通信経路(第3の情報伝達経路)
21 管理サーバ(コンテンツ配信サーバ)
24 制御部(満足度情報収集手段)
27 情報記憶部(コンテンツ記憶手段)
47 情報記憶部(区域別コンテンツ記憶手段)
65 操作部(操作手段)
65b 通信スイッチ/コンテンツ選択ダイヤル兼用ボタン(コンテンツ取得ボタン)
65c インプレションボタン
,B,… 情報発信者
,C,… 利用者(乗客)
,E,… エリア(区域)
G 車両

Claims (30)

  1. コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバと、車両又は船舶に搭載され、前記コンテンツ配信サーバから前記コンテンツを受信する中継装置と、乗客によって持ち込まれ、第1の近距離無線通信によって前記中継装置から前記コンテンツを受信する携帯通信端末と、該携帯通信端末が受信した前記コンテンツから得られた音声情報を、前記携帯通信端末から第2の近距離無線通信によって受信して、前記音声情報を出力するハンズフリー装置とを備えてなることを特徴とする携帯通信システム。
  2. 前記中継装置を介して前記携帯通信端末へ配信される前記コンテンツには、前記携帯通信端末又は前記ハンズフリー装置の現在位置を含む区域に対応した情報が追加されるか、又は前記コンテンツは、前記区域に対応付けて選択されることを特徴とする請求項1記載の携帯通信システム。
  3. 前記コンテンツ配信サーバと前記携帯通信端末との間の情報伝達経路上には、複数階層に階層化された前記中継装置を含む中継装置群が配置され、該中継装置群を構成する前記中継装置、又は該中継装置に対して上位階層の他の中継装置は、前記コンテンツを記憶する区域別コンテンツ記憶手段を有することを特徴とする請求項2記載の携帯通信システム。
  4. 前記ハンズフリー装置は、少なくとも前記コンテンツを取得するための操作手段を有することを特徴とする請求項1、2又は3記載の携帯通信システム。
  5. 前記ハンズフリー装置の前記操作手段は、前記乗客が前記コンテンツに満足したときに操作するためのインプレションボタンを有することを特徴とする請求項4記載の携帯通信システム。
  6. 前記操作手段は、押下によって前記コンテンツの送信要求操作を行うためのプッシュ部と、回転抓みの回転によって前記コンテンツの選択操作を行うためのダイヤル部とが一体化されてなるコンテンツ取得ボタンを有することを特徴とする請求項4又は5記載の携帯通信システム。
  7. 前記コンテンツについての前記乗客の満足度情報を収集する満足度情報収集手段を備え、該満足度情報収集手段は、前記操作手段の操作情報を、前記携帯通信端末及び前記中継装置を介して受け取ることを特徴とする請求項4、5又は6記載の携帯通信システム。
  8. 前記コンテンツを供給する通信端末を備え、前記通信端末へは、前記満足度情報収集手段から前記満足度情報が送信され、前記コンテンツは、前記満足度情報に基づいて選択又は調製されることを特徴とする請求項7記載の携帯通信システム。
  9. 前記中継装置群は、所定の通信範囲毎に設置され、第1の情報伝達経路を介して前記コンテンツ配信サーバと通信を行う第1の中継装置と、前記車両に配置され、第2の情報伝達経路を介して前記第1の中継装置と通信を行う第2の中継装置と、前記車両内の所定の位置に配置され、第3の情報伝達経路を介して前記携帯通信端末と前記第1の近距離無線通信を行う第3の中継装置とを含むことを特徴とする請求項3乃至8のいずれか1に記載の携帯通信システム。
  10. 前記コンテンツ配信サーバは、前記携帯通信端末から、前記中継装置群を介して、前記コンテンツの送信要求を受けると、前記乗客の属性情報又は/及び前記満足度情報に基づいて、選択された又は個別に調製された前記コンテンツを供給することを特徴とする請求項7、8又は9記載の携帯通信システム。
  11. 前記コンテンツ配信サーバは、前記携帯通信端末から、前記中継装置群を介して、前記ハンズフリー装置の稼働状況情報を受け取り、前記ハンズフリー装置が稼働状態のときに、前記携帯通信端末へ前記コンテンツを配信することを特徴とする請求項3乃至9のいずれか1に記載の携帯通信システム。
  12. 前記コンテンツ配信サーバは、前記中継装置群を介して、前記携帯通信端末へ前記ハンズフリー装置の稼働状況の問合せを行うことによって、前記携帯通信端末から、前記稼働状況情報を受け取ることを特徴とする請求項11記載の携帯通信システム。
  13. 前記携帯通信端末と前記ハンズフリー装置とは、ブルートゥースを利用した近距離無線通信によって、所定の情報の送受信を行うことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1に記載の携帯通信システム。
  14. コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバであって、請求項1乃至13のいずれか1に記載の携帯通信システムを構成するコンテンツ配信サーバからなることを特徴とするコンテンツ配信サーバ。
  15. コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバから、前記コンテンツを受給する携帯通信端末であって、
    請求項1乃至13のいずれか1に記載の携帯通信システムを構成し、前記コンテンツ配信サーバから配信され、中継装置から第1の近距離無線通信によって転送された前記コンテンツを受給し、該コンテンツの一部又は全部を、音声情報を出力するハンズフリー装置に第2の近距離無線通信によって送信することを特徴とする携帯通信端末。
  16. 請求項1乃至13のいずれか1に記載の携帯通信システムを構成し、コンテンツを配信するコンテンツ配信サーバから配信され、中継装置を介して携帯通信端末によって受給された前記コンテンツの一部又は全部を取得して、音声情報を出力することを特徴とするハンズフリー装置。
  17. コンピュータからなるコンテンツ配信サーバが、コンテンツを情報伝達経路を介して携帯通信端末へ配信する携帯通信方法であって、
    前記情報伝達経路上に配置され、車両又は船舶に搭載された中継装置が、前記コンテンツ配信サーバから前記コンテンツを受信して、乗客によって持ち込まれた携帯通信端末へ、第1の近距離無線通信によって転送し、前記携帯通信端末が、前記中継装置を介して受給した前記コンテンツから得られた音声情報を、第2の近距離無線通信によってハンズフリー装置へ送信し、該ハンズフリー装置が、前記音声情報を出力することを特徴とする携帯通信方法。
  18. 前記中継装置を介して前記携帯通信端末へ配信される前記コンテンツには、前記携帯通信端末又は前記ハンズフリー装置の現在位置を含む区域に対応した情報が追加されるか、又は前記コンテンツは、前記区域に対応付けて選択されることを特徴とする請求項17記載の携帯通信方法。
  19. 前記コンテンツ配信サーバと前記携帯通信端末との間の前記情報伝達経路上には、複数階層に階層化された前記中継装置を含む中継装置群が配置され、該中継装置群を構成する前記中継装置、又は該中継装置に対して上位階層の他の中継装置は、前記コンテンツが記憶された区域別コンテンツ記憶手段から前記コンテンツを読み出して、前記携帯通信端末へ送信することを特徴とする請求項18記載の携帯通信方法。
  20. 前記ハンズフリー装置は、少なくとも前記コンテンツを取得するための操作手段を有することを特徴とする請求項17、18又は19記載の携帯通信方法。
  21. 前記ハンズフリー装置の前記操作手段は、前記乗客が前記コンテンツに満足したときに操作するためのインプレションボタンを有することを特徴とする請求項20記載の携帯通信方法。
  22. 前記操作手段は、押下によって前記コンテンツの送信要求操作を行うためのプッシュ部と、回転抓みの回転によって前記コンテンツの選択操作を行うためのダイヤル部とが一体化されてなるコンテンツ取得ボタンを有することを特徴とする請求項20又は21記載の携帯通信方法。
  23. 前記コンテンツについての前記乗客の満足度情報を収集する満足度情報収集手段が、前記操作手段の操作情報を、前記携帯通信端末及び前記中継装置を介して受け取ることを特徴とする請求項20、21又は22記載の携帯通信方法。
  24. 前記コンテンツを供給する通信端末へ、前記満足度情報収集手段から前記満足度情報が送信され、前記コンテンツは、前記満足度情報に基づいて選択又は調製されることを特徴とする請求項23記載の携帯通信方法。
  25. 前記中継装置群は、所定の通信範囲毎に設置され、第1の情報伝達経路を介して前記コンテンツ配信サーバと通信を行う第1の中継装置と、前記車両に配置され、第2の情報伝達経路を介して前記第1の中継装置と通信を行う第2の中継装置と、前記車両内の所定の位置に配置され、第3の情報伝達経路を介して前記携帯通信端末と前記第1の近距離無線通信を行う第3の中継装置とを含むことを特徴とする請求項19乃至24のいずれか1に記載の携帯通信方法。
  26. 前記コンテンツ配信サーバは、前記携帯通信端末から、前記中継装置群を介して、前記コンテンツの送信要求を受けると、前記乗客の属性情報又は/及び前記満足度情報に基づいて、選択された又は個別に調製された前記コンテンツを供給することを特徴とする請求項23、24又は25記載の携帯通信方法。
  27. 前記コンテンツ配信サーバは、前記携帯通信端末から、前記中継装置群を介して、前記ハンズフリー装置の稼働状況情報を受け取り、前記ハンズフリー装置が稼働状態のときに、前記携帯通信端末へ前記コンテンツを供給することを特徴とする請求項19乃至25のいずれか1に記載の携帯通信方法。
  28. 前記コンテンツ配信サーバは、前記携帯通信端末へ、前記中継装置群を介して、前記ハンズフリー装置の稼働状況の問合せを行うことによって、前記携帯通信端末から、前記稼働状況情報を受け取ることを特徴とする請求項27記載の携帯通信方法。
  29. 前記携帯通信端末と前記ハンズフリー装置とは、ブルートゥースを利用した前記第2の近距離無線通信によって、所定の情報の送受信を行うことを特徴とする請求項17乃至28のいずれか1に記載の携帯通信方法。
  30. コンピュータに請求項17乃至29のうちいずれか1に記載の携帯通信方法を実行させることを特徴とする制御プログラム。
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