JP2007311706A - 回路基板の密封方法及び回路基板装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポッティング材の余剰分を簡単且つ確実に除去可能な回路基板の密封方法及び回路基板装置を提供する。
【解決手段】ケース20にポッティング材Pの余剰分を付着させる付着部としてのつば部27を設け、ケース20の開口部22内に回路基板10を収容した状態でポッティング材Pを注入し、そのポッティング材Pが硬化した後につば部27を除去する。よって、ポッティング材の余剰分P’をつば部27に付着させて、ポッティング材P硬化後につば部27ごと除去するので、ポッティング材の余剰分P’を簡単且つ確実に除去可能であり、回路基板10の密封工程における作業性の向上を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、回路基板をポッティング材により密封する回路基板の密封方法及び回路基板装置に関する。
従来より、ケース内に配設した回路基板の各素子の絶縁性を保つために、外気から遮断する方法として従来からポッティングが行われている。すなわち、素子を実装した回路基板を、ケース内に収容して取付け固定し、さらにこのケース内に、ウレタンゴム等のポッティング材を充填して加熱硬化させることにより回路基板を密封し、湿気や腐食を防ぎ、絶縁性を保てるような構造が、従来から一般に採用されている(例えば、特許文献1等参照。)。
特開平5−335758号公報
しかしながら、図9に示すように、従来技術における回路基板の密封方法では、回路基板に実装される素子の配置制約上、ケースの開口端面付近までポッティング材を充填する必要がある場合には、ケースの開口部内からポッティング材が溢れて外周面に付着することがあった。このような場合、ポッティング材を加熱硬化させた後に、ケース外周面に付着したポッティング材を切削工具を用いて除去する必要があり、作業に手間がかかるという問題があった。
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、ポッティング材の余剰分を簡単且つ確実に除去可能な回路基板の密封方法及び回路基板装置を提供することを解決すべき課題とする。
以下、上記課題を解決するのに適した各手段につき、必要に応じて作用効果等を付記しつつ説明する。
1.素子が実装された回路基板をケースの開口部内に収容してポッティング材により密封する回路基板の密封方法であって、
前記ケースにポッティング材の余剰分を付着させる付着部を設け、前記ケースの開口部内に前記回路基板を収容した状態でポッティング材を注入し、そのポッティング材が硬化した後に前記付着部を除去することを特徴とする回路基板の密封方法。
手段1によれば、ケースにポッティング材の余剰分を付着させる付着部を設け、ケースの開口部内に回路基板を収容した状態でポッティング材を注入し、そのポッティング材が硬化した後に付着部を除去する。よって、ポッティング材の余剰分を付着部に付着させて、ポッティング材硬化後に付着部を除去することにより、ポッティング材の余剰分を簡単且つ確実に除去することができ、回路基板の密封工程における作業性の向上を図ることが可能となる。
2.前記付着部は、前記ケースと一体的に形成されたことを特徴とする手段1に記載の回路基板の密封方法。
手段2によれば、付着部がケースと一体的に形成されているので、付着部をケースに取付ける工程が不要となり、より一層、作業性の向上を図ることが可能となる。
3.前記付着部と前記ケースとの接続部分が肉薄に形成されたことを特徴とする手段2に記載の回路基板の密封方法。
手段3によれば、付着部とケースとの接続部分が肉薄に形成されているので、付着部を簡単且つ確実に除去可能であると共に、付着部を除去する際にケースが損傷することを防止することができる。
4.前記付着部は、前記ケースの開口端面から外周方向へ張り出したつば部であることを特徴とする手段2又は3のいずれかに記載の回路基板の密封方法。
手段4によれば、付着部がケースの開口端面から外周方向へ張り出したつば部であるので、開口部内から外周面に溢れ出たポッティング材の余剰分を確実に付着させ、ポッティング材硬化後につば部ごと除去することができる。
5.前記付着部は、前記ケースの開口部を形成する周壁部から上方へ延設された延設部であることを特徴とする手段2又は3のいずれかに記載の回路基板の密封方法。
手段5によれば、付着部がケースの開口部を形成する周壁部から上方へ延設された延設部であるので、ポッティング材の開口部から外周面への溢れ出しが延設部によって確実に防止されると共に、延設部の内周面に付着したポッティング材の余剰分をポッティング材硬化後に延設部ごと除去することができる。
6.前記付着部は、前記ケースとは別体で形成され、前記ケースの少なくとも外周面上部を覆うように取付けられるマスク部材であることを特徴とする手段1に記載の回路基板の密封方法。
手段6によれば、付着部がケースとは別体で形成され、ケースの少なくとも外周面上部を覆うように取付けられるマスク部材であるので、開口部内から外周面に溢れ出たポッティング材の余剰分を確実に付着させ、ポッティング材硬化後にマスク部材ごと除去することができる。
7.前記付着部は、前記ケースとは別体で形成され、前記ケースの開口部を覆うように取付けられると共に、ポッティング材を注入するための注入口が設けられた蓋部材であることを特徴とする手段1に記載の回路基板の密封方法。
手段7によれば、付着部がケースとは別体で形成され、ケースの開口部を覆うように取付けられると共に、ポッティング材を注入するための注入口が設けられた蓋部材であるので、ケースの開口部を覆うように蓋部材を取付け、注入口を介して開口部内へポッティング材を注入し、ポッティング材硬化後に蓋部材を取り外すことによって、蓋部材に付着したポッティング材の余剰分を容易に除去することができる。
8.前記蓋部材は、前記ケースに取付けた状態で少なくとも一部が前記ケース開口部内の上部近傍に位置することを特徴とする手段7に記載の回路基板の密封方法。
手段8によれば、蓋部材は、ケースに取付けた状態で少なくとも一部がケース開口部内の上部近傍に位置するので、ポッティング材の余剰分を蓋部材に確実に付着させることができる。
9.手段1乃至8のいずれかに記載の方法によって回路基板が密封されたことを特徴とする回路基板装置。
手段9によれば、回路基板装置は、手段1乃至8のいずれかに記載の方法によって回路基板が密封されているので、ポッティング材の余剰分が確実に除去され、ケースの開口外周面等に付着していない。
10.素子が実装された回路基板をケースの開口部内に収容してポッティング材により密封する回路基板装置であって、
前記ケースの前記開口部の端部に設けられ、前記回路基板を収容した前記ケースの開口部内に注入された前記ポッティング材の余剰分を付着させる付着部を備えることを特徴とする回路基板装置。
手段10によれば、ケースの開口部の端部に設けられ、回路基板を収容したケースの開口部内に注入されたポッティング材の余剰分を付着させる付着部を備えているので、ケースの外周面等にポッティング材の余剰分が付着することを確実に防止することができる。
11.前記ケースの開口部内に注入された前記ポッティング材が硬化した後、前記ポッティング材の余剰分が付着した前記付着部を除去することを特徴とする手段10に記載の回路基板装置。
手段11によれば、ケースの開口部内に注入されたポッティング材が硬化した後、ポッティング材の余剰分が付着した付着部を除去するので、ポッティング材の余剰分を簡単且つ確実に除去することができ、回路基板の密封工程における作業性の向上を図ることが可能となる。
以下、本発明の回路基板の密封方法及び回路基板装置を具体化した二輪車用制御ユニットの製造方法について図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態の二輪車用制御ユニット1の製造工程を工程順に説明するための図であり、(a)は回路基板収容工程を、(b)はポッティング材注入・熱硬化工程を、(c)はつば部除去工程をそれぞれ示している。
まず、回路基板収容工程では、図1(a)に示すように、二輪車用の点火制御回路を構成する複数の素子11やコネクタ12が実装された回路基板10を、ケース20の開口部22内に収容する。ここで、ケース20は、合成樹脂、例えば、ポリブチレンテフタレート(PBT)からなり、内周面23と外周面24とを有して開口部22を形成する周壁部21と、底面部25と、周壁部21の開口端面21aから外周方向へ張り出したつば部27とが一体的に形成されている。また、つば部27とケース本体21との接続部分(すなわち、つば部27の付け根部)には、切り欠き部27aが設けられ、薄肉に形成されている。
次に、ポッティング材注入・熱硬化工程では、図1(b)に示すように、まず、ケース20の開口部22内に回路基板10を収容した状態で、ポッティング材Pを注入する。或いは、ポッティング材Pの注入を行う前に、シリカ系やアルミナ系のフィラーを所定量注入してもよい。ポッティング材Pとしては、公知のポッティング樹脂、例えば、ウレタンゴム等が好適に使用可能である。続いて、真空引きによりポッティング材Pに含まれる気泡の除去(脱泡)を行う。ここで、ポッティング材Pは、各素子11を完全に覆い且つコネクタ12を露出させるように、ケース本体21の開口端面21a近くまで注入する必要がある。このため、ポッティング材Pの注入又は脱泡を行う際に、ポッティング材Pの一部が開口部22内から溢れ出してつば部27の上面に付着する。以下、つば部27の上面に付着したポッティング材Pを余剰分P’と称する。続いて、80℃程度に加熱して、ポッティング材Pを硬化させる。
最後に、つば部除去工程において、図1(c)に示すように、つば部27を上方へ折り曲げて、つば部27をケース20から除去する。この時、ポッティング材の余剰分P’は、つば部27上面に付着しているので、つば部27と共に除去されることになる。
図2は、回路基板10の密封が完了した二輪車用制御ユニット1の断面図である。本実施形態の二輪車用制御ユニット1では、図2に示すように、上述したとおり、ポッティング材の余剰分P’が、つば部27つば部27と共に除去されているので、ケース20の開口外周面24等にポッティング材Pが付着していない。
以上詳述したことから明らかなように、本実施形態によれば、ケース20にポッティング材Pの余剰分を付着させる付着部としてのつば部27を設け、ケース20の開口部22内に回路基板10を収容した状態でポッティング材Pを注入し、そのポッティング材Pが硬化した後につば部27を除去する。よって、ポッティング材の余剰分P’をつば部27に付着させて、ポッティング材P硬化後につば部27ごと除去するので、ポッティング材の余剰分P’を簡単且つ確実に除去可能であり、回路基板10の密封工程における作業性の向上を図ることができる。
特に、つば部27がケース20と一体的に形成されているので、ポッティング材の余剰分P’を付着させるための部材をケース20に取付ける工程が不要となり、より一層の作業性向上が図られる。また、つば部27とケース20との接続部分に切り欠き部27aが設けられて肉薄に形成されているので、つば部27を折り曲げることによって簡単且つ確実に除去可能であると共に、つば部27を除去する際にケース20が損傷することを防止することができる。
尚、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。以下、前記実施形態の各変形例について説明する。
例えば、前記実施形態では、ケース20の開口端面21aから外周方向へ張り出したつば部27を設ける構成としたが、図3に示す第一の変形例のように、ケース20の周壁部21から上方へ延設された延設部28を設けると共に、延設部28の付け根部に切り欠き部28aを設けて肉薄とする構成としてもよい。図3は、第一の変形例における周壁部21上部を示しており、(a)はポッティング材P注入後、延設部28除去前の状態を、(b)は延設部28除去後の状態をそれぞれ示している。本変形例によれば、ポッティング材Pの開口部22内から外周面24への溢れ出しが延設部28によって確実に防止されると共に、延設部28の内周側に付着したポッティング材の余剰分P’をポッティング材P硬化後に、切り欠き部28aで延設部28を折り曲げて延設部28ごと除去することができる。
また、前記実施形態及び第一の変形例では、付着部としてのつば部27又は延設部28をケース20と一体的に形成した例を示したが、ケース20とは別体のマスク部材を設け、ケース20の少なくとも外周面24上部を覆うように取付けるようにしてもよい。尚、マスク部材の材質は、ケース20と同様に合成樹脂でもよく、或いは金属でもよい。
例えば、図4に示す第二の変形例では、ケース20の外周面24上部を覆うようにつば状のマスク部材30を設け、外周面24に突設された受け部24aによって支持する構成としたものである。図4は、第二の変形例における周壁部21上部を示しており、(a)はポッティング材P注入後、マスク部材30除去前の状態を、(b)はマスク部材30除去後の状態をそれぞれ示している。本変形例によれば、開口部22内から外周面24に溢れ出たポッティング材の余剰分P’をマスク部材30に確実に付着させ、ポッティング材P硬化後にマスク部材30ごと除去することができる。尚、マスク部材30上面には、凹部30aが形成されているため、より多量のポッティング材の余剰分P’を付着させることができる。
また、図5に示す第三の変形例は、ケース20の開口外周面24上部を高さ方向に所定長さに亘って覆うマスク部材31を設けた例を示している。図5は、第三の変形例における周壁部21上部を示しており、(a)はポッティング材P注入後、マスク部材31除去前の状態を、(b)はマスク部材31除去後の状態をそれぞれ示している。さらに、図6に示す第四の変形例は、ケース20の内周面23上部から開口端面21a、さらに外周面24上部までを覆うようにマスク部材32を設けた例を示している。図6は、第四の変形例における周壁部21上部を示しており、(a)はポッティング材P注入後、マスク部材32除去前の状態を、(b)はマスク部材32除去後の状態をそれぞれ示している。
また、ケース20の開口部22を覆う蓋部材を設ける構成としてもよい。図7に示す第五の変形例は、ケース20の開口部22を覆うように取付けられると共にポッティング材Pを注入するための注入口33aを有する蓋部材33を設け、蓋部材33の略中央部から開口部22内へ突設する中空状の突設部33bを設けた例を示している。尚、図7(a)はポッティング材P注入後、蓋部材33除去前の状態を、(b)は蓋部材33除去後の状態を、(c)はポッティング材の余剰分P’除去後の状態をそれぞれ示している。本変形例では、蓋部材33でケース20の開口部22を覆い、注入口33aより開口部22内へポッティング材Pを注入し(図7(a))、加熱硬化後に蓋部材33を取り外すと、突設部33bに付着したポッティング材の余剰分P’が突起した状態で開口部22内に残るので(図7(b))、ポッティング材の余剰分P’を簡単に除去することができる。特に、蓋部材33をケース20に取付けた状態で、突設部33bが開口部22内上部近傍に位置するので、ポッティング材の余剰分P’を確実に付着させることができる。
また、図8に示す第六の変形例では、注入口34aを有する蓋部材34は、ケース内周面23近傍の下面部分34bが内周側へ張り出しているため、当該部分34bにポッティング材の余剰分P’を確実に付着させることができる。尚、図8(a)はポッティング材P注入後、蓋部材34除去前の状態を、(b)は蓋部材34除去後の状態を、(c)はポッティング材の余剰分P’除去後の状態をそれぞれ示している。
本発明は、素子を実装した回路基板をポッティング材により密封する回路基板の密封方法及び回路基板を密封してなる回路基板装置に適用可能である。
本発明の一実施形態の二輪車用制御ユニットの製造工程を工程順に説明するための図であり、(a)は回路基板収容工程を、(b)はポッティング材注入・熱硬化工程を、(c)はつば部除去工程をそれぞれ示している。 回路基板の密封が完了した二輪車用制御ユニットの断面図である。 第一の変形例を説明する図であり、(a)はポッティング材注入後、延設部除去前の状態を、(b)は延設部除去後の状態をそれぞれ示している。 第二の変形例を説明する図であり、(a)はポッティング材注入後、マスク部材除去前の状態を、(b)はマスク部材除去後の状態をそれぞれ示している。 第三の変形例を説明する図であり、(a)はポッティング材注入後、マスク部材除去前の状態を、(b)はマスク部材除去後の状態をそれぞれ示している。 第四の変形例を説明する図であり、(a)はポッティング材注入後、マスク部材除去前の状態を、(b)はマスク部材除去後の状態をそれぞれ示している。 第五の変形例を説明する図であり、(a)はポッティング材注入後、蓋部材除去前の状態を、(b)は蓋部材除去後の状態を、(c)はポッティング材の余剰分除去後の状態をそれぞれ示している。 第六の変形例を説明する図であり、(a)はポッティング材注入後、蓋部材除去前の状態を、(b)は蓋部材除去後の状態を、(c)はポッティング材の余剰分除去後の状態をそれぞれ示している。 従来技術においてケースの開口部内から外周面へポッティング材が溢れた様子を示す図である。
符号の説明
1 二輪車用制御ユニット(回路基板装置)
10 回路基板
11 素子
20 ケース
21 周壁部
21a 開口端面
22 開口部
23 内周面
24 外周面
27 つば部(付着部)
28 延設部(付着部)
30 マスク部材(付着部)
31 マスク部材(付着部)
32 マスク部材(付着部)
33 蓋部材(付着部)
33a 注入口
34 蓋部材(付着部)
34a 注入口
P ポッティング材
P’ ポッティング材の余剰分

Claims (11)

  1. 素子が実装された回路基板をケースの開口部内に収容してポッティング材により密封する回路基板の密封方法であって、
    前記ケースにポッティング材の余剰分を付着させる付着部を設け、前記ケースの開口部内に前記回路基板を収容した状態でポッティング材を注入し、そのポッティング材が硬化した後に前記付着部を除去することを特徴とする回路基板の密封方法。
  2. 前記付着部は、前記ケースと一体的に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の回路基板の密封方法。
  3. 前記付着部と前記ケースとの接続部分が肉薄に形成されたことを特徴とする請求項2に記載の回路基板の密封方法。
  4. 前記付着部は、前記ケースの開口端面から外周方向へ張り出したつば部であることを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記載の回路基板の密封方法。
  5. 前記付着部は、前記ケースの開口部を形成する周壁部から上方へ延設された延設部であることを特徴とする請求項2又は3のいずれかに記載の回路基板の密封方法。
  6. 前記付着部は、前記ケースとは別体で形成され、前記ケースの少なくとも外周面上部を覆うように取付けられるマスク部材であることを特徴とする請求項1に記載の回路基板の密封方法。
  7. 前記付着部は、前記ケースとは別体で形成され、前記ケースの開口部を覆うように取付けられると共に、ポッティング材を注入するための注入口が設けられた蓋部材であることを特徴とする請求項1に記載の回路基板の密封方法。
  8. 前記蓋部材は、前記ケースに取付けた状態で少なくとも一部が前記ケース開口部内の上部近傍に位置することを特徴とする請求項7に記載の回路基板の密封方法。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の方法によって回路基板が密封されたことを特徴とする回路基板装置。
  10. 素子が実装された回路基板をケースの開口部内に収容してポッティング材により密封する回路基板装置であって、
    前記ケースの前記開口部の端部に設けられ、前記回路基板を収容した前記ケースの開口部内に注入された前記ポッティング材の余剰分を付着させる付着部を備えることを特徴とする回路基板装置。
  11. 前記ケースの開口部内に注入された前記ポッティング材が硬化した後、前記ポッティング材の余剰分が付着した前記付着部を除去することを特徴とする請求項10に記載の回路基板装置。
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