JP2007309731A - Clamp type ammeter - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、クランプした計測対象体に流れている電流を検出して検出信号を出力するクランプセンサを備えたクランプ式電流計に関するものである。 The present invention relates to a clamp-type ammeter equipped with a clamp sensor that detects a current flowing in a clamped measurement object and outputs a detection signal.
この種のクランプ式電流計として、特開2004−361248号公報に開示されたクランプ式漏れ電流計が知られている。このクランプ式漏れ電流計は、計測対象体としての被測定電線をクランプするクランプ部を備えて、そのクランプ部で被測定電線をクランプすることによって漏れ電流を検出可能に構成されている。この場合、この種のクランプ式電流計では、一般的に、電源供給の開始および停止用の電源スイッチを備える構成が採用されている。このため、その電源スイッチをオン/オフ操作することにより、電流計測の開始時には電源供給を開始させ、電流計測の終了時には電源供給を停止させることが可能となっている。
ところが、上記のクランプ式電流計には、以下の問題点がある。すなわち、このクランプ式電流計では、電源スイッチがオフ操作されたときに電源供給を停止させている。このため、電源供給が維持されているままの状態でクランプ式電流計を放置したときには、電源が供給され続ける結果、電力が浪費されるという問題点が存在する。また、電源供給を停止させるときには電源スイッチを必ず操作しなければならず、その操作が煩雑なため、計測作業時における利便性を向上させる上でこの点の改善が望まれている。この場合、例えば、上記の電源スイッチを初めとする各種の操作スイッチを最後に操作してから一定の時間が経過したときに電源供給を自動的に停止する構成を採用することも考えられる。この構成では、電源スイッチのオフ操作をし忘れたときであっても、電力が浪費される事態を確実に回避することが可能である。しかしながら、操作スイッチを最後に操作してから一定の時間が経過したときには、電流計測を行っているか否かに拘わらず電源供給が強制的に停止される。したがって、計測作業中に電源供給が突然停止されるという事態を回避するために一定の時間を長い時間に予め設定しなければならないため、電力が浪費されるという問題点が依然として存在する。 However, the clamp-type ammeter has the following problems. That is, in this clamp type ammeter, the power supply is stopped when the power switch is turned off. For this reason, when the clamp-type ammeter is left in a state where the power supply is maintained, there is a problem that power is wasted as a result of the power supply being continued. In addition, when the power supply is stopped, the power switch must be operated, and the operation is complicated. Therefore, improvement of this point is desired in order to improve convenience during measurement work. In this case, for example, it may be possible to adopt a configuration in which power supply is automatically stopped when a certain time has elapsed since the last operation of the various operation switches including the power switch. In this configuration, even when the power switch is forgotten to be turned off, it is possible to reliably avoid a situation where power is wasted. However, when a certain time has elapsed since the last operation of the operation switch, the power supply is forcibly stopped regardless of whether or not current measurement is being performed. Therefore, there is still a problem that power is wasted because a certain time must be set in advance to avoid a situation where the power supply is suddenly stopped during the measurement operation.
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、計測作業時における消費電力の低減および利便性の向上を同時に実現し得るクランプ式電流計を提供することを主目的とする。 The present invention has been made in view of such problems, and a main object of the present invention is to provide a clamp-type ammeter that can simultaneously reduce power consumption and improve convenience during measurement work.
上記目的を達成すべく請求項1記載のクランプ式電流計は、クランプした計測対象体に流れる電流を検出して検出信号を出力するクランプセンサと、当該クランプセンサによって出力された前記検出信号に基づいて前記電流の値を算出すると共に当該算出した電流の値が所定値以下となる状態が所定時間継続したときに電源部を制御して予め決められた回路への電源供給を停止させる電源供給停止処理を実行する制御部とを備えている。
In order to achieve the above object, a clamp type ammeter according to
また、請求項2記載のクランプ式電流計は、請求項1記載のクランプ式電流計において、前記所定値を設定するための第1操作部を備えている。
A clamp-type ammeter according to
また、請求項3記載のクランプ式電流計は、請求項1または2記載のクランプ式電流計において、前記所定時間を設定するための第2操作部を備えている。 According to a third aspect of the present invention, there is provided a clamp type ammeter according to the first or second aspect, further comprising a second operation unit for setting the predetermined time.
また、請求項4記載のクランプ式電流計は、請求項1から3のいずれかに記載のクランプ式電流計において、前記クランプセンサの開状態を検出する検出部を備え、前記制御部は、前記電源部による前記予め決められた回路への電源供給が停止されている状態において前記検出部によって前記クランプセンサの開状態が検出されたときに、当該電源部を制御して前記予め決められた回路への電源供給を開始させる。
A clamp type ammeter according to
請求項1記載のクランプ式電流計によれば、制御部が、算出した電流の値が所定値(例えばゼロアンペア)以下となる状態が所定時間継続したときに、予め決められた回路への電源供給を停止させることにより、計測作業が行われずに所定時間が経過したときに電源供給が自動的に停止されるため、電源供給を停止させる操作を不要とすることができる結果、計測作業時における利便性を向上させることができる。また、制御部が、算出した電流の値が所定値を超えるときには電源供給を継続させるため、計測作業中において電源供給が突然停止されるという事態を確実に回避することができる。このため、操作スイッチを最後に操作してから一定の時間を経過したときに電源供給を強制的に停止させる構成と比較して、電源供給を停止させるまでの所定時間を短く設定することができる結果、電流計測を行っていないにも拘わらず電源供給を継続して電力が浪費されるという事態を回避することができる。したがって、このクランプ式電流計によれば、計測作業時における利便性の向上および消費電力の低減を同時に実現することができる。
According to the clamp-type ammeter according to
また、請求項2記載のクランプ式電流計では、制御部が、算出した電流の値が第1操作部の操作によって設定された所定値以下となる状態が所定時間継続したときに電源供給停止処理を実行する。したがって、このクランプ式電流計によれば、第1操作部を操作することにより、その所定値の大きさを任意に設定することができる。
Further, in the clamp type ammeter according to
また、請求項3記載のクランプ式電流計では、制御部が、算出した電流の値が所定値以下となる状態が第2操作部の操作によって設定された所定時間継続したときに電源供給停止処理を実行する。したがって、このクランプ式電流計によれば、第2操作部を操作することで、その所定時間の時間長を任意に設定することができる。 Further, in the clamp type ammeter according to claim 3, when the state where the calculated current value is equal to or less than the predetermined value continues for a predetermined time set by the operation of the second operation unit, the power supply stop process Execute. Therefore, according to this clamp type ammeter, the time length of the predetermined time can be arbitrarily set by operating the second operation unit.
また、請求項4記載のクランプ式電流計によれば、制御部が、電源供給が停止されている状態において検出部によってクランプセンサの開状態が検出されたときに、予め決められた回路への電源供給を開始させることにより、クランプセンサを開状態にするだけで電源供給を開始させることができるため、電源供給を開始させるためのスイッチ操作を不要とすることができる結果、計測作業時の利便性を確実に向上させることができる。
According to the clamp type ammeter of
以下、本発明に係るクランプ式電流計の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。 Hereinafter, the best mode of a clamp type ammeter according to the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
最初に、クランプ式電流計1の構成について、図面を参照して説明する。図1に示すクランプ式電流計1は、クランプセンサ2および本体部4を備えて、例えば、クランプした電線200(本発明における計測対象体)に流れている電流Iを非接触で計測可能に構成されている。クランプセンサ2は、図1,3に示すように、第1センサ3aおよび第2センサ3b(以下、両者を区別しないときには「センサ3」ともいう)を備えて、両センサ3における各先端部31同士が接離可能に構成されている。
First, the configuration of the clamp-
第1センサ3aは、図1,3に示すように、平面視が略円弧状に形成されたケース11a、およびケース11aに収容された電流検出用のコイル12を備えて構成されて、本体部4に回動可能に取り付けられると共に、図外のばねによって図3に示す矢印Aの方向に付勢されている。ケース11aは、コイル12を収容する平面視が略弧状のコイル収容部21、およびクランプ式電流計1の使用時に第1センサ3aを回動させるためのレバー22を構成する。
As shown in FIGS. 1 and 3, the
第2センサ3bは、図1,3に示すように、平面視が略円弧状に形成されたケース11b、およびケース11bに収容された電流検出用のコイル12を備えて構成されて、本体部4に回動可能に取り付けられると共に、図外のばねによって同図に示す矢印Bの方向に付勢されている。ケース11bは、上記したケース11aと同様にして、コイル収容部21およびレバー22を構成する。
As shown in FIGS. 1 and 3, the
この場合、第1センサ3aおよび第2センサ3bは、図1に示すように、レバー22によって付勢されていない状態において各々の先端部31同士が互いに接近して環状体を構成する。コイル12は、この状態において、クランプセンサ2によってクランプされた電線200に流れている電流を検出して検出信号Sdを出力する。
In this case, as shown in FIG. 1, the
本体部4は、図2に示すように、A/D変換部41、表示部42、記憶部43、操作部44、検出部45、電源部46、タイマ47、制御部48、およびこれらの各構成要素が収容または配設されるケース49(図1参照)を備えて構成されている。A/D変換部41は、クランプセンサ2のコイル12から出力される検出信号Sdをアナログ−デジタル変換して電流データDiを出力する。表示部42は、例えば液晶パネルで構成されて、ケース49の正面パネルに配設されている。また、表示部42は、制御部48の制御に従って各種の測定値等を表示する。
As shown in FIG. 2, the
記憶部43は、本発明における所定値に相当する基準電流値Isを示す基準電流データDs、および本発明における所定時間に相当する待機時間twを示す待機時間データDtを記憶する。ここで、基準電流値Isは、電流Iが流れていないと判別するときの判別基準となる電流値であって任意の値に設定される。また、待機時間twは、電流Iが流れていないと判別したときから電源供給を停止させるまでの間に待機する時間であって任意の時間長に設定される。操作部44は、本発明における第1操作部および第2操作部に相当し、基準電流値Isおよび待機時間twを任意の値に設定するための数値設定スイッチを備えて構成されて、図1に示すように、ケース49の正面パネルに配設されている。また、操作部44は、スイッチ操作に応じた操作信号を出力する。検出部45は、例えばメカニカルスイッチで構成されて、図3に示すように、レバー22が押し込まれたときにスイッチ部が押し込まれることにより、第1センサ3aの回動、つまりクランプセンサ2の開状態を検出して検出信号Ssを出力する。
The
電源部46は、電池を備えて構成されて、制御部48の制御に従ってクランプ式電流計1の各構成要素に電源を供給する。具体的には、電源部46は、電源の供給を停止する電源供給停止時には、クランプセンサ2の開状態を検出するために最低限必要となる回路(検出部45および制御部48)に電源を供給して、A/D変換部41、表示部42、操作部44およびタイマ47の他の各構成要素(本発明における予め決められた回路)に対しては電源の供給を停止する。これに対して、電源を供給する電源供給時には、A/D変換部41、表示部42、操作部44およびタイマ47の各構成要素を含むクランプ式電流計1のすべての回路に対して電源を供給する。タイマ47は、制御部48の制御に従い、待機時間twを計時すると共に待機時間twが経過したときにはタイマ信号を制御部48に出力する。
The
制御部48は、A/D変換部41から出力される電流データDiに基づいて電流値(本発明における電流の値)Imを算出すると共に、算出した電流値Imを表示部42に表示させる。また、制御部48は、操作部44から出力される操作信号および検出部45から出力される検出信号Ssに従って本体部4を構成する各部を制御する。この場合、制御部48は、検出部45から検出信号Ssが出力されたときに、図4に示す電源供給制御処理60を実行する。また、制御部48は、操作部44のスイッチ操作によって基準電流値Isおよび待機時間twが設定されたときに、その各設定値に対応する基準電流データDsおよび待機時間データDtを記憶部43に記憶させる。
The
次に、クランプ式電流計1を用いて電流を測定する方法について、図面を参照して説明する。
Next, a method for measuring current using the
例えば、図1に示す電線200に流れている電流Iを計測する際には、図3に示すように、第1センサ3aおよび第2センサ3bの両レバー22,22を本体部4側(同図に示す矢印C,Dの向き)に押し込むことにより、両センサ3を同図に示す矢印E,Fの向きに回動させて、両センサ3の先端部31,31同士を互いに離反させる。この際に、検出部45が、レバー22の回動によって、クランプセンサ2の開状態を検出して検出信号Ssを制御部48に出力する。これに応じて、制御部48が、図4に示す電源供給制御処理60を実行する。この電源供給制御処理60では、制御部48は、まず、電源部46を制御して、クランプ式電流計1における制御部48および検出部45以外のすべての回路(A/D変換部41、表示部42、操作部44、およびタイマ47)に対する電源供給を開始させる(ステップ61)。この場合、このクランプ式電流計1では、電源スイッチを操作したときに電源供給を開始する従来の構成とは異なり、レバー22を操作してクランプセンサ2を開状態にするだけで電源供給が開始される。
For example, when measuring the current I flowing through the
続いて、図1に示すように、電線200を両センサ3によって取り囲んだ状態でレバー22,22の押し込みを解除する。この際に、両センサ3が図外のばねの付勢力によって回動させられて、同図に示すように、各々の先端部31,31同士が互いに連結して環状体を構成する。これにより、クランプセンサ2が電線200をクランプする。
Subsequently, as shown in FIG. 1, the pushing of the
この際に、操作部44の数値設定スイッチ等を操作して、基準電流値Isを例えば「0アンペア」に設定すると共に、電源部46の構成(例えば電池の容量)に応じて待機時間twを例えば「15分」に設定する。これに応じて、制御部48は、設定された基準電流値Isに対応する基準電流データDs、および設定された待機時間twに対応する待機時間データDtを生成して記憶部43に記憶させる。
At this time, the numerical value setting switch of the
一方、両センサ3のコイル12は、電線200に流れている電流Iを検出して検出信号Sdを出力する。次いで、A/D変換部41は、検出信号Sdをアナログ−デジタル変換して電流データDiを制御部48に出力する。この際に、制御部48は、A/D変換部41によって出力された電流データDiに基づいて電流値Imを算出する(ステップ62)と共に、算出した電流値Imを表示部42に表示させる。続いて、制御部48は、記憶部43から基準電流データDsを読み込むと共に、算出した電流値Imが基準電流データDsの示す基準電流値Is(この場合「0アンペア」)以下か否かを判別する(ステップ63)。この際に、例えば電線200に電流Iが流れているときには電流値Imが基準電流値Isを超えるため、制御部48は、電流値Imが基準電流値Is以下ではないと判別して、ステップ62における電流値Imの算出処理と、算出した電流値Imの表示処理とを繰り返し実行する。
On the other hand, the
次いで、例えば電線200に電流Iが流れなくなったときには電流値Imと基準電流値Isとが同じ値(つまりゼロアンペア)となるため、制御部48は、ステップ63の判別処理において電流値Imが基準電流値Is以下であると判別する。この際に、制御部48は、タイマ47を制御して、電流値Imが基準電流値Is以下となっている状態の時間tのカウントを開始させる(ステップ64)。続いて、制御部48は、記憶部43から待機時間データDtを読み込むと共に、ステップ64においてカウントを開始させた時間tが待機時間データDtの示す待機時間twに達したか否かを判別する(ステップ65)。この際に、待機時間twに達していないときには、制御部48は、ステップ62における算出処理と同様にして電流値Imを算出する(ステップ66)と共に、算出した電流値Imを表示させる。続いて、制御部48は、ステップ66において算出した電流値Imが基準電流値Is以下か否かを判別する(ステップ67)。この際に、電線200に電流Iが流れていないときには電流値Imと基準電流値Isとが同じ値(つまりゼロアンペア)となるため、制御部48は、ステップ67の判別処理において電流値Imが基準電流値Is以下であると判別して、ステップ65,66の処理を繰り返し実行する。
Next, for example, when the current I no longer flows through the
一方、待機時間twに達したときには、タイマ47がタイマ信号を制御部48に出力する。これに応じて、制御部48は、ステップ65の判別処理において、時間tが待機時間twに達したと判別する。この場合、制御部48は、電源部46を制御して、上記したように、A/D変換部41、表示部42、操作部44、およびタイマ47に対する電源供給を停止させる電源供給停止処理を実行して(ステップ68)、この電源供給制御処理60を終了する。したがって、このクランプ式電流計1では、制御部48が待機時間twに達したときに電源供給を自動的に停止させるため、電源供給を停止させる操作が不要となる。
On the other hand, when the standby time tw is reached, the
一方、ステップ65〜67の処理の実行時において電流Iが再度流れ始めたときには、制御部48は、ステップ67の判別処理において電流値Imが基準電流値Is以下ではないと判別して、時間tをリセットする(ステップ69)と共に、ステップ62以降の処理を実行する。この場合、制御部48は、電流Iが流れているときにはステップ68の電源供給停止処理を実行することなく電流値Imの算出処理および電流値Imの表示処理を実行する。したがって、電流Iの計測作業中において電源供給が突然停止される事態が確実に回避される。
On the other hand, when the current I starts to flow again during the execution of the processes of
このように、このクランプ式電流計1によれば、制御部48が、電流値Imが基準電流値Is以下となる状態が待機時間twに亘って継続したときに、予め決められた回路(A/D変換部41、表示部42、操作部44、およびタイマ47)への電源供給を停止させることにより、計測作業が行われずに待機時間twが経過したときに電源供給が自動的に停止されるため、電源供給を停止させる操作を不要とすることができる結果、計測作業時における利便性を向上させることができる。また、制御部48が、電流値Imが基準電流値Isを超えるときには電源供給を継続させるため、計測作業中において電源供給が突然停止されるという事態を確実に回避することができる。このため、操作スイッチを最後に操作してから一定の時間が経過したときに電源供給を強制的に停止させる構成と比較して、待機時間twの長さを短く設定することができる結果、電流計測を行っていないにも拘わらず電源供給を継続して電力が浪費されるという事態を回避することができる。したがって、このクランプ式電流計1によれば、計測作業時における利便性の向上および消費電力の低減を同時に実現することができる。
Thus, according to this
また、このクランプ式電流計1では、制御部48が、電流値Imが操作部44の操作によって設定された基準電流値Is以下となる状態が待機時間twに亘って継続したときに電源供給停止処理を実行する。したがって、このクランプ式電流計1によれば、操作部44を操作することにより、その基準電流値Isの大きさを任意に設定することができる。
Further, in this
また、このクランプ式電流計1では、制御部48が、電流値Imが基準電流値Is以下となる状態が操作部44の操作によって設定された待機時間twに亘って継続したときに電源供給停止処理を実行する。したがって、このクランプ式電流計1によれば、操作部44を操作することにより、待機時間twの時間長を任意に設定することができる。
In the
また、このクランプ式電流計1によれば、制御部48が、電源供給が停止されている状態において検出部45によってクランプセンサ2の開状態が検出されたときに、予め決められた回路(A/D変換部41、表示部42、操作部44、およびタイマ47)への電源供給を開始させることにより、クランプセンサ2を開状態にするだけで電源供給を開始させることができるため、電源供給を開始させるためのスイッチ操作を不要とすることができる結果、計測作業時の利便性を確実に向上させることができる。
Further, according to the
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、基準電流値Isを「0アンペア」に設定する例について上記したが、本発明はこれに限定されない。例えば、計測する電流値に応じて基準電流値Isを任意の値に設定することができる。また、待機時間twを「15分」に設定する例について上記したが、本発明はこれに限定されず、待機時間twを任意の時間長に設定することもできる。また、検出部45としてメカニカルスイッチを備える構成について説明したが、検出部45として光学式のスイッチを備える構成を採用することもできる。
In addition, this invention is not limited to said structure. For example, although the example in which the reference current value Is is set to “0 ampere” has been described above, the present invention is not limited to this. For example, the reference current value Is can be set to an arbitrary value according to the current value to be measured. Further, although the example in which the standby time tw is set to “15 minutes” has been described above, the present invention is not limited to this, and the standby time tw can be set to an arbitrary time length. Moreover, although the structure provided with the mechanical switch as the
1 クランプ式電流計
2 クランプセンサ
22 レバー
41 A/D変換部
44 操作部
45 検出部
46 電源部
47 タイマ
48 制御部
200 電線
I 電流
Im 電流値
Is 基準電流値
tw 待機時間
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記制御部は、前記電源部による前記予め決められた回路への電源供給が停止されている状態において前記検出部によって前記クランプセンサの開状態が検出されたときに、当該電源部を制御して前記予め決められた回路への電源供給を開始させる請求項1から3のいずれかに記載のクランプ式電流計。 A detection unit for detecting an open state of the clamp sensor;
The control unit controls the power supply unit when the detection unit detects an open state of the clamp sensor in a state where power supply to the predetermined circuit by the power supply unit is stopped. The clamp type ammeter according to any one of claims 1 to 3, wherein power supply to the predetermined circuit is started.
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