JP2007307723A - レーザマーキング方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望のパターンをマーキング品質およびマーキング効率の高い一筆書きのハッチングで塗り潰す機能を実現し、かつこれを自動化する。
【解決手段】表示部のディスプレイに表示されるハッチング画面上の画面入力を通じて、ユーザが所望のパターンについて所望のハッチング属性を指定し、かつ一筆書きのモードを選択すると、このレーザマーキング装置内のハッチング機能(アルゴリズム)が働いて、当該パターンの形状に応じてひとかたまりの連続したハッチング線群を1つまたは複数定義する。その際、各ハッチング線群内において相連続する2つのハッチング線を接続するための接続線を定義するとともに、各ハッチング線および各接続線について一筆書きのためのトレース方向を定義する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、スキャニング方式のレーザマーキング技術に係り、特にマーキングパターンをハッチング線で塗り潰すレーザマーキング方法および装置に関する。
スキャニング式のレーザマーキング方法は、被加工物に高密度に集光されたレーザ光を照射し、該レーザ光をスキャニング・ミラーで振って、被加工物表面上でレーザスポットをスキャニングし、ビームスポットの当たった被加工物表面の微小部分をレーザエネルギーで瞬間的に改質(溶融、蒸発、変色等)させながら、文字、図形、記号等の所望のパターンを描画するようにしてマーキング(刻印または印字)する技術である。レーザ光には、ピークパワーの高いQスイッチ方式の高速繰り返しパルスレーザ光を用いるのが通例である。
最近のスキャニング式のレーザマーキング装置は、任意のパターンを指定して、そのパターンをハッチングで塗り潰すハッチング機能を備えている。従来のハッチング機能は、汎用CADを利用してパターンの中(閉領域)に所望のピッチおよび傾きで平行線を作成(定義)して、それら多数の平行線つまりハッチング線を規定するハッチング線データを当該パターンのマーキングデータに加えるものである。マーキング実行時には、被加工物上でレーザスポットをハッチング線データの指示するラインに沿ってスキャニングすることで、当該パターンをハッチング線で塗り潰してマーキングするようにしている。その際、レーザスポットが各ハッチング線の終端に着くと、そこでいったんレーザショットを休止して、次のハッチング線の始端にレーザスポットを飛び越し(ジャンプ)移動させるようにしている。
上記のような飛び越しハッチングは、各隣接するハッチング線の間でいったんレーザショットを休止して、次のハッチング線の始端からレーザ発振器のQスイッチングを開始するため、レーザパワーの不安定なビームで各ハッチング線の始端ないし前部をマーキングするか(その場合はパターン内に塗り潰し濃度の薄い縞が生じる)、さもなければレーザパワーが安定するまで一定時間待たなければならず(その場合はマーキング再開時間が遅れる)、マーキング品質あるいは加工時間の面で不利点がある。特に、パターンの中でハッチング線がその線引き方向で複数に分断される場合は(たとえば“U”のパターンの中に略水平方向のハッチング線を入れる場合は、ハッチング線が左右二手に分かれる)、ハッチング線の本数が倍増し、そのぶん飛び越し回数が多くなって、上記のような不利点が顕著になる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、所望のパターンをマーキング品質およびマーキング効率の高い一筆書きのハッチングで塗り潰す機能を実現し、かつこれを自動化するようにしたスキャニング方式のレーザマーキング方法および装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のレーザマーキング方法は、一定の外枠線を有する文字、記号または図形からなるパターンをハッチング線で塗り潰すようにスキャニング方式でマーキングするレーザマーキング方法であって、前記パターンの外枠線の中を埋めるように所望のピッチを有する平行な多数のハッチング線をそれぞれ規定するハッチング線データを生成する第1の工程と、前記ハッチング線データを基に、前端が他のいずれのハッチング線とも接続しないで後端が基準の距離内で次のハッチング線の前端と隣接する1つの先頭ハッチング線と、前端が前記基準距離内で前のハッチング線の後端と隣接し、かつ後端が前記基準距離内で次のハッチング線の前端と隣接する1つまたは複数の中間ハッチング線と、前端が前記基準距離内で前のハッチング線の後端と隣接し、かつ後端が他のいずれのハッチング線とも接続しない1つの末尾ハッチング線とからなる一筆書きのためのハッチング線群を1つまたは複数定義して、各ハッチング線群内で相前後する2つのハッチング線を接続するための接続線を規定する接続線データを生成し、各ハッチング線および各接続線について一筆書きのためのトレース方向を設定する第2の工程と、被加工物に対して、所望のマーキング動作条件を規定する条件デ―タ、前記ハッチング線データ、前記接続線データ、前記設定トレース方向にしたがって前記ハッチング線群毎に一筆書きでレーザビームを照射して、前記パターンをハッチング線で塗り潰したレーザマーキングを施す第3の工程とを有する。
また、本発明のレーザマーキング装置は、一定の外枠線を有する文字、記号または図形からなるパターンをハッチング線で塗り潰してレーザマーキングするレーザマーキング装置であって、前記パターンの外枠線の中を埋めるように所望のピッチを有する平行な多数のハッチング線をそれぞれ規定するハッチング線データを生成するハッチング線生成部と、前記ハッチング線データを基に、前端が他のいずれのハッチング線とも接続しないで後端が基準の距離内で次のハッチング線の前端と隣接する1つの先頭ハッチング線と、前端が前記基準距離内で前のハッチング線の後端と隣接し、かつ後端が前記基準距離内で後のハッチング線の前端と隣接する1つまたは複数の中間ハッチング線と、前端が前記基準距離内で前のハッチング線の後端と隣接し、かつ後端が他のいずれのハッチング線とも接続しない1つの末尾ハッチング線とからなる一筆書きのためのハッチング線群を1つまたは複数定義して、各ハッチング線群内で相前後する2つのハッチング線を接続するための接続線を規定する接続線データを生成し、各ハッチング線および各接続線について一筆書きのためのトレース方向を設定するハッチング線連続処理部と、被加工物に対して、所望のマーキング動作条件を規定する条件デ―タ、前記ハッチング線データ、前記接続線データ、前記設定トレース方向にしたがって前記ハッチング線群毎に一筆書きでレーザビームを照射して、前記パターンをハッチング線で塗り潰したレーザマーキングを施すレーザマーキング実行処理部とを有する。
本発明においては、パターン内に所望のピッチで多数のハッチング線を定義してから、それらのハッチング線データを基に所定のアルゴリズムにしたがって、先頭ハッチング線から1つまたは複数の中間ハッチング線を経て末尾のハッチング線まで繋いで一筆書きのためのハッチング線群を定義し、そのハッチング線群内で相前後する2つのハッチング線を接続するための接続線を規定する接続線データを生成し、かつ各ハッチング線および各接続線について一筆書きのためのトレース方向を設定する。こうして、一筆書きハッチングのためのデータが自動的に生成される。レーザマーキングの実行段階では、それら一筆書きハッチングのためのデータと所望のマーキング動作条件を規定する条件デ―タとにしたがって被加工物にスキャニング方式でレーザビームを照射することで、該被加工物上に一筆書きのハッチング線で塗り潰したマーキングパターンを形成することができる。
本発明の好適な一態様によれば、基準距離がピッチに比例した値に設定され、パターンの外枠線から所望の距離だけ内側にオフセットした領域内にハッチング線が設定される。
また、好適な一態様においては、パターンにおける相対的な位置関係に基づいて、最初にレーザマーキングを行うべきハッチング線あるいはハッチング線群が決定される。
また、好適な一態様においては、1つのパターン内に複数のハッチング線群を設定する場合において、先にレーザマーキングを行う第1のハッチング線群とその後にレーザマーキングを行う第2のハッチング線群との間では、第1のハッチング線群の終端に対して第2のハッチング線群の始端が第1のハッチング線群の後にレーザマーキングが行われる他の何れのハッチング線群の始端よりも近距離にあるように一筆書きのための処理が行われる。この場合、第1のハッチング線群の終端に対して第2のハッチング線群の始端が第2のハッチング線群の終端よりも近距離にあるのが好ましい。このように、第1のハッチング線群から最短距離で第2のハッチング線群へ移行(ジャンプ)する方式によれば、マーキング時間の一層の短縮化を図ることができる。
本発明のレーザマーキング方法および装置によれば、所望のパターンをマーキング品質およびマーキング効率の高い一筆書きのハッチングで塗り潰す機能を実現し、かつこれを自動化することができる。
以下、添付図を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1に、本発明の一実施形態によるスキャニング式レーザマーキング装置の外観を示す。このレーザマーキング装置は、制御電源ユニット10とレーザ発振ユニット12とスキャニング・ヘッド14とを有する。
制御電源ユニット10において、上部室にはディスプレイ16が設けられ、中間室の前扉18の奥にはキーボードや制御基板等が設けられ、下部室の前扉20の奥にはレーザ電源やレーザ冷却装置等が配置されている。中間室内の制御部より発生されたスキャニング制御信号は所定の信号線(図示せず)を介してスキャニング・ヘッド14へ伝送される。スキャニング・ヘッド14はレーザ発振ユニット12のレーザ出射口に取り付けられ、ヘッド14の真下に作業台22が配置されている。この作業台22の上で、被加工物WにレーザビームLBが照射され、レーザマーキングが施される。
制御電源ユニット10内の上記制御部は、CPU(マイクロプロセッサ)や、このCPUに所定の処理を行わせるための各種プログラムおよび各種設定値またはデータを保持するためのメモリ、および各部と制御信号やデータのやりとりを行うためのインタフェース回路等からなり、機能的には図2に示すように、入力部30、表示部32、マーキングデータ記憶部34、マーキング作成部36、マーキング編集部38、マーキング条件記憶部40、条件設定部42、マーキング実行制御部44を有している。
入力部30は、キーボードやマウス等のポインティングデバイスを含み、さらには通信ケーブルを介して外部装置からデータを取り込めるようになっている。表示部32は、ディスプレイ16および表示出力回路等を含み、各種設定画面や運転(状態表示)画面等を表示出力する。
マーキングデータ記憶部34は、設定入力されたマーキングパターン(文字、図形、図形等)のデータを格納する。マーキングパターンを設定入力する形態は2種類あり、1つはユーザが入力部30および表示部32を通じたマーキング作成部36とのマン・マシン・インタフェースにより画面入力で作成する形態である。他の1つは、たとえば外部のパソコンで作成したマーキングパターンのデータを入力部30から取り込む形態である。
ユーザは、本装置で作成したマーキングパターンあるいは外部から入力部30を介して取り込んだマーキングパターンについて、入力部30および表示部32を通じたマーキング編集部38とのマン・マシン・インタフェースにより画面入力でハッチング、拡大・縮小、コピー、回転、合成等の様々な編集を行えるようになっている。このマーキング編集部38の機能はこの実施形態の主要な特徴部分であり、後に詳しく述べる。
マーキング条件記憶部40は、スキャニング方式のマーキング動作を規定する加工条件つまりQスイッチ周波数、マーキング速度、電流(レーザ出力)等の設定データを格納される。これらのマーキング条件は、ユーザが入力部30および表示部32を通じた条件設定部38とのマン・マシン・インタフェースにより画面入力で設定できるようになっている。
マーキング実行制御部44は、入力部30より入力されるスケジュールコードまたは起動番号に応答し、その起動番号の指定するマーキングパターンをその起動番号の指定するマーキング条件にしたがってマーキングするように、レーザ電源46、レーザ発振器48およびガルバノメータ・スキャナ50の各動作を制御する。
レーザ電源46は上記のように制御電源ユニット10内に設けられており、レーザ発振器48およびガルバノメータ・スキャナ50はレーザ発振ユニット12およびスキャニング・ヘッド14内にそれぞれ設けられている。レーザ電源46は、レーザ発振器48にマーキング条件の一つとして設定されたレーザ励起用電流を供給する。レーザ発振器48は、たとえばYAGロッド、光共振器、電気光学励起部、Qスイッチ等で構成されるQスイッチ型YAGレーザ発振器であり、マーキング条件の一つとして設定されたQスイッチング周波数でQスイッチパルスのYAGレーザ光LBを発振出力する。ガルバノメータ・スキャナ50は、直交する2方向に首振り運動の可能な一対の可動ミラーを有しており、マーキング条件の一つとして設定されたマーキング速度で両可動ミラーを振ってそのミラー角を制御することで、レーザ発振器48からのQスイッチYAGレーザ光LBを加工テーブル22上の被加工物W表面の所望の位置に集光照射する。
次に、図3〜図10につき、このレーザマーキング装置における自動ハッチング機能およびそれと関連する編集機能を説明する。
図3に、この実施形態のマーキング作成モードでディスプレイ16に表示されるマーキング作成画面を示す。この画面の左側領域には、縦一列に「文字」、「部品」、「直線」、「円弧」、「曲線」・・等の作図コマンド用のボタン群52が表示される。ユーザは、これらの作図ツールを用いてマウス操作により画面入力で中央ないし右側領域のパターン表示画面54上に任意のパターンを作図(設定入力)することができる。図示のパターンPAは、閉ループの外枠線Gを有する略“H”形状の図形である。こうして画面入力で作成されたパターンPAのデータは、上記のようにマーキングデータ記憶部34に格納される。
図4に、この実施形態のマーキング条件設定モードでディスプレイ16に表示されるマーキング条件設定画面を示す。この画面の左側部分には、縦一列に「起動No.」、「Qスイッチ周波数」、「マーキング速度」、「電流」・・等のマーキング条件項目56が表示される。ユーザは、右側のパターン表示画面54に表示されているパターンPAについて各マーキング条件の設定値を画面入力で設定する。
図5に、この実施形態の自動ハッチングモードでディスプレイ16に表示されるハッチング設定画面を示す。この画面の左側領域には、種々のハッチング条件項目58が表示される。その上段で、ハッチング属性として「オフセット量」、「ピッチ」、「角度」の各項目に所望の値を入力できるようになっている。ここで、「オフセット量」はハッチング線を外枠線Gから離す距離であり、通常はレーザスポット径を考慮して選定される。「ピッチ」はハッチング線の間隔であり、塗り潰しの濃度を左右する。「角度」はハッチング線の傾きである。
ハッチング条件項目58の中段では、ハッチング道筋タイプとして、「一筆書き」(左端の図)、「斜め飛び越し」(中央の図)、「直近飛び越し」(右端の図)の中のいずれか1つを選択できるようになっている。この実施形態は「一筆書き」タイプに係るものであり、「斜め飛び越し」タイプおよび「直近飛び越し」タイプは従来と同じものである。
また、ハッチング条件項目58の下段で、書き始め方向を選択できるようになっている。たとえば、左上から右下に向かう方向(左側の図)を選択した場合は、パターン内領域の左上端部に位置するハッチング線を先頭ハッチング線とし、その先頭ハッチング線の左端をハッチングないしレーザマーキングの開始点とすることになる。
ハッチング条件項目58より入力されたハッチング条件のデータはマーキング編集部38(図2)に取り込まれる。図6に、「一筆書き」タイプの自動ハッチングが選択された場合のマーキング編集部38における処理手順を示す。以下、図7〜図12を参照してこの処理手順の作用を説明する。
先ず、図7の(A)に示すように、パターンPAにおいて、その外枠線Gから内側に設定値Dだけオフセットした輪郭線Kを定義する(ステップS1)。このオフセット設定値Dは、図5のハッチング条件設定画面58で設定入力された「オフセット量」の値である。次に、図7の(B)に示すように、輪郭線Kの中に所定のピッチPおよび角度θで多数本のハッチング線Aを定義する(ステップS2)。これらのハッチング線AのピッチPおよび角度θは、図5のハッチング条件設定画面58で設定入力された「ピッチ」、「角度」である。図示の例は、角度θを0°としている。ここで、各ハッチング線Aiを規定するデータつまりハッチング線データは、その左端Liおよび右端Riの位置をそれぞれ表す座標データ(Li,Ri)によって定義される。
次に、図5のマーキング条件設定画面58で選択された「書き始め方向」(たとえば左上から右下に向かう方向)にしたがってパターンPA内の全ハッチング線Aの中で左上端に位置するハッチング線A1を第1ハッチング線群[A−1]の先頭ハッチングとする(ステップS3)。そして、図9に示すようにこのハッチング線A1を左端L1(始端)から右端(終端)R1まで移動またはトレースし(ステップS4)、その終端R1から半径(基準距離)rの円内に次のハッチング線の一端が在るか否かを判定する(ステップS5)。図示の例では、ハッチング線A2の右端R2がこの判定条件に該当する。そこで、ハッチング線A1の右端R1とハッチング線A2の右端R2とを結ぶ直線つまり接続線N1を定義する(ステップS6)。この接続線N1を規定するデータ(接続線データ)は、その始端R1および終端R2の位置をそれぞれ表す座標データ(R1,R2)によって定義される。
次に、図10に示すように、接続線N1を伝ってハッチング線A2の右端R2に移り(ステップS7)、そこからハッチング線A2を終端つまり左端L2までトレースし(ステップS8→S4)、このハッチング線A2の左端L2から半径(基準距離)rの円内に次のハッチング線の一端が在るか否かを判定する(ステップS5)。図示の例では、ハッチング線A3の左端L3がこの条件を満たす。そこで、ハッチング線A2の左端L2とハッチング線A3の左端L3とを結ぶ接続線N2を定義する(ステップS6)。この接続線N2を規定する接続線データは、その始端L2および終端L3の位置をそれぞれ表す座標データ(L2,L3)によって与えられる。なお、基準距離rはピッチPの大きさに比例した値(たとえばピッチPの1.5倍の値)に設定される。
ハッチング線A3・・についても、図11に示すように、上記と同様の処理を行う。後続のハッチング線A4・・についても同様である。こうして左上端のハッチング線A1の左端からスタートしたハッチング線の連続化つまり一筆書きの接続は、当該パターンPA(“H”)の中心部を蛇行しながら右下方に通り抜け、右下端のハッチング線Aaの右端Raで終端する。すなわち、ハッチング線Aaの右端Raに辿り着くと、そこから半径(基準距離)rの円内に一端を有するような次のハッチング線は存在しないので(ステップS5)、ここで第1のハッチング線群[A−1]の一筆書き接続を確定する(ステップS9)。
そして、図12に示すように、第1のハッチング線群[A−1]に属する全てのハッチング線および接続線にそれぞれ対応するハッチング線データおよび接続線データをトレース方向にソートしてマーキングデータ記憶部34内で1つのグループにまとめる。
次に、第1のハッチング線群[A−1]に入っていない未接続のハッチング線ないしハッチング領域が残っているかどうかを判定する(ステップS10)。図示の例では、図8の(D)に示すように、第1のハッチング線群[A−1]が確定した状態で未接続のハッチング領域が当該パターンPA(“H”)内の右上と左下に2箇所ある。このように一筆書き接続が未だ行われていないハッチング領域が複数個所ある場合は、所定の優先基準にかけていずれか1つを次の一筆書き接続処理の対象に選ぶ(ステップS11)。
この実施形態は、ハッチング線群間の最短飛び越しルートを優先基準とする。この優先基準にしたがい、一筆書きの接続が未だ行われていないハッチング領域の中で第1のハッチング線群[A−1]の終端Raと最も近い距離にあるハッチング線を探して、そのハッチング線を第2のハッチング線群[A−2]の先頭ハッチング線とし、その先頭ハッチング線の第1のハッチング線群[A−1]の終端Raに近い方の端をトレース始端とする(ステップS3)。図示の例の場合は、図8の(D)に示すように、当該パターンPA(“H”)の中で左下端に位置するハッチング線Abが第2のハッチング線群[A−2]の先頭ハッチング線となり、その右端Rbがトレース始端となる。
こうして、ハッチング線Abの右端Rbからトレースを開始し、上記した第1のハッチング線群[A−1]の場合と同様のアルゴリズムにかける(ステップS3〜S8)。その結果、図8の(E)に示すように、ハッチング線Abから上方へ進んで第1のハッチング線群[A−1]と隣接するハッチング線Acを末尾とする第2のハッチング線群[A−2]が確定する。この場合も、マーキングデータ記憶部34内で、第2のハッチング線群[A−2]に属する全てのハッチング線および接続線にそれぞれ対応するハッチング線データおよび接続線データをトレース方向にソートして1つのグループにまとめる。
第2のハッチング線群[A−2]に続けて、上記と同様のアルゴリズムにより(ステップS10→S11→S3〜S8)、図8の(F)に示すようにして当該パターンPA(“H”)内の右上の領域で第3のハッチング線群[A−3]も確定する。第3のハッチング線群[A−3]においては、第1のハッチング線群[A−1]と隣接するハッチング線Adの左端Ldが第2のハッチング線群[A−2]の末尾のハッチング線Acの終端Lcに最も近く、これが一筆書きの始端となる。図12に示すように、第3のハッチング線群[A−3]に属する全てのハッチング線および接続線にそれぞれ対応するハッチング線データおよび接続線データも、マーキングデータ記憶部34内でトレース方向にソートされ1つのグループにまとめられる。なお、マーキングデータ記憶部34には、当該パターンPA(“H”)の外枠線Gを表すデータも格納される。
図13に、一筆書きハッチングのレーザマーキングを行うためのマーキング実行制御部44の処理手順を示す。この一筆書きハッチングのレーザマーキングを行うに先立ち、マーキング実行制御部44は、マーキングデータ記憶部34より当該パターンPA(“H”)の外枠線Gを表すデータを読み出し、レーザ電源46、レーザ発振器48およびガルバノメータ・スキャナ50を働かせて、被加工物W上に設定されたマーキングエリアに外枠線Gをレーザマーキングする。この外枠線Gのレーザマーキングも、図14に示すように、一筆書きで行われてよい。図14の例は、当該パターンPA(“H”)の左上端の位置Tを外枠線Gに係る一筆書きレーザマーキングの始点および終点としている。
マーキング実行制御部44は、上記のような外枠線Gのレーザマーキングを終了した後、それに続けて、あるいはいったん間を置いてから、一筆書きハッチングのレーザマーキングを実行する。
先ず、所要の初期化を行い(ステップS20)、マーキングデータ記憶部34より第1のハッチング線群[A−1]を検索し、最初に先頭ハッチング線A1を規定するハッチング線データを読み出して(ステップS21)、この先頭ハッチング線A1に沿ってレーザスポットBSを所定のトレース方向(L1→R1)にスキャニングして、ハッチング線A1に対応する一線分のマーキングを形成する(ステップS22)。なお、一筆書きのレーザマーキング中は、レーザ発振器48よりQスイッチパルスのYAGレーザ光LBが一定の繰り返し周波数(Qスイッチ周波数)で連続的に(間断なく)発振出力される。
ハッチング線A1に係る一線分のレーザマーキングを終えると、つまりレーザスポットBSがハッチング線A1の終点R1に着いたなら、次の線分の処理に移って(ステップS24)、接続線N1を規定する接続線データを読み出し(ステップS21)、この接続線N1に沿ってレーザスポットBSを所定のトレース方向(R1→R2)にスキャニングして、接続線N1に対応する一線分のマーキングを形成する(ステップS22)。後続の線分つまりハッチング線A2、接続線N2、ハッチング線A3・・も、同様の手順で順次マーキングしていく(ステップS24→S21→S22)。この様子を図15に示す。
こうして、上記のようなアルゴリズムとマーキング動作を繰り返すことで、図16の(A)に示すように、外枠線Gの中に第1のハッチング線群[A−1]を表す部分マーキングパターンが一筆書きで形成される。マーキング実行制御部44は、第1のハッチング線群[A−1]の末尾のハッチング線Aaのマーキングを終えてから、この一筆書きの終了を判断し(ステップS23)、ここでいったんレーザ発振器48のQスイッチングつまりレーザショットを止める。
次いで、後続するハッチング線群の有無を判断する(ステップS25)。この例では、第1のハッチング線群[A−1]の後に第2のハッチング線群[A−2]が設定されているので、第2のハッチング線群[A−2]への飛び越しを行う(ステップS26)。この飛び越しに際しては、マーキングデータ記憶部34より第2のハッチング線群[A−2]の先頭ハッチング線Abを規定するハッチング線データを読み出してから(ステップS21)、レーザ発振器48のQスイッチングを再開させ、この先頭ハッチング線Abに沿ってレーザスポットBSを所定のトレース方向(Rb→Lb)にスキャニングして、ハッチング線Abに対応する一線分のマーキングを形成する(ステップS22)。後続の線分も同様の手順で順次マーキングしていく(ステップS24→S21→S22)。
こうして、第1のハッチング線群[A−1]の場合と同じアルゴリズムとマーキング動作が繰り返されることで、図16の(B)に示すように、外枠線Gの中に第2のハッチング線群[A−2]が一筆書きで書き加えられる。
また、第2のハッチング線群[A−2]の後に続いて、第3のハッチング線群[A−3]も、上記と同じアルゴリズムとマーキング動作が繰り返されることで、図16の(C)に示すように、外枠線Gの中に一筆書きで書き加えられる。
上記のように、この実施形態では、ディスプレイ16に表示されるハッチング設定画面(図5)上の画面入力を通じて、ユーザが所望のパターンについて所望のハッチング属性を指定し、かつ一筆書きのモードを選択すると、本レーザマーキング装置内でレーザマーキング編集部38のハッチング機能(アルゴリズム)が働いて、当該パターンの形状に応じてひとかたまりの連続したハッチング線群[A−1],[A−2]・・を1つまたは複数定義する。その際、各ハッチング線群内において相連続する2つのハッチング線Ai,Ai+1を接続するための接続線Niを定義するとともに、各ハッチング線Aおよび各接続線Nについて一筆書きのためのトレース方向を定義する。そして、レーザマーキング実行制御部44の制御の下で、マーキング条件設定画面(図4)を通じてユーザが予め設定しておいた所望のマーキング条件(Qスイッチ周波数、マーキング速度、電流等)にしたがってレーザ電源46、レーザ発振器48およびガルバノメータ・スキャナ50を動作させることにより、所与の被加工物W上で該パターンを一筆書きのハッチング線で塗り潰してマーキングすることができる。
このように、パターンを一筆書きのハッチング線で塗り潰す方式は、ハッチング線毎にレーザスキャニングを中断させる飛び越し方式と比較して、マーキング品質に優れており、またマーキング加工時間の短縮化も図れる。特に、この実施形態では、1つのハッチング線群について一筆書きのレーザマーキングを終えると、最短距離の飛び越しで次のハッチング線群に係る一筆書きのレーザマーキングを開始するようにしているので、マーキング加工時間の一層の短縮化を実現している。
また、この実施形態における一筆書きのハッチングは装置内のアルゴリズム(CPU機能)によって自動的に行うので、マニュアル入力でハッチング線を一筆書き用に接続する場合と比較して格段に能率がよいだけでなく、ハッチング属性(たとえばハッチング線のピッチ、角度等)の変更にも容易に対応することができる。
上記した実施形態の他にも種々の実施形態や変形が可能である。たとえば、ハッチング線群[A−1]から次のハッチング線群[A−2]へジャンプする場合の優先基準(ステップS11)に最短距離以外の条件、たとえば当該パターン内の相対的な位置関係を選択することも可能である。したがって、たとえば、未接続のハッチング領域の中で最も上に位置するものを最優先するようにしてもよい。
本発明において、被加工物Wの表面に施されるマーキング加工は、典型的には文字、記号、図形等のパターンを描画するものであるが、トリミング等の表面除去加工等も可能である。
本発明の一実施形態におけるスキャニング式レーザマーキング装置の外観を示す斜視図である。 実施形態のレーザマーキング装置における制御部の機能的構成を示すブロック図である。 実施形態におけるマーキング作成画面を示す図である。 実施形態におけるマーキング条件設定画面を示す図である。 実施形態におけるハッチング画面を示す図である。 実施形態における一筆書きハッチングのための編集処理手順を示すフローチャート図である。 実施形態における編集処理の一段階を示す図である。 実施形態における編集処理の一段階を示す図である。 実施形態における編集処理の一段階を示す図である。 実施形態における編集処理の一段階を示す図である。 実施形態における編集処理の一段階を示す図である。 実施形態における一筆書きハッチングのためのデータフォーマットの一例を模式的に示す図である。 実施形態における一筆書きハッチングのためのレーサマーキング実行処理手順を示すフローチャート図である。 実施形態における一筆書きハッチングのためのレーサマーキング実行処理の一段階を示す図である。 実施形態における一筆書きハッチングのためのレーサマーキング実行処理の一段階を示す図である。 実施形態における一筆書きハッチングのためのレーサマーキング実行処理の一段階を示す図である。
符号の説明
10 制御電源ユニット
12 レーザ発振ユニット
14 スキャニング・ヘッド
18 ディスプレイ
30 入力部
32 表示部
34 マーキングデータ記憶部
36 マーキング作成部
38 マーキング編集部
40 マーキング条件記憶部
42 条件設定部
44 マーキング実行制御部
46 レーザ電源
48 レーザ発振器
50 ガルバノメータ・スキャナ

Claims (8)

  1. 一定の外枠線を有する文字、記号または図形からなるパターンをハッチング線で塗り潰すようにスキャニング方式でマーキングするレーザマーキング方法であって、
    前記パターンの外枠線の中を埋めるように所望のピッチを有する平行な多数のハッチング線をそれぞれ規定するハッチング線データを生成する第1の工程と、
    前記ハッチング線データを基に、前端が他のいずれのハッチング線とも接続しないで後端が基準の距離内で次のハッチング線の前端と隣接する1つの先頭ハッチング線と、前端が前記基準距離内で前のハッチング線の後端と隣接し、かつ後端が前記基準距離内で次のハッチング線の前端と隣接する1つまたは複数の中間ハッチング線と、前端が前記基準距離内で前のハッチング線の後端と隣接し、かつ後端が他のいずれのハッチング線とも接続しない1つの末尾ハッチング線とからなる一筆書きのためのハッチング線群を1つまたは複数定義して、各ハッチング線群内で相前後する2つのハッチング線を接続するための接続線を規定する接続線データを生成し、各ハッチング線および各接続線について一筆書きのためのトレース方向を設定する第2の工程と、
    被加工物に対して、所望のマーキング動作条件を規定する条件デ―タ、前記ハッチング線データ、前記接続線データ、前記設定トレース方向にしたがって前記ハッチング線群毎に一筆書きでレーザビームを照射して、前記パターンをハッチング線で塗り潰したレーザマーキングを施す第3の工程と
    を有するレーザマーキング方法。
  2. 前記基準距離が、前記ピッチに比例した値に設定される請求項1に記載のレーザマーキング方法。
  3. 前記パターンの外枠線から所望の距離だけ内側にオフセットした領域内に前記ハッチング線を設定する請求項1または請求項2に記載のレーザマーキング方法。
  4. 前記パターンにおける相対的な位置関係に基づいて、最初にレーザマーキングを行うべきハッチング線を決定する請求項1〜3のいずれか一項に記載のレーザマーキング方法。
  5. 前記パターンにおける相対的な位置関係に基づいて、最初にレーザマーキングを行うべきハッチング線群を決定する請求項1〜4のいずれか一項記載のレーザマーキング方法。
  6. 前記パターン内に複数のハッチング線群を設定する場合において、先にレーザマーキングを行う第1のハッチング線群とその後にレーザマーキングを行う第2のハッチング線群との間では、前記第1のハッチング線群の終端に対して前記第2のハッチング線群の始端が前記第1のハッチング線群よりも後にレーザマーキングが行われる他の何れのハッチング線群の始端よりも近距離にある請求項1〜5のいずれか一項に記載のレーザマーキング方法。
  7. 前記第1のハッチング線群の終端に対して前記第2のハッチング線群の始端が前記第2のハッチング線群の終端よりも近距離にある請求項6に記載のレーザマーキング方法。
  8. 一定の外枠線を有する文字、記号または図形からなるパターンをハッチング線で塗り潰してレーザマーキングするレーザマーキング装置であって、
    前記パターンの外枠線の中を埋めるように所望のピッチを有する平行な多数のハッチング線をそれぞれ規定するハッチング線データを生成するハッチング線生成部と、
    前記ハッチング線データを基に、前端が他のいずれのハッチング線とも接続しないで後端が基準の距離内で次のハッチング線の前端と隣接する1つの先頭ハッチング線と、前端が前記基準距離内で前のハッチング線の後端と隣接し、かつ後端が前記基準距離内で次のハッチング線の前端と隣接する1つまたは複数の中間ハッチング線と、前端が前記基準距離内で前のハッチング線の後端と隣接し、かつ後端が他のいずれのハッチング線とも接続しない1つの末尾ハッチング線とからなる一筆書きのためのハッチング線群を1つまたは複数定義して、各ハッチング線群内で相前後する2つのハッチング線を接続するための接続線を規定する接続線データを生成し、各ハッチング線および各接続線について一筆書きのためのトレース方向を設定するハッチング線連続処理部と、
    被加工物に対して、所望のマーキング動作条件を規定する条件デ―タ、前記ハッチング線データ、前記接続線データ、前記設定トレース方向にしたがって前記ハッチング線群毎に一筆書きでレーザビームを照射して、前記パターンをハッチング線で塗り潰したレーザマーキングを施すレーザマーキング実行処理部と
    を有するレーザマーキング装置。



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