JP2007306228A - 電子文書の処理方法、電子文書処理装置、および電子文書を管理、印刷するためのプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】記録紙文書に対して、スキャン、保存、印刷という一連の処理を繰返しても、その文書の含んでいる1次元または2次元コード情報が劣化しないようにする。
【解決手段】コード情報を記した記録紙文書を読取って、画像ファイルに変換するスキャナ21ないし、コード情報を記した記録紙文書の画像ファイルを受信する通信手段22と、その画像ファイルをパターン検索して、コード情報を、その配置位置と共に検出するコード情報検出手段11と、検出したコード情報から文字情報を抽出する情報抽出手段12と、その文字情報に基づいて、新たなコード情報のイメージを生成して、前記配置位置に組込む処理により、画像ファイルから印刷用ファイルを生成保存するファイル保存手段17とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】コード情報を記した記録紙文書を読取って、画像ファイルに変換するスキャナ21ないし、コード情報を記した記録紙文書の画像ファイルを受信する通信手段22と、その画像ファイルをパターン検索して、コード情報を、その配置位置と共に検出するコード情報検出手段11と、検出したコード情報から文字情報を抽出する情報抽出手段12と、その文字情報に基づいて、新たなコード情報のイメージを生成して、前記配置位置に組込む処理により、画像ファイルから印刷用ファイルを生成保存するファイル保存手段17とを備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、1次元または2次元コード情報を含む記録紙文書を電子文書として保存する電子文書の処理方法、電子文書処理装置、および電子文書を管理、印刷するためのプログラムに関する。
昨今、ペーパーレス化のため、文書をスキャンし、電子文書として管理する文書管理システムが広がりつつある。そのようなシステムには、電子文書を印刷して配布したあとの管理を容易にするため、電子文書に1次元または2次元コード情報を付加するものもある。
すなわち、そのコード情報に、何らかの属性情報を伝達させるようにすれば、記録紙文書をスキャンした際に、その属性情報を認識することができるため、高度な管理が容易にできるようになる。
1次元コード情報は、バーコードとして流通しているもので、幅広のバーと、幅細のバーとの並びパターンによって情報を伝達し、読取り装置の仕組が簡単になるという利点があるが、コード化効率は、余り優れてはいない。
一方、2次元コード情報は、代表的なものであるQRコードを例にすると、市松模様のパターンによって情報を伝達しており、1次元コードに比べて、およそ30倍のコード化効率を有する。そのため、伝達可能な最大情報量も膨大で、具体的には、英数字で4200文字余り、漢字で1800字余りまでの情報を伝達することができる。また、切出しシンボルを3隅に配置しているため、イメージの大きさ、位置等に関わらず読取れる、また、誤り検出だけでなく、その訂正も可能という特長も有している。
なお、上記文書管理システムに関連する技術として、次の特許文献1には文書データの属性を示す文字情報を2次元コード情報に変換し、その文書データと、その2次元コード情報とを含む画像データを生成して出力する文書管理装置が開示されている。
また、特許文献2には、文書管理システムは、アクセス権が設定された電子文書の印刷が指示されると、アクセス権が設定された機密部分を2次元コード情報に変換して印刷媒体に印刷する一方、そのような2次元コード情報が印刷された印刷媒体の画像をスキャンすると、そこに含まれている2次元コード情報を解読して、機密情報と、この機密情報に設定されているアクセス権設定情報を復元することが記載されている。
特開2006−079304号公開公報
特開2004−260750号公開公報
しかしながら、上記文書管理システム、特に特許文献2に開示されているものでは、スキャンした記録紙文書のコード情報を解読しているが、そのコード情報が汚れ等により劣化している場合に発生する次のような問題は解決されていない。
すなわち、記録紙文書をスキャンして保存し、印刷するという過程を繰返すと、文書の画像が次第に劣化していくため、ある時点では、そのコード情報がもはや認識できなくなるという問題が未解決のまま残されている。
本発明は、そのような問題を解決すること目的とし、以下に、その解決手段を提案する。
ここに、第1の発明である請求項1に記載した電子文書の処理方法は、前記電子文書の画素全体をパターン検索して、前記コード情報を、その配置位置と共に検出し、更に、そのコード情報から文字情報を抽出し、前記電子文書を保存する際には、前記文字情報に基づいて、新たなコード情報のイメージを生成して、前記配置位置に組込むことにより、所定形式の印刷用ファイルに変換する。なお、ここでのコード情報は、バーコード等の1次元コード情報、QRコード等の2次元コード情報のいずれであってもよい。
第2の発明である請求項2に記載した電子文書処理装置は、コード情報を記した記録紙文書を読取って、画像ファイルに変換するスキャナと、前記画像ファイルの画素全体をパターン検索して、前記コード情報を、その配置位置と共に検出するコード情報検出手段と、前記コード情報から文字情報を抽出する情報抽出手段と、前記文字情報に基づいて、新たなコード情報のイメージを生成して、前記配置位置に組込む処理により、前記画像ファイルから、所定形式の印刷用ファイルを生成して保存するファイル保存手段とを備えている。
第3の発明である請求項2に記載した電子文書処理装置は、コード情報を記した記録紙文書の画像ファイルを受信する通信手段と、前記画像ファイルの画素全体をパターン検索して、前記コード情報を、その配置位置と共に検出するコード情報検出手段と、前記コード情報から文字情報を抽出する情報抽出手段と、前記文字情報に基づいて、新たなコード情報のイメージを生成して、前記配置位置に組込む処理により、前記画像ファイルから、所定形式の印刷用ファイルを生成して保存するファイル保存手段とを備えている
請求項4では、前記ファイル保存手段は、前記処理の前に、前記文字情報を、参照した外部情報に従って編集することを特徴とする。
請求項5では、前記ファイル保存手段は、前記文字情報に基づいて、前記印刷用ファイルのファイル名を自動生成することを特徴としている。
請求項6では、前記ファイル保存手段は、前記処理として、前記画素データから、検出した前記コード情報の部分を削除し、削除した部分に、前記新たなコード情報のイメージを挿入することを特徴とする。
請求項7では、前記ファイル保存手段は、前記処理として、前記画素データの、検出した前記コード情報の部分を、前記新たなコード情報のイメージで覆い隠すようにすることを特徴とする。
請求項8では、請求項3において、上記電子文書蓄積装置は、ファクシミリ受信装置であり、受信したファクシミリ文書を、コード情報を記した記録紙文書の画像ファイルとしていることを特徴とする。
また、請求項9に記載のプログラムは、請求項1に記載の方法により、上記印刷用ファイルとして、PDFファイルを生成することを特徴としている。
請求項1〜9によれば、記録紙文書に対して、スキャン、保存、印刷という一連の処理を繰返しても、その文書に含まれているコード情報は、毎回、新たなイメージとして印刷されるために劣化することがない。従って、ある時点では、そのコード情報がもはや認識できなくなるという上記問題は、原理的に発生しない。また、コード情報の伝達する文字情報を抽出しているので、保存する際に、その情報を利用して仕分けることも可能である。
特に請求項4によれば、コード情報から抽出した文字情報を外部情報に従って編集し、その編集後の文字情報から生成した新たなコード情報を、従前のコード情報の配置位置に組込むので、印刷し、追記等をした後、再びスキャンして電子文書としたときには、その文書の更新を新たなコード情報に反映させることができる。
特に請求項5によれば、印刷用ファイルのファイル名を自動生成するので、手作業でファイル名を付けるという手間が省かれる。
特に請求項8によれば、画質劣化が特に顕著なファクシミリ通信においても、受信したファクシミリ文書のコード情報が、印刷後には認識できなくなるという問題が未然に防止される。
以下の説明では、文書は、コード情報として、1つのQRコードを含むことを想定しているが、QRコード以外の2次元コード情報、例えば、Data Matrix、PDF417、Maxi Code、Veri Codeを使用してもよく、また、1次元コード情報であるバーコードを使用してもよい。また、複数の1次元または2次元コード情報を含む例にも適用でき、その場合には、各コード情報に関して、同様の処理を行えばよい。
図1は、本発明による電子文書処理装置の思想的構成を説明するブロック図である。
この電子文書処理装置10は、上記コード情報1aを含む電子文書、このときには記録紙文書1をスキャンして得た画像ファイル2の画素全体をパターン検索して、コード情報1aを、その配置位置と共に検出するコード情報検出手段11と、検出したコード情報1aから文字情報を抽出する情報抽出手段12と、抽出した文字情報に基づいて、新たなコード情報1aのイメージを生成するコード情報生成手段13と、新たなコード情報1aのイメージを、画像ファイル2の、検出したコード情報1aの置かれていた配置位置に組込む印刷用ファイル生成手段14と、印刷用ファイル3をデータベース15aとして蓄積するファイル蓄積手段15と、この装置10に対する操作等の指令を受付ける指令手段16とを備える。
そのうち、コード情報生成手段13、印刷用ファイル生成手段14、及びファイル蓄積手段15は、画像ファイル2から所定形式の印刷用ファイル3を生成して保存するファイル保存手段17を構成する。また、指令手段16により、保存すべき電子文書を受付けさせ、また、印刷用ファイル3の閲覧指令、印刷指令を与えることができる。
そして、更に、入力手段として、記録紙文書1をスキャンするスキャナ21や、別の装置で記録紙文書1をスキャンした画像ファイル2を、ファクシミリ通信、ネットワーク通信等によって受信する通信手段22を備えてもよく、また、出力手段として、印刷用ファイル3を印刷するプリンタ31や、印刷用ファイル3を閲覧するディスプレー32を備えてもよい。
また、コード情報生成手段13は、この構成から見たときの外部情報を参照する外部情報参照手段13aを備え、コード情報1aのイメージを生成する際に、情報抽出手段12の抽出した文字情報を、参照した外部情報に従って編集するようにしてもよい。ここでいう外部情報には、例えば、参照した時点の日時情報を応答するリアルタイムクロック13b、参照した度数を応答するカウンタ13c、あるいは、コード情報1aから抽出した文字情報によって検索されるデータベース13dの情報等が挙げられる。このデータベース13dは、具体的には、例えば、従業員番号「1904」をキーとして検索して、社員名「本田克己」を取出す等の構成が可能である。
装置10は、思想的には上記のような構成とされるが、より具体的には、専用装置として、上記各手段11〜32の全てを回路、及び機械機構により実現してもよく、その一部をソフトウェア的に実現し、別の一部を回路、及び機械機構により実現してもよい。
例を挙げるならば、本発明をファクシミリ受信装置に適用してもよい。この場合、各手段11〜32は、1つの装置中に組込まれ、その一部は、プログラムによるソフトウェア的手段として実現され、別の一部は、電子回路、機械構造として実現される。なお、ファクシミリ受信装置の基本構成には、公知構成を採用できる。また、コード情報検出手段11は、例えば、公知のコード情報読取り装置と同様の構成にすればよい。なお、QRコードを読取るためのプログラムは公知であり、現在、複数のベンダから入手可能である。
あるいは、ウインドウズ(登録商標)によるパーソナルコンピュータシステムに適用してもよい。この場合、各手段11〜15は、パーソナルコンピュータが実行するプログラムによるソフトウェア的手段として実現され、指令手段16は、例えばキーボード、マウス等により、ディスプレー32は、液晶モニタ等により構成される。
また、スキャナ21は、例えば、パーソナルコンピュータに着脱可能なUSB規格対応スキャナ等により、通信手段22は、内蔵モデム装置等により、また、プリンタ31は、インクジェットプリンタ等により構成される。
このように、本発明は、ファクシミリ受信機、複合機、スキャナ装置等、電子文書を蓄積する機能を有する装置に適用でき、また、電子文書を管理、印刷するためのパーソナルコンピュータのアプリケーションプログラムや、その他の組込みプログラムにも適用することができる。
図2は、本発明による電子文書の処理方法を概略説明するフローチャートである。この方法では、まず、記録紙文書1をスキャンして、例えば黒白2値の画像ファイル2を生成する。そして、その画像ファイル2の画素全体をパターン検索して、そこに含まれているコード情報1aを検出する。これと共に、検出したコード情報1aの配置位置、すなわち、X位置、Y位置やサイズ等を算出する(ステップ101〜103)。
ここで、コード情報1aが検出された場合には、そのコード情報1aの伝達する文字情報を抽出する(ステップ104、105)。
次いで、その文字情報を、日時情報等の外部情報に従って編集し、編集後の文字情報を伝達するコード情報1aのイメージを所定の手順に従って生成する。なお、この編集は必ずしも必要というわけではない(ステップ106、107)。
そして最後に、画像ファイル2に対して、その新たなコード情報1aのイメージを、検出したコード情報1aが置かれていた配置位置に組込む処理を施して、印刷用ファイル3を生成し、その印刷用ファイル3を蓄積する(ステップ108、109)。
なお、複数のコード情報1aがある場合には、それぞれの配置位置と共に全て検出し、検出した各コード情報1aから文字情報を抽出し、抽出した各文字情報から、検出したコード情報1aと同形式の、新たなコード情報1aのイメージを生成して、画像ファイル2に対して、検出した各コード情報1aの部分を、対応する新たなコード情報1aのイメージで置換するイメージ処理を施せばよい。
ここで、そのイメージ処理をより詳細に説明すると、次のような方法が可能である。すなわち、コード情報1aを検出する際に、その配置位置として、イメージの位置、大きさ等を取得し、イメージ処理では、その配置位置に基づいて、画像ファイル2から、検出したコード情報1aの部分を削除し、その部分に、生成したコード情報1aのイメージを挿入してもよいし、あるいは、検出したコード情報1aを、生成したコード情報1aで覆い隠してもよい。
前者の方法は、印刷用ファイル3を、黒白2値画像ファイル形式等にした場合に適しており、後者の方法は、1つのファイルの中に画像ファイルを含ませておけるファイル形式にした場合に適している。後者の例として、例えば米国アドビ社(登録商標)が提唱するPDF、米国マイクロソフト社(登録商標)のワード形式を挙げることができるが、この2形式に限定される訳ではない。そして、PDF等では、コード情報1aのイメージを、ベクトル画像にして保存することが望ましい。
なお、上記フローチャートの処理順序の変形も可能で、画像ファイル2にコード情報1aが含まれているか否かを判別する処理から、印刷用ファイル3を生成するまでの処理は、印刷用ファイル3を記録紙に印刷するより前のどの段階で行ってもよい。例えば、印刷する直前の段階で行うこととし、画像ファイル2を、上記処理を行わないまま、印刷用ファイル3とは別形式の保存用ファイルとして蓄積し、印刷の際に、上記処理によって印刷用ファイル3を生成、出力してから削除してもよい。
図3は、本発明の方法を利用した際の、記録紙文書1の遷移過程を説明する図面である。この図に示すように、会議録を例としたオリジナルの記録紙文書1がスキャンされ、画像ファイル2に変換される。ここで、記録紙文書1は、コード情報1aを含んでいるが、そのイメージは、例えば、汚れによるノイズFやスキャン時の傾き等のため、劣化している。
この画像ファイル2をパターン検索することにより、コード情報1aを検出する。その際、そのコード情報1aのイメージの配置位置も同時に取得されるので、その情報を記憶しておく。
そして、コード情報1aから抽出した文字情報から、新たなコード情報1aのイメージを生成し、記憶している配置位置に基づいて、画像ファイル2中の、検出したコード情報1aの部分を、新たなコード情報1aのイメージによって置換することにより、印刷用ファイル3を生成する。従って、印刷用ファイル3上のコード情報1aは、ノイズF等を含まない新規なものになる。なお、ノイズF等により、コード情報1a中の読取れなかった部分の情報は、誤り訂正によって復元される。
このようにして生成した印刷用ファイル3を保存し、印刷したものが、コピー文書4である。このコピー文書4には、復元されたコード情報1aが含まれている。更に、コピー文書4に手書きで追加記入等をしてから、それを再びオリジナルの記録紙文書1として、同様の処理を繰返してもよく、そうした場合でも、コード情報1aは劣化せずに保たれる。
図4は、上記とは異なる記録紙文書1の遷移過程を説明する図面である。この例では、図の1段目に示すように、ワープロ、手書等により作成された営業会議記録用紙が、記録紙文書1´としてスキャンされ、画像ファイル2´に変換される。そして、この画像ファイル2´に、何らかの処理によってコード情報1aを付加して、印刷用ファイル3´を生成する。このコード情報1aは、「営業会議議事録 XX年YY月ZZ日,C:¥ドキュメント¥営業」という文字情報を伝達するようにする。ここに、「営業会議議事録 XX年YY月ZZ日」はこの印刷用ファイル3´のファイル名であり、「C:¥ドキュメント¥営業」はその保存フォルダを表している。
コピー文書4´は、この印刷用ファイル3´を印刷したもので、営業会議記録用紙として、必要なときには、いつでも印刷して利用でき、図の2段目、3段目は、その利用例を表している。
すなわち、2段目では、例えば、6年4月1日に議事を記入し、検印を押したものが、再び、記録紙文書1としてスキャンされ、画像ファイル2に変換される。
この画像ファイル2をパターン検索することにより、コード情報1aを検出し、その配置位置を算出すると共に、そのコード情報から文字情報を抽出する。ここで抽出される文字情報は、「営業会議議事録 XX年YY月ZZ日,C:¥ドキュメント¥営業」であるが、この例では、このとき、外部情報として現在の日時情報を参照して、文字情報の編集を行う。これにより、文字情報は「営業会議議事録 06年4月1日,C:¥ドキュメント¥営業」に変更され、その変更後の文字情報を伝達するコード情報1a´のイメージが生成される。
そして、その生成したコード情報1a´によって、画像ファイル2中のコード情報1aを置換して、印刷用ファイル3を生成し、「C:¥ドキュメント¥営業」のフォルダに保存する。なお、印刷用ファイル3は、「営業会議議事録 06年4月1日」というファイル名を有する。コピー文書4は、これを保存、印刷したものであるが、スキャンされたときのコード情報1aではなく、別のコード情報1a´を含んでいることに注意されたい。
この方法によれば、このコピー文書4に対して、別の日に追記してから、それを再び、記録紙文書1として、同様の手順を繰返してもよく、その度に、別の名前を有する印刷用ファイル3が生成されて、同じフォルダに保存される。
また、図の3段目に示すように、その後、例えば5月2日に、2段目と同様の手順を施してもよい。すると、「営業会議議事録 06年5月2日」というファイル名で、「営業会議議事録 06年5月2日,C:¥ドキュメント¥営業」という文字情報を伝達するコード情報1a´´を含む印刷用ファイル3が生成され、「C:¥ドキュメント¥営業」のフォルダに保存されることになる。
このように、本発明によれば、記録紙文書1に対してスキャン、保存、印刷という処理を繰返しても、コード情報1aが劣化しないので、ある時点では、そのコード情報1aが検出できなくなるという事態を未然に防止できる。また、コード情報1aの伝達する文字情報を抽出し、更に外部情報に従って編集もできるので、その文字情報に基づいて、電子文書を自動的に仕分けて保存することも可能である。
1 記録紙文書
1a コード情報
2 画像ファイル
3 印刷用ファイル
10 電子文書処理装置
11 コード情報検出手段
12 情報抽出手段
17 ファイル保存手段
21 スキャナ
22 通信手段
1a コード情報
2 画像ファイル
3 印刷用ファイル
10 電子文書処理装置
11 コード情報検出手段
12 情報抽出手段
17 ファイル保存手段
21 スキャナ
22 通信手段
Claims (9)
- コード情報を含んだ電子文書の保存方法において、
前記電子文書の画素全体をパターン検索して、前記コード情報を、その配置位置と共に検出し、更に、そのコード情報から文字情報を抽出し、
前記電子文書を保存する際には、前記文字情報に基づいて、新たなコード情報のイメージを生成して、前記配置位置に組込むことにより、所定形式の印刷用ファイルに変換することを特徴とする電子文書の処理方法。 - コード情報を記した記録紙文書を読取って、画像ファイルに変換するスキャナと、
前記画像ファイルの画素全体をパターン検索して、前記コード情報を、その配置位置と共に検出するコード情報検出手段と、
前記コード情報から文字情報を抽出する情報抽出手段と、
前記文字情報に基づいて、新たなコード情報のイメージを生成して、前記配置位置に組込む処理により、前記画像ファイルから、所定形式の印刷用ファイルを生成して保存するファイル保存手段とを備えていることを特徴とする電子文書処理装置。 - コード情報を記した記録紙文書の画像ファイルを受信する通信手段と、
前記画像ファイルの画素全体をパターン検索して、前記コード情報を、その配置位置と共に検出するコード情報検出手段と、
前記コード情報から文字情報を抽出する情報抽出手段と、
前記文字情報に基づいて、新たなコード情報のイメージを生成して、前記配置位置に組込む処理により、前記画像ファイルから、所定形式の印刷用ファイルを生成して保存するファイル保存手段とを備えていることを特徴とする電子文書処理装置。 - 請求項2または3において、
前記ファイル保存手段は、前記処理の前に、前記文字情報を、参照した外部情報に従って編集することを特徴とする電子文書処理装置。 - 請求項2〜4のいずれかにおいて、
前記ファイル保存手段は、
前記文字情報に基づいて、前記印刷用ファイルのファイル名を自動生成することを特徴とする電子文書処理装置。 - 請求項2〜5のいずれかにおいて、
前記ファイル保存手段は、前記処理として、前記画素データから、検出した前記コード情報の部分を削除し、削除した部分に、前記新たなコード情報のイメージを挿入することを特徴とする電子文書処理装置。 - 請求項2〜5のいずれかにおいて、
前記ファイル保存手段は、前記処理として、前記画素データの、検出した前記コード情報の部分を、前記新たなコード情報のイメージで覆い隠すようにすることを特徴とする電子文書処理装置。 - 請求項3〜7のいずれかにおいて、
上記電子文書蓄積装置は、ファクシミリ受信装置であり、
受信したファクシミリ文書を、前記コード情報を記した記録紙文書の画像ファイルとしていることを特徴とする電子文書処理装置。 - 電子文書を管理、印刷するためのプログラムにおいて、
請求項1に記載の方法により、前記印刷用ファイルとして、PDFファイルを生成することを特徴とするプログラム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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