JP2007305029A - リアルタイムosにおける処理時間配分方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理完了までの時間制約がある第1の処理グループAと処理完了までの時間制約がない第2の処理グループBを含んだリアルタイムOSにおいて、第1の処理グループAを制約時間内に処理することを保証しながら、第2の処理グループBを効率良く処理する方法を提供する。
【解決手段】処理完了までの時間制約がある第1の処理グループAと処理完了までの時間制約のない第2の処理グループBのそれぞれの処理開始から処理完了までの処理時間を算出する手段と、第1の処理グループAの制約時間Arと処理完了までの処理時間との差分時間を算出する手段と、差分時間から処理完了までの時間制約がない第2の処理グループBの処理可能値Bvを算出する手段を有し、処理可能値の値によって第2の処理グループBを実行可能状態とするか実行不可能状態とするかを判定し、システム状態変更を行う。
【選択図】図7

Description

本発明は、リアルタイムOSにおける処理時間配分方法にかかわり、特には、処理完了までの時間制約がある第1の処理グループと処理完了までの時間制約がない第2の処理グループとを含んだリアルタイムOSの場合に、システム全体の処理効率を改善するための技術に関する。
組み込みシステムとは、いろいろな機械や機器に組み込まれてその制御を行うコンピュータシステムのことであり、最近は適用分野が急速に広がっている。また、技術の進歩に合わせてソフトウェアの大規模化・複雑化が進んでおり、リアルタイムOSを用いることが不可欠となっている。リアルタイムOSの重要な指標として、リアルタイム性の保証が重要なテーマの一つとなる。
一般的にリアルタイム性とは、一定時間内にある処理を完了しなければならないという制約を満たすことを保証することである。リアルタイム性が求められる処理には、開始された処理が予測可能な時間内に終了することが要件となる。この時間のことを特に制約時間(デッドライン)といい、リアルタイムOSにおいては重要な指標である。
図8は、あるリアルタイムシステムにおける処理の一例を示す。図8のシステムは、タスクT1、タスクT2からなる、処理完了までの時間制約がある第1の処理グループAと、割込みI1からなる、処理完了までの時間制約がない第2の処理グループBが、リアルタイムOS上で処理されるシステムである。
このシステムにおいては、従来、時間制約がない第2の処理グループBの優先度を下げることにより、時間制約がある第1の処理グループAのリアルタイム性を保証していた。しかしこの場合、CPUが有効な処理を行っていないアイドルタスクの実行時間が多く発生してしまい、処理効率が悪いという課題があった。図8において、第2の処理グループBは、第1の処理グループAの処理が完了した時刻T1以降、時刻T6なでの間のみ動作することが許可される。そのため、アイドルタスクがT1−T2,T3−T4,T5−T6の期間の間動作することになり、処理効率が悪いと考えられる。
このような課題を解決する従来技術として、制約時間と実際の実行時間の判定を行い、実際の実行時間が制約時間を超えた場合には異常状態として検知することを行っている(特許文献1参照)。
特開2004−171588号公報
しかしながら、処理完了までの時間制約がある第1の処理グループAと処理完了までの時間制約がない第2の処理グループBを含んだシステムにおいて、従来の技術の場合には、第1の処理グループAの処理が制約時間内に終了するかどうか判定することしかできず、第2の処理グループBの処理効率を向上することは保証できないという課題がある。つまり、第2の処理グループBの処理時間を効率良く配分しながら第1の処理グループAの制約時間を保証する、ということができない。
したがって、本発明の目的は、時間制約のある処理を制約時間内に完了することを保証しながら、時間制約のない処理を効率良く処理する方法を提供することにある。
本発明によるリアルタイムOSにおける処理時間配分方法は、
処理完了までの時間制約がある第1の処理グループと処理完了までの時間制約がない第2の処理グループとを含んだリアルタイムOSにおいて、
前記第1の処理グループと前記第2の処理グループのそれぞれの処理開始から処理完了までの処理時間を算出する第1のステップと、
前記第1の処理グループの制約時間と処理時間との差分時間を算出する第2のステップと、
前記差分時間から第2の処理グループの処理可能値の初期値を設定する第3のステップと、
OS処理時に前記処理可能値を更新する第4のステップと、
OS処理時に前記処理可能値を判定して判定結果が処理可能を示す場合に、前記第2の処理グループを実行可能状態とする第5のステップとを有するものである。
上記において、前記第1のステップでは、前記第1の処理グループと前記第2の処理グループのそれぞれの処理開始から処理完了までの処理時間の最大値を算出し、前記第2のステップでは、前記第1の処理グループの制約時間と処理時間最大値との差分時間を算出することが好ましい。
また、上記において、前記第5のステップの判定は、OS処理時に前記第2の処理グループの処理可能値と処理時間最大値とを比較して、前記処理可能値の方が大きい場合に前記第2の処理グループが実行可能状態と判定するものとするのが好ましい。
上記の処理時間配分方法において、第2の処理グループの処理の実行の都度に第2の処理グループの処理可能値を更新し、この処理可能値に基づいて次の第2の処理グループの処理の実行が可能か否かの判定を行うので、きめの細かい判定が可能となる。その結果、時間制約のある第1の処理グループの制約時間を保証しつつ、時間制約がない第2の処理グループの処理を無駄無くCPUに割り当てることが可能となり、システム全体としての処理効率を改善することができる。
また、上記において、前記第3のステップでは、前記差分時間から前記第2の処理グループの処理可能回数を算出して、この処理可能回数を前記第2の処理グループの前記処理可能値の初期値として設定し、前記第5のステップにおいて、前記処理可能値が0以上のときに前記第2の処理グループが実行可能状態と判定するという態様もある。
この場合、処理可能回数を判定基準とするので、第1の処理グループの処理開始からの割込みまでの処理時間や第2の処理グループの処理時間を計数する必要がなく、より簡易な制御が可能となる。
また、上記において、前記第5のステップにおいて、前記処理可能値の値から前記第2の処理グループが実行可能状態ではなくなった場合に、前記処理可能値の算出方法を変更するという態様もある。すなわち、第2の処理グループの処理の実行ができるだけ可能となるように、処理可能値の算出方法を変更することにより、よりきめの細かい制御を実現するものである。
なお、上記において、前記OS処理時とは、前記第2の処理グループの処理が終了した後に行われる前記第1の処理グループへのコンテキスト変更処理時としてよい。あるいは、前記OS処理時とは、前記第1の処理グループの処理中にサービスコール発行等によりOSに処理を移した時であってもよい。
また、上記において、前記第4のステップでは、前記第2の処理グループの処理開始から処理終了までの実際の処理時間の計測手段を有し、計測された実際の処理時間から前記処理可能値を更新することが好ましい。これによって、よりきめの細かい制御が可能となる。
また、上記において、前記第4のステップでは、前記第1の処理グループの処理開始からサービスコール発行等によりOSに処理を移すポイントまでの第1の処理グループの処理最大値を算出し、前記第1の処理グループの処理開始からサービスコール発行等によりOSに処理を移すポイントまでの実際の処理時間の計測手段を有し、前記第1の処理グループ処理最大値と、前記OSに処理を移すポイントまでの実際の処理時間から前記処理可能値を更新するという態様も好ましい。これによって、さらにきめの細かい制御が可能となる。
本発明によれば、時間制約のある第1の処理グループの制約時間を保証しつつ、時間制約がない第2の処理グループの処理を無駄無くCPUに割り当てることが可能となり、システム全体としての処理効率を改善することが可能となる。
以下、本発明にかかわるリアルタイムOSにおける処理時間配分方法の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実施の形態1〜3のいずれのリアルタイムOSにおける処理時間配分方法も、図7に示す第1のステップS1から第5のステップS5までの5つのステップを有しているものとする。
≪実施の形態1≫
図1は本発明の実施の形態1のリアルタイムOSにおける処理時間配分方法のシステム構成を示している。本構成においては、処理完了までの時間制約がある第1の処理グループAと、処理完了までの時間制約がない第2の処理グループBとがリアルタイムOS10上で動作しているシステムであるとする。
第1の処理グループAは、その処理完了までの制約時間Arと、第1の処理グループAの処理開始から処理完了までの全処理時間最大値Amと、第1の処理グループAの処理開始からの処理時間TAと、第1の処理グループAの処理開始からサービスコール発行等によりOSに処理を移すポイントまでの第1の処理グループAの処理時間の最大値である一部処理時間最大値Anを管理する。また、第2の処理グループBは、その処理可能値Bvと、第2の処理グループBの全処理時間最大値Bmと、第2の処理グループBの処理開始からの処理時間TBを管理する。
リアルタイムOS10は、少なくともコンテキスト切替部10a、割り込み管理部10b、サービスコール10cを含み、特定のサービスコールの発行や割り込みによって第1の処理グループAと第2の処理グループBとを切り替えるものとする。
図2は、本発明の実施の形態1における第1の処理グループAと第2の処理グループBの処理の流れを簡単に示したタイミングチャートである。ここで、第1の処理グループAは2つのタスク(タスクT1、タスクT2)からなり、第2の処理グループBは1つの割込み(割込みI1)からなる。ここで、第1の処理グループAの処理完了までの制約時間Arを60秒(t13)とし、また、第2の処理グループBは7秒毎に起動要求を発生するものとする。つまり、割込みI1の要求は7秒間隔で発生する。
まず、ステップS1において、第1の処理グループAと第2の処理グループBの処理開始から処理完了までの全処理時間最大値Am,Bmを理論上の値や計測データなどから求める。ここで、本実施の形態では、第1の処理グループAの全処理時間最大値Amが46秒、第2の処理グループBの全処理時間最大値Bmが3秒と求められたとする。また、第1の処理グループAの一部処理時間最大値Anについても同様に、理論上の値や計測データなどから求める。ここで、本実施の形態では、第1の処理グループAでは時刻t3と時刻t10でサービスコールが発行され、OSに処理を移すとし、時刻t3までの一部処理時間最大値Anは13秒、時刻t10までの一部処理時間最大値Anは40秒と求められたとする。
次に、ステップS2において、第1の処理グループAの制約時間Arと全処理時間最大値Amの差分時間(Ar−Am)を算出し、ステップS3において、第2の処理グループBの処理可能値Bvに設定する。この例では、第2の処理グループBの処理可能値Bvとして、Bv=Ar−Am=60秒−46秒=14秒が設定される。
処理可能値Bvの設定後、時刻t0より処理を開始する。ここでは、ステップS4における処理可能値Bvの更新は、第2の処理グループBの処理が終了した後に行われる第1の処理グループAへのコンテキスト切替処理時と、第1の処理グループAの処理中にサービスコール発行等によりOSに処理を移した時に行うものとする。時刻t2,t3,t5,t7,t9,t10,t12がそれに当たり、処理可能値Bvを更新するタイミングである。
ステップS5において、時刻t0では処理可能値Bvは14秒であり、第2の処理グループBの全処理時間最大値Bmの3秒よりも大きいため、第2の処理グループBは割込み許可状態とする。
時刻t1で第2の処理グループBの割込み要求が発生すると、第2の処理グループBの処理が実行される。このとき、第2の処理グループBの処理が開始される際には、第1の処理グループAの処理時間TAの計測タイマを一時停止させ、また、第2の処理グループBの処理時間TBの計測タイマを動作させる。
第2の処理グループBの処理完了後、時刻t2では、第2の処理グループBの計測タイマから第2の処理グループBの処理時間TBを算出する。ここで、第2の処理グループBの処理時間TBが3秒であった場合は、ステップS4において、処理可能値Bvの値を3秒だけ減らして11秒に更新し、ステップS5において、第2の処理グループBの全処理時間最大値Bmと処理可能値Bvを比較する。ここでは、第2の処理グループBの全処理時間最大値Bmの3秒に比べて処理可能値Bvの11秒の方が大きいため、第2の処理グループBを割込み許可状態として第1の処理グループAに処理を移す。また、時刻t2では第1の処理グループAの処理時間TAの計測タイマの一時停止を解除する。
次に、時刻t3において第1の処理グループAからサービスコールが発行される。サービスコール発行時には、第1の処理グループAの計測タイマから、第1の処理グループAが処理開始して(時刻t0)からサービスコールが発行される(時刻t3)までの処理時間TAを算出する。ここで、第1の処理グループAが処理開始してからサービスコールが発行されるまでの処理時間TAが13秒であったとすると、時刻t3までの一部処理時間最大値Anが13秒であり、処理時間TAと一部処理時間最大値Anが同じであるため、処理可能値Bvは11秒のまま更新しない。
時刻t4,t6,t8では、時刻t1での処理と同様に、第1の処理グループAの処理時間TAの計測タイマを一時停止させ、また、第2の処理グループBの処理時間TBの計測タイマを動作させ、時刻t5,t7,t9では、時刻t2での処理と同様に、第2の処理グループBの計測タイマから処理時間TBを算出し、処理可能値Bvを更新し、更新された処理可能値Bvと全処理時間最大値Bmを比較して、第2の処理グループBを処理可能状態とするかどうか判定して第1の処理グループAに処理を移す。この間、処理可能値Bvは逐次に更新されて、11秒→8秒→5秒となる(3秒ずつ減算)。
時刻t9において、第2の処理グループBの処理可能値Bvが2秒となり、第2の処理グループBは処理不可能状態となったとする。処理可能値Bvの2秒が全処理時間最大値Bmの3秒を下回るからである。
その後、時刻t10において、第1の処理グループAからサービスコールが発行されると、第1の処理グループAの計測タイマにおいて、第1の処理グループAが処理開始して(時刻t0)からサービスコールが発行される(時刻t10)までの処理時間TAを算出する。ここで、第1の処理グループAが処理開始してからサービスコールが発行されるまでの処理時間TAが38秒であったとする。時刻t10までの一部処理時間最大値Anが40秒であり、処理時間TAが一部処理時間最大値Anよりも2秒短くなっているため、余裕が生じている。そこで、処理可能値Bvにおいて、前述の2秒に余裕の2秒を足して、4秒に更新する。このとき、更新された処理可能値Bvの4秒は第2の処理グループBの全処理時間最大値Bm(3秒)よりも大きいため、第2の処理グループBを割込み許可状態とする。この処理不可能状態から割込み許可状態への切り替えがシステム状態変更である、このシステム状態変更を行うことで、時刻t11において第2の処理グループBの処理が許可され、実行される。
第2の処理グループBの処理実行後、時刻t12では、第2の処理グループBの計測タイマから第2の処理グループBの処理時間TBを算出し、第2の処理グループBの処理時間TBが2秒であった場合は、ステップS4において処理可能値Bvの値を2秒だけ減らして2秒に更新し、ステップS5において、第2の処理グループBの全処理時間最大値Bmと処理可能値Bvを比較する。ここで、第2の処理グループBの全処理時間最大値Bmの3秒に比べて処理可能値Bvの2秒の方が小さいため、第2の処理グループBを割込み許可状態とはせずに、割込み禁止状態として第1の処理グループAに処理を移す。
本実施の形態によれば、第1の処理グループAの制約時間Arと全処理時間最大値Amから第2の処理グループBの処理可能値Bvを“時間”として設定し(Bv=Ar−Am)、処理可能値Bvを更新しながら、その都度、処理可能値Bvと第2の処理グループBの全処理時間最大値Bmと比較することで、第1の処理グループAの制約時間Ar内に第1の処理グループAの処理が完了することを保証しながら、第2の処理グループBを割込み許可状態とすることができる。
≪実施の形態2≫
上記の実施の形態1では、第2の処理グループの処理可能値Bvとして、第1の処理グループAの制約時間Arと全処理時間最大値Amの差分時間(Ar−Am)を設定した。これに対して、本発明の実施の形態2は、差分時間(Ar−Am)から算出した“処理可能回数”を第2の処理グループBの処理可能値Bcとするものである。
図3は本発明の実施の形態2のリアルタイムOSにおける処理時間配分方法のシステム構成を示している。本構成においては、処理完了までの時間制約がある第1の処理グループAと、処理完了までの時間制約がない第2の処理グループBとがリアルタイムOS10上で動作しているシステムであるとする。
第1の処理グループAは、その処理完了までの制約時間Arと、第1の処理グループAの全処理時間最大値Amを管理する。また、第2の処理グループBは、その処理可能値Bcと、第2の処理グループBの全処理時間最大値Bmを管理する。
リアルタイムOS10は、少なくともコンテキスト切替部10a、割り込み管理部10b、サービスコール10cを含み、特定のサービスコールの発行や割り込みによって第1の処理グループAと第2の処理グループBとを切り替えるものとする。
図4は、本発明の実施の形態2における第1の処理グループAと第2の処理グループBの処理の流れを簡単に示したタイミングチャートである。ここで、第1の処理グループAは2つのタスク(タスクT1、タスクT2)からなり、第2の処理グループBは1つの割込み(割込みI1)からなる。ここで、第1の処理グループAの処理完了までの制約時間Arを60秒とし、また、第2の処理グループBは7秒毎に割込み要求を発生するものとする。
まず、ステップS1において、第1の処理グループAと第2の処理グループBの処理開始から処理完了までの処理時間の最大値を理論上の値や計測データなどから求める。ここで、本実施の形態では、第1の処理グループAの全処理時間最大値Amが46秒、第2の処理グループBの全処理時間最大値Bmが3秒と求められたとする。
次に、ステップS2において、第1の処理グループAの制約時間Arと全処理時間最大値Amの差分時間(Ar−Am)を算出し、ステップS3において、差分時間(Ar−Am)から、第2の処理グループBの処理可能値Bcを算出する。第2の処理グループBの処理可能値Bcは、差分時間(Ar−Am)と第2の処理グループBの全処理時間最大値Bmの除算によって求められる。ここでの例では、第2の処理グループBの処理可能値Bcとして、(Ar−Am)÷Bm=(60秒−46秒)/3秒=4余り2となり、商である4は処理可能回数であり、これを処理可能値Bcに設定する。
処理可能値Bcの設定後、時刻t0より処理を開始する。ここでは例として、ステップS4における処理可能値Bcの更新は、第2の処理グループBの処理が終了した後に行われる第1の処理グループAへのコンテキスト切替処理時に行うものとする。時刻t2,t5,t7,t9がコンテキスト切替処理時であり、処理可能値Bcを更新するタイミングである。
ステップS5において、時刻t0では処理可能値Bcは4であり、1以上であるため、第2の処理グループBは割込み許可状態とする。
時刻t1で第2の処理グループBの割込み要求が発生すると、第2の処理グループBの処理が実行される。第2の処理グループBの処理実行後、時刻t2では、第2の処理グループBの処理が1回行われたので、ステップS4において、処理可能値Bcの値を1減らして3に更新し、ステップS5において、この時点ではまだ処理可能値は0ではないので、第2の処理グループBを割込み許可状態として第1の処理グループAに処理を移す。
同様に時刻t4,t6で第2の処理グループBの割込み要求が発生し、時刻t5,t7で処理可能値Bcの値を更新し、それぞれ処理可能値Bcが0かどうか比較して、0にはなっていないので、第2の処理グループBを割込み許可状態として第1の処理グループAに処理を移す。
時刻t8で第2の処理グループBの割込み要求が発生し、第2の処理グループBの処理が実行されると、時刻t9では処理可能値Bvの値を1減らして0に更新する。このとき、処理可能値Bcの値が0になるため、第2の処理グループBを割込み許可状態とはせず、第2の処理グループBを割込み禁止状態として第1の処理グループAに処理を移す。
本実施の形態によれば、第1の処理グループAの制約時間Arと全処理時間最大値Am、第2の処理グループBの全処理時間最大値Bmから、あらかじめ第2の処理グループBの処理可能値Bcを“処理可能回数”として算出することで、第1の処理グループAの制約時間Ar内に第1の処理グループAの処理が完了することを保証しながら、第2の処理グループBを割込み許可状態とすることができる。
≪実施の形態3≫
上記の処理可能回数を処理可能値とする実施の形態2の場合、システムによっては、例えばキャッシュシステム等の場合は、処理実行時間は全処理時間最大値よりも短くなることがある。つまり、あらかじめ算出された処理可能値Bcの回数だけ第2の処理グループBを実行した後に再度第2の処理グループBを割込み許可状態としても、第1の処理グループAの制約時間Arを保証できる場合がある。処理可能回数を判定基準とするからである。具体的には、(Ar−Am)÷Bmとしたときに、余りが生じている可能性があるからである。
そこで、本発明の実施の形態3においては、処理可能値Bcが0となった後に再度第2の処理グループBを割込み許可状態とすることが可能かどうか判定し、可能であれば再度割込み許可状態とする。
図5は本発明の実施の形態3のリアルタイムOSにおける処理時間配分方法のシステム構成を示している。本構成においては、処理完了までの時間制約がある第1の処理グループAと、処理完了までの時間制約がない第2の処理グループBとがリアルタイムOS10上で動作しているシステムであるとする。
第1の処理グループAは、その制約時間Arと第1の処理グループAの全処理時間最大値Am、また、第1の処理グループAの処理中に発行される各サービスコールにおいて、第1の処理グループAの処理開始からの処理時間TAと、第1の処理グループAのサービスコール発行から第1の処理グループAの処理完了までの残処理時間最大値Azを管理する。処理時間TAは、タイマリソースを用いること等により計測する。また第2の処理グループBは、その処理可能値Bcと第2の処理グループBの全処理時間最大値Bmを管理する。
リアルタイムOSは、少なくともコンテキスト切替部10a、割り込み管理部10b、サービスコール10cを含み、特定のサービスコールの発行や割り込みによって、第1の処理グループAと第2の処理グループBとを切り替えるものとする。
図6は、本発明の実施の形態3における第1の処理グループAと第2の処理グループBの処理の流れを簡単に示したタイミングチャートである。ここで、第1の処理グループAは2つのタスク(タスクT1、タスクT2)からなり、第2の処理グループBは1つの割込み(割込みI1)からなる。ここで、第1の処理グループAの処理完了までの制約時間Arを60秒とし、また第2の処理グループBは7秒毎に割込み要求を発生するものとする。
まず、ステップS1において、第1の処理グループAと第2の処理グループBの処理開始から処理完了までの全処理時間最大値と、サービスコール発行から第1の処理グループAの処理完了までの残処理時間最大値Azを理論上の値や計測データなどから求める。ここで、本実施の形態では、第1の処理グループAの全処理時間最大値Amが46秒、第2の処理グループBの全処理時間最大値Bmが3秒、また、時刻t3における残処理時間最大値Azが33秒、時刻t10における残処理時間最大値Azが6秒と求められたとする。
次に、ステップS2において、第1の処理グループAの制約時間Arと全処理時間最大値Amの差分時間(Ar−Am)を算出し、ステップS3において差分時間(Ar−Am)から、第2の処理グループBの処理可能値Bcを算出する。第2の処理グループBの処理可能値Bcは、差分時間(Ar−Am)と第2の処理グループBの全処理時間最大値Bmの除算によって求められる。本実施の形態の場合、(差分時間=14)÷(全処理時間最大値Bm=3)=4余り2となり、商である4を処理可能値Bcに設定する。
処理可能値Bcの設定後、時刻t0より処理を開始する。ここでは、処理可能値Bcが1以上である場合はステップS4における処理可能値Bcの更新は、第2の処理グループBの処理が終了した後に行われる第1の処理グループAへのコンテキスト切替処理時に行うものとする。時刻t2,t5,t7,t9,t12はコンテキスト切替処理時であり、処理可能値Bcを更新するタイミングである。また、処理可能値Bcが0の場合には、ステップS4における処理可能値Bcの更新は、第1の処理グループAの処理中にサービスコール発行等によりOSに処理を移した時に行うものとする。時刻t3,t10はOS処理時であり、処理可能値Bcを更新するタイミングである。
ステップS5において、時刻t0では処理可能値Bcは4であるため、第2の処理グループBは割込み許可状態とする。時刻t0において、第1の処理グループAの処理が開始される際には、第1の処理グループAの処理時間TAの計測タイマを動作させる。
時刻t1で第2の処理グループBの割込み要求が発生すると、第2の処理グループBの処理が実行される。第2の処理グループBの処理実行後、時刻t2では第2の処理グループBの処理が1回行われたので、ステップS4において処理可能値Bcの値を1減らして3に更新し、ステップS5において、この時点ではまだ処理可能値は0ではないので、第2の処理グループBを割込み許可状態として第1の処理グループAに処理を移す。
時刻t3において、サービスコールが発行されたとき、処理可能値Bcは1以上であるため、処理可能値Bcの更新は行わない。
時刻t4、時刻t6で第2の処理グループBの割込み要求が発生したときは、それぞれ時刻t5,t7で処理可能値Bcの値を更新し、それぞれ処理可能値Bcが0かどうか比較して、0にはなっていないので、第2の処理グループBを割込み許可状態として第1の処理グループAに処理を移す。
時刻t8で第2の処理グループBの割込み要求が発生し、第2の処理グループBの処理が実行されると時刻t9では処理可能値Bcの値を1減らして0に更新する。このとき処理可能値Bcの値が0になるため、第2の処理グループBを割込み許可状態とはせず、第2の処理グループBを割込み禁止状態として第1の処理グループAに処理を移す。
その後、第1の処理グループAの処理中に、時刻t10でサービスコールが発行されたとする。このとき、処理可能値Bcは0であるため、処理可能値Bcの更新を行う。まず処理時間TAと制約時間Arを比較し、制約時間までの残りの時間を算出する。ここでは、時刻t10においてサービスコールが発行されたときの処理時間TAは50秒だったとする。このとき、残処理時間最大値Azは6秒であり、制約時間Arは60秒であるため、(制約時間Ar)−(処理時間TA)−(残処理時間最大値Az)=4秒となり、4秒余る計算となる。第2の処理グループBの全処理時間最大値Bmは3秒であるため、第2の処理グループBは再度挿入可能であることが分かるため、割込み禁止状態から割込み許可状態へシステム状態変更を行う。
システム状態変更を行うことで、時刻t11において第2の処理グループBの処理が実行される。第2の処理グループBの処理実行後、時刻t12では第2の処理グループBを割込み許可状態とはせず、第2の処理グループBを割込み禁止状態として第1の処理グループAに処理を移す。
本実施の形態によれば、処理可能回数を処理可能値Bcとする場合の判定基準誤差を解消し、処理完了までの時間制約がない第2の処理グループBの処理の可能性を拡大できるので、よりきめの細かい制御が可能となる。
本発明のリアルタイムOSにおける処理時間配分方法は、処理完了までの時間制約がある第1の処理グループと処理完了までの時間制約がない第2の処理グループとを含んだリアルタイムOSにおいて、時間制約のある第1の処理グループの制約時間を保証しつつ、時間制約がない第2の処理グループの処理を無駄無くCPUに割り当てることが可能となり、システム全体の処理効率を改善するための技術等として有用である。
本発明の実施の形態1のリアルタイムOSにおける処理時間配分方法のシステム構成を示す図 本発明の実施の形態1における処理の流れを示すタイミングチャート 本発明の実施の形態2のリアルタイムOSにおける処理時間配分方法のシステム構成を示す図 本発明の実施の形態2における処理の流れを示すタイミングチャート 本発明の実施の形態3のリアルタイムOSにおける処理時間配分方法のシステム構成を示す図 本発明の実施の形態3における処理の流れを示すタイミングチャート 本発明の実施の形態1〜3のリアルタイムOSにおける処理時間配分方法の処理手順のステップを示すフローチャート 従来の技術におけるリアルタイムOSにおける処理時間配分方法の処理の流れを示すタイミングチャート
符号の説明
A 処理完了までの時間制約がある第1の処理グループ
B 処理完了までの時間制約がない第2の処理グループ
Ar 処理完了までの時間制約がある第1の処理グループの制約時間
Am 第1の処理グループの全処理時間最大値
An 第1の処理グループの一部処理時間最大値
Az 第1の処理グループの残処理時間最大値
Bv,Bc 第2の処理グループの処理可能値
Bm 第2の処理グループの全処理時間最大値
TA 第1の処理グループの処理時間
TB 第2の処理グループの処理時間
10 リアルタイムOS
10a コンテキスト切替部
10b 割り込み管理部
10c サービスコール

Claims (9)

  1. 処理完了までの時間制約がある第1の処理グループと処理完了までの時間制約がない第2の処理グループとを含んだリアルタイムOSにおいて、
    前記第1の処理グループと前記第2の処理グループのそれぞれの処理開始から処理完了までの処理時間を算出する第1のステップと、
    前記第1の処理グループの制約時間と処理時間との差分時間を算出する第2のステップと、
    前記差分時間から第2の処理グループの処理可能値の初期値を設定する第3のステップと、
    OS処理時に前記処理可能値を更新する第4のステップと、
    OS処理時に前記処理可能値を判定して判定結果が処理可能を示す場合に、前記第2の処理グループを実行可能状態とする第5のステップとを有するリアルタイムOSにおける処理時間配分方法。
  2. 前記第1のステップにおいて、前記第1の処理グループと前記第2の処理グループのそれぞれの処理開始から処理完了までの処理時間の最大値を算出し、
    前記第2のステップにおいて、前記第1の処理グループの制約時間と処理時間最大値との差分時間を算出する請求項1に記載のリアルタイムOSにおける処理時間配分方法。
  3. 前記第5のステップの判定は、OS処理時に前記第2の処理グループの処理可能値と処理時間最大値とを比較して、前記処理可能値の方が大きい場合に前記第2の処理グループが実行可能状態と判定する請求項2に記載のリアルタイムOSにおける処理時間配分方法。
  4. 前記第3のステップにおいて、前記差分時間から前記第2の処理グループの処理可能回数を算出して、この処理可能回数を前記第2の処理グループの前記処理可能値の初期値として設定し、
    前記第5のステップにおいて、前記処理可能値が0以上のときに前記第2の処理グループが実行可能状態と判定する請求項1または請求項2に記載のリアルタイムOSにおける処理時間配分方法。
  5. 前記第5のステップにおいて、前記処理可能値の値から前記第2の処理グループが実行可能状態ではなくなった場合に、前記処理可能値の算出方法を変更する請求項1から請求項3までのいずれかに記載のリアルタイムOSにおける処理時間配分方法。
  6. 前記OS処理時とは、前記第2の処理グループの処理が終了した後に行われる前記第1の処理グループへのコンテキスト変更処理時である請求項1から請求項5までのいずれかに記載のリアルタイムOSにおける処理時間配分方法。
  7. 前記OS処理時とは、前記第1の処理グループの処理中にサービスコール発行等によりOSに処理を移した時である請求項1から請求項5までのいずれかに記載のリアルタイムOSにおける処理時間配分方法。
  8. 前記第4のステップにおいて、前記第2の処理グループの処理開始から処理終了までの実際の処理時間の計測手段を有し、計測された実際の処理時間から前記処理可能値を更新する請求項3に記載のリアルタイムOSにおける処理時間配分方法。
  9. 前記第4のステップにおいて、前記第1の処理グループの処理開始からサービスコール発行等によりOSに処理を移すポイントまでの第1の処理グループの処理最大値を算出し、前記第1の処理グループの処理開始からサービスコール発行等によりOSに処理を移すポイントまでの実際の処理時間の計測手段を有し、前記第1の処理グループ処理最大値と、前記OSに処理を移すポイントまでの実際の処理時間から前記処理可能値を更新する請求項3に記載のリアルタイムOSにおける処理時間配分方法。
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