JP2006059052A - 仮想計算機システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
仮想計算機に対する割込みの受付け遅延を改善し、仮想計算機の処理性能を向上させる。
【解決手段】
物理計算機を論理的に分割して複数の仮想計算機として使用する仮想計算機システムにおいて、仮想計算機ごとに処理を実行する物理計算機の命令プロセッサの性能を変更する手段と、変更手段により変更された命令プロセッサの性能に基づいて仮想計算機の命令プロセッサの使用時間を設定する手段とを有する。物理計算機の処理能力を変化させることにより、仮想計算機に割当てる命令プロセッサの使用時間を任意に変更する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、仮想計算機システムに係り、特に1つのシステムの物理計算機を論理的に分割して複数の仮想計算機として使用する仮想計算機システムにおける、仮想計算機のスケジューリングに関するものである。
仮想計算機システムのスケジューリング方法の一つとして、タイムスライス方式が知られている。タイムスライス方式は、物理計算機の命令プロセッサの稼動時間をタイムスライスと呼ばれる時間間隔で分割して利用する技術である。仮想計算機には、あらかじめ処理能力を定義しておき、その定義に従って各仮想計算機に対して物理計算機の命令プロセッサ割当てをタイムスライス単位で行う。これにより、複数の仮想計算機で物理計算機の処理能力を分割利用できる。
この種のタイムスライス方式による仮想計算機のスケジューリング方法としては、例えば、特開2003−177928号公報に、タイムスライス時間を可変的な値とすることによりスケジュールパターンの偏りの発生を防止するスケジューリング方法が開示されている。
特開2003−177928号公報
斯かる従来技術のタイムスライス方式のスケジューリング方法によれば、次のような問題が在る。
1つには、仮想計算機に対する割込みが発生した場合に、その割込みを受付ける仮想計算機が物理計算機の命令プロセッサを使用できるようになるまで、その割込みを受付けられないため、割込み処理の遅延が発生し、仮想計算機の処理性能の低下を招くことである。
2つには、仮想計算機の処理能力を仮想計算機間で偏らせて割当てた場合に、処理能力の割当てが他仮想計算機に比べて小さい仮想計算機においては、その仮想計算機に割当てられる物理計算機の命令プロセッサ使用時間が短くなるため、物理計算機内のキャッシュを有効に使用できる時間が少なくなり、メモリへのアクセスが多発し、仮想計算機の処理性能の低下を招くことである。
従って、本発明の目的は、仮想計算機に対する割込みの受付け遅延を改善し、仮想計算機の処理性能を向上することにある。
本発明の他の目的は、ある仮想計算機の処理能力の割合が他の仮想計算機に比べて小さい場合においても、その仮想計算機に物理計算機の命令プロセッサを割当てるタイムスライスを長くすることにより、物理計算機のキャッシュの有効性を高め、仮想計算機の処理性能を向上することにある。
本発明は、物理計算機を論理的に分割して複数の仮想計算機として使用する仮想計算機システムにおいて、仮想計算機ごとに処理を実行する物理計算機の命令プロセッサの性能を変更する手段と、変更手段により変更された命令プロセッサの性能に基づいて仮想計算機の命令プロセッサの使用時間を設定する手段とを有する仮想計算機システムである。
好ましくは、前記変更手段は、各仮想計算機を実行する際の物理計算機の命令プロセッサの処理能力を、各仮想計算機に割当てられた処理能力の配分、および仮想計算機の命令プロセッサの使用時間から算出し、算出した結果を用いて命令プロセッサの処理能力を変更する。
また、前記変更手段は、好ましくは、仮想計算機システムに接続される入出力装置を含めたシステムの処理速度を測定して、仮想計算機システムのスケジューリングで使用するタイムスライス値を決定する。
また、一例では、この変更手段を用いて、仮想計算機の管理、制御を行うハイパバイザの処理実行に割当てる命令プロセッサの性能を変更する。
本発明に係る仮想計算機のスケジューリング方法に関して言えば、好ましくは、論理的に定義された複数の仮想計算機に対して、物理計算機が有する命令プロセッサの処理能力を割り当てる仮想計算機のスケジューリング方法において、仮想計算機ごとのサービス比を設定するステップと、仮想計算機に該命令プロセッサを割当てるタイムスライス値を決定するステップと、仮想計算機を命令プロセッサに割当てる際の命令プロセッサ性能を表す物理CPU能力を求めるステップと、求められた仮想計算機ごとの物理CPU能力値を使用して、命令プロセッサの性能変更に使用するために設定された命令プロセッサ割込み間隔で割り込みを発生させたときに命令プロセッサを待ち状態とする時間を算出するステップと、決定されたタイムスライス値、及び仮想計算機の命令プロセッサ待ち時間を使用し、仮想計算機のスケジューリングを行うステップとを有するスケジューリング方法である。
本発明によれば、1つの物理計算機を論理的に複数の計算機として使用する仮想計算機システムにおいて、仮想計算機の処理能力の定義に従って物理計算機の処理能力を変化させることにより、仮想計算機に割当てる命令プロセッサ使用時間を任意に変更できる。これにより、各々の仮想計算機に対する割込み処理の遅延を改善でき、仮想計算機の処理性能を向上することができる。
以下、図面を使用して本発明の一実施形態について詳細に説明する。
図1は、一実施形態による仮想計算機システムの構成を示す図である。
物理計算機100は、命令プロセッサ101、キャッシュ102、メモリ103、チャネル104、CPUタイマ105、サービスプロセッサ106、コンソールディスク107を備える。物理計算機100はまた、外部記憶装置のような入出力装置108、及びコンソール装置109と接続している。物理計算機100には、複数の仮想計算機が定義され、例えば2台の仮想計算機130と仮想計算機131が稼動している。それぞれの仮想計算機に対する処理能力の配分を定義するサービス比は、仮想計算機130のサービス比が0.8、仮想計算機131のサービス比が0.2と設定されている。メモリ103内には仮想計算機130、131の命令プロセッサへの割当てスケジュールに使用するスケジューリング制御テーブル120を格納している。
サービスプロセッサ106とコンソールディスク107は、物理計算機100の構成情報の設定及び格納するために使用される。コンソールディスク107内には、物理計算機に対する仮想計算機の処理能力の配分を表すサービス比を管理するサービス比管理テーブル121、ユーザが使用を許可されている命令プロセッサの処理能力を示す物理CPU基準能力値122、命令プロセッサの最大性能を示す物理CPU実能力値123、及び命令プロセッサの性能変更に使用する命令プロセッサ割込み間隔124を示す各々の情報が格納される。これらの情報はコンソール装置109から設定して入力される。
尚、図示は省略されているが、この仮想計算機システムを管理、制御するためのソフトウェアとしてハイパバイザが設けられており、このハイパバイザを介して各仮想計算機130、131に割り込みを発生させたり、各仮想計算機に対するタイムスライスのスケジュールを実行する。
図2は、サービス比管理テーブル121の構成例を示す。
サービス比管理テーブル121は、コンソール装置109から設定される、仮想計算機1のサービス比210、及び仮想計算機2のサービス比211を格納して管理する。図示の例では、仮想計算機1のサービス比が0.8、仮想計算機2のサービス比が0.2と設定されている。
図3は、スケジューリング制御テーブル120の構成例を示す。
スケジューリング制御テーブル120には、2台の仮想計算機を命令プロセッサ101に割当てる時間であるタイムスライス値311、312、各仮想計算機のタイムスライス値の総和であるタイムスライス値総和310、各仮想計算機を割当てる際に設定する命令プロセッサの性能を表す物理CPU能力値320、321、仮想計算機の物理CPU能力値に従って命令プロセッサの性能を変更する際に、コンソールディスク107内の命令プロセッサ割込み間隔124毎に実施する命令プロセッサの処理待ち時間を指定する命令プロセッサ待ち時間330、331を示す情報がそれぞれ格納されて構成される。
次に、図4を参照して、仮想計算機システムの制御について説明する。
サービス比設定手順(ステップ400)において、ユーザによってコンソール装置109から仮想計算機130、131毎のサービス比を設定する(ステップ400)。サービスプロセッサ106は、設定された各仮想計算機のサービス比210、211をサービス比管理テーブル121に格納する。サービス比は任意に設定できるが、ここでは、仮想計算機1と仮想計算機2のサービス比がそれぞれ0.8と0.2に設定されたものとする。
ステップ401以降の処理は、各仮想計算機130、131を管理、制御するためのハイパバイザの制御により実行される。
タイムスライス値決定手順(ステップ401)では、仮想計算機130、131に命令プロセッサ101を割当てる単位時間であるタイムスライス値311、312を決定する。タイムスライス値は仮想計算機システムの要件に応じて値を選択することが可能であるが、本実施例では図5の処理により、入出力装置108への入出力命令発行から入出力完了割込みまでにかかる平均時間をタイムスライス値と決定して、タイムスライス値311、312に格納する。
図5のフローチャートを参照するに、まず、回数カウンタ、I/O START時刻、I/O END時刻、累積I/O時間を変数として準備し、それらの変数に初期値「0」を格納する(ステップ500)。次に、物理計算機100に接続されている入出力装置108に対して、小容量例えば4KBデータの書込み命令を発行し、命令発行時のCPUタイマ105の値をI/O START時刻に格納する(ステップ501)。その後、入出力装置108から入出力完了割込みを受付け、その時点のCPUタイマ105の値をI/O END時刻に格納する(ステップ502)。そして、I/O END時刻からI/O START時刻を減じ、累積I/O時間を加えたものを累積I/O時間に格納する。また、同時に回数カウンタに「1」加える(ステップ503)。
以後、入出力装置108への書込み命令発行以降の処理を繰り返し、回数カウンタが「10」以上となったら(ステップ504)、累積I/O時間を回数カウンタおよびサービス比管理テーブル121のエントリ数より求まる仮想計算機の合計台数で割り、商をスケジューリング制御テーブル120内のタイムスライス値311、312に、その合計値をタイムスライス値総和310に格納する(ステップ505)。
以上で、図4のタイムスライス値の決定処理(ステップ401)が終わり、次に物理CPU能力値決定手順(ステップ402)の処理が実行される。この処理は図6に示すフローチャートに従って行なわれる。
図6において、仮想計算機130、131を命令プロセッサ101に割当てる際の命令プロセッサ性能を表す物理CPU能力を求めるため、コンソールディスク107内の物理CPU基準能力値122、サービス比管理テーブル121内のサービス比210、211、スケジューリング制御テーブル120内のタイムスライス値総和310を乗じ、各仮想計算機のタイムスライス値311、312で除算していられる商をスケジューリング制御テーブル120内の物理CPU能力値320、321に格納する(ステップ600)。
次に、算出した物理CPU能力値320、321と、コンソールディスク107内の物理CPU実能力値123とが比較される(ステップ601)。比較の結果、物理CPU能力値(302、303)が物理CPU実能力値(123)以下であれば、次の仮想計算機の物理CPU能力値を算出する。そして、全ての仮想計算機の物理CPU能力値が求まると(ステップ602)、次の命令プロセッサ待ち時間決定手順ステップ403へと移行する。
図6のステップ601において、物理CPU能力値(320、321)が物理CPU実能力値(123)を超える場合は、物理CPU能力値決定手順(ステップ401)はエラーを返して終了する(ステップ603)。物理CPU能力値決定手順(ステップ401)がエラーとなった場合、仮想計算機のサービス比の設定が不適切であるため、図4のサービス比設定手順(ステップ400)にて再度、各仮想計算機のサービス比を設定する。
次に、命令プロセッサ待ち時間決定手順(ステップ403)では、仮想計算機130、131の物理CPU能力値320、321を使用して、コンソールディスク107内の命令プロセッサ割込み間隔124で割り込みを発生させたときに命令プロセッサ101を待ち状態とする時間を算出するための処理を実行する。この処理は図6に示すフローチャートに従って行なわれる。
図7において、命令プロセッサ待ち時間決定手順(ステップ403)では、変数としてCPU能力率を用意し、スケジューリング制御テーブル120内の仮想計算機の物理CPU能力値(320、321)と、コンソールディスク107内の物理CPU実能力値(123)を読出し、物理CPU能力値320、321を物理CPU実能力値123で除算して得られる商をCPU能力率に格納する(ステップ700)。
次に、コンソールディスク107内の命令プロセッサ割込み間隔124をCPU能力率で割り、得られた商から命令プロセッサ割込み間隔124を減じる。そして得られた値をスケジューリング制御テーブル120内の命令プロセッサ待ち時間330、331に格納する(ステップ701)。上記処理を全ての仮想計算機に対して実施した後に(ステップ702)、図4のスケジューリング手順(ステップ404)へ移行する。
スケジューリング手順(ステップ404)では、スケジューリング制御テーブル120内のタイムスライス値311、312、各仮想計算機の命令プロセッサ待ち時間330、331を使用し、仮想計算機130、131のスケジューリングを行う。
より具体的に言えば、スケジューリング手順(ステップ404)では、タイムスライス値311、312に格納された値を1タイムスライスの長さとし、CPUタイマで時間を計り、そのタイムスライス分の時間ずつ仮想計算機130、131に命令プロセッサ101を割当てる。また、仮想計算機の命令プロセッサ待ち時間330、331に格納された値を、仮想計算機130、131が命令プロセッサ101に割当てられた際の処理待ち時間に設定し、仮想計算機毎に物理CPU能力値で指定する命令プロセッサ性能となるように制御する。
本実施形態において、仮想計算機の管理、制御を行うハイパバイザの処理実行に割当てる命令プロセッサの性能を変更する場合、上記の命令プロセッサ性能変更の処理を利用して行う。
次に、本実施例によるスケジューリング法(図9)の効果を、従来例によるスケジューリング法(図8参照)と対比して説明する。
まず、図8に示すように、2台の仮想計算機で、仮想計算機1のサービス比を0.8、仮想計算機2のサービス比を0.2とし、タイムスライス値を単位時間804の10分の1とした仮想計算機システムに従来のスケジューリング制御を行うと、図8に示すような割当てスケジュール803となる。
この従来例の場合、スケジュールの結果として、物理CPU能力が一定の状態で、仮想計算機1と仮想計算機2のサービス比0.8:0.2に応じて、L1とL2の回数がタイムスライスされた状態で割り当てられる。これでは、例えば仮想計算機2の実行時には、キャッシュ102に対しても2割の時間帯しか割り当てられないので、キャッシュのヒット率は低下することは明らかである。
これに対して、本実施例では、図9に示すように、2台の仮想計算機で、仮想計算機1のサービス比を0.8、仮想計算機2のサービス比を0.2とし、タイムスライス値が単位時間904の2分の1となるような入出力装置を接続した仮想計算機システムに本実施形態のスケジューリング制御を行うと、図9に示す割当てスケジュール903となる。
本実施例によるスケジューリング法によれば、物理CPU実能力値の範囲内で物理CPU能力値を変動させることにより、仮想計算機1と仮想計算機2のサービス比0.8:0.2に応じて、L1とL2を均等にタイムスライスされた状態として割り当てられる。従って、L1とL2の物理CPU能力値は変動するが、L1とL2に割り当てられる時間帯は同じとなる。このため、仮想計算機1及び仮想計算機2のいずれの実行時でも、キャッシュ102の使用時間は同じ時間だけ確保されるので、例えば仮想計算機2の実行時における従来のようなキャッシュのヒット率の低下は防止することができる。
以上のように、本実施形態によれば、単位時間当りの仮想計算機の命令プロセッサへの割当て時間を任意に設定でき、かつ各仮想計算機に交互にタイムスライスを割当てることができるため、仮想計算機への割込み処理の遅延を削減することができる。また、ある仮想計算機のサービス比を他の仮想計算機に比べて小さく設定しても、タイムスライスを仮想計算機ごとに設定できるため、キャッシュが有効に機能する時間をより長く確保することが可能となる。これにより従来のスケジューリング方式に比べて、仮想計算機の性能を向上することが可能である。
一実施形態による仮想計算機システムの構成を示す図。 一実施形態におけるサービス比管理テーブル121の構成例を示す図。 一実施形態におけるスケジューリング制御テーブル120の構成例を示す図。 一実施形態における仮想計算機システムの制御動作を示すフローチャート図。 図4の制御動作フローにおけるタイムスライス値決定手順(ステップ401)の内容を示すフローチャート図。 図4の制御動作フローにおける物理CPU能力値決定手順(ステップ402)の内容を示すフローチャート図。 図4の制御動作フローにおける命令プロセッサ待ち時間決定手順(ステップ403)の内容を示すフローチャート図。 仮想計算機システムにおいて、従来のスケジューリング制御を行った場合の割当てスケジュールを示す図。 仮想計算機システムにおいて、本実施形態によるスケジューリング制御を行った場合の割当てスケジュールを示す図。
符号の説明
100 物理計算機、 101 命令プロセッサ、 102 キャッシュ、
103 メモリ、 104 チャネル、 105 CPUタイマ、
106 サービスプロセッサ、 107 コンソールディスク、
108 入出力装置、 109 コンソール装置、
120 スケジューリング制御テーブル、 121 サービス比管理テーブル、
122 物理CPU基準能力値、 123 物理CPU実能力値、
124 命令プロセッサ割込み間隔、
312 仮想計算機2のタイムスライス値、
320 仮想計算機1の物理CPU能力値、
321 仮想計算機2の物理CPU能力値、
330 仮想計算機1の命令プロセッサ待ち時間、
331 仮想計算機2の命令プロセッサ待ち時間、
800 仮想計算機1、 801 仮想計算機2、

Claims (7)

  1. 物理計算機を論理的に分割して複数の仮想計算機として使用する仮想計算機システムにおいて、該仮想計算機ごとに処理を実行する物理計算機の命令プロセッサの性能を変更する手段と、該変更手段により変更された命令プロセッサの性能に基づいて該仮想計算機の命令プロセッサの使用時間を設定する手段とを有することを特徴とする仮想計算機システム。
  2. 前記変更手段は、各仮想計算機を実行する際の該物理計算機の命令プロセッサの処理能力を、各仮想計算機に割当てられた処理能力の配分、および該仮想計算機の命令プロセッサの使用時間から算出し、算出した結果を用いて該命令プロセッサの処理能力を変更することを特徴とする請求項1の仮想計算機システム。
  3. 前記変更手段は、該仮想計算機システムに接続される入出力装置を含めたシステムの処理速度を測定して、該仮想計算機システムのスケジューリングで使用するタイムスライス値を決定することを特徴とする請求項1の仮想計算機システム。
  4. 該変更手段を用いて、該仮想計算機の管理、制御を行うハイパバイザの処理実行に割当てる命令プロセッサの性能を変更することを特徴とする請求項1の仮想計算機システム。
  5. 論理的に定義された複数の仮想計算機に対して、物理計算機が有する命令プロセッサの処理能力を割り当てる仮想計算機のスケジューリング方法において、
    該仮想計算機ごとのサービス比を設定するステップと、
    該仮想計算機に該命令プロセッサを割当てるタイムスライス値を決定するステップと、
    該仮想計算機を該命令プロセッサに割当てる際の命令プロセッサ性能を表す物理CPU能力を求めるステップと、
    求められた該仮想計算機ごとの該物理CPU能力値を使用して、該命令プロセッサの性能変更に使用するために設定された命令プロセッサ割込み間隔で割り込みを発生させたときに該命令プロセッサを待ち状態とする時間を算出するステップと、
    決定された該タイムスライス値、及び該仮想計算機の命令プロセッサ待ち時間を使用し、該仮想計算機のスケジューリングを行うステップ
    を有することを特徴とするスケジューリング方法。
  6. 前記物理CPU能力を求めるステップは、
    予め決められた、ユーザが使用を許可されている命令プロセッサの処理能力を示す物理CPU基準能力値と、該サービス比と、該タイムスライス値の総和を乗じ、各仮想計算機のタイムスライス値で除算して得られた商である該物理CPU能力値と、該命令プロセッサの最大性能を示す物理CPU実能力値とを比較し、比較の結果、該物理CPU能力値が該物理CPU実能力値以下であることを条件に、全ての該仮想計算機の物理CPU能力値を算出すること、
    を特徴とする請求項5のスケジューリング方法。
  7. 前記命令プロセッサの待ち時間を算出するステップは、
    該仮想計算機毎に求められた該物理CPU能力値を、物理CPU実能力値で除算して得られる商をCPU能力率としてメモリに格納し、次に、該命令プロセッサ割込み間隔を該CPU能力率で割り、得られた商から命令プロセッサ割込み間隔を減じて、得られた値を命令プロセッサ待ち時間としてメモリに格納する動作を全ての該仮想計算機に対して実施することを特徴とする請求項5又は6のスケジューリング方法。
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