JP2007303322A - 流体ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】構造を簡素化し容易に小型化を図ることができる新規な構成の流体ポンプを提供する。
【解決手段】揺動ロータの揺動回転により、吸入口からシリンダ内に流体を吸入し、排出口から流体を排出する作用をなす流体ポンプであって、前記揺動ロータ10は、円柱側面に形成された当接面を備えた円弧部10aと、該円弧部からアーム状に延出する摺動支点部10bとからなり、前記シリンダ15は、前記円弧部10aを収容するとともに前記円弧部の当接面が当接する内側面が形成されたシリンダ部150と、前記摺動支点部10bを収容する支点収納部160とを備え、揺動ロータ10が揺動回転され前記揺動ロータの円弧部10aと前記シリンダ部150との当接位置が移動し、前記吸入口30に連通するシリンダ内の領域が徐々に増大する一方、前記排出口に32連通するシリンダ内の領域が徐々に縮小することにより流体の吸入、排出作用がなされることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は流体ポンプに関し、より詳細には、揺動型のロータを備え、真空発生器あるいはコンプレッサとして使用される流体ポンプに関する。
流体ポンプにはレシプロタイプ、油回転ポンプ、スクロールポンプ、ベーンポンプ、スクリューポンプ等の種々のポンプがある。たとえば、カム式の回転ポンプは、シリンダの軸心に駆動軸を配置し、駆動軸にロータを偏心させて固定し、ロータの周面に常時当接するように仕切り板を付勢して取り付け、仕切り板の一方と他方に吸気ポートと排気ポートを配置したものである。また、ベーンポンプは、シリンダの軸心から偏心した位置に駆動軸を設け、駆動軸にロータを固定し、ロータの径方向に突出入可能にかつシリンダの内壁面に向けて突出する向きに付勢してベーンを取り付け、ロータを挟んで吸気ポートと排気ポートを配置したものである。なお、回転ポンプとして、三角むすび状のロータを使用するものがあり(特許文献1参照)、ベーンポンプとして、ロータに放射状にベーンを嵌挿し、ロータが回転する際の遠心力によってベーンが外方に突出する構成としたものがある(特許文献2参照)。
特開平8−42462号公報 特開2004−308503号公報
上述したように、流体ポンプには種々の製品が提案され、商品化されているが、従来製品は比較的大型で、使い勝手が悪く、構成が複雑であるという問題があり、構造を単純化することによって製造が容易であるとともに、小型化が可能であり、かつ効率のよい流体ポンプが求められる。
本発明は、このような従来の流体ポンプにくらべて構造を単純化することができ、容易に小型化が可能な新規な構成を備えた流体ポンプを提供するものである。
本発明は、上記目的を達成するため次の構成を備える。
すなわち、シリンダと同厚に形成され、シリンダの開口面内で揺動回転可能に支持された揺動ロータと、シリンダと揺動ロータとの間に形成される領域と連通して設けられた吸入口と排出口とを備え、前記揺動ロータの揺動回転により、吸入口からシリンダ内に流体を吸入し、排出口から流体を排出する作用をなす流体ポンプであって、前記揺動ロータは、円柱側面に形成された当接面を備えた円弧部と、該円弧部からアーム状に延出する摺動支点部とからなり、前記シリンダは、前記円弧部を収容するとともに前記円弧部の当接面が当接する内側面が形成されたシリンダ部と、前記摺動支点部を収容する支点収納部とを備え、駆動機構により前記揺動ロータが揺動回転され前記揺動ロータの円弧部と前記シリンダ部との当接位置が移動し、前記吸入口に連通するシリンダ内の領域が徐々に増大する一方、前記排出口に連通するシリンダ内の領域が徐々に縮小することにより流体の吸入、排出作用がなされることを特徴とする。
また、前記摺動支点部は、円弧部から延出するアーム部の端部にアーム部よりも幅広となる摺動部が設けられ、前記支点収納部に、前記摺動部が摺接する摺接部と、前記アーム部の揺動を許容する幅広部とが設けられていることを特徴とする。これによって吸入口側と排出口側のシリンダ内領域が区分された状態で揺動ロータが揺動回動可能となる。
また、前記摺動支点部は、円弧部から同幅でアーム状に延出し、前記支点収納部に、円柱状に形成された摺動コマを摺動可能に装着し、前記摺動支点部が可動コマに摺動可能に挿通されていることにより、揺動ロータが円滑に揺動可能となる。
また、前記摺動支点部は、円弧部から二股に分岐して延出する分岐部に形成され、前記支点収納部の底部から突設された突起体が、前記分岐部に挟まれた凹部に摺動可能に係合していることにより、揺動ロータはより確実に揺動可能に保持される。
また、シリンダと同厚に形成され、シリンダの開口面内で揺動回転可能に支持された揺動ロータと、シリンダと揺動ロータとの間に形成される領域と連通して設けられた吸入口と排出口とを備え、前記揺動ロータの揺動回転により、吸入口からシリンダ内に流体を吸入し、排出口から流体を排出する作用をなす流体ポンプであって、前記揺動ロータは、円柱側面に形成された当接面を備えた一対の円弧部と、該円弧部を連結する連結アーム部とからなり、前記シリンダは、前記円弧部を収容するとともに前記円弧部の当接面が当接する内側面が形成された一対のシリンダ部と、前記連結アーム部を揺動可能に収容する連通部とを備え、駆動機構により前記揺動ロータが揺動回転され前記揺動ロータの円弧部と前記シリンダ部との当接位置が移動し、前記吸入口に連通するシリンダ内の領域が徐々に増大する一方、前記排出口に連通するシリンダ内の領域が徐々に縮小することにより流体の吸入、排出作用がなされることを特徴とする。
また、前記揺動ロータは、前記各々の円弧部にクランク軸が設けられ、一方のクランク軸が前記駆動機構に連結される駆動軸、他方のクランク軸が従動軸として形成されていることにより、円弧部が互いに逆方向に回転して流体の吸排出作用がなされる。
また、前記連結アーム部に、前記揺動ロータが揺動回転する際に、円弧部の回転方向が逆方向となるように規制するガイドピンと、ガイドピンが係合する長孔のガイド孔とが形成されていることにより、円弧部を確実に逆方向に回転させることができる。
また、前記円弧部は、円弧部を支持する支持軸の軸心を中心とする大円弧部と、該大円弧部の両端に大円弧部と滑らかに連続する形態に設けられた小円弧部を備え、前記シリンダ部は前記大円弧部よりも径大となる内側面と、前記小円弧部が当接する小円突起部とを供え、前記揺動ロータが正立位置にある状態では前記小円弧部が前記小円突起部に当接していることを特徴とする。揺動ロータは小円弧部が小円突起部に当接した状態から揺動開始することにおり、円弧部とシリンダ部の内側面との当接位置が一方側から他方側に徐々に移動し、吸入口からシリンダ内に流体が吸入され、シリンダに吸入された流体が排出口から排出される操作がなされる。
また、前記円弧部は、支持軸の軸心を中心とする中心角が180度以上となる扇形に形成されていることが有効である。
また、前記シリンダは、シール板により開口面が閉止され、前記揺動ロータとシール板とは相互間のシール性を維持して揺動ロータを揺動回転可能とするシール手段が設けられていることにより、吸入口側と排出口側とが遮断された状態でシリンダ内で揺動ロータが揺動回転される。
また、前記揺動ロータが、シリンダとともに揺動面を互いに平行にし、回転角の位相バランスをとって複数個連結され、前記各々のシリンダの吸入口と排出口が、連通路により各々連通して設けられていることにより、揺動ロータの1サイクル内における流体の吸入と排出をより平均化することができる。
本発明に係る流体ポンプは、シリンダ内で揺動ロータを揺動回転して流体の吸入と排出作用をなすようにしたことにより、装置の構成を簡素化することができ、装置の小型化が可能となり、装置の製造が容易になる。
以下、本発明に係る流体ポンプの実施の形態について、添付図面にしたがって詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明に係る流体ポンプの第1の実施の形態の構成を示す正面断面図、図2は側面断面図である。図2に示すように、本実施の形態の流体ポンプは、揺動面が互いに平行となるように支持された一対の揺動ロータ10、11と、揺動ロータ10、11と同厚に形成され揺動ロータ10、11が揺動回転可能に収容されたシリンダ15、16と、シリンダ15、16の開口面を閉止するシール板18、19、20と、揺動回転位置が逆位相となるように揺動ロータ10、11を回転自在に支持する支持軸12a、12bと、揺動ロータ10、11を挟む配置に支持軸12a、12bの端部に固設されたバランサ板24a、24bと、バランサ板24bに連結された駆動機構とを備える。
支持軸12a、12bとバランサ板24a、24bとは揺動ロータ10、11を揺動回転させるクランク軸として形成され、バランサ板24a、24bは、シール板18、19、20をシリンダ15、16に固定する前部ボディ25と後部ボディ26にベアリングを介して回転自在に支持されている。
揺動ロータ10、11の両端面には揺動ロータ10、11を気密あるいは液密にシールして揺動させるシール手段としてのシール部材22が装着される。なお、揺動ロータ10、11にシール部材22を設けるかわりに、シール板18、19、20にシール手段を設けてもよい。
支持軸12a、12bに連結されるバランサ板24a、24bは、図1に示すように、正面形状が扇形に形成された揺動ロータ10、11の重量バランスをとって揺動ロータ10、11が円滑に回転するように設けられる。
本実施形態の流体ポンプ装置において特徴的な構成は、揺動ロータ10、11の形状と、揺動ロータ10、11を収納するシリンダ15、16の形状である。図3に、揺動ロータ10とシリンダ15を拡大して示す。前述したように、揺動ロータ10は、円弧部10aと摺動支点部10bからなる。
円弧部10aは、側面が支持軸12aの軸心を中心とする円弧面(円柱面)に形成された大円弧部100と、大円弧部100の両端に設けられた小円弧部102、104とを備える。大円弧部100は、中心角が180度以上(本実施形態では約270度)となる扇形に形成される。小円弧部102、104は大円弧部100の円弧面と外面が滑らかに連続するように形成されている。本実施形態では、小円弧部102、104の半径を大円弧部100の半径の1/10に設定したが、大円弧部100と小円弧部102、104の径および径の比率が設計上、とくに限定されるものではない。大円弧部100と小円弧部102、104の側面がシリンダ15の内側面150aに当接する当接面となる。
摺動支点部10bは、円弧部10aからアーム状に延出する形態に設けられ、延出端に摺動部106が形成される。摺動部106はアーム部108よりも幅広に形成される。
シリンダ15には、揺動ロータ10の円弧部10aを収納するシリンダ部150と、摺動支点部10bを収納する支点収納部160が設けられる。シリンダ部150の内側面は円弧部10aよりも若干大径の円弧面に形成される。
シリンダ部150の両端部には、円弧部10aの小円弧部102、104が当接する小円突起部152、154が設けられている。
支点収納部160には、摺動部106が摺接する摺接部156と、揺動ロータ10の揺動回転にともなってアーム部108が揺動することを許容する空間を形成する幅広部158が形成されている。
図1に示すように、シリンダ15には、支点収納部160に収納された摺動支点部10bのアーム部108を挟んで、一方の幅広部158に連通して吸入口30が設けられ、他方の幅広部158に連通して排出口32が設けられる。
本実施形態では一対の揺動ロータ10、11を設けているから、揺動ロータ10、11に対応して各々吸入口30を設け、これら2つの吸入口30を連通する連通路30aを設け、また、揺動ロータ10、11に対応して各々排出口32を設け、2つの排出口32を連通する連通路32aを設けている。また、排出口32からシリンダ15内に流体が逆流しないように、排出口32にチェック弁34を設けている。
なお、図3は揺動ロータ10とシリンダ15の構成について示すが、揺動ロータ11とシリンダ16についてもまったく同様に構成されている。
(流体ポンプの作用)
続いて、上述した流体ポンプの作用について説明する。
図4は、揺動ロータ10が1サイクルする際における流体の吸入、排出作用を示す。図4(a)は、揺動ロータ10が中立位置にある状態である。この状態では揺動ロータ10の小円弧部102、104がともに小円突起部152、154に当接している。
この中立状態から、駆動機構14によりバランサ板24bが回転駆動され、バランサ板24bにクランク状に連結する支持軸12aはバランサ板24bの軸心に対して左回り(矢印方向)に回転開始する。
揺動ロータ10は摺接部156に摺接する摺動部106が動作時の支点となるから、支持軸12aが回転することにより、揺動ロータ10は全体としては摺動部106が支点となる揺動回転をなす。摺動部106は揺動ロータ10の揺動回転とともに摺動支点部10bの長手方向に往復動する。
図4(b)は、揺動ロータ10が回動開始して右側にやや傾いて揺動し、揺動ロータ10の一端側の小円弧部102がシリンダ部150の右端部分に当接した状態である。このとき揺動ロータ10の他端側の小円弧部104は小円突起部154から離間している。
図4(c)は、揺動ロータ10がさらに90度回転し、揺動ロータ10の大円弧部100とシリンダ部150の円弧面との当接位置が右側上方に移動した状態である。
図4(d)は、揺動ロータ10がさらに90度回転し、揺動ロータ10の大円弧部100の頂部がシリンダ部150の内周側面の頂点位置に当接した状態である。
図4(e)は、揺動ロータ10がさらに左回転し、揺動ロータ10とシリンダ部150との当接位置がシリンダ部150の頂点を通過して左側に移動した状態、図4(f)は、揺動ロータ10の他端側の小円弧部104がシリンダ部150の左端に当接した状態である。なお、図4(e)における揺動ロータ10の配置は図4(c)における配置と対称配置となり、図4(f)における揺動ロータ10の配置は図4(b)におけう配置と対称配置となる。揺動ロータ10は図4(f)から図4(a)の状態にもどり、1サイクルの動作が完了する。
図3に、揺動ロータ10が1サイクルの揺動動作をなす際に、支持軸12aの軸心と小円弧部102、104がどのように動くかを矢印で示している。支持軸12aはバランサ板24aの軸心から偏心して配置されているから支持軸12aは揺動ロータ10の揺動回転により円形の軌跡を描くように動く。これに対して、小円弧部102、104は図のような楕円状の軌跡を描くように動く。小円弧部102、104が楕円状の軌跡を描いて動くのは、揺動ロータ10が左右に若干傾きながら回動動作することによる。
本実施形態の流体ポンプは、図4(a)〜(f)の1サイクルで、吸入口30からシリンダ15内に流体を吸入し、同時に排出口32から排出する作用をなす。すなわち、図4(a)の状態から揺動ロータ10が揺動開始することにより、吸入口30に連通する領域がA1〜A5に示すように徐々に拡大していき、シリンダ15内に流体が吸入される。一方、排出口32に連通する領域については、B1〜B5に示すように、徐々に縮小していき排出口32から流体が排出される。
この揺動ロータ10の揺動回転による流体の吸入、排出操作は、揺動ロータ10が1サイクルの揺動回転をなす際に1回ずつなされる作用であり、揺動ロータ10を連続的に揺動回転することによって、吸入口30から流体がシリンダ15に吸入され、シリンダ15に吸入された流体(気体、液体)がシリンダ15から排出される作用が連続的になされて流体の吸入、排出作用がなされることになる。
なお、揺動ロータ10が左右に傾動した際にも、支点収納部160に幅広部158を設けたことにより、吸入口30シリンダ15の内部空間とは常時連通し、排出口32とシリンダ15の内部空間も常時連通する。
なお、他方の揺動ロータ11についての作用も上述した作用とまったく同様である。本実施形態では、支持軸12a、12bをクランク型とし揺動ロータ10、11を逆位相で揺動するように設け、連通路30a、32aにより揺動ロータ10、11の吸入口30および排出口32を連通させることによって、単一の揺動ロータを使用する場合にくらべて、流体の吸入、排出作用を平均化している。
また、揺動ロータ10、11を逆位相で揺動させる配置とすることで、可動部分の重量バランスを均等化して流体ポンプの作動時における振動を緩和し、バランサ板24a、24bを設けることにより揺動ロータ10、11が円滑に動作するようにしている。もちろん、単一の揺動ロータで流体ポンプを形成することも可能であり、3個以上の揺動ロータを連接して流体ポンプとすることも可能である。また、本実施形態では、排出口32にチェック弁34を設けることにより、排出口32から流体がシリンダ15内に逆流することを防止してより確実に流体の吸入、排出作用がなされるようにしている。
(第2の実施の形態)
図5は、本発明に係る流体ポンプの第2の実施の形態の構成と、その動作を示す。本実施形態においては、シリンダ15の支点収納部160に円柱状の可動コマ40を摺動可能に装着し、可動コマ40に摺動支点部10bを摺動可能に挿通したことを特徴とする。第1の実施の形態では摺動支点部10bの端部にやや幅広となる摺動部106が形成されているのに対して、本実施形態では摺動支点部10bは端部まで同幅のアーム状に延出する。なお、揺動ロータ10の円弧部10a等の他の構成については上記実施形態における構成と同一である。
本実施形態における揺動ロータ10の作用は、可動コマ40により摺動支点部10bが支持されて揺動ロータ10が揺動する他は、図4に示す実施の形態における作用と同様である。すなわち、揺動ロータ10は図5(a)の状態から、図5(b)〜(f)に示すように支持軸12aの軸心のまわりに左回りに一周して図5(a)の状態に戻る動作をなすことにより、吸入口30からシリンダ15の内部に流体を吸入し、シリンダ15に吸入された流体を排出口32から排出する。
本実施形態では、揺動ロータ10が揺動動作をする際に、摺動支点部10bは可動コマ40に対して摺動支点部10bの長手方向に摺動しながら往復動し、同時に可動コマ40が回動する動作をする。摺動支点部10bはシリンダ15の内部空間を吸入口30側と排出口32側に仕切る作用をなし、摺動支点部10bとしては、シール性を確保して摺動動作が滑らかに行われるものが望ましい。第1の実施の形態において、摺動部106が摺接部156に摺接しながら往復動作する作用とくらべて、本実施形態においては、可動コマ40を使用することによって、部材の摺動部分の摩擦抵抗を低減させ、かつ摺動支点部10bと支点収納部160とのシール性を向上させることができる。
(第3の実施の形態)
図6は、本発明に係る流体ポンプの第3の実施の形態の構成と、その動作を示す。本実施形態においては、揺動ロータ10の円弧部10aから延出する摺動支点部10bに設ける摺動部106を、二股に分岐する分岐部106a、106bに形成し、分岐部106a、106bに挟まれた凹部に、支点収納部160の内底部から突設された突起体42を摺動可能に係合させて設けたことを特徴とする。突起体42と分岐部106a、106bとが揺動ロータ10の揺動方向に摺動可能となることにより、シリンダ15の内部空間が吸入口30側と排出口32側に仕切られる。
図6(a)〜(f)は本実施形態の流体ポンプでの揺動ロータ10の作用を示す。揺動ロータ10は図6(f)の状態から図6(a)の状態に戻ることにより、気体あるいは液体の1サイクルの吸入ー排出操作がなされる。揺動ロータ10が左回りに揺動回転するとともに、揺動ロータ10の円弧部10aとシリンダ部150との当接位置が徐々に左方向に移動し、吸入口30側から流体の吸入作用が、排出口32側から流体の排出作用がなされる。
本実施形態においては、分岐部106a、106bの基部に突起体42を嵌合させる配置として揺動ロータ10を装着しているから、揺動ロータ10が揺動駆動された場合でも揺動ロータ10を安定的に支持して揺動回転させることができる。また、分岐部106a、106bによって突起体42を囲むように嵌合することにより、揺動時の突起体42と分岐部106a、106bとのシール性が良好になるという利点がある。
(第4の実施の形態)
図7、8は、本発明に係る流体ポンプの第4の実施の形態の構成を示す正面断面図および側面断面図を示す。
上述した第1〜第3の実施の形態において説明した流体ポンプは、いずれも揺動ロータ10、11は1本のクランク軸により揺動動作する。本実施形態の流体ポンプは2本のクランク軸により揺動ロータ10を支持する。すなわち、上述した実施形態においては、揺動ロータ10は一つの円弧部10aと、円弧部10aを揺動回転させる摺動支点部10bとからなるのに対して、本実施形態の揺動ロータは、扇形に形成される2つの円弧部10a、10cを連結アーム部110により一体に連結して形成されている。円弧部10a、10cには、大円弧部100と大円弧部100の両端に小円弧部102、104が設けられている。
円弧部10a、10cは、前述した各実施形態と同様に、大円弧部100と大円弧部100の両端に形成した小円弧部102、104とを備える。シリンダ15には、2つの円弧部10a、10cが揺動移動する2つのシリンダ部150と、シリンダ部150を連絡する連通部159が設けられる。連通部159は連結アーム部110よりも若干幅広に形成され、連結アーム部110を挟んで連通部159の一方に吸入口30が連通して設けられ、連通部159の他方に排出口32が連通して設けられる。シリンダ部150の両端には上記実施形態と同様に、小円突起部152、154が形成される。
連結アーム部110には支持軸12a、12cに挟まれた中間位置に長孔に形成されたガイド孔52が設けられ、ガイド孔52に係合するガイドピン50が設けられている。
図8に示すように、揺動ロータ10は一方の円弧部10aが支持軸12aに支持され、他方の円弧部10cが支持軸12cに支持される。支持軸12aは駆動機構に連結されるクランク軸120に一体的に形成され、支持軸12aの前端にバランサ板24aが取り付けられる。
支持軸12cの両端部には円弧部10cを挟んでバランサ板24a、24bが取り付けられ、支持軸12cとバランサ板24a、24bとによりクランク軸が構成される。
クランク軸120が駆動機構に連繋する駆動軸であるのに対して、支持軸12cおよびバランサ板24a、24bからなるクランク軸は従動軸となる。
シリンダ15の開口面には揺動ロータ10を挟む配置にシール板18a、18bが設けられ、前部ボディ25と後部ボディ26によりシール板18a、18bがシリンダ15に固定されている。揺動ロータ10の両側面にはシール部材22が装着され、揺動ロータ10がシリンダ15内でシール状態を維持して揺動回転可能となる。
(流体ポンプの作用)
図9に本実施形態の流体ポンプの動作について示す。図9(a)は揺動ロータ10が正立状態にあり、円弧部10cがシリンダ部150の底部に当接した状態である。ガイドピン50がこの状態から、円弧部10aはクランク軸の軸心に対して左回転し、円弧部10cはクランク軸の軸心に対して右回転するように揺動回転開始する。この状態から揺動ロータ10が揺動回転開始すると、円弧部10cとシリンダ部150とで区分された領域に吸入口30から流体が流入開始する。一方、円弧部10aとシリンダ部150とで区分された領域から排出口32に流体が排出開始される。
図9(b)は、円弧部10a、10cがそれぞれ軸心のまわりに90度回転した状態である。この揺動回転により、円弧部10cとシリンダ部150によって区分された領域空間は徐々に拡大し円弧部10cとシリンダ部150によって区分された領域内に流体が吸入される。円弧部10aとシリンダ部150によって区分された領域部分は、排出口32と連通する状態になる。
図9(c)は、揺動ロータ10がさらに90度、揺動回転した状態で、円弧部10cとシリンダ部150とで区分された領域空間がさらに拡大し、吸入口30から流体がシリンダ15内に吸入され、排出口32では流体が排出されることを示す。
図9(d)は、揺動ロータ10が揺動回転して正立状態になり円弧部10aの頂部がシリンダ部150の頂点位置に当接した状態を示す。この状態で、吸入口30とシリンダ部150とが閉止され、円弧部10cとシリンダ部150とで区分された領域内に流体が導入された状態になる。排出口32では円弧部10cによる流体の排出操作が完了する。
図9(e)は、揺動ロータ10が正立状態からさらに90度揺動回転した状態である。吸入口30から円弧部10aとシリンダ部150によって区分された領域に流体が吸入開始され、排出口32からは円弧部10cとシリンダ部150によって区分された領域から流体が排出開始される。図9(f)は、揺動ロータ10がさらに揺動回転し、円弧部10aとシリンダ部150によって囲まれた領域に吸入口30から流体が吸入され、円弧部10cとシリンダ部150によって囲まれた領域が徐々に縮小することにより、排出口32から流体が排出されることを示す。
図9(f)の状態から図9(a)の状態に戻ると、揺動ロータ10が正立状態になり、吸入口30からの流体の吸入作用が停止し、排出口32からの流体の排出作用が停止する。こうして、揺動ロータ10の1サイクルの揺動回転動作が完了する。
本実施形態の揺動ポンプでは、揺動ロータ10に2つの円弧部10a、10cを設け、シリンダ15にそれぞれが揺動移動するシリンダ部150を設けたことにより、1サイクルの揺動ロータ10の揺動回転の際に吸入口30からの流体の吸入作用と排出口32からの流体の排出作用が2回行われることになる。したがって、1軸による揺動ロータを使用する場合にくらべて1サイクル内における流体の吸入、排出作用が平均化されてなされるという利点がある。
本実施形態で揺動ロータ10にガイドピン50を係合させる構成としているのは、揺動ロータ10の円弧部10a、10cが確実に逆位相で揺動回転するように規制するためである。本実施形態のように、揺動ロータ10を支持するクランク軸の一方を駆動軸とし他方のクランク軸を従動軸とする場合には、このように揺動ロータ10の移動方向をガイドピン等で規制するのがよい。揺動ロータ10が安定して揺動回転する場合には、ガイドピン50を使用しなくてもよい。
実際には、揺動ロータ10の2つの支持軸の回転角度の位相は完全には一致しない。これに対応するため、たとえば偏心歯車やタイミングベルトを用いて強制的に揺動ロータ10を揺動回転させる方法を採用することもできる。
上述した各実施形態においては、揺動ロータ10に設ける円弧部10a、10cを左右対称形としたが、円弧部10a、10cは必ずしも左右対称形でなければならないものではない。これに合わせて円弧部10a、10cが当接するシリンダ部150の形状も左右対称でなければならないものではない。また、円弧部10a、10cの径も適宜設計可能であり、円弧部10a、10cの両端部に設ける小円弧部102、104の径も適宜設計することができる。
また、図7,8に示す流体ポンプは揺動ロータ10を一つ備える例であるが、揺動ロータを2個以上設けることも可能である。2個以上の揺動ロータを位相を変えて設置することによって流体の吸入、排出操作を平均化することができる。
本発明に係る流体ポンプは気体および液体のポンプ作用に使用でき、たとえば吸入口30からの吸気作用を利用することによって真空発生装置として使用することができ、排出口32からの排気を利用することによってコンプレッサとして使用することができ、種々用途に使用することができる。
また、本発明に係る流体ポンプは揺動ロータを揺動駆動する作用を利用して流体の吸入、排出操作を行うように構成したことにより、ポンプの構成が簡素になり、容易に小型化することが可能である。また、揺動ロータを所定の耐久性および摺動性を備えた樹脂等によって形成することにより、製造が容易で静音化を図ることができる。
本発明に係る流体ポンプの第1の実施の形態の正面断面図である。 本発明に係る流体ポンプの第1の実施の形態の側面断面図である。 揺動ロータとシリンダの正面図である。 第1の実施の形態の流体ポンプの作用を示す説明図である。 流体ポンプの第2の実施の形態とその作用を示す説明図である。 流体ポンプの第3の実施の形態とその作用を示す説明図である。 流体ポンプの第4の実施の形態の正面断面図である。 流体ポンプの第4の実施の形態の側面断面図である。 第4の実施の形態の流体ポンプの作用を示す説明図である。
符号の説明
10、11 揺動ロータ
10a、10c 円弧部
10b 摺動支点部
12a、12b、12c 支持軸
15、16 シリンダ
18、18a、18b、19、20 シール板
22 シール部材
24a、24b バランサ板
25 前部ボディ
26 後部ボディ
30 吸入口
30a、32a 連通路
32 排出口
34 チェック弁
40 可動コマ
42 突起体
50 ガイドピン
52 ガイド孔
100 大円弧部
102、104 小円弧部
106 摺動部
106a、106b 分岐部
108 アーム部
110 連結アーム部
120 クランク軸
150 シリンダ部
152、154 小円突起部
156 摺接部
158 幅広部
159 連通部
160 支点収納部

Claims (11)

  1. シリンダと同厚に形成され、シリンダの開口面内で揺動回転可能に支持された揺動ロータと、シリンダと揺動ロータとの間に形成される領域と連通して設けられた吸入口と排出口とを備え、前記揺動ロータの揺動回転により、吸入口からシリンダ内に流体を吸入し、排出口から流体を排出する作用をなす流体ポンプであって、
    前記揺動ロータは、円柱側面に形成された当接面を備えた円弧部と、該円弧部からアーム状に延出する摺動支点部とからなり、
    前記シリンダは、前記円弧部を収容するとともに前記円弧部の当接面が当接する内側面が形成されたシリンダ部と、前記摺動支点部を収容する支点収納部とを備え、
    駆動機構により前記揺動ロータが揺動回転され前記揺動ロータの円弧部と前記シリンダ部との当接位置が移動し、前記吸入口に連通するシリンダ内の領域が徐々に増大する一方、前記排出口に連通するシリンダ内の領域が徐々に縮小することにより流体の吸入、排出作用がなされることを特徴とする流体ポンプ。
  2. 前記摺動支点部は、円弧部から延出するアーム部の端部にアーム部よりも幅広となる摺動部が設けられ、
    前記支点収納部に、前記摺動部が摺接する摺接部と、前記アーム部の揺動を許容する幅広部とが設けられていることを特徴とする請求項1記載の流体ポンプ。
  3. 前記摺動支点部は、円弧部から同幅でアーム状に延出し、
    前記支点収納部に、円柱状に形成された摺動コマを摺動可能に装着し、前記摺動支点部が可動コマに摺動可能に挿通されていることを特徴とする請求項1記載の流体ポンプ。
  4. 前記摺動支点部は、円弧部から二股に分岐して延出する分岐部に形成され、
    前記支点収納部の底部から突設された突起体が、前記分岐部に挟まれた凹部に摺動可能に係合していることを特徴とする請求項1記載の流体ポンプ。
  5. シリンダと同厚に形成され、シリンダの開口面内で揺動回転可能に支持された揺動ロータと、シリンダと揺動ロータとの間に形成される領域と連通して設けられた吸入口と排出口とを備え、前記揺動ロータの揺動回転により、吸入口からシリンダ内に流体を吸入し、排出口から流体を排出する作用をなす流体ポンプであって、
    前記揺動ロータは、円柱側面に形成された当接面を備えた一対の円弧部と、該円弧部を連結する連結アーム部とからなり、
    前記シリンダは、前記円弧部を収容するとともに前記円弧部の当接面が当接する内側面が形成された一対のシリンダ部と、前記連結アーム部を揺動可能に収容する連通部とを備え、
    駆動機構により前記揺動ロータが揺動回転され前記揺動ロータの円弧部と前記シリンダ部との当接位置が移動し、前記吸入口に連通するシリンダ内の領域が徐々に増大する一方、前記排出口に連通するシリンダ内の領域が徐々に縮小することにより流体の吸入、排出作用がなされることを特徴とする流体ポンプ。
  6. 前記揺動ロータは、前記各々の円弧部にクランク軸が設けられ、一方のクランク軸が前記駆動機構に連結される駆動軸、他方のクランク軸が従動軸として形成されていることを特徴とする請求項2記載の流体ポンプ。
  7. 前記連結アーム部に、前記揺動ローラが揺動回転する際に、円弧部の回転方向が逆方向となるように規制するガイドピンと、ガイドピンが係合する長孔のガイド孔とが形成されていることを特徴とする請求項3記載の流体ポンプ。
  8. 前記円弧部は、円弧部を支持する支持軸の軸心を中心とする大円弧部と、該大円弧部の両端に大円弧部と滑らかに連続する形態に設けられた小円弧部を備え、
    前記シリンダ部は前記大円弧部よりも径大となる内側面と、前記小円弧部が当接する小円突起部とを供え、
    前記揺動ロータが正立位置にある状態では前記小円弧部が前記小円突起部に当接していることを特徴とする請求項1または5記載の流体ポンプ。
  9. 前記円弧部は、支持軸の軸心を中心とする中心角が180度以上となる扇形に形成されていることを特徴とする請求項8記載の流体ポンプ。
  10. 前記シリンダは、シール板により開口面が閉止され、前記揺動ロータとシール板とは相互間のシール性を維持して揺動ロータを揺動回転可能とするシール手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項記載の流体ポンプ。
  11. 前記揺動ローラが、シリンダとともに揺動面を互いに平行にし、回転角の位相バランスをとって複数個連結され、前記各々のシリンダの吸入口と排出口が、連通路により各々連通して設けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項記載の流体ポンプ。
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