JP2007303322A - 流体ポンプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】揺動ロータの揺動回転により、吸入口からシリンダ内に流体を吸入し、排出口から流体を排出する作用をなす流体ポンプであって、前記揺動ロータ10は、円柱側面に形成された当接面を備えた円弧部10aと、該円弧部からアーム状に延出する摺動支点部10bとからなり、前記シリンダ15は、前記円弧部10aを収容するとともに前記円弧部の当接面が当接する内側面が形成されたシリンダ部150と、前記摺動支点部10bを収容する支点収納部160とを備え、揺動ロータ10が揺動回転され前記揺動ロータの円弧部10aと前記シリンダ部150との当接位置が移動し、前記吸入口30に連通するシリンダ内の領域が徐々に増大する一方、前記排出口に32連通するシリンダ内の領域が徐々に縮小することにより流体の吸入、排出作用がなされることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、このような従来の流体ポンプにくらべて構造を単純化することができ、容易に小型化が可能な新規な構成を備えた流体ポンプを提供するものである。
すなわち、シリンダと同厚に形成され、シリンダの開口面内で揺動回転可能に支持された揺動ロータと、シリンダと揺動ロータとの間に形成される領域と連通して設けられた吸入口と排出口とを備え、前記揺動ロータの揺動回転により、吸入口からシリンダ内に流体を吸入し、排出口から流体を排出する作用をなす流体ポンプであって、前記揺動ロータは、円柱側面に形成された当接面を備えた円弧部と、該円弧部からアーム状に延出する摺動支点部とからなり、前記シリンダは、前記円弧部を収容するとともに前記円弧部の当接面が当接する内側面が形成されたシリンダ部と、前記摺動支点部を収容する支点収納部とを備え、駆動機構により前記揺動ロータが揺動回転され前記揺動ロータの円弧部と前記シリンダ部との当接位置が移動し、前記吸入口に連通するシリンダ内の領域が徐々に増大する一方、前記排出口に連通するシリンダ内の領域が徐々に縮小することにより流体の吸入、排出作用がなされることを特徴とする。
また、前記摺動支点部は、円弧部から同幅でアーム状に延出し、前記支点収納部に、円柱状に形成された摺動コマを摺動可能に装着し、前記摺動支点部が可動コマに摺動可能に挿通されていることにより、揺動ロータが円滑に揺動可能となる。
また、前記摺動支点部は、円弧部から二股に分岐して延出する分岐部に形成され、前記支点収納部の底部から突設された突起体が、前記分岐部に挟まれた凹部に摺動可能に係合していることにより、揺動ロータはより確実に揺動可能に保持される。
また、前記連結アーム部に、前記揺動ロータが揺動回転する際に、円弧部の回転方向が逆方向となるように規制するガイドピンと、ガイドピンが係合する長孔のガイド孔とが形成されていることにより、円弧部を確実に逆方向に回転させることができる。
また、前記円弧部は、支持軸の軸心を中心とする中心角が180度以上となる扇形に形成されていることが有効である。
また、前記揺動ロータが、シリンダとともに揺動面を互いに平行にし、回転角の位相バランスをとって複数個連結され、前記各々のシリンダの吸入口と排出口が、連通路により各々連通して設けられていることにより、揺動ロータの1サイクル内における流体の吸入と排出をより平均化することができる。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明に係る流体ポンプの第1の実施の形態の構成を示す正面断面図、図2は側面断面図である。図2に示すように、本実施の形態の流体ポンプは、揺動面が互いに平行となるように支持された一対の揺動ロータ10、11と、揺動ロータ10、11と同厚に形成され揺動ロータ10、11が揺動回転可能に収容されたシリンダ15、16と、シリンダ15、16の開口面を閉止するシール板18、19、20と、揺動回転位置が逆位相となるように揺動ロータ10、11を回転自在に支持する支持軸12a、12bと、揺動ロータ10、11を挟む配置に支持軸12a、12bの端部に固設されたバランサ板24a、24bと、バランサ板24bに連結された駆動機構とを備える。
揺動ロータ10、11の両端面には揺動ロータ10、11を気密あるいは液密にシールして揺動させるシール手段としてのシール部材22が装着される。なお、揺動ロータ10、11にシール部材22を設けるかわりに、シール板18、19、20にシール手段を設けてもよい。
支持軸12a、12bに連結されるバランサ板24a、24bは、図1に示すように、正面形状が扇形に形成された揺動ロータ10、11の重量バランスをとって揺動ロータ10、11が円滑に回転するように設けられる。
円弧部10aは、側面が支持軸12aの軸心を中心とする円弧面(円柱面)に形成された大円弧部100と、大円弧部100の両端に設けられた小円弧部102、104とを備える。大円弧部100は、中心角が180度以上(本実施形態では約270度)となる扇形に形成される。小円弧部102、104は大円弧部100の円弧面と外面が滑らかに連続するように形成されている。本実施形態では、小円弧部102、104の半径を大円弧部100の半径の1/10に設定したが、大円弧部100と小円弧部102、104の径および径の比率が設計上、とくに限定されるものではない。大円弧部100と小円弧部102、104の側面がシリンダ15の内側面150aに当接する当接面となる。
摺動支点部10bは、円弧部10aからアーム状に延出する形態に設けられ、延出端に摺動部106が形成される。摺動部106はアーム部108よりも幅広に形成される。
シリンダ部150の両端部には、円弧部10aの小円弧部102、104が当接する小円突起部152、154が設けられている。
支点収納部160には、摺動部106が摺接する摺接部156と、揺動ロータ10の揺動回転にともなってアーム部108が揺動することを許容する空間を形成する幅広部158が形成されている。
本実施形態では一対の揺動ロータ10、11を設けているから、揺動ロータ10、11に対応して各々吸入口30を設け、これら2つの吸入口30を連通する連通路30aを設け、また、揺動ロータ10、11に対応して各々排出口32を設け、2つの排出口32を連通する連通路32aを設けている。また、排出口32からシリンダ15内に流体が逆流しないように、排出口32にチェック弁34を設けている。
なお、図3は揺動ロータ10とシリンダ15の構成について示すが、揺動ロータ11とシリンダ16についてもまったく同様に構成されている。
続いて、上述した流体ポンプの作用について説明する。
図4は、揺動ロータ10が1サイクルする際における流体の吸入、排出作用を示す。図4(a)は、揺動ロータ10が中立位置にある状態である。この状態では揺動ロータ10の小円弧部102、104がともに小円突起部152、154に当接している。
この中立状態から、駆動機構14によりバランサ板24bが回転駆動され、バランサ板24bにクランク状に連結する支持軸12aはバランサ板24bの軸心に対して左回り(矢印方向)に回転開始する。
図4(b)は、揺動ロータ10が回動開始して右側にやや傾いて揺動し、揺動ロータ10の一端側の小円弧部102がシリンダ部150の右端部分に当接した状態である。このとき揺動ロータ10の他端側の小円弧部104は小円突起部154から離間している。
図4(d)は、揺動ロータ10がさらに90度回転し、揺動ロータ10の大円弧部100の頂部がシリンダ部150の内周側面の頂点位置に当接した状態である。
図4(e)は、揺動ロータ10がさらに左回転し、揺動ロータ10とシリンダ部150との当接位置がシリンダ部150の頂点を通過して左側に移動した状態、図4(f)は、揺動ロータ10の他端側の小円弧部104がシリンダ部150の左端に当接した状態である。なお、図4(e)における揺動ロータ10の配置は図4(c)における配置と対称配置となり、図4(f)における揺動ロータ10の配置は図4(b)におけう配置と対称配置となる。揺動ロータ10は図4(f)から図4(a)の状態にもどり、1サイクルの動作が完了する。
なお、揺動ロータ10が左右に傾動した際にも、支点収納部160に幅広部158を設けたことにより、吸入口30シリンダ15の内部空間とは常時連通し、排出口32とシリンダ15の内部空間も常時連通する。
また、揺動ロータ10、11を逆位相で揺動させる配置とすることで、可動部分の重量バランスを均等化して流体ポンプの作動時における振動を緩和し、バランサ板24a、24bを設けることにより揺動ロータ10、11が円滑に動作するようにしている。もちろん、単一の揺動ロータで流体ポンプを形成することも可能であり、3個以上の揺動ロータを連接して流体ポンプとすることも可能である。また、本実施形態では、排出口32にチェック弁34を設けることにより、排出口32から流体がシリンダ15内に逆流することを防止してより確実に流体の吸入、排出作用がなされるようにしている。
図5は、本発明に係る流体ポンプの第2の実施の形態の構成と、その動作を示す。本実施形態においては、シリンダ15の支点収納部160に円柱状の可動コマ40を摺動可能に装着し、可動コマ40に摺動支点部10bを摺動可能に挿通したことを特徴とする。第1の実施の形態では摺動支点部10bの端部にやや幅広となる摺動部106が形成されているのに対して、本実施形態では摺動支点部10bは端部まで同幅のアーム状に延出する。なお、揺動ロータ10の円弧部10a等の他の構成については上記実施形態における構成と同一である。
図6は、本発明に係る流体ポンプの第3の実施の形態の構成と、その動作を示す。本実施形態においては、揺動ロータ10の円弧部10aから延出する摺動支点部10bに設ける摺動部106を、二股に分岐する分岐部106a、106bに形成し、分岐部106a、106bに挟まれた凹部に、支点収納部160の内底部から突設された突起体42を摺動可能に係合させて設けたことを特徴とする。突起体42と分岐部106a、106bとが揺動ロータ10の揺動方向に摺動可能となることにより、シリンダ15の内部空間が吸入口30側と排出口32側に仕切られる。
図7、8は、本発明に係る流体ポンプの第4の実施の形態の構成を示す正面断面図および側面断面図を示す。
上述した第1〜第3の実施の形態において説明した流体ポンプは、いずれも揺動ロータ10、11は1本のクランク軸により揺動動作する。本実施形態の流体ポンプは2本のクランク軸により揺動ロータ10を支持する。すなわち、上述した実施形態においては、揺動ロータ10は一つの円弧部10aと、円弧部10aを揺動回転させる摺動支点部10bとからなるのに対して、本実施形態の揺動ロータは、扇形に形成される2つの円弧部10a、10cを連結アーム部110により一体に連結して形成されている。円弧部10a、10cには、大円弧部100と大円弧部100の両端に小円弧部102、104が設けられている。
連結アーム部110には支持軸12a、12cに挟まれた中間位置に長孔に形成されたガイド孔52が設けられ、ガイド孔52に係合するガイドピン50が設けられている。
支持軸12cの両端部には円弧部10cを挟んでバランサ板24a、24bが取り付けられ、支持軸12cとバランサ板24a、24bとによりクランク軸が構成される。
クランク軸120が駆動機構に連繋する駆動軸であるのに対して、支持軸12cおよびバランサ板24a、24bからなるクランク軸は従動軸となる。
図9に本実施形態の流体ポンプの動作について示す。図9(a)は揺動ロータ10が正立状態にあり、円弧部10cがシリンダ部150の底部に当接した状態である。ガイドピン50がこの状態から、円弧部10aはクランク軸の軸心に対して左回転し、円弧部10cはクランク軸の軸心に対して右回転するように揺動回転開始する。この状態から揺動ロータ10が揺動回転開始すると、円弧部10cとシリンダ部150とで区分された領域に吸入口30から流体が流入開始する。一方、円弧部10aとシリンダ部150とで区分された領域から排出口32に流体が排出開始される。
図9(c)は、揺動ロータ10がさらに90度、揺動回転した状態で、円弧部10cとシリンダ部150とで区分された領域空間がさらに拡大し、吸入口30から流体がシリンダ15内に吸入され、排出口32では流体が排出されることを示す。
図9(d)は、揺動ロータ10が揺動回転して正立状態になり円弧部10aの頂部がシリンダ部150の頂点位置に当接した状態を示す。この状態で、吸入口30とシリンダ部150とが閉止され、円弧部10cとシリンダ部150とで区分された領域内に流体が導入された状態になる。排出口32では円弧部10cによる流体の排出操作が完了する。
本実施形態の揺動ポンプでは、揺動ロータ10に2つの円弧部10a、10cを設け、シリンダ15にそれぞれが揺動移動するシリンダ部150を設けたことにより、1サイクルの揺動ロータ10の揺動回転の際に吸入口30からの流体の吸入作用と排出口32からの流体の排出作用が2回行われることになる。したがって、1軸による揺動ロータを使用する場合にくらべて1サイクル内における流体の吸入、排出作用が平均化されてなされるという利点がある。
実際には、揺動ロータ10の2つの支持軸の回転角度の位相は完全には一致しない。これに対応するため、たとえば偏心歯車やタイミングベルトを用いて強制的に揺動ロータ10を揺動回転させる方法を採用することもできる。
また、図7,8に示す流体ポンプは揺動ロータ10を一つ備える例であるが、揺動ロータを2個以上設けることも可能である。2個以上の揺動ロータを位相を変えて設置することによって流体の吸入、排出操作を平均化することができる。
また、本発明に係る流体ポンプは揺動ロータを揺動駆動する作用を利用して流体の吸入、排出操作を行うように構成したことにより、ポンプの構成が簡素になり、容易に小型化することが可能である。また、揺動ロータを所定の耐久性および摺動性を備えた樹脂等によって形成することにより、製造が容易で静音化を図ることができる。
10a、10c 円弧部
10b 摺動支点部
12a、12b、12c 支持軸
15、16 シリンダ
18、18a、18b、19、20 シール板
22 シール部材
24a、24b バランサ板
25 前部ボディ
26 後部ボディ
30 吸入口
30a、32a 連通路
32 排出口
34 チェック弁
40 可動コマ
42 突起体
50 ガイドピン
52 ガイド孔
100 大円弧部
102、104 小円弧部
106 摺動部
106a、106b 分岐部
108 アーム部
110 連結アーム部
120 クランク軸
150 シリンダ部
152、154 小円突起部
156 摺接部
158 幅広部
159 連通部
160 支点収納部
Claims (11)
- シリンダと同厚に形成され、シリンダの開口面内で揺動回転可能に支持された揺動ロータと、シリンダと揺動ロータとの間に形成される領域と連通して設けられた吸入口と排出口とを備え、前記揺動ロータの揺動回転により、吸入口からシリンダ内に流体を吸入し、排出口から流体を排出する作用をなす流体ポンプであって、
前記揺動ロータは、円柱側面に形成された当接面を備えた円弧部と、該円弧部からアーム状に延出する摺動支点部とからなり、
前記シリンダは、前記円弧部を収容するとともに前記円弧部の当接面が当接する内側面が形成されたシリンダ部と、前記摺動支点部を収容する支点収納部とを備え、
駆動機構により前記揺動ロータが揺動回転され前記揺動ロータの円弧部と前記シリンダ部との当接位置が移動し、前記吸入口に連通するシリンダ内の領域が徐々に増大する一方、前記排出口に連通するシリンダ内の領域が徐々に縮小することにより流体の吸入、排出作用がなされることを特徴とする流体ポンプ。 - 前記摺動支点部は、円弧部から延出するアーム部の端部にアーム部よりも幅広となる摺動部が設けられ、
前記支点収納部に、前記摺動部が摺接する摺接部と、前記アーム部の揺動を許容する幅広部とが設けられていることを特徴とする請求項1記載の流体ポンプ。 - 前記摺動支点部は、円弧部から同幅でアーム状に延出し、
前記支点収納部に、円柱状に形成された摺動コマを摺動可能に装着し、前記摺動支点部が可動コマに摺動可能に挿通されていることを特徴とする請求項1記載の流体ポンプ。 - 前記摺動支点部は、円弧部から二股に分岐して延出する分岐部に形成され、
前記支点収納部の底部から突設された突起体が、前記分岐部に挟まれた凹部に摺動可能に係合していることを特徴とする請求項1記載の流体ポンプ。 - シリンダと同厚に形成され、シリンダの開口面内で揺動回転可能に支持された揺動ロータと、シリンダと揺動ロータとの間に形成される領域と連通して設けられた吸入口と排出口とを備え、前記揺動ロータの揺動回転により、吸入口からシリンダ内に流体を吸入し、排出口から流体を排出する作用をなす流体ポンプであって、
前記揺動ロータは、円柱側面に形成された当接面を備えた一対の円弧部と、該円弧部を連結する連結アーム部とからなり、
前記シリンダは、前記円弧部を収容するとともに前記円弧部の当接面が当接する内側面が形成された一対のシリンダ部と、前記連結アーム部を揺動可能に収容する連通部とを備え、
駆動機構により前記揺動ロータが揺動回転され前記揺動ロータの円弧部と前記シリンダ部との当接位置が移動し、前記吸入口に連通するシリンダ内の領域が徐々に増大する一方、前記排出口に連通するシリンダ内の領域が徐々に縮小することにより流体の吸入、排出作用がなされることを特徴とする流体ポンプ。 - 前記揺動ロータは、前記各々の円弧部にクランク軸が設けられ、一方のクランク軸が前記駆動機構に連結される駆動軸、他方のクランク軸が従動軸として形成されていることを特徴とする請求項2記載の流体ポンプ。
- 前記連結アーム部に、前記揺動ローラが揺動回転する際に、円弧部の回転方向が逆方向となるように規制するガイドピンと、ガイドピンが係合する長孔のガイド孔とが形成されていることを特徴とする請求項3記載の流体ポンプ。
- 前記円弧部は、円弧部を支持する支持軸の軸心を中心とする大円弧部と、該大円弧部の両端に大円弧部と滑らかに連続する形態に設けられた小円弧部を備え、
前記シリンダ部は前記大円弧部よりも径大となる内側面と、前記小円弧部が当接する小円突起部とを供え、
前記揺動ロータが正立位置にある状態では前記小円弧部が前記小円突起部に当接していることを特徴とする請求項1または5記載の流体ポンプ。 - 前記円弧部は、支持軸の軸心を中心とする中心角が180度以上となる扇形に形成されていることを特徴とする請求項8記載の流体ポンプ。
- 前記シリンダは、シール板により開口面が閉止され、前記揺動ロータとシール板とは相互間のシール性を維持して揺動ロータを揺動回転可能とするシール手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項記載の流体ポンプ。
- 前記揺動ローラが、シリンダとともに揺動面を互いに平行にし、回転角の位相バランスをとって複数個連結され、前記各々のシリンダの吸入口と排出口が、連通路により各々連通して設けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項記載の流体ポンプ。
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