JP2007301325A - 支柱下端の規制とテーパーによる支持で構成した支柱と埋設管 - Google Patents
支柱下端の規制とテーパーによる支持で構成した支柱と埋設管 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】抜差式屋外用テニス支柱、バレーボール支柱、サッカーゴール、ラグビーゴール、アメリカンフットボール、防球ネット等では設置後長時間経過すると砂や小石が流れ込み、必要な時、抜けなくなるトラブルが多発しており、この問題を解消する。
【解決手段】埋設管5上端に雌テーパーを設け、支柱1の地際の所要部には雌テーパーと嵌合すべく、雄テーパーを設ける。支柱1の下部における支柱1と埋設管5とのクリアランスは抜き差し出来る範囲で小さくする。
【選択図】図1
【解決手段】埋設管5上端に雌テーパーを設け、支柱1の地際の所要部には雌テーパーと嵌合すべく、雄テーパーを設ける。支柱1の下部における支柱1と埋設管5とのクリアランスは抜き差し出来る範囲で小さくする。
【選択図】図1
Description
本発明は抜差式の屋外用テニス支柱、バレーボール支柱、サッカーゴール、ラグビーゴール、防球ネット其他、抜差式の支柱と埋設管に関して、埋設管上端に雌テーパーを設け支柱の所要の位置に設けた雄テーパーを嵌合させる。支柱下部と埋設管とのクリアランスを小さく設定して両テーパーのズレを防ぎ砂や小石の流入を防ぐ事により抜けないトラブルを解消する。
屋外用の支柱と埋設管より成る球技用支柱等は設置したままにする事により砂や小石が埋設管に流れ込み抜けなくなってしまうトラブルが続発している。
抜差式球技用支柱やゴール等はクリアランスを有する支柱と埋設管とにより構成されており上下方向の位置を決める支柱の位置決め部材の下面と埋設管の上面は支柱及び埋設管に直角に設けられているがボルトで締結する方式を除き防砂を念頭に設計されていない。従って支柱の上部に横方向に力が加わるとクリアランスがある為支柱が傾いたり浮き上がったりし、この部分から砂や小石が入り込み固く締まったり、楔の喰い込み状態になり抜けなくなる。
埋設管上端に雌テーパーを設け支柱には嵌合する雄テーパーを支持面とする位置決め部材を設ける。支柱の下部と埋設管の当該部とのクリアランスは抜き差しできる範囲で小さく取る。テーパー角度が小さくなると下方への押付け力に対するテーパー面での面圧が大きくなり密着力と保持力が増すことは既知の原理である。更に埋設管下部のクリアランスを出来る限り最小とすることにより支柱上部に横からの大きな力が加わった場合でもテーパー部の所要の密着力と保持力の確保が可能となる。
抜差式の支柱はグランドを多目的に使用したり新品に取り替えたりする場合抜き取る必要がある。必要に応じて抜けないと重大な支障が発生する。本発明はこのトラブルを解消する事が出来る。
埋設管5の上部に雌テーパー6を設ける。支柱1には雄テーパー4を有する位置決め部材3を所要の位置に設ける。支柱下部2と埋設管支柱下部当該部7とのクリアランスは抜き差し出来る範囲で小さく設定する。テーパー角度θは小さすぎると抜けなくなり、大き過ぎると支柱1の上部に強い横からの力が加わた場合抜け上がってしまうので適切に選定する。その角度は摩擦係数、材質、保持力を考慮すると20°〜40°の範囲が最適である。
テーパーの代わりに球面を使用する例も本発明の例である、即ち本発明は支持面にテーパーを採用することにより接触面における面圧と保持力が増大し、接触面に隙間が生ずることを防ぐ事が出来るものであるが、テーパーの代わりに接触面における接線が作る円錐角が小さい球面を採用する事によっても実現出来る。管と支柱とのクリアランス等による支柱の傾きを考えると理論的には球面の方が理想的である。しかし、製作の容易さはテーパーが数段上である。
1. 支柱 7. 埋設管支柱下部当該部
2. 支柱下部 8. 基礎コンクリート
3. 位置決め部材 θ テーパー角度
4. 雄テーパー
5. 埋設管
6. 雌テーパー
2. 支柱下部 8. 基礎コンクリート
3. 位置決め部材 θ テーパー角度
4. 雄テーパー
5. 埋設管
6. 雌テーパー
Claims (2)
- 埋設管と支柱の構成方法であって、埋設管の上端に雌テーパーを設け、嵌合する雄テーパーを有するストッパーを支柱の所要位置に設けると共に、支柱下部と埋設管の当該部分とのクリアランスを支柱が抜き差し可能な範囲で小さく設定した事を特長とする構成。
- テーパー角度を20〜40°の範囲内に設定した事を特長とする支柱と埋設管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006157799A JP2007301325A (ja) | 2006-05-10 | 2006-05-10 | 支柱下端の規制とテーパーによる支持で構成した支柱と埋設管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006157799A JP2007301325A (ja) | 2006-05-10 | 2006-05-10 | 支柱下端の規制とテーパーによる支持で構成した支柱と埋設管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007301325A true JP2007301325A (ja) | 2007-11-22 |
Family
ID=38835771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006157799A Pending JP2007301325A (ja) | 2006-05-10 | 2006-05-10 | 支柱下端の規制とテーパーによる支持で構成した支柱と埋設管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007301325A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013017792A (ja) * | 2011-07-08 | 2013-01-31 | Furuta Tetto Kensetsu Kk | 抜差方式の支柱 |
JP2015183367A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | ジャパンパイル株式会社 | 既製杭、及び既製杭の支持方式 |
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2006
- 2006-05-10 JP JP2006157799A patent/JP2007301325A/ja active Pending
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