JP2007300793A - ケーブル布設システム - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、前後から駆動ローラに作用するケーブルの張力差を検出して、この張力差に基づいて駆動ローラを駆動制御するようにし、ケーブルのたわみを検出する検出機構を不要とし、太さ等のケーブル形状や曲げ剛性等のケーブル物性に拘わらず、ケーブルをたわみなく簡易に布設できるケーブル布設システムを得ることを目的とする。
【解決手段】駆動ボール12および従動ボール13、駆動モータが架台14に取り付けられ、駆動ボール12と従動ボール13との間に挿入されたケーブル3を送り出す延線機11と、延線機11の前後のケーブル3の張力差に起因して架台14に発生する応力を検出する歪みセンサ20を有する固定架台15と、歪みセンサ20の検出信号に基づいて駆動モータの駆動を制御する制御手段と、を備えている。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えばプラント建設現場においてケーブルを布設するケーブル布設システムに関するものである。
従来、ケーブルの布設ルート上に延線機を所定の間隔に設置し、各延線機を制御盤により一括で速度制御して、ケーブルを布設していた。しかし、各延線機におけるケーブル送り出し速度のバラツキや各延線機にかかる負荷の大きさによって、ケーブルにたるみを発生してしまう。そこで、多くの作業者が布設ルートに沿って立ち、ケーブルのたるみを発見すると、全ての延線機を停止して人手によりケーブルのたるみを解消させた後、全ての延線機を一括運転してケーブルの布設を再開することになり、ケーブルを効率的に延線できないという不具合があった。
このような状況を鑑み、延線機をケーブルの布設ルート上に所定の間隔に設置し、各延線機の送り出し側にたわみ検出装置を設置するとともに、各延線機の駆動を独立して制御できるようにし、たわみ検出装置がケーブルのたわみを検出すると、当該延線機の送り出しを停止し、あるいは送り出し速度を低下させて、ケーブルのたわみを解消させるケーブルの布設方法が提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許第2997228号公報 特公平7−16283号公報
従来のケーブル布設方法に適用されるたわみ検出装置は、ケーブルの張力の変動によるケーブルの曲がり具合(たわみ量)に応じて変位するセンサ部を備えている。そして、従来のケーブル布設方法では、たわみ検出装置からの出力に応じて延線機の駆動ローラの回転速度を制御している。
しかしながら、ケーブルの曲がり具合(たわみ量)は、ケーブルの太さ等の形状、曲げ剛性などのケーブルの物性、たわみ検出装置と駆動ローラとの距離などに応じて変化することから、実際には、ケーブルの布設作業を実施しながら、たわみ検出装置の設置位置、速度調整量などを調整する必要がある。この調整は、熟練と経験が必要あり、調整時間が長くなってしまうという不具合があった。
また、ケーブルが左右のどちらに曲がるかが特定できないので、たわみ検出装置の設置位置が制限されてしまうという不具合もあった。
本出願人は、このような状況に鑑み、駆動ローラ(延線機)の前後におけるケーブルの張力差がケーブルにたわみを発生させる一つの要因となることに着目してこの発明をするに至ったものである。つまり、従来の布設方法では、ケーブルに発生したたわみを検出して、ケーブルのたわみを解消するように制御するものであった。しかし、この発明は、ケーブルのたわみの発生要因である駆動ローラの前後におけるケーブルの張力差をたわみが発生しないように制御するものであり、従来の布設方法とは、全く異なる技術的思想に基づいてなされたものである。
この発明は、前後から駆動ローラに作用するケーブルの張力差を検出して、この張力差に基づいて駆動ローラを駆動制御するようにし、ケーブルのたわみを検出する検出機構を不要とし、太さ等のケーブル形状や曲げ剛性等のケーブル物性に拘わらず、ケーブルをたわみなく簡易に布設できるケーブル延線装置およびケーブル布設システムを得ることを目的とする。
この発明によるケーブル布設システムは、架台に取り付けられ、ケーブルを送り出す少なくとも一対の回転体、上記回転体間に挿入された上記ケーブルの該回転体前後の張力差を検出する検出手段、および上記検出手段の検出信号に基づいて上記回転体の駆動を制御する制御手段を備えたケーブル延線装置をケーブル布設ルート上に所定の間隔で設置し、上記回転体を駆動して上記回転体間に挿入されたケーブルを送り出してケーブルを布設するケーブル布設システムにおいて、上記制御手段は、上記回転体を停止状態にしておき、上記検出手段からの検出出力が第1判定値より大きい場合に上記回転体を所定の回転速度で駆動し、上記検出出力が上記第1判定値より小さい第2判定値より小さくなった場合に、上記回転体を停止状態にするように構成されている。
この発明によれば、回転体の前後のケーブルに張力差が発生すると、この張力差が検出手段により検出される。そして、制御手段が、回転体を停止状態にしておき、検出手段からの検出出力が第1判定値より大きい場合に回転体を所定の回転速度で駆動し、検出出力が上記第1判定値より小さい第2判定値より小さくなった場合に、回転体を停止状態にする。そこで、ケーブルのたわみを検出する検出機構が不要となり、太さ等のケーブル形状や曲げ剛性等のケーブル物性に拘わらず、ケーブルをたわみなく簡易に布設できる。
まず、ケーブル布設におけるたわみの発生メカニズムについて図1を参照しつつ説明する。
図1の(a)は、延線機1がケーブル布設ルート上に所定の間隔で設置され、ケーブル3が各延線機1の一対のボール2間に挟み込まれて、右側から左側に延線されている様子を示している。ここで、便宜的に、延線機1を左側から1号機、2号機・・・とする。
1号機と2号機との間のケーブル3の張力F12は、区間長さをL1、ケーブル3の単位長さ当たりの重量をA、摩擦係数をμとしたとき、L1×A×μ(kgf)で表される。同様に、2号機と3号機との間のケーブル3の張力F23は、L2×A×μ(kgf)で表され、3号機と4号機との間のケーブル3の張力F34は、L3×A×μ(kgf)で表される。
そして、各延線機1の送り出し力および回転数は一定であるが、区間張力の大きさが大きくなると、延線機1のケーブル送り出し部分でスリップが生じ、送り出し速度(延線速度)にバラツキが生じる。例えば、L1>>L2の場合、1号機は大きな送り出し力が必要となり、それに伴って1号機でのスリップが増え、1号機によるケーブル送り出し速度が低下する。そして、1号機の送り出し速度が低下すると、2号機の送り出し力F2Hは見かけ上小さくなる。結果として、2号機にかかる応力F2がマイナスに大きくなり、それに伴って2号機によるケーブル送り出し速度が低下する。このようにして、延線機1におけるケーブル送り出し速度の低下が延線方向の下流側の延線機1から上流側の延線機1に、つまり1号機、2号機、3号機・・・と順次発生してゆく。この時、1台の延線機1におけるケーブル送り出し速度の低下時点から1つ上流側の延線機1におけるケーブル送り出し速度の低下までの時間的ずれがあり、その間では、上流側の延線機1による送り出し量が下流側の延線機1の送り出し量を上まわり、両延線機1間のケーブル3の張力を弱める、即ちたわみAを発生させるように作用する。そして、ケーブル送り速度の低下が延線方向の上流側に伝播されるほど、たわみAを発生させる作用が重畳され、ついには、図1の(b)に示されるように、たわみAが発生する。なお、図1の(b)では、便宜上、2号機と3号機との間のケーブル3にたわみAが発生している状態を示している。
ここで、1号機と2号機との間のケーブル3の張力F12が大きくなったとき、1号機のケーブル送り出し速度を速めて1号機からのケーブル送り出し量を増やすことで第一次のたわみを回避し、さらには2号機のスリップ量が多くなったことに対応して2号機の送り出し力F2Hが正に大きくなることで、1号機の応力F1を低下させることにつながり、1号機におけるスリップの発生が回避できる方向となる。これにより、1号機のスリップに起因するケーブル送り速度の低下が回避され、1号機によるケーブル送り速度の低下の上流側への伝播に起因するたわみAの発生が抑制される。
本出願人は、延線機1に発生する応力に着目し、下記の技術的思想に基づいて、たわみAを発生させることなくケーブル3を布設できるケーブル延線装置およびそれを用いたケーブル布設システムを発明した。
各延線機1には、前後のケーブル3の張力差に起因する応力が発生する。例えば、1号機と2号機との間のケーブル3の張力F12は、1号機を2号機側に引っ張るように作用し、2号機と3号機との間のケーブル3の張力F23は、2号機を3号機側に引っ張るように作用する。そして、3号機の送り出し力F3Hは、2号機と3号機との間のケーブル3の張力F23を弱めるように作用する。そこで、2号機には、応力F2(=F12−F23)が発生することになる。この応力F2は、正の場合には延線方向の力となり、負の場合には反延線方向の力となる。この応力F2は、張力F12が大きくなった場合又は2号機の送り出し力F2Hが小さくなった場合、あるいは張力F23が大きくなった場合又は3号機の送り出し力F3Hが小さくなった場合に、負の方向に大きくなる。
そして、1号機と2号機との間のケーブル3の張力F12が大きくなったとき、2号機の押し出し力を大きくするために1号機のケーブル送り出し速度を速めて1号機からのケーブル送り出し量を増やすことにより、応力F1のマイナス方向分の応力を小さくすることができ、そして2号機の送り出し力F2Hが大きくなり、1号機におけるスリップの発生を回避できる。これにより、1号機のスリップに起因するケーブル送り速度の低下が回避され、1号機によるケーブル送り速度の低下の上流側への伝播に起因するたわみAの発生が抑制される。
また、2号機に発生するマイナス応力が大きくなったとき、2号機のケーブル送り出し速度を速めることで、F3Hの力が大きくなり、2号機と3号機との間のたわみAの発生が抑制される。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図2はこの発明の実施の形態1に係るケーブル延線装置を示す斜視図、図3はこの発明の実施の形態1に係るケーブル延線装置を構成する固定架台を示す斜視図、図4はこの発明の実施の形態1に係るケーブル延線装置を構成する固定架台を示す上面図、図5はこの発明の実施の形態1に係るケーブル延線装置を構成する固定架台を示す正面図、図6はこの発明の実施の形態1に係るケーブル延線装置を構成する固定架台を示す側面図、図7はこの発明の実施の形態1に係るケーブル延線装置の電気的構成を示すブロック図、図8はこの発明の実施の形態1に係るケーブル延線装置におけるケーブル張力とすべり率との関係を示す図、図9はこの発明の実施の形態1に係るケーブル延線装置を用いたケーブル延線システムを模式的に示す構成図、図10はこの発明の実施の形態1に係るケーブル延線装置を用いたケーブル延線システムにおけるケーブル延線装置の制御動作を説明するフロー図である。
図1乃至図6において、ケーブル延線装置10は、延線機11と、延線機11が取り付けられる固定架台15と、を備えている。
延線機11は、駆動ボール12と従動ボール13とが架台14の表面側に相対して立設され、後述する駆動モータ24が架台14の下面に設置されている。そして、チェーンスプロケット(図示せず)が架台14の下面に設置され、駆動モータ24の回転トルクが駆動ボール12に伝達されるようになっている。
応力検出手段としての固定架台15は、固定部材としての一対の固定枠体16と、固定枠体16間に上下に離間して互いに平行に架設された一対のガイド棒17と、一対のガイド棒17に摺動自在に取り付けられた一対の取付板18と、L字状に折り曲げ成形され、その一辺を一対の取付板18に固着されて、ガイド棒17の軸方向にスライド移動可能に取りつけられた可動取付台19と、固定枠体16と可動取付台19との間に架設された検出手段としての歪みセンサ20と、を備えている。
固定枠体16は、開口を下方に向けたコ字状に成形されており、例えばケーブルトレイ(図示せず)の側壁に上方から嵌着され、ナット21に螺着された取付ボルト(図示せず)の締着によりケーブルトレイに取り付けられる。一対のガイド棒17は、軸方向をケーブルトレイの側壁に平行となるように、かつ、側壁と干渉しないように、固定枠体16間に架設されている。可動取付台19は、L字状の一辺をケーブルトレイの側壁と干渉しないように、一対のガイド棒17に取り付けられ、他辺が延線機取付台となる。
そして、延線機11は、可動取付台19の他辺に載置され、取付ねじ22および固定具23により固定状態に取り付けられる。この時、駆動ボール12と従動ボール13とによるケーブル3の送り出し方向はガイド棒17の軸方向と平行となっている。
このように構成されたケーブル延線装置10では、ケーブル3が駆動ボール12と従動ボール13との間に挟持される。そこで、駆動モータ24が駆動されると、駆動モータ24のトルクがチェーンスプロケットを介して駆動ボール12に伝達され、駆動ボール12が回転駆動される。これにより、ケーブル3が駆動ボール12と従動ボール13から送り出される。
この時、出口側(送り出し側)のケーブル3の張力は、延線機11を出口側(延線方向の下流側)に引っ張るように作用する。一方、入口側のケーブル3の張力は、延線機11を入口側(延線方向の上流側)に引っ張るように作用する。そこで、延線機11には、前後のケーブル3の張力差に起因する応力が発生する。この応力が、延線機11を延線方向下流側、或いは上流側に移動させるように働く。これにより、延線機11がガイド棒17に沿って延線方向の上流側、或いは下流側に移動する。そして、この延線機11の移動が歪みセンサ20を介して電気的信号に変換されて出力される。
図7において、制御手段としての制御ボックス25は、MPU(Micro Processing Unit)26、各種データおよびMPU26で実行されるプログラムがファイルとして格納されているROMおよびRAMからなるメモリ27、クロック28などを備えたマイクロコンピュータで構成されている。そして、制御ボックス25は、歪みセンサ20の電気的信号を入力し、その信号の大きさに応じて、駆動モータ24を駆動制御する。
ここで、メモリ27に格納されるデータは、例えば、駆動モータ24を駆動する第1回転速度および第2回転速度、検出値を判定する第1および第2判定値などがある。
そして、第1回転速度は、駆動モータ24がケーブル布設システムを構築した現場の環境によって決定されるケーブル3の延線速度(標準運転速度)に見合った送り速度を達成できる回転数に設定され、第2回転速度は、第1回転速度より速い回転数に設定されている。なお、第2回転速度は、駆動ボール12および従動ボール13内、即ちボールの空気圧、駆動ボール12と従動ボール13との隙間(設置間隔)、布設しているケーブル外径および過負荷に起因する速度のバラツキを考慮して、第1回転速度に対して7〜13%速い回転速度に設定することが望ましい。
また、第1判定値は、延線機11の最大能力の送り力の75%に設定し、第2判定値は、延線機11の最大能力の送り力の50%に設定している。
なお、延線機11の最大能力の送り力とは、図8に示されるように、すべりが100%発生したときの送り力であり、第1判定値は実用の延線機使用で限界と思われる、スリップ率20%の値に設定することが望ましい。図8中、Fmaxは延線機の最大能力の送り力に相当し、F1stは第2判定値に相当し、F2ndは第1判定値に相当する。
つぎに、このケーブル延線装置10を用いたケーブル布設システムについて図9および図10を参照しつつ説明する。なお、図10では、ステップ200〜205を便宜的にS200〜205としている。
ケーブル延線装置10は、例えば、ケーブル布設ルートであるケーブルトレイの布設方向に所定の間隔毎に設置される。各ケーブル延線装置10は、図示していないが、ケーブルトレイの側壁に固定枠体16を上方から嵌め込み、ナット21に螺着された取付ボルトを締め付けて、ケーブルトレイに取り付けられる。各ケーブル延線装置10には、制御盤30に電源ケーブル31を介して接続され、スイッチ32によりON/OFFされる。
このようにして、ケーブル延線装置10が据え付けられた後、各スイッチ32がONされ、電力が制御盤30より各ケーブル延線装置10に供給されて、ケーブル延線が開始される。
まず、制御ボックス25は、歪みセンサ20からの出力を取り込み、初期化を行う(ステップ200)。ついで、歪みセンサ20からの出力のモニタを開始し(ステップ201)、ステップ202に移行して、駆動モータ24の運転を停止する。なお、電力が各ケーブル延線装置10に供給された時点では、各駆動モータ24は停止状態となっている。
ついで、ステップ203に移行し、検出値が第1判定値より大きいかを判定する。そして、検出値が第1判定値以下であると判定されると、駆動モータ24の運転は停止状態に維持される。また、ステップ203で、検出値が第1判定値より大きいと判定されると、ステップ204に移行し、駆動モータ24の回転速度を第1回転速度に設定し、駆動モータ24を駆動する。
ついで、ステップ205に移行し、検出値が第2判定値より大きいかを判定する。そして、検出値が第2判定値より大きいと判定されると、駆動モータ24の回転速度は第1回転速度に維持される。また、ステップ205で、検出値が第2判定値以下であると判定されると、ステップ202に戻り、駆動モータ24の運転が停止される。
このように、このケーブル布設システムでは、まず、駆動モータ24の運転が停止されている。そして、ケーブル延線装置10の前後のケーブル3に過度の張力差が生じると、過度の張力差が発生したことが検知される(ステップ203)。そして、駆動モータ24が第1回転速度で駆動される(ステップ204)。これにより、当該ケーブル延線装置10からの送り量が急速に増え、過度の張力差が解消される。そして、駆動モータ24が第1回転速度で駆動され続けると、張力差が過度に低下してしまう。しかし、張力差が所定の値まで低下すると検知され(ステップ205)、駆動モータ24の運転が停止される。これにより、当該ケーブル延線装置10からの送り量がなくなり、張力差の過度の低下が解消される。
これにより、張力差が過度に大きくなることに起因する、ケーブル延線装置10におけるスリップの発生が回避される。そこで、スリップに起因するケーブル送り速度の低下が上流側への伝播し、たわみAを発生させることもない。また、張力差が過度に小さくなることに起因するたわみAの発生が回避される。なお、検出値が負の場合、即ち延線機11の後方(上流側)のケーブル3の張力が延線機11の前方(下流側)のケーブル3の張力より大きい場合は、上記制御は行われない。
また、ケーブル延線装置10は、延線機11がその前後のケーブル3に発生する張力差によりガイド棒17に沿って移動し、歪みセンサ20が延線機11の移動量を電気的信号として出力するようになっている。そこで、太さ等のケーブル形状や曲げ剛性等のケーブル物性に拘わらず、たわみ発生の要因である張力差を電気的信号として取り出すことができる。
従って、従来装置で必要であった、ケーブルの布設作業を実施しながら、たわみ検出装置の設置位置、速度調整量などを調整する熟練と経験を要する作業が不要となり、簡易に、短時間にケーブル布設システムを構築することができる。また、従来装置で必要であった、ケーブルの曲がる方向が特定できず、その設置位置が制限されてしまうたわみ検出装置も不要となる。
また、一般に、延線速度が異なる延線機は、速度差のばらつきの調整作業の問題から、同一のケーブル布設システムに適用されなかったが、このケーブル布設システムでは、延線速度が異なる延線機を搭載したケーブル延線装置を混在して用いることができる。つまり、各ケーブル延線装置を速度制御する第1回転速度を、当該駆動モータがケーブル布設システムを構築した現場の環境によって決定されたケーブル3の延線速度(標準運転速度)に見合った送り速度を達成できる回転数に設定することで、延線機間の速度差のバラツキの微調整が不要となるので、延線速度が異なる延線機の混在が可能となる。
なお、上記実施の形態1では、駆動モータ24の速度制御のための第1判定値を延線機11の最大能力の送り力の75%に、第2判定値を延線機11の最大能力の送り力の50%に、それぞれ設定しているが、第1および第2判定値はこれに限定されるものではなく、適宜設定されることはいうまでもないことである。
上記実施の形態1では、歪みセンサ20を固定架台15に設置するものとしているが、歪みセンサは延線機11の架台14に設置するようにしてもよい。この場合、歪みセンサは応力を検出し易いようにチェーンスプロケットに近接して設置することが望ましい。これにより、延線機11のスライド移動機構が不要となり、ケーブル延線装置の構成の簡素化が図られる。
また、上記実施の形態1では、制御手段としての制御ボックス25が延線機11と別体に構成されているものとしているが、制御ボックス25は延線機11に取り付けられていてもよいし、駆動モータ24と一体に構成されていてもよい。
また、上記実施の形態1では、可動取付台19のスライド移動量を固定枠体16と可動取付台19とに架設された歪みセンサ20により検出するものとしているが、可動取付台19のスライド移動量の検出手段として、歪みセンサ20に代えてポテンショメータを用いてもよい。この場合、ポテンショメータは、例えば、固定軸をガイド棒17に平行に固定枠体16に取り付け、可動片を固定軸に摺接するように取付板18に取り付けて、可動片が可動取付台19のスライド移動に連動して固定軸上を摺動移動するようにし、可動片の固定軸に対する摺動位置に応じて抵抗値が変化するものであり、可動取付台19のスライド移動量、即ち応力をこの抵抗値変化として検出する。
さらに、可動取付台19のスライド移動量の検出手段として、接触式センサを用いてもよい。この場合、可動取付台19が所定のスライド量を移動したときに接触するように接触式センサを固定枠体16に設置しておき、可動取付台19のスライド移動量、即ち応力を可動取付台19の接触として接触式センサで検出する。
実施の形態2.
この実施の形態2では、作業員がケーブル3の先頭部を引っ張って布設する場合に適用するものである。
図11はこの発明の実施の形態2に係るケーブル延線装置を用いたケーブル延線システムを模式的に示す構成図、図12はこの発明の実施の形態2に係るケーブル延線装置を用いたケーブル延線システムにおけるケーブル延線装置の制御動作を説明するフロー図である。なお、図11では、制御ボックス25が延線機11に一体に取り付けられているものしている。また、図12では、ステップ300〜305を便宜的にS300〜305としている。
ここで、実施の形態2によるケーブル延線システムについて説明する。
ケーブル延線システムは、ケーブル延線装置10がケーブル布設ルートに所定の間隔で配置される。そして、各スイッチ(図示せず)がONされ、電力が各ケーブル延線装置10に供給されて、ケーブル延線が開始される。
まず、制御ボックス(図示せず)は、歪みセンサ20からの出力を取り込み、初期化を行う(ステップ300)。ついで、歪みセンサ20からの出力のモニタを開始し(ステップ301)、ステップ302に移行して、駆動モータ24の運転を停止する。なお、電力が各ケーブル延線装置10に供給された時点では、各駆動モータ24は停止状態となっている。
ついで、ステップ303に移行し、検出値が第2判定値より大きいかを判定する。そして、検出値が第2判定値以下であると判定されると、駆動モータ24の運転は停止状態に維持される。また、ステップ303で、検出値が第2判定値より大きいと判定されると、ステップ304に移行し、駆動モータ24の回転速度を第1回転速度に設定し、駆動モータ24を駆動する。
ついで、ステップ305に移行し、駆動モータ24の運転時間が所定時間経過したかを判定する。そして、運転時間が所定時間経過していないと判定されると、駆動モータ24の回転速度は第1回転速度に維持される。また、ステップ305で、運転時間が所定時間経過したと判定されると、ステップ302に戻り、駆動モータ24の運転が停止される。
このケーブル布設システムでは、まず、各ケーブル延線装置10の駆動モータ24の運転が停止されている。そして、作業員がケーブル3を各ケーブル延線装置10の駆動ボール12と従動ボール13との間に挿入し、その先端部を引っ張りながら移動する。この状態では、先頭(1番目)のケーブル延線装置10とその上流側に位置する2番目のケーブル延線装置10との間のケーブル3の張力がゼロとなっており、作業員がケーブル3の先頭部を引っ張って、作業員と1番目のケーブル延線装置10との間のケーブル3に所定の張力が発生すると、1番目のケーブル延線装置10の駆動モータ24がONされ、ケーブル3が1番目のケーブル延線装置10から送り出される。これにより、作業員は小さな力でケーブル3を引っ張ることができる。そして、1番目のケーブル延線装置10と2番目のケーブル延線装置10との間のケーブル3に張力が発生し、2番目のケーブル延線装置10の駆動モータ24がONされる。このようにして、ケーブル延線装置10が下流側から上流側に順次ONされてゆき、ケーブル3が延線される。そして、各ケーブル延線装置10の駆動モータ24が所定時間経過後OFFとなる。つまり、この所定時間だけ、ケーブル3が延線されることになる。
そこで、ケーブル延線装置10の送り速度を作業員のケーブル3を引っ張りながらの移動速度に見合うように第1回転速度を設定し、所定時間、即ちケーブル延線装置10の運転時間を作業員のケーブル3を引っ張りながらの移動時間に設定することにより、作業員が小さな引っ張り力で所定時間引っ張っては休み、所定時間引っ張っては休みして、ケーブル3を延線することができる。
このように、このケーブル延線システムを適用すれば、小数の作業員で、理想的には先頭引きの作業員のみで、ケーブル3を布設することができる。
また、過大な張力がケーブル3にかかることがなく、施工品質が向上される。
なお、この実施の形態2によるケーブル延線システムは、上記実施の形態1によるケーブル延線システムを作業員の先頭引きのケーブル延線に適用できることは言うまでもないことである。
実施の形態3.
図13はこの発明の実施の形態3に係るケーブル延線装置を構成する固定架台を示す上面図である。
図13において、固定架台15Aは、一対の固定枠体16と、固定枠体16間に上下に離間して互いに平行に架設された一対のガイド棒17と、一対のガイド棒17に摺動自在に取り付けられた一対の取付板18と、L字状に折り曲げ成形され、その一辺を一対の取付板18に固着されて、ガイド棒17の軸方向にスライド移動可能に取りつけられた可動取付台19と、ガイド棒17を平行に固定枠体16間に回転自在に取りつけられた螺旋シャフト35と、螺旋シャフト35の螺旋溝35aに係合するように取付板18に固着された係合棒36と、螺旋シャフト35に回転角度を検出する可変抵抗器37と、を備えている。
ここで、螺旋シャフト35、係合棒36および可変抵抗器37が応力検出手段の検出手段を構成し、螺旋シャフト35および係合棒36が可動取付台19のスライド移動量を回転変位に変換する回転変位変換手段を構成し、可変抵抗器37が回転変位変換手段により変換された回転変位を検出するセンサを構成している。
なお、他に構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
この実施の形態3では、可動取付台19がガイド棒17に沿ってスライド移動すると、取付板18に固着された係合棒36が可動取付台19のスライド移動に連動して移動する。この時、係合棒36の先端が螺旋溝35aに挿入されているので、螺旋シャフト35が回転される。そして、可変抵抗器37の抵抗値が螺旋シャフト35の回転角に応じて変化する。これにより、可動取付台19、即ち延線機11に作用する応力が抵抗値変化として取り出される。そして、可変抵抗器37の出力が制御ボックス25に入力され、駆動モータ24の駆動が制御される。
従って、固定架台15に代えて固定架台15Aを用いたケーブル延線装置においても、従来装置で必要であった、ケーブルの布設作業を実施しながら、たわみ検出装置の設置位置、速度調整量などを調整する熟練と経験を要する作業が不要となり、簡易に、短時間にケーブル布設システムを構築することができる。また、従来装置で必要であった、ケーブルの曲がる方向が特定できず、その設置位置が制限されてしまうたわみ検出装置も不要となる。
なお、上記各実施の形態では、延線機11にボール延線機を用いるものとして説明しているが、キャタピラ延線機を用いても、同様の効果を奏する。
ケーブル布設におけるたわみの発生メカニズムを説明する図である。 この発明の実施の形態1に係るケーブル延線装置を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るケーブル延線装置を構成する固定架台を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るケーブル延線装置を構成する固定架台を示す上面図である。 この発明の実施の形態1に係るケーブル延線装置を構成する固定架台を示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係るケーブル延線装置を構成する固定架台を示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係るケーブル延線装置の電気的構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るケーブル延線装置におけるケーブル張力とすべり率との関係を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るケーブル延線装置を用いたケーブル延線システムを模式的に示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係るケーブル延線装置を用いたケーブル延線システムにおけるケーブル延線装置の制御動作を説明するフロー図である。 この発明の実施の形態2に係るケーブル延線装置を用いたケーブル延線システムを模式的に示す構成図である。 この発明の実施の形態2に係るケーブル延線装置を用いたケーブル延線システムにおけるケーブル延線装置の制御動作を説明するフロー図である。 この発明の実施の形態3に係るケーブル延線装置を構成する固定架台を示す上面図である。
符号の説明
3 ケーブル、10 ケーブル延線装置、11 延線機、12 駆動ボール(回転体)、13 従動ボール(回転体)、14 架台、15 固定架台(応力検出手段)、16 固定枠体(固定台)、17 ガイド棒、18 取付板、19 可動取付台、20 歪みセンサ(検出手段)、24 駆動モータ、25 制御ボックス(制御手段)、35 螺旋シャフト(検出手段、回転変位変改手段)、36 係合棒(検出手段、回転変位変換手段)、37 可変抵抗器(検出手段、センサ)。

Claims (4)

  1. 架台に取り付けられ、ケーブルを送り出す少なくとも一対の回転体、上記回転体間に挿入された上記ケーブルの該回転体前後の張力差を検出する検出手段、および上記検出手段の検出信号に基づいて上記回転体の駆動を制御する制御手段を備えたケーブル延線装置をケーブル布設ルート上に所定の間隔で設置し、上記回転体を駆動して上記回転体間に挿入されたケーブルを送り出してケーブルを布設するケーブル布設システムにおいて、
    上記制御手段は、上記回転体を停止状態にしておき、上記検出手段からの検出出力が第1判定値より大きい場合に上記回転体を所定の回転速度で駆動し、上記検出出力が上記第1判定値より小さい第2判定値より小さくなった場合に、上記回転体を停止状態にするように構成されていることを特徴とするケーブル布設システム。
  2. 架台に取り付けられ、ケーブルを送り出す少なくとも一対の回転体、上記回転体間に挿入された上記ケーブルの該回転体前後の張力差を検出する検出手段、および上記検出手段の検出信号に基づいて上記回転体の駆動を制御する制御手段を備えたケーブル延線装置をケーブル布設ルート上に所定の間隔で設置し、上記回転体を駆動して上記回転体間に挿入されたケーブルを送り出してケーブルを布設するケーブル布設システムにおいて、
    上記制御手段は、上記回転体を停止状態にしておき、上記検出手段からの検出出力が判定値より大きい場合に上記回転体を所定の回転速度で駆動し、上記回転体の運転時間が所定時間経過した後、上記回転体を停止状態にするように構成されていることを特徴とするケーブル布設システム。
  3. 上記検出手段は、上記ケーブルの張力差に起因して上記架台に発生する応力を検出する応力検出手段であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のケーブル布設システム。
  4. 上記架台は、固定台と、上記固定台にスライド移動可能に取り付けられ、上記回転体が取り付けられた可動取付台と、で構成され、上記検出手段は上記可動取付台の上記ケーブルの張力差に応じたスライド移動量を検出することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のケーブル布設システム。
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