JP2007300243A - グループ通話通知方法及び移動局 - Google Patents

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Abstract

【課題】 グループ通話に参加していないメンバー(未参加移動局)であっても、自局が初期グループに含まれるグループ通話に参加しているメンバー(参加移動局)を把握することを可能とする。
【解決手段】 複数のメンバーを指定してグループ通話が開始されると、前記指定したメンバーのうち前記グループ通話に参加しているメンバーを管理し、前記指定したメンバーのうち前記グループ通話に参加していないメンバーから当該グループ通話に参加しているメンバーの問い合わせを受けると、前記管理しているグループ通話参加メンバーの情報に基づいて、前記問い合わせを行ったメンバーに対して、当該グループ通話に参加しているメンバーに関する情報を通知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発信側の移動局である発信側移動局と前記発信側移動局によって指定された複数の移動局である指定移動局とを含むグループを初期グループとして、パケット交換ネットワークに接続されたサーバーを介して行われるグループ通話において用いられるグループ通話通知方法及び移動局に関する。
従来、発信側移動局と発信側移動局によって指定された複数の移動局(以下、指定移動局)とによるグループを初期グループとして、パケット交換ネットワークを通じて音声通信が行われる“グループ通話”が知られている。
グループ通話では、SIP(Session Initiation Protocol)を用いて、パケット交換ネットワークに接続されたSIPサーバーが、グループ通話に参加する各移動局の呼制御を行う。
具体的には、発信側移動局が、SIPサーバーに対して、複数の指定移動局の呼び出し要求(INVITE)を送信する。
ここで、各指定移動局がSIPサーバーから発信側移動局からの呼び出し要求(INVITE)を受信するためには、各指定移動局は、SIPサーバーにログイン(登録)することが要求される。しかしながら、各指定移動局は常にSIPサーバーにログインしているわけではない。
そこで、SIPサーバーは、指定移動局の呼出要求(INVITE)を発信側移動局から受信すると、各指定移動局に対してSIPサーバーへのログインを要求するSMS情報(SMS(Short Messeage Service)情報)の送信要求を回線交換ネットワークに接続されたSMSサーバーに送信する。続いて、SMSサーバーは、SIPサーバーへのログインを要求するSMS情報を各指定移動局に送信する。SMS情報を受信した指定移動局は、SIPサーバーにログインすることによって、発信側移動局からの呼び出し要求(INVITE)を受信する。なお、指定移動局は、発信側移動局からの呼び出し要求(INVITE)を受信することによって、初期グループに含まれる各移動局の情報を受信し、各移動局を把握することができる。
このように、グループ通話では、発信側移動局が、SIPサーバーに対して、複数の移動局を指定した呼び出し要求(INVITE)を送信することによって、グループ通話が開始される。また、発信側移動局からの呼び出し要求(INVITE)を受信した指定移動局は、SIPサーバーに対して応答(200 OKを送信)することによって、グループ通話に参加する。
一方、グループ通話に参加中の移動局(参加中移動局)からグループ通話に途中参加するように誘われることによって、初期グループに含まれる移動局であるがグループ通話に参加していない指定移動局(未参加移動局)や初期グループに含まれていない移動局が、グループ通話に途中参加することができる。
具体的には、参加中移動局は呼び出し要求(INVITE)を送信することによって未参加移動局や初期グループに含まれていない移動局をグループ通話に途中参加するように誘う。
"SIP:Session Initiation Protocol"、RFC3261
しかしながら、未参加移動局が、回線交換ネットワークのエリア外に在圏しており、SMS情報を受信することができなかった指定移動局である場合、未参加移動局は、自局が初期グループに含まれるグループ通話が開始されたことに気付かない。
また、未参加移動局が、パケット交換ネットワークのエリア外に在圏しており、SIPサーバーにログインすることができなかった指定移動局である場合、未参加移動局は、自局が初期グループに含まれるグループ通話が開始されたことに気付いても、初期グループに含まれる自局以外の他の移動局を把握することはできない。
したがって、未参加移動局が、回線交換ネットワークのエリア外や、パケット交換ネットワークのエリア外に在圏している場合、当然ながら自局が初期グループに含まれるグループ通話の参加中移動局を把握することもできない。
さらに、未参加移動局が、発信側移動局からの呼び出し要求(INVITE)を受信しても応答(200 OKを送信)しなかった指定移動局である場合、すなわち、未参加移動局が回線交換ネットワークのエリア内及びパケット交換ネットワークのエリア内に在圏している場合に、初期グループに含まれる全ての移動局を把握することはできても、未参加移動局は、当該呼び出し要求(INVITE)に応答することにより開始されるグループ通話に参加しない限り、このグループ通話の参加中移動局を把握することは出来ない。
特に、参加中移動局から誘われることによって、未参加移動局や初期グループに含まれていない移動局がグループ通話に途中参加することが出来るシステムの場合、自局が初期グループに含まれるグループ通話であっても、途中からこのグループ通話に参加して参加中移動局を把握することさえ出来ないという問題点があった。
そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、グループ通話に参加していない未参加移動局であっても、自局が初期グループに含まれるグループ通話の参加中移動局を把握することを可能とするグループ通話通知方法及び移動局を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、複数のメンバーを指定してグループ通話が開始されると、前記指定したメンバーのうち前記グループ通話に参加しているメンバーを管理し、前記指定したメンバーのうち前記グループ通話に参加していないメンバーから当該グループ通話に参加しているメンバーの問い合わせを受けると、前記管理しているグループ通話参加メンバーの情報に基づいて、前記問い合わせを行ったメンバーに対して、当該グループ通話に参加しているメンバーに関する情報を通知するグループ通話通知方法であることを要旨とする。
かかる特徴によれば、グループ通話に参加していないメンバー(未参加移動局)であっても、自局を指定しているグループ通話に参加しているメンバー(参加中移動局)に関する情報を取得することができる。
本発明の第2の特徴は、自局を識別する識別情報を用いて、自局を指定しているグループ通話が開始されているか否かを問い合わせる要求を送信する送信手段と、該送信手段により送信した問い合わせ要求に対応して前記自局を指定しているグループ通話に関する情報を取得する取得手段と、該取得手段により取得した前記自局を指定しているグループ通話に関する情報を表示する表示手段とを備える移動局であることを要旨とする。
本発明の第2の特徴において、前記取得手段は、前記自局を指定しているグループ通話が開始されている場合、前記自局を指定しているグループ通話に関する情報として、該グループ通話に参加しているメンバーの情報を取得し、前記表示手段は、該取得手段により取得したグループ通話に参加しているメンバーの情報を表示してもよい。
本発明の第2の特徴において、前記自局を識別する識別情報は、電話番号、メールアドレス、IPアドレスのいずれかであってもよい。
本発明の第2の特徴において、着信履歴の情報を記憶する記憶手段を備え、前記取得手段は、前記問い合わせ要求に対応して取得した前記自局を指定しているグループ通話に関する情報を着信履歴として前記記憶手段に記憶してもよい。
本発明の第2の特徴において、着信履歴として前記記憶手段に記憶している前記自局を指定しているグループ通話に関する情報を用いて、新たなグループ通話の開始要求を生成して発呼する発呼手段を備えてもよい。
本発明によれば、グループ通話に参加していない未参加移動局であっても、自局が初期グループに含まれるグループ通話の参加中移動局を把握することを可能とするグループ通話通知方法及び移動局を提供することができる。
(無線通信ネットワークの概略構成)
図1を参照し、本実施形態に係る無線通信ネットワーク1の概略構成について説明する。
本明細書において、グループ通話とは、VoIP(Voice over IP)通信の一種であるPTT(Push−to−Talk)や、テレビ電話会議など、主に複数端末間での音声通信、音声通信と映像等の非音声通信を融合して構成されるものを含むものとする。
図1に示すように、無線通信ネットワーク1は、SIPサーバー400と、SMS(Short Message Service)サーバー500とを備えている。また、本実施形態に係る複数の移動局100(移動局100A〜100C)は、基地局200aとパケット交換ネットワーク300aとを介してSIPサーバー400に、基地局200bと回線交換ネットワーク300bとを介してSMSサーバー500に接続可能に構成されている。
パケット交換ネットワーク300aでは、一の移動局100(発信側移動局)と一の移動局100によって指定された他の移動局100(指定移動局)とを含むグループを初期グループとして、SIPサーバー400介して、複数の移動局100(メンバー)によるグループ通話が行われる。
なお、グループ通話は、一の移動局100(発信側移動局)が、一の移動局100によって指定された他の移動局100(指定移動局)の呼び出し要求(INVITE)をSIPサーバー400に送信し、他の移動局100(指定移動局)が当該呼び出し要求(INVITE)に応答することによって開始される。
以下、本実施形態では、移動局100Aをグループ通話の発信側の移動局である発信側移動局、移動局100B、100Cを発信側移動局によって指定された複数の移動局である指定移動局、すなわち、移動局100A〜100Cを初期グループに含まれる初期グループ移動局として、グループ通話が行われるものとする。また、移動局100A、100Bを当該グループ通話に参加している移動局である参加中移動局、移動局100Cを当該グループ通話に参加していない未参加移動局として説明を行う。
回線交換ネットワーク300bに接続されているSMSサーバー500は、メッセージサービス(ショートメッセージサービス)を提供し、回線交換ネットワークを介して、移動局100A〜100CとSMS情報の送受信が可能な機能を有する。
ここでSMS情報とは、例えば、SIPサーバー400へのログインを要求する情報(プッシュ型SMS(ログイン要求))等である。
また、SMSサーバー500は、SIPサーバー400へのログインを要求するSMS情報の送信要求(SMS送信要求)をSIPサーバー400から受信する。
(SIPサーバーの構成)
図2を参照し、無線通信ネットワーク1において用いられるSIPサーバー400の構成について説明する。
図2に示すように、SIPサーバー400は、グループ通話管理DB410と、呼制御処理部420と、グループ登録部430と、検索部440と、問い合わせ処理部450とを具備する。
また、以下、本発明との関連がある部分について主に説明する。したがって、SIPサーバー400は、SIPサーバー400としての機能を実現する上で必須な、図示しない或いは説明を省略した論理ブロック(電源部など)を備える場合があることに留意されたい。
グループ通話管理DB410は、グループ通話を行う移動局100A〜100Cを管理するためのグループ通話情報として、図3に示す情報を記憶する。
ここで、グループ通話情報とは、グループ通話管理DB410に関連付けて記憶されている発信側移動局の識別情報、発信日時(開始日時)、初期メンバーの識別情報、参加中メンバーの識別情報、グループ通話ステータスを総称するものとする。
グループ通話管理DB410は、図3に示すように、発信側移動局の識別情報と、発信日時と、初期メンバーの識別情報と、参加中メンバーの識別情報と、グループ通話ステータスとを関連付けて記憶するものである。
ここで、発信日時(開始日時)とは、発信側移動局(例えば、移動局100A)が指定移動局(例えば、移動局100B、100C)の呼び出し要求(INVITE)を送信した日時、すなわち、発信側移動局と指定移動局を初期グループとしてグループ通話を開始した日時である。なお、グループ通話は、発信側移動局の識別情報と、発信日時によって一意に特定される。
また、初期メンバーの識別情報とは、初期グループに含まれる移動局である初期グループ移動局(例えば、移動局100A〜100C)の識別情報である。参加中メンバーの識別情報とは、参加中移動局(例えば、移動局100A、100B)の識別情報である。
なお、上述の発信側移動局の識別情報、初期メンバーの識別情報、参加中移動局の識別情報とは、例えば、電話番号、E−MAILアドレス、SIPサーバーへのログイン処理によって取得されたIPアドレス等である。
また、グループ通話ステータスとは、グループ通話が継続中か終了済みかを識別するステータスである。
呼制御処理部420は、グループ通話を行う移動局100A〜100Cの呼制御を行う。具体的には、呼制御処理部420は、移動局100A〜100CとSIP情報を送受信する。
ここで、SIP情報とは、発信側移動局から指定移動局への呼び出し要求(INVITE)や、参加中移動局から未参加移動局への呼び出し要求(INVITE)や、自局に対する呼び出し要求(INVITE)の送信要求(INFO)などである。また、SIP情報は、SIPで用いられる各種メッセージ(100Trying、180Ringing、200OK、ANSEWERなど)である。
なお、発信側移動局から指定移動局への呼び出し要求(INVITE)には、発信側移動局の識別情報と、上述の発信日時、初期メンバーの識別情報が含まれている。
また、呼制御処理部420は、指定移動局の呼出要求(INVITE)を発信側移動局から受信すると、SIPサーバー400へのログインを要求するSMS情報の送信要求(SMS送信要求)をSMSサーバー500に送信する。
グループ登録部430は、グループ通話管理DB410へのグループ通話情報の追加、削除、更新などを行う。
具体的には、グループ登録部430は、呼制御処理部410によって受信した発信側移動局から指定移動局を呼び出す呼び出し要求(INVITE)に含まれている発信側移動局の識別情報と、発信日時と、初期メンバーの識別情報とを関連付けてグループ通話管理DB410に記憶する。このとき、グループ登録部430は、発信側移動局の識別情報を参加中メンバーの識別情報としてグループ通話管理DB410に登録する。
また、グループ登録部430は、呼制御処理部420が発信側移動局からの呼び出し要求(INVITE)に対する応答(200 OK)を指定移動局から受信した場合、上述の参加中メンバーの識別情報に当該指定移動局の識別情報を追加する。
同様に、グループ登録部430は、呼制御処理部420が参加中移動局が行った未参加移動局の呼び出し要求(INVITE)に対する応答(200 OK)を当該未参加移動局から受信した場合、上述の参加中メンバーの識別情報に当該応答した移動局の識別情報を追加する。
さらに、グループ登録部430は、呼制御処理部420が参加中移動局からのBYEを受信した場合、上述の参加中メンバーの識別情報から当該離脱した移動局の識別情報を削除する。
検索部440は、グループ通話管理DB410を参照し、後述する問い合わせ処理部450が受信した未参加移動局の識別情報と一致する識別情報を初期メンバーの識別情報から検索する。また、検索部440は、グループ通話管理DB410において、一致する未参加移動局の識別情報に関連付けられている発信側移動局の識別情報、発信日時、初期メンバーの識別情報、参加中メンバーの識別情報、グループ通話ステータスを抽出することが可能である。
問い合わせ処理部450は、未参加移動局(移動局100C)から、初期グループとして自局が含まれるグループ通話に関する情報を問い合わせる問い合わせ要求を受信する。なお、かかる問い合わせ要求には、未参加移動局の識別情報が含まれている。
問い合わせ処理部450は、検索部440によって抽出されたグループ通話情報を未参加移動局(移動局100C)に送信する。
尚、本実施例では、グループ通話管理DB410、呼制御処理部420、グループ登録部430、検索部440、問い合わせ処理部450をSIPサーバー400の機能として説明しているが、これに限らず他のサーバーとの組み合わせで構成されても良い。
(移動局の構成)
図4乃至5を参照し、無線通信ネットワーク1において用いられる移動局100の構成について説明する。
なお、移動局100A〜移動局100Cは同様の構成を有しているため、以下においては、これらを移動局100と総称して説明する。
図4に示すように、移動局100は、アンテナ101と、RF/IF変換器102と、パワーアンプ103と、音声入出力部104と、映像入出力部105と、コーデック部106と、ベースバンドプロセッサ107と、操作部108と、メモリ109と、CPU110とを有する。
アンテナ101は、パケット交換ネットワーク300aと回線交換ネットワーク300bとに接続された基地局200a、bによって送信される信号(受信信号)を受信する。また、アンテナ101は、パケット交換ネットワーク300aと回線交換ネットワーク300bとに接続された基地局200a、bに対して信号(送信信号)を送信する。
RF/IF変換器102は、アンテナ101によって受信された受信信号の周波数(無線周波数(Radio Frequency))をベースバンドプロセッサ107で扱われる周波数(中間周波数(Intermediate Rfequency))に変換する。また、RF/IF変換器102は、ベースバンドプロセッサ107から取得した送信信号の周波数(中間周波数(IF))を無線通信で用いられる周波数(無線周波数(RF))に変換する。なお、RF/IF変換器102は、無線周波数(RF)に変換された送信信号をパワーアンプ103に入力する。
パワーアンプ103は、RF/IF変換器102から取得した送信信号を増幅して、増幅された送信信号をアンテナ101に入力する。
音声入出力部104は、音声を集音するマイク104aと、音声を出力するスピーカ104bとを有する。マイク104aは、集音された音声に基づいて音声信号をコーデック部106に入力し、スピーカ104bは、コーデック部106から取得した音声信号に基づいて音声を出力する。
映像入出力部105は、被写体を撮像するカメラ105aと、文字や映像などを表示する表示部105bとを有する。カメラ105aは、撮像された映像(静止画像や動画像)に基づいて映像信号をコーデック部106に入力し、表示部105bは、コーデック部106から取得した映像信号に基づいて映像を表示する。なお、表示部105bは、操作部108を用いて入力される文字なども表示する。
本実施形態において、表示部105bは、CPU110の指示に基づいて、図8に示すように、SIPサーバー400から受信したグループ通話情報(少なくとも自局を指定したグループ通話の存在(開始)の有無)を表示する。
コーデック部106は、所定の符号化方式(例えば、EVRC)に従って音声信号の符号化及び復号を行う音声コーデック部106aと、所定の符号化方式(例えば、MPEG(Moving Picture coding Experts Group)−4など)に従って映像信号の符号化及び復号を行う映像コーデック部106bとを有する。
音声コーデック部106aは、音声入出力部104から取得した音声信号を符号化し、ベースバンドプロセッサ107から取得した音声信号を復号する。映像コーデック部106bは、映像入出力部105から取得した映像信号を符号化し、ベースバンドプロセッサ107から取得した映像信号を復号する。
ベースバンドプロセッサ107は、所定の変調方式(BPSK(Binary Phase Shift Keying)やQPSK(Quadrature Phase Shift Keying))などに従って送信信号の変調や受信信号の復調を行う。具体的には、ベースバンドプロセッサ107は、コーデック部106から取得した音声信号や映像信号などのベースバンド信号を変調して、変調されたベースバンド信号(送信信号)をRF/IF変換器102に入力する。また、ベースバンドプロセッサ107は、RF/IF変換器102から取得した受信信号を復調して、復調された受信信号(ベースバンド信号)をコーデック部106に入力する。
ベースバンドプロセッサ107は、CPU110によって生成された情報(SMS情報やSIP情報や問い合わせ要求)を変調して、変調された情報(送信信号)をRF/IF変換器102に入力する。また、ベースバンドプロセッサ107は、RF/IF変換器102から取得した受信信号を復調して、復調された受信信号(SMS情報やSIP情報やグループ通話情報)をCPU110に入力する。
操作部108は、文字や数字などを入力する入力キー、グループ通話を開始するための発呼キー、着信(呼び出し)に応答するための応答キー、グループ通話の問い合わせを行うための問い合わせキーなどによって構成されたキー群である。また、操作部108は、各キーが押下されると、押下されたキーに対応する入力信号をCPU110に入力する。なお、問い合わせについては、ソフトキーなどで対応可能である。
メモリ109は、移動局100の動作を制御するためのプログラム、着信履歴やアドレス帳のような各種データなどを記憶する。なお、メモリ109は、例えば、不揮発性の半導体メモリであるフラッシュメモリや揮発性の半導体メモリであるSRAM(Static Random Access Memory)などによって構成される。
具体的には、メモリ109は、移動局100の識別情報を記憶する。ここで、移動局100の識別情報とは、移動局100の電話番号、移動局100のE−MAILアドレス、SIPサーバーへのログイン処理によって取得した移動局100のIPアドレス等である。
また、メモリ109は、着信履歴を記憶する。尚、メモリは着脱式のメモリにより構成することも可能である。
なお、着信履歴では、グループ通話情報は、図3を参照して説明したSIPサーバー400のグループ通話管理DB410の構成と同様に、受信した発信側移動局の識別情報と、発信日時と、初期メンバーの識別情報と、参加中メンバーの識別情報と、グループ通話ステータスとが関連付けられて記憶されている。
また、着信履歴は、SIPサーバー400から受信した発信側移動局からの呼び出し要求(INVITE)に基づいて更新される。また、着信履歴は、SIPサーバー400から受信したグループ通話情報に基づいて更新される。
CPU110は、メモリ109に記憶されたプログラムに従って、移動局100(映像入出力部105、コーデック部106、ベースバンドプロセッサ107など)の動作を制御する。
図5は、本実施形態に係るCPU110の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、CPU110は、グループ通話処理部111と、問い合わせ処理部112と、着信履歴更新部113と、途中参加処理部114とを有する。
グループ通話処理部111は、SIP(Session Initiation Protocol)に従って、グループ通話に関する処理を行う。
例えば、グループ通話処理部111は、操作部108から取得した入力信号に応じて、他の移動局100からの呼び出しに応答する処理などを行う。具体的には、グループ通話処理部111は、ベースバンドプロセッサ107から取得したSIP情報(発信側移動局からの呼び出し要求(INVITE))に応じてSIP情報(180 Ringingや200 OKなど)を生成して、生成されたSIP情報をベースバンドプロセッサ107に入力する。
また、グループ通話処理部111は、メモリ109に記憶されている着信履歴に基づいて、移動局100を発信側移動局として、終了したグループ通話の初期メンバーを呼び出す処理(いわゆるリダイヤル)などを行う。具体的には、グループ通話処理部111は、メモリ109に記憶されている着信履歴に基づいて、SIP情報(終了したグループ通話の初期メンバーの呼び出し要求(INVITE)、すなわち終了したグループ通話の初期メンバーをメンバーとする新たなグループ通話の開始要求)を生成して、生成されたSIP情報をベースバンドプロセッサ107に入力する。
また、グループ通話処理部111は、SMSサーバー500から受信したSMS情報(SMS(ログイン要求))をベースバンドプロセッサ107から取得する。また、グループ通話処理部111は、SIPサーバー400へのログイン処理(登録処理)を行う。
問い合わせ処理部112は、初期グループに移動局100が含まれるグループ通話の情報を問い合わせるための処理を行う。
具体的には、問い合わせ処理部112は、操作部108からの入力信号に基づいて、初期グループに移動局100が含まれるグループ通話の情報(少なくとも自局を指定しているグループ通話の存在(開始)の有無)を取得することを要求する問い合わせ要求を生成する。また、問い合わせ処理部112は、問い合わせ要求に、メモリ109に記憶されている移動局100の識別情報を含める。問い合わせ処理部112は、生成した問い合わせ要求をベースバンドプロセッサ107に入力する。
なお、問い合わせ要求は、パケット交換ネットワーク300aを介してSIPで用いられるメッセージ(INFOメッセージなど)としてSIPサーバー400に送信される。
また、問い合わせ処理部112は、SIPサーバー400から送信されたグループ通話情報をベースバンドプロセッサ107から取得する。
また、問い合わせ処理部112は、取得したグループ通話情報に基づいて、図8に示すような情報を表示部105bに表示する。
着信履歴更新部113は、取得したグループ通話情報に基づいて、メモリ109に記憶されている着信履歴を更新する。
途中参加処理部114は、操作部108からの入力信号に基づいて、グループ通話に途中参加するための処理を行う。
具体的には、途中参加処理部114は、メモリ109に着信履歴として記憶されている参加中移動局の識別情報に基づいて、移動局100に対する呼び出し要求(INVITE)の送信要求(INFO)を生成して、生成されたSIP情報(INFO)をベースバンドプロセッサ107に入力する。
具体的には、途中参加処理部114は、ベースバンドプロセッサ107から取得したSIP情報(参加中移動局からの呼び出し要求(INVITE))に応じてSIP情報(180 Ringingや200 OKなど)を生成して、生成されたSIP情報をベースバンドプロセッサ107に入力する。
(通信方法)
以下、図6乃至図8を参照し、本実施形態に係る通信方法について説明する。
第1に、図6を参照し、移動局100Aを発信側移動局として、移動局100A〜100Cを初期グループとしてグループ通話を開始する処理について説明する。
図6に示すように、ステップS101において、移動局100Aは、移動局100B、100Cを指定し、移動局100A〜100Cを含む初期グループを形成する。
ステップS102において、移動局100Aは、SIPサーバー400に対して、移動局100B、100Cの呼び出し要求(INVITE)を送信する。なお、上述のようにかかる移動局100B、100Cの呼び出し要求(INVITE)には、発信日時と、移動局100A〜100Cの識別情報が含まれる。
ステップS103において、SIPサーバー400は、グループ通話管理DB410へのグループ通話情報の登録処理を行う。具体的には、SIPサーバー400は、上述の発信側移動局の識別情報(移動局100Aの識別情報)と、発信日時と、初期メンバーの識別情報(移動局100A〜100Cの識別情報)と、参加メンバーの識別情報(移動局100Aの識別情報)とを関連付けて記憶する。
ステップS104において、SIPサーバー400は、SMSサーバー500に移動局100B、100CへのSMS送信要求を送信する。
ステップS105において、SMSサーバー500は、移動局100B、100Cに対して、SMS(ログイン要求)を送信する。ここで、SMSサーバー500が、移動局100Cに対して送信したSMS(ログイン要求)は送信エラーとなる。
ステップS106において、移動局100Bは、SIPサーバー400へのログイン処理を行う。
ステップS107において、SIPサーバー400は、移動局100Aから受信した移動局100Bの呼び出し要求(INVITE)を移動局100Bに送信する。
ステップS108において、SIPサーバー400は、移動局100Bに呼び出し要求(INVITE)を送信したことを示すSIP情報(100 Trying)を送信する。
ステップS109において、移動局100Bは、SIPサーバー400に対して、呼び出し中であることを示すSIP情報(180 Ringing)を送信する。
ステップS110において、SIPサーバー400は、ステップS109において受信したSIP情報(180 Ringing)を移動局100Aに送信する。
ステップS111において、移動局100Bは、SIPサーバー400に対して、応答成功示すSIP情報(200 OK)を送信する。ここで、SIP情報(200 OK)には、移動局100Bの識別情報が含まれている。
ステップS112において、SIPサーバー400は、グループ通話管理DB410へのグループ通話情報の更新処理を行う。具体的には、SIPサーバー400は、ステップS103において登録した参加メンバーの識別情報(移動局100Bの識別情報)に、移動局100Bの識別情報を追加する。
ステップS113において、SIPサーバー400は、ステップS111において受信したSIP情報(200 OK)を移動局100Aに送信する。
ステップS114において、移動局100Aは、SIP情報(ACK)をSIPサーバー400に送信する。
ステップS115において、SIPサーバー400は、ステップS114において受信したSIP情報(ACK)を移動局100Bに送信する。
ステップS116において、移動局100A、100Bを参加中移動局とするグループ通話が開始される。ここで、移動局100Cが、未参加移動局となる。
なお、図示しないが、未参加移動局には、SMS(ログイン要求)を受信してもSIPサーバー400に対するログイン処理を行うことができない移動局や呼び出し要求(INVITE)を受信しても応答しない移動局も含まれる。
第2に、図7乃至図8を参照し、未参加移動局である移動局100Cが、初期グループに自局が含まれるグループ通話の情報を問い合わせるための処理について説明する。
図7に示すように、ステップS201において、移動局100Cは、移動局100Cのユーザによる問い合わせ処理の開始指示に応じて、SIPサーバー400に対するログイン処理を行う。
ステップS202において、SIPサーバー400は、ログイン処理が成功したことを示すSIP情報(ACK)を移動局100Cに送信する。
ステップS203において、移動局100Cは、移動局100Cの識別情報を含む問い合わせ要求をSIPサーバー400に送信する。
ステップS204において、SIPサーバー400は、グループ通話管理DB410を参照し、移動局100Cの識別情報と一致する初期メンバーの識別情報に関連付けられている発信側移動局の識別情報、発信日時、初期メンバーの識別情報、参加中メンバーの識別情報、グループ通話ステータスを抽出する。
例えば、図3に示す情報がグループ通話管理DB410に記憶されている場合、移動局100Cの識別情報に基づいて、SIPサーバー400は、グループ通話情報G1〜G3を抽出する。
ステップS205において、SIPサーバー400は、ステップS204において抽出したグループ通話情報を移動局100Cに送信する。
ステップS206において、移動局100Cは、受信したグループ通話情報に基づいて、メモリ109に記憶されている着信履歴を更新する。
また、移動局100Cは、受信したグループ通話情報に基づいて、図8に示すように表示画面を生成する。ここで、図3及び図8を参照し、移動局100Cがグループ通話情報に基づいて生成する表示画面について説明する。なお、図3、図8に示すグループ通話情報G1〜G3、発信側移動局の識別情報G11、G31、発信日時G12、初期メンバーの識別情報G13、参加中メンバーの識別情報G14、グループ通話ステータスG35はそれぞれ対応するものとする。
図8(a)に示すように、移動局100Cは、発信日時順にグループ通話情報G1〜G3を表示する表示画面を生成する。例えば、グループ通話情報G1では、発信側移動局の識別情報G11に関連付けられているユーザ名称と、発信日時G12とが表示される。グループ通話情報G3のように、発信側移動局の識別情報G31に関連付けられている電話番号や、終了したグループ通話であることを示す情報35が表示されてもよい。
尚、ユーザ名称は、移動局100Cのメモリ109に記憶しているアドレス帳を参照して表示している。
図8(a)に示す表示画面において、移動局100Cのユーザがグループ通話情報G1とエリアA1(詳細)を選択する操作を行うと、図8(b)又は図8(c)に示す表示画面に遷移する。
図8(b)に示す表示画面では、初期メンバーの識別情報G13に関連付けられているユーザ名称と、参加メンバーを示す情報G14とが表示される。
図8(c)に示す表示画面では、参加メンバーの識別情報G14に関連付けられているユーザ名称のみが表示される。
また、図8(a)に示す表示画面において、移動局100Cのユーザが、通話中のグループ通話の情報であるグループ通話情報G1とエリアA2(参加)を選択する操作を行った場合、図8(b)(c)に示す表示画面において、移動局100CのユーザがエリアA3(参加)、エリアA4(参加)を選択する操作を行った場合、図8(d)に示す表示画面に遷移する。
図8(d)に示す表示画面では、移動局100Cのユーザに、グループ通話に途中参加するか否かを確認する情報が表示される。ここで、移動局100Cのユーザが、グループ通話に途中参加することを示すエリアA5(参加)を選択する操作を行った場合、図7のステップS207aに進む。
図7に示すように、ステップS207aにおいて、移動局100Cは、移動局100Aに移動局100Cに対する呼び出し要求(INVITE)の送信要求(INFO)を送信する。また、移動局100Cに対する呼び出し要求(INVITE)の送信要求(INFO)を受信した移動局100Aは、SIPサーバー400に、移動局100Cの呼び出し要求(INVITE)を送信する。SIPサーバー400から移動局100Cの呼び出し要求(INVITE)を受信した移動局100Cは、SIPサーバー400に対して応答(200 OK)し、グループ通話に途中参加する。
一方、図8(a)に示す表示画面において、移動局100Cのユーザが、終了済みのグループ通話のグループ通話情報G3とエリアA2(参加)を選択する操作を行った場合、図8(e)に示す表示画面に遷移する。
図8(e)に示す表示画面では、移動局100Cのユーザに、終了済みのグループ通話の初期メンバーにおけるグループ通話を再度開始するかを確認する情報が表示される。
ここで、移動局100Cのユーザが、終了済みのグループ通話の初期メンバーにおけるグループ通話を再度開始する操作を行った場合、図7のステップS207bに進む。
図7に示すように、ステップS207bにおいて、終了済みのグループ通話の初期グループに含まれる自局以外の移動局の呼び出し要求(INVITE)をSIPサーバー400に送信することによって、新たにグループ通話を発信(開始)する。
(作用・効果)
本実施形態に係る無線通信ネットワーク及び通信方法によれば、SIPサーバー400(サーバー)が、初期メンバー(初期グループ移動局)の識別情報と、参加中メンバーの(参加中移動局)の識別情報とを記憶するグループ通話管理DB410を有する。また、SIPサーバー400は、移動局100C(未参加移動局)から送信された移動局100Cの識別情報に基づいて、移動局100Cが初期グループに含まれるグループ通話に参加している参加中移動局の識別情報をグループ通話管理DB410から抽出する。
したがって、グループ通話に参加していない移動局100C(未参加移動局)であっても、移動局100Cの識別情報を送信することによって、移動局100Cが初期グループに含まれるグループ通話に参加している参加中移動局の識別情報を取得することができる。
なお、本実施形態に係る無線通信ネットワーク及び通信方法では、未参加移動局又は初期グループに含まれていない移動局のグループ通話への途中参加や、参加中移動局のグループ通話からの離脱に応じて、グループ通話管理DB410に記憶されている参加中移動局の識別情報が更新される。
このように、参加中移動局が入れ替わるグループ通話においても、移動局100Cは、参加中移動局を容易に把握することができる。
また、本実施形態に係る無線通信ネットワーク及び通信方法によれば、移動局100Cは、SIPサーバー400から取得したグループ通話情報を着信履歴として記憶する。
したがって、移動局100Cが初期グループに含まれるグループ通話が開始された時点において、回線交換ネットワークのエリア外又はパケット交換ネットワークのエリア外に在圏していたため、移動局100A(発信側移動局)からの呼び出し要求(INVITE)を受信できなかった場合であっても、自局が初期グループに含まれるグループ通話の着信履歴を残すことができる。
さらに、移動局100Cは、当該着信履歴に基づいて、移動局100Cに対する呼び出し要求(INVITE)の送信要求(INFO)を送信すべき参加中移動局を特定することができる。移動局100Cに対する呼び出し要求(INVITE)の送信要求(INFO)を受信した参加中移動局は、移動局100Cに対する呼び出し要求(INVITE)を送信する。このように、参加中移動局から誘われることによって、移動局100Cは、グループ通話に途中参加することができる。
また、移動局100Cは、当該着信履歴に基づいて、終了済みのグループ通話の初期グループに含まれる自局以外の移動局の識別情報を用いて、呼び出し要求(INVITE)(開始要求)を生成し、発呼することによって、新たにグループ通話を開始することができる。
また、本実施形態に係る無線通信ネットワーク及び通信方法によれば、移動局100Cは、SIPサーバー400から取得したグループ通話情報を表示する。
したがって、移動局100Cのユーザは、現時点でグループ通話に参加している参加中移動局のユーザを確認してから、グループ通話に途中参加するか否かを決定することができる。また、移動局100Cのユーザは、表示画面に従って、継続中のグループ通話に途中参加したり、終了済みのグループ通話を新たに開始したりすることができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
(その他の実施形態)
なお、本実施形態では、通信プロトコルとしてSIPを用いる場合について説明したが、本発明は、かかる場合に限定されることはなく、第実施形態の動作を実現することができる他の通信プロトコルがあれば、当該他の通信プロトコルを用いた場合にも適用可能である。
例えば、上述の実施形態では、移動局100Cからの問い合わせ要求は、SIPサーバー400にSIPのメッセージ等を用いて、SIPサーバー400に直接送信されるものとして説明した。しかし、移動局100Cからの問い合わせ要求は、例えば、SMSサーバー500によって提供されるショートメッセージサービスを用いて、SMSサーバー500を介してSIPサーバー400に送信されてもよい。また、E−MAILサービス等を用いることも可能である。
同様に、SIPサーバー400から送信されるグループ通話情報も、移動局100Cに直接送信されなくとも、ショートメッセージサービスやE−MAILを用いて送信されてもよい。
また、上述の実施形態では、SIPサーバー400から送信されるグループ通話情報は、発信側移動局の識別情報と、発信日時と、初期メンバーの識別情報と、参加中メンバーの識別情報と、グループ通話ステータスを全て含むものとして説明したが、いずれか1つであっても、組み合わせたものであってもよい。
また、上述の実施形態では、無線通信ネットワーク1に設けられたサーバーは、SMSサーバー500及びSIPサーバー400であるが、これに限定されるものではない。具体的には、無線通信ネットワーク1は、SMSサーバー500及びSIPサーバー400に加えて、グループ通話を管理するグループ通話管理サーバーを有していてもよい。この場合には、SIPサーバー400に設けられたグループ通話管理DB410は、グループ通話管理サーバーに設けられていてもよい。
また、グループ通話の定義は、上記実施例に限らない。例えば、グループ通話中に新たに追加要求した移動局が上記実施例のように参加出来ない/参加しない場合に、後で問い合わせる際にも適用可能である。
以上、本発明の一例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、各部の具体的構成等は、適宜設計変更可能である。また、各実施形態の構成及び各変更例の構成もそれぞれ組み合わせることが可能である。また、各実施形態及び各変更例の作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、各実施形態及び各変更例に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る無線通信ネットワークの全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係るSIPサーバーのブロック構成図である。 本発明の実施形態に係るグループ通話管理DBの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る移動局100のブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る移動局100のCPUのブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る無線通信ネットワークにおいて、移動局100Aがグループ通話を開始する動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る無線通信ネットワークにおいて、移動局100Aがグループ通話を開始する動作を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る移動局100Cの表示画面を示す図ある。
符号の説明
1…無線通信ネットワーク、100A〜100C…移動局、101…アンテナ、102…変換器、103…パワーアンプ、104…音声入出力部、104a…マイク、104b…スピーカ、105…映像入出力部、105a…カメラ、105b…表示部、106…コーデック部、106a…音声コーデック部、106b…映像コーデック部、107…ベースバンドプロセッサ、108…操作部、109…メモリ、110…CPU、111…グループ通話処理部、112…問い合わせ処理部、113…着信履歴更新部、114…途中参加処理部、200a、200b…基地局、300a…パケット交換ネットワーク、300b…回線交換ネットワーク、400…SIPサーバー、410…呼制御処理部、410…グループ通話管理DB、420…呼制御処理部、430…グループ登録部、440…検索部、450…問い合わせ処理部、500…SMSサーバー、A1〜A5…エリア、G11、G31…発信側移動局の識別情報、G12…発信日時、G13…初期メンバーの識別情報、G14…参加中メンバーの識別情報、G1〜G3…グループ通話情報、G35…グループ通話ステータス

Claims (6)

  1. 複数のメンバーを指定してグループ通話が開始されると、前記指定したメンバーのうち前記グループ通話に参加しているメンバーを管理し、前記指定したメンバーのうち前記グループ通話に参加していないメンバーから当該グループ通話に参加しているメンバーの問い合わせを受けると、前記管理しているグループ通話参加メンバーの情報に基づいて、前記問い合わせを行ったメンバーに対して、当該グループ通話に参加しているメンバーに関する情報を通知するグループ通話通知方法。
  2. 自局を識別する識別情報を用いて、自局を指定しているグループ通話が開始されているか否かを問い合わせる要求を送信する送信手段と、
    該送信手段により送信した問い合わせ要求に対応して前記自局を指定しているグループ通話に関する情報を取得する取得手段と、
    該取得手段により取得した前記自局を指定しているグループ通話に関する情報を表示する表示手段と、
    を備える移動局。
  3. 前記取得手段は、前記自局を指定しているグループ通話が開始されている場合、前記自局を指定しているグループ通話に関する情報として、該グループ通話に参加しているメンバーの情報を取得し、
    前記表示手段は、該取得手段により取得したグループ通話に参加しているメンバーの情報を表示することを特徴とする請求項2記載の移動局。
  4. 前記自局を識別する識別情報は、電話番号、メールアドレス、IPアドレスのいずれかであることを特徴とする請求項2記載の移動局。
  5. 着信履歴の情報を記憶する記憶手段を備え、
    前記取得手段は、前記問い合わせ要求に対応して取得した前記自局を指定しているグループ通話に関する情報を着信履歴として前記記憶手段に記憶することを特徴とする請求項2記載の移動局。
  6. 着信履歴として前記記憶手段に記憶している前記自局を指定しているグループ通話に関する情報を用いて、新たなグループ通話の開始要求を生成して発呼する発呼手段を備えることを特徴とする請求項5記載の移動局。
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