JP2007299590A - 照明装置、照明器具および照明制御システム - Google Patents

照明装置、照明器具および照明制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007299590A
JP2007299590A JP2006125632A JP2006125632A JP2007299590A JP 2007299590 A JP2007299590 A JP 2007299590A JP 2006125632 A JP2006125632 A JP 2006125632A JP 2006125632 A JP2006125632 A JP 2006125632A JP 2007299590 A JP2007299590 A JP 2007299590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light source
light emitting
emitting element
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006125632A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Inoue
優 井上
Akitoshi Komiya
章利 小宮
Masayuki Yoshinobu
真之 吉信
Hisayo Uetake
久代 植竹
Keiichi Shimizu
恵一 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP2006125632A priority Critical patent/JP2007299590A/ja
Publication of JP2007299590A publication Critical patent/JP2007299590A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

【課題】多様なシーンに合わせた照明環境を作ることが可能な照明装置、照明器具および照明制御システムを提供する。
【解決手段】電球色を発光する電球色発光素子11a、昼白色を発光する昼白色発光素子11bおよび昼光色を発光する昼光色発光素子11cを有してなる主光源12と;主として赤色を発光する赤色発光素子13R、主として緑色を発光する緑色発光素子13Gおよび主として青色を発光する青色発光素子13Bを有してなる補助光源13と;主光源、補助光源および透光部14eを有してなる光源体14と;補助光源により主光源の発光色を補助的に補うように制御する制御手段15と;を具備する照明装置を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種の照明環境を作ることが可能な照明装置、照明器具および照明制御システムに関する。
近年、業務・施設用の照明としては、店舗等における果物売り場や野菜売り場において、例えば、りんごをより赤く、緑の野菜をより緑色に照明したり、バック、靴など販売上重要性が高い商品について高級感をもたせる色に照明したり、また、試着室等において電球を多用したホテル内や、屋外(昼光)でのスーツ着用を想定したシーンなど、さらには季節の移り変わりなど多様なシーンに合わせた照明環境を作ることが可能な照明装置が要求されている。
これは、生活様式の多様化と相まって、一般家庭でも手軽にシーンや気分によって照明の明るさや光の色を変えることができる照明器具が要望されている。
この要望を解決するために、従来例として下記の特許文献1、特許文献2などに、照明の色が変えられる電球形蛍光ランプや所望の色の照明を目的とした発光ダイオードによる発光モジュールなどが存在している。
特開2003−229003号公報 特開2003−152227号公報
特許文献1に示されるものは、色温度の高い昼光色の発光管と色温度の低い電球色の発光管を1個のグローブ内に設け、発光管切換スイッチにより色温度の高い昼光色の発光管のみを点灯したり、色温度の低い電球色の発光管を点灯したり、さらに両方の発光管を点灯して季節のシーンに合わせて「涼」「暖」「明」の照明色で点灯させるものである。
これにより、夏は涼しく、冬は暖かく感じる照明環境を演出することは可能であるが、上述した多様なシーンに対応することはできない。
特許文献2は、発光ダイオードを光源とし、所望の色度照明を目的とした発光モジュールで、具体的には白色または中間色を得るため、発光ダイオードのフィルター部材(レンズ)に、発光ダイオードと補色関係の色度となる色補正手段を形成したものである。
しかしながら、その目的は発光ダイオード製造時における発光波長のバラツキによって生じる歩留まりの向上であり、上述した多様なシーンに合わせた照明環境を作るものではない。
この構成で、仮に、多様なシーンに合わせた照明環境を作るためには、シーンに合わせた色の発光ダイオードモジュールに、都度交換しなければならない。これは、この種発光ダイオードを光源とした照明装置の普及を妨げる要因となってしまう。
このため、多様なシーンに合わせた照明環境を作ることが可能な照明装置、照明器具および照明システムを如何に実現するかが重要な課題となっている。
本発明は、上記の問題、課題に鑑みてなされたもので、多様なシーンに合わせた照明環境を作ることが可能な照明装置、照明器具および照明制御システムを提供しようとするものである。
本発明の目的を達成するため、請求項1に記載の照明装置の発明は、電球色を発光する電球色発光素子、昼白色を発光する昼白色発光素子および昼光色を発光する昼光色発光素子を有してなる主光源と;主として赤色を発光する赤色発光素子、主として緑色を発光する緑色発光素子および主として青色を発光する青色発光素子を有してなる補助光源と;主光源、補助光源および透光部を有してなる光源体と;補助光源により主光源の発光色を補助的に補うように制御する制御手段と;を具備することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、補助光源により主光源の発光色を補助的に補うように制御することにより、多様なシーンに合わせた照明環境を作ることが可能な照明装置が構成される。
本発明において、電球色を発光する電球色発光素子、昼白色を発光する昼白色発光素子および昼光色を発光する昼光色発光素子は、発光ダイオードや半導体レーザなどの半導体発光素子でも、電球色、昼白色および昼光色の蛍光ランプでも、さらには電球色、昼白色および昼光色に着色等をしたフィラメント電球や、放電ランプ等で構成してもよい。
主光源の電球色を発光する電球色発光素子、昼白色を発光する昼白色発光素子および昼光色を発光する昼光色発光素子は、それぞれの色温度が厳密な電球色、昼白色および昼光色で発光することが条件ではなく、実用上許容される範囲のそれぞれの色で発光すればよい。
主光源は、電球色を発光する電球色発光素子、昼白色を発光する昼白色発光素子および昼光色を発光する昼光色発光素子を、個々に1個ずつ点灯させても、電球色と昼白色、昼白色と昼光色、昼光色と電球色を2個ずつ点灯させても、さらには電球色、昼白色、昼光色全てを点灯させるように構成されていてもよい。
主として赤色を発光する赤色発光素子、主として緑色を発光する緑色発光素子および主として青色を発光する青色発光素子は、発光ダイオードや半導体レーザなどの半導体発光素子でも、赤色、緑色、青色に着色等をした、フィラメント電球や、放電ランプ等で構成してもよい。
主として赤色を発光する赤色発光素子、主として緑色を発光する緑色発光素子および主として青色を発光する青色発光素子を有してなる補助光源において、その赤色、緑色、青色は、色度図における赤色、緑色、青色を主として発光することが好ましいが、実用上支障を来たさない範囲で、色度図上で多少ずれた、赤色、緑色、青色に近似する色であってもよい。
補助光源は、赤色発光素子、緑色発光素子および青色発光素子を個々に1個ずつ点灯させても、赤色と緑色、緑色と青色、青色と赤色を2個ずつ点灯させても、さらには赤色、緑色、青色全てを点灯させるように構成されていてもよい。
主光源、補助光源および透光部を有してなる光源体は、主光源を補助光源を中心とした対称な位置に配置することが好ましいが、対称な位置ではなく、主光源および補助光源が直線状に複数の列をなすように配置しても、またはランダムに主光源と補助光源を配置するようにしてもよい。
光源体は、主光源および補助光源を有するように収納される本体ケースからなり、半導体発光素子等から発生する熱を放熱するために、アルミニウム等の熱伝導性の良好な金属で構成することを許容するが、合成樹脂の素材にアルミニウム等の金属膜をコーティングしたもの、アルミ箔等を被覆したものなどでもよく、その材質は特定のものに限定されない。
光源体の形状は、正方形等の矩形状に構成しても、円盤状、球状等、さらには白熱電球におけるグローブ形状等に構成してもよく、特定の形状には限定されない。
光源体の透光部は、本体ケースに開口部を設け、光を外部に直接放射する手段でも、開口部に光を透過する透明や半透明の合成樹脂やガラス等で構成した透光体を設けてもよく、さらにレンズ等からなる光路制御手段を設けて配光を制御するようにしてもよい。
補助光源により主光源の発光色を補助的に補うように制御する制御手段は、例えば、主光源の電球色発光素子に補助光源で赤色を補い、「りんご」がより赤みを帯びるように照明して、一層美味しく見えるように色を調整(以下「調色」と称する)するように制御することが一例として許容されるが、これに限らず、店舗等におけるディスプレイにおいて、バッグ、靴など高級感をもたせるために、例えば、主光源の電球色発光素子に補助光源で赤色と緑色を点灯して黄色系の色を構成して主光源を補う制御、試着室等において電球を多用したホテル内や、屋外(昼光)の着用を想定した色を補う制御、化粧室で俳優がスタジオに合った化粧ができるように色を補う制御、季節の移り変わりに合わせた制御、一般家庭で季節や気分に合わせた色を補う制御等、多様なシーンに合わせた照明環境を作るための全ての制御が許容される。さらに、白色の照明環境を得るために、補色関係にある色を補う制御であってもよい。
さらに、上述した調色だけでなく、主光源および補助光源の明るさを調整する調光手段を組み合わせて所望の照明環境を得るようにしてもよい。
さらに、主光源の明るさを調光し、調光した主光源の発光色を補助光源で補い所望の照明環境を得る制御であってもよい。
制御手段は、例えば、上述した赤色を補うシーン、高級感をもたせるためのシーン、電球を多用したホテル内シーン、屋外(昼光)でのシーン、スタジオに合った色のシーン等、各種のシーンに合わせて、コントローラのボタンを押したり、ダイヤルを回転させたりして、手動で主光源および補助光源の発光色を自由に選択して組み合わせ、実際の照明の具合を見ながら、そのシーンに合わせた照明環境を作れるようにしてもよい。
さらに、制御手段は手動に限らず、上述した各シーンに合わせた照明環境を作り出すための照明制御ソフトを作成し、マイクロコンピュータ等に予め記憶させておき、各シーンに合わせて記憶された制御ソフトを自動的に選択して呼び出して必要な照明を、例えば、制御盤のボタンを押して選択できるようにしてもよい。
さらに、手動で調色または調光した照明環境を、制御ソフトの一つとしてコントローラに記憶させる機能を付加し、一度使われた照明環境を、再度自動的に呼び出して必要な照明環境を作り出すことができるようにしてもよい。
さらに、時間や季節、温度や明るさ等をセンサーで検知して制御し、自動的に時間や季節等のシーンに合わせた照明環境を作れるようにしてもよい。
制御手段は、光源体と離隔して設け、離間した位置、例えば、ビルの集中制御室等から制御する照明制御システムを構成しても、制御手段を光源体と直結させた照明器具を、また制御手段を光源体に内蔵させて電球形の照明器具(照明ランプ)を構成するようにしてもよい。
請求項2に記載の照明装置の発明は、電球色を発光する電球色発光素子、昼白色を発光する昼白色発光素子および昼光色を発光する昼光色発光素子を有してなる主光源と;主として赤色を発光する赤色発光素子、主として緑色を発光する緑色発光素子および主として青色を発光する青色発光素子を有してなる半導体発光素子で構成した補助光源と;主光源を補助光源を中心とした対称な位置に配置すると共に、透光部を有してなる光源体と;補助光源により主光源の発光色を補助的に補うように制御する制御手段と;を具備することを特徴とする。
本発明において、光源体は、主光源を補助光源を中心とした対称な位置に配置するが、主光源自体は幾何学的に非対称な位置に配置し、例えば、光ファイバーや反射鏡等の光路制御手段で発光位置が幾何学的に対称な位置になるような光学的手段によって、補助光源を中心とした対称な位置に配置されるように構成してもよい。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の照明装置において、電球色を発光する電球色発光素子、昼白色を発光する昼白色発光素子および昼光色を発光する昼光色発光素子は、それぞれ一対の発光ダイオードで構成され、補助光源は赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオードおよび青色発光ダイオードが一つのパッケージに配設されていることを特徴とする。
電球色を発光する電球色発光素子、昼白色を発光する昼白色発光素子および昼光色を発光する昼光色発光素子を構成する一対の発光ダイオードは、それぞれ色温度が、2800Kが電球色、5000Kが昼白色、6500Kが昼光色と一般的に定義された厳密な色温度で発光することが条件ではなく、各色温度近傍の色など、実用上許容される範囲の電球色、昼白色および昼光色で発光すればよい。
補助光源は、赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオードおよび青色発光ダイオードが一つのパッケージに配設されるが、個々に独立して構成された赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード、青色発光ダイオード3個を一つのパッケージにして構成して光源体に配置して構成しても、赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード、青色発光ダイオードの各チップを実装した1個の独立したモジュール化を行い、一つのパッケージになるように構成して光源体に配置して構成してもよい。
請求項4に記載の照明器具の発明は、請求項1ないし3いずれか一に記載の照明装置と、照明装置を配置した器具本体と;を具備することを特徴とする。
請求項4の発明によれば、多様なシーンに合わせた照明環境を作ることが可能な照明器具が構成される。
照明装置は、単体で照明器具を構成しても、または1個の照明モジュールとして機能させ、複数個を平面状やライン状、さらには球状等に配置して照明器具を構成するようにしてもよい。
請求項5に記載の照明制御システムの発明は、請求項1ないし3いずれか一に記載の照明装置において、制御手段を光源体と離隔して設け、離間した位置から光源体に制御信号を送信して制御するようにしたことを特徴とする。
請求項5の発明によれば、多様なシーンに合わせた照明環境を作ることが可能な照明制御システムが構成される。
請求項1の発明によれば、主として赤色を発光する赤色発光素子、主として緑色を発光する緑色発光素子および主として青色を発光する青色発光素子を有してなる補助光源により、電球色を発光する電球色発光素子、昼白色を発光する昼白色発光素子および昼光色を発光する昼光色発光素子を有してなる主光源の発光色を補助的に補うように制御することにより、多様なシーンに合わせた照明環境を作ることが可能な照明装置を提供することができる。
請求項2の発明によれば、多様なシーンに合わせた照明環境を作ることが可能な照明装置を提供することができると共に、主光源を補助光源を中心とした対称な位置に配置した光源体により、光が均等に放射されて色むらや明るさにむらのない均一な照明環境を作ることができる。
請求項3の発明によれば、電球色を発光する電球色発光素子、昼白色を発光する昼白色発光素子および昼光色を発光する昼光色発光素子は、それぞれ一対の発光ダイオードで構成され、補助光源は赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオードおよび青色発光ダイオードが一つのパッケージに配設されているので、多様なシーンに合わせた照明環境を確実に作ることが可能な照明装置を提供することができる。
請求項4の発明によれば、照明装置と、照明装置を配置した器具本体により、多様なシーンに合わせた照明環境を作ることが可能な照明器具を提供することができる。
請求項5の発明によれば、制御手段を光源体と離隔して設け、離間した位置から光源体に制御信号を送信して制御することにより、多様なシーンに合わせた照明環境を作ることが可能な照明システムを提供することができる。
以下、本発明に係る照明装置、照明器具および照明制御システムの実施形態について説明する。
図1〜図10は、本発明の実施形態である照明装置、照明器具および照明システムを示し、図1は照明装置の正面図、図2は図1のA−A線に沿う断面図、図3は照明装置を使用した照明器具の正面図、図4は照明装置を設置したショーケースの正面図、図5は照明装置を設置した展示棚の正面図、図6は照明装置を設置した試着室の正面図、図7は照明装置の変形例を示し、(a)は照明装置の正面図、(b)は照明装置を使用した照明器具の正面図、(c)は照明装置の正面図、(d)は照明装置の正面図、図8は照明装置のさらなる変形例を示し、(a)は照明装置の正面図、(b)は照明装置を一部切り欠いて示す断面図、(c)は電球形の照明器具の一部を切り欠いて示す断面図、図9は照明制御システムのシステム構成を示す図である。
本実施例の照明装置は、屋内の照明を行う照明器具として構成されたもので、照明装置10は、発光素子11からなる主光源12、補助光源13、光源体14、補助光源13により主光源12の発光色を補助的に補うように制御する制御手段15で構成する。
主光源12は、電球色を発光する電球色発光素子、昼白色を発光する昼白色発光素子および昼光色を発光する昼光色発光素子で構成し、本実施例では各発光素子11を半導体発光素子である発光ダイオード(以下「LED11」と称す)で構成し、それぞれ一対の電球色LED11a、昼白色LED11bおよび昼光色LED11cで構成する。
補助光源13は、主として赤色を発光する赤色発光素子、主として緑色を発光する緑色発光素子および主として青色を発光する青色発光そしで構成し、本実施例では半導体発光素子である発光ダイオードで構成し、それぞれ1個の赤色発光LED13R、緑色発光LED13G、青色発光LED13Bで構成する。
光源体14は、主光源12、補助光源13および透光部を有して構成される。
すなわち、光源体14は、アルミニウム等の熱伝導性の良好な金属からなり、横断面が正方形の薄い箱状をなす本体ケース14aを有し、本体ケース14a内には、主光源および補助光源の各LEDを実装する正方形のプリント配線基板14bと、プリント配線基板の裏面に接して設けられたアルミニウム等の熱伝導性の良好な金属からなる正方形の放熱板14cが重ねられて収納される。
補助光源13を構成する赤色発光LED13R、緑色発光LED13G、青色発光LED13Bは、個々に独立して構成された発光ダイオード3個を中心点aを中心として、約120°の角度の間隔で略等間隔に、かつ同心円状に配置して、一つの円形パッケージに構成し、中心aが正方形の光源体14の中心aと重なるようにしてプリント配線基板14bに実装する。
主光源12を構成する一対の電球色LED11a、昼白色LED11b、昼光色LED11cは、水平な直線上に略等間隔で、図1中、上部に位置する各LEDは右から左に順に、電球色LED11a、昼白色LED11b、昼光色LED11cを配置し、補助光源13を挟んだ下部の各LEDは逆に、右から左に昼光色LED11c、昼白色LED11b、電球色LED11aの順で配置してプリント配線基板14bに実装される。
これにより、主光源12の各一対のLEDを補助光源13の中心点a(正方形の光源体の中心点a)を中心とした対称な位置に対をなすように配置する。
光源体14は、本体ケース14aに本発明の透光部を構成する正方形の開口部14dを形成し、開口部には開口を閉塞するための透光体14eを設ける。
透光体14eは、主光源12および補助光源13からの光を外部に放射させるためのもので、無色透明なポリカーボネート等の合成樹脂で開口部14dの内寸と略同寸法の正方形に構成し、開口部に嵌合してシリコーン等の耐熱性の接着剤で固定する。
本体ケース14aの側面には、主光源12および補助光源13に電源および制御信号を供給するための入力端子14fを設ける。
上記により、本発明の照明装置10が構成され、その外形寸法は、縦横寸法aが約20mm、厚さ寸法tが約5mm、入力電圧DC12V、最大消費電力が4W、明るさ30lm/W(各LEDとして0.5WのLEDチップ使用)の正方形をなした薄形の1パッケージの照明装置が構成される。
さらに、上記照明装置は、LED照明モジュールとしもて構成され、図3に示すようにLED照明モジュールである照明装置10を複数個、長尺な直線状の器具本体21上に並べて配置しライン形の照明器具20を構成する。
次に、上記に構成された照明装置において、主光源の発光色を補助光源により補助的に補うように制御する制御手段の構成を説明する。
15は制御手段を構成するコントローラで、照明装置10とは別体に構成し、その制御ボックス15a内に制御回路(図示せず)が内蔵されている。
制御回路は、マイクロコンピュータ等の電子回路で構成され、補助光源13により主光源12の発光色を補助的に補い、多様なシーンに合わせた照明環境を作るための各種の機能を有するように構成される。
すなわち、制御回路を操作するために、制御ボックス15aの制御盤には、「入/切ボタン」15b、「自動/手動切換ボタン」15c、「シーン選択ボタン」15d、「主光源ボタン」15e、「補助光源ボタン」15f、「調光ダイヤル」15gが設けられている。
「入/切ボタン」15bは、1回押すと出力がONとなり、表示ランプ15b1が点灯してON状態を表示する。もう1回押すと出力がOFFになり、表示ランプ15b1が消灯する。
「自動/手動切換ボタン」15cは、1回押すと「自動」モードが選択され、もう1回押すと「手動」モードが選択され、選択された各モードは表示ランプ15c1、15c2が点灯して表示する。
「シーン選択ボタン」15dは、「自動/手動切換ボタン」15cを「自動」にセットしたときに機能し、「シーン選択ボタン」15dを1回ずつ押すことにより、予め記憶された各シーンに合わせた照明環境を作るための照明制御ソフトが順番に自動的に選択され、選択された制御ソフトは表示ランプ15d1〜15d6が順次対応し点灯して表示する。
「主光源ボタン」15eは、1回ずつ押すことにより、主光源12の電球色LED11a、昼白色LED11b、昼光色LED11cが順番に選択されて順次点灯し、選択された各LEDは表示ランプ15e1、15e2、15e3が点灯することにより表示される。
「補助光源ボタン」15fは、1回ずつ押すことにより、補助光源の赤色発光LED13R、緑色発光LED13G、青色発光LED13Bが順次点灯し、さらに押していくと、赤色と緑色、緑色と青色、青色と赤色の各LEDを2個ずつ点灯させ、さらに押すと赤色、緑色、青色全てを点灯させる。
選択された各LEDは表示ランプ15f1、15f2、15f3が点灯することにより表示される。
「調光ダイヤル」15gは、ダイヤルを回転することにより「暗」、「明」、「白」の範囲で主光源12および補助光源13の明るさを調整する。
「主光源ボタン」15e、「補助光源ボタン」15f、「調光ダイヤル」15gは、「自動」「手動」のセット状態に係わらず、操作でき各機能を果たすことができるように構成する。
上記において、各ボタンおよびダイヤルが上記のように作動するので、「自動/手動切換ボタン」15cによって「手動」モードにセットすることにより、使用者が自由に主光源12および補助光源13の各LEDを選択して制御し、各シーンに合わせた調色および調光を行うことができる。
例えば、下記の「表1」に示すように制御して、部屋の実際の照明状態を見ながら、そのシーンに最も合った照明環境を作るように操作する。
Figure 2007299590
「表1」は、各照明シーンにおいて、主光源12および補助光源13の各LEDの点灯状態を表にして示したもので、表中、○印は100%調光点灯、△印は50%調光点灯、無印は選択されず点灯していない状態を示す。
例えば、赤色シーン=Aでは、「主光源ボタン」15eを操作して、電球色LED11aを点灯し、さらに「補助光源ボタン」15fを操作して赤色発光LED13Rを点灯した状態を示している。
また、制御回路には、商品の出荷時に、補助光源13により主光源12の発光色を補助的に補い、多様なシーンに合わせた照明環境を作るための照明制御ソフトが予め記憶されている。
例えば、上記「表1」に示された各シーンである「赤色シーン=A」、「緑色シーン=B」、「青色シーン=C」、「高級感シーン=D」、「ホテルシーン=E」、「屋外シーン=F」に合わせた制御ソフトが記憶され、「自動/手動切換ボタン」15cを「自動」にセットし、「シーン選択ボタン」15dを1回ずつ押すことにより、上記「表1」に予め記憶された各照明シーンの制御ソフトを、順番に自動的に選択することができる。
また、制御回路には、自動で選択された各シーンにおいて、さらに「主光源ボタン」15e、「補助光源ボタン」15f、「調光ダイヤル」15gによる手動での調色、調光を付加して、より実際の場面に合った所望の照明環境を作りだすことができる機能も有している。
図1中15hは、コントローラの制御ボックス15a側面に設けられた出力端子で照明装置10の入力端子14fにケーブルを介して接続される。15iは直流入力端子で、ケーブルおよびACアダプター15jを介して商用電源に接続される。
次に、上記のように構成された照明装置10および制御手段15により、例えば、デパート等店舗内の各売り場における各種のシーンに合わせて照明環境を作る方法につき説明する。
まず、図4に示すように、店舗の果物売り場や野菜売り場のショーケース30に対して、照明装置10を2台、スポット照明ができるように設置する。
各照明装置10に接続されたコントローラ15は、目立たないようにショーケース30の側面や裏面等に設置して商用電源に接続する。
上記に設置した状態で、ショーケース30に並べられた「りんごX」を、より赤く展示したい場合には、店員が開店前に、コントローラ15の「入/切ボタン」15bを押してONにする。
さらに、「自動/手動切換ボタン」15cを、2回押して「手動」モードを選択する。
次に、上述した「表1」の「赤色シーン=A」に示すように、コントローラ15の「主光源ボタン」15eを操作して、主光源12の電球色LED11aを点灯し、さらに「補助光源ボタン」15fを操作して赤色発光LED13Rを点灯する。
この状態で調色の具合を見ながら「調光ダイヤル」15gを回して明るさを調整し、赤みの調合度合いを見ながらセットする。
同様にショーケース30に並べられた「青物野菜Y」を、より緑色に展示したい場合には、「表1」の「緑色シーン=B」に示すように、「主光源ボタン」15eを操作して、主光源12の昼白色LED11bを点灯し、さらに「補助光源ボタン」15fを操作して緑色発光LED13Gを点灯し、調色の具合を見ながら「調光ダイヤル」15gを回して明るさを調整し、緑色の調合度合いを見ながらセットする。
また、図示しないが、スポーツ用品売り場において、商品のバックの壁面等に青空をイメージした照明を行う場合には、「表1」の「青色シーン=C」に示すように、「主光源ボタン」15eを操作して、主光源12の昼光色LED11cを点灯し、さらに「補助光源ボタン」15fを操作して青色発光LED13Bを点灯し、調色の具合を見ながら「調光ダイヤル」15gを回して明るさを調整し、青色の調合度合いを見ながらセットする。
図5に示すように、バッグ売り場においては、展示棚40に照明装置10を2台、スポット照明ができるように設置する。
設置した状態で、展示棚40に並べられた「高級バッグZ」を、より高級感を持たせて展示する場合には、「表1」の「高級感シーン=D」に示すように、「主光源ボタン」15eを操作して、主光源12の電球色LED11aを点灯し、さらに「補助光源ボタン」15fを操作して赤色発光LED13Rおよび緑色発光LED13Gを点灯して黄色系(金色系)の色を出し、調色の具合を見ながら「調光ダイヤル」15gを回して明るさを調整し、黄色系の調合度合いを見ながらセットする。
図6に示すように、婦人服売り場の試着室50においては、試着室の立ち鏡51の両側に、ライン形の照明器具20を設置する。
図中52は、試着室の天井面に予め設置されたハロゲン電球からなるダウンライトである。
上記のように設置された試着室で、電球を多用したホテルでの見栄え、スーツの色の様子を見せたい場合には、「表1」の「ホテルシーン=E」に示すように、店員が「主光源ボタン」15eを操作して、主光源12の電球色LED11aを点灯し、「調光ダイヤル」15gを回して明るさを調整して50%調光にセットして暗目の電球色の色を出し、さらに「補助光源ボタン」15fを操作して赤色発光LED13Rを点灯し、天井に設置されたハロゲン電球からなるダウンライト52からの色も合わせ、実際の照明の調色具合を見ながら「調光ダイヤル」15gを回して明るさを調整し、赤色の調合度合いを見ながらセットする。
これにより、試着室が電球を多用したホテルの照明シーンに演色され、試着する購入者がホテルでの見栄え、スーツの色の様子を確認して見ることができる。
また、晴れた屋外での見栄え、スーツの色の様子を見せたい場合には、「表1」の「屋外シーン=F」に示すように、「主光源ボタン」15eを操作して、主光源12の昼光色LED11cを点灯し、さらに「補助光源ボタン」15fを操作して赤色発光LED13R、緑色発光LED13G、青色発光LED13Bを、全て点灯して白色を出し、ダウンライト52からの色も合わせ、調色の具合を見ながら「調光ダイヤル」15gを回して明るさを調整し、白色の調合度合いを見ながら晴れた自然光に近い屋外の照明シーンを演色する。
また、より簡易に、各シーンに合わせた照明環境を作りたい場合、または試着室などで、操作に馴れていないお客が直接自分で操作して見たい場合には、「自動/手動切換ボタン」15cを、1回押して「自動」モードに設定しておく。
これにより、お客は「シーン選択ボタン」15dを1回ずつ押して、予め記憶された各照明シーン、上記「表1」に示された「赤色シーン=A」、「緑色シーン=B」、「青色シーン=C」、「高級感シーン=D」、「ホテルシーン=E」、「屋外シーン=F」を自動的に選択し、各シーンに合わせた照明環境を自動的に作ることができ、ホテル内や晴れた屋外での見栄え、スーツの色の様子を手軽に見ることができる。
また、上記のようにして自動で選択された各シーンにおいて、より実際に近い照明環境を、さらに作り出したい場合には、「主光源ボタン」15e、「補助光源ボタン」15f、「調光ダイヤル」15gによる手動での調色、調光を付加するように操作する。
以上、本実施例において、主光源12を構成する一対の電球色LED11a、昼白色LED11b、昼光色LED11cを、水平な直線上に等間隔に配置したが、図7(a)に示すように、垂直方向に配置してもよい。
これにより、ライン形の照明器具20を構成した場合、各LEDがライン上に略均等に配置されて、色むらや明るさにむらのない均一な照明器具を構成することができる。
すなわち、図7(b)に示すように、昼白色LED11bはライン形の照明器具20の中間線a−aに沿って略均等な間隔をもって配置される。また電球色LED11aおよび昼光色LED11cは、器具の幅方向にジグザク状で器具の長手方向に伸びるそれぞれの線b−bおよびc−c線に沿って略均等な間隔で配置され、色むらや明るさにむらのない均一な照明器具を構成することができる。
主光源12を構成する各LED11を、水平な直線上に順に電球色LED11a、昼白色LED11b、昼光色LED11cを、または逆に配置したが、配置する順番は入れ換えてもよい。
主光源12を構成する一対の電球色LED11a、昼白色LED11b、昼光色LED11cは、図7(c)に示すように同心円上に略等間隔に配置し、同心円状に配置された補助光源13の中心点aを中心として対称な位置に対をなすように配置してもよい。
この場合には、本体ケース14a、プリント配線基板14b、放熱板14cも円形に構成し、円盤状の光源体14を構成して丸形モジュールとなる照明装置を構成してもよい。
補助光源13を構成する各LEDを、時計回りに順に赤色発光LED13R、緑色発光LED13G、青色発光LED13Bになるように配置したが、配置する順番は入れ換えてもよい。
また、補助光源13を構成する各LEDを、等間隔でかつ同心円状に配置して一つの円形パッケージにして構成したが、図7(d)に示すように、主光源12の各LEDの列の中間に、水平方向に直線状に配置して、各光源が直線の列をなすように配置してもよく、さらには、ランダムに主光源12と補助光源13の各LEDを配置するようにしてもよい。
主光源12の電球色LED11a、昼白色LED11b、昼光色LED11cを、各一対6個設けたが、それぞれ1個ずつのLEDで構成しても、また電球色LED1aを2対、他を一対設ける等、各LEDの個数を異ならせて設けてもよい。
補助光源13の各LEDも、1個ずつ計3個に限定されず、例えば2個ずつ計6個や、赤色発光LED13Rを2個、他のLEDは1個等、各LEDの個数を異ならせてもよい。
照明装置を制御する制御手段15を、照明装置と別体に構成したが、一体に構成してもよい。
すなわち、図8(a)に示すように、コントローラ15の制御ボックス15aを照明装置10の光源体14にプラグイン方式で着脱可能に接続し、電気的接続と機械的接続を同時に行えるように構成して、照明装置10と制御手段15を一体化してもよい。
図8(b)に示すように、光源体14の下面に、一体に収納室14gを設け、収納室にコントローラ15の制御回路を収納するようにして照明装置10と制御手段15を一体化してもよい。
この場合、コントローラの操作ボタン15k等を本体ケース14aの側面等に設けて外方から操作できるように構成する。
さらに、図8(c)に示すように、光源体14の本体ケース14aを一般の白熱電球のシルエットに近いグローブ形に形成し、グローブの一端に白熱電球と同様のE26型等の口金14hを取り付け、その内部にコントローラ15の制御回路を収納し、照明装置10と制御手段15が一体化された電球形のLED照明器具(照明ランプ)を構成してもよい。
この場合、例えば、一般家庭において使用されている白熱電球に代えて、上記電球形のLED照明器具の口金14hを電球ソケットに取り付けて設置し、季節や気分に応じた照明を演出できるようにしてもよい。
すなわち、器具外面にスライド式のスイッチ15m等を設け、「春」「夏」「秋」「冬」の切換表示にしたがってスイッチ15mを切り換え、例えば、夏季の暑い時期には青色を主体とした演色を行い、部屋を涼しく感じさせ、冬には赤色を主体とした演色を行い、暖かく感じさせる等の季節シーンに合わせた照明環境を作るようにしてもよい。
1台の照明装置10と制御手段15で、デパート等の各種売り場の照明を行うように構成したが、例えば、ライン形の照明器具20を部屋毎に複数台設置して、1台の制御手段15で集中的に制御する照明制御システム60を構成してもよい。
すなわち、図9に示すように、オフィス等の各部屋に複数個のライン形の照明器具20を設置し、さらに集中制御室に電源ボックス61および制御手段である制御盤62を設置して配線を行いオフィス用の照明制御システム60を構成する。
制御は、集中制御室の制御盤62から調色および調光信号を各照明器具20に送信し、各部屋の照明器具20を個別に、または同時に制御して各部屋の必要とするシーンに合わせた照明環境を作るように制御する。
本実施例の照明装置は、屋内の照明を行う照明器具として構成したが、家庭用、さらには、店舗、施設、業務用等の屋外用の各種照明器具として構成してもよい。
以上、本実施例によれば、主として赤色を発光する赤色発光素子、主として緑色を発光する緑色発光素子および主として青色を発光する青色発光素子を有してなる補助光源により、電球色を発光する電球色発光素子、昼白色を発光する昼白色発光素子および昼光色を発光する昼光色発光素子を有してなる主光源の発光色を補助的に補うように制御することにより、多様なシーンに合わせた照明環境を作ることが可能な照明装置を提供することができる。
しかも、使用者はコントローラを単に操作するだけで、手軽に必要とする照明環境を作り出すことができる。
制御手段に、手動および自動モードを切り換える機能を設けたので、手動モードによって使用者は自由に、照明の調色、調光の具合を見ながら調整をすることができ、多様なシーンに合わせた照明環境を確実に作り出すことができる。
また、手動モードを設けたので、試着室などに予め設置されたハロゲン電球など、既存の照明との調色の具合を見ながら調整をすることもでき、より多様なシーンに合わせた照明環境を作ることが可能となる。
手動モードにより、例えば、テレビ局などの化粧室において、化粧鏡にセットしたライン形の照明装置を制御して、スタジオ照明のシーンに合わせた照明にしておけば、俳優がスタジオに合った化粧をして出演することも可能となる。
また、自動モードによって、制御手段に予め記憶された各種の照明環境を自動的に選択することができるので、より簡易に多様なシーンに合わせた照明環境を作ることができる。
自動モードと手動モードとを組み合わせ、自動で選択された照明環境に対し、手動モードでさらに調色、調光を行うことができ、より多様なシーンへ対応することが可能となる。
制御手段に調光機能を付加したので、補助光源13により主光源12の発光色を補助的に補う調色と、主光源12および補助光源13の調光も行うことができ、より一層多様なシーンに合わせた照明環境を作ることが可能となる。
照明装置の構成として、一対の主光源12を補助光源13を中心とした対称な位置に配置した光源体により、より一層多様なシーンに合わせた照明環境を確実に作ることが可能となると共に、調色、調光された光が周囲に均等に放射され、色むらや明るさにむらのない均一な照明環境を作ることができる。
補助光源は赤色発光LED、緑色発光LEDおよび青色発光LEDが一つのパッケージになるように配設されているので、簡易な構成でコンパクトな照明装置を作ることができる。
さらに、多様なシーンに合わせた照明環境を作ることが可能な照明装置として、1パッケージの構成としたので、汎用性に富み、各種の照明環境に合わせた照明器具や照明制御システムを簡易に構成することが可能となる。
照明装置を構成する本体ケース14aを、光沢のあるアルミニウムで構成したので、各LEDから発光した光の内、直進せずに周囲方向に拡散した光は、本体ケース14aの内面で反射され透光体14eからロスなく放射される。
同時に、各LED11から発生する熱は、光源体14内での対流による冷却作用に加え、アルミニウムで構成した放熱板14c及び本体ケース14aに直接伝導され、本体ケースの外周面から効果的に外部に放出されて各LEDの温度上昇が抑制される。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は上述の実施例に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の設計変更を行うことができる。
本発明の実施形態である照明装置の正面図。 同じく照明装置の図1のA−A線に沿う断面図。 同じく照明装置を使用した照明器具の正面図。 同じく照明装置を設置したショーケースの正面図。 同じく照明装置を設置した展示棚の正面図。 同じく照明装置を設置した試着室の正面図。 同じく照明装置の変形例を示し、(a)は照明装置の正面図、(b)は照明装置を使用した照明器具の正面図、(c)は照明装置の正面図、(d)は照明装置の正面図。 同じく照明装置のさらなる変形例を示し、(a)は照明装置の正面図、(b)は照明装置を一部切り欠いて示す断面図、(c)は電球形の照明器具の一部を切り欠いて示す断面図。 同じく照明制御システムのシステム構成を示す図。
符号の説明
10 照明装置
11a 電球色発光素子
11b 昼白色発光素子
11c 昼光色発光素子
12 主光源
13 補助光源
13R 赤色発光素子
13G 緑色発光素子
13B 青色発光素子
14 光源体
14e 透光部
15 制御手段
20 照明器具
60 照明制御システム

Claims (5)

  1. 電球色を発光する電球色発光素子、昼白色を発光する昼白色発光素子および昼光色を発光する昼光色発光素子を有してなる主光源と;
    主として赤色を発光する赤色発光素子、主として緑色を発光する緑色発光素子および主として青色を発光する青色発光素子を有してなる補助光源と;
    主光源、補助光源および透光部を有してなる光源体と;
    補助光源により主光源の発光色を補助的に補うように制御する制御手段と;
    を具備することを特徴とする照明装置。
  2. 電球色を発光する電球色発光素子、昼白色を発光する昼白色発光素子および昼光色を発光する昼光色発光素子を有してなる主光源と;
    主として赤色を発光する赤色発光素子、主として緑色を発光する緑色発光素子および主として青色を発光する青色発光素子を有してなる半導体発光素子で構成した補助光源と;
    主光源を補助光源を中心とした対称な位置に配置すると共に、透光部を有してなる光源体と;
    補助光源により主光源の発光色を補助的に補うように制御する制御手段と;
    を具備することを特徴とする照明装置。
  3. 電球色を発光する電球色発光素子、昼白色を発光する昼白色発光素子および昼光色を発光する昼光色発光素子は、それぞれ一対の発光ダイオードで構成され、補助光源は赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオードおよび青色発光ダイオードが一つのパッケージに配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 請求項1ないし3いずれか一に記載の照明装置と、照明装置を配置した器具本体と;
    を具備することを特徴とする照明器具。
  5. 請求項1ないし3いずれか一に記載の照明装置において、制御手段を光源体と離隔して設け、離間した位置から光源体に制御信号を送信して制御するようにしたことを特徴とする照明制御システム。

JP2006125632A 2006-04-28 2006-04-28 照明装置、照明器具および照明制御システム Pending JP2007299590A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006125632A JP2007299590A (ja) 2006-04-28 2006-04-28 照明装置、照明器具および照明制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006125632A JP2007299590A (ja) 2006-04-28 2006-04-28 照明装置、照明器具および照明制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007299590A true JP2007299590A (ja) 2007-11-15

Family

ID=38768919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006125632A Pending JP2007299590A (ja) 2006-04-28 2006-04-28 照明装置、照明器具および照明制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007299590A (ja)

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009063915A1 (ja) 2007-11-12 2009-05-22 Mitsubishi Chemical Corporation 照明装置
JP2009289957A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Yamaguchi Univ 半導体発光装置、および撮像装置
WO2011118971A2 (ko) * 2010-03-22 2011-09-29 주식회사 헤리트 감성 조명 제어 방법 및 감성 조명 제어 시스템
JP2013058394A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明装置
JP2013171684A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Sharp Corp 照明装置
JP2013171689A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Sharp Corp 照明装置
JP2013171688A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Sharp Corp 照明装置
JP2013171686A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Sharp Corp 照明装置
JP2013171687A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Sharp Corp 照明装置
JP2014038789A (ja) * 2012-08-20 2014-02-27 Rohm Co Ltd Led照明システム
JP2014093344A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Dainippon Printing Co Ltd 色見台
JP2015146331A (ja) * 2015-05-21 2015-08-13 シャープ株式会社 照明装置
CN104848102A (zh) * 2014-02-19 2015-08-19 东芝照明技术株式会社 照明器具
JP2015173125A (ja) * 2015-06-01 2015-10-01 東芝ライテック株式会社 照明装置
JP2016018680A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 日立アプライアンス株式会社 照明装置
US9332599B2 (en) 2011-07-15 2016-05-03 Mitsubishi Chemical Corporation Circuit board for supporting semiconductor light-emitting device mounted thereon, light-emitting module, lighting apparatus, and lighting system
US9488333B2 (en) 2012-06-12 2016-11-08 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Lighting device
JP2017510020A (ja) * 2014-08-22 2017-04-06 タオライト カンパニー リミテッド Led照明装置及び方法
JP2017091997A (ja) * 2015-11-17 2017-05-25 東芝ライテック株式会社 照明装置および照明制御システム
JP2018022706A (ja) * 2017-11-09 2018-02-08 日立アプライアンス株式会社 照明装置
US10368409B2 (en) 2014-03-20 2019-07-30 Toshiba Materials Co., Ltd. Light emitting device and LED light bulb
WO2019212025A1 (ja) * 2018-05-02 2019-11-07 興和株式会社 照明装置及び照明装置の制御方法
EP3499109A4 (en) * 2016-08-09 2020-04-15 Vertex Lighting And Electrical Co., Ltd. LIGHT SOURCE MODULE AND LAMP WITH IT
JP2021005510A (ja) * 2019-06-27 2021-01-14 コイト電工株式会社 照明装置
CN114446115A (zh) * 2021-12-22 2022-05-06 湖南文理学院 居家设计用效果色彩对比装置

Cited By (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8847507B2 (en) 2007-11-12 2014-09-30 Mitsubishi Chemical Corporation Illuminating device
US8410714B2 (en) 2007-11-12 2013-04-02 Mitsubishi Chemical Corporation Illuminating device
WO2009063915A1 (ja) 2007-11-12 2009-05-22 Mitsubishi Chemical Corporation 照明装置
JP2009289957A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Yamaguchi Univ 半導体発光装置、および撮像装置
WO2011118971A2 (ko) * 2010-03-22 2011-09-29 주식회사 헤리트 감성 조명 제어 방법 및 감성 조명 제어 시스템
WO2011118971A3 (ko) * 2010-03-22 2011-12-29 주식회사 헤리트 감성 조명 제어 방법 및 감성 조명 제어 시스템
KR101114870B1 (ko) * 2010-03-22 2012-03-06 (주)헤리트 지능형 led 조명 제어 시스템 및 제어 방법
GB2492007A (en) * 2010-03-22 2012-12-19 Ecosunny Co Ltd Ambient lighting control method and ambient lighting control system
US9332599B2 (en) 2011-07-15 2016-05-03 Mitsubishi Chemical Corporation Circuit board for supporting semiconductor light-emitting device mounted thereon, light-emitting module, lighting apparatus, and lighting system
JP2013058394A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明装置
JP2013171684A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Sharp Corp 照明装置
JP2013171686A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Sharp Corp 照明装置
JP2013171687A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Sharp Corp 照明装置
JP2013171688A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Sharp Corp 照明装置
JP2013171689A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Sharp Corp 照明装置
US9488333B2 (en) 2012-06-12 2016-11-08 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Lighting device
JP2014038789A (ja) * 2012-08-20 2014-02-27 Rohm Co Ltd Led照明システム
JP2014093344A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Dainippon Printing Co Ltd 色見台
JP2015156264A (ja) * 2014-02-19 2015-08-27 東芝ライテック株式会社 照明器具
CN104848102A (zh) * 2014-02-19 2015-08-19 东芝照明技术株式会社 照明器具
US10368409B2 (en) 2014-03-20 2019-07-30 Toshiba Materials Co., Ltd. Light emitting device and LED light bulb
US10368408B2 (en) 2014-03-20 2019-07-30 Toshiba Materials Co., Ltd. Light emitting device and LED light bulb
JP2016018680A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 日立アプライアンス株式会社 照明装置
JP2017510020A (ja) * 2014-08-22 2017-04-06 タオライト カンパニー リミテッド Led照明装置及び方法
JP2015146331A (ja) * 2015-05-21 2015-08-13 シャープ株式会社 照明装置
JP2015173125A (ja) * 2015-06-01 2015-10-01 東芝ライテック株式会社 照明装置
JP2017091997A (ja) * 2015-11-17 2017-05-25 東芝ライテック株式会社 照明装置および照明制御システム
EP3499109A4 (en) * 2016-08-09 2020-04-15 Vertex Lighting And Electrical Co., Ltd. LIGHT SOURCE MODULE AND LAMP WITH IT
JP2018022706A (ja) * 2017-11-09 2018-02-08 日立アプライアンス株式会社 照明装置
JP7277446B2 (ja) 2018-05-02 2023-05-19 興和株式会社 照明装置
WO2019212025A1 (ja) * 2018-05-02 2019-11-07 興和株式会社 照明装置及び照明装置の制御方法
JPWO2019212025A1 (ja) * 2018-05-02 2021-05-13 興和株式会社 照明装置及び照明装置の制御方法
JP2021005510A (ja) * 2019-06-27 2021-01-14 コイト電工株式会社 照明装置
CN114342561A (zh) * 2019-06-27 2022-04-12 小丝电工株式会社 照明装置
JP7293003B2 (ja) 2019-06-27 2023-06-19 コイト電工株式会社 照明装置
US11802684B2 (en) 2019-06-27 2023-10-31 Koito Electric Industries, Ltd. Illumination apparatus
CN114446115A (zh) * 2021-12-22 2022-05-06 湖南文理学院 居家设计用效果色彩对比装置
CN114446115B (zh) * 2021-12-22 2023-11-03 湖南文理学院 居家设计用效果色彩对比装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007299590A (ja) 照明装置、照明器具および照明制御システム
US12013088B2 (en) Tube light with improved LED array
US11940103B1 (en) Multicolored tube light with improved LED array
JP4340288B2 (ja) 電球
US7988323B2 (en) Lighting devices for illumination and ambiance lighting
US7845824B2 (en) Virtual single light source having variable color temperature with integral thermal management
TWI521972B (zh) 具有整合照明系統之電子顯示元件
US9033569B2 (en) Lamp holder has built-in night light
JP2007059260A (ja) 照明装置及び照明器具
JP6752805B2 (ja) 先進的な発光ダイオード照明器具
JP6605487B2 (ja) ダウンライト及びウォールウォッシング照明効果を提供する装置及び方法
JP5794473B2 (ja) 照明装置
WO2008146232A1 (en) Lighting device
JP6041167B2 (ja) 照明装置
JP2013084544A (ja) 照明装置、照明器具および照明制御システム
JP2015170417A (ja) 光源ユニットおよび照明器具
JP2008204855A (ja) 可変色縦型照明器具および可変色縦型照明システム
JP2013069631A (ja) 照明装置、照明器具および照明制御システム
JP7123087B2 (ja) 照明装置
JP6074292B2 (ja) 照明装置
KR200425468Y1 (ko) 컬러 엘이디램프
JP2023027971A (ja) 照明装置
TWM399947U (en) Lighting device
JP2020024834A (ja) 照明装置
JP2000036205A (ja) カラー照明システム