JP7277446B2 - 照明装置 - Google Patents

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S8/00Lighting devices intended for fixed installation
    • F21S8/04Lighting devices intended for fixed installation intended only for mounting on a ceiling or the like overhead structures

Description

本発明は、照明装置に関する。本願は、2018年5月2日に 、日本に出願された特願2018-088865号に基づき優先権を主張し、その内容を ここに援用する。
太陽光などの自然光や空を再現する照明装置が知られている。この照明装置は、白色の発光ダイオード(light emitting diode: LED)から発せられる光を太陽光に近づけた波長に調整し、LEDから発せられる光を散乱および透過させることで、太陽光のような光や様々な色の空を作り出す。照明装置を閉じた環境で使用することによって、閉じた環境内にいるユーザに視覚的な快適さを与えることができる。
自然光や空を再現する照明装置として、特許文献1には、可視光のビームを放出する第1の光源と、可視光のビームを受け取る内面および外面によって境界画定され、且つ可視光のビームに対して少なくとも部分的に透明な拡散光発生器とを含む人工照明システム(照明装置)が開示されている。
日本国特表2016-514340号公報
特許文献1の照明システムは、拡散光発生器におけるレーリー散乱現象を用いて自然光を模擬する。しかしながら、特許文献1の照明システムでは、第1の光源から発せられる可視光の色および拡散光発生器の配置が固定されているため、再現される空の色が固定され、様々な空の色を表現するのは難しいという問題があった。様々な空には、例えば朝の空、昼の空、夕方の空、日本の春・夏・秋・冬の青空、地中海の青空、北欧の青空が含まれる。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたものであり、様々な空の色を表現可能な照明装置を提供する。
本発明の一態様は、端面から供給された第1の光を第1主面から出射し、かつ、前記第1主面に平行な第2主面から供給された第2の光を前記第1主面から出射する導光板と、前記端面から前記導光板にスペクトルが互いに異なる複数の色の光を供給する複数の第1光源と、前記第2主面から前記導光板に白色光を供給する第2光源と、前記第1光源及び前記第2光源を制御する制御部と、を有する照明装置である。
本発明の一態様によれば、様々な自然の空を人工的に再現できる照明装置及び照明装置の制御方法を提供できる。
第1実施形態の照明装置の一例を示す概略図である。 図1に示す照明装置の導光板及び第1光源の平面図である。 図1に示す照明装置の第1光源及び第2光源で表現される光の色を表すxy色度図である。 図3に示すxy色度図の一部を拡大した図であり、座標差Δuvについて説明するための図である。 図1に示す照明装置の第1-1光源の発光スペクトル分布を示すグラフである。 図1に示す照明装置の第1-2光源の発光スペクトル分布を示すグラフである。 図1に示す照明装置の第1-3光源の発光スペクトル分布を示すグラフである。 図1に示す照明装置の第1-4光源の発光スペクトル分布を示すグラフである。 図1に示す照明装置で再現される空の一例の照度分布を示すグラフである。 第2実施形態の照明装置の一例を示す概略図である。 図10の要部の概略図である。 第3実施形態の照明装置の一例を示す概略図である。
次に、本発明の照明装置の好ましい実施形態を、図面を参照しつつ、説明する。以下で説明する実施形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施形態は、以下の実施形態に限られない。
実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有するものは同一の符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態の照明装置300Aの構成を示す概略図である。第1実施形態の照明装置300Aは、部屋(第2空間)30などの照明対象空間に空を人工的に再現する。
[照明装置の構成]
図1に示すように、照明装置300Aは、部屋30の天井に設置され、天井から部屋30の内部を照明する。照明装置300Aは、少なくとも導光板146、第1光源112、第2光源122及び制御部160を備える。また、照明装置300Aは、前述の構成に加え、筐体170、折り返しミラー190及びブラックボックス構造体180を備える。
筐体170は、部屋30の天井に設置されている。照明装置300Aを用いて側壁面から部屋30に空を人工的に再現する場合は、筐体170を側壁面に対して部屋30とは反対側に設置できる。第2光源122、折り返しミラー190、導光板146、第1光源112、制御部160、及びブラックボックス構造体180は、筐体170に収められ、筐体170内の所定の位置に不図示の支持部材によって支持されている。
以下、地表面Gに平行、且つ互いに直交する2つの方向をX方向とY方向とする。また、X軸とY軸とに直交する高さ方向をZ方向とする。
筐体170の底面には、開口171が形成されている。開口171には、導光板146の第1主面146aの少なくとも一部が露出するように導光板146が配置されている。図1では、露出部分Aが部屋30に露出している。導光板146は、板状の導光部材であり、第1主面146aと、第1主面146aとはZ方向において反対側にあって第1主面146aに平行する第2主面146bと、第1主面146a及び第2主面146bの外周端をZ方向に沿って連結する端面146c,146dとを有する。開口171には第1主面146aのX方向において外周部より内側の露出部分A(図2参照)が露出し、第1主面146aの外周部は開口171の周縁の筐体170のZ方向上側の面に係止している。
図2は、導光板146及び第1光源112の配置を示す平面図である。導光板146は、端面146c,146dから供給された光(第1の光)L1を第1主面146aから出射し、かつ、第2主面146bから供給された光(第2の光)L2を第1主面146aから出射する。第1実施形態の導光板146のZ方向上側から下側に見た(以下、平面視という場合がある)形状は、図2に示すように、矩形である。そのため、導光板146は、第1主面146a及び第2主面146bに加えて、Y方向(第2方向)に平行かつ互いに平行する第1端面146c及び第2端面146dと、X方向(第1方向)に平行かつ互いに平行する端面146e,146fの4つの端面(すなわち、側面)を有する。
導光板146は、第1端面146c及び第2端面146d、端面146e,146fの少なくとも1つの端面から供給された光L1を、導光板146内で繰り返し内面反射させ、さらには導光板146の内部の散乱粒子の作用によって第1主面146aから出射させる。この機能を発揮できる導光板146として、例えば可視光に対して無色透明な基材に、平均粒子径が300nm以上である光拡散材を含むものが挙げられる。前述の基は、例えばメタクリル樹脂(PMMA)やポリカーボネート樹脂(PC)やガラス等で形成されている。導光板146は、可視光において80%以上の光線透過率を有し、かつヘイズ20%以下の分散を有するものが好ましい。本明細書において、可視光とは、少なくとも380nm以上780nm以下の波長、好ましくは400nm以上720nm以下の波長を有する電磁波を表す。導光板146は、前述のように、第1端面146c及び第2端面146d、端面146e,146fの少なくとも1つの端面から供給された光L1を第1主面146aから出射し、かつ、第2主面146bから供給された光L2を第1主面146aから出射できるものであれば、上述のように無色透明な基材に光拡散材を含むものに限定されない。
導光板146の第1端面146c及び第2端面146dのそれぞれの端面には、第1光源112が配置されている。第1光源112は、スペクトルが互いに異なる色の光を供給する複数のLEDで構成される。これらの複数のLEDは、Y方向において互いに所定の間隔をあけて配置されている。所定の間隔は、少なくともY方向で隣り合うLEDから発せられた光L1が露出部分Aで良好に混ざるように適宜設定される。
本実施形態において、導光板146の第1端面146c及び第2端面146dに配置される複数のLEDは、空の青さを作り出す青色LED112B、様々な空を表現するための白色LED(第1白色発光ダイオード)112W、緑色LED112G、赤色LED112R、及び電球色LED(第1電球色発光ダイオード)112Eを含む。
青色LED112Bは、青色光を発する。青色光は、例えば波長400nmから480nmの間に少なくとも1つのピークを有する。
白色LED112Wは、白色光を発する。白色光は、例えば波長400nmから480nmの光によって励起された蛍光体から発せられる光であり、波長480nmから650nmの間に少なくとも1つのピークを有する。白色光の色温度は、例えば4000Kから6700Kである。
緑色LED112Gは、緑色光を発する。緑色光は、例えば波長480nmから580nmの間に少なくとも1つのピークを有する。
赤色LED112Rは、赤色光を発する。赤色光は、例えば波長580nmから750nmの間に少なくとも1つのピークを有する。
電球色LED112Eは、電球色の光を発する。電球色の光は、例えば波長400nmから480nmの光によって励起された蛍光体から発せられる白色光であり、波長480nmから650nmの間に少なくとも1つのピークを有する。電球色の光の色温度は、例えば2000Kから4000Kである。
図2に示すように、第1端面146c及び第2端面146dには、青色LED112B、緑色LED112G、及び電球色LED112Eが配置されている。青色LED112B、緑色LED112G及び電球色LED112Eは、第1端面146c及び第2端面146dのそれぞれから導光板146の内部に青色光、緑色光、電球色の光を供給する。一方、第1端面146c及び第2端面146dのうち第2端面146dのみに、上述のLEDに加えて、白色LED112W及び赤色LED112Rが配置されている。白色LED112W及び赤色LED112Rは、第2端面146dから導光板146の内部に白色光及び赤色光を供給する。導光板146の熱膨張等の僅かな変形による各色のLEDの破損を防ぐ目的で、各色のLEDの出射端面は、X方向において第1端面146c及び第2端面146dから適宜離間している。
具体的には、第1端面146cには、Y方向の一方の向き(図2では紙面右側から紙面左側に向かう向き)に沿って、青色LED112Bまたは緑色LED112G、電球色LED112Eが交互に配置されている。ここで、第1端面146cに配置されている青色LED112B及び緑色LED112Gを第1-1光源LS1-1とし、第1端面146cに配置されている電球色LED112Eを第1-4光源LS1-4とする。第1端面146cには、Y方向に沿って、第1-1光源LS1-1と第1-4光源LS1-4とが交互に配置されている。
第1-1光源LS1-1として青色LED112B及び緑色LED112Gのいずれかを配置するかは、照明装置300Aによって再現する空の色のスペクトル等を勘案して適宜決められる。
また、第1端面146cには、Y方向に沿って、第1-1光源LS1-1と第1-4光源LS1-4とが必ずしも交互に配置されていなくてもよく、第1-1光源LS1-1及び第1-4光源LS1-4は照明装置300Aによって再現する空の色のスペクトル等を勘案して所望の順に配置される。
一方、第2端面146dには、Y方向の一方の向きに沿って、青色LED112B、赤色LED112R、白色LED112W、緑色LED112G、及び電球色LED112Eが配置されている。ここで、第2端面146dに配置されている青色LED112B、白色LED112W及び緑色LED112Gを第1-2光源LS1-2とし、赤色LED112R及び電球色LED112Eを第1-3光源LS1-3とする。第2端面146dには、Y方向に沿って、第1-2光源LS1-2と第1-3光源LS1-3が所望の順に配置されている。
第1-2光源LS1-2として青色LED112B、白色LED112W及び緑色LED112Gのいずれかを配置するかは、照明装置300Aによって再現する空の色のスペクトル等を勘案して適宜決められる。
第1-3光源LS1-3として赤色LED112R及び電球色LED112Eのいずれかを配置するかは、照明装置300Aによって再現する空の色のスペクトル等を勘案して適宜決められる。
また、Y方向に沿って第2端面146dに配置される第1-2光源LS1-2と第1-3光源LS1-3の所定の順は、照明装置300Aによって再現する空の色のスペクトル等を勘案して適宜決められる。
図1に示すように、第1端面146c及び第2端面146dに配置された青色LED112B、白色LED112W、緑色LED112G、赤色LED112R、及び電球色LED112Eのそれぞれは、制御線114によって制御部160に接続されている。前述の各色のLEDの点灯または消灯、及び光量は、制御部160によって後述のように制御される。
ブラックボックス構造体180は、第2主面146bに面する導光板146の外方に配置されている。具体的には、ブラックボックス構造体180は、有頂無底の箱状に形成されたブラックボックス本体183と、ブラックボックス本体183の内部に設けられた仕切り板184とを備える。
ブラックボックス本体183は、筐体170に取り付けられている。ブラックボックス本体183底部は、筐体170の開口171を包含するように開口している。ブラックボックス本体183の内部は、第2光源122を配置するための内部空間S222を形成する。
内部空間S222は、X方向において、仕切り板184によって、導光板146を含む内部空間S22と、導光板146を含まない内部空間(第1空間)S21に仕切られている。仕切り板184には、開口185が形成されている。
ブラックボックス本体183において少なくとも内部空間S222に向く面、及び仕切り板184の表面は、黒い塗料で塗装されている、又は黒い素材で構成されている。このことによって、ブラックボックス構造体180の内側(すなわち、内部空間S222に向く側)の面の可視光の反射率が低減され、ブラックボックス構造体180によって可視光が適宜吸収される。
第2光源122は、内部空間S21に配置され、第2主面146b側から導光板146に少なくとも白色光を供給する。
第2光源122は、複数の白色LED(第2白色発光ダイオード)122W、及び複数の電球色LED(第2電球色発光ダイオード)122Eを備え、白色光と電球色とが混ざり合った光L2を発する。光L2は、太陽光や、月によって太陽光が反射されることによって形成される月の光等と略同様のスペクトル分布を有する。ここで、白色LED122Wを第1-6光源LS1-6とし、電球色LED122Eを第1-7光源LS1-7とする。
白色LED122W及び電球色LED122Eの出射面(図示略)は、第2光源122から発せられた光L2が開口185を通り、折り返しミラー190によって折り返されて第2主面146b側から導光板146に入射するように、配置される。白色LED122W及び電球色LED122Eのそれぞれは、制御線115によって制御部160に接続されている。前述の各色LEDの点灯または消灯、及び光量は、制御部160によって後述のように制御される。
折り返しミラー190は、反射面190rを有する。反射面190rは、複数の白色LED122W及び電球色LED122Eの出射面および導光板146の第2主面146bのそれぞれに異なる角度で向き合っている。折り返しミラー190は、軸191を中心に矢印R190の方向に回転可能とされている。軸191は、制御線116を介して制御部160に接続されている。軸191を中心とする折り返しミラー190の矢印R190の方向に沿った回転角度は、制御部160によって適宜調整される。折り返しミラー190の回転角度によって、光L2の第2主面146bへの入射角度が調整される。
[照明装置による照明例]
第1光源112の青色LED112B、白色LED112W、緑色LED112G、赤色LED112R、及び電球色LED112E、並びに第2光源122の白色LED122W及び電球色LED122Eの点灯・消灯・光量・発光色(専ら白色)は、駆動電流によって制御される。前述の駆動電流は、各色のLEDに制御部160から不図示の制御線を介して供給される。
以下の照明例では、導光板146の端面146cに配置される複数の第1-1光源LS1-1において、青色LED112Bの総数と緑色LED112Gの総数との比が5:2であると想定する。また、導光板146の端面146dに配置される複数の第1-2光源LS1-2において、青色LED112Bの総数と白色LED112Wの総数と緑色LED112Gの総数との比が4:2:1であると想定する。また、導光板146の端面146dに配置される複数の第1-3光源LS1-3において、赤色LED112Rの総数と電球色LED112Eの総数との比が1:1であると想定する。
制御部160からの制御によって、第1-1光源LS1-1の青色LED112B及び緑色LED112Gが点灯すると、青色光LB及び緑色光LGが第1端面146cから導光板146に入射し、露出部分Aに達するまでに互いに混ざる。第1-1光源LS1-1の青色LED112B及び緑色LED112Gをそれぞれ最大光量で点灯した場合、深い青色の光L3が露出部分Aに生成されると共に第1主面146aから部屋30に向けて出射される。光L3は、例えば図3のxy色度図に示す座標(x1,y1)で表される。図5は、光L3の発光スペクトル分布の一例である。
また、制御部160からの制御によって、第1-2光源LS1-2の青色LED112B、白色LED112W、及び緑色LED112Gが点灯すると、青色光LB、白色光LW、及び緑色光LGが第2端面146dから導光板146に入射し、露出部分Aに達するまでに互いに混ざる。第1-2光源LS1-2の青色LED112B、白色LED112W及び緑色LED112Gをそれぞれ最大光量で点灯した場合、明るい水色の光L4が露出部分Aに生成されると共に第1主面146aから部屋30に向けて出射される。光L4は、例えば図3のxy色度図に示す座標(x2,y2)で表される。図6は、光L4の発光スペクトル分布の一例である。
また、制御部160からの制御によって、第1-3光源LS1-3の赤色LED112R及び電球色LED112Eが点灯すると、赤色光LR、電球色の光LEが第2端面146dから導光板146に入射し、露出部分Aに達するまでに互いに混ざる。第1-3光源LS1-3の赤色LED112R及び電球色LED112Eをそれぞれ最大光量で点灯した場合、赤みがかった橙色の光L5が露出部分Aに生成されると共に第1主面146aから部屋30に向けて出射される。光L5は、例えば図3のxy色度図に示す座標(x3,y3)で表される。図7は、光L5の発光スペクトル分布の一例である。
また、制御部160からの制御によって、第1-4光源LS1-4の電球色LED112Eが点灯すると、電球色の光LEが第1端面146cから導光板146に入射する。さらに、白みがかった明るい橙色の光L6が第1主面146aから部屋30に向けて出射される。光L6は、電球色の光LEに起因して生成される光であり、例えば図3のxy色度図に示す座標(x4,y4)で表される。図8は、光L6の発光スペクトル分布の一例である。
また、制御部160からの制御によって、第1-6光源LS1-6の白色LED122Wが点灯すると、白色光LWが開口185を通り、折り返しミラー190の反射面190rによって反射され、第2主面146b側から導光板146に入射する。同様に、制御部160からの制御によって、第1-7光源LS1-7の電球色LED122Eが点灯すると、電球色の光LEが第2主面146b側から導光板146に入射する。第2主面146bから導光板146に入射した白色光LW及び電球色の光LEは、導光板146の内部において、第1端面146c及び第2端面146dから入射した青色光LB、緑色光LG、白色光LW、赤色光LR、電球色の光LEに比べて進行方向に対して拡散せず、略平行光として第1主面146aから部屋30に向けて出射される。第1-6光源LS1-6の白色LED122Wから発せられて第1主面146aから出射される光L7は、例えば図3のxy色度図に示す座標(x6,y6)で表されるようにやや青みがかった明るい白色光である。また、第1-7光源LS1-7の電球色LED122Eから発せられて第1主面146aから出射される光L8は、例えば図3のxy色度図に示す座標(x7,y7)で表されるように橙色がかった明るい白色光である。
図3及び図4のxy色度図に示すラインLKは、黒体放射を表す。第1実施形態では、制御部160から各色LEDに供給される駆動電流及び制御信号は、第1-1光源LS1-1を除く第1-2光源LS1-2、第1-3光源LS1-3、第1-4光源LS1-4、第1-6光源LS1-6、及び第1-7光源LS1-7のそれぞれをなす各色LEDの光量及び発光スペクトル分布におけるラインLKからの座標差Δuvが±0.02以下となるように、適宜制御されている。
照明装置300Aの第1の照明例では、制御部160によって、第1-1光源LS1-1及び第1-2光源LS1-2を点灯させる。本照明例では、図9に例示する照度分布を有する光が第1主面146aから部屋30に向けて出射され、深い青みがかった空が導光板146に再現される。
照明装置300Aの第2の照明例では、制御部160によって、第1-3光源LS1-3及び第1-4光源LS1-4を点灯させる。本照明例では、早朝や夕方の太陽光に似た光が第1主面146aから部屋30に向けて出射され、早朝や夕方に特有の橙あるいは赤みがかった橙の空が導光板146に再現される。
照明装置300Aの第3の照明例では、制御部160によって、第1-1光源LS1-1、第1-2光源LS1-2、第1-3光源LS1-3、及び第1-4光源LS1-4の点灯のタイミングと光量を時間で変化させることによって、時々刻々と変化する空が再現される。例えば、初めに第1-4光源LS1-4のみを点灯させ、橙色の空を再現する。続いて、第1-4光源LS1-4を点灯させた状態で第1-3光源LS1-3を点灯させ、X方向における導光板146の略中央部より第1端面146cに近い導光板146に赤みがかった橙色の空を再現する。続いて、第1-4光源LS1-4を消灯し、第1-3光源LS1-3を点灯させた状態で第1-1光源LS1-1を点灯させ、X方向における導光板146の略中央部より第2端面146dに近い導光板146に青みがかったセピア色の空を再現する。続いて、第1-3光源LS1-3を消灯し、第1-1光源LS1-1を点灯させた状態で第1-2光源LS1-2を点灯させ、X方向における導光板146の略中央部より第1端面146c側の導光板146に黄昏時の青色の空を再現する。この順にそれぞれの空が導光板146に再現されることによって、地平線付近の空の変化が表現される。
照明装置300Aの第4の照明例では、第1の照明例から第3の照明例において、制御部160によって、第1-6光源LS1-6及び第1-7光源LS1-7を点灯させる。本照明例では、第1の照明例から第3の照明例において第1主面146aから出射される光に光L7,L8が混ざった光が第1主面146aから部屋30に向けて出射される。このことによって、導光板146に再現される青色の空や橙色の空に太陽が再現される。
照明装置300Aの第5の照明例では、様々な地域の時間帯・季節の空のスペクトルの情報を予め測定しておき、測定したスペクトルと合致するように各LEDの光量を制御する。表1は、本照明例において昼の空と夕刻の空を表現するための制御値(すなわち、相対的な点灯強度)の一例である。
Figure 0007277446000001
以上説明した第1実施形態の照明装置300Aは、端面(すなわち、第1端面146c、第2端面146d、及び端面146e,146fのうち少なくとも一面)から供給された光L1を第1主面146aから出射し、かつ、第2主面146bから供給された光L2を第1主面146aから出射する導光板146と、前記端面から導光板146に互いに異なる複数の色の光L1を供給する複数の第1光源112と、第2主面146b側から導光板146に光(白色光)L2を供給する第2光源122と、第1光源112及び第2光源122を制御する制御部160と、を有する。
上述の構成を備える第1実施形態の照明装置300Aによれば、制御部160を用いて、複数の色の光L1の光量を調整し、第1主面146aから出射する光L3,L4,L5,L6の照度分布を自在に変化させて導光板146に様々な色の空を再現できる。
また、第1実施形態の照明装置300Aによれば、制御部160を用いて、第2光源122から発せられる光L2の光量を調整し、太陽や、太陽によって反射される月等の様々な自然の空を人工的に再現できる。
また、第1実施形態の照明装置300Aは、第1光源112は、青色LED112Bと白色LED112Wとを含む。
上述の構成を備える照明装置300Aによれば、制御部160を用いて、空の青さと明るさを生み出す青色LED112Bと白色LED112Wの光量を調整し、導光板146に様々な青空を表現できる。
また、第1実施形態の照明装置300Aは、第1光源112は、緑色LED112Gをさらに含む。
上述の構成を備える照明装置300Aによれば、制御部160を用いて、空の青さに緑色を加える緑色LED112Gの光量を調整し、導光板146に、緑色LED112Gを備えない場合に比べて深みのある青空を表現できる。
また、第1実施形態の照明装置300Aでは、導光板146は第1端面146c、第2端面146d、端面146e,146fを有する。青色LED112Bは、第1端面146c及び第2端面146dから導光板146に青色光LBを供給し、白色LED112Wは、第2端面146dから導光板146に白色光LWを供給する。
上述の構成を備える照明装置300Aによれば、第1端面146cから導光板146に供給される光の青色成分が第2端面146dから導光板146に供給される光の青色成分に比べて強くなる。このことによって、導光板146を見る方向によってユーザUが見える導光板146の色(すなわち、光量分布)が変化し、より一層自然な青空を表現できる。
また、第1実施形態の照明装置300Aは、第1光源112は、赤色LED112Rと電球色LED112Eとをさらに含む。
上述の構成を備える照明装置300Aによれば、制御部160を用いて、空の橙色や赤みを持った橙色を生み出す赤色LED112Rと電球色LED112Eの光量を調整し、導光板146に、様々な夕方の空を表現できる。
また、第1実施形態の照明装置300Aでは、電球色LED112Eは、第1端面146c及び第2端面146dから導光板146に電球色の光LEを供給し、赤色LED112Rは、第2端面146dから導光板146に赤色光LRを供給する。
上述の構成を備える照明装置300Aによれば、第2端面146dから導光板146に光の赤色成分が供給される。このことによって、導光板146を見る方向によってユーザUが見える導光板146の色(すなわち、光量分布)がさらに変化し、より一層自然な空を表現できる。
また、第1実施形態の照明装置300Aは、第2光源122は、白色LED122Wと電球色LED122Eとを含む。
上述の構成を備える照明装置300Aによれば、制御部160を用いて、白色LED122Wと電球色LED122Eの光量を調整し、導光板146に、白さが強い昼間の太陽や、赤みが強い夕方の太陽を表現できる。
また、第1実施形態の照明装置300Aは、導光板146の第2主面146bより外方に配置され、可視光の反射率を低減させたブラックボックス構造体180をさらに備える。
上述の構成を備える照明装置300Aによれば、導光板146に再現される空の奥行き感を表現できる。また、可視光の反射率を低減させることによって導光板146に夜を表現できる。
また、第1実施形態の照明装置300Aは、第1光源112は、青色LED112B、白色LED112W、赤色LED112R、及び電球色LED112Eを含む。制御部160は、青色LED112B及び白色LED112Wを点灯させることで昼の空を表現し、赤色LED112R及び電球色LED112Eを点灯させることによって夕方の空を表現する。
上述の構成を備える照明装置300Aによれば、日中に多く見られる青空や、赤みを帯びた夕方の空を表現できる。
第1実施形態の照明装置300Aの制御方法は、照明装置300Aの制御方法であって、制御部160が、青色LED112B、白色LED112Wを点灯させることで昼の空を表現し、赤色LED112R、電球色LED112Eを点灯させることで夕方の空を表現する。
上述の構成を備える照明装置300Aの制御方法によれば、上述の青空だけではなく、朝の空や夕方の空を表現できる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態の照明装置を、図面を参照しつつ、説明する。図10は、本発明の第2実施形態の照明装置300Bの構成を示す概略図である。照明装置300Bは、第1実施形態による照明装置300Aと同様の構成を備えている。そのため、以下では、照明装置300Bにおいて照明装置300Aとは異なる構成を説明し、照明装置300Aと共通する構成の説明を省略する。図10では、照明装置300Bの構成のうち照明装置300Aと共通する構成については照明装置300Aと同一の符号を付す。
図10に示すように、照明装置300Bでは、折り返しミラー190の位置及び傾きが照明装置300Aにおける折り返しミラー190の位置及び傾きから変更されている。Z方向における折り返しミラー190の下端を位置Bとし、導光板146のX方向における折り返しミラー190とは反対側の上端を位置C1-1とする。折り返しミラー190は、反射面190rから導光板146に向けて引いた垂線Nが位置B,C1-1同士を結ぶ直線IよりもZ方向において上に位置するように、配置されている。
照明装置300Bによる照明例及び照明装置300Bの制御方法は、照明装置300Aによる照明例及び照明装置300Aの制御方法と同様である。
以上説明した第2実施形態の照明装置300Bでは、垂線Nが直線IよりもZ方向において上側にあるように、折り返しミラー190が配置されている。そのため、部屋30においてユーザUが光L7,L8の進路上、又は光L7,L8の進路より上側(すなわち、X方向における光L7,L8の進路の外側)から導光板146を通して折り返しミラー190を覗いた際に、反射面190rに発光状態の導光板146がユーザUに視認されない。そのため、ユーザUには、折り返しミラー190越しに導光板146が見えない。したがって、第2実施形態の照明装置300Bによれば、ユーザUが折り返しミラー190越しに導光板146を視認するのを防止できる。また、図11に示すように、開口171には、導光板146の第1主面146aの少なくとも一部(図1では、露出部分A)が露出している。そのため、開口171に合わせて第2主面146bにマスク処理を行う場合は、マスクMのX方向における折り返しミラー190とは反対側の端面の任意の位置(すなわち、マスクMが非常に薄い場合は端縁の位置)を、位置C1-1に替えて位置C1-2としてもよい。また、開口171のX方向における折り返しミラー190とは反対側の端面付近で最もZ方向において下側になる位置を、位置C1-1に替えて位置C1-3としてもよい。
上述した第2実施形態では、折り返しミラー190の位置及び傾きの両方が第1実施形態における折り返しミラー190の位置及び傾きから変更されている。しかしながら、折り返しミラー190の位置及び傾きの一方のみが変更されてもよい。例えば、折り返しミラー190の傾きのみを変更する場合、上述と同じくZ方向における折り返しミラー190の下端を位置Bとし、導光板146のX方向における折り返しミラー190とは反対側の上端を位置C1-1とする。折り返しミラー190は、反射面190rから導光板146側に引いた垂線Nが位置B,C1-1を結ぶ直線IよりもZ方向において上側にあるように配置する。折り返しミラー190を前述のように配置すると、第2主面146bに近い導光板146の露出部分Aに光L2を照射することができなくなる場合がある。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態の照明装置を、図面を参照しつつ、説明する。図12は、本発明の第3実施形態の照明装置300Cの構成を示す概略図である。照明装置300Cは、第1実施形態による照明装置300Aの一部と同様の構成を備えている。そのため、以下では、照明装置300Cにおいて照明装置300Aとは異なる構成を説明し、照明装置300Aと共通する構成の説明を省略する。図12では、照明装置300Cの構成のうち照明装置300Aと共通する構成には照明装置300Aと同一の符号を付す。
図12に示すように、照明装置300Cでは、ブラックボックス構造体180は、ブラックボックス本体183と、ブラックボックス本体183の内部に設けられた仕切り板184,186とを備える。
仕切り板184,186は、ブラックボックス本体183の内部において、内部空間S222を、X方向において導光板146を含む内部空間S22、導光板146を含まない内部空間S21,S23に仕切るように、配置されている。仕切り板186には、開口187が形成されている。内部空間S23における筐体170の底面には、反射面190rを内部空間S23に向けて折り返しミラー190Aが配置されている。また、内部空間S22における筐体170の上面には、反射面190rを内部空間S22に向けて折り返しミラー190Bが配置されている。照明装置300Cでは、第2光源122から発せられた光L2は、開口185を通り、折り返しミラー190Aの反射面190rで反射され、開口187を通り、折り返しミラー190Bの反射面190rで反射され、第2主面146bから導光板146に入射する。
照明装置300Cによる照明例及び照明装置300Cの制御方法は、照明装置300Aによる照明例及び照明装置300Aの制御方法と同様である。
以上説明した第3実施形態の照明装置300Cでは、光L2を内部空間S222で2回折り返すためにスペースが必要になり、筐体170が第1実施形態及び第2実施形態の筐体170に比べて大きくなる可能性がある。しかしながら、第3実施形態の照明装置300Cによれば、図12に示すように、X方向において導光板146と重なる領域内に折り返しミラー190A,190Bが配置されなければ、光L7,L8の進路上、又は光L7,L8の進路より上側(すなわち、X方向における光L7,L8の進路の外側)から導光板146を通して内部空間S222をユーザUが覗いた際に、ユーザUには折り返しミラー190B越しに発光している導光板146が見えないようにすることができる。また、光L2の光路長を長く確保できるので、第2主面146b側の導光板146の露出部分Aの全域に光L2を照射し、第1主面146a側の導光板146から出射する光L7,L8の広がりを少なくすることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上述の実施形態に限定されない。本発明においては、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変更が可能である。
例えば、各実施形態の照明装置300A,300Bにおいて、導光板146の第1主面146a側にニュートラルグレーの板状部材を設けてもよい。前述のようにニュートラルグレーの板状部材を設けることによって、導光板146の第1主面146aの傷つきや汚れの防止、内部空間S222の見え過ぎを防止できる。また、防火対策の点から、導光板146の第1主面146a側にガラス板が設けられてもよい。
また、各実施形態の照明装置300A,300B,300Cでは、青色LED112B、緑色LED112G、及び電球色LED112Eは、第1端面146c及び第2端面146dの両方に配置されている。このような配置構成によって、第1端面146c及び第2端面146dの両方から青色光LB、緑色光LG、及び電球色の光LEが導光板146に供給される。また、白色LED112W及び赤色LED112Rは、第2端面146dにのみ配置され、第2端面146dのみから白色光LW及び赤色光LRが導光板146に供給される。しかしながら、各LEDの配置は、上述した実施形態に限定されるものではなく、各LEDは、導光板146の4つの端面146c,146d,146e,146fの少なくとも1つの端面に配置されればよい。例えば、緑色LED112Gが第1端面146cにのみ配置され、第1端面146cのみから導光板146に緑色光LGを供給してもよく、白色LED112Wが第1端面146c及び第2端面146dの両方に配置され、第1端面146c及び第2端面146dの両方から導光板146に白色光LWを供給してもよい。例えば、第1端面146c及び第2端面146d以外の端面146e,146fにLEDが配置され、端面146e,146fから導光板146に光を供給してもよい。
112…第1光源
122…第2光源
146…導光板
146a…第1主面
146b…第2主面
160…制御部
300A,300B,300C…照明装置
L1…第1の光
L2…第2の光

Claims (6)

  1. 端面から供給された第1の光を第1主面から出射し、かつ、前記第1主面に平行な第2主面から供給された第2の光を前記第1主面から出射する導光板と、
    前記端面から前記導光板にスペクトルが互いに異なる複数の色の光を供給する複数の第1光源と、
    前記第2主面から前記導光板に白色光を含む第2の光を供給する第2光源と、
    前記第1光源及び前記第2光源を制御する制御部と、
    を有し、
    前記導光板は、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ガラスの何れかからなる基材と、300nm以上の平均粒子径を有する光拡散材と、を含み、
    前記導光板は、380nm以上780nm以下の波長の光に対して80%以上の光線透過率を有し、ヘイズ20%以下の分散を有し、
    前記第2主面は前記導光板に対して前記第2光源が配置されている第1空間に露出し、
    前記第1主面は前記第1空間とは前記導光板を挟んで反対側の第2空間に露出しており、
    前記第1光源は、
    400nmから480nmの間にピーク波長を有する青色光を発する青色発光ダイオードと、
    480nmから650nmの間にピーク波長を有し、かつ4000Kから6700Kまでの色温度を有する白色光を発する第1白色発光ダイオードと、
    480nmから580nmの間にピーク波長を有する緑色光を発する緑色発光ダイオードと、
    580nmから750nmの間にピーク波長を有する赤色光を発する赤色発光ダイオードと、
    480nmから650nmの間にピーク波長を有し、かつ2000Kから4000Kまでの色温度を有する電球色の光を発する第1電球色発光ダイオードと、
    を有し、
    前記第2光源は、
    第2白色発光ダイオードと、
    第2電球色発光ダイオードと、
    を有し、
    前記制御部は、前記第1光源及び前記第2光源の各々の発光ダイオードに供給する駆動電流を、xy色度図上で黒体放射を表すラインからの前記第1光源及び前記第2光源の各々の発光ダイオードの発光スペクトル分布の座標差が-0.02以上+0.02以下となるように制御する、
    照明装置。
  2. 前記導光板は複数の前記端面を有し、
    前記青色発光ダイオード、前記緑色発光ダイオード及び前記第1電球色発光ダイオードは、複数の前記端面のうちの互いに平行な第1端面及び第2端面から前記導光板に前記青色光、前記緑色光及び前記電球色の光を供給し、
    前記第1白色発光ダイオード及び前記赤色発光ダイオードは、前記第1端面及び前記第2端面のうちのいずれか一方の端面から前記導光板に前記白色光及び前記赤色光を供給する、
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記導光板は複数の前記端面を有し、
    前記第2光源は、前記第2主面と平行な第1方向において、複数の前記端面のうちの互いに前記第1方向に直交する第2方向に平行な第1端面及び第2端面のうちのいずれか一方の端面に対して他方の端面とは反対側に配置され、
    前記第2光源から発せられる第2の光は前記第1方向に沿って進み、
    前記第1方向において前記第2光源と前記一方の端面との間に配置され、前記第2の光が通過する開口が形成されている仕切り板と、
    前記第1方向において前記仕切り板に対して前記第2光源とは反対側に配置され、前記開口を通った前記第2の光を前記第2主面に向けて反射し、前記第2の光を前記第2主面から前記導光板に入射させる折り返しミラーと、
    前記制御部によって制御され、前記第2方向に沿って見たときに前記第2主面に対して前記折り返しミラーがなす角度を調整する軸と、
    をさらに備える、
    請求項1に記載の照明装置。
  4. 前記第1端面及び前記第2端面は前記第2主面と平行な第1方向に直交する第2方向に平行であり、
    前記第2光源は、前記第1方向において、前記一方の端面に対して他方の端面とは反対側に配置され、
    前記第2光源から発せられる第2の光は前記第1方向に沿って進み、
    前記第1方向において前記第2光源と前記一方の端面との間に配置され、前記第2の光が通過する開口が形成されている仕切り板と、
    前記第1方向において前記仕切り板に対して前記第2光源とは反対側に配置され、前記開口を通った前記第2の光を前記第2主面に向けて反射し、前記第2の光を前記第2主面から前記導光板に入射させる折り返しミラーと、
    前記制御部によって制御され、前記第2方向に沿って見たときに前記第2主面に対して前記折り返しミラーがなす角度を調整する軸と、
    をさらに備える、
    請求項2に記載の照明装置。
  5. 前記第2主面側の前記導光板の外方に配置され、光の反射率を低減させたブラックボックス構造体をさらに備える、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の照明装置。
  6. 記制御部は、
    前記青色発光ダイオードと前記第1白色発光ダイオードとを点灯させることで昼の空を表現し、
    前記赤色発光ダイオードと前記第1電球色発光ダイオードとを点灯させることで夕方の空を表現する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の照明装置。
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