JP2007299103A - 火災報知システムおよび火災感知器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 監視制御機器11から延びた感知器回線13に火災感知器12が接続されており、監視制御機器11では、感知器回線13を介して火災感知器12からの火災検出信号を受信すると、火災検出信号を受信した感知器回線13(発報回線)の火災発生を断定し、所定の火災警報を行う火災報知システムにおいて、火災感知器12は、監視制御機器11が火災検出信号を受信して火災確定に要する(自己保持に要する)所定時間以上を計時した後に、火災感知器内の火災検出信号の出力を停止し、作動表示灯の点灯制御を継続して行う。
【選択図】 図4
Description
そして、火災感知器2−1〜2−nのうち少なくとも1つの火災感知器が作動して(オンになって)、伝送路3のL,C間の電圧がオンレベル5Vになったことを受信機1が検知すると、受信機1は、そのオンレベル5Vを検知してから比較的短い所定時間後(例えば数百m秒後)に火災検出信号を受信したと断定(火災確定)して(火災検出信号の受信を認識して)所定の火災警報を行う。
すなわち、アドレス検索パルスを火災感知器の短絡レベル(0V)とオンレベル(5V)の電位を利用して作成し、各火災感知器2−1〜2−nに送出する。具体的に、受信機1は、0Vと5Vの電位を利用して、先ず、1番目のアドレス検索パルスPS1を伝送路3を介して各火災感知器2−1〜2−nに送出し、次いで、2番目のアドレス検索パルスPS2を伝送路3を介して各火災感知器2−1〜2−nに送出し、次いで、3番目のアドレス検索パルスPS3を伝送路3を介して各火災感知器2−1〜2−nに送出するというように、アドレス検索パルスを順次に送出する。これらのアドレス検索パルスは、各火災感知器2−1〜2−nによって順次に受信される。そして、各火災感知器2−1〜2−nは、受信機1へ所定の応答を行う。
また、監視制御機器が中継器である場合、火災情報信号などの火災を検出した旨の信号をR型受信機などへ返送する。
また、センサアドレス機能を有さない従来の火災感知器(オンオフ型火災感知器)についても、火災感知器が火災検出して火災検出信号を出力すると、スイッチング回路などがオン状態を維持するのでL,C線路3(伝送路3)の電圧が24Vから5Vの状態を維持し、火災検出した火災感知器およびシステム全体の消費電流が大きいという問題があつた。
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る火災報知システムの構成例を示す図である。図1を参照すると、例えばこの火災報知システムは、監視制御機器11と、監視制御機器11からの感知器回線13に接続される火災感知器(例えばオンオフ型火災感知器)12−1〜12−nとを有している。
なお、以下では、説明の便宜上、感知器回線13と、これに接続されている火災感知器12−1〜12−nにだけ着目して説明する。
また、以下の説明において、監視制御機器11を自己保持機能を有する(P型)火災受信機11とする。
また、タイマーは、CPU24で計時し、所定の時間が経過後、火災検出信号出力PinからLow信号が送出され、Tr1をOFFさせる(図3)。
また、火災感知器12−1〜12−nが火災を検出する前(作動(発報)信号を感知器回線13に出力する前)の正常な状態を監視状態という。
すなわち、本発明の作動表示部には、作動表示手段として発光ダイオードLD1が設けられている。なお、本発明の作動表示部および作動表示手段は、従来の火災感知器の作動表示部の構成と同じであり、火災検出信号出力部と別に設けられ、火災検出信号の出力に因らない点が異なる。
したがって、このトランジスタTr1のON動作が火災検出信号出力(火災感知器発報)となって、感知器回線13(L,C線間)の回線電圧を火災検出レベル、すなわちオンレベル(5V)にする(図4[A]、t0の時点)。
また、タイマーは、CPU24により火災と判断して火災検出信号を出力した時点(t0)から計時を開始する。なお、火災検出信号を出力した後の時点(t0’、図示せず)から計時を開始してもよい。
すなわち、火災受信機11は、火災復旧スイッチ(図示せず)などが操作されるまで所定の火災警報を行う。
一方、作動表示灯出力Pinから作動表示部28のトランジスタTr2のベースヘ送出するHighの信号は継続して(停止せずに)(図4[D]、tbの時点)、作動表示灯用の発光ダイオードLD1の点灯を維持する。
したがって、火災感知器12−1からの火災検出信号の出力が停止し、火災感知器の作動表示灯(発光ダイオードLD1)の点灯(表示)は継続(点灯制御を維持)するので、感知器回線13(L,C線)間の電圧レベルは、オンレベル5Vから監視電圧レベル24V近くまで上昇する(例えば、22Vまで復旧(上昇)する(図4[B]のVLED、t=bの時点)。
また、火災を検出した火災感知器は、作動表示灯の点灯を維持(継続)するので、目視による確認を行う際にも、従来の火災感知器と同じく容易に発見できる。
なお、本実施形態において火災確定(火災断定)を火災受信機の自己保持により行っているが、これに限定されず、火災報知システムとして火災検出信号受信により所定の方法で火災確定(火災断定)できればよい。
次に、本発明の火災報知システムの火災受信機11が蓄積処理機能を有する場合の実施の形態について、火災感知器12−1〜12−nのうちの火災感知器12−1のみが火災検出した場合の火災検出時の動作を図5のタイムチャートをもとに説明する。
火災感知器12−1〜12−nの構成および機能は、第1の実施形態と同じである。
したがって、このトランジスタTr1のON動作が火災検出信号出力(火災感知器発報)となって、感知器回線13(L,C線間)の回線電圧を火災検出レベル、すなわちオンレベル(5V)にする(図5[2]、t0の時点)。
また、タイマーは、CPU24により火災と判断して火災検出信号を出力した時点(t0)から計時を開始する。なお、火災検出信号を出力した後の時点(t0’、図示せず)から計時を開始してもよい。
一方、作動表示灯出力Pinから作動表示部28のトランジスタTr2のベースヘ送出するHighの信号は継続して(停止せずに)(図5[5]、t2の時点)、作動表示灯用の発光ダイオードLD1の点灯を維持する。
したがって、火災感知器12−1からの火災検出信号の出力が停止し、火災感知器の作動表示灯(発光ダイオードLD1)の点灯(表示)は継続するので、感知器回線13(L,C線)間の電圧レベルは、オンレベル5Vから監視電圧レベル24V近くまで上昇する(例えば、22Vまで復旧(上昇)する(図5[2]のVLED、t=2の時点)。
したがって、このトランジスタTr1のON動作が火災検出信号出力(火災感知器再発報)となって、感知器回線13(L,C線間)の回線電圧を再び火災検出レベル(オンレベル5V)にする(図5[2]、t5の時点)。
また、タイマーは、CPU24により再び火災と判断して火災検出信号を出力した時点(t5)から計時を開始する。
しかし、作動表示灯出力Pinから作動表示部28のトランジスタTr2のベースヘHighの信号を送出することは継続させて(停止せずに)(図5[5]、t7の時点)、作動表示灯用の発光ダイオードLD1を点灯を維持する(点灯制御を維持する)。
したがって、火災感知器12−1からの火災検出信号の出力が停止し、火災感知器の作動表示灯(発光ダイオードLD1)の点灯状態は継続するので、感知器回線13(L,C線)間の電圧レベルは、オンレベル5Vから監視電圧レベル24V近いレベル、例えば、22Vまで復旧(上昇)する(図5[2]VLED、t=7の時点)。
また、火災を検出した火災感知器は、作動表示灯の点灯を維持(継続)するので、目視による確認を行う際にも、従来の火災感知器と同じく容易に発見できる。
例えば、本発明の実施の形態においては、タイマーによる計時を、火災感知器が火災検出信号を出力した時点から(出力する度毎に)開始し、700m秒後に火災検出信号の出力を停止する構成としたが、これに限定されない。
なお、この場合火災感知器12−1は、復旧パルスによる電源供給遮断中においてもタイマー(および作動表示灯)が駆動可能となる設計を行う。
また、第1の所定時間および第2の所定時間は、同じでもよいし、異なっていても良い。
したがって、伝送制御可能状態後は、センサアドレス方式あるいはR型伝送(ポーリング方式)などにより、発報火災感知器の特定や、複数火災感知器が発報したことの確認などの種々の情報のやりとりを行う火災報知システムを構成しても良い。
12−1〜12−n 火災感知器
13 感知器回線(L,C線路)
21 火災検出部(物理量検出部)
22 A/D変換部
23 アドレス部
24 CPU(制御部)
25 ROM
26 RAM
27 記憶部
28 作動表示部
29 火災検出信号出力部
Claims (5)
- 監視制御機器から延びた感知器回線に接続された火災感知器が火災検出信号を出力すると、前記監視制御機器が前記火災検出信号を受信して前記感知器回線内の火災発生を確定するのに所定時間を要する火災報知システムにおいて、
前記火災感知器は、前記火災検出信号を出力した後に前記所定時間以上の時間を計時し、該計時終了後に、前記火災検出信号の出力を停止することを特徴とする火災報知システム。 - 請求項1に記載の火災報知システムにおいて、前記火災感知器は前記火災検出信号を出力すると点灯制御する作動表示部を備え、前記火災検出信号の出力を停止した後も作動表示部の点灯制御を維持することを特徴とする火災報知システム。
- 監視制御機器から延びた感知器回線に接続された火災感知器において、
火災検出信号を出力した後に、前記監視制御機器が前記火災検出信号を受信して前記感知器回線内の火災発生を確定するのに要する所定時間以上の時間を計時し、該計時終了後に、前記火災検出信号の出力を停止することを特徴とする火災感知器。 - 監視制御機器から延びた感知器回線に接続された火災感知器において、
火災検出信号を出力した後に、前記監視制御機器が前記火災検出信号を受信してから前記感知器回線内に対して蓄積処理を開始するのに要する所定時間以上の時間であって、前記監視制御機器が前記蓄積処理中の火災信号受付状態時に前記火災検出信号を再度受信してから前記感知器回線内の火災発生を確定するのに要する所定時間以上の時間を計時し、該計時終了後に、前記火災検出信号の出力を停止することを特徴とする火災感知器。 - 請求項3または請求項4に記載の火災感知器において、前記火災検出信号を出力すると点灯制御する作動表示部を備え、前記火災検出信号の出力を停止した後も作動表示部の点灯制御を維持することを特徴とする火災感知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006124932A JP2007299103A (ja) | 2006-04-28 | 2006-04-28 | 火災報知システムおよび火災感知器 |
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---|---|---|---|---|
JP2012064458A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Toshiba Lighting & Technology Corp | 防災照明システム |
JP2012150664A (ja) * | 2011-01-19 | 2012-08-09 | Hochiki Corp | 発信機及び火災報知システム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005293234A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Nohmi Bosai Ltd | P型火災報知設備およびその火災感知器 |
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2006
- 2006-04-28 JP JP2006124932A patent/JP2007299103A/ja active Pending
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