JP2007298272A - 貯蔵庫 - Google Patents

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俊司 上野
Tomoyasu Saeki
友康 佐伯
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Abstract

【課題】電磁装置による扉の開放方向の付勢距離の設定がより精確にできるようにする。
【解決手段】野菜室扉3(扉)の開放のための使用者の操作を検知する磁気スイッチ41(操作検知手段)の検知動作にソレノイド54(電磁装置)が応動して野菜室扉3を開放方向に付勢し、開放の補助をするものにおいて、野菜室扉3に貯蔵品容器8を支持する容器支持部材9を設け、ソレノイド54が可動コア52により容器支持部材9を押して野菜室扉3を開放方向に付勢するようにした。
【選択図】 図10

Description

本発明は、扉の開放補助機能を有する貯蔵庫に関する。
従来より、貯蔵庫、中でも冷蔵庫においては、冷蔵室や冷凍室及び野菜室等の貯蔵室を有する貯蔵庫本体に、その各貯蔵室の貯蔵品出入口を開閉する扉が設けられている。そして、そのうちの冷蔵室扉については、それの特定の部分に使用者が触れるだけで、該冷蔵室扉が所定量開放されるようにしたものが供されている。
このものの場合、具体的には、冷蔵室扉に、使用者が触れる接触部と、この接触部に対する使用者の接触を検知する検知器が設けられ、一方、冷蔵庫本体に、検知器の検知信号を受ける制御装置と、この制御装置により通電励起される電磁装置が設けられていて、その間、特には検知器と制御装置との間が扉の枢支部を通したリード線で接続されている。この構成で、接触部に使用者が触れれば、その接触を検知器が検知してリード線で制御装置に検知信号を送り、この検知信号に基づいて、制御装置が電磁装置を通電励起することにより、電磁装置が扉を開放方向に付勢し所定距離開放させるようになっている。
特開平1−150786号公報 特開2000−168559号公報
上記従来のものの場合、冷蔵室扉の接触部に対する使用者の接触に基づいて、冷蔵室扉が電磁装置により付勢され、開放されるようになっているものの、付勢距離の設定が精確にできるものではなかった。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、電磁装置による扉の開放方向の付勢距離の設定がより精確にできる貯蔵庫を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の貯蔵庫においては、貯蔵室を有する貯蔵庫本体と、前記貯蔵室の貯蔵品出入口を開閉する扉と、この扉の開放のための使用者の操作を検知する操作検知手段と、この操作検知手段による検知に応動して前記扉を開放方向に付勢する電磁装置とを具備し、前記扉には貯蔵品容器を支持する容器支持部材を設け、前記電磁装置は前記容器支持部材を押して扉を開放方向に付勢することを特徴とする(請求項1の発明)。
上記手段によれば、電磁装置が扉に設けた容器支持部材を押して扉を開放方向に付勢することにより、電磁装置による扉の開放方向の付勢距離の設定がより精確にできる。
以下、本発明を冷蔵庫に適用して、その具体的な構成及び作用効果を、図面を参照して説明する。
[基本構成]
図1ないし図8は本発明の基本構成を示している。そのうち、まず、図2には、貯蔵庫である冷蔵庫の全体を正視して表しており、貯蔵庫本体である冷蔵庫本体1に、上より順に、冷蔵室扉2、野菜室扉3、製氷室扉4及び切換室扉5、冷凍室扉6を設けている。従って、冷蔵庫本体1には、後述する図3及び図1に示す野菜室7以外は図示しないが、冷蔵室と、野菜室7、製氷室及び切換室、冷凍室が貯蔵室として上から順に存しており、冷蔵室扉2、野菜室扉3、製氷室扉4及び切換室扉5、冷凍室扉6は、それらの貯蔵室の各前面に存する貯蔵品出入口(野菜室7の貯蔵品出入口7aのみ図3及び図1に図示)を開閉するようになっている。
この場合、詳細には、冷蔵室扉2は右側もしくは左側(図示例は右側)の一辺部を冷蔵庫本体1に枢支した回動式であり、野菜室扉3、製氷室扉4及び切換室扉5、冷凍室扉6は、それぞれ引出し式の貯蔵品容器(野菜室用の貯蔵品容器8のみ図3及び図1に図示)に一体的に設けられて、冷蔵庫本体1に対し平行に接離移動する、要するに引出し式である。
ここで、図3及び図1は、野菜室7に関する構成を示している。この野菜室7については、前記野菜室扉3及び貯蔵品容器8が存在しており、貯蔵品容器8は、野菜室扉3の裏面の左右両側の上部に取付けた例えば金属製の堅牢な容器支持部材9に収納して掛け、かくして、野菜室扉3と貯蔵品容器8とを容器支持部材9を介して一体化している。又、野菜室扉3の裏面の周縁部には、図示しない永久磁石を内蔵したガスケット10を取付けている。
そして又、野菜室扉3の裏面の左右両側の下部には、上記ガスケット10よりやゝ中心側に位置させて、永久磁石11,12をそれぞれ取付けている。この永久磁石11,12は、詳細には図4に示すように、鉄など磁性体から成るヨーク13の上下両側に固着したもので、この場合、その上側の永久磁石11の後端がNの磁極となっており、下側の永久磁石12の後端がSの磁極となっている。
これに対して、14は永久磁石11,12と対応する電磁装置、この場合、電磁石を示しており、この電磁石14も、詳細には図4に示すように、例えばコ字形のコア15と、これの上辺部と下辺部とにそれぞれボビン16,17を介して巻装したコイル18,19から成っており、コア15の上辺部前端と下辺部前端とがそれぞれN,Sの磁極として機能するようになっている。なお、コイル18,19にはそれぞれ温度ヒューズ37,38を添設している。
しかして、この電磁石14は、図1及び図3に示すように、冷蔵庫本体1における野菜室7の前縁部、中でも上記野菜室扉3が有した永久磁石11,12と対応する前縁部の左右両側の下部に配設している。
ここで又、野菜室7の左右両内側面部の上部には、それぞれレール20を形成しており(図1に左側面部のもののみ破線にて図示)、これに、容器支持部材9の後端部下側に枢着した脚車21を転動可能に載置し、一方、レール20の前部には受車(図示せず)を設けていて、これに容器支持部材9を相対的に転動可能に載置し、かくして、容器支持部材9、ひいては野菜室用の貯蔵品容器8を、レール20により案内する形態で野菜室7に前後に出し入れ可能に収納し、前述の引出し式としている。又、その結果、野菜室扉3も前述の引出し式となっている。
加えて、レール20は、後端部20aを後下がりに傾斜させており、これに容器支持部材9が脚車21ごと落ち込んで係止されることにより、野菜室用の貯蔵品容器8を最奥側の収納位置に留めるようにしており、これを「落とし込み」構造と称し、野菜室扉3を閉鎖方向に付勢する閉扉付勢手段として機能させるようにしている。
又、野菜室用の貯蔵品容器8が上述の収納位置にあるとき、前記電磁石14のコア15の上辺部前端と下辺部前端すなわち磁極部分には、前記永久磁石11,12の磁極部分が対向して当接するようにしている。
更に、野菜室扉3の上辺部の前面側の中央部には、引出し用の凹部22と取手23とを設けると共に、移動部材24を設けている。このうち、取手23は、野菜室扉3に支軸25によって上下の中間部を前後回動可能に支持しており、これの下部に凹部22が対向している。又、移動部材24は、野菜室扉3中に前後移動可能に位置して、その前端部を取手23の上部に連結ピン26によって連結しており、後端部を野菜室扉3の後方に突出させている。
図1及び図3には又、前記冷蔵庫本体1における野菜室7の貯蔵品出入口とその上方の冷蔵室の貯蔵品出入口との間を仕切る前仕切板27を示しており、これの中央部の裏側に操作検知スイッチ28を組み込んでいる。この操作検知スイッチ28は、この場合、マイクロスイッチから成っており、詳細には図5の(a)図に示すように、接点を内蔵したスイッチ本体28aと、このスイッチ本体28a及び冷蔵庫本体1から前方に突出した押釦28bから成っていて、その押釦28bが前記移動部材24により押圧されることにより、スイッチ本体28a内の接点が閉成作動されるようになっている。
ここで、移動部材24は、前記取手23を使用者が図1に矢印Aで示すように前方へ引いて回動させたときに、該取手23の上部により図1に矢印Bで示すように後方へ押されて、上記操作検知スイッチ28の押釦28bを図5の(b)図に示すように押圧するもので、その取手23の操作は野菜室扉3を開放させるための操作であり、従って、操作検知スイッチ28は野菜室扉3の開放のための操作を検知する操作検知手段として機能するようになっている。
なお、操作検知スイッチ28は、前記野菜室扉3の取手23が操作されない状態(常態)では、図5の(a)図に示すように、押釦28bが移動部材24から離間している。
このほか、図1及び図3に示すように、前記冷蔵庫本体1における野菜室7の前縁部中、右側の電磁石14より更に下方の位置には、ドアスイッチ29を組み込んでいる。このドアスイッチ29も、この場合、マイクロスイッチから成っており、その押釦29bをスイッチ本体29a及び冷蔵庫本体1から前方に突出させていて、これが閉鎖時の前記野菜室扉3により押圧されることにより、スイッチ本体29a内の図示しない接点が閉成作動されるようになっている。従って、このドアスイッチ29は野菜室扉3の閉鎖を検知する扉閉鎖検知手段として機能するものである。
そして、図6には、例えばマイクロコンピュータから成る制御装置30を示している。この制御装置30は、前記電磁石14の作動を制御する制御手段として機能するもので、図6には、その機能に関係するものだけを代表して示している。すなわち、この制御装置30には、前記操作検知スイッチ28とドアスイッチ29とからそれぞれ検知信号が入力されるようにしており、制御装置30は、それらの入力並びにあらかじめ記憶した制御プログラムに基づいて、前記両電磁石14を駆動する駆動回路31に駆動制御信号を与えるようになっている。
図7は、上記駆動回路31を具体的に示しており、整流回路32の交流入力端子間に、上記制御装置30により作動されるリレーの接点33と1〔Ω〕前後程度の抵抗34とを直列に介して商用電源Eを接続し、整流回路32の直流出力端子間に、平滑コンデンサ35と、数百〔kΩ〕程度の抵抗36、並びに前記両電磁石14の各コイル18,19とそれらの前記各温度ヒューズ37,38との直列回路を、並列に接続している。
次に、上記構成のものの作用を述べる。
まず、野菜室扉3を閉鎖した状態にあるとき、容器支持部材9の脚車21は、前述の閉扉付勢手段である「落とし込み」構造によって最奥側の収納位置に留められている。又、このときには、野菜室扉3のガスケット10が、冷蔵庫本体1における野菜室7の貯蔵品出入口7aの周縁部(前仕切板27を含む)に密接すると共に、内蔵したマグネットによりその密接状態に吸着保持されている。更に、このとき、ドアスイッチ29が野菜室扉3の閉鎖により閉成作動していて、野菜室扉3の閉鎖を検知している。
このような状態から、使用者が野菜室扉3の取手23に手を掛けて引くと、取手23は支軸25を中心に図1に矢印Aで示したように前方へ回動し、上部によって移動部材24を後方へ押圧するから、前述のように、操作検知スイッチ28の押釦28aが移動部材24により押圧されて、操作検知スイッチ28が閉成作動され、野菜室扉3の開放のための操作が検知される。
それらにより、制御装置30は、操作検知スイッチ28が作動した(野菜室扉3が開放のための操作をされた)と判断すると共に、ドアスイッチ29が作動した(野菜室扉3が閉鎖されている)と判断し(図8のステップS1、S2)、その結果で、電磁石14(コイル18,19)に通電する(ステップS3)。
すると、電磁石14におけるコア15の上辺部前端と下辺部前端の各磁極には、図4に示したように、対向する永久磁石11,12の磁極と同じ極が表れ、それによる反発力が生じる。この反発力により、永久磁石11,12が、ひいてはそれを裏面に取付けた野菜室扉3が、容器支持部材9を介して貯蔵品容器8を伴い、前方へ押し出され、開放方向に付勢される。又、それによって、容器支持部材9及び脚車21は前述の「落とし込み」構造から脱し、ガスケット10が野菜室7の貯蔵品出入口の周縁部から離間する。
ここで、電磁石14の通電は所定時間に限って行うものであり、具体的には、例えば約1秒間に限って行う(ステップS4、S5)。これにより、上記容器支持部材9及び脚車21が前述の「落とし込み」構造から脱するに必要だけの5〜10〔mm〕の距離、野菜室扉3が開放方向に付勢される。
従って、このとき、その付勢距離の範囲内で野菜室扉3が例えば使用者の身体に扉が当たるなどで、野菜室扉3の開放が中止されれば、容器支持部材9の脚車21が「落とし込み」構造により最奥側の収納位置に戻されるものであり、それによって、野菜室扉3も前述の閉鎖状態に戻される。
なお、図示はしないが、制御装置30は、操作検知スイッチ27の作動回数から野菜室扉3の単位時当たりの開放操作回数を演算して開放操作頻度を検知する開放操作頻度検知手段としても機能するもので、それにより野菜室扉3の開放操作頻度が例えば1.5〜2秒間に1回を超える等の所定以上高く検知されたきには、電磁石14による野菜室扉3の開放方向の付勢を実行しないように制限する。
又、野菜室扉3の開放が中止されずに使用者が取手23に掛けた手で野菜室扉3を引き続ければ、野菜室扉3と一体に貯蔵品容器8を所望に引き出すことができる(図5の(c)図は、それにより、野菜室扉3が操作検知スイッチ28が大きく離間した状況を示している)。
更に、野菜室扉3の開放(貯蔵品容器8の引き出し)後、野菜室扉3を押し込めば、容器支持部材9及び脚車21が「落とし込み」構造により最奥側の収納位置に戻されることによって、野菜室扉3は前述の閉鎖状態に戻される。
このように本構成のものでは、野菜室扉3の開放のための使用者の操作を検知する操作検知スイッチ28の検知動作に電磁石14が応動して野菜室扉3を開放方向に付勢し、開放の補助をするものにおいて、電磁石14による野菜室扉3の開放方向の付勢距離の範囲内で野菜室扉3の開放が中止されたときには、野菜室扉3が「落とし込み」構造によって閉鎖されるものであり、それによって、野菜室扉3が半開状態で放置されることのないようにできる。よって、従来のものとは異なり、野菜室扉3が開放されたままとなることがなくて、貯蔵品の状態を悪化させる等のおそれをなくすことができる。
加えて、本構成のものの場合、操作検知スイッチ28は、野菜室扉3の開放のための使用者の操作で操作検知スイッチ28方向に移動して該操作検知スイッチ28を作動させる移動部材24から、未操作状態では離間するようにしている。これにより、上述の電磁石14による野菜室扉3の開放方向の付勢距離の範囲内で野菜室扉3の開放が中止されたときに野菜室扉3が「落とし込み」構造によって閉鎖されることを、操作検知スイッチ28及び移動部材24が阻害しないようにできて、野菜室扉3が半開状態で放置されることのないようにより確実にできる。
又、本構成のものの場合、電磁石14による野菜室扉3の開放方向の付勢を、操作検知スイッチ28の検知動作後、所定時間に限って行うようにもしている。これにより、電磁石14による野菜室扉3の開放方向の付勢距離の設定がより確実にできて、その付勢距離の範囲内で野菜室扉3の開放が中止されたときに野菜室扉3が「落とし込み」構造によって閉鎖されることを、より確実にできる。
更に、本構成のものの場合、野菜室扉3の閉鎖を検知する扉閉鎖検知手段としてドアスイッチ29を有し、このドアスイッチ29より野菜室扉3の閉鎖が検知された状況にあるときにのみ、電磁石14による野菜室扉3の開放方向の付勢を行うようにしている。これにより、野菜室扉3が開放状態にあるときに電磁石14による野菜室扉3の開放方向の付勢を行うことを避けることができて、野菜室扉3の開放補助が、必要な状況においてのみできる。
そのほか、本構成のものの場合には、野菜室扉3の開放操作頻度を検知する扉開放操作頻度検知手段(制御装置30)を有し、この扉開放操作頻度検知手段により野菜室扉3の開放操作頻度が所定以上高く検知されたきには、電磁石14による野菜室扉3の開放方向の付勢の実行を制限するようにもしている。これにより、野菜室扉3の開放操作頻度が高いときに、野菜室扉3の開放方向の付勢をし続けることによって電磁石14のコイル18,19の温度が過度に上昇するを避けることができる。
又、電磁石14のコイル18,19には直流の電流を流すようにしているので、コイル18,19通電時の振動、音の発生を防止することができる。
更に、両電磁石14のコイル18,19を直列に接続していることにより、万一、それらのコイル18,19のいずれかに断線が生じたときには、それらの全部が通電されず、片方の電磁石14のコイル18,19だけが通電されたときの野菜室扉3に不均衡に力がかかって開放されにくくなることを防止できる。しかも、この場合、それらのコイル18,19により発生する磁力は電流に依存するので、コイル18,19にかかる電圧が半分で済む直列接続により、コイル18,19における銅の使用量を少なくすることができる。
以上に対して、図9及び図10は本発明の操作検知手段の異なる例と、一実施例(一実施形態)を示すもので、上記基本構成と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。
[操作検知手段の異なる例]
図9に示す例においては、前述のマイクロスイッチから成る操作検知スイッチ28に代わる操作検知手段として、リードスイッチやホールIC等から成る磁気スイッチ41を用いており、移動部材24には、後端部に永久磁石42を取付けて磁気スイッチ41に対応させている。又、このものの場合も、磁気スイッチ41は、野菜室扉3の取手23が操作されない状態(常態)では、図9の(a)図に示すように、移動部材24から離間している。
この構成により、使用者が野菜室扉3の取手23に手を掛けて引いたときには、取手23の上部によって後方へ押圧される移動部材24が、図5の(b)図に示すように、永久磁石42を磁気スイッチ41に近接させて、磁気スイッチ41を作動させ、野菜室扉3の開放のための操作が検知される。
従って、このようにしても、野菜室扉3の開放補助をするについて、前述同様の作用効果を得ることができる。
[一実施例]
図10に示す一実施例においては、前述の電磁石14に代わる電磁装置として、コイル51中に可動コア52を有し、可動コア52の後方にスプリング53を有するソレノイド54を使用しており、それを野菜室7の奥部に配設して、可動コア52の前端を容器支持部材9の後端に対応させ、特にはそれらをスプリング53の弾発力で当接させている。
この構成により、野菜室扉3の開放のための操作が検知されると、ソレノイド54のコイル51が通電されて、可動コア52を前方へ突出させる。これにより、容器支持部材9を押し、野菜室扉3を開放方向に付勢する。従って、ソレノイド54の可動コア52は、容器支持部材9を押す押し棒として機能する。
このようにしても、野菜室扉3の開放補助をするについて、前述同様の作用効果を得ることができるし、特には、容器支持部材9を後方から押して野菜室扉3を開放方向に付勢することにより 電磁装置による野菜室扉3の開放方向の付勢距離の設定がより精確にできる。
又、特には、常態で、可動コア52の前端を容器支持部材9の後端に当接させていることにより、可動コア52が容器支持部材9を押すときに、叩き音が出ないようにできる。
なお、電磁装置としては、前述の電磁石14やソレノイド54以外、特には押し棒を突出させるものとして例えばモータ等を使用するようにしても良い。又、この電磁装置は、1個のみ具えられていても良い。
更に、貯蔵庫の全体としては、冷蔵庫以外に温蔵庫、常温庫等であっても良い。
加えて、野菜室扉3で例示した扉は、冷蔵室扉2であっても良く、引き出し式の扉に限るとしても、製氷室扉4や切換室扉5及び冷凍室扉6等であっても良い。
そのほか、本発明は上記し且つ図面に示した例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本発明の基本構成を示す主要部分の、一部を省略した破断側面図 冷蔵庫全体の正面図 主要部分の斜視図 電磁石の縦断側面図 操作検知スイッチ部分の縦断側面図で、(a)が扉閉鎖状態における図、(b)が扉開放のための操作状態における図、(c)が扉開放状態における図 電気的構成のブロック図 駆動回路の結線図 主要部分の作用を説明するためのフローチャート 本発明の操作検知手段の異なる例を示す図5相当図 本発明の一実施例を示す図1相当図
符号の説明
図面中、1は冷蔵庫本体(貯蔵庫本体)、3は野菜室扉(扉)、7は野菜室(貯蔵室)、7aは貯蔵品出入口、8は貯蔵品容器、9は容器支持部材、41は磁気スイッチ(操作検知手段)、42は永久磁石、52は可動コア(押し棒)、54はソレノイド(電磁装置)を示す。

Claims (1)

  1. 貯蔵室を有する貯蔵庫本体と、
    前記貯蔵室の貯蔵品出入口を開閉する扉と、
    この扉の開放のための使用者の操作を検知する操作検知手段と、
    この操作検知手段による検知に応動して前記扉を開放方向に付勢する電磁装置とを具備し、
    前記扉には貯蔵品容器を支持する容器支持部材を設け、
    前記電磁装置は前記容器支持部材を押して扉を開放方向に付勢することを特徴とする貯蔵庫。
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