JP2007297557A - 樹脂カバー用研磨剤 - Google Patents
樹脂カバー用研磨剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007297557A JP2007297557A JP2006128616A JP2006128616A JP2007297557A JP 2007297557 A JP2007297557 A JP 2007297557A JP 2006128616 A JP2006128616 A JP 2006128616A JP 2006128616 A JP2006128616 A JP 2006128616A JP 2007297557 A JP2007297557 A JP 2007297557A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin cover
- abrasive
- car
- solvent
- surfactant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
【課題】自動車のヘッドライトに使用される樹脂カバーを新車の状態に復元可能な樹脂カバー用研磨剤を得る。
【解決手段】自動車のヘッドライト部に使用される樹脂カバー用研磨剤であって、硬石粉、溶剤、水の混合物を主成分とし、界面活性剤を含有して成ることで、樹脂カバーの黄ばみやくもり等により輝度が落ちた部分を鏡面仕上げで復元することができるとともに、走行中に付着したタールやピッチを溶剤で溶かし、これらの油成分を界面活性剤で分解させることで洗浄効果を得ることができる。
【選択図】 なし
【解決手段】自動車のヘッドライト部に使用される樹脂カバー用研磨剤であって、硬石粉、溶剤、水の混合物を主成分とし、界面活性剤を含有して成ることで、樹脂カバーの黄ばみやくもり等により輝度が落ちた部分を鏡面仕上げで復元することができるとともに、走行中に付着したタールやピッチを溶剤で溶かし、これらの油成分を界面活性剤で分解させることで洗浄効果を得ることができる。
【選択図】 なし
Description
本発明は、自動車のヘッドライト部に使用される樹脂カバー用の研磨剤に関する。
自動車のヘッドライトとしては、ガラス体の内面部分に連続する複数の凹凸を刻設することで、ガラス体の内側部分に配置された電球から発する光の配光パターンを設計する構造が使用されてきたが、近年、ガラス体の凹凸を配光パターンに必要としないプロジェクター型ライトが主流になってきている。
プロジェクター型ライトは、ライト自体に配光性を有しているので、ガラス体内側に刻設された溝から成る配光部を必要としない。そして、自動車のボディ側と一体感を持たせるデザインを得るため、ボディラインに沿った樹脂性カバーでプロジェクター型ライトを覆う構造が採用されている。
プロジェクター型ライトは、ライト自体に配光性を有しているので、ガラス体内側に刻設された溝から成る配光部を必要としない。そして、自動車のボディ側と一体感を持たせるデザインを得るため、ボディラインに沿った樹脂性カバーでプロジェクター型ライトを覆う構造が採用されている。
上述の樹脂性カバーとしては、透明である必要からアクリル樹脂等の硬化プラスチック樹脂が使用されるが、経年変化によりくもりや傷が生じ易いという問題点があった。
特に、複数年使用された中古車を販売する場合においては、樹脂性カバーが装着されたヘッドライト部は自動車の顔というべく目立つ箇所であり、この部分を新車同様の状態に復元したいという要望があった。
特に、複数年使用された中古車を販売する場合においては、樹脂性カバーが装着されたヘッドライト部は自動車の顔というべく目立つ箇所であり、この部分を新車同様の状態に復元したいという要望があった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、自動車のヘッドライトに使用される樹脂カバーを新車の状態に復元可能な樹脂カバー用研磨剤を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため本発明は、自動車のヘッドライト部に使用される樹脂カバー用研磨剤であって、硬石粉、溶剤、水の混合物を主成分とし、界面活性剤を含有して成ることを特徴としている。
本発明によれば、硬石を使用しているので、樹脂カバーの黄ばみやくもり等により輝度が落ちた部分を、鏡面仕上げで復元することができる。
また、走行中に付着したタールやピッチを溶剤で溶かすことができ、これらの油成分を界面活性剤で分解させることで洗浄効果を得ることができる。
また、走行中に付着したタールやピッチを溶剤で溶かすことができ、これらの油成分を界面活性剤で分解させることで洗浄効果を得ることができる。
本発明の樹脂カバー用研磨剤の実施形態の一例について説明する。
樹脂カバー用研磨剤は、自動車のヘッドライト部に使用される樹脂カバーの汚れや油成分を洗浄して除去するとともに、表面の凹凸を取って鏡面仕上げを実現するものである。
そのため、樹脂カバー用研磨剤は、硬石粉、溶剤、水の混合物を主成分とし、界面活性剤を含有して構成されている。
樹脂カバー用研磨剤は、自動車のヘッドライト部に使用される樹脂カバーの汚れや油成分を洗浄して除去するとともに、表面の凹凸を取って鏡面仕上げを実現するものである。
そのため、樹脂カバー用研磨剤は、硬石粉、溶剤、水の混合物を主成分とし、界面活性剤を含有して構成されている。
研磨剤として使用される硬石粉は、樹脂カバー用研磨剤に研磨作用を発揮させるために配合されるものである。硬石粉を使用することで、樹脂カバーを必要以上に傷つけることなく研磨することができる。
また、樹脂カバー用研磨剤は、溶剤を含ませることで、樹脂カバーの表面に付着したタールやピッチを溶解して油性化することができる。この溶剤は、樹脂カバー用研磨剤を樹脂カバーに塗布した場合に、樹脂成分が溶けないような性質も備えている。
界面活性剤は、樹脂カバー用研磨剤をエマルジョン化するために配合されるものであるとともに、油性化したタールやピッチを分解することで、洗浄効果を発揮させることができる。
樹脂カバー用研磨剤には、その他の配合物として、増粘剤や洗浄剤を含有してもよい。増粘剤は、徴樹脂カバー用研磨剤の粘度を調整するためであり、洗浄剤は、樹脂カバー用研磨剤により効果的な洗浄力を発揮させるためのものである。
樹脂カバー用研磨剤の具体例な配合について説明する。
樹脂カバー用研磨剤は、下表の材料及び配合で作成したものを使用した。
凍結防止剤は、冬場においても樹脂カバー用研磨剤が凍結しないよう、使用場所を考慮して必要に応じて含有するものである。
樹脂カバー用研磨剤は、下表の材料及び配合で作成したものを使用した。
凍結防止剤は、冬場においても樹脂カバー用研磨剤が凍結しないよう、使用場所を考慮して必要に応じて含有するものである。
(表1)
水 30重量部
溶剤 30重量部
硬石粉(研磨剤) 20重量部
凍結防止剤 10重量部
界面活性剤 1重量部
増粘剤 1重量部
水 30重量部
溶剤 30重量部
硬石粉(研磨剤) 20重量部
凍結防止剤 10重量部
界面活性剤 1重量部
増粘剤 1重量部
次に、樹脂カバー用研磨剤の使用手順について説明する。
先ず、樹脂カバー用研磨剤を適量ウエスに付け、素地(樹脂カバー)に対して軽く摺る様に研磨しながら塗布する。この塗布により、表面に付着しているタールやピッチを溶剤により油性化し、界面活性剤で分解することで素地よりウエス側に拭き取ることができる。また、研磨剤により素地表面を研磨することで、黄ばみやくもりを除去し、傷を付けることなく鏡面仕上げを行うことで、樹脂カバーにおける輝度の落ちた部分の明るさの復元が可能となる。
この際、素地に処理カスが残った場合には、ぬれ雑巾等で拭き取る。
先ず、樹脂カバー用研磨剤を適量ウエスに付け、素地(樹脂カバー)に対して軽く摺る様に研磨しながら塗布する。この塗布により、表面に付着しているタールやピッチを溶剤により油性化し、界面活性剤で分解することで素地よりウエス側に拭き取ることができる。また、研磨剤により素地表面を研磨することで、黄ばみやくもりを除去し、傷を付けることなく鏡面仕上げを行うことで、樹脂カバーにおける輝度の落ちた部分の明るさの復元が可能となる。
この際、素地に処理カスが残った場合には、ぬれ雑巾等で拭き取る。
上記の手順で塗布及び拭き取り作業を行うことにより、処理素地に傷を付けることなく、樹脂カバー部分を鏡面仕上げで復元することが可能となる。
Claims (1)
- 自動車のヘッドライト部に使用される樹脂カバー用研磨剤であって、
硬石粉、溶剤、水の混合物を主成分とし、界面活性剤を含有して成ることを特徴とする樹脂カバー用研磨剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006128616A JP2007297557A (ja) | 2006-05-02 | 2006-05-02 | 樹脂カバー用研磨剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006128616A JP2007297557A (ja) | 2006-05-02 | 2006-05-02 | 樹脂カバー用研磨剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007297557A true JP2007297557A (ja) | 2007-11-15 |
Family
ID=38767319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006128616A Pending JP2007297557A (ja) | 2006-05-02 | 2006-05-02 | 樹脂カバー用研磨剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007297557A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100884202B1 (ko) | 2007-12-26 | 2009-02-18 | 정병보 | 자동차 라이트 커버용 플라스틱 광택제 |
US20110265830A1 (en) * | 2007-11-05 | 2011-11-03 | Gonzalez Marco T | Cleaning compositions for removing organic deposits on surfaces and method of use |
CN103194329A (zh) * | 2013-03-30 | 2013-07-10 | 杭州师范大学 | 一种环保型粉状强效洗手剂 |
-
2006
- 2006-05-02 JP JP2006128616A patent/JP2007297557A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110265830A1 (en) * | 2007-11-05 | 2011-11-03 | Gonzalez Marco T | Cleaning compositions for removing organic deposits on surfaces and method of use |
KR100884202B1 (ko) | 2007-12-26 | 2009-02-18 | 정병보 | 자동차 라이트 커버용 플라스틱 광택제 |
CN103194329A (zh) * | 2013-03-30 | 2013-07-10 | 杭州师范大学 | 一种环保型粉状强效洗手剂 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2033574A1 (en) | Self-cleaning lens shield for headlights | |
CN102139679A (zh) | 汽车大灯修复镀膜工艺 | |
US6984612B2 (en) | Headlight cleaner, restorer, and methods for the manufacture and use thereof | |
JP2007297557A (ja) | 樹脂カバー用研磨剤 | |
RU2635229C2 (ru) | Легкоочищаемая поверхность и способ ее изготовления | |
JP3756740B2 (ja) | 車両ランプにおけるレンズの傷補修方法 | |
CN106627511A (zh) | 汽车大灯修复镀膜工艺 | |
US6831049B1 (en) | Ultra bright headlight and tail light cleaner | |
US9427778B2 (en) | Headlight restoration kit | |
US20160332193A1 (en) | Headlight restoration kit | |
US20090176678A1 (en) | Solution and method for cleaning and restoration of headlight lenses | |
US20060263527A1 (en) | Method and apparatus for restoring automobile headlights | |
KR100771109B1 (ko) | 헤드램프 재생방법 | |
KR100758196B1 (ko) | 헤드램프 재생방법 | |
KR100721975B1 (ko) | 자동차 라이트의 재생방법 | |
KR101344532B1 (ko) | 자동차 헤드라이트 복원 방법 및 자동차 헤드라이트 복원을 위한 코팅제 | |
US20120288623A1 (en) | Method for plastic restoration and kit therefor | |
JP2007160493A (ja) | ワイパー研磨具 | |
US7297364B2 (en) | Method for refurbishing lamp surfaces | |
CN106218509A (zh) | 车后视镜除水除雾装置 | |
JP5215711B2 (ja) | 光学部品の洗浄方法及び洗浄装置 | |
KR100807967B1 (ko) | 투명플라스틱재 복원방법 및 복원제 | |
KR101075977B1 (ko) | 자동차에 장착되어 손상된 헤드라이트의 재생방법 | |
US20240218207A1 (en) | Mixture with waxing and polishing effect | |
JP2006342247A (ja) | 洗浄剤組成物 |