JP2007160493A - ワイパー研磨具 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単に劣化・摩耗したワイパを研磨・再生するための研磨具を提供する。
【解決手段】 櫛形基台を、中央部にアールのあるラバ研磨基台を有する略櫛形に成型すると共に、ラバー研磨基台の表面に耐水サンド鑢を貼着してラバ研磨部を形成した。
【選択図】図1
【解決手段】 櫛形基台を、中央部にアールのあるラバ研磨基台を有する略櫛形に成型すると共に、ラバー研磨基台の表面に耐水サンド鑢を貼着してラバ研磨部を形成した。
【選択図】図1
Description
本発明は、劣化・磨耗したワイパーを研磨し、再生・復元させることのできるワイパー研磨具に関する。
自動車や電車などの車両において、車両の窓ガラスには必需品としてワイパーが取り付けられている。これらのワイパーは、一般的にその材質はゴム製であり、駆動部のブレードと、拭き取り部のラバーから構成されている。そのワイパーは、車両の外部に取り付けられ、風雨に晒された状態で使用される。従って、車両に取り付けられているワイパーは、長時間経過すると劣化を来すばかりでなく、窓ガラスに付着する雨や雪などの水滴を拭き除くために使用するので、長い間使用するとワイパーのラバー部が磨耗する。ワイパーの劣化・磨耗は、その使用頻度にもよるが、一般的には約1年位で水滴の拭き取り時、拭き残しのムラが生じるようになる。そしてどの車両整備のマニアルにも、拭き残しのムラが生じるようになったら、ワイパーを新しいものと交換するように書いてある。その結果として車両の持ち主は、新しいワイパーを購入し、ワイパーの交換をしており、劣化・磨耗したワイパーはゴミとして捨てられていたのが現状である。
ワイパーの使用現状は、背景技術で述べたように、ワイパーが劣化・磨耗して窓ガラスの水滴などの拭きムラなどが起きると、これまで使用してきたワイパーを取り外し、購入した新品ワイパーに交換するのが一般的な傾向であった。そして、使用してきたワイパーはゴミとして捨てられてきたきたのである。しかし、これは資源のムダ遣いであり、経済的にも大きな損失になっている。実際には、取り外したワイパーの大半は、これを研磨具で研磨することで再生・復元させることができ、再使用が可能なものなのである。劣化・磨耗したワイパーは、ワイパーの全体が劣化・磨耗するものではない。一般的には窓ガラスの水滴を拭き取るワイパーの拭き取り部位であるラバーの頂上部の一部分のみが劣化・磨耗するだけなのである。そもそも窓ガラスの水滴の拭き残しムラは、ワイパーのラバー頂上部の1箇所乃至数箇所の一部分が僅かに欠落することから起こるものである。
従って、そのラバーの劣化・磨耗した欠落部位がなくなるまで耐水サンド鑢で研磨・切削することによって、ワイパーのラバーの拭き取り機能を回復させることができるのである。このようにワイパーの大半は再生は、場合により再度、再々度の研磨することで、ワイパーの再々生や、再々々生も可能にすることができる。このように劣化・磨耗したワイパーは、耐水サンド鑢で研磨することによって比較的簡単に再生させることができるのであるが、これまで、そのワイパーを研磨再生させることのできるワイパー研磨具は、本発明を開発するに当たり調査したが、該当するものがなくこれまで存在しなかったものと考えられる。本発明は、従来技術のかかる現状を改革打破するために開発したものであり、誰もが比較的簡単に劣化・磨耗したワイパーを研磨・再生させることのできるワイパー研磨具を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明におけるワイパー研磨具は、次のような構成としている。
櫛形基台1を、軽量の耐水素材の合成樹脂若しくはウレタン素材で、中央部にアールのあるラバー研磨基台2を有する略櫛形に成型すると共に、前記、ラバー研磨基台2の表面に耐水サンド鑢3を貼着してラバー研磨部4を成型する。
T字形基台5を、軽量の耐水素材の合成樹脂若しくはウレタン素材で、中央部にアールのあるラバー研磨基台2と、前記、ラバー研磨基台2の裏面の両サイドに、ガイド付研磨基台6、6と、前記、ガイド付研磨基台6、6に垂直なガイド部7、7とを、略T字形に一体的に成型すると共に、前記、ラバー研磨基台2と、前記、ガイド付研磨基台6、6の表面に耐水サンド鑢3をそれぞれ貼着してラバー研磨部4と、ガイド付研磨部8、8を成型する。
本発明は上記のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
1.劣化・磨耗したワイパーの頂上部を研磨することで、再生・復活させることができる。
2.ワイパーの劣化・磨耗の状態によっては、ワイパーの再々利用や、再々々利用も可能になる。
3.全国で使用されているワイパーは、その数量が膨大なものであり、それが大概の場合、再生利用できることになるので、ゴミになるワイパーの再利用につながり、資源のムダ遣いを減らすことができ、地球環境にやさしい発明の誕生となっている。
4.請求項1記載のワイパー研磨具にあっては、その形状がシンプルであり、製造コストが廉価であり、製造時間も短時間で済む。
5.請求項2記載のワイパー研磨具にあっては、ガイド付研磨部8、8と、ガイド部7、7が設けてあることから、ワイパーの頂上部を容易で簡単に研磨できる。
1.劣化・磨耗したワイパーの頂上部を研磨することで、再生・復活させることができる。
2.ワイパーの劣化・磨耗の状態によっては、ワイパーの再々利用や、再々々利用も可能になる。
3.全国で使用されているワイパーは、その数量が膨大なものであり、それが大概の場合、再生利用できることになるので、ゴミになるワイパーの再利用につながり、資源のムダ遣いを減らすことができ、地球環境にやさしい発明の誕生となっている。
4.請求項1記載のワイパー研磨具にあっては、その形状がシンプルであり、製造コストが廉価であり、製造時間も短時間で済む。
5.請求項2記載のワイパー研磨具にあっては、ガイド付研磨部8、8と、ガイド部7、7が設けてあることから、ワイパーの頂上部を容易で簡単に研磨できる。
本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照に説明する。
図1〜2は、請求項1記載の実施例である。図1は、本発明の一実施例の斜視図で、図2は、ワイパーの研磨状態説明斜視図である。本実施例は、図1に示すように、櫛形基台1を、軽量の耐水素材の合成樹脂を用いて、凸型のアールを付けたラバー研磨基台2を有する略櫛形に成型すると共に、前記、ラバー研磨基台2の表面に耐水サンド鑢3を貼着してラバー研磨部4を成型している。
本研磨具を用いて劣化・磨耗したワイパーを研磨するには、中央部の耐水サンド鑢3に、ワイパーのラバーの頂上部を垂直に押し付けて、数回から十数回撫で擦りつけることで、ラバーの頂上部にできている傷を切削することができる。
図1〜2は、請求項1記載の実施例である。図1は、本発明の一実施例の斜視図で、図2は、ワイパーの研磨状態説明斜視図である。本実施例は、図1に示すように、櫛形基台1を、軽量の耐水素材の合成樹脂を用いて、凸型のアールを付けたラバー研磨基台2を有する略櫛形に成型すると共に、前記、ラバー研磨基台2の表面に耐水サンド鑢3を貼着してラバー研磨部4を成型している。
本研磨具を用いて劣化・磨耗したワイパーを研磨するには、中央部の耐水サンド鑢3に、ワイパーのラバーの頂上部を垂直に押し付けて、数回から十数回撫で擦りつけることで、ラバーの頂上部にできている傷を切削することができる。
元来、ワイパーのラバーの頂上部は、窓ガラスにゆるいアールがあるために、ラバーの頂上部もゆるいアールがつけられて製造されているものである。従って、図2のワイパーの研磨状態説明斜視図に示すように、ラバー研磨部4を用いてラバーの頂上部を研磨する場合、研磨する方と研磨される方とがフイットしてよく研磨されるのである。また、本ワイパー研磨具は、軽量の耐水素材の合成樹脂素材で製造されているので、軽くてその取り扱いはしいやすい。このように、本ラバー研磨部4を用いるとこのように極めて容易で簡単に、ワイパーの復元が可能となる。かくしてこれまで窓ガラスに拭きムラのできる劣化・磨耗したワイパーは再生し、再利用できるものになる。ワイパーの劣化・磨耗の状態によっては、このようにワイパーの再々利用や、再々々利用も見込めるものになる。これまでみすみすゴミとして捨てられるだけであった劣化・磨耗したワイパーは復活・復元される。これは資源の再利用であり、地球環境にやさしい発明となっている。
図3〜4は、請求項2記載の実施例である。図3は、本実施例の斜視図、図4は、ガイド付研磨部8、8を用いて研磨するワイパーの研磨状態説明正面図である。
本実施例は、図3に示すように、T字形基台5を、軽量の耐水素材の合成樹脂素材で、中央部にアールのあるラバー研磨基台2と、前記、ラバー研磨基台2の裏面の両サイドに、ガイド付研磨基台6、6と、前記、ガイド付研磨基台6、6に垂直なガイド部7、7とを、略T字形に一体的に成型すると共に、前記、ラバー研磨基台2と、前記、ガイド付研磨基台6、6の表面に耐水サンド鑢3をそれぞれ貼着してラバー研磨部4と、ガイド付研磨部8、8を成型している。
本実施例を用いてワイパーのラバーの頂上部の研磨をするには、基本的には請求項1記載の実施例と同様である。本実施例の異なるところは、ラバー研磨基台2の裏面の両サイドに、ガイド付研磨部8、8と、前記、ガイド付研磨基台6、6に垂直なガイド部7、7とが、略T字形に一体的に成型されているところである。
本実施例は、図3に示すように、T字形基台5を、軽量の耐水素材の合成樹脂素材で、中央部にアールのあるラバー研磨基台2と、前記、ラバー研磨基台2の裏面の両サイドに、ガイド付研磨基台6、6と、前記、ガイド付研磨基台6、6に垂直なガイド部7、7とを、略T字形に一体的に成型すると共に、前記、ラバー研磨基台2と、前記、ガイド付研磨基台6、6の表面に耐水サンド鑢3をそれぞれ貼着してラバー研磨部4と、ガイド付研磨部8、8を成型している。
本実施例を用いてワイパーのラバーの頂上部の研磨をするには、基本的には請求項1記載の実施例と同様である。本実施例の異なるところは、ラバー研磨基台2の裏面の両サイドに、ガイド付研磨部8、8と、前記、ガイド付研磨基台6、6に垂直なガイド部7、7とが、略T字形に一体的に成型されているところである。
図4のワイパーの研磨状態説明正面図に示すように、本実施例では、ガイド付研磨部8、8にラバーの頂上部を押し付けて研磨するが、ガイド付研磨部8、8に垂直なガイド部7、7があることから、ワイパーの側面をこのガイド部7、7に添わせて研磨でき、ラバーの頂上部を垂直に研磨することが容易で簡単にできる。本実施例では、研磨するワイパーをガイド部7、7に添わせて研磨できることから、ラバーの頂上部の垂直な研磨が容易にできるのである。
本発明は、ワイパーの再利用に関する発明であり、従来の車両マニアルに従うことは、資源のムダ遣いにつながり、地球環境にも悪影響を与える道につながりかねない。本発明は劣化・磨耗したワイパーの大半は再生・再利用が可能なことに目を付け、資源の再利用を目指したワイパーのラバーの頂上部を研磨する研磨具のエコ発明である。本発明により、地球温暖化減少につながる環境問題改善の一助となることを願って止まない。
(1) は 櫛形基台
(2) は ラバー研磨基台
(3) は 耐水サンド鑢
(4) は ラバー研磨部
(5) は T字形基台
(6) は ガイド付研磨基台
(7) は ガイド部
(8) は ガイド付研磨部
(2) は ラバー研磨基台
(3) は 耐水サンド鑢
(4) は ラバー研磨部
(5) は T字形基台
(6) は ガイド付研磨基台
(7) は ガイド部
(8) は ガイド付研磨部
Claims (2)
- 櫛形基台(1)を、中央部にアールのあるラバー研磨基台(2)を有する略櫛形に成型すると共に、前記、ラバー研磨基台(2)の表面に耐水サンド鑢(3)を貼着して、ラバー研磨部(4)を成型したことを特徴とするワイパー研磨具。
- T字形基台(5)を、中央部にアールのあるラバー研磨基台(2)と、前記、ラバー研磨基台(2)の裏面の両サイドに、ガイド付研磨基台(6)、(6)と、前記、ガイド付研磨基台(6)、(6)に垂直なガイド部(7)、(7)とを、略T字形に一体的に成型すると共に、前記、ラバー研磨基台(2)と、前記、ガイド付研磨基台(6)、(6)の表面に耐水サンド鑢(3)をそれぞれ貼着して、ラバー研磨部(4)と、ガイド付研磨部(8)、(8)を成型したことを特徴とするワイパー研磨具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005381037A JP2007160493A (ja) | 2005-12-14 | 2005-12-14 | ワイパー研磨具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005381037A JP2007160493A (ja) | 2005-12-14 | 2005-12-14 | ワイパー研磨具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007160493A true JP2007160493A (ja) | 2007-06-28 |
Family
ID=38243961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005381037A Pending JP2007160493A (ja) | 2005-12-14 | 2005-12-14 | ワイパー研磨具 |
Country Status (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106078437A (zh) * | 2016-08-15 | 2016-11-09 | 杨天贵 | 多功能雨刷胶条修复器 |
WO2024071206A1 (ja) * | 2022-09-29 | 2024-04-04 | キヤノン株式会社 | ブレードラバーの再生装置、ブレードラバーの再生方法及び再生ブレードラバーの製造方法 |
WO2024071181A1 (ja) * | 2022-09-29 | 2024-04-04 | キヤノン株式会社 | ブレードラバーの再生装置、ブレードラバーの再生方法及び再生ブレードラバーの製造方法 |
WO2024071174A1 (ja) * | 2022-09-29 | 2024-04-04 | キヤノン株式会社 | ブレードラバーの再生装置、ブレードラバーの再生方法及び再生ブレードラバーの製造方法 |
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2005
- 2005-12-14 JP JP2005381037A patent/JP2007160493A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2024071206A1 (ja) * | 2022-09-29 | 2024-04-04 | キヤノン株式会社 | ブレードラバーの再生装置、ブレードラバーの再生方法及び再生ブレードラバーの製造方法 |
WO2024071181A1 (ja) * | 2022-09-29 | 2024-04-04 | キヤノン株式会社 | ブレードラバーの再生装置、ブレードラバーの再生方法及び再生ブレードラバーの製造方法 |
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