JP2007296953A - サイドドア構造 - Google Patents

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浩幸 加藤
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康秀 松尾
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Abstract

【課題】車体構造部材の車体骨格への取付強度を確保しつつ該車体構造部材を小型化することができる車体構造を得る。
【解決手段】サイドドア構造10は、車体開口部を開閉するためのサイドドア12を構成するドアインナパネル18を備える。ドアインナパネル18には、車体のベルトラインに沿ってベルトラインリインフォースメント24が接合されて、車体前後方向に荷重を伝達可能なベルトライン骨格部25が形成されている。このドアインナパネル18におけるベルトライン骨格部25に対する車幅方向内側には、車体前後方向の所定範囲に亘りドアインナパネル18とで車体前後方向に長手の閉断面構造32を成すインナリインフォースメント30が接合されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車体開口部を開閉するためのサイドドア構造に関する。
サイドドアのインナパネルにリインフォースメントを接合することで、該サイドドアのベルトライン部に、図心が車幅内側へ膨出した形状に湾曲している閉断面構造を形成したドアベルトライン構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。この構造によって、ドアベルトライン部の車体前後方向の荷重に対する変形強度を向上することができる。
特開2004−291812号公報
しかしながら、上記従来の構造では、リインフォースメントがインナパネルに対し車幅方向外側に位置するため、ベルトライン部に作用する車体前後方向の荷重による曲げモーメントの低減には限界があった。
本発明は、上記事実を考慮して、ベルトライン部に作用する車体前後方向の荷重による曲げモーメントを効果的に低減することができるサイドドア構造を得ることが目的である。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係るサイドドア構造は、車体開口部を開閉するためのサイドドアを構成し、車体のベルトラインに沿う部分が車体前後方向に荷重を伝達可能なベルトライン部とされたインナパネルと、前記インナパネルの前記ベルトライン部における車幅方向内側に設けられ、車体前後方向の所定範囲に亘り前記インナパネルとで車体前後方向に長手の閉断面を成す内側補強部材と、を備えている。
請求項1記載のサイドドア構造では、サイドドアの車体前後方向の荷重は主にベルトライン部によって伝達される。ここで、本サイドドア構造では、内側補強部材の設定範囲では、ベルトライン部を含む構造部の図心がサイドドアにおける車体前後方向の荷重の入力部(を結ぶ仮想線)に近接して位置する。すなわち、本サイドドア構造では、車体前後方向の荷重の入力部と、ベルトライン部の図心との車幅方向のオフセット量が小さく、該車体前後方向の荷重によってベルトライン部に作用する曲げモーメントが低減される。
このように、請求項1記載のサイドドア構造では、ベルトライン部に作用する車体前後方向の荷重による曲げモーメントを効果的に低減することができる。これにより、例えば、曲げモーメントによる変形防止のためにインナパネル等の板厚を増す等の対策を不要にして軽量化を図ることが可能になる。そして、本サイドドア構造では、インナパネルやベルトライン補強部を車幅方向内側に膨出する湾曲形状に形成することなく曲げモーメント低減が図られるため、内側補強部材を簡単な形状とすることができる。このため、例えば構成部材や内側補強部材に高張力鋼を用いて軽量化を図ることも可能である。
請求項2記載の発明に係るサイドドア構造は、請求項1記載のサイドドア構造において、前記内側補強部材は、前記インナパネルにおける車体前後方向の中央部に設けられている。
請求項2記載のサイドドア構造では、曲げモーメントが大きくなりやすい車体前後方向の中央部に内側補強部材が設けられているので、換言すれば、曲げモーメントの低減効果の大きい部位に内側補強部材が設けられているため、該内側補強部材の設置に伴う重量増加を抑えつつベルトライン部に作用する車体前後方向の荷重による曲げモーメントを効果的に低減することができる。
請求項3記載の発明に係るサイドドア構造は、請求項1又は請求項2記載のサイドドア構造において、前記ベルトライン部は、前記インナパネルと、該インナパネルの車幅方向外側に固定されたベルトライン補強部材とで形成された閉断面構造の骨格部を有する。
請求項3記載のサイドドア構造では、インナパネルとベルトライン補強部材とでインナパネル(車体前後方向の荷重の入力部)の車幅方向外側に図心が位置するベルトライン骨格部を形成しているが、インナパネルの車幅方向内側に内側補強部材を設けた範囲では図心が車幅方向内側に移動して車体前後方向の荷重の入力部に近接する。これにより、ベルトライン補強部材にて骨格としてのベルトライン部が形成された構成において、ベルトライン部に車体前後方向の荷重による曲げモーメントを効果的に低減することができる。
以上説明したように本発明に係るサイドドア構造は、ベルトライン部に作用する車体前後方向の荷重による曲げモーメントを効果的に低減することができるという優れた効果を有する。
本発明の第1の実施形態に係るサイドドア構造10について、図1乃至図5に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印IN、及び矢印OUTは、それぞれサイドドア構造10が適用された自動車の前方向(進行方向)、上方向、車幅方向の内側、及び外側を示している。
図1には、サイドドア12におけるサイドドア構造10を構成する主要部が分解斜視図にて示されている。また、図2(A)にはサイドドア12が模式的な平面図にて示されており、図3には、図2(A)の3−3線に沿った背面断面図が示されている。図2(A)に示される如く、サイドドア12は、車体Bを構成する前後のピラー14間に形成された乗員乗降用の車体開口部16を開閉するものであり、この実施形態では前ヒンジ構造のフロントサイドドアとされている。前後のピラー14を区別する場合には、前側のピラー14をフロントピラー14A、後側のピラー14をセンタピラー14Bということとする。
図2(A)に示される如く、サイドドア12は、ドアインナパネル18と、ドアインナパネル18を車幅方向外側から覆い車外に露出する(意匠面を構成する)ドアアウタパネル20とを備えている。ドアアウタパネル20は、外周縁部20Aがドアインナパネル18の外周縁部18Aにヘミング加工にて結合されている。また、ドアインナパネル18の上端部における車体前後方向の前後端には、それぞれフレームブラケット22が接合されるようになっている。フレームブラケット22には、図示しないサッシュを構成するアウタフレームが取り付けられるようになっている。
図1及び図3に示される如く、ドアインナパネル18の上端近傍である車体BのベルトラインBLに略一致する部分には、ベルトライン補強部材としてのベルトラインリインフォースメント24が接合されている。図2(A)及び図3に示される如く、ベルトラインリインフォースメント24は、ドアインナパネル18の上端部との間にベルトラインBLに沿って車体前後方向に長手とされた閉断面構造のベルトライン部としてのベルトライン骨格部25を、車体前後方向の略全長に亘って形成している。
また、図3に示される如く、この実施形態では、ドアアウタパネル20の上端部にもベルトラインBLに沿ってベルトラインリインフォースメント26が接合されており、車体前後方向に長手とされた閉断面構造のベルトライン骨格部28が構成されている。
そして、図1乃至図3に示される如く、サイドドア構造10は、サイドドア12を構成するドアインナパネル18の車幅方向内側に接合されたインナリインフォースメント30を備えている。インナリインフォースメント30は、ベルトラインBLに沿って長手とされ、ドアインナパネル18を挟んでベルトラインリインフォースメント24とは反対側に接合されている。これにより、インナリインフォースメント30は、ドアインナパネル18の車幅方向内側に閉断面構造32を形成している。
インナリインフォースメント30すなわち閉断面構造32は、ドアインナパネル18(サイドドア12)における車体前後方向中央部を含む前後方向の所定範囲に亘って設けられており、この実施形態ではベルトライン骨格部25よりも十分に短く構成されている。この閉断面構造32を設けることで、サイドドア構造10では、ベルトライン骨格部25を含むベルトラインBL部の閉断面構造の図心PBLの位置は、図2(A)および図3に示される如く、該ベルトライン骨格部25の図心P25に対して車幅方向内側に設定(移動)されている。
そして、サイドドア12は、備えた自動車の前面衝突や後面衝突の際には、ドアインナパネル18の前後端における車幅方向内側のコーナー部18B、18C(図2(A)参照)がフロントピラー14A、センタピラー14Bに当接するようになっており、図2(A)に示される如く、この当接部すなわち荷重入力点であるコーナー部18B、18Cを結ぶ仮想直線Lfに対して図心PBLが図心P25よりも近接して位置している。なお、図心PBLの位置は、仮想直線Lfに対し車幅方向内側に位置しても良い。
以上説明したサイドドア12は、ドアインナパネル18の車幅方向内側(車室内側)に図示しないドアトリムが装着され、車室内側意匠等を構成している。インナリインフォースメント30は、ドアトリムによって被覆されている。
次に、第1の実施形態の作用を説明する。
上記構成のサイドドア構造10が適用されたサイドドア12は、図2(A)に示される如く、ベルトライン骨格部25を含む車幅方向の一部分を前後のピラー14間に位置させて、該前後のピラー14が前後の縁部を規定する乗員乗降用の車体開口部16を閉止している。
このサイドドア構造10が適用されたサイドドア12を備える自動車が前面衝突に至ると、サイドドア12のドアインナパネル18は、コーナー部18B、18Cが前後のピラー14に当接して該コーナー部18B、18Cから車体前後方向の荷重F(図2(A)参照)が入力される。この荷重は、主にベルトライン骨格部25によって支持される。すなわち、フロントピラー14Aからの荷重がベルトライン骨格部25の軸力としてセンタピラー14Bに伝達される。
このとき、サイドドア12に対する荷重入力点である18B、18Cを結ぶ仮想直線Lfとベルトライン骨格部25の図心P25とが車幅方向にオフセットしているため、ベルトライン骨格部25には、図2(B)に示される如く、その車体前後方向中央部を車幅方向の外側に曲げようとする曲げモーメントMが作用する。
ここで、サイドドア構造10が適用されたサイドドア12では、閉断面構造32が設けられることで、ベルトラインBL部の前後方向中央部における図心PBLが、ベルトライン骨格部25の図心P25よりも仮想直線Lfに近接して位置しているため、車体前後方向に沿う荷重Fにより生じる曲げモーメントMが低減される。
このことを、図8及び図9に示す比較例に係るサイドドア構造100が適用されたサイドドア102と比較しつつさらに説明する。サイドドア構造100では、ドアインナパネル18の車幅方向外側に第1のベルトラインリインフォースメント24と、第2のベルトラインリインフォースメント104とが設けられており、曲げに対する剛性が高いベルトライン骨格部106を構成している。このサイドドア構造100が適用されたサイドドア102では、図9(A)に示される如く、ベルトライン骨格部106の図心P106が仮想直線Lfから離間しているので、図9(B)に示す曲げモーメントMに対する剛性は高いものの作用する曲げモーメントM自体を低減することはできない。
これに対してサイドドア構造10が適用されたサイドドア12では、閉断面構造32を設けることで曲げモーメントMが高くなりやすい車体前後方向の中央部で図心PBLを仮想直線Lfに近接させているため、車体前後方向の荷重Fに基づいて生じる曲げモーメントMを低減することが実現された。
図4は、ベルトライン骨格部25、106の発生軸力の車体前後方向の分布を示す線図(数値解析結果)であり、図5は、ベルトライン骨格部25、106の発生曲げモーメントの車体前後方向の分布を示す線図(数値解析結果)である。これらの図から、サイドドア構造10とサイドドア構造100とでは、発生軸力は同等でありながら、サイドドア構造10において閉断面構造32設定範囲で曲げモーメントの著しい低減効果が得られることがわかる。
これにより、サイドドア構造10が適用されたサイドドア12では、同等の軸力、変形強度(曲げモーメントによる最大曲げ量)を発生するサイドドア102と比較して大幅な軽量化を図ることができた。すなわち、大きな曲げモーメントMに耐えるためにサイドドア構造100では、ベルトラインリインフォースメント24を厚肉化したり、車体前後方向の全長に亘って設けたりしてベルトラインBL部の補強質量が大きくなるが、作用する曲げモーメントM自体が低減されるサイドドア構造10では、ベルトラインリインフォースメント24を薄肉化することができ、また曲げモーメントMを抑えたい車体前後方向の範囲にインナリインフォースメント30を設定すれば足りる(車体前後方向の全長に亘って設ける必要がない)ので、サイドドア12をサイドドア102と比較して大幅に軽量化することができる。
この実施形態では、サイドドア構造100における第1のベルトラインリインフォースメント24の板厚を2.0mm、第2のベルトラインリインフォースメント104の板厚を0.8mmとしたのに対し、サイドドア構造10では、ベルトラインリインフォースメント24の板厚を1.2mm、インナリインフォースメント30の板厚を0.8mmとすることができ、補強材の総質量をサイドドア構造100の2883gから1944gまで軽量化することができた。なお、ベルトラインリインフォースメント24、104、インナリインフォースメント30の材質は、同じ高張力鋼としてある。
このように高張力鋼を用いることで、サイドドア構造10では、各リインフォースメント24、30の板厚を薄くすることが実現されており、例えば一般鋼材にて各リインフォースメント24、30を構成した構成と比較しても、同等の性能を確保しつつ軽量化が果たされている。逆に、サイドドア構造10において補強材の総質量をサイドドア構造100と同等として衝突性能等を向上することも可能である。
そして、サイドドア構造10では、インナリインフォースメント30の車幅方向寸法によって図心PBLの車幅方向における位置を調整可能であるため、例えば車種や仕様に応じて発生する曲げモーメントMをすなわち変形強度(荷重Fに対する変形し難さ)をコントロールすることができる。特に、インナリインフォースメント30は、ベルトラインリインフォースメント24のようにドアアウタパネル20によって寸法形状の制約を受けないため、上記した図心PBLの車幅方向における位置を調整が容易であり、所望の曲げ変形強度を得ることができる。
また、インナリインフォースメント30は、ドアインナパネル18(ベルトライン骨格部25)における曲げモーメントMを低減したい範囲に設けることで、図5に示される如く、該曲げモーメントMを低減したい範囲の曲げモーメントを効果的に低減することができる。このため、上記したベルトラインBLの補強質量の低減に寄与する他、サイドドア12に与える制約が少ない構成とすることができる。
さらに、サイドドア構造10では、インナリインフォースメント30は、単純な断面形状とすることができるので、上記通りサイドドア12の軽量化に寄与する高張力鋼を適用すること(例えば高張力鋼の加工)が容易である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係るサイドドア構造50について説明する。なお、上記第1の実施形態又は前出の構成と基本的に同一の部品については、上記第1の実施形態又は前出の構成と同一の符号を付して説明を省略し、また図示を省略する場合がある。
図6には、本発明の第2の実施形態に係るサイドドア構造50が分解斜視図にて示されており、図7には、サイドドア構造50が模式的な平面断面図にて示されている。これらの図に示される如く、サイドドア構造50は、ベルトラインリインフォースメント24を備えず、インナリインフォースメント30に代えてドアインナパネル18の車体前後方向の略全長に亘るインナリインフォースメント52を備える点で、第1の実施形態に係る10とは異となる。
具体的には、インナリインフォースメント52は、ドアインナパネル18におけるベルトラインBLに略一致する部分の車幅方向内側に接合されており、ドアインナパネル18の上端部との間にベルトラインBLに沿って車体前後方向に長手とされた閉断面構造のベルトライン骨格部54を、車体前後方向の略全長に亘って形成している。この閉断面構造のベルトライン骨格部54が車体前後方向の荷重(軸力)を伝達するベルトライン部に相当する。この閉断面構造のベルトライン骨格部54は、ドアインナパネル18とインナリインフォースメント52とで形成されることで、その図心P54の位置が仮想直線Lfに近接している。なお、図心P54の位置は、仮想直線Lfに対し車幅方向内側に位置しても良い。サイドドア構造50の他の構成は、サイドドア構造10の対応する構成と同じである。
したがって、第2の実施形態に係るサイドドア構造50によっても、第1の実施形態に係るサイドドア構造10と同様の作用によって同様の効果を得ることができる。また、サイドドア構造50では、ベルトラインリインフォースメント24を有しないため、構造が簡単であり、サイドドア12の組み立て工数の削減に寄与する。
さらに、サイドドア構造50ベルトラインリインフォースメント24を有しないため、インナリインフォースメント52の寸法形状の変更による図心P54の位置の移動量を大きくすることができ、インナリインフォースメント52の車室側への突出量を抑えながら図心P54の位置調整すなわち変形強度をコントロールすることが可能になる。
なお、上記各実施形態では、本発明の実施形態に係るサイドドア構造10、50がサイドドア12に適用された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えばサイドドア構造10、50をリヤドアに適用しても良い。また、サイドドア12は、前ヒンジ構造に限定されることもなく、例えばスライドドアやガルウイング等の各種形式のドアに適用することができる。
また、上記各実施形態では、ベルトラインリインフォースメント24、インナリインフォースメント30が高張力鋼にて構成されている例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ベルトラインリインフォースメント24、インナリインフォースメント30の一方又は両方を一般鋼材にて構成しても良い。
さらに、上記各実施形態では、ドアインナパネル18にベルトラインリインフォースメント24又はインナリインフォースメント52を接合することで、ベルトライン部としてのベルトライン骨格部25、54が形成された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ドアインナパネル18の上部を単独で車体前後方向の荷重(軸力)を伝達可能な構造(ベルトライン部)としても良い。
本発明の第1の実施形態に係るサイドドア構造の分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るサイドドア構造を模式的に示す図であって、(A)は平面断面図、(B)は曲げモーメント作用状態の平面断面図である。 図2(A)の3−3線に沿った断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るサイドドア構造の軸力分布を比較例の軸力分布と比較したシミュレーション結果を示す線図である。 本発明の第1の実施形態に係るサイドドア構造の曲げモーメント分布を比較例の軸力分布と比較したシミュレーション結果を示す線図である。 本発明の第2の実施形態に係るサイドドア構造の分解斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るサイドドア構造の平面断面図である。 本発明の実施形態との比較例に係るサイドドア構造の分解斜視図である。 本発明の実施形態との比較例に係るサイドドア構造を模式的に示す図であって、(A)は平面断面図、(B)は曲げモーメント作用状態の平面断面図である。
符号の説明
10 サイドドア構造
12 サイドドア
16 車体開口部
18 ドアインナパネル
24 ベルトラインリインフォースメント(ベルトライン補強部材)
25 ベルトライン骨格部(ベルトライン部、骨格部)
30 インナリインフォースメント(内側補強部材)
50 サイドドア構造
52 インナリインフォースメント(内側補強部材)
54 ベルトライン骨格部(ベルトライン部、骨格部)

Claims (3)

  1. 車体開口部を開閉するためのサイドドアを構成し、車体のベルトラインに沿う部分が車体前後方向に荷重を伝達可能なベルトライン部とされたインナパネルと、
    前記インナパネルの前記ベルトライン部における車幅方向内側に設けられ、車体前後方向の所定範囲に亘り前記インナパネルとで車体前後方向に長手の閉断面を成す内側補強部材と、
    を備えたサイドドア構造。
  2. 前記内側補強部材は、前記インナパネルにおける車体前後方向の中央部に設けられている請求項1記載のサイドドア構造。
  3. 前記ベルトライン部は、前記インナパネルと、該インナパネルの車幅方向外側に固定されたベルトライン補強部材とで形成された閉断面構造の骨格部を有する請求項1又は請求項2記載のサイドドア構造。
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