JP2007296296A

JP2007296296A - ズボン吊りハンガー

Info

Publication number: JP2007296296A
Application number: JP2006154003A
Authority: JP
Inventors: Masami Sakurada; 政己桜田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2006-05-04
Filing date: 2006-05-04
Publication date: 2007-11-15

Abstract

【課題】本発明はズボンをウエスト部で吊ったときにウエスト部に皺が生じ難くするズボン吊りハンガーを得るにある。
【解決手段】菱形アーム２の上部を連結する上連結部３と、下部を連結する下連結部４と、該下連結部４と固定し上連結部３内をスライドする垂直スライドバー５と、該垂直スライドバー５の上端に付くフック固定具７と、前記菱形アーム２の左右交差部に付くズボン固定具６から成るズボン吊りハンガーを構成している。
【選択図】図１

Description

本発明はズボン吊りハンガーに関する。

従来ズボンを吊るすにはハンガーにズボンを上下半折にして掛けるケースが多々見受けられるが折り目部に皺が生じやすかった。その他、ズボンを上下に逆さにして両足側端部をプレスして吊るすものもあるが、洗濯をして干すには乾燥しずらいのが難点である。

従来技術に、考案の名称：ズボン吊りハンガーがある。この考案は板状の磁石片によってズボンを挟み付けて吊るすものだが難点として、ズボンの材質が厚い場合は磁石の接着効果が低下してしまいズボンが落下してしまう恐れが生じる。又、磁石は鉄製のため錆びが生じてその錆びがズボンに付着してしまう恐れがある。又、磁石は重いので複数の吊りハンガーを用いると干し竿が曲がってしまう恐れが生じる。
登録実用新案第３０４１０３８号

本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、吊るしたズボンに皺が生じ難くし洗濯をしたズボンの日干し用ハンガーとしても利用されるズボン吊りハンガーを提供することを目的としている。

本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の記述的範囲を限定するものではない。

上記目的を達成するために本発明は、ズボンウエスト部の正面中心部と背面中心部を固定して吊るすもので、菱形状に変形する四本の菱形アーム２と、該菱形アーム２の上部を連結する上連結部３と、下部を連結する下連結部４と、該下連結部４と固定し上連結部３内をスライドする垂直スライドバー５と、該垂直スライドバー５の上端に付くフック固定部７と、前記菱形アーム２の水平左右交差部に付くズボン固定具６から成るもので、上連結部３を下げると菱形アーム２は変形されズボン固定具６間の幅は大きくなり上げると小さくなるのでズボンのウエストサイズに自由に対応でき、ズボンを吊ったとき下向き荷重がズボンを開け広げる作用に転化して吊るせることを特徴としたズボン吊りハンガーを構成している。

菱形アーム２の内側に平行し四分割する二本の交差アーム８を菱形アーム２に付け、該交差アーム８の交差中心部に垂直スライドバー５とスライドするスライドズボン固定部９を付け、該スライドズボン固定部９の両外側にズボン固定具６を付けたもので、菱形アーム２の変形と連動して交差アーム８も変形し、スライドズボン固定部９は、該交差アーム８の交点上の位置に上下移動するので四か所のズボン固定具６は常に水平に一致するものとなりウエストサイズの大きいズボンを吊るすのに適する上記（０００６）記載のズボン吊りハンガーを構成している。

以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
（１）請求項１の構成により、上連結部をスライドするだけでズボン固定具間の幅が自在に調整されるのですべてのズボンのウエストサイズに対応し吊るす事が出来る。

（２）請求項１の構成により、ズボンのウエスト前後を吊るすとズボンの荷重がズボン固定部を広げる作用に転化するのでズボンのウエスト部に皺が生じ難くすることが出来る。特に洗濯をした後のズボン干しには効果がある。

（３）請求項１の構成により、ズボン干しに使用すれば乾燥後にはそのままの状態でクローゼット等に直接収納することが出来るので洗濯後の整理する手間が掛らない。

（４）請求項１の構成により、ズボンを吊るすのに逆さまにしないのでポケット内の収納物が落ちないので特にホテル等に用いると便利である。

（５）請求項２の構成により、ズボン固定具をズボンの両側面にも付けるので特にウエストサイズの大きいズボンでも弛みを押えられ皺が生じ難くする事が出来る。

（６）請求項２も（１）（２）（３）（４）と同様な効果が得られる。

以下、図面に示す発明を実施するための最良の形態により本発明を詳細に説明する。

図１は本発明を実施するための最良の第１の形態においてズボンの固定位置はズボンの折り目を保持するために出来るだけ正面中心部と背面中心部とするのが好ましい。

発明を実施するための異なる形態

図２は本発明を実施するための第２の形態において、前記本発明を実施するための最良の第１の形態と主に異なる点は、吊ったときのズボンの固定具が前後のほかに両側面にも付けたもので、このように形成したズボン吊りハンガーにしても、前記本発明を実施するための最良の第１の形態と同様な作用効果が得られるとともに、ウエストサイズの大きいズボンを吊るすのに適する。

図４は本発明のズボン吊りハンガーに従来の上着用吊りハンガーを組み合わせたもので洗濯干し用以外のホテルやクローゼット用に適する。

従来の上着用吊りハンガーに当ズボン吊りハンガーを掛けて吊るせば上着とズボンをセットにして収納でき収納スペースを合理化できる。

本発明はズボン吊りハンガーを製造する産業で利用される。

本発明を実施するための最良の第１の形態のズボン吊りハンガーの正面図。本発明を実施するための第２の形態のズボン吊りハンガーの正面図。本発明を実施するための第２の形態のズボン吊りハンガーのスライドズボン固定部詳細図。本発明のズボン吊りハンガーに上着用ハンガーを組み合わせた上着用ズボン用吊りハンガー図。

符号の説明

１：ズボン吊りハンガー、２：菱形アーム、３：上連結部、４：下連結部、５：垂直スライドバー、６：ズボン固定部、７：フック固定部、８：交差アーム、９：スライドズボン固定部、１０：上部ストッパー、１１：下部ストッパー、１２：上着用ハンガー。

Claims

ズボンウエスト部の正面中心部と背面中心部を固定して吊るすもので、菱形状に変形する四本の菱形アーム（２）と、該菱形アーム（２）の上部を連結する上連結部（３）と、下部を連結する下連結部（４）と、該下連結部（４）と固定し上連結部（３）内をスライドする垂直スライドバー（５）と、該垂直スライドバー（５）の上端に付くフック固定部（７）と、前記菱形アーム（２）の水平左右交差部に付くズボン固定具（６）から成るもので、上連結部（３）を下げると菱形アーム（２）は変形されズボン固定具（６）間の幅は大きくなり上げると小さくなるのでズボンのウエストサイズに自在に対応でき、ズボンを吊ったとき下向き荷重がズボンを開け広げる作用に転化して吊るせることを特徴としたズボン吊りハンガー。
菱形アーム（２）の内側に平行し四分割する二本の交差アーム（８）を菱形アーム（２）に付け、該交差アーム（８）の交差中心部に垂直スライドバー（５）とスライドするスライドズボン固定部（９）を付け、該スライドズボン固定部（９）の両外側にズボン固定具（６）を付けたもので、菱形アーム（２）の変形と連動して交差アーム（８）も変形し、スライドズボン固定部（９）は、該交差アーム（８）の交点上の位置に上下移動するので四か所のズボン固定具（６）は常に水平に一致するものとなりウエストサイズの大きいズボンを吊るすのに適する請求項１のズボン吊りハンガー。