JP2007296288A - 改良型ファスナー・スライダー - Google Patents

Abstract

【課題】 ファスナーの二列に分かれたエレメント（１０）を、簡単に噛み合わせて結合する改良型ファスナー・スライダーを提供する。
【解決手段】 従来のファスナー・スライダーの下肩口（７）を延長しベロ（２）を付けることにより、ガイド金具（１１）が簡単に上肩口（６）と下肩口（７）の間の入り口（３）に入り、上レール（８）と下レール（９）に沿って進むことを特徴とする改良型ファスナー・スライダー。
【選択図】図１

Description

本発明は、改良型ファスナー・スライダーに関するものである。

従来、ファスナー・スライダーがあった。

そのために、次のような問題点があった。
（イ）二列に分かれているエレメント（１０）を噛み合わせて結合する時に、これを結合するスライダーの上肩口（６）と下肩口（７）の間隔が小さいために、テープ（１２）下部に付いているガイド金具（１１）を上肩口（６）と下肩口（７）の間の入り口に挿入することが困難であった。
（ロ）このため、目が不自由なお年寄りや子供たちにとってファスナーのエレメントを噛み合わせて結合するのが非常に困難であった。
（ハ）夜間に二列に分かれたエレメント（１０）を噛み合わせて結合するのは健常者にとっても困難であった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。

問題を解決するための手段

（イ）ファスナー・スライダーの下肩口（７）をやや延長してベロ（２）を付けることにより、ガイド金具（１１）が簡単に上レール（８）と下レール（９）の間に滑り込ませることができる。
以上を特徴とする、改良型ファスナー・スライダーである。

発明の効果

（イ）ファスナー・スライダーの下肩口（７）を延長しているのでガイド金具（１１）が簡単に上肩口（６）と下肩口（７）の間に簡単に挿入でき、上レール（８）と下レール（９）に沿って移動できる。このために目が不自由な老人や、幼い子供たちもベロを手でさわるだけで、簡単にガイド金具（１１）をファスナー・スライダーの入り口（３）に挿入でき、引き手（４）をテープ（１２）の上部まで滑り上げ、二列に分かれていたエレメント（１０）を噛み合わせて結合できる。
（ロ）暗闇では、健常者にとっても二列に分かれたエレメント（１０）噛み合わせて結合することは困難であったが、改良型ファスナー・スライダーであれば、容易に二列に分かれていたエレメントを噛み合わせて結合することが出来る。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
（イ）スライダーの下肩口（７）を延長してベロを付ける。
（ロ）これにより、テープ（１２）の末端に装着されているガイド金具（１１）が簡単に上肩口（６）と下肩口（７）の間の入り口（３）に挿入できる。
（ハ）従来のファスナー・スライダーと異なり、直接、スライダーを肉眼で確かめなくとも、スライダーを指で触るだけで、ベロ（２）を確認できるので、これに沿ってガイド金具（１１）を指で入り口（３）に押し込み、引き手（４）をつまんで上のほうに引けば簡単に、二列に別れていたエレメント（１０）が噛み合って結合する。

本発明の斜視図 従来の斜視図 本発明の使用図 従来の使用図

符号の説明

１ ダイヤモンド
２ ベロ
３ 入り口
４ 引き手
５ 柱
６ 上肩口
７ 下肩口
８ 上レール
９ 下レール
１０ エレメント
１１ ガイド金具
１２ テープ

Claims (1)

1. ファスナー・スライダーの下肩口を延長することを特徴とする、改良型ファスナー・スライダー。

Images