JP2007295279A - 障害管理装置及び障害管理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】同じ管理対象機器で発生したアラームを同一のオペレータに割り当てることにより、対応作業の重複を回避する。
【解決手段】障害アラーム受信部107がいずれかの管理対象機器121から障害アラーム110を受信した場合に、トラブルチケット情報検索部102がトラブルチケット情報記憶部106を検索し、当該障害アラームの送信元の管理対象機器の以前の障害に対するトラブルチケットであって障害への対応が未完了のトラブルチケットが存在するか否かを判定し、対応未完了のトラブルチケットが存在する場合に、アラーム情報追加部101が、対応未完了のトラブルチケットのトラブルチケット番号を障害アラームに付加し、同じ管理対象機器で発生した複数の障害アラームに同一のトラブルチケット番号を付加することで、同じ管理対象機器で発生した複数のアラームを同一のオペレータに対応させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータネットワークを管理する管理技術に関し、特に、管理対象機器の障害情報を管理する技術に関する。
従来の障害管理装置として、例えば、特許文献1及び特許文献2に示された障害管理装置が存在する。
従来の障害管理装置について、図9と図10を用いて説明する。
図9は従来の障害管理装置の構成を示すものである。
障害管理装置900は、アラーム情報追加部901、トラブルチケット新規作成部902、アラーム情報記憶部905、トラブルチケット情報記憶部904からなる。
トラブルチケットとは、ネットワーク上で障害が起きた時に発行される情報であり、障害発生機器や障害発生日時等を示し、ネットワークの管理に関係するオペレータが参照するための情報である。
オペレータ端末装置920は、オペレータに対する画面表示とキーボード及びマウスによる入力を行うものであり、複数台が障害管理装置と接続される。
アラーム910は、外部の管理対象機器921から入力される。また、障害管理装置900は、一般的に複数の機器を管理対象機器921としている。
図10は従来技術における処理フローである。
入力されたアラーム910の入力を契機に、トラブルチケット新規作成部902によって、障害の対応を記録するためのトラブルチケット911が作成される。この時にトラブルチケットを識別するためのトラブルチケット番号912が作成される。
アラーム情報記憶部905では、アラーム910をトラブルチケット新規作成部902によって作成されたトラブルチケット番号912とともにアラーム情報記憶部905に記憶する。トラブルチケット新規作成部902はオペレータ端末装置920に対して、新たにトラブルチケット911が発行されたことを通知するためのオペレータ通知913を送る。オペレータ端末はその端末を使用しているオペレータに対して画像、音声、発光装置等の方法で、トラブルチケット911が新規に発行されたことを知らせる。オペレータはオペレータ端末装置920を用いて、新規に発行されたトラブルチケット911の対応作業を実施する。
2002−290405号公報 2000−209203号公報
従来の技術では、一つの管理対象機器に対してアラームが複数個発生した場合に、それぞれのアラームおよびトラブルチケットに対して別々のオペレータが対応し、顧客連絡などの対応作業が重複してしまう可能性があった。
また発生した障害アラームの内、アラームの誤検出等で全てが必ずしも管理対象の障害に関連していない場合があり、オペレータがアラームを確認する処理を実行しアラームの真偽を判定していた。この場合、アラームが誤報だった場合にも、トラブルチケットが一旦発行されてしまうため、無駄な作業が発生していた。
この発明は、上記のような課題を解決することを主な目的としており、障害管理システムにおいて、同じ機器で発生したアラームを1人のオペレータに割り当てることにより、対応作業の重複を回避することを主な目的とする。
さらに、本発明は、アラームを受信した際にアラームの真偽を確認する障害確認処理を実施するとともに、障害確認処理結果が出るまでオペレータにアラーム発生通知を抑止することにより、無駄なアラームに対する作業を回避することを主な目的とする。
本発明に係る障害管理装置は、
複数の管理対象機器のいずれかから障害アラームを受信し、受信した障害アラームに基づいてトラブルチケットを作成する障害管理装置であって、
いずれかの管理対象機器から障害アラームを受信する障害アラーム受信部と、
前記障害アラーム受信部により受信された障害アラームの送信元の管理対象機器の以前の障害に対するトラブルチケットであって障害への対応処理が完了していない対応未完了トラブルチケットが存在するか否かを判定する対応未完了トラブルチケット判定部と、
前記対応未完了トラブルチケット判定部により障害アラーム送信元の管理対象機器について対応未完了トラブルチケットが存在すると判定された場合に、前記対応未完了トラブルチケットのトラブルチケット識別子を取得し、取得した前記対応未完了トラブルチケットのトラブルチケット識別子を前記障害アラーム受信部により受信された障害アラームに付加する識別子付加部と、
前記識別子付加部により前記対応未完了トラブルチケットのトラブルチケット識別子が付加された障害アラームを記憶するアラーム情報記憶部とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る障害管理装置は、
障害への対応処理を行うオペレータが使用するオペレータ端末装置に接続され、複数の管理対象機器のいずれかから障害アラームを受信し、障害の発生を前記オペレータ端末装置に通知する障害管理装置であって、
いずれかの管理対象機器から障害アラームを受信する障害アラーム受信部と、
前記障害アラーム受信部により受信された障害アラームの送信元の管理対象機器に障害が発生しているか否かを判定する障害判定部と、
前記障害判定部により障害アラーム送信元の管理対象機器に障害が発生していると判定された後に、前記オペレータ端末装置に障害の発生を通知するオペレータ通知部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、同じ機器で発生したアラームに対して同じ機器の対応未完了トラブルチケットのトラブルチケット識別子を付加することにより、同一の機器に対する対応処理を同一のオペレータに割り当てることが出来るために、対応作業の重複を回避することができる。
また、アラームを受信した際にアラームの真偽を確認する障害確認処理を実施し、障害確認処理結果が出るまでオペレータへの通知を保留するとともに、障害が確認された場合にはオペレータに対する通知を行うことで、無駄なアラームに対する作業を回避しながら、実際に障害が発生していることが確認された場合には早急にオペレータに障害を通知することができる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るシステム例を示すシステム構成図である。
図1において、障害管理装置100は、複数の管理対象機器121と複数のオペレータ端末装置120と接続されている。
障害管理装置100は、アラーム情報追加部101(識別子付加部)、トラブルチケット情報検索部102(対応未完了トラブルチケット判定部)、トラブルチケット更新部103、トラブルチケット新規作成部104、アラーム情報記憶部105、トラブルチケット情報記憶部106、障害アラーム受信部107、オペレータ通知部108からなる。
オペレータ端末装置120はオペレータに対する画面表示とキーボード及びマウスによる入力を行うものであり、複数台が障害管理装置100と接続される。
管理対象機器121は障害管理装置100が管理対象とする機器であり、複数台が障害管理装置100と接続され、障害発生時に障害管理装置100に障害アラーム110を通知する。
本実施の形態では、障害アラーム受信部107がいずれかの管理対象機器121から障害アラーム110を受信した場合に、トラブルチケット情報検索部102がトラブルチケット情報記憶部106を検索し、当該障害アラームの送信元の管理対象機器の以前の障害に対するトラブルチケットであって障害への対応が未完了のトラブルチケット(対応未完了トラブルチケット)が存在するか否かを判定し、対応未完了のトラブルチケットが存在する場合に、アラーム情報追加部101が、対応未完了のトラブルチケットのトラブルチケット番号(トラブルチケット識別子)を障害アラームに付加し、同じ管理対象機器で発生した複数の障害アラームに同一のトラブルチケット番号を付加することで、同じ管理対象機器で発生した複数のアラームを同一のオペレータに対応させる。
図11は、本実施の形態及び以下に述べる実施の形態に示す障害管理装置100及び200のハードウェア資源の一例を示す図である。
図11において、障害管理装置100及び200は、プログラムを実行するCPU911(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介して、例えば、ROM(Read Only Memory)913、RAM(Random Access Memory)914、通信ボード915、表示装置901、キーボード902、マウス903、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。更に、CPU911は、FDD904(Flexible Disk Drive)、コンパクトディスク装置905(CDD)、プリンタ装置906、スキャナ装置907と接続していてもよい。また、磁気ディスク装置920の代わりに、光ディスク装置、メモリカード読み書き装置などの記憶装置でもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。
通信ボード915、キーボード902、スキャナ装置907、FDD904などは、入力部、入力装置の一例である。
また、通信ボード915、表示装置901、プリンタ装置906などは、出力部、出力装置の一例である。
通信ボード915は、ネットワークに接続されている。例えば、通信ボード915は、LAN(ローカルエリアネットワーク)、インターネット、WAN(ワイドエリアネットワーク)などに接続されていても構わない。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922により実行される。
上記プログラム群923には、本実施の形態及び以降の実施の形態の説明において「〜部」、「〜手段」として説明している機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、本実施の形態及び以降の実施の形態の説明において、「〜の判定結果」、「〜の計算結果」、「〜の処理結果」、「〜の評価結果」等として説明している情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリになどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・編集・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリ、レジスタ、キャッシュメモリ、バッファメモリ等に一時的に記憶される。
また、以下で説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク、CDD905のコンパクトディスク、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
また、本実施の形態及び以降の実施の形態の説明において「〜部」、「〜手段」として説明しているものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」、「手段」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。すなわち、「〜部」、「〜手段」として説明しているものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等の記録媒体に記憶される。プログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。すなわち、プログラムは、本実施の形態及び以降の実施の形態の「〜部」、「〜手段」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、本実施の形態及び以降の実施の形態の「〜部」、「〜手段」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
このように、本実施の形態及び以下に述べる実施の形態に示す障害管理装置100及び200は、処理装置たるCPU、記憶装置たるメモリ、磁気ディスク等、入力装置たるキーボード、マウス等、出力装置たる表示装置、通信ボード等を備えるコンピュータであり、上記したように「〜部」、「〜手段」として示された機能をこれら処理装置、記憶装置、入力装置、出力装置を用いて実現するものである。
図2は実施の形態1における処理フロー例であり、図3はトラブルチケット111の内容例である。
管理対象機器121で発生した障害アラーム110が障害管理装置100の障害アラーム受信部107に入力されると(S201)(障害アラーム受信ステップ)、トラブルチケット情報検索部102がトラブルチケット情報記憶部106に記憶されているトラブルチケット情報を読み出す(S202)。
そして、トラブルチケット情報検索部102は、S201で受信された障害アラームの発生元の機器と機器名が一致するトラブルチケットが存在するかどうかを判断し(S203)(対応未完了トラブルチケット判定ステップ)、機器名が一致するトラブルチケットを発見するか、トラブルチケット情報記憶部106の全てのトラブルチケット情報を検索するまでS203〜S205の処理を続ける(対応未完了トラブルチケット判定ステップ)。
機器名が一致するトラブルチケットが存在している場合に、当該トラブルチケットにおいて当該管理対象機器の以前の障害に対する処理状態132が対応処理中であるかどうかを判断し(S206)(対応未完了トラブルチケット判定ステップ)、対応処理が未完了のトラブルチケットが存在するかを検索する。
検索した結果、処理状態132が対応処理中になっているトラブルチケットが存在しなかった場合、トラブルチケット新規作成部104によって、障害の対応を記録するために新規のトラブルチケット111が作成される(S207)。また、S203〜S205の処理により障害アラームの発行元の管理対象機器と機器名が一致するトラブルチケットが存在しなかった場合も、同様に、新規のトラブルチケット111が作成される(S207)。この時に新規のトラブルチケット111を識別するための新規のトラブルチケット番号112が作成されるとともに、処理状態132を未処理とする。
一方、検索した結果、対応処理が終了していないトラブルチケット111が存在した場合(S206でYes)、トラブルチケット情報検索部102は、このトラブルチケットのトラブルチケット番号112を取得する。
アラーム情報追加部101が、トラブルチケット情報検索部102から対応未完了のトラブルチケットのトラブルチケット番号を取得し、障害アラーム110に当該トラブルチケット番号を付加し(S208)(識別子付加ステップ)、トラブルチケット番号112とともに障害アラーム110をアラーム情報記憶部105に書き込み、アラーム情報記憶部105が記憶する(S209)(アラーム情報記憶ステップ)。
新規にトラブルチケット111が発行された場合には、トラブルチケット新規作成部104からの指示に基づきオペレータ通知部108はオペレータ端末装置120に対して、新たにトラブルチケット111が発行されたことを通知するためのオペレータ通知113を送る。
オペレータ端末装置120はその端末を使用しているオペレータに対して画像、音声、発光装置等の方法で、トラブルチケット111が新規に発行されたことを知らせる。
このとき、全てのオペレータが使用している全てのオペレータ端末装置に対してオペレータ通知113を送信しても良いし、作業を実施していないオペレータを選択してそのオペレータ端末装置のみにオペレータ通知113を送信しても良い。
オペレータはオペレータ端末装置120を用いて、新規に発行されたトラブルチケット111の対応作業を開始する。この時トラブルチケット111の処理状態132を処理中にする。
オペレータ端末装置120はトラブルチケット111のトラブルチケット番号112を用いてアラーム情報記憶部からアラーム110についての情報を得ることにより管理対象機器で発生している一連のアラームについての情報を得て、それをオペレータに対して表示する。
オペレータはトラブルチケット111に対して、解析結果139、対処内容138、障害原因140、顧客への連絡履歴などを入力する。
作業の結果、障害が解決した場合にはトラブルチケットへの入力を終了する。作業が終了するとオペレータ端末装置120は入力された内容をトラブルチケット更新情報114としてトラブルチケット更新部103に送る。トラブルチケット更新部103はトラブルチケット更新情報114をトラブルチケット情報記憶部106に記憶する。
既にトラブルチケット111が存在し、トラブルチケット111の処理状態132が対応処理中の場合(対応未完了のトラブルチケットが存在した場合)には、そのトラブルチケット111が開かれているオペレータ端末装置120に対して、オペレータ通知部108からアラームが追加されたことを通知するオペレータ通知113が送られる。
オペレータ端末装置120はその端末を使用しているオペレータに対して画像、音声、発光装置等の方法で、アラームが追加されたことを知らせる。
この際、オペレータ端末装置120はトラブルチケット111のトラブルチケット番号112を用いてアラーム情報記憶部からアラーム110についての情報を得ることにより新たに追加されたアラームについての情報を得て、それをオペレータに対して表示する。
このように、本実施の形態の障害管理装置100は、いずれかの管理対象機器から障害アラームを受信する障害アラーム受信部と、障害アラーム受信部により受信された障害アラームの送信元の管理対象機器の以前の障害に対するトラブルチケットであって障害への対応処理が完了していない対応未完了トラブルチケットが存在するか否かを判定するトラブルチケット情報検索部(対応未完了トラブルチケット判定部)と、障害アラーム送信元の管理対象機器について対応未完了トラブルチケットが存在すると判定された場合に、対応未完了トラブルチケットのトラブルチケット識別子を取得し、取得した対応未完了トラブルチケットのトラブルチケット番号を障害アラーム受信部により受信された障害アラームに付加するアラーム情報追加部(識別子付加部)と、対応未完了トラブルチケットのトラブルチケット識別子が付加された障害アラームを記憶するアラーム情報記憶部とを有している。
また、本実施の形態の障害管理装置100は、更に、トラブルチケット情報検索部により障害アラーム送信元の管理対象機器について対応未完了トラブルチケットが存在すると判定された場合に、障害アラーム送信元の管理対象機器の障害への対応処理を行っているオペレータが使用しているオペレータ端末装置に障害アラームが発行されたことを通知するオペレータ通知部を有している。
また、本実施の形態の障害管理装置100は、更に、トラブルチケット情報検索部により障害アラーム送信元の管理対象機器について対応未完了トラブルチケットが存在しないと判定された場合に、新たなトラブルチケット番号を含む新たなトラブルチケットを障害アラーム受信部により受信された障害アラームに対して作成するトラブルチケット新規作成部を有し、アラーム情報追加部(識別子付加部)は、トラブルチケット新規作成部から新たなトラブルチケット番号を取得し、取得した新たなトラブルチケット番号を障害アラーム受信部により受信された障害アラームに付加し、アラーム情報記憶部は、アラーム情報追加部により新たなトラブルチケット識別子が付加された障害アラームを記憶する。
また、本実施の形態の障害管理装置100は、更に、トラブルチケット新規作成部により新たなトラブルチケットが作成された場合に、複数のオペレータ端末装置の全てに対して障害アラームが発行されたことを通知するオペレータ通知部を有する。
また、本実施の形態の障害管理装置100は、更に、トラブルチケット新規作成部により新たなトラブルチケットが作成された場合に、複数のオペレータ端末装置のうち現在障害に対する対応処理を行っていないオペレータが使用するオペレータ端末装置を選択し、選択したオペレータ端末装置に障害アラームが発行されたことを通知するオペレータ通知部を有する。
このように、本実施の形態によれば、同じ機器で発生したアラームに対して同じ機器の対応未完了のトラブルチケットのトラブルチケット番号を付加することにより、同一の機器に対する対応処理を同一のオペレータに割り当てることが出来るために、顧客連絡などの対応作業の重複を回避することができる。
以上のように、本実施の形態では、ネットワークを構成する各機器から通知された障害アラームに応じて、個々の機器で発生した障害を管理者に通報するネットワーク・サーバ等の障害管理方法において、前記機器から受信したアラームからトラブルチケットを発行しそのトラブルチケット識別番号を作成するトラブルチケット新規発行部と、前記機器にかかわる対応処理が終了していないトラブルチケットが存在するかを検索し存在した場合にそのトラブルチケット識別番号を得るトラブルチケット情報検索部と、前記アラームと前記トラブルチケット識別番号を合わせてアラーム記憶部に記憶するアラーム情報追加部と、前記トラブルチケットを記憶するトラブルチケット情報記憶部と、前記アラームと前記トラブルチケット識別番号を記憶するアラーム記憶部を持つ、障害管理装置及び方法について説明した。
また、本実施の形態では、新規にトラブルチケットが発行された場合に全てのオペレータが使用しているオペレータ端末に対して新規にトラブルチケットが発行された旨を画像、音声、発光装置等で伝達し、オペレータが作業中のトラブルチケットに対してアラームが追加された場合には、その前記オペレータが使用しているオペレータ端末に対して、アラームが追加された旨を画像、音声、発光装置等で伝達するオペレータ通知部を持つ障害管理装置及び方法について説明した。
また、本実施の形態では、新規にトラブルチケットが発行された場合に、現在作業を行っていないオペレータが使用しているオペレータ端末を選択し、規にトラブルチケットが発行された旨を画像、音声、発光装置等で伝達するオペレータ通知部を持つ障害管理装置及び方法について説明した。
実施の形態2.
実施の形態1では、アラームの発生元に関する処理中のトラブルチケットが存在すれば、当該アラームをそのトラブルチケットに関連づけることにより、同一のオペレータにより処理されるようにしたものである。
実施の形態2では、アラームを受信した際にアラームの真偽を判定する障害確認処理を自動実行した結果によって、トラブルチケットをオペレータに処理させるかどうかを判定するとともに、工事などで発生が予想されるアラームについて事前に登録した情報と照合することで、オペレータ処理を判定する。
図4は、実施の形態2に係るシステム構成例を示すシステム構成図である。
図4において、障害管理装置200は、複数の管理対象機器221とオペレータ端末装置220と接続されている。
障害管理装置200は、アラーム情報追加部201、トラブルチケット情報検索部202、トラブルチケット更新部203、トラブルチケット新規作成部204、アラーム情報記憶部205、トラブルチケット情報記憶部206、アラーム判定部217、障害確認処理起動部207、復旧確認処理起動部208、工事情報記憶部209、構成情報記憶部222、障害アラーム受信部230、オペレータ通知部231からなる。
なお、本実施の形態において、トラブルチケット新規作成部204は工事判定部の例であり、障害確認処理起動部207は障害有無判定部の例であり、復旧確認処理起動部208は復旧判定部の例である。また、アラーム判定部217は工事判定部、障害有無判定部及び復旧判定部の例である。また、これらトラブルチケット新規作成部204、障害確認処理起動部207、復旧確認処理起動部208、アラーム判定部217は障害判定部を構成する。
オペレータ端末装置220はオペレータに対する画面表示とキーボード及びマウスによる入力を行うものであり、複数台が障害管理装置と接続される。
管理対象機器221は障害管理装置200が管理対象とする機器であり、複数台が障害管理装置200と接続され、障害発生時に障害管理装置200にアラーム210を通知する。
本実施の形態では、障害アラーム受信部230がいずれかの管理対象機器から障害アラームを受信すると、障害アラームの送信元の管理対象機器に障害が発生しているか否かが判定され、障害アラーム送信元の管理対象機器に障害が発生していると判定された後に、オペレータ通知部231がオペレータ端末装置220に障害の発生を通知する。
工事情報記憶部209は、管理対象機器ごとに工事の実施スケジュールを示す工事情報を記憶しており、トラブルチケット新規作成部204又はアラーム判定部217は、工事情報に示された工事の実施スケジュールを参照し、障害アラーム受信部230により受信された障害アラームの送信元の管理対象機器で工事が実施されているか否かを判定し、障害アラームの送信元の管理対象機器で工事が実施されていると判定した場合に、障害アラームが工事により発行されたと推定する。
そして、オペレータ通知部231は、トラブルチケット新規作成部204又はアラーム判定部217により障害アラームが工事により発行されたと推定された場合に、オペレータ端末装置220への通知を保留する。
また、障害アラーム送信元の管理対象機器で工事が実施されていないと判定された場合に、障害確認処理起動部207又はアラーム判定部217は、障害アラームの送信元の管理対象機器に障害が発生しているか否かを判定し、オペレータ通知部231は、障害確認処理起動部207又はアラーム判定部217により障害アラーム送信元の管理対象機器に障害が発生していると判定された場合に、オペレータ端末装置220に障害の発生を通知する。
また、障害アラーム送信元の管理対象機器で工事が実施されていると判定された場合に、復旧確認処理起動部208又はアラーム判定部217は、障害アラーム送信元の管理対象機器の工事の実施スケジュールの終了後に、障害アラームの送信元の管理対象機器に障害が発生しているか否かを判定し、オペレータ通知部231は、復旧確認処理起動部208又はアラーム判定部217により障害アラーム送信元の管理対象機器に障害が発生していると判定された場合に、オペレータ端末装置220に障害の発生を通知する。
図5は実施の形態2における処理フロー例であり、図6は実施の形態2におけるトラブルチケット211の内容例である。
管理対象機器221で発生したアラーム210が障害管理装置200の障害アラーム受信部230に入力されると(S501)(障害アラーム受信ステップ)、トラブルチケット情報検索部202において、同じアラーム発生元の機器名で処理状態232が対応処理中になっているトラブルチケットが存在するかを検索する(S502〜S506)。
検索した結果、処理状態232が対応処理中になっているトラブルチケットが存在しなかった場合、トラブルチケット新規作成部204によって、障害の対応を記録するためのトラブルチケット211が作成される。この時にトラブルチケット211を識別するためのトラブルチケット番号212を作成する。なお、S501〜S507の処理は、図2のS201〜S207と同様である。
一方、検索した結果、処理状態232が対応中になっているトラブルチケットが存在した場合、このトラブルチケットのトラブルチケット番号212を取得する。
次に、S507において新規のトラブルチケット及び新規のトラブルチケット番号を作成した後、トラブルチケット新規作成部204は工事情報記憶部209より、その機器において工事が行われる予定があるかどうかの工事情報224(図7)を検索する。工事対象機器名251が一致し、工事の実施スケジュール、すなわち工事時間開始時刻252より遅く、工事終了時刻253前に該当していれば、その障害アラーム210は工事によって発生したものであると推定し(S508)(障害判定ステップ)、処理状態232を工事中にし、S509及びS510に進む。
工事に該当しなければ、そのトラブルチケット211を障害確認処理起動部207に送る。
障害確認処理起動部207は、機器の種類をトラブルチケット211から構成情報記憶部222の構成情報225(図8)を検索することにより得て、障害確認対象機器であるか否かを判断し(S511)(障害判定ステップ)、障害確認対象機器の場合は、機器種類に応じた障害確認処理を起動するとともに、処理状態223を障害確認中とする(S512)(障害判定ステップ)。なお、障害確認処理は、例えばpingコマンドの発行やログの取得等、従来より存在している障害確認処理でよい。また、障害確認処理の結果は、確認処理結果アラームとして後刻受信する。つまり、障害確認処理の結果(確認処理結果アラーム)は、後述するように、アラームの一種としてS501以降の処理の対象となる。
S512において処理状態223を障害確認中とした後、S509及びS510に進むとともに、障害確認処理の結果待ちとなる。なお、S509及びS510の処理は、図2のS208及びS209と同様である。
また、図5には、図示していないが、復旧確認処理起動部208は現在時刻が工事終了時刻253に到達すると工事対象機器名251を用いて対応する機器に対して復旧確認処理を起動する。この復旧確認処理の結果は確認処理結果アラームとして、後刻受信する。つまり復旧確認処理の結果(確認処理結果アラーム)は、後述するように、アラームの一種としてS501以降の処理の対象となる。
なお、復旧確認処理は、例えばpingコマンドの発行やログの取得等、従来より存在している復旧確認処理でよい。
処理状態223が障害確認中及び工事中とされたトラブルチケット111はオペレータに通知されない。このため、この時点でオペレータはこのトラブルチケット111に関する解析作業を実施することはない。
前述したように、障害確認処理および復旧確認処理の結果は確認処理結果アラームとして障害アラーム受信部230が受信する(S501)。
確認処理結果アラームの受信時点では、確認処理結果アラームの対象となっている管理対象機器に対するトラブルチケットが既に生成され、また、当該トラブルチケットにおける処理状態223は障害確認中又は工事中なので、S501、S502、S503、S506と処理が進み、S513に処理が移行する。
確認処理結果アラームはアラーム判定部217に送られ、アラーム判定部217は受け取ったアラームが確認処理結果アラームであるか否か、つまり障害及び復旧確認処理の結果の判定を行う(S513)(障害判定ステップ)。
S513において確認処理結果アラームでなかった場合は、そのアラームは障害アラームなので、S508と同様にしてアラーム判定部217は工事による障害アラームであるか否かを判断する(S514)。工事による障害アラームであればS509に進み、工事による障害アラームでない場合はS516に進む。
S513において確認処理結果アラームである場合は、アラーム判定部217は確認処理結果アラームの内容をチェックし(S515)(障害判定ステップ)、確認処理結果が正常であれば(障害でない場合)、その機器でのアラーム発生が誤報あるいは工事が原因であったとして、確認処理結果アラームに関連したトラブルチケット番号212を用いてトラブルチケット更新部203において関連するトラブルチケット211の処理状態223を処理終了とする(S517)。
一方、確認処理結果が異常であれば(障害の場合)、障害が発生しているとして関連する処理状態223を障害とするとともに、オペレータ通知部231からオペレータ端末装置220に対して、新たにトラブルチケット211が発行されたことを通知するためのオペレータ通知213を送る(S516)(オペレータ通知ステップ)。
オペレータ端末装置はその端末を使用しているオペレータに対して画像、音声、発光装置等の方法で、トラブルチケット211が新規に発行されたことを知らせる。
このとき、全てのオペレータが使用している全てのオペレータ端末に対してオペレータ通知213を送信しても良いし、作業を実施していないオペレータを選択してそのオペレータ端末のみにオペレータ通知213を送信しても良い。
オペレータはオペレータ端末装置220を用いて、新規に発行されたトラブルチケット211の対応作業を実施する。この際、オペレータ端末装置220はトラブルチケット211のトラブルチケット番号212を用いてアラーム情報記憶部からアラーム210についての情報を得ることに機器で発生している一連のアラームについての情報を得て、それをオペレータに対して表示する。
オペレータはトラブルチケット211に対して、障害の解析結果、対処方法、顧客への連絡履歴などを入力する。作業の結果、障害が解決した場合にはトラブルチケットへの入力を終了する。作業が終了するとオペレータ端末装置220は入力された内容をトラブルチケット更新情報114としてトラブルチケット更新部203に送る。トラブルチケット更新部203はトラブルチケット更新情報215をトラブルチケット情報記憶部に記憶する。
既にトラブルチケット211が存在し、オペレータが作業を実施している場合には、そのトラブルチケット211が開かれているオペレータ端末装置220に対して、アラーム追加通知216が送られる。オペレータ端末はその端末を使用しているオペレータに対して画像、音声、発光装置等の方法で、アラームが追加されたことを知らせる。この際、オペレータ端末装置220はトラブルチケット211のトラブルチケット番号212を用いてアラーム記憶部からアラーム210についての情報を得ることに新たに追加されたアラームについての情報を得て、それをオペレータに対して表示する。
このように、本実施の形態の障害管理装置200は、いずれかの管理対象機器から障害アラームを受信する障害アラーム受信部と、障害アラーム受信部により受信された障害アラームの送信元の管理対象機器に障害が発生しているか否かを判定する障害判定部と、障害判定部により障害アラーム送信元の管理対象機器に障害が発生していると判定された後に、オペレータ端末装置に障害の発生を通知するオペレータ通知部とを有する。
また、本実施の形態の障害管理装置200は、更に、管理対象機器ごとに工事の実施スケジュールを示す工事情報を記憶する工事情報記憶部を有し、障害判定部は、工事情報に示された工事の実施スケジュールを参照し、障害アラーム受信部により受信された障害アラームの送信元の管理対象機器で工事が実施されているか否かを判定し、障害アラームの送信元の管理対象機器で工事が実施されていると判定した場合に、障害アラームが工事により発行されたと推定する工事判定部を有し、オペレータ通知部は、工事判定部により障害アラームが工事により発行されたと推定された場合に、オペレータ端末装置への通知を保留する。
また、本実施の形態の障害管理装置200において、障害判定部は、工事判定部により障害アラーム送信元の管理対象機器で工事が実施されていないと判定された場合に、障害アラームの送信元の管理対象機器に障害が発生しているか否かを判定する障害有無判定部を有し、オペレータ通知部は、障害有無判定部により障害アラーム送信元の管理対象機器に障害が発生していると判定された場合に、オペレータ端末装置に障害の発生を通知する。
また、本実施の形態の障害管理装置200において、障害判定部は、工事判定部により障害アラーム送信元の管理対象機器で工事が実施されていると判定された場合に、障害アラーム送信元の管理対象機器の工事の実施スケジュールの終了後に、障害アラームの送信元の管理対象機器に障害が発生しているか否かを判定する復旧判定部を有し、オペレータ通知部は、復旧判定部により障害アラーム送信元の管理対象機器に障害が発生していると判定された場合に、オペレータ端末装置に障害の発生を通知する。
以上のように、本実施の形態によれば、アラームを受信した際にアラームの真偽を確認する障害確認処理を実施するとともに、障害確認処理結果が出るまでオペレータにアラーム発生通知を抑止することにより、無駄なアラームに対する作業を回避することが可能である。
本実施の形態では、ネットワークを構成する各機器から通知された障害アラームに応じて、前記機器から受信したアラームを受信しトラブルチケットを発行するとともに、そのアラームが真に障害かどうかを確認する障害確認処理を行う障害管理方法において、障害確認処理が終了するまで発行したトラブルチケットをオペレータに通知しない障害管理装置及び方法について説明した。
また、本実施の形態では、ネットワークを構成する各機器から通知された障害アラームに応じて、前記機器から受信したアラームを受信しトラブルチケットを発行するとともに、アラームが工事によって発生したかの判定を行い、工事終了時に復旧確認処理を行う障害管理方法において、復旧確認確認処理が終了するまで発行したトラブルチケットをオペレータに通知しない障害管理装置及び方法について説明した。
また、本実施の形態では、新規にトラブルチケットが発行された場合に全てのオペレータが使用しているオペレータ端末に対して新規にトラブルチケットが発行された旨を画像、音声、発光装置等で伝達し、オペレータが作業中のトラブルチケットに対してアラームが追加された場合には、その前記オペレータが使用しているオペレータ端末に対して、アラームが追加された旨を画像、音声、発光装置等で伝達する障害管理装置及び方法について説明した。
また、本実施の形態では、新規にトラブルチケットが発行された場合に、現在作業を行っていないオペレータが使用しているオペレータ端末を選択し、新規にトラブルチケットが発行された旨を画像、音声、発光装置等で伝達する障害管理装置及び方法について説明した。
実施の形態1のシステム構成図。 実施の形態1の処理フローチャート例を示す図。 実施の形態1のトラブルチケット内容例を示す図。 実施の形態2のシステム構成図。 実施の形態2の処理フローチャート例を示す図。 実施の形態2のトラブルチケット内容例を示す図。 実施の形態2の工事情報の例を示す図。 実施の形態2の構成情報の例を示す図。 従来の技術を説明する図。 従来の技術を説明する図。 実施の形態1及び2の障害管理装置のハードウェア構成例を示す図。
符号の説明
100 障害管理装置、101 アラーム情報追加部、102 トラブルチケット情報検索部、103 トラブルチケット更新部、104 トラブルチケット新規作成部、105 アラーム情報記憶部、106 トラブルチケット情報記憶部、107 障害アラーム受信部、108 オペレータ通知部、110 障害アラーム、111 トラブルチケット情報、111 トラブルチケット情報、112 トラブルチケット番号、113 オペレータ通知、114 トラブルチケット更新情報、115 アラーム情報、120 オペレータ端末装置、121 管理対象機器、132 処理状態、133 題名、134 機器名、135 障害受付日時、136 障害発生日時、137 障害復旧日時、138 対処内容、139 解析結果、140 障害原因、141 顧客連絡日時、200 障害管理装置、201 アラーム情報追加部、202 トラブルチケット情報検索部、203 トラブルチケット更新部、204 トラブルチケット新規作成部、205 アラーム情報記憶部、206 トラブルチケット情報記憶部、207 障害確認処理起動部、208 復旧確認処理起動部、230 障害アラーム受信部、231 オペレータ通知部。

Claims (16)

  1. 複数の管理対象機器のいずれかから障害アラームを受信し、受信した障害アラームに基づいてトラブルチケットを作成する障害管理装置であって、
    いずれかの管理対象機器から障害アラームを受信する障害アラーム受信部と、
    前記障害アラーム受信部により受信された障害アラームの送信元の管理対象機器の以前の障害に対するトラブルチケットであって障害への対応処理が完了していない対応未完了トラブルチケットが存在するか否かを判定する対応未完了トラブルチケット判定部と、
    前記対応未完了トラブルチケット判定部により障害アラーム送信元の管理対象機器について対応未完了トラブルチケットが存在すると判定された場合に、前記対応未完了トラブルチケットのトラブルチケット識別子を取得し、取得した前記対応未完了トラブルチケットのトラブルチケット識別子を前記障害アラーム受信部により受信された障害アラームに付加する識別子付加部と、
    前記識別子付加部により前記対応未完了トラブルチケットのトラブルチケット識別子が付加された障害アラームを記憶するアラーム情報記憶部とを有することを特徴とする障害管理装置。
  2. 前記障害管理装置は、障害への対応処理を行うオペレータが使用する複数のオペレータ端末装置に接続されており、
    前記障害管理装置は、更に、
    前記対応未完了トラブルチケット判定部により障害アラーム送信元の管理対象機器について対応未完了トラブルチケットが存在すると判定された場合に、障害アラーム送信元の管理対象機器の障害への対応処理を行っているオペレータが使用しているオペレータ端末装置に障害アラームが発行されたことを通知するオペレータ通知部を有することを特徴とする請求項1に記載の障害管理装置。
  3. 前記障害管理装置は、更に、
    前記対応未完了トラブルチケット判定部により障害アラーム送信元の管理対象機器について対応未完了トラブルチケットが存在しないと判定された場合に、新たなトラブルチケット識別子を含む新たなトラブルチケットを前記障害アラーム受信部により受信された障害アラームに対して作成するトラブルチケット新規作成部を有し、
    前記識別子付加部は、
    前記トラブルチケット新規作成部から前記新たなトラブルチケット識別子を取得し、取得した前記新たなトラブルチケット識別子を前記障害アラーム受信部により受信された障害アラームに付加し、
    前記アラーム情報記憶部は、
    前記識別子付加部により前記新たなトラブルチケット識別子が付加された障害アラームを記憶することを特徴とする請求項1に記載の障害管理装置。
  4. 前記障害管理装置は、障害への対応処理を行うオペレータが使用する複数のオペレータ端末装置に接続されており、
    前記障害管理装置は、更に、
    前記トラブルチケット新規作成部により新たなトラブルチケットが作成された場合に、前記複数のオペレータ端末装置の全てに対して障害アラームが発行されたことを通知するオペレータ通知部を有することを特徴とする請求項3に記載の障害管理装置。
  5. 前記障害管理装置は、障害への対応処理を行うオペレータが使用する複数のオペレータ端末装置に接続されており、
    前記障害管理装置は、更に、
    前記トラブルチケット新規作成部により新たなトラブルチケットが作成された場合に、前記複数のオペレータ端末装置のうち現在障害に対する対応処理を行っていないオペレータが使用するオペレータ端末装置を選択し、選択したオペレータ端末装置に障害アラームが発行されたことを通知するオペレータ通知部を有することを特徴とする請求項3に記載の障害管理装置。
  6. 障害への対応処理を行うオペレータが使用するオペレータ端末装置に接続され、複数の管理対象機器のいずれかから障害アラームを受信し、障害の発生を前記オペレータ端末装置に通知する障害管理装置であって、
    いずれかの管理対象機器から障害アラームを受信する障害アラーム受信部と、
    前記障害アラーム受信部により受信された障害アラームの送信元の管理対象機器に障害が発生しているか否かを判定する障害判定部と、
    前記障害判定部により障害アラーム送信元の管理対象機器に障害が発生していると判定された後に、前記オペレータ端末装置に障害の発生を通知するオペレータ通知部とを有することを特徴とする障害管理装置。
  7. 前記障害管理装置は、更に、
    管理対象機器ごとに工事の実施スケジュールを示す工事情報を記憶する工事情報記憶部を有し、
    前記障害判定部は、
    前記工事情報に示された工事の実施スケジュールを参照し、前記障害アラーム受信部により受信された障害アラームの送信元の管理対象機器で工事が実施されているか否かを判定し、障害アラームの送信元の管理対象機器で工事が実施されていると判定した場合に、障害アラームが工事により発行されたと推定する工事判定部を有し、
    前記オペレータ通知部は、
    前記工事判定部により障害アラームが工事により発行されたと推定された場合に、前記オペレータ端末装置への通知を保留することを特徴とする請求項6に記載の障害管理装置。
  8. 前記障害判定部は、
    前記工事判定部により障害アラーム送信元の管理対象機器で工事が実施されていないと判定された場合に、障害アラームの送信元の管理対象機器に障害が発生しているか否かを判定する障害有無判定部を有し、
    前記オペレータ通知部は、
    前記障害有無判定部により障害アラーム送信元の管理対象機器に障害が発生していると判定された場合に、前記オペレータ端末装置に障害の発生を通知することを特徴とする請求項7に記載の障害管理装置。
  9. 前記障害判定部は、
    前記工事判定部により障害アラーム送信元の管理対象機器で工事が実施されていると判定された場合に、障害アラーム送信元の管理対象機器の工事の実施スケジュールの終了後に、障害アラームの送信元の管理対象機器に障害が発生しているか否かを判定する復旧判定部を有し、
    前記オペレータ通知部は、
    前記復旧判定部により障害アラーム送信元の管理対象機器に障害が発生していると判定された場合に、前記オペレータ端末装置に障害の発生を通知することを特徴とする請求項7に記載の障害管理装置。
  10. 前記障害管理装置は、複数のオペレータ端末装置に接続されており、
    前記オペレータ通知部は、
    障害アラーム送信元の管理対象機器の以前の障害への対応処理を行っているオペレータが存在する場合に、当該オペレータが使用しているオペレータ端末装置に障害を通知することを特徴とする請求項6に記載の障害管理装置。
  11. 前記障害管理装置は、複数のオペレータ端末装置に接続されており、
    前記オペレータ通知部は、
    前記複数のオペレータ端末装置の全てに対して障害の発生を通知することを特徴とする請求項6に記載の障害管理装置。
  12. 前記障害管理装置は、複数のオペレータ端末装置に接続されており、
    前記オペレータ通知部は、
    前記複数のオペレータ端末装置のうち現在障害に対する対応処理を行っていないオペレータが使用するオペレータ端末装置を選択し、選択したオペレータ端末装置に障害の発生を通知することを特徴とする請求項6に記載の障害管理装置。
  13. 複数の管理対象機器のいずれかから障害アラームを受信し、受信した障害アラームに基づいてトラブルチケットを作成する障害管理方法であって、
    いずれかの管理対象機器から障害アラームを受信する障害アラーム受信ステップと、
    前記障害アラーム受信ステップにより受信された障害アラームの送信元の管理対象機器の以前の障害に対するトラブルチケットであって障害への対応処理が完了していない対応未完了トラブルチケットが存在するか否かを判定する対応未完了トラブルチケット判定ステップと、
    前記対応未完了トラブルチケット判定ステップにより障害アラーム送信元の管理対象機器について対応未完了トラブルチケットが存在すると判定された場合に、前記対応未完了トラブルチケットのトラブルチケット識別子を取得し、取得した前記対応未完了トラブルチケットのトラブルチケット識別子を前記障害アラーム受信ステップにより受信された障害アラームに付加する識別子付加ステップと、
    前記識別子付加ステップにより前記対応未完了トラブルチケットのトラブルチケット識別子が付加された障害アラームを記憶するアラーム情報記憶ステップとを有することを特徴とする障害管理方法。
  14. 複数の管理対象機器のいずれかから障害アラームを受信し、障害への対応処理を行うオペレータが使用するオペレータ端末装置に障害の発生を通知する障害管理方法であって、
    いずれかの管理対象機器から障害アラームを受信する障害アラーム受信ステップと、
    前記障害アラーム受信ステップにより受信された障害アラームの送信元の管理対象機器に障害が発生しているか否かを判定する障害判定ステップと、
    前記障害判定ステップにより障害アラーム送信元の管理対象機器に障害が発生していると判定された後に、前記オペレータ端末装置に障害の発生を通知するオペレータ通知ステップとを有することを特徴とする障害管理方法。
  15. 複数の管理対象機器のいずれかから障害アラームを受信し、受信した障害アラームに基づいてトラブルチケットを作成するコンピュータに、
    いずれかの管理対象機器から障害アラームを受信する障害アラーム受信手順と、
    前記障害アラーム受信手順により受信された障害アラームの送信元の管理対象機器の以前の障害に対するトラブルチケットであって障害への対応処理が完了していない対応未完了トラブルチケットが存在するか否かを判定する対応未完了トラブルチケット判定手順と、
    前記対応未完了トラブルチケット判定手順により障害アラーム送信元の管理対象機器について対応未完了トラブルチケットが存在すると判定された場合に、前記対応未完了トラブルチケットのトラブルチケット識別子を取得し、取得した前記対応未完了トラブルチケットのトラブルチケット識別子を前記障害アラーム受信手順により受信された障害アラームに付加する識別子付加手順と、
    前記識別子付加手順により前記対応未完了トラブルチケットのトラブルチケット識別子が付加された障害アラームを記憶するアラーム情報記憶手順とを実行させることを特徴とするプログラム。
  16. 障害への対応処理を行うオペレータが使用するオペレータ端末装置に接続され、複数の管理対象機器のいずれかから障害アラームを受信し、障害の発生を前記オペレータ端末装置に通知するコンピュータに、
    いずれかの管理対象機器から障害アラームを受信する障害アラーム受信手順と、
    前記障害アラーム受信手順により受信された障害アラームの送信元の管理対象機器に障害が発生しているか否かを判定する障害判定手順と、
    前記障害判定手順により障害アラーム送信元の管理対象機器に障害が発生していると判定された後に、前記オペレータ端末装置に障害の発生を通知するオペレータ通知手順とを実行させることを特徴とするプログラム。
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