JP2007294471A - スイッチ装置 - Google Patents

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真一 齊木
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Abstract

【課題】操作ノブの非操作状態でバッテリラインの短絡が発生することを防止でき、安全性を向上させる。
【解決手段】回路基板11のスイッチ用枠部12内において、第1及び第2の負荷端子16a,16b間を通る繋ぎ用導体15dを、第1及び第2のバッテリ端子14a,14b間を接続するものではなく、第1及び第2のアース端子15a,15b間を接続するものとする。操作ノブ26の非操作状態では、第1の可動接触子は第1の負荷端子16aと第1のアース端子15aとに接触し、第2の可動接触子は第2の負荷端子16bと第2のアース端子15bとに接触した状態となる。繋ぎ用導体15dと第1または第2の負荷端子16a,16bとの間D1,D2に接点開閉による炭化物や導電性異物が介在するようになったとしても、バッテリラインの短絡が発生するおそれはない。
【選択図】図1

Description

本発明は、負荷に対する電流の流れ方向を切り換える構成のスイッチ装置に関する。
例えばパワーウインドウシステムを搭載した自動車においては、運転席横のドアに、パワーウインドウ操作用のスイッチ装置が複数組設けられるようになっている。図5には、この種のスイッチ装置の1組の回路基板の一例を示し、図6には電気回路図を示している。
まず、図5において、回路基板1は、絶縁性を有する合成樹脂により形成されている。この回路基板1には、矩形状をなすスイッチ用枠部2が一体に形成されていて、このスイッチ用枠部2内が、仕切り部2aにより第1のスイッチ配設部3aと第2のスイッチ配設部3bとに仕切られている。
第1のスイッチ配設部3aには、第1のバッテリ端子4aと、第1のアース端子5aと、これら第1のバッテリ端子4aと第1のアース端子5aとの間に位置された第1の負荷端子6aとが設けられ、また、第2のスイッチ配設部3bには、第1のアース端子5aの隣に位置された第2のバッテリ端子4bと、第1のバッテリ端子4aの隣に位置された第2のアース端子5bと、これら第2のバッテリ端子4bと第2のアース端子5bとの間に位置された第2の負荷端子6bとが設けられている。
図5に示すスイッチ用枠部2内おいて、各端子4a,4b、5a,5b、及び6a,6bの回路基板1から露出した部分を、斜線を施して区別している。各端子4a,4b、5a,5b、及び6a,6bのうち、第1,第2のバッテリ端子4a,4b、及び第1,第2のアース端子5a,5bには、それぞれ接点部7が設けられている。
そして、図6に示すように、上記各端子4a,4b、5a,5b、及び6a,6bのうち、第1及び第2のバッテリ端子4a,4bは、それぞれバッテリのプラス端子(+B)に接続され、第1及び第2のアース端子5a,5bはそれぞれアース接続され、また、第1の負荷端子6aは、負荷である正逆回転可能なモータ8の一端部に接続され、第2の負荷端子6bは、そのモータ8の他端部に接続されるようになっている。
回路基板1には、上記した各端子4a,4b、5a,5b、及び6a,6bを、他の組のスイッチ装置の対応する端子や、外部接続用の端子と接続するために、配線用導体4c,5c,6cが上記スイッチ用枠部2の外部に位置させて設けられている。また、スイッチ用枠部2内において、第1のバッテリ端子4aと第2のバッテリ端子4bとを接続する繋ぎ用導体4dが設けれれていて、スイッチ用枠部2の外部での配線用導体4c,5c,6cを少しでも少なくするようにしている。この繋ぎ用導体4dは、仕切り部2aの下方に位置させて、第1及び第2の負荷端子6a,6b間を通されており、その仕切り部2aからはみ出した左右両側部分は回路基板1から露出している。その繋ぎ用導体4dの露出した部分にも、斜線を施して区別している。
上記第1,第2のスイッチ配設部3a,3b内には、図5には示されてはいないが、第1,第2の可動接触子9a,9b(図6参照)が配設される。これら第1,第2の可動接触子9a,9bは、長手方向の中間部が対応する第1,第2の負荷端子6a,6bに接触した状態で揺動可能に設けられていて、図示しない1個の操作ノブにより揺動されるようになっている。
上記構成において、操作ノブが操作されていない非操作状態では、図6にそれぞれ実線で示すように、第1の可動接触子9aが第1の負荷端子6aと第1のアース端子5aとに接触すると共に、第2の可動接触子9bが第2の負荷端子6bと第2のアース端子5bとに接触した状態となっていて、モータ8には電流は流れていない(オフ状態)。
操作ノブがアップ方向へ回動操作されて第1の作動状態になると、第2の可動接触子9bは、第2の負荷端子6bと第2のアース端子5bとに接触したままの状態で、第1の可動接触子9aが、図6に二点鎖線で示すように、第1の負荷端子6aと第1のバッテリ端子4aとに接触する状態に切り替わる。すると、モータ8には、図6中矢印A1方向への電流が流れ、モータ8が正回転して図示しないウインドウガラスが上昇される。操作ノブに対する操作力を解除すると、第1の可動接触子9aは、第1の負荷端子6aと第1のアース端子5aとに接触する元の状態に切り替わり、モータ8は停止する。
また、操作ノブがアップ方向とは反対のダウン方向へ回動操作されて第2の作動状態になると、第1の可動接触子9aは、第1の負荷端子6aと第1のアース端子5aとに接触したままの状態で、第2の可動接触子9bが、図6に二点鎖線で示すように、第2の負荷端子6bと第2のバッテリ端子4bとに接触する状態に切り替わる。すると、モータ8には、図6中矢印A2方向への電流が流れ、モータ8が逆回転して図示しないウインドウガラスが下降される。操作ノブに対する操作力を解除すると、第2の可動接触子9bは、第2の負荷端子6bと第2のアース端子5bとに接触する元の状態に切り替わり、モータ8は停止する。
ところで、上記構成においては、一つのスイッチ装置のスイッチ用枠部2内において、第1のバッテリ端子4aと第2のバッテリ端子4bとを繋ぐ繋ぎ用導体4dが、第1の負荷端子6aと第2の負荷端子6bとの間でこれらに近接して配置され、しかもそれら繋ぎ用導体4d、並びに第1及び第2の負荷端子6a,6bが露出している。このため、その繋ぎ用導体4dと第1の負荷端子6aとの間(図5のB1参照)や、繋ぎ用導体4dと第2の負荷端子6bとの間(図5のB2参照)に、接点開閉による炭化物や導電性異物が介在するようになると、操作ノブの非操作状態で、バッテリラインの短絡が発生するおそれがある。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、操作ノブの非操作状態でバッテリラインの短絡が発生することを防止でき、安全性を向上できるスイッチ装置を提供するにある。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、
回路基板に設けられ、バッテリのプラス端子に接続される第1のバッテリ端子と、
前記回路基板に前記第1のバッテリ端子の近傍に位置させて設けられ、アース接続される第1のアース端子と、
前記回路基板に前記第1のバッテリ端子と前記第1のアース端子との間に位置させて設けられ、負荷の一端部に接続される第1の負荷端子と、
前記回路基板に前記第1のアース端子の隣に位置させて設けられ、前記バッテリのプラス端子に接続される第2のバッテリ端子と、
前記回路基板に前記第1のバッテリ端子の隣に位置させて設けられ、アース接続される第2のアース端子と、
前記回路基板に前記第2のバッテリ端子と前記第2のアース端子との間に位置させて設けられ、前記負荷の他端部に接続される第2の負荷端子と、
前記第1の負荷端子に接触した状態で揺動可能に設けられ、その第1の負荷端子と前記第1のアース端子とに接触する状態と、第1の負荷端子と前記第1のバッテリ端子とに接触する状態とに切り換えられる第1の可動接触子と、
前記第2の負荷端子に接触した状態で揺動可能に設けられ、その第2の負荷端子と前記第2のアース端子とに接触する状態と、第2の負荷端子と前記第2のバッテリ端子とに接触する状態とに切り換えられる第2の可動接触子と、
非操作状態と第1及び第2の作動状態との間で操作可能に設けられ、前記非操作状態では、前記第1の可動接触子を前記第1の負荷端子と前記第1のアース端子とに接触させると共に、前記第2の可動接触子を前記第2の負荷端子と前記第2のアース端子とに接触させ、前記第1の作動状態では、前記第2の可動接触子を前記第2の負荷端子と前記第2のアース端子とに接触させた状態で前記第1の可動接触子を前記第1の負荷端子と前記第1のバッテリ端子とに接触させ、前記第2の作動状態では、前記第1の可動接触子を前記第1の負荷端子と前記第1のアース端子とに接触させた状態で前記第2の可動接触子を前記第2の負荷端子と前記第2のバッテリ端子とに接触させる前記操作ノブと、
前記回路基板に前記第1及び第2の負荷端子間を通り前記第1のアース端子と前記第2のアース端子とを接続するように設けられ、途中部が前記回路基板に設けられた仕切り部の下方に位置するとともに、その仕切り部からはみ出した両側部分が露出した繋ぎ用導体とを具備したことを特徴としている。
上記した構成においては、第1の負荷端子と第2の負荷端子との間を通る繋ぎ用導体を、第1及び第2のバッテリ端子間を接続するものではなく、第1及び第2のアース端子間を接続するものとしている。そして、操作ノブの非操作状態では、第1の可動接触子は第1の負荷端子と第1のアース端子とに接触すると共に、第2の可動接触子は第2の負荷端子と第2のアース端子とに接触した状態であり、第1及び第2のアース端子間を接続した繋ぎ用導体と、第1及び第2の負荷端子とは同電位であるから、この繋ぎ用導体と第1の負荷端子または第2の負荷端子との間に接点開閉による炭化物や導電性異物が介在するようになったとしても、バッテリラインの短絡が発生するおそれはない。
以下、本発明を、自動車のパワーウインドウ操作用のスイッチ装置に適用した一実施例について、図1ないし図4を参照して説明する。
まず、図1及び図2において、絶縁性を有する合成樹脂により形成され回路基板11には、矩形状をなすスイッチ用枠部12が一体に形成されていて、このスイッチ用枠部12内が、仕切り部12aにより第1のスイッチ配設部13aと第2のスイッチ配設部113bとに仕切られている。
第1のスイッチ配設部13aには、第1のバッテリ端子14aと、第1のアース端子15aと、これら第1のバッテリ端子14aと第1のアース端子15aとの間に位置された第1の負荷端子16aとが設けられ、また、第2のスイッチ配設部13bには、第1のアース端子15aの隣に位置された第2のバッテリ端子14bと、第1のバッテリ端子14aの隣に位置された第2のアース端子15bと、これら第2のバッテリ端子14bと第2のアース端子15bとの間に位置された第2の負荷端子16bとが設けられている。
図1に示すスイッチ用枠部12内において、各端子14a,14b、15a,15b、及び16a,16bの回路基板11から露出した部分を、斜線を施して区別している。各端子14a,14b、15a,15b、及び16a,16bのうち、第1、第2のバッテリ端子14a,14b、及び第1、第2のアース端子15a,15bには、それぞれ接点部17が設けられている。また、第1及び第2の負荷端子16a,16bには、立上がり部18が一体に形成されている。
そして、図3に示すように、上記各端子14a,14b、15a,15b、及び16a,16bのうち、第1及び第2のバッテリ端子14a,14bは、それぞれバッテリのプラス端子(+B)に接続され、第1及び第2のアース端子15a,15bはそれぞれアース接続され、また、第1の負荷端子16aは、負荷である正逆回転可能なモータ19の一端部に接続され、第2の負荷端子16bは、そのモータ19の他端部に接続されるようになっている。
回路基板11には、上記した各端子14a,14b、15a,15b、及び16a,16bを、他の組のスイッチ装置の対応する端子や、外部接続用の端子と接続するために、配線用導体14c,15c,16cが上記スイッチ用枠部12の外部に位置させて設けられている。そしてこの場合、スイッチ用枠部12内において、第1のアース端子15aと第2のアース端子15bとを接続する繋ぎ用導体15dが設けれれていて、スイッチ用枠部12の外部での配線用導体14c,15c,16cを少しでも少なくするようにしている。この繋ぎ用導体15dは、仕切り部12aの下方に位置させて、第1及び第2の負荷端子16a,16b間を通されており、その仕切り部12aからはみ出した左右両側部分は回路基板11から露出している。その繋ぎ用導体15dの露出した部分にも、斜線を施して示している。
上記第1,第2のスイッチ配設部13a,13b内には、第1,第2の可動接触子20,21(図2参照)が配設されている。これら第1,第2の可動接触子20,21は、それぞれ図4に示す構成のもので、長手方向の中間部にV字状をなす凹部22を有すると共に、左右両側部に引掛け部23を有し、長手方向の両端部をそれぞれ接点部24a,24bとしている。
このうち、第2の可動接触子21は、図2に示すように、引掛け部23を対応する第2の負荷端子16bの立上がり部18に引掛けた状態で揺動可能に設けられていて、一方の接点部24aが第2のアース端子15bの接点部17と対向すると共に、他方の接点部24bが第2のバッテリ端子14bの接点部17と対向するように配置されている。また、第1の可動接触子20は、詳細には示されていないが、第2の可動接触子21と同様に、引掛け部23を対応する第1の負荷端子16aの立上がり部18に引掛けた状態で揺動可能に設けられていて、一方の接点部24aが第1のアース端子15aの接点部17と対向すると共に、他方の接点部24bが第1のバッテリ端子14aの接点部17と対向するように配置されている。
図2において、上記回路基板11の上部にはスイッチボデー25が配設されていて、このスイッチボデー25により、回路基板11の上面が覆われている。スイッチボデー25には、上記スイッチ用枠部12の上方に位置させて操作ノブ26が回動中心部27を中心に回動可能に設けられている。この操作ノブ26には、第1及び第2の可動接触子20,21に対応してそれぞれ筒部28(図2には、第2の可動接触子21に対応する筒部28のみが示されている)が下向きに突設されていて、各筒部28の下部が、スイッチボデー25に形成された開口部25aを通して第1,第2のスイッチ配設部13a,13b内に突出している。
そして、各筒部28の下部に、ばね29により付勢された押圧子30が設けられていて、これら各押圧子30の下端部が、対応する第1,第2の可動接触子20,21の凹部23に入り込んで第1,第2の可動接触子20,21を押圧した状態となっている。スイッチボデー25の上方にはスイッチカバー31が設けられていて、このスイッチカバー31に形成された開口部31aから上記操作ノブ26の上部が上方へ露出している。
次に、上記構成の作用を説明する。
まず、操作ノブ26が操作されていない非操作状態では、図2に示すように、各押圧子30の下端部が、対応する第1,第2の可動接触子20,21の凹部23に入り込んだ状態となっている。この状態では、第1の可動接触子20は、引掛け部23が第1の負荷端子16aに接触すると共に、一方の接点部24aが第1のアース端子15aの接点部17に接触し(図4の実線参照)、また、第2の可動接触子21は、引掛け部23が第2の負荷端子16bに接触すると共に、一方の接点部24aが第2のアース端子15bの接点部17に接触している(図2及び図3の実線参照)。この状態では、モータ19には電流は流れていない(オフ状態)。
操作ノブ26が、図2中矢印C1方向へ回動操作されて第1の作動状態になると、第2の可動接触子21は、第2の負荷端子16bと第2のアース端子15bとに接触したままの状態で、第1の可動接触子20は、押圧子30により凹部22の斜面が押圧されるようになることに伴い、一方の接点部24aが第1のアース端子15aの接点部17から離れ、他方の接点部24bが第1のバッテリ端子14aの接点部17に接触する状態に切り替わる(図3の二点鎖線参照)。すると、モータ19には、図3中矢印A1方向への電流が流れ、モータ19が正回転して図示しないウインドウガラスが上昇される。操作ノブ26に対する操作力を解除すると、操作ノブ26は図2の非操作状態に戻り、また、第1の可動接触子20は、他方の接点部24bが第1のバッテリ端子14aの接点部17から離れると共に、一方の接点部24aが第1のアース端子15aの接点部17に接触する元の状態に切り替わり、モータ19は停止する。
また、操作ノブ26が図2中矢印C1とは反対の矢印C2方向へ回動操作されて第2の作動状態になると、第1の可動接触子20は、第1の負荷端子16aと第1のアース端子15aとに接触したままの状態で、第2の可動接触子21は、押圧子30により凹部22の斜面が押圧されるようになることに伴い、一方の接点部24aが第2のアース端子15bの接点部17から離れ、他方の接点部24bが第2のバッテリ端子14bの接点部17に接触する状態に切り替わる(図3の二点鎖線参照)。すると、モータ19には、図3中矢印A2方向への電流が流れ、モータ19が逆回転して図示しないウインドウガラスが下降される。操作ノブ26に対する操作力を解除すると、操作ノブ26は図2の非操作状態に戻り、また、第2の可動接触子21は、他方の接点部24bが第2のバッテリ端子14bの接点部17から離れると共に、一方の接点部24aが第2のアース端子15bの接点部17に接触する状態に切り替わり、モータ19は停止する。
上記した実施例においては、回路基板11におけるスイッチ用枠部12内において、第1の負荷端子16aと第2の負荷端子16bとの間を通る繋ぎ用導体15dを、第1及び第2のバッテリ端子14a,14b間を接続するものではなく、第1及び第2のアース端子15a,15b間を接続するものとしている。そして、操作ノブ26の非操作状態では、第1の可動接触子20は第1の負荷端子16aと第1のアース端子15aとに接触すると共に、第2の可動接触子21は第2の負荷端子16bと第2のアース端子15bとに接触した状態であり、第1及び第2のアース端子15a,15b間を接続した繋ぎ用導体15dと、第1及び第2の負荷端子16a,16bとは同電位であるから、この繋ぎ用導体15dと第1の負荷端子16aとの間(図1のD1参照)や、繋ぎ用導体15dと第2の負荷端子16bとの間(図1のD2参照)に接点開閉による炭化物や導電性異物が介在するようになったとしても、バッテリラインの短絡が発生するおそれはない。
この場合、操作ノブ26を第1の作動状態または第2の作動状態へ操作した際には、バッテリラインの短絡が発生するおそれがあるが、これは操作ノブ26を操作している間のみで、操作ノブ26に対する操作力を解除すれば、そのバッテリラインの短絡を回避できる。従って、操作ノブ26の非操作状態で、バッテリラインの短絡が発生するおそれがある従来構造に比べて、安全性を向上できるようになる。
本発明は、上記した実施例にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
自動車のパワーウインドウ操作用のスイッチ装置に限らず、モータなどの負荷に対する電流の流れ方向を切り換える構成のスイッチ装置に適用できる。
本発明の一実施例を示す回路基板の平面図 スイッチ装置の縦断面図 電気回路図 可動接触子の斜視図 従来構成を示す図1相当図 図3相当図
符号の説明
図面中、11は回路基板、12aは仕切り部、14a,14bは第1,第2のバッテリ端子、14cは配線用導体、15a,15bは第1,第2のアース端子、15cは配線用導体、15dは繋ぎ用導体、16a,16bは第1,第2の負荷用端子、16cは配線用導体、17は接点部、19はモータ(負荷)、20,21は第1,第2の可動接触子、22は凹部、23は引掛け部、24a,24bは接点部、26は操作ノブを示す。

Claims (1)

  1. 回路基板に設けられ、バッテリのプラス端子に接続される第1のバッテリ端子と、
    前記回路基板に前記第1のバッテリ端子の近傍に位置させて設けられ、アース接続される第1のアース端子と、
    前記回路基板に前記第1のバッテリ端子と前記第1のアース端子との間に位置させて設けられ、負荷の一端部に接続される第1の負荷端子と、
    前記回路基板に前記第1のアース端子の隣に位置させて設けられ、前記バッテリのプラス端子に接続される第2のバッテリ端子と、
    前記回路基板に前記第1のバッテリ端子の隣に位置させて設けられ、アース接続される第2のアース端子と、
    前記回路基板に前記第2のバッテリ端子と前記第2のアース端子との間に位置させて設けられ、前記負荷の他端部に接続される第2の負荷端子と、
    前記第1の負荷端子に接触した状態で揺動可能に設けられ、その第1の負荷端子と前記第1のアース端子とに接触する状態と、第1の負荷端子と前記第1のバッテリ端子とに接触する状態とに切り換えられる第1の可動接触子と、
    前記第2の負荷端子に接触した状態で揺動可能に設けられ、その第2の負荷端子と前記第2のアース端子とに接触する状態と、第2の負荷端子と前記第2のバッテリ端子とに接触する状態とに切り換えられる第2の可動接触子と、
    非操作状態と第1及び第2の作動状態との間で操作可能に設けられ、前記非操作状態では、前記第1の可動接触子を前記第1の負荷端子と前記第1のアース端子とに接触させると共に、前記第2の可動接触子を前記第2の負荷端子と前記第2のアース端子とに接触させ、前記第1の作動状態では、前記第2の可動接触子を前記第2の負荷端子と前記第2のアース端子とに接触させた状態で前記第1の可動接触子を前記第1の負荷端子と前記第1のバッテリ端子とに接触させ、前記第2の作動状態では、前記第1の可動接触子を前記第1の負荷端子と前記第1のアース端子とに接触させた状態で前記第2の可動接触子を前記第2の負荷端子と前記第2のバッテリ端子とに接触させる前記操作ノブと、
    前記回路基板に前記第1及び第2の負荷端子間を通り前記第1のアース端子と前記第2のアース端子とを接続するように設けられ、途中部が前記回路基板に設けられた仕切り部の下方に位置するとともに、その仕切り部からはみ出した両側部分が露出した繋ぎ用導体とを具備したことを特徴とするスイッチ装置。
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