JP2007294257A - プラグ受用カバー、及びテーブルタップ - Google Patents

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克哉 今井
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淳 河合
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Abstract

【課題】栓刃挿入口からの水や埃の侵入を防止できるプラグ受用カバー、及びテーブルタップを提供することにある。
【解決手段】プラグ受用カバー1は、差込プラグの一対の栓刃がそれぞれ挿入される一対の栓刃挿入口50a,50aを有するプラグ接続部Pが設けられたプラグ受5のプラグ接続部Pを覆う大きさに形成され、プラグ受5と対向する一面に一対の栓刃挿入口50a,50aにそれぞれ挿入される一対の栓刃形状部2bを備える絶縁材料製の本体部2と、本体部2の前記一面に設けられ、プラグ受5の一対の栓刃挿入口50a,50aにそれぞれ一対の栓刃形状部2b,2bを挿入して本体部2をプラグ受5に取り付けた際、プラグ受5に弾接するとともに、プラグ接続部Pの一対の栓刃挿入口50a,50aを囲繞する軟質樹脂製の防水部3とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンセントやテーブルタップ等のプラグ受に用いられるプラグ受用カバー、及びテーブルタップに関するものである。
従来から、コンセントやテーブルタップ等のプラグ受の栓刃挿入口から内部へのゴミ等の異物の侵入や、内部の刃受等の充電部に触れることによる感電等を防止するために、プラグ受にプラグを接続していない場合に栓刃挿入口を遮蔽するプラグ受用カバーが提供されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1のプラグ受用カバー100は、絶縁性を有する樹脂材料を用いた樹脂成形品であって、図31及び図32に示すように、図示しないプラグ受の筐体に設けられた一対の栓刃挿入口を覆う大きさの略矩形状のカバー部101と、カバー部101においてプラグ受と対向する一面に突設され、一対の栓刃挿入口のそれぞれに挿入される一対の突部102,102とを一体に備えている。
したがって、このプラグ受用カバー100は、一対の突部102,102を、プラグ受の一対の栓刃挿入口にそれぞれ挿入することによって、プラグ受に取り付けられるようになっており、プラグ受に取り付けられた状態では、カバー部101によって、プラグ受の一対の栓刃挿入口が閉塞される。
特開2003−32831号公報(段落番号〔0011〕及び図1〜図5参照)
このような従来のプラグ受用カバー100によれば、ゴミ等の比較的大きい異物の侵入は防止できていたが、従来のプラグ受用カバー100は、単にプラグ受けの栓刃挿入口をカバー部101で閉塞するだけのものであるから、水や、比較的小さい埃や塵等は、カバー部101とプラグ受の筐体との隙間を介して栓刃挿入口に至り、栓刃挿入口からプラグ受の筐体内に入ってしまうという問題があり、これがトラッキングや短絡等の原因となっていた。
本発明は上述の点に鑑みて為されたもので、その目的は、栓刃挿入口からの水や埃の侵入を防止できるプラグ受用カバー、及びテーブルタップを提供することにある。
上述の課題を解決するために、請求項1のプラグ受用カバーの発明では、差込プラグの栓刃が挿入される栓刃挿入口を有するプラグ接続部が設けられたプラグ受の前記プラグ接続部を覆う大きさに形成され、プラグ受と対向する一面に前記栓刃挿入口に挿入される栓刃形状部を備える絶縁材料製の本体部と、前記一面に設けられ、プラグ受の前記栓刃挿入口に栓刃形状部を挿入して本体部をプラグ受に取り付けた際に、プラグ受に弾接するとともに、前記プラグ接続部を囲繞する軟質樹脂製の防水部とを備えていることを特徴とする。
請求項2のプラグ受用カバーの発明では、請求項1の構成に加えて、防水部は、本体部に一体成形されていることを特徴とする。
請求項3のプラグ受用カバーの発明では、請求項1の構成に加えて、防水部と本体部は別体に形成され、前記一面との間で防水部を挟み込むことにより防水部を本体部に取り付ける絶縁材料製の取付部を備え、取付部は、取付部と本体部のいずれか一方に設けられた係止爪部を、他方に設けられた係止孔部の縁部に係止させることで本体部に取り付けられていることを特徴とする。
請求項4のプラグ受用カバーの発明では、請求項3の構成に加えて、係止爪部は、取付部において本体部と対向する面に突設され、係止孔部は、前記一面と、当該一面と反対側の他面とを連通するように設けられ、本体部は、取付部を本体部に取り付けた際に係止爪部が本体部の他面から外方に突出しないように係止爪部を収納する収納凹部を備えていることを特徴とする。
請求項5のプラグ受用カバーの発明では、請求項1の構成に加えて、防水部と本体部は別体に形成され、前記一面との間で防水部を挟み込むことにより防水部を本体部に取り付ける絶縁材料製の取付部を備え、取付部と本体部のいずれか一方において他方と対向する面には、熱着用の突起部が設けられ、他方には、前記突起部が貫挿される孔部が設けられ、前記突起部を前記孔部に貫挿した状態で、前記突起部の先端部を融解することにより取付部が本体部に取り付けられていることを特徴とする。
請求項6のプラグ受用カバーの発明では、請求項3〜5のいずれか1項の構成に加えて、防水部は、プラグ受の前記栓刃挿入口に栓刃形状部を挿入して本体部をプラグ受に取り付けた際に、プラグ受に弾接するとともに、前記栓刃挿入口を囲繞する周壁部と、周壁部の内面において対向する部位間を連結し、取付部と本体部との間に狭持される抜止部とを備えていることを特徴とする。
請求項7のプラグ受用カバーの発明では、請求項1〜6のいずれか1項の構成に加えて、栓刃形状部には、プラグ受の刃受に設けられるボッチに凹凸嵌合するボッチ孔が設けられていることを特徴とする。
請求項8のテーブルタップの発明では、差込プラグの栓刃が挿入される栓刃挿入口を有するタップ本体と、請求項1〜7のいずれか1項に記載のプラグ受用カバーとを備えていることを特徴とする。
請求項1のプラグ受用カバーの発明は、プラグ受の栓刃挿入口に栓刃形状部を挿入する(差し込む)だけの簡単な作業でプラグ受に取り付けることができ、プラグ受に取り付けた際には、栓刃挿入口からプラグ受内部へのゴミ等の異物の侵入や、プラグ受内部の刃受等の充電部に触れることによる感電等を防止することができるという効果に加えて、プラグ受の栓刃挿入口から内部に水等が浸入してしまうことが防止できるという効果を奏する。
請求項2のプラグ受用カバーの発明は、本体部と防水部との間に隙間が生じないから、このような隙間から水等が浸入するおそれがなくなるという効果を奏し、しかも防水部の本体部への取り付け作業を行う必要がなくなって製造が容易になるという効果を奏する。
請求項3のプラグ受用カバーの発明は、本体部と防水部とを別体とし、取付部を用いて防水部を本体部に取り付けるようにしているから、本体部と防水部とを一体成形する場合に比べて設備コストを低減でき、しかも、係止爪部を係止孔部の縁部に係止するだけの簡単な作業で組み立てを行えるから、接着剤等による接着作業が不要になり、組立作業が容易になるという効果を奏する。
請求項4のプラグ受用カバーの発明は、係止爪部が収納凹部内に収納されることで、係止爪部が本体部の他面から外方に突出しないようになっているので、係止爪部に不意にもの等が当たることによって、本体部から取付部が外れてしまうことを防止でき、しかも係止爪部を見え難くすることができるから、デザイン性が向上するという効果を奏する。
請求項5のプラグ受用カバーの発明は、熱着により取付部が本体部に取り付けられているので、取付部が本体部から外れてしまうことを防止できるという効果を奏し、加えて、熱着によれば、製品毎の寸法のばらつきや、組立誤差等の影響を低減できるから、製品性能の安定性を向上できるという効果を奏する。特に、突起部を本体部において取付部に対向する面に設け、孔部を取付部に設けたものでは、プラグ受用カバーをプラグ受に取り付けた際に熱着部分が隠れて見え難くなるため、デザイン性が向上するという効果を奏する。
請求項6のプラグ受用カバーの発明は、防水部が本体部から外れてしまうことを防止できるという効果を奏する。
請求項7のプラグ受用カバーの発明は、栓刃形状部のボッチ孔にプラグ受の刃受のボッチを凹凸嵌合させた状態で、プラグ受用カバーをプラグ受に取り付けることができるから、プラグ受用カバーがプラグ受から抜け難くなり、これによりプラグ受用カバーをプラグ受に長期間取り付けている際等にプラグ受用カバーがプラグ受から徐々に抜けてしまうこと等を防止できて、防塵性や防水性等の悪化を防止できるという効果を奏する。
請求項8のテーブルタップの発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載のプラグ受用カバーを備えているので、タップ本体の栓刃挿入口に差込プラグを接続しない場合には、プラグ受用カバーを取り付けることで、使用していない栓刃挿入口からプラグ受の内部に、ゴミ等の異物の侵入や、プラグ受の内部の刃受等の充電部に触れることによる感電等を防止することができるという効果に加えて、プラグ受の栓刃挿入口から内部に水等が浸入してしまうことが防止できるという効果を奏する。
以下、本発明の実施形態について図1〜図30を参照して説明する。尚、以下の説明では、図1(a)の上方をプラグ受用カバーの前方とし、図1(a)の下方をプラグ受用カバーの後方と規定する。但し、これは説明の簡略化のためであって、プラグ受用カバーの使用形態が上記の方向に限られることを意味するものではない。
(実施形態1)
本実施形態のプラグ受用カバー1は、図1(a)〜(c)に示すように、図示しない差込プラグの一対の栓刃がそれぞれ挿入される一対の栓刃挿入口50a,50aを有するプラグ接続部Pが設けられたプラグ受5のプラグ接続部Pを覆う大きさに形成され、プラグ受5と対向する一面(後面)に一対の栓刃挿入口50a,50aにそれぞれ挿入される一対の栓刃形状部2b,2bを備える絶縁材料製の本体部2と、前記後面に設けられ、図1(c)に示すようにプラグ受5の一対の栓刃挿入口50a,50aにそれぞれ一対の栓刃形状部2b,2bを挿入して本体部2をプラグ受5に取り付けた際、プラグ受5の一面(図1(c)における上面)に弾接するとともに、プラグ接続部Pの一対の栓刃挿入口50a,50aを囲繞する軟質樹脂製の防水部3とを備えている。
まず、プラグ受5について図1(a)〜(c)を参照して説明する。プラグ受5は、例えばテーブルタップであって、図1(a)〜(c)に示すように、図示しない差込プラグの一対の栓刃がそれぞれ挿入される一対の栓刃挿入口50a,50aを有するプラグ接続部Pを一面(図1(a)における上面)に有する筐体50と、筐体50内に収納される一対の端子板51,51とを備えている。端子板51は、商用電源等の外部の電源(図示せず)と電源線を用いて接続されるものであり、栓刃挿入口50aから挿入される差込プラグの栓刃と接触接続される刃受52を備えている。このような刃受52は、栓刃の挿入方向に略直交する方向において互いに対向する一対の刃受ばね52a,52aを有しており、一対の刃受ばね52a,52aで栓刃を狭持することで、栓刃が刃受52に接触接続されるようになっている。尚、このようなテーブルタップは、従来周知のものを用いることができるから、詳細な説明は省略する。
本実施形態のプラグ受用カバー1は、プラグ受5に差込プラグを接続しない場合、すなわち一対の栓刃挿入口50a,50aを使用しない場合に、差込プラグの代わりにプラグ受5に取り付けることで、一対の栓刃挿入口50a,50aを覆う(閉塞する)ためのものであり、図2及び図3(a)〜(d)に示すように、絶縁材料製の本体部2と、軟質樹脂製の防水部3とで構成されている。
本体部2は、図4及び図5(a)〜(c)に示すように、塩化ビニルやユリア樹脂、エポキシ樹脂等の絶縁性を有する樹脂材料からなる樹脂成形品であり、図1(a)〜(c)に示すように、一対の栓刃挿入口50a,50aを有するプラグ接続部Pを覆う大きさを有する略矩形板状のカバー部2aと、一対の栓刃形状部2bとを一体に備えている。ここで、栓刃形状部2bは、プラグ受5に接続される差込プラグの一対の栓刃と略同寸法に形成されているものであり、図5(b),(c)に示すように、カバー部2aの後面に、該後面の面方向に向けて一体に突設されている。また、栓刃形状部2bは、基端側(図5(c)における上端側)が、徐々に厚みを増すように形成されており、これにより栓刃形状部2bを折れにくくしている。
一方、カバー部2aの他面(前面)には、図5(a)に示すように、略矩形状の凹部2cが形成されており、この凹部2cの底部の長手方向両端部には、カバー部2aを後面から前面にかけて貫通する貫通孔2dが形成されている。また、凹部2cの底部の短手方向両端部には、それぞれ長手方向に離間した一対の貫通孔2e,2eが形成されている。すなわち、凹部2cの底部には、2つの貫通孔2dと、4つの貫通孔2eが形成されている。
また、カバー部2aの後面における長手方向両縁部には、それぞれ段部2fが形成されており、この段部2fは、プラグ受用カバー1をプラグ受5から取り外す作業を容易にするためのものである。
防水部3は、ゴムやエラストマー等の弾性(復元性)を有する軟質樹脂材料を用いた樹脂成形品であり、例えば、本体部2を所定形状の金型内に収納した状態で、液状の軟質樹脂材料を金型内に注入し、硬化することにより本体部2に一体成形されている。この防水部3は、図3(d)に示すように、本体部2の凹部2c内に形成される平板部3aと、本体部2の後面に突設される周壁部3bとで構成されており、平板部3aと周壁部3bとは、本体部2の各貫通孔2d,2eを介して一体に連結されている。
平板部3aは、図3(d)に示すように、本体部2の凹部2c内に形成されているものであって、その前面は、図3(d)に示すように、本体部2の前面と同一面上に位置するようにしてある。つまり、平板部3aが凹部2cより突出しないようにすることで、平板部3aの凹部2cからの突出部分に他の物体が衝突して、平板部3aが本体部2から剥離してしまうことを防止しているのである。
周壁部3bは、プラグ受用カバー1の本体部2と、プラグ受5のプラグ接続部Pとの間に介在するとともに、プラグ受5の一面に弾接することで、筐体50の一対の栓刃挿入口50a,50aから筐体50内(プラグ受5の内部)に水や埃が侵入することを防止するためのものであり、外壁部3c及び内壁部3dを有する二重構造となっている。内壁部3dは、図3(d)に示すように、プラグ受5との弾接面(後面)が、本体部2の後面よりもプラグ受5側へ突出するとともに、その外形が、図2に示すように、一対の栓刃挿入口50a,50aを有するプラグ接続部Pを囲繞するような略矩形枠状に形成されている。尚、外壁部3cは、内壁部3dを囲繞する程度の大きさに形成されている点を除けば、内壁部3dと同様の構成を有している。このような周壁部3bは、プラグ受5に外壁部3cと内壁部3dとの2箇所で弾接、密着するから、周壁部3bとプラグ受5との密着性をより高めることができ、これにより防水性及び防塵性の向上が図られている。
以上により本実施形態のプラグ受用カバー1は形成されており、このプラグ受用カバー1は、次のようにしてプラグ受5に取り付けられる。すなわち、プラグ受用カバー1をプラグ受5に取り付ける際には、図1(a)に示すように、本体部2の一対の栓刃形状部2b,2bを、プラグ受5の一対の栓刃挿入口50a,50aから筐体50内にそれぞれ挿入していくのである。このように一対の栓刃形状部2b,2bを、それぞれ一対の栓刃挿入口50a,50aから筐体50内に挿入していくと、やがて栓刃形状部2bが刃受52に接触する。
この状態からさらにプラグ受用カバー1を押し込んでいくと、図1(b)に示すように、栓刃形状部2bが、刃受52の一対の刃受ばね52a,52aにより狭持される。また、防水部3の周壁部3bがプラグ受5の筐体50の一面(図1(b)における上面)に弾接して密着し、これによりプラグ受用カバー1とプラグ受5の筐体50との隙間を無くして、プラグ受5の各栓刃挿入口50a,50aから筐体50内部に、水や埃が侵入することを防止できる。この状態では、プラグ受用カバー1の一対の栓刃形状部2b,2bが、それぞれ刃受52,52により狭持されるため、プラグ受用カバー1がプラグ受5に強固に取り付けられることになる。
そして、このように防水部3の周壁部3bがプラグ受5の筐体50に弾接した状態から、さらにプラグ受用カバー1を押し込んでいくと、防水部3は上述したように弾性を有しているため、図1(c)に示すように、本体部2とプラグ受5の筐体50との間で押し縮められるように変形していくことになる。これにより防水部3の周壁部3bとプラグ受5の筐体50との密着性がさらに向上して、防塵性及び防水性がさらに向上する。また、周壁部3bが本体部2と筐体50との間で押し縮められるように変形することで、筐体50において周壁部3bが弾接される部位に、多少の傾きや、凹凸があった場合でも、問題なく防水部3の周壁部3bが筐体50に密着できるようになっている。
以上述べたように、本実施形態のプラグ受用カバー1によれば、プラグ受5の栓刃挿入口50aに栓刃形状部2bを挿入する(差し込む)だけの簡単な作業でプラグ受5に取り付けることができ、プラグ受5に取り付けた際には、プラグ受5の栓刃挿入口50aから筐体50内(プラグ受5の内部)へのゴミ等の異物の侵入や、プラグ受5の内部の刃受52等の充電部に触れることによる感電等を防止することができるという効果に加えて、プラグ受5の栓刃挿入口50aからプラグ受5の内部に水等が浸入してしまうことが防止できるという効果を奏する。また、防水部3を、本体部2に一体成形することによって、本体部2と防水部3との間に隙間が生じないようにしているから、このような隙間から水等が浸入するおそれがなくなるという効果を奏し、しかも防水部3の本体部2への取り付け作業を行う必要がなくなって製造が容易になるという効果を奏する。
さらに、本体部2に貫通孔2d,2eを設けているので、防水部3を本体部2に一体成形した際には、防水部3において本体部2の前面側に位置する平板部3aと、後面側に位置する周壁部3bとを一体に連結することができ、これにより平板部3aと周壁部3bとが本体部2から外れてしまうことが防止できるという効果を奏する。
ところで、本実施形態のプラグ受用カバー1では、防水部3の周壁部3bは、一対の栓刃挿入口50a,50aを一括して囲繞するように構成されているが、一対の栓刃挿入口50a,50aを個々に囲繞するようにしてもよく、また、防水部3の形状も矩形枠状に限られるものではなく、栓刃挿入口50aを囲繞できるような形状であればよい。
尚、本実施形態のプラグ受用カバー1は、接地極無しのプラグ受5に対応するものであるが、接地極付きのプラグ受5に用いることができるように、本体部2を、一対の栓刃挿入口50a,50aに加えて接地極用の栓刃挿入口(図示せず)を覆う大きさに形成してもよく、これに伴って防水部3の周壁部3bも、一対の栓刃挿入口50a,50aに加えて接地極用の栓刃挿入口を囲繞するように形成してもよい。また尚、本実施形態のプラグ受用カバー1では、日本で採用されているAタイプの電源プラグに対応するものを挙げているが、この他、Bタイプの電源プラグや、Cタイプの電源プラグに対応するものとしてもよい。これらの点は、後述する実施形態2〜10においても同様である。
(実施形態2)
本実施形態のプラグ受用カバー10は、実施形態1のプラグ受用カバー1と同様に、図1(a)〜(c)に示すようなプラグ受5に用いられるものであるが、実施形態1のプラグ受用カバー1のように防水部3が本体部2に一体成形されずに、本体部20と防水部30とが別体に形成されているものであって、本体部20においてプラグ受5と対向する一面(後面)との間で防水部30を挟み込むことにより防水部30を本体部20に取り付ける絶縁材料製の取付部40を備えていることに特徴がある。
すなわち、本実施形態のプラグ受用カバー10は、図6及び図7に示すように、プラグ受5のプラグ接続部Pを覆う大きさに形成され、プラグ受5と対向する一面である後面(図6(c)における下面)に一対の栓刃挿入口50a,50aにそれぞれ挿入される一対の栓刃形状部20b,20bを備える絶縁材料製の本体部20と、本体部20の後面に設けられ、プラグ受5の一対の栓刃挿入口50a,50aにそれぞれ一対の栓刃形状部20b,20bを挿入して本体部20をプラグ受5に取り付けた際、プラグ受5に弾接するとともに、プラグ接続部Pの一対の栓刃挿入口50a,50aを囲繞する軟質樹脂製の防水部30と、本体部20の後面との間で防水部30を挟み込むことにより防水部30を本体部20に取り付けるための取付部40とを備えている。尚、プラグ受5は、上記実施形態1と同様のものであるから、同一の符号を付して説明を省略する。この点は後述する実施形態3〜10においても同様である。
本体部20は、図6(a)〜(c)及び図7に示すように、塩化ビニルやユリア樹脂、エポキシ樹脂等の絶縁性を有する樹脂材料からなる樹脂成形品であり、一対の栓刃挿入口50a,50aを有するプラグ接続部Pを覆う大きさを有する略矩形板状のカバー部20aと、一対の栓刃形状部20bとを一体に備えている。カバー部20aの後面には、図6(c)に示すように、防水部30を取り付けるための略矩形状の凹部20cが形成されており、この凹部20cの底面には、一対の栓刃形状部20b,20bが、前記底面の面方向に向けて一体に突設されている。この栓刃形状部20bは、実施形態1の栓刃形状部2bと同様に、プラグ受5に接続される差込プラグの一対の栓刃と略同寸法に形成されている。また、カバー部20aの後面における長手方向両端縁部には、それぞれ段部20dが形成されており、この段部20dは、プラグ受用カバー10をプラグ受5から取り外す作業を行い易くするためのものである。
防水部30は、ゴムやエラストマー等の弾性(復元性)を有する軟質樹脂材料を用いた樹脂成形品であり、プラグ受用カバー10の本体部20と、プラグ受5のプラグ接続部Pとの間に介在するとともに、プラグ受5の筐体50に弾接して、筐体50の一対の栓刃挿入口50a,50aから筐体50内に水や埃が侵入することを防止するためのものである。この防水部30は、図7に示すように、中央部に、本体部20の一対の栓刃形状部20b,20bが挿通される略矩形状の開口部30aを有し、プラグ接続部Pを囲繞する略矩形枠状の周壁部30bと、取付部40に支持される被支持部31eとを一体に備えている。
周壁部30bは、プラグ受5と対向する一面である後面に、外壁部30c及び内壁部30dを有しており、防水部30を本体部20に取り付けた際には、周壁部30bが本体部20の後面より突出するように、その高さ(図6(c)における上下方向の長さ寸法)が設定されている。尚、このような周壁部30bの構成は実施形態1の周壁部3bと同様であるから本実施形態では説明を省略する。被支持部30eは、周壁部30bの内周面において防水部30の前面(図6(c)における上面)側から開口部30a内に向けて突出する矩形鍔状のものであり、防水部30を本体部20に取り付けるために用いられる。
取付部40は、本体部20と同様に、塩化ビニルやユリア樹脂、エポキシ樹脂等の絶縁性を有する樹脂材料からなる樹脂成形品であり、防水部30の開口部30aと略同寸法の略矩形状に形成されている。つまり、取付部40は、防水部30の開口部30a内に嵌入できるような大きさに形成されている。この取付部40の外周面においてプラグ受5と対向する一面側である後面側(図6(c)における下面側)には、防水部30の被支持部30eを本体部20の凹部20cの底面との間で狭持する矩形鍔状の支持部40bが一体に周設されている。また、取付部40には、本体部20の一対の栓刃形状部20b,20bがそれぞれ挿通される一対の栓刃挿通孔40a,40aが設けられており、取付部40の後面における各栓刃挿通孔40aの周縁部には、栓刃形状部20bを厚み方向から挟み込む一対の補強リブ40cが一体に突設されており、これにより栓刃形状部20bの折れ等を防止するようにしている。
以上述べたように、本実施形態のプラグ受用カバー10は、上述した本体部20と、防水部30と、取付部40とで構成されており、以下に、プラグ受用カバー10の組み立て方法について図6(c)を参照して説明する。まず、本体部20の凹部20cに、防水部30を、開口部30aに一対の栓刃形状部20b,20bを挿通させるとともに、被支持部30eを凹部30cの底面に当接させた状態で収納する。次に、取付部40を、一対の栓刃挿通孔40a,40aにそれぞれ本体部20の一対の栓刃形状部20b,20bを挿通させるとともに、支持部40bと凹部20cの底面とで被支持部30eを狭持するようにして防水部30の開口部30a内に嵌入する。最後に、取付部40と本体部20とを接着剤や超音波等により接着することで、図6(a)〜(c)に示すようなプラグ受用カバー10が得られるのである。
そして、本実施形態のプラグ受用カバー10は、上記実施形態1のプラグ受用カバー1と同様に、本体部20の一対の栓刃形状部20b,20bを、プラグ受5の一対の栓刃挿入口50a,50aから筐体50内にそれぞれ挿入することによって、プラグ受5に取り付けられる。そして、プラグ受用カバー10をプラグ受5に取り付けた状態では、防水部30の周壁部30bがプラグ受5の筐体50の一面に当接して密着し、これによりプラグ受用カバー3とプラグ受5の筐体50との隙間を無くして、プラグ受5の各栓刃挿入口50a,50aから筐体50内に、水や埃が侵入することを防止できる。また、防水部30は弾性を有しているため、本体部20とプラグ受5の筐体50との間で押し縮められるように変形し、これにより防水部30の周壁部30bとプラグ受5の筐体50との密着性がさらに向上して、防塵性及び防水性がさらに向上する。しかも、周壁部30bが本体部20と筐体50との間で押し縮められるように変形することで、筐体50において周壁部30bが弾接される部位に、多少の傾きや、凹凸があった場合でも、問題なく防水部30の周壁部30bが筐体50に密着できるようになっている。
したがって、本実施形態のプラグ受用カバー10によれば、上記実施形態1のプラグ受用カバー1と同様に、プラグ受5の栓刃挿入口50aに栓刃形状部20bを挿入する(差し込む)だけの簡単な作業でプラグ受5に取り付けることができ、プラグ受5に取り付けた際には、プラグ受5の栓刃挿入口50aからプラグ受5の内部(筐体50内)へのゴミ等の異物の侵入や、プラグ受5の内部の刃受52等の充電部に触れることによる感電等を防止することができるという効果に加えて、プラグ受5の栓刃挿入口50aからプラグ受5の内部に水等が浸入してしまうことが防止できるという効果を奏する。
さらに、本体部20と防水部30とを別体とし、取付部40を用いて防水部30を本体部20に取り付けるようにしているので、実施形態1のプラグ受用カバー1のように本体部2と防水部3とを一体成形する場合に比べて、設備コストを低減できるという効果を奏する。
(実施形態3)
本実施形態のプラグ受用カバー11は、図8及び図9に示すように、本体部20と、防水部31と、取付部41との3つの部材から構成されているものであるが、実施形態2のプラグ受用カバー10と比較して、防水部31と取付部41の構成が異なっている。尚、実施形態2のプラグ受用カバー10と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
防水部31は、実施形態2の防水部30と同様のものであるが、図9に示すように、略矩形板状の抜止部30fを備えている点で異なっている。この抜止部30fは、周壁部30bの内面において短手方向で対向する部位を、その長手方向中央部で連結するように設けられている。また、抜止部30fは、幅寸法が、一対の栓刃形状部20b,20b間の長さ寸法よりも小さく設定されている。これにより本体部20の一対の栓刃形状部20b,20bを防水部31の開口部30aに挿通させる際に、抜止部30fが邪魔にならないようにしている。
取付部41は、実施形態2の取付部40と同様のものであるが、図9に示すように、防水部31の抜止部30fと凹凸嵌合する溝部40dを前面に有している点で異なっている。
本実施形態のプラグ受用カバー11は、上述した本体部20と、防水部31と、取付部41とで構成されており、以下に、プラグ受用カバー11の組み立て方法について図8(c)を参照して説明する。まず、本体部20の凹部20cに、防水部31を、開口部30aに一対の栓刃形状部20b,20bを挿通させるとともに、被支持部30eを凹部20cの底面に当接させた状態で収納する。次に、取付部41を、一対の栓刃挿通孔40a,40aにそれぞれ本体部20の一対の栓刃形状部20b,20bを挿通させるとともに、支持部40bと凹部20cの底面とで被支持部30eを狭持させ、且つ溝部40dと防水部31の抜止部30fとを凹凸嵌合させるようにして、防水部31の開口部30a内に嵌入する。最後に、取付部41と本体部20とを接着剤や超音波等により接着することで、図8(a)〜(c)に示すようなプラグ受用カバー11が得られる。
以上述べた本実施形態のプラグ受用カバー11によれば、実施形態2のプラグ受用カバー10と同様の効果を奏する上に、防水部31に抜止部30fを設けて、この抜止部30fを、図8(c)に示すように、取付部41と本体部20との間で狭持するようにしているので、実施形態2のように被支持部30eのみを設けている場合に比べて、防水部31を強固に取り付けることができ、これにより防水部31の本体部20からの外れを防止できるという効果を奏する。特に、抜止部30fが、周壁部30bの内面において短手方向で対向する部位を、その長手方向中央部で連結するように設けられているので、本体部20から浮き易い防水部31の長手方向中央部が取付部41により強固に支持されることになり、これにより防水部31の本体部20からの外れを効率よく防止できる。また、抜止部30fは、周壁部30bの長手方向中央部に位置しているので、本体部20の一対の栓刃形状部20b,20bを開口部30aに通す際に邪魔になることがない。
(実施形態4)
本実施形態のプラグ受用カバー12は、図10及び図11に示すように、本体部22と、防水部30と、取付部40との3つの部材から構成されているものであるが、実施形態2のプラグ受用カバー10と比較して、本体部22の構成のみが異なっている。尚、実施形態2のプラグ受用カバー10と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
本体部22は、実施形態2の本体部20と同様のものであるが、一対の栓刃形状部20b,20bのそれぞれに、図10(b)及び図11に示すように、プラグ受5の刃受52の一対の刃受ばね52a,52aに設けられるボッチ(図示せず)に凹凸嵌合するボッチ孔20eが設けられている点で異なっている。尚、栓刃形状部20bにボッチ孔20eを設ける位置は、プラグ受用カバー12をプラグ受5に取り付けて、図示しないボッチとボッチ孔20eとを凹凸嵌合させた際に、図1(c)に示す場合と同様に、十分に周壁部30bがプラグ受5の筐体50と弾接して変形する位置に設けている。
したがって、本実施形態のプラグ受用カバー12によれば、実施形態2のプラグ受用カバー10と同様の効果を奏する上に、栓刃形状部20bのボッチ孔20eにプラグ受5の刃受52のボッチ(図示せず)を凹凸嵌合させた状態で、プラグ受用カバー12をプラグ受5に取り付けることができるから、プラグ受用カバー12がプラグ受5から抜け難くなり、これにより不意にプラグ受用カバー12に触れたりした際に、プラグ受用カバー12が、栓刃挿入口50aから栓刃形状部20bが抜ける方向に移動して、防水部30と筐体50との間に隙間ができて防塵性や防水性が悪化してしまうことを防止できるという効果を奏する。また、プラグ受用カバー12をプラグ受5に長期間取り付けている際等に、プラグ受用カバー12の栓刃形状部20bが刃受52の刃受ばね52a,52aより受ける接触圧や、防水部30の弾性力(復帰力)によって、栓刃形状部20bが刃受52から徐々に抜けてしまうこと等を防止でき、これによりプラグ受用カバー12の長期間に亘る装着に起因する防塵性や防水性等の悪化等を防止できるという効果を奏する。
尚、本実施形態のボッチ孔20eは、上述した実施形態1のプラグ受用カバー1、又は実施形態3のプラグ受用カバー11に採用してもよい。この点は、後述する実施形態5〜10についても同様である。
(実施形態5)
本実施形態のプラグ受用カバー13は、図12及び図13に示すように、本体部23と、防水部30と、取付部43との3つの部材から構成されているものであるが、実施形態2のプラグ受用カバー10と比較して、本体部23及び取付部43の構成が異なっている。尚、実施形態2のプラグ受用カバー10と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
本体部23は、実施形態2の本体部20と同様のものであるが、図12(a),(c),(d)及び図13に示すように、凹部20cの底部に、本体部23の前面と後面とを連通する略長孔状の一対の係止孔部20f,20fが貫設されている点で異なっている。係止孔部20f,20fは、図12(a)に示すように、凹部20cの底部に、本体部23の短手方向中央部に位置するとともに長手方向に離間するようにして設けられている。また、本体部23の後面側における各係止孔部20fの縁部は、図12(d)に示すように、面取りしてあり、これにより後述する取付部43の係止突起40eを係止孔部20f内に挿入し易くしている。
取付部43は、実施形態2の取付部40と同様のものであるが、図12及び図13に示すように、取付部43において本体部23と対向する面である前面に、本体部23の一対の係止孔部20f,20fにそれぞれ対応する一対の前述の係止突起40e,40eが一体に突設されている点で異なっている。
係止突起40eは、係止孔部20fを挿通できる程度の大きさの略矩形板に形成されており、また薄肉に形成されることで、厚み方向においてある程度の弾性を有するように構成されている。このような一対の係止突起40e,40eは、取付部43の前面に長手方向に離間した状態で設けられており、これら一対の係止突起40e,40e間の距離は、図12(c)に示すように、一対の係止突起40e,40eを本体部23の一対の係止孔部20f,20fにそれぞれ挿入した際に、一対の係止突起40e,40eにおいて互いに対向しない面が、係止孔部20fの内面に弾接するような長さに設定されている。
この係止突起40eの先端部には、係止突起40eの厚み方向において取付部43の外側に突出する係止爪部40fが一体に設けられている。また、係止爪部40fの先端部は、図12(d)に示すように、面取りしてあり、これにより係止爪部40f及び係止突起40eを係止孔部20f内に挿入し易くしている。
さらに、係止爪部40fと取付部23の前面との間の長さ寸法は、本体部23の係止孔部20fの深さ寸法と同程度の大きさに設定されている。そのため、取付部43の係止突起40eを本体部23の係止孔部20fに挿入した際には、係止爪部40fが、本体部23の前面における係止孔部20fの縁部に係止されるようなっている。
したがって、一対の係止突起43e,43eをそれぞれ本体部23の一対の係止孔部20f,20fに挿入し、図12(c),(d)に示すように、係止爪部40fを本体部23の前面における係止孔部20fの縁部に係止させることで、取付部43を本体部23に取り付けることができるようになっている。
本実施形態のプラグ受用カバー13は、上述した本体部23と、防水部30と、取付部43とで構成されており、以下に、プラグ受用カバー13の組み立て方法について図12(c),(d)を参照して説明する。まず、本体部23の凹部20cに、防水部30を、開口部30aに一対の栓刃形状部20b,20bを挿通させるとともに、被支持部30eを凹部20cの底面に当接させた状態で収納する。次に、取付部43を、一対の栓刃挿通孔40a,40aにそれぞれ本体部23の一対の栓刃形状部20b,20bを挿通させるとともに、支持部40bと凹部20cの底面とで被支持部30eを狭持させるようにして、防水部30の開口部30a内に嵌入する。最後に、取付部43の一対の係止突起部40e,40eをそれぞれ本体部23の一対の係止孔部20f,20fに挿入し、各係止爪部40fを、本体部23の前面における各係止孔部20fの縁部にそれぞれ係止させることで、取付部43を本体部23に取り付け、これにより、図12(a)〜(d)に示すようなプラグ受用カバー13が得られる。
以上述べた本実施形態のプラグ受用カバー13によれば、上記実施形態2のプラグ受用カバー10と同様の効果を奏する上に、取付部43の一対の係止突起40eを、本体部23の一対の係止孔部20f,20fにそれぞれ挿入して、各係止爪部40fを、本体部23の前面における各係止孔部20fの縁部にそれぞれ係止させるだけの簡単な作業で組み立てを行えるから、実施形態2のプラグ受用カバー10とは異なり接着剤等を用いて取付部を本体部に接着する作業が不要になり、組立作業が容易になるという効果を奏する。
(実施形態6)
本実施形態のプラグ受用カバー14は、図14及び図15に示すように、本体部24と、防水部30と、取付部43との3つの部材から構成されているものであるが、実施形態5のプラグ受用カバー13と比較して、本体部24の構成のみが異なっている。尚、実施形態5のプラグ受用カバー13と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
本体部24は、実施形態2の本体部20と同様のものであるが、図14(a),(c),(d)及び図15に示すように、本体部24の前面(図14(c)における上面)に、取付部43の一対の係止突起40e,40eとそれぞれ対応する位置に、略長穴状の一対の収納凹部20g,20gを設けるとともに、各収納凹部20gの底面と凹部20cの底面とを連通するように、取付部43の係止突起40e用の係止孔部20hを設けている点で異なっている。尚、係止孔部20hは、実施形態5で述べた係止孔部20fと同様の構成のものであるから、本実施形態では説明を省略する。
ここで、収納凹部20gの深さ寸法は、取付部43の係止爪部40fの厚み寸法(図14(c)における上下方向の長さ寸法)以上に設定してある。したがって、取付部43の係止爪部40fを、本体部24の前面側の係止孔部20hの縁部に係止させることで、取付部43を本体部24に取り付けた際には、係止爪部40fが、収納凹部20g内に位置することになり、この状態では、係止爪部40fが、本体部24の前面より外方(前方)へ突出しないようになっている。
本実施形態のプラグ受用カバー14は、上述した本体部24と、防水部30と、取付部43とで構成されており、以下に、プラグ受用カバー14の組み立て方法について図14(c),(d)を参照して説明する。まず、本体部23の凹部20cに、防水部30を、開口部30aに一対の栓刃形状部20b,20bを挿通させるとともに、被支持部30eを凹部20cの底面に当接させた状態で収納する。次に、取付部43を、一対の栓刃挿通孔40a,40aにそれぞれ本体部24の一対の栓刃形状部20b,20bを挿通させるとともに、支持部40bと凹部20cの底面とで被支持部30eを狭持させるようにして、防水部30の開口部30a内に嵌入する。最後に、取付部43の一対の係止突起部40e,40eをそれぞれ本体部24の一対の係止孔部20h,20hに挿入し、各係止爪部40fを、本体部24の前面側における各係止孔部20hの縁部にそれぞれ係止させることで、取付部43を本体部24に取り付け、これにより、図14(a)〜(d)に示すようなプラグ受用カバー14が得られる。
そして、このプラグ受用カバー14では、係止爪部40fが収納凹部20g内に位置して、本体部24の前面より外方に突出しないようになっている。
したがって、本実施形態のプラグ受用カバー14によれば、上記実施形態5のプラグ受用カバー13と同様の効果を奏する上に、係止爪部40fが収納凹部20g内に収納されているので、係止爪部40fが本体部24の前面から外方に突出せず、これにより、係止爪部40fに不意にもの等が当たって係止爪部40fの係止状態が解除されるようなことがなくなり、結果として、本体部24から取付部43が外れてしまうことを防止できる。しかも、係止爪部40fが収納凹部20g内に収納されていることによって、係止爪部40fを見え難くすることができるから、デザイン性が向上するという効果を奏する。
(実施形態7)
本実施形態のプラグ受用カバー15は、実施形態3で述べた抜止部30fと溝部40dとを実施形態6のプラグ受用カバー14に設けたものであって、図16及び図17に示すように、本体部24と、防水部31と、取付部45との3つの部材から構成されている。尚、実施形態3のプラグ受用カバー11又は実施形態6のプラグ受用カバー14と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
取付部45は、実施形態6の取付部43と同様のものであるが、図16(c)及び図17に示すように、取付部45において本体部24と対向する面である前面に、実施形態3で述べた溝部40dが設けられている点で異なっている。
本実施形態のプラグ受用カバー15は、上述した本体部24と、防水部31と、取付部45とで構成されており、以下に、プラグ受用カバー15の組み立て方法について図16(c)を参照して説明する。まず、本体部24の凹部20cに、防水部31を、開口部30aに一対の栓刃形状部20b,20bを挿通させるとともに、被支持部30eを凹部20cの底面に当接させた状態で収納する。次に、取付部45を、一対の栓刃挿通孔40a,40aにそれぞれ本体部24の一対の栓刃形状部20b,20bを挿通させるとともに、支持部40bと凹部20cの底面とで被支持部30eを狭持させ、且つ溝部40dと防水部31の抜止部30fとを凹凸嵌合させるようにして、防水部31の開口部30a内に嵌入する。最後に、取付部45の一対の係止突起40e,40eをそれぞれ本体部24の一対の係止孔部20h,20hに挿入し、各係止爪部40fを、本体部24の前面側における各係止孔部20hの縁部にそれぞれ係止させることで、取付部45を本体部24に取り付け、これにより、図14(a)〜(d)に示すようなプラグ受用カバー14が得られる。
したがって、以上述べた本実施形態のプラグ受用カバー15によれば、実施形態6のプラグ受用カバー14と同様の効果を奏する上に、防水部31に抜止部30fを設けて、この抜止部30fを、図16(c)に示すように、取付部45と本体部24との間で狭持するようにしているので、実施形態6のように被支持部30eのみを設けている場合に比べて、防水部31を強固に取り付けることができ、これにより防水部31の本体部24からの外れを防止できるという効果を奏する。特に、抜止部30fが、周壁部30bの内面において短手方向で対向する部位を、その長手方向中央部で連結するように設けられているので、本体部24から浮き易い防水部31の長手方向中央部が取付部45により強固に支持されることになり、これにより防水部31の本体部24からの外れを効率よく防止できる。また、抜止部30fは、周壁部30bの長手方向中央部に位置しているので、本体部24の一対の栓刃形状部20b,20bを開口部30aに通す際に邪魔になることがない。
(実施形態8)
本実施形態のプラグ受用カバー16は、図18〜図22に示すように、本体部26と、防水部30と、取付部46との3つの部材から構成されているものであるが、実施形態2のプラグ受用カバー10と比較して、本体部26と取付部46の構成が異なっている。尚、実施形態2のプラグ受用カバー10と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
本体部26は、実施形態2の本体部20と同様のものであるが、図20及び図21並びに図22(a),(c)に示すように、凹部20cの底部の四隅部に、それぞれ本体部26を前後に貫通する略円形状の孔部20iが貫設されている点で異なっている。
取付部46は、実施形態2の取付部40と同様のものであるが、図20及び図21並びに図22(b),(c)に示すように、取付部46において本体部26と対向する面である前面に、本体部26の各孔部20iにそれぞれ貫挿される略円柱状の熱着(熱圧着)用の突起部40gが一体に突設されている点で異なっている。
ここで、突起部40gの高さ寸法は、本体部26の孔部20iの長さ寸法よりも大きくしてあり、これにより突起部40gを孔部20iに貫挿した際には、突起部40gの先端部が、孔部20iより本体部26の前面側に突出するようになっている。したがって、突起部40gを孔部20iに貫挿した状態で、突起部40gの先端部を押圧しながら溶融させる、すなわち熱着作業を行うことで、取付部46を本体部26に取り付けることができるようになっている。
本実施形態のプラグ受用カバー16は、上述した本体部26と、防水部30と、取付部46とで構成されており、以下に、プラグ受用カバー16の組み立て方法について図22(c)を参照して説明する。まず、本体部26の凹部20cに、防水部30を、開口部30aに一対の栓刃形状部20b,20bを挿通させるとともに、被支持部30eを凹部30cの底面に当接させた状態で収納する。次に、取付部46を、一対の栓刃挿通孔40a,40aにそれぞれ本体部26の一対の栓刃形状部20b,20bを挿通させるとともに、支持部40bと凹部20cの底面とで被支持部30eを狭持させ、且つ本体部26の各孔部20iに突起部40gをそれぞれ貫挿するようにして防水部30の開口部30a内に嵌入する。最後に、孔部20iに貫挿させた突起部40gの先端部を押圧しながら溶融させる、すなわち熱着作業を行うことで、取付部46を本体部26に取り付け、これにより図18及び図19に示すようなプラグ受用カバー16が得られる。
以上述べたような本実施形態のプラグ受用カバー16によれば、上記実施形態2のプラグ受用カバー10と同様の効果を奏する上に、熱着により取付部46が本体部26に取り付けられているので、取付部46が本体部26から外れてしまうことがなくなるという効果を奏し、加えて、熱着によれば、製品毎の寸法のばらつきや、組立誤差等の影響を低減できるから、製品性能の安定性を向上できるという効果を奏する。
(実施形態9)
本実施形態のプラグ受用カバー17は、実施形態3で述べた抜止部30fと溝部40dとを実施形態8のプラグ受用カバー16に設けたものであって、図23及び図24に示すように、本体部26と、防水部31と、取付部47との3つの部材から構成されている。尚、実施形態3のプラグ受用カバー11又は実施形態8のプラグ受用カバー16と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
取付部47は、実施形態8の取付部46と同様のものであるが、図23(c)及び図24に示すように、取付部47において本体部26と対向する面である前面に、実施形態3で述べた溝部40dが設けられている点で異なっている。
本実施形態のプラグ受用カバー17は、上述した本体部26と、防水部31と、取付部47とで構成されており、以下に、プラグ受用カバー17の組み立て方法について図23(c)を参照して説明する。まず、本体部26の凹部20cに、防水部31を、開口部30aに一対の栓刃形状部20b,20bを挿通させるとともに、被支持部30eを凹部20cの底面に当接させた状態で収納する。次に、取付部47を、一対の栓刃挿通孔40a,40aにそれぞれ本体部26の一対の栓刃形状部20b,20bを挿通させるとともに、支持部40bと凹部20cの底面とで被支持部30eを狭持させ、且つ溝部40dと防水部31の抜止部30fとを凹凸嵌合させるようにして、防止部31の開口部30a内に嵌入する。同時に、本体部26の各孔部20iに取付部47の突起部40gをそれぞれ貫挿しておく。最後に、孔部20iに貫挿させた突起部40gの先端部を押圧しながら溶融させる、すなわち熱着作業を行うことで、取付部47を本体部26に取り付け、これにより図23及び図24に示すようなプラグ受用カバー17が得られる。
したがって、以上述べた本実施形態のプラグ受用カバー17によれば、実施形態8のプラグ受用カバー16と同様の効果を奏する上に、防水部31に抜止部30fを設けて、この抜止部30fを、図23(c)に示すように、取付部47と本体部26との間で狭持するようにしているので、実施形態8のように被支持部30eのみを設けている場合に比べて、防水部31を強固に取り付けることができ、これにより防水部31の本体部26からの外れを防止できるという効果を奏する。特に、抜止部30fが、周壁部30bの内面において短手方向で対向する部位を、その長手方向中央部で連結するように設けられているので、本体部26から浮き易い防水部31の長手方向中央部が取付部47により強固に支持されることになり、これにより防水部31の本体部26からの外れを効率よく防止できる。また、抜止部30fは、周壁部30bの長手方向中央部に位置しているので、本体部26の一対の栓刃形状部20b,20bを開口部30aに通す際に邪魔になることがない。
(実施形態10)
本実施形態のプラグ受用カバー18は、図25〜図29に示すように、本体部28と、防水部30と、取付部48との3つの部材から構成されているものであるが、実施形態2のプラグ受用カバー10と比較して、本体部28と取付部48の構成が異なっている。尚、実施形態2のプラグ受用カバー10と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
本体部28は、実施形態2の本体部20と同様のものであるが、図27(b)及び図28並びに図29(c)に示すように、凹部20cの底部の中央部に、略円柱状の熱着用の突起部20jが一体に突設されている点で異なっている。
取付部48は、実施形態2の取付部40と同様のものであるが、図27(a),(b)及び図28並びに図29(c)に示すように、その中央部に、本体部28の突起部20jの外径と同程度の内径を有する孔部40hが設けられるとともに、取付部48の後面における孔部40hの周縁部に、孔部40hの内径よりも大きい内径を有する略円形状の凹部40iが、孔部40hと同心円にとなるように設けられている点で異なっている。
ここで、孔部40hの長さ寸法は、本体部28の突起部20jの高さ寸法よりも小さくしてあり、これにより突起部20jを孔部40hに貫挿した際には、突起部20jの先端部が、孔部40hより取付部48の後面側に突出するようになっている。したがって、突起部20jを孔部40hに貫挿した状態で、突起部20jの先端部を押圧しながら溶融させる、すなわち熱着作業を行うことで、取付部48を本体部28に取り付けることができるようになっている。また、凹部40iは、取付部48を本体部28に取り付ける際に、突起部20jにおいて孔部40hより取付部48の後面側に突出する部位の体積以上の容積を有するように形成されている。したがって、熱着作業により突起部20jの先端部を溶融させた際に、溶融された突起部20jが、凹部40iより外側に溢れ出ることがないようにしてあり、これによりプラグ受用カバー18をプラグ受2に取り付ける際に、突起部20jが邪魔にならないようにしている。
本実施形態のプラグ受用カバー18は、上述した本体部28と、防水部30と、取付部48とで構成されており、以下に、プラグ受用カバー18の組み立て方法について図29(c)を参照して説明する。まず、本体部28の凹部20cに、防水部30を、開口部30aに一対の栓刃形状部20b,20b及び突起部20jを挿通させるとともに、被支持部30eを凹部30cの底面に当接させた状態で収納する。次に、取付部48を、一対の栓刃挿通孔40a,40aにそれぞれ本体部28の一対の栓刃形状部20b,20bを挿通させるとともに、支持部40bと凹部20cの底面とで被支持部30eを狭持させ、且つ孔部40hに本体部28の突起部20jを貫挿するようにして防水部30の開口部30a内に嵌入する。最後に、孔部40hに貫挿させた突起部20jの先端部を押圧しながら溶融させる、すなわち熱着作業を行うことで、取付部48を本体部28に取り付け、これにより図25及び図26に示すようなプラグ受用カバー18が得られる。
以上述べたような本実施形態のプラグ受用カバー18によれば、上記実施形態2のプラグ受用カバー10と同様の効果に加えて、熱着により取付部48が本体部28に取り付けられているので、取付部48が本体部28から外れてしまうことがなくなるという効果を奏し、加えて、熱着によれば、製品毎の寸法のばらつきや、組立誤差等の影響を低減できるから、製品性能の安定性を向上できるという効果を奏する。
その上、プラグ受用カバー18をプラグ受2に取り付けた際には、実施形態8,9とは異なり、熱着部分が隠れて見え難くなるため、デザイン性が向上するという効果を奏する。
(実施形態11)
上記実施形態1〜10は、プラグ受用カバーに関するものであったが、本実施形態は、テーブルタップに関するものである。
すなわち、本実施形態のテーブルタップ6は、図30に示すように、図示しない差込プラグの栓刃が挿入される一対の栓刃挿入口60a,60aを有するプラグ接続部60bが3つ設けられたタップ本体60と、一対の栓刃挿入口60a,60aの組毎に設けられるプラグ受用カバー1とを備え、各プラグ受用カバー1は、図示しない紐や可撓性を有する樹脂材料からなる連結部等によって、タップ本体60に連結されている。
ここで、プラグ受用カバー1は、上記実施形態1で述べたものと同様のものであるから説明を省略する。また、タップ本体60は、既存のテーブルタップのものを採用することができるから説明を省略する。
したがって、以上述べた本実施形態のテーブルタップ6によれば、プラグ接続部60bを使用しない場合には、使用しないプラグ接続部60bの一対の栓刃挿入口60a,60aにプラグ受用カバー1の一対の栓刃形状部2b,2bを挿入する(差し込む)ことで、タップ本体60の栓刃挿入口60aからタップ本体60の内部へのゴミ等の異物の侵入や、内部の刃受(図示せず)等の充電部に触れることによる感電等を防止することができるという効果に加えて、タップ本体60の栓刃挿入口60aから内部に水等が浸入してしまうことが防止できるという効果を奏する。
尚、本実施形態のテーブルタップ6に用いるプラグ受用カバーとしては、上記実施形態1にものに限らず、実施形態2のプラグ受用カバー10を用いてもよく、このほかの実施形態3〜10のプラグ受用カバー11〜18のいずれかを用いても良い。
また尚、テーブルタップ6のタップ本体60の構成としては、図30に示すものに限られるものではなく、様々な形状のものを用いることができ、またプラグ接続部60bの数も3つに限られるものではない。
(a)〜(c)は、本発明の実施形態1のプラグ受用カバーのプラグ受への取り付け状態を示す説明図である。 実施形態1のプラグ受用カバーの斜視図である。 (a)は、実施形態1のプラグ受用カバーの前面図であり、(b)は、長手方向の側面図であり、(c)は、短手方向の側面図であり、(d)は、同図(a)のA−A線における断面図である。 実施形態1のプラグ受用カバーの本体部の斜視図である。 (a)は、実施形態1のプラグ受用カバーの本体部の前面図であり、(b)は、長手方向の側面図であり、(c)は、同図(a)のB−B線における断面図である。 (a)は、実施形態2のプラグ受用カバーの前面図であり、(b)は、長手方向の側面図であり、(c)は、同図(a)のC−C線における断面図である。 実施形態2のプラグ受用カバーの分解斜視図である。 (a)は、実施形態3のプラグ受用カバーの前面図であり、(b)は、長手方向の側面図であり、(c)は、同図(a)のD−D線における断面図である。 実施形態3のプラグ受用カバーの分解斜視図である。 (a)は、実施形態4のプラグ受用カバーの前面図であり、(b)は、長手方向の側面図であり、(c)は、短手方向の側面図である。 実施形態4のプラグ受用カバーの斜視図である。 (a)は、実施形態5のプラグ受用カバーの前面図であり、(b)は、長手方向の側面図であり、(c)は、同図(a)のE−E線における断面図であり、(d)は、同図(c)にFで示す部位の拡大図である。 実施形態5のプラグ受用カバーの分解斜視図である。 (a)は、実施形態6のプラグ受用カバーの前面図であり、(b)は、長手方向の側面図であり、(c)は、同図(a)のG−G線における断面図であり、(d)は、同図(c)にHで示す部位の拡大図である。 実施形態6のプラグ受用カバーの分解斜視図である。 (a)は、実施形態7のプラグ受用カバーの前面図であり、(b)は、長手方向の側面図であり、(c)は、同図(a)のI−I線における断面図である。 実施形態7のプラグ受用カバーの分解斜視図である。 実施形態8のプラグ受用カバーの斜視図である。 (a)は、実施形態8のプラグ受用カバーの前面図であり、(b)は、長手方向の側面図であり、(c)は、短手方向の側面図である。 実施形態8のプラグ受用カバーの分解斜視図である。 実施形態8の熱着前のプラグ受用カバーの斜視図である。 (a)は、実施形態8の熱着前のプラグ受用カバーの前面図であり、(b)は、長手方向の側面図であり、(c)は、同図(a)のJ−J線における断面図である。 (a)は、実施形態9のプラグ受用カバーの前面図であり、(b)は、長手方向の側面図であり、(c)は、同図(a)のK−K線における断面図である。 実施形態9のプラグ受用カバーの分解斜視図である。 実施形態10のプラグ受用カバーを後方から見た斜視図である。 (a)は、実施形態10のプラグ受用カバーの前面図であり、(b)は、長手方向の側面図であり、(c)は、同図(a)のL−L線における断面図であり、(d)は、後面図である。 (a)は、実施形態10のプラグ受用カバーを前方から見た分解斜視図であり、(b)は、実施形態10のプラグ受用カバーの後方から見た分解斜視図である。 実施形態10の熱着前のプラグ受用カバーを後方から見た斜視図である。 実施形態10の熱着前のプラグ受用カバーの断面図である。 実施形態11のテーブルタップの部分斜視図である。 従来のプラグ受用カバーの斜視図である。 (a)は、従来のプラグ受用カバーの前面図であり、(b)は、長手方向の側面図であり、(c)は、短手方向の側面図である。
符号の説明
1 プラグ受用カバー
2 本体部
2b 栓刃形状部
3 防水部
5 プラグ受
50a 栓刃挿入口
P プラグ接続部

Claims (8)

  1. 差込プラグの栓刃が挿入される栓刃挿入口を有するプラグ接続部が設けられたプラグ受の前記プラグ接続部を覆う大きさに形成され、プラグ受と対向する一面に前記栓刃挿入口に挿入される栓刃形状部を備える絶縁材料製の本体部と、前記一面に設けられ、プラグ受の前記栓刃挿入口に栓刃形状部を挿入して本体部をプラグ受に取り付けた際に、プラグ受に弾接するとともに、前記プラグ接続部を囲繞する軟質樹脂製の防水部とを備えていることを特徴とするプラグ受用カバー。
  2. 防水部は、本体部に一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載のプラグ受用カバー。
  3. 防水部と本体部は別体に形成され、前記一面との間で防水部を挟み込むことにより防水部を本体部に取り付ける絶縁材料製の取付部を備え、取付部は、取付部と本体部のいずれか一方に設けられた係止爪部を、他方に設けられた係止孔部の縁部に係止させることで本体部に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のプラグ受用カバー。
  4. 係止爪部は、取付部において本体部と対向する面に突設され、係止孔部は、前記一面と、当該一面と反対側の他面とを連通するように設けられ、本体部は、取付部を本体部に取り付けた際に係止爪部が本体部の他面から外方に突出しないように係止爪部を収納する収納凹部を備えていることを特徴とする請求項3に記載のプラグ受用カバー。
  5. 防水部と本体部は別体に形成され、前記一面との間で防水部を挟み込むことにより防水部を本体部に取り付ける絶縁材料製の取付部を備え、取付部と本体部のいずれか一方において他方と対向する面には、熱着用の突起部が設けられ、他方には、前記突起部が貫挿される孔部が設けられ、前記突起部を前記孔部に貫挿した状態で、前記突起部の先端部を融解することにより取付部が本体部に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のプラグ受用カバー。
  6. 防水部は、プラグ受の前記栓刃挿入口に栓刃形状部を挿入して本体部をプラグ受に取り付けた際に、プラグ受に弾接するとともに、前記栓刃挿入口を囲繞する周壁部と、周壁部の内面において対向する部位間を連結し、取付部と本体部との間に狭持される抜止部とを備えていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のプラグ受用カバー。
  7. 栓刃形状部には、プラグ受の刃受に設けられるボッチに凹凸嵌合するボッチ孔が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のプラグ受用カバー。
  8. 差込プラグの栓刃が挿入される栓刃挿入口を有するタップ本体と、請求項1〜7のいずれか1項に記載のプラグ受用カバーとを備えていることを特徴とするテーブルタップ。
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