JP2007293822A - Lsi設計システム、該システムに用いられるアンテナダメージ回避方法及び回避制御プログラム - Google Patents
Lsi設計システム、該システムに用いられるアンテナダメージ回避方法及び回避制御プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007293822A JP2007293822A JP2007052095A JP2007052095A JP2007293822A JP 2007293822 A JP2007293822 A JP 2007293822A JP 2007052095 A JP2007052095 A JP 2007052095A JP 2007052095 A JP2007052095 A JP 2007052095A JP 2007293822 A JP2007293822 A JP 2007293822A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- cell
- wiring
- error
- gate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F30/00—Computer-aided design [CAD]
- G06F30/30—Circuit design
- G06F30/39—Circuit design at the physical level
- G06F30/394—Routing
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F30/00—Computer-aided design [CAD]
- G06F30/30—Circuit design
- G06F30/39—Circuit design at the physical level
- G06F30/398—Design verification or optimisation, e.g. using design rule check [DRC], layout versus schematics [LVS] or finite element methods [FEM]
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F2119/00—Details relating to the type or aim of the analysis or the optimisation
- G06F2119/18—Manufacturability analysis or optimisation for manufacturability
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Evolutionary Computation (AREA)
- Geometry (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
【解決手段】レイアウト読み込み処理A1において、配線後のレイアウトデータを読み込み、サイジング候補テーブル作成処理A2により、予め各種ライブラリから機能セル毎にゲート面積昇順になるようにアップ・サイジング候補テーブルを作成する。そして、アンテナエラー・ネット検出処理A3により、各配線層についてアンテナエラーとなっているネットを検出する。ゲートピン・セル認識処理A4により、当該ネットに接続されるゲートピンと、そのインスタンスと、セルの種類とを認識し、セルサイジング処理A5により、アップ・サイジング候補テーブルからゲート面積を参照しながらエラーとならなくなるセルにアップ・サイジングする。
【選択図】図1
Description
この方法(1)では、同図15(a)に示すように、先ず、アンテナエラー(antenna error)となっている配線セグメントを見つけ出す(修正前;配線Seg2,1)。エラー配線であるSeg2,1の両端で上層に配線を持ち上げて下層に落とすようなパタンとすることで、同図15(b)に示すように、修正後、配線Seg2,2、Seg3,1、Seg2,1、Seg3,2及びSeg2,3となる。この場合、エラーであった長い配線Seg2,1は、その形成時にはSeg3,1及びSeg3,2が未形成であるため、ゲートピン接続から分離され、アンテナエラーが修正される。このため、プラズマ・エッチング時、MOSトランジスタのゲート酸化膜にアンテナダメージが発生しない。
この方法(2)では、同図16(a)に示すように、方法(1)と同様にアンテナエラーとなっている配線セグメントを見つけ出す(修正前;配線Seg2,1)。そして、Seg2,1からの接続を見ると、出力ピン(Diffusion)に繋がりがないので、図14中のアンテナエラー判定計算式の左辺が緩和されない基準値となっている。修正後の同図16(b)に示すように、Seg1,1にダイオードセルの拡散ピンを接続することにより、判定計算式の左辺が緩和基準値となり、修正に至る。
特許文献1に記載された半導体集積回路配線経路修正方法では、アンテナ効果によるダメージの見積もり量が最大許容量を超えるゲートの1つが選択され、それに接続される配線が通過する小領域と同小領域内で同配線を新たに通過させる配線層が選択され、同小領域内の配線が引き剥がされ、その部分が上記選択された配線層を通過するように修正される。この修正によってもダメージの見積もり量が最大許容量よりも小さくならなければ、配線経路が配線修正前の状態に戻され、これらの処理が全ゲートのダメージの見積もり量が最大許容量よりも小さくなるまで繰り返される。
すなわち、方法(1)では、図15に示すように、修正前の配線セグメントSeg2,1がアンテナエラーであり、配線層(Layer)M2が最上層配線であると仮定すると、修正後のように、さらに上層の配線層M3を使って修正回避することができない。このため、信号配線で使用できる最上層で長く配線したい場合には、この方法(1)は使用不可能になるという問題点がある。
ことを特徴としている。
この例のLSI設計システムは、同図に示すように、データ処理装置1と、記憶装置2とから構成され、MOSトランジスタで構成されるLSIの内部の回路構成に対応した回路情報を入力して、同回路構成に対応したレイアウト設計を行う。記憶装置2は、情報を永続的に記憶するハードディスクなどで構成され、配線レイアウト21と、レイアウト・ライブラリ22と、論理・ライブラリ23と、配線レイアウト24とから構成されている。配線レイアウト21は、LSI内部の回路構成の各要素の配置及び配線後の遅延設計が収束したDRC(Design Rule Checking)エラーのないレイアウト情報を格納する。このDRCは、製造プロセス上の配線ルールに対応するチェックである。レイアウト・ライブラリ22は、たとえば、製造プロセスに依存した配線ルール、各配線層毎のアンテナ基準値(すなわち、図13中のアンテナエラー判定計算式の左辺)、VIA(ビア)の定義、セルの図形情報(たとえば、アンテナ計算用の入力ピン・ゲート面積値、拡散ピン識別情報を含む)などを格納する。論理・ライブラリ23は、たとえば、セルの機能(論理回路の種類に応じた機能)の定義、入力ピンの容量、遅延計算用テーブルなどを格納する。配線レイアウト24は、データ処理装置1から出力された配線レイアウト情報を格納する。
この図では、レイアウト・ライブラリ22中のゲート面積や論理・ライブラリ23中のarea(面積)は、単位なしとして大小の区別がつく値とし、同論理・ライブラリ23中の論理機能表現も直感的なフォーマットとしている。たとえば、出力ピン(OUT)がイコール(=)入力ピン(IN)でバッファ論理が表現されている。
これらの図を参照して、この例のLSI設計システムに用いられるアンテナダメージ回避方法の処理内容について説明する。
このLSI設計システムでは、プラズマ・エッチングにより発生する電荷を吸収するアンテナ効果によってMOSトランジスタのゲート酸化膜にアンテナダメージを発生させることが予想される配線セグメントが検出され、検出された配線セグメントに接続されるMOSトランジスタのゲート電極の面積が、同MOSトランジスタのゲート酸化膜に発生するアンテナダメージを回避可能な値に修正される。
最後に、配置リーガライズ・ECO配線手段18によって、アップサイジングされたインスタンス“insA”,“insB”,“insC”と、その周辺の重なり配置やフリップ配置エラーが除去され、配置移動により一部接続が切れた配線が部分配線されて配線レイアウト情報が配線レイアウト24へ出力される。
たとえば図8に示すように、レイアウト(Layout)読み込み処理において、配線後のレイアウトデータを読み込み(ステップB1)、アンテナエラー・ネット検出処理により、各配線層についてアンテナエラーとなっているネットを検出する(ステップB2)。ここで、図9(a)(修正前)に示すように、従来の方法(1)(配線層M2を最上層と仮定)でも方法(2)でも修正不能なアンテナエラー箇所があるとき、図9(b)(修正後)に示すように、アンテナエラーの原因となる配線セグメント(Seg2,1)に、アンテナエラー回避セル30を接続する。このアンテナエラー回避セル30は、配線セグメント(Seg2,1)に所定のゲート面積を付加すると共に同配線セグメント(Seg2,1)に吸収された電荷を拡散させる(ステップB3)。このような処理をアンテナエラーとなっているネットそれぞれに繰り返し、最後に、配置リーガライズ及びECO配線を実施する(ステップB4)。
この例のLSI設計システムは、同図10に示すように、図3中のデータ処理装置1及び記憶装置2に代えて、異なる構成のデータ処理装置1A及び記憶装置2Aから構成されている。データ処理装置1Aは、レイアウト読み込み手段11と、アンテナエラー・ネット検出手段13と、エラーネット順次処理手段14と、エラー回避セル接続手段19と、アンテナエラー・ネット検出手段13Aと、エラーネット終了判定手段17と、配置リーガライズ・ECO配線手段18とから構成され、図3中のサイジング候補テーブル作成手段12、ゲートピン・セル認識手段15及びセルサイジング手段16は削除されている。
このアンテナエラー回避セル30では、同図11(a)に示すように、入力ピン(IN)31に、インバータ32の入力側(ゲート)、ダイオード33のカソード及びダイオード34のアノードが接続されて構成されている。また、同図11(b)に示すように、アンテナエラー回避セル30のレイアウト・ライブラリ35では、情報として、入力ピン“PIN”に対応した“IN”、インバータ32のゲートに対応した“ゲート面積1”、及び、ダイオード接続に対応した“Diffusion接続あり”が格納されている。
これらの図を参照して、この例のLSI設計システムに用いられるアンテナダメージ回避方法の処理内容について説明する。
図12では、ダイオードが内蔵されたアンテナエラー回避セル30を接続することよる修正効果も表すために、アンテナエラーの配線セグメントからの接続(矢印)先に“Fanin”(Diffusion接続)列が追加されている。このLSI設計システムでは、図12(a)に示すように、ネット(NET)AのM5層でのアンテナエラーの配線セグメントがエラー回避セル接続手段19に与えられる。M5層からは“Fanin”に接続がないため、アンテナ基準は、たとえば“1500”のように、比較的厳しい値となっており、エラー(Error)が、たとえば“3000”となっている。ここで、図12(b)に示すように、M5層でのエラーの配線セグメントに回避セルA1(アンテナエラー回避セル30)を接続すると、ダイオードが接続されたことにより、アンテナ基準が“3000”に緩和されると同時に、ゲート接続も“1”増えることで、metal面積総和÷ゲート面積総和であるAR(Antenna Ratio )が“2250”(=4500/2)となり、アンテナエラーが修正(OK)される。
たとえば、図2(a),(b)中の各配線セグメント(Seg)は、同図の構成に限定されない。また、各図中のゲート面積などの数値は一例であり、限定されない。また、上記実施例では、MOSトランジスタで構成されるLSIのレイアウト設計を例にして説明したが、この発明は、MOSトランジスタの他、たとえば、MNOS(Metal Nitride Oxide Silicon 、金属窒化酸化膜半導体)など、MISトランジスタ全般に適用できる。また、上記実施例では、ゲート絶縁膜としてゲート酸化膜を例にして説明したが、この発明は、ゲート窒化膜にも適用できる。
2,2A 記憶装置(LSI設計システムの一部)
11 レイアウト読み込み手段(LSI設計システムの一部)
12 サイジング候補テーブル作成手段(ゲートサイズ修正手段の一部)
13,13A アンテナエラー・ネット検出手段(ゲートサイズ修正手段の一部、アンテナエラー回避手段の一部)
14 エラーネット順次処理手段(LSI設計システムの一部)
15 ゲートピン・セル認識手段(ゲートサイズ修正手段の一部)
16 セルサイジング手段(ゲートサイズ修正手段の一部)
17 エラーネット終了判定手段(LSI設計システムの一部)
18 配置リーガライズ・ECO配線手段(LSI設計システムの一部)
19 エラー回避セル接続手段(アンテナエラー回避手段の一部)
21 配線レイアウト(LSI設計システムの一部)
22 レイアウト・ライブラリ(LSI設計システムの一部)
23 論理・ライブラリ(LSI設計システムの一部)
24 配線レイアウト(LSI設計システムの一部)
30 アンテナエラー回避セル
31 入力ピン(IN)
32 インバータ(ゲート回路、アンテナエラー回避セルの一部)
33,34 ダイオード(アンテナエラー回避セルの一部)
Claims (14)
- MISトランジスタで構成されるLSIの内部の回路構成に対応した回路情報を入力して、前記回路構成に対応したレイアウト設計を行うLSI設計システムであって、
プラズマ・エッチングにより発生する電荷を吸収するアンテナ効果によって前記MISトランジスタのゲート絶縁膜にアンテナダメージを発生させることが予想される配線セグメントを検出し、検出された前記配線セグメントに接続される前記MISトランジスタのゲート電極の面積を、所定のシミュレーション結果又は所定の実験結果に基づいて、前記アンテナダメージを回避可能な値に修正するゲートサイズ修正手段が設けられていることを特徴とするLSI設計システム。 - 前記ゲートサイズ修正手段は、
前記回路構成に対応したセルの種類毎に、前記ゲート電極の面積の前記修正に用いられる修正用候補値を昇順に記録してサイジング候補セル・テーブルを作成するサイジング候補テーブル作成手段と、
前記アンテナダメージが発生することが予想される配線セグメントが存在するネットを検出するアンテナエラー・ネット検出手段と、
前記ネットに接続されたゲートピン及び該ゲートピンに対応したセルの種類を認識するゲートピン・セル認識手段と、
認識された前記セルの種類毎に、前記サイジング候補セル・テーブルに記録されている前記修正用候補値を昇順に用いて前記アンテナダメージを回避可能か否かを所定の判定基準に基づいて判定し、該アンテナダメージを回避可能な最小値を用いて前記ゲート電極の面積を修正するセルサイジング手段とから構成されていることを特徴とする請求項1記載のLSI設計システム。 - 当該LSIは、
複数の配線層を有する構成とされ、
前記アンテナエラー・ネット検出手段は、
前記アンテナダメージが発生することが予想される配線セグメントが存在するネットを前記各配線層毎に検出する構成とされ、
前記セルサイジング手段は、
前記各配線層毎に、当該配線層に含まれる前記ゲート電極の面積の総和に対するメタルの面積の総和の割合が予め設定された基準値以下であるか否かを判定し、該基準値以下のとき、前記アンテナダメージを回避可能と判定する構成とされていることを特徴とする請求項2記載のLSI設計システム。 - MISトランジスタで構成されるLSIの内部の回路構成に対応した回路情報を入力して、前記回路構成に対応したレイアウト設計を行うLSI設計システムであって、
プラズマ・エッチングにより発生する電荷を吸収するアンテナ効果によって前記MISトランジスタのゲート絶縁膜にアンテナダメージを発生させることが予想される配線セグメントを検出し、検出された前記配線セグメントに接続される前記MISトランジスタのゲート電極に、当該配線セグメントを介して、所定のゲート面積を付加すると共に前記配線セグメントに吸収された電荷を拡散させるアンテナエラー回避セルを、所定のシミュレーション結果又は所定の実験結果に基づいて、前記アンテナダメージを回避可能な数だけ接続するアンテナエラー回避手段が設けられていることを特徴とするLSI設計システム。 - 前記アンテナエラー回避手段は、
前記アンテナダメージが発生することが予想される配線セグメントが存在するネットを検出するアンテナエラー・ネット検出手段と、
検出された前記配線セグメントに前記アンテナエラー回避セルを接続するアンテナエラー回避セル接続手段とから構成されていることを特徴とする請求項4記載のLSI設計システム。 - 当該LSIは、複数の配線層を有する構成とされ、
前記アンテナエラー・ネット検出手段は、
前記アンテナダメージが発生することが予想される配線セグメントが存在するネットを前記各配線層毎に検出する構成とされ、
前記アンテナエラー回避セル接続手段は、
前記各配線層毎に検出された各配線セグメントに前記アンテナエラー回避セルをそれぞれ接続する構成とされていることを特徴とする請求項5記載のLSI設計システム。 - 前記アンテナエラー回避セルは、
入力側に、前記ゲート面積を有するゲート回路、前記配線セグメントに吸収された電荷を拡散させる第1のダイオードのアノード及び第2のダイオードのカソードが接続されて構成されていることを特徴とする請求項4、5又は6記載のLSI設計システム。 - MISトランジスタで構成されるLSIの内部の回路構成に対応した回路情報を入力して、前記回路構成に対応したレイアウト設計を行うLSI設計システムに用いられ、前記MISトランジスタのゲート絶縁膜に発生するアンテナダメージを回避するアンテナダメージ回避方法であって、
プラズマ・エッチングにより発生する電荷を吸収するアンテナ効果によって前記MISトランジスタのゲート絶縁膜にアンテナダメージを発生させることが予想される配線セグメントを検出し、検出された前記配線セグメントに接続される前記MISトランジスタのゲート電極の面積を、所定のシミュレーション結果、又は所定の実験結果に基づいて、前記アンテナダメージを回避可能な値に修正することを特徴とするアンテナダメージ回避方法。 - 前記回路構成に対応したセルの種類毎に、前記ゲート電極の面積の前記修正に用いられる修正用候補値を昇順に記録してサイジング候補セル・テーブルを作成するサイジング候補テーブル作成処理と、
前記アンテナダメージが発生することが予想される配線セグメントが存在するネットを検出するアンテナエラー・ネット検出処理と、
前記ネットに接続されたゲートピン及び該ゲートピンに対応したセルの種類を認識するゲートピン・セル認識処理と、
認識された前記セルの種類毎に、前記サイジング候補セル・テーブルに記録されている前記修正用候補値を昇順に用いて前記アンテナダメージを回避可能か否かを所定の判定基準に基づいて判定し、該アンテナダメージを回避可能な最小値を用いて前記ゲート電極の面積を修正するセルサイジング処理とを行うことを特徴とする請求項8記載のアンテナダメージ回避方法。 - 当該LSIは、複数の配線層を有する構成とされ、
前記アンテナエラー・ネット検出処理では、
前記アンテナダメージが発生することが予想される配線セグメントが存在するネットを前記各配線層毎に検出し、
前記セルサイジング処理では、
前記各配線層毎に、当該配線層に含まれる前記ゲート電極の面積の総和に対するメタルの面積の総和の割合が予め設定された基準値以下であるか否かを判定し、該基準値以下のとき、前記アンテナダメージを回避可能と判定することを特徴とする請求項9記載のアンテナダメージ回避方法。 - MISトランジスタで構成されるLSIの内部の回路構成に対応した回路情報を入力して、前記回路構成に対応したレイアウト設計を行うLSI設計システムに用いられ、前記MISトランジスタのゲート絶縁膜に発生するアンテナダメージを回避するアンテナダメージ回避方法であって、
プラズマ・エッチングにより発生する電荷を吸収するアンテナ効果によって前記MISトランジスタのゲート絶縁膜にアンテナダメージを発生させることが予想される配線セグメントを検出し、検出された前記配線セグメントに接続される前記MISトランジスタのゲート電極に、当該配線セグメントを介して、所定のゲート面積を付加すると共に前記配線セグメントに吸収された電荷を拡散させるアンテナエラー回避セルを、所定のシミュレーション結果又は所定の実験結果に基づいて、前記アンテナダメージを回避可能な数だけ接続することを特徴とするアンテナダメージ回避方法。 - 前記アンテナダメージが発生することが予想される配線セグメントが存在するネットを検出するアンテナエラー・ネット検出処理と、
検出された前記配線セグメントに前記アンテナエラー回避セルを接続するアンテナエラー回避セル接続処理とを行うことを特徴とする請求項11記載のアンテナダメージ回避方法。 - 当該LSIは、複数の配線層を有する構成とされ、
前記アンテナエラー・ネット検出処理では、
前記アンテナダメージが発生することが予想される配線セグメントが存在するネットを前記各配線層毎に検出し、
前記アンテナエラー回避セル接続処理では、
前記各配線層毎に検出された各配線セグメントに前記アンテナエラー回避セルをそれぞれ接続することを特徴とする請求項12記載のアンテナダメージ回避方法。 - コンピュータに請求項1乃至7のいずれか一に記載のLSI設計システムの機能を実現させるためのアンテナダメージ回避制御プログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007052095A JP2007293822A (ja) | 2006-03-31 | 2007-03-01 | Lsi設計システム、該システムに用いられるアンテナダメージ回避方法及び回避制御プログラム |
US11/730,211 US7721244B2 (en) | 2006-03-31 | 2007-03-30 | LSI circuit designing system, antenna damage preventing method and prevention controlling program used in same |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006101180 | 2006-03-31 | ||
JP2007052095A JP2007293822A (ja) | 2006-03-31 | 2007-03-01 | Lsi設計システム、該システムに用いられるアンテナダメージ回避方法及び回避制御プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007293822A true JP2007293822A (ja) | 2007-11-08 |
Family
ID=38561011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007052095A Pending JP2007293822A (ja) | 2006-03-31 | 2007-03-01 | Lsi設計システム、該システムに用いられるアンテナダメージ回避方法及び回避制御プログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7721244B2 (ja) |
JP (1) | JP2007293822A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8341560B2 (en) | 2009-08-28 | 2012-12-25 | Renesas Electronics Corporation | Method of designing semiconductor device including adjusting for gate antenna violation |
JP2013201159A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Rohm Co Ltd | ダミーゲートセル、セルベースic、セルベースicのレイアウトシステムおよびレイアウト方法 |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009099044A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Toshiba Corp | パターンデータ作成方法、設計レイアウト作成方法及びパターンデータ検証方法 |
US7712057B2 (en) * | 2007-12-13 | 2010-05-04 | International Business Machines Corporation | Determining allowance antenna area as function of total gate insulator area for SOI technology |
JP2010016164A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Nec Electronics Corp | 半導体集積回路の設計方法、製造方法、回路設計プログラム、及び半導体集積回路 |
US8046726B2 (en) * | 2008-09-16 | 2011-10-25 | Lsi Corporation | Waiver mechanism for physical verification of system designs |
US8341588B2 (en) * | 2010-10-04 | 2012-12-25 | International Business Machines Corporation | Semiconductor layer forming method and structure |
US8966418B2 (en) * | 2013-03-15 | 2015-02-24 | Globalfoundries Inc. | Priority based layout versus schematic (LVS) |
US9996654B2 (en) * | 2014-12-22 | 2018-06-12 | Wallace W Lin | Transistor plasma charging evaluator |
US10102327B2 (en) * | 2014-12-31 | 2018-10-16 | Stmicroelectronics, Inc. | Integrated circuit layout wiring for multi-core chips |
US10097182B2 (en) | 2014-12-31 | 2018-10-09 | Stmicroelectronics, Inc. | Integrated circuit layout wiring for multi-core chips |
US9607123B2 (en) * | 2015-01-16 | 2017-03-28 | United Microelectronics Corp. | Method for performing deep n-typed well-correlated (DNW-correlated) antenna rule check of integrated circuit and semiconductor structure complying with DNW-correlated antenna rule |
EP3542285B1 (en) | 2016-12-23 | 2023-05-10 | Google LLC | Integrated circuit design system and method |
US11922109B2 (en) | 2021-08-12 | 2024-03-05 | International Business Machines Corporation | Predictive antenna diode insertion |
CN115544941A (zh) * | 2021-08-19 | 2022-12-30 | 台湾积体电路制造股份有限公司 | 集成电路器件设计方法和系统 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0661440A (ja) * | 1992-08-10 | 1994-03-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 集積回路装置、集積回路装置のデータ処理方法、および集積回路装置のデータ処理装置 |
JPH11214521A (ja) * | 1998-01-22 | 1999-08-06 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体集積回路および半導体集積回路の製造方法 |
JP2000106419A (ja) * | 1998-09-29 | 2000-04-11 | Oki Electric Ind Co Ltd | Ic設計用ライブラリ及びレイアウトパターン設計方法 |
JP2001223275A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-08-17 | Nec Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000114383A (ja) | 1998-10-06 | 2000-04-21 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体集積回路配線経路修正方法 |
JP2001102458A (ja) | 1999-09-30 | 2001-04-13 | Mitsubishi Electric Corp | 自動配置配線装置および配置配線方法 |
JP2006140349A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | レイアウト検証方法およびこれを用いた半導体集積回路装置の設計方法 |
-
2007
- 2007-03-01 JP JP2007052095A patent/JP2007293822A/ja active Pending
- 2007-03-30 US US11/730,211 patent/US7721244B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0661440A (ja) * | 1992-08-10 | 1994-03-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 集積回路装置、集積回路装置のデータ処理方法、および集積回路装置のデータ処理装置 |
JPH11214521A (ja) * | 1998-01-22 | 1999-08-06 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体集積回路および半導体集積回路の製造方法 |
JP2000106419A (ja) * | 1998-09-29 | 2000-04-11 | Oki Electric Ind Co Ltd | Ic設計用ライブラリ及びレイアウトパターン設計方法 |
JP2001223275A (ja) * | 2000-02-09 | 2001-08-17 | Nec Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8341560B2 (en) | 2009-08-28 | 2012-12-25 | Renesas Electronics Corporation | Method of designing semiconductor device including adjusting for gate antenna violation |
JP2013201159A (ja) * | 2012-03-23 | 2013-10-03 | Rohm Co Ltd | ダミーゲートセル、セルベースic、セルベースicのレイアウトシステムおよびレイアウト方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US7721244B2 (en) | 2010-05-18 |
US20070234264A1 (en) | 2007-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007293822A (ja) | Lsi設計システム、該システムに用いられるアンテナダメージ回避方法及び回避制御プログラム | |
US10817640B2 (en) | Integrated circuit including different types of cells, and method and system of designing the same | |
KR101776385B1 (ko) | 집적 회로 레이아웃 생성을 위한 방법, 소자 및 컴퓨터 프로그램 제품 | |
US10963609B2 (en) | Method for analyzing electromigration (EM) in integrated circuit | |
KR102419645B1 (ko) | 집적 회로를 설계하기 위한 컴퓨터 구현 방법, 컴퓨팅 시스템, 및 집적 회로의 제조 방법 | |
JP2006251933A (ja) | クロストークエラー制御装置、クロストークエラー制御方法およびクロストークエラー制御プログラム | |
EP3239865A1 (en) | Method for analyzing ir drop and electromigration of ic | |
US10628550B2 (en) | Method for designing an integrated circuit, and method of manufacturing the integrated circuit | |
US12019972B2 (en) | Method and system of forming semiconductor device | |
US10977415B2 (en) | Integrated device and method of forming the same | |
US9940422B2 (en) | Methods for reducing congestion region in layout area of IC | |
US8006208B2 (en) | Reducing coupling between wires of an electronic circuit | |
JP2010016164A (ja) | 半導体集積回路の設計方法、製造方法、回路設計プログラム、及び半導体集積回路 | |
JP2009134439A (ja) | ソフトマクロを用いたレイアウト設計方法、ソフトマクロのデータ構造及びソフトマクロライブラリの作成方法 | |
US7984394B2 (en) | Design structure for a redundant micro-loop structure for use in an integrated circuit physical design process and method of forming the same | |
US11657199B2 (en) | Method for analyzing electromigration (EM) in integrated circuit | |
JP6051548B2 (ja) | 自動配置配線装置および自動配置配線方法 | |
Tseng et al. | Router and cell library co-development for improving redundant via insertion at pins | |
US8826197B2 (en) | Pattern-based replacement for layout regularization | |
JP5883633B2 (ja) | レイアウト装置及びレイアウト方法 | |
JP2010282398A (ja) | 半導体集積回路のレイアウト方法及び論理修正方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080414 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100202 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100405 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100622 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100823 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20101005 |