JP2007293537A - プレゼンス管理方法及びプレゼンスサーバ装置 - Google Patents

プレゼンス管理方法及びプレゼンスサーバ装置 Download PDF

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紳一 渡辺
Tomoaki Yoshida
友明 吉田
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尚 永田
Fumie Inagaki
文恵 稲垣
Mitsunobu Sato
光伸 佐藤
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Abstract

【課題】参照ユーザが入出を許可された場所のセキュリティレベルに従って、より正確な判断ができるように、被参照ユーザの状態がより詳細に閲覧できるようにするプレゼンス管理方法及びプレゼンスサーバ装置を提供すること。
【解決手段】プレゼンスサーバ装置300では、各社員の各場所への入退室に伴って入退室管理システム200において記録される入退室レコードから、社員属性と、場所属性と、場所状態と、階層化状態テンプレートとの対応関係に基づいて階層化状態データを生成して更新するようにしたため、プレゼンス情報を自動的に更新することができ、各ユーザの状態をより適切な状態で更新することができる。
【選択図】図3

Description

本発明はプレゼンス管理方法及びプレゼンスサーバ装置に関し、特に、ユーザの位置情報等のプレゼンスを管理するプレゼンス管理方法及びプレゼンスサーバ装置に関する。
従来、ユーザの位置情報等のプレゼンスを管理する技術として、例えば、特許文献1に記載されたプレゼンス情報管理方法がある。このプレゼンス情報管理方法では、プレゼンスを管理するサーバにおいて、ユーザ端末の位置情報及び機器情報に基づいて、ユーザ端末又はユーザの状況の変化に応じて、プレゼンス情報データベースを自動的に更新している。
また、特許文献2に記載されたプレゼンス管理方法では、ある一人のユーザに対して複数のプレゼンティティ(ユーザの状態を更新する複数の装置(入退室のカードリーダ等))が存在する場合、複数のプレゼンティティから更新される状態(場所等)の全てを、その更新されるプレゼンス情報に含まれる識別とともにプレゼンスサーバで管理するようにしている。
さらに、特許文献3に記載されたプレゼンスフィルタリング方法では、被監視端末がプレゼンス情報の公開する属性の範囲をフィルタによりフィルタリングして監視端末に送信するようにしている。
特開2005−78288号公報 特開2005−316941号公報 特開2005−63019号公報
しかしながら、上記従来の特許文献1のプレゼンス情報管理方法及び特許文献2記載のプレゼンス管理方法いずれも場所とユーザの状態が1対1で対応して更新されるだけであり、ユーザの正確な状態を反映しているとは限らない。単純にセンサから通知される状態を更新するだけでは、プレゼンス管理としては問題になる場合がある。例えば、1階の居室Aが自分の所属組織のオフィスであれば、状態は“在席”として表示されるべきであり、他のユーザが1階の居室Aに入室すれば、その状態は“離席”に変更されるべきである。すなわち、ユーザが本来いるべき場所から他の場所への移動した場合には、プレゼンス情報として場所を変更するだけでは、ユーザの正確な状態を把握することはできない。
また、従来の入退室管理システムから得られる各ユーザの入退室情報をプレゼンス情報として利用するプレゼンスシステムの提案もなされているが、プレゼンスシステムと入退室管理システムではセキュリティレベルに対する認識が異なっており、この点で問題がある。例えば、入室が許可されていないユーザでも他の入室許可されたユーザの状態が閲覧できてしまう。これは、入退室管理システムのセキュリティレベルからすると、セキュリティ違反であり、プレゼンスシステムと入退室管理システムとの間でプレゼンス情報の閲覧について整合性を確保する必要がある。この問題は、上記従来の特許文献3記載のプレゼンスフィルタリング方法においても同様である。
また、上記従来のプレゼンス管理方法に基づくプレゼンスシステムを会社で利用する場合は、次のような問題がある。プレゼンス情報を参照しているユーザ(以下、参照ユーザという)が屋外等のセキュリティレベルが低い場所にいたとしても、参照ユーザの業務上での判断を円滑にするため、参照ユーザによって見られているユーザ(以下、被参照ユーザという)へ電話をすべきかどうか、机まで訪問すべきかどうか等の判断をすることができない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、参照ユーザが入室を許可された場所のセキュリティレベルに従って、より正確な判断ができるように、被参照ユーザの状態がより詳細に閲覧できるようにするプレゼンス管理方法及びプレゼンスサーバ装置を提供することを目的とする。
本発明のプレゼンス管理方法は、入退室管理システムと連携してユーザのプレゼンス情報を更新及び参照するプレゼンス管理方法であって、予め取得した組織データに基づいて各ユーザの状態テーブルを設定し、前記入退室管理システムからユーザの入退室データを取得して現在の居場所を特定し、前記状態テーブルに基づいてユーザの現在の居場所から状態を決定して、当該ユーザのプレゼンス情報を更新及び参照する。
本発明によれば、ユーザが手動でプレゼンス情報を更新する必要がなく、入退室データから自動的にプレゼンス情報が更新されるため、常に最新のプレゼンス情報を得ることができ、参照ユーザが入室を許可された場所のセキュリティレベルに従って、より正確な判断ができるように、被参照ユーザの状態がより詳細に閲覧できる。
本発明の第1の態様は、入退室管理システムと連携してユーザのプレゼンス情報を更新するプレゼンス管理方法であって、予め取得した組織データに基づいて各ユーザの状態テーブルを設定し、前記入退室管理システムからユーザの入退室データを取得して現在の居場所を特定し、前記状態テーブルに基づいてユーザの現在の居場所から状態を決定して、当該ユーザのプレゼンス情報を更新する。
この方法によれば、ユーザが手動でプレゼンス情報を更新する必要がなく、入退室データから自動的にプレゼンス情報が更新されるため、常に最新のプレゼンス情報を得ることができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様のプレゼンス管理方法において、前記プレゼンス情報を階層化して生成し、ユーザが所属する組織毎に参照可能な階層を設定し、参照するユーザによってプレゼンス情報の参照を制限する。
この方法によれば、参照されては困るユーザに対して参照制限が可能となり、セキュリティが確保できる。
本発明の第3の態様は、第2の態様のプレゼンス管理方法において、場所毎に参照可能な階層を設定し、参照するユーザの入退室データを取得して現在の居場所を特定し、参照するユーザの居場所によってプレゼンス情報の参照を制限する。
この方法によれば、参照制限のある場所においては、プレゼンス情報の参照を制限することができ、セキュリティが更に確保できる。
本発明の第4の態様は、入退室管理システムと連携してユーザのプレゼンス情報を更新するプレゼンスサーバ装置であって、予め取得した組織データに基づいて各ユーザの状態テーブルを設定する状態設定手段と、前記入退室管理システムからユーザの入退室データを取得して現在の居場所を特定する場所管理手段と、前記場所管理手段で特定された現在の居場所から前記状態設定手段により設定された状態テーブルに基づいてユーザの状態を決定してプレゼンス情報を自動更新する状態更新手段と、を備えた構成を採る。
この構成によれば、ユーザが手動でプレゼンス情報を更新する必要がなく、入退室データから自動的にプレゼンス情報が更新されるため、常に最新のプレゼンス情報を得ることができる。
本発明の第5の態様は、第4の態様のプレゼンスサーバ装置において、前記プレゼンス情報を階層化して生成する階層化状態生成手段を備え、前記階層化状態生成手段は、前記状態更新手段により更新される階層より下位の階層に手動で入力されるユーザの状態を生成する構成を採る。
この構成によれば、各ユーザの状態をより適切な状態で更新することができる。
本発明の第6の態様は、第5の態様のプレゼンスサーバ装置において、PBXからユーザが使用する通信端末の呼情報を取得するPBX連携手段を備え、前記階層化状態生成手段は、前記PBX連携手段によって前記PBXから取得した呼情報を参照して各状態の付加情報を下位階層に生成する構成を採る。
この構成によれば、各ユーザの状態に通信状態を付加して更新することができる。
本発明の第7の態様は、第4から第6のいずれかの態様のプレゼンスサーバ装置において、前記入退室管理システムから前記入退室データを取得する入退室連携手段を備える構成を採る。
この構成によれば、入退室管理システムとの連携を容易にすることができる。
本発明の第8の態様は、第7の態様のプレゼンスサーバ装置において、前記入退室連携手段は、前記入退室管理システムから入退室の履歴を記録した入退室レコードを取得し、前記階層化状態生成手段は、前記入退室連携手段によって前記入退室管理システムから取得した入退室レコードを参照して各状態の付加情報を下位階層に生成する構成を採る。
この構成によれば、入退室レコードによって各ユーザの状態をより適切な状態で更新することができる。
本発明の第9の態様は、プレゼンス情報を階層化して生成する階層化状態生成手段と、ユーザ毎に参照可能な階層を設定する参照階層設定手段と、前記参照階層設定手段において設定された参照可能な階層に基づいて、ユーザのプレゼンス情報の参照を制限する参照制限手段と、を備える構成を採る。
この構成によれば、参照されては困るユーザに対して参照制限が可能となり、セキュリティが確保できる。
本発明の第10の態様は、第9の態様のプレゼンスサーバ装置において、前記参照階層設定手段は、ユーザの所属する組織の属性に応じて参照可能な階層を設定する構成を採る。
この構成によれば、参照するユーザの所属組織によってプレゼンス情報の参照を制限することができ、セキュリティが更に確保できる。
本発明の第11の態様は、入退室管理システムと連携してユーザのプレゼンス情報を更新するプレゼンスサーバ装置であって、プレゼンス情報を階層化して生成する階層化状態生成手段と、場所毎に参照可能な階層を設定する場所階層設定手段と、参照するユーザの現在の居場所を特定する参照場所管理手段と、前記参照階層設定手段において設定された参照可能な階層に基づいて、前記参照場所管理手段で特定された場所におけるプレゼンス情報の参照を制限する参照場所制限手段と、を備えた構成を採る。
この構成によれば、参照制限のある場所においては、プレゼンス情報の参照を制限することができ、セキュリティが更に確保できる。
本発明の第12の態様は、第11の態様のプレゼンスサーバ装置において、前記入退室管理システムから入退室データを取得する入退室連携手段を備え、前記参照場所管理手段は、前記入退室連携手段によって前記入退室管理システムから取得した前記入退室データに基づいて、参照するユーザの現在の居場所を特定する構成を採る。
この構成によれば、入退室管理システムから入退室データを取得して参照するユーザの現在の居場所を特定するので、場所による参照制限を確実にしてセキュリティを確保することができる。
本発明の第13の態様は、第11の態様のプレゼンスサーバ装置において、PBXからユーザが使用する通信端末の端末位置更新データを取得するPBX連携手段を備え、前記参照場所管理手段は、基地局と場所を対応付ける基地局データテーブルと、内線番号とユーザを対応付けるユーザ管理テーブルとを有し、前記PBX連携手段によって前記PBXから取得した端末位置更新データに含まれる基地局データと内線番号を参照して、前記基地局データテーブルから基地局に該当する場所を検索し、かつ前記ユーザ管理テーブルから内線番号に該当するユーザを検索して参照するユーザの現在の居場所を特定する構成を採る。
この構成によれば、PBXとの連携によりユーザの現在の居場所を特定するので、場所による参照制限を確実にしてセキュリティを確保することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明を適用した実施の形態1に係るプレゼンスシステムの全体構成を示す図である。図1において、プレゼンスシステム100は、主に入退室管理システム200と、プレゼンスサーバ装置300と、IP−PBX(SIPサーバ)400と、データベース500と、から構成される。
入退室管理システム200は、例えば、会社の建物内の居室に設けられたドア101の開閉動作を、そのドア101付近に設けられた入退室検出用のセンサ群102から送信される入退室検出信号に応じて制御すると共に、その入退室検出信号に含まれる居室の場所や社員ID等に基づいて、図2に示す入退室管理テーブル501を用いて更新することにより、各社員の居室毎の入退室を管理する。この入退室管理テーブル501は、データベース500に格納される。
また、入退室管理システム200は、センサ群102から送信される入退室検出信号に応じて時間、社員ID、場所及び入退の情報を含む入退室データを生成してプレゼンスサーバ装置300に送信する。なお、図1では、社員の入退室を管理する対象としてドア101を示しているが、管理対象はドア101に限るものではなく、例えば、社員が社内に居るか社外に居るかを区別する通用門(図示せず)等も管理対象であり、この門にもセンサ群102に属するセンサが設けられているものとする。
プレゼンスサーバ装置300は、入退室管理システム200、IP−PBX400、アクセスポイント(AP)601,602を介したユーザ端末701,702との間で連携を取りながら各社員のプレゼンス情報の状態更新処理及び状態通知処理等を実行する。
IP−PBX(Private Branch eXchange:構内交換機)400は、図示しないインターネット等の通信網と接続し、SIP(Session Initiation Protocol)プロトコルに基づいて、外部のIP通信端末とユーザ端末701,702との間の呼接続制御を、プレゼンスサーバ装置300及びアクセスポイント601,602を介して実行する。
アクセスポイント601,602は、無線LAN等の無線通信によりユーザ端末701,702と通信し、LAN等の有線通信によりIP−PBX400及びプレゼンスサーバ装置300との通信を中継する。
ユーザ端末701,702は、各社員が携帯し、SIP機能を搭載する無線LANに対応した無線通信端末等であり、外部のIP通信端末との間の呼接続、通話及びデータ通信等の通信処理を、アクセスポイント601,602、プレゼンスサーバ装置300及びIP−PBX400を介して実行する。
図3は、プレゼンスサーバ装置300の構成を示すブロック図である。図3において、プレゼンスサーバ装置300は、入退室連携部301と、状態更新部302と、IP−PBX連携部303と、階層化状態生成部304と、階層化状態管理部305と、ユーザ管理部306と、場所管理部307と、参照階層決定部308と、場所参照階層管理部309と、状態参照部310と、から構成される。
入退室連携部301は、入退室管理システム200から送信される入退室データを受信して状態更新部302および状態参照部310に出力する。
状態更新部302は、入退室連携部301から入力される入退室データに設定された時間、社員ID、場所及び入退室等の各データやユーザ端末701,702から送信されるプレゼンス情報を取得し、このプレゼンス情報を階層化状態生成部304に格納される階層化状態テンプレートテーブルを用いて階層化し、階層化状態管理部305において生成される階層化状態データテーブルを更新する状態更新処理を実行する。
IP−PBX連携部303は、IP−PBX400から送信されるSIPコマンドを受信して階層化状態生成部304および状態参照部310に出力する。
階層化状態生成部304は、階層化状態管理部305において生成される階層化状態データテーブルの元となる階層化状態テンプレートテーブルを格納する。
階層化状態管理部305は、状態更新部302において取得した各社員のプレゼンス情報に基づいて更新対象となる階層化した状態情報を記憶する階層化状態データテーブルを生成する。
ユーザ管理部306は、図4に示すユーザ管理テーブル502により各社員の「社員ID」と「所属組織」を対応付けて管理する。このユーザ管理テーブル502は、データベース500に格納される。
場所管理部307は、図5に示す場所管理テーブル503により管理すべき「場所」と、その場所の「属性」と、その場所を管理する「管理組織」と、を対応付けて管理する。この場所管理テーブル503は、データベース500に格納される。また、場所管理部307は、場所の「属性」に応じた社員の状態をプレゼンス情報として示すため、図6に示す場所状態変換テーブル504を格納する。この場所状態変換テーブル504では、場所の「属性」と、その「属性」に対応する社員の「状態」と、管理主体がない場所であることを示す「共通状態フラグ」と、が対応付けて記憶される。
参照階層決定部308は、場所参照階層管理部309において管理される場所参照階層テーブルに基づいて参照ユーザに参照可能なプレゼンス情報の階層を決定し、上記階層化状態テンプレートにおいて参照可能な階層を設定する。
場所参照階層管理部309は、図7に示す場所参照階層テーブル505により参照可能な場所を示す「場所」と、その場所を参照可能な組織を示す「対象組織」と、その対象組織に所属する参照ユーザが参照可能な階層を示す「参照階層」と、を対応付けて管理する。この場所参照階層テーブル505は、場所参照階層管理部309に格納され、上記状態更新処理において利用される。
状態参照部310は、参照ユーザからのプレゼンス情報の参照要求に応じて、その参照ユーザの場所と対象組織から場所参照階層テーブル505に記憶された参照階層を取得して、その参照階層に対応した被参照ユーザの状態を参照ユーザに通知する状態通知処理を実行する。その際、状態参照部310は、参照時に参照ユーザの居場所を特定するために、入退室連携部301から入力される入退室データやIP−PBX連携部303から入力されるSIPコマンドを利用する。
次に、図3のプレゼンスサーバ装置300において実行される各種処理について、図8〜図17を参照して説明する。
まず、プレゼンス情報を階層化するための階層化状態テンプレートテーブル506の構成について図8を参照して説明する。
図8は、階層化状態テンプレートテーブル506の一例を示す図である。この階層化状態テンプレートテーブル506では、当該テーブル内の各レコードの識別番号を設定する「ID」と、プレゼンス情報を階層化するための状態を4階層分設定する「状態1」〜「状態4(付加情報付与)」と、階層化対象となるプレゼンス情報の更新手続き方法等を設定する「備考」と、を対応付けて設定している。
この場合、被参照ユーザの状態を示すプレゼンス情報を、「状態1」→「状態2」→「状態3」→「状態4」の順に階層化することにより、その上位階層から下位階層になるに従ってより詳細な状態を示す分類項目を設定するように構成している。
「状態1」では、被参照ユーザの状態を示す最上位項目として「出社」、「社外」、「秘密」の3種類を設定する。「状態2」では、「状態1」の項目毎に下位に属し、その状態を更に分類する項目を設定する。「状態1:出社」に対しては2つの分類項目「在席」及び「離席」を設定し、「状態1:社外」に対しては「社外」を設定し、「状態1:秘密」に対しては「秘密」を設定する。
また、「状態3」では、「状態2」の項目毎に下位に属し、その状態を更に分類する項目を設定する。「状態2:在席」に対しては2つの分類項目「電話中」及び「在席」を設定し、「状態2:離席」に対しては6つの分類項目「食事中」、「会議中」、「休憩中」、「実験中」、「移動中」及び「離席(その他)」を設定し、「状態2:社外」に対しては2つの分類項目「帰宅」及び「外出中」を設定し、「状態2:秘密」に対しては「秘密」を設定する。
さらに、「状態4(付加情報付与)」では、「状態3」の項目毎に下位に属し、その状態を更に分類する項目(付加すべき情報内容と情報の取得方法)を設定する。「状態3:電話中」に対しては2種類の付加情報「内線」及び「外線」と各情報取得方法を設定し、「状態3:在席」に対しては4種類の付加情報「在席」、「資料作成中」、「設計作業中」及び「コーディング中」と各情報取得方法を設定し、「状態3:食事中,会議中,休憩中,実験中,移動中,離席(その他),帰宅」に対しては、それぞれ1種類の付加情報と各情報取得方法を設定し、「状態3:外出中」に対しては2種類の付加情報「外出中」及び「出張中」と各情報取得方法を設定し、「状態3:秘密」に対しては「秘密」を設定する。
以上の階層化状態テンプレートテーブル506の設定内容に基づいて、プレゼンス情報を階層化して階層化状態データとして階層化状態データテーブル507に記憶した例を図9に示す。
この階層化状態データテーブル507では、社員名を記憶する「社員ID」欄と、プレゼンス情報を階層化した各状態を記憶する上記「状態1」〜「状態4」欄と、社員毎に予め登録された参照ユーザを示す「参照者リスト」と、を対応付けた場合を示している。また、「参照者リスト」の参照ユーザは適時変更可能であり、参照ユーザの登録は従来のプレゼンスプロトコルにより可能である。この場合、例えば、「社員ID:渡辺」の階層化したプレゼンス情報では、「状態1:出社」、「状態2:在席」、「状態3:電話中」、「状態4(付加情報付与):電話中+外線+相1111−11−1111(手電話番号)」が記憶されている。
なお、図8の階層化状態テンプレートテーブル506の「備考」欄において、更新手続き方法が「端末更新(手動)」と設定された部分に対応するため、ユーザ端末701,702では、図10に示すような状態変更画面に、「在席:資料作成中」、「在席:設計作業中」、「在席:コーディング中」、「外出中:出張中」、「秘密」の各操作ボタンを表示する。これらの「端末更新(手動)」対象とする各状態は、図1のセンサ群102では検出できない状態であるため、ユーザ端末701,702における社員自身の操作に委ねる必要がある。
また、図8の階層化状態テンプレートテーブル506の「備考」欄において、更新手続き方法が「端末更新(自動)」と設定された部分は、ユーザ端末701,702で該当の操作をした時にユーザ端末701,702から状態が自動で送信される。例えば、ユーザ端末701,702で電話をかけたり、電話を取ったりすると、「状態3」に当たる「電話中」という状態が自動的にユーザ端末701,702からプレゼンスサーバ装置300に送信される。
本実施の形態1のプレゼンスサーバ装置300では、入退室管理システム200から送信される入退室データから被参照ユーザのプレゼンス情報を取得すると、上記階層化状態テンプレートテーブル506に基づいてプレゼンス情報を階層化して上記階層化状態データテーブル507を生成し、新たにプレゼンス情報を取得する度に階層化状態データテーブル507内の該当レコードの各階層の状態を更新する状態更新処理と、当該状態更新処理において更新した「状態3」に応じて、更新すべき「状態4」の付加情報を収集して更新する階層化状態更新処理と、参照ユーザが所属する部署と、入退室管理対象の場所毎に管理主体の部署に対応して設定した参照可能な階層との対応関係に基づいて、更新した参照可能な階層状態を参照ユーザに通知する状態通知処理と、を実行する。
これらの処理の全体的な流れについて、図11に示すメイン処理のフローチャートを参照して説明する。
図11において、プレゼンスサーバ装置300内の状態更新部302は、一定時間待機し(ステップS101)、入退室連携部301により前回受信した入退室データの最終時刻を条件に、データベース500に格納される入退室管理テーブル501(図2参照)に記録された入退室レコードを検索し、最終記録時刻の入退室レコードを取得して保存する(ステップS102)。
次いで、階層化状態生成部304は、保存された入退室レコードの社員IDと、ユーザ管理テーブル502(図4参照)の各社員の社員IDが一致するか否かを判別する(ステップS103)。一致する場合は(ステップS103:YES)、保存した入退室レコードの入室/退室を判別し(ステップS104)、入室である場合は、状態更新処理(入室)を実行する(ステップS105)。また、退室である場合は、保存した入退室レコードの場所から上位の場所を特定し(ステップS106)、状態更新処理(退室)を実行する(ステップS107)。
ここで、上位の場所とは、図2の入退室管理テーブル501において、場所が「A棟 3F南フロア」の場合、上位の場所は「A棟」となり、場所が「A棟 3F南フロア 居室1」の場合、上位の場所は「3F南フロア」となる。
次に、上記ステップS105の状態更新処理(入室)について、図12に示すフローチャートを参照して説明する。
図12において、階層化状態生成部304は、上記入退室レコードから取得した場所により場所管理部307において管理される場所管理テーブル503(図5参照)を検索し、当該場所の属性と管理組織を取得する(ステップS201)。次いで、階層化状態生成部304は、上記入退室レコードから社員IDを取得し、ユーザ管理部306において管理されるユーザ管理テーブル502から当該社員IDの所属組織を取得し、当該所属組織と上記管理組織が一致するか否かを判別する(ステップS202)。
一致する場合は(ステップS202:一致)、取得した場所属性により場所状態変換テーブル504(図6参照)を検索して当該場所属性の状態を取得して、階層化状態変更処理に移行して(ステップS203)、本処理を終了する。また、不一致の場合は(ステップS202:不一致)、取得した場所属性により場所状態変換テーブル504(図6参照)において、当該場所属性に対する共通状態フラグの有無を確認して(ステップS204)、その共通状態フラグがONに設定されているか否かを判別する(ステップS205)。共通状態フラグがONに設定されている場合は(ステップS205:ON)、当該場所属性に対応する状態による階層化状態更新処理に移行して(ステップS206)、本処理を終了する。また、共通状態フラグがOFFの場合は(ステップS205:OFF)、状態を「離席」として階層化状態更新処理に移行して(ステップS207)、本処理を終了する。
次に、上記ステップS203における階層化状態更新処理について、図13に示すフローチャートを参照して説明する。
図13において、階層化状態生成部304は、上記場所状態変換テーブル504(図6参照)から取得した場所属性に対応する状態(状態3)に基づいて、階層化状態テンプレートテーブル506(図8参照)を検索し、一致する状態のテンプレートにより階層化状態データを生成する(ステップS301)。
ここで、階層化状態データを生成する際の具体例について説明する。例えば、入退室レコードから取得した社員IDが「田中」、場所が「A棟 3F南フロア 居室1」の場合、上記状態更新処理(入室)では、図5の場所管理テーブル503から属性「居室」と管理組織「開発部」が取得される。次いで、図4のユーザ管理テーブル502から社員ID「田中」の所属組織「開発部」が取得される。この場合、場所の管理組織と所属組織が一致するため、場所属性「居室」について図6の場所状態変換テーブル504から対応する状態「在席」が取得された後、上記階層化状態更新処理のステップS301が実行される。場所属性「在席」は階層化状態の「状態3」に相当し、「状態3:在席」に一致するテンプレートが図8の階層化状態テンプレートテーブル506から検索され、このテンプレートに基づいて階層化状態データが生成される。図8の階層化状態テンプレートテーブル506では、「状態3:在席」に一致するテンプレートとして、「状態4(付加情報付与)」が設定されており、「在席+開始時刻(=入室時刻)」を生成することになる。
図13に戻り、階層化状態生成部304は、階層化状態データを生成した後、状態4として必要な付加情報を収集する付加情報収集処理を実行する(ステップS302)。ここでは、上記例示した「状態3:在席」に対応するテンプレートにより「状態4(付加情報付与)」として「在席+開始時刻(=入室時刻)」を収集する例を説明する。
この付加情報収集処理について、図14に示すフローチャートを参照して説明する。
図14において、階層化状態生成部304は、まず、上記ステップS301で生成した階層化状態データの「状態3」が「電話中」か否かを判別する(ステップS401)。上記例では「状態3:在席」であるため、「電話中」でないと判別し(ステップS401:NO)、ステップS402に移行して、「状態3」が「食事中、実験中、休憩中、離席、会議中」か否かを判別する。「状態3:在席」であるため、いずれの状態でもないと判別し(ステップS402:NO)、ステップS403に移行して、上記ステップS102で保存した入退室レコードから時間、すなわち、「入室時刻」を取得して、本処理を終了する。以上の付加情報収集処理により、「状態3:在席」に対応する「状態4」として必要な付加情報「開始時刻(=入室時刻)」が収集されたことになる。
次いで、階層化状態生成部304は、図13のステップS303に戻り、社員ID「田中」により図9の階層化状態データテーブル507を検索し、今回、生成した階層化状態データと収集した付加情報とにより当該データを更新して、本処理を終了する。但し、階層化状態データテーブル507を検索した際、存在しない場合には、新規に階層化状態データを追加する。
次に、図12のステップS206において、共通状態フラグがONの場合に実行される階層化状態更新処理について、図13に示すフローチャートを参照して説明する。
図13において、階層化状態生成部304は、上記場所状態変換テーブル504(図6参照)から取得した場所属性に対応する状態(状態3)に基づいて、階層化状態テンプレートテーブル506(図8参照)を検索し、一致する状態のテンプレートにより階層化状態データを生成する(ステップS301)。
ここで、共通状態フラグがONの階層化状態データを生成する際の具体例について説明する。例えば、入退室レコードから取得した社員IDが「渡辺」、場所が「C棟 2F北フロア」の場合、上記状態更新処理(入室)では、図5の場所管理テーブル503から属性「食堂」と管理組織「−(無し)」が取得される。次いで、図4のユーザ管理テーブル502から社員ID「渡辺」の所属組織「開発部」が取得される。この場合、場所の管理組織と所属組織が一致しないため、図6の場所状態変換テーブル504から場所属性「食堂」の共通状態フラグ「○」があることが確認され、かつ共通状態フラグがONであることが判別されると、当該テーブルの状態「食事中」が取得される。
この状態「食事中」は階層化状態の「状態3」に相当し、「状態3:食事中」に一致するテンプレートが図8の階層化状態テンプレートテーブル506から検索され、このテンプレートに基づいて階層化状態データが生成される。図8の階層化状態テンプレートテーブル506では、「状態3:食事中」に一致するテンプレートとして、「状態4(付加情報付与)」が設定されており、「食事中+場所(=入室場所)+開始時刻(=入室時刻)」を生成することになる。
図13に戻り、階層化状態生成部304は、階層化状態データを生成した後、状態4として必要な付加情報を収集する付加情報収集処理を実行する(ステップS302)。ここでは、上記例示した「状態3:食事中」に対応するテンプレートにより「状態4(付加情報付与)」として「食事中+場所(=入室場所)+開始時刻(=入室時刻)」を収集する例を説明する。
この付加情報収集処理について、図14に示すフローチャートを参照して説明する。
図14において、階層化状態生成部304は、まず、上記ステップS301で生成した階層化状態データの「状態3」が「電話中」か否かを判別する(ステップS401)。上記例では「状態3:食事中」であるため、「電話中」でないと判別し(ステップS401:NO)、ステップS402に移行して、「状態3」が「食事中、実験中、休憩中、離席、会議中」か否かを判別する。「状態3:食事中」であるため、該当する状態であると判別し(ステップS402:YES)、ステップS405に移行して、上記ステップS102で保存した入退室レコードから場所と時間、すなわち、「C棟 2F北フロア」と「入室時刻」を取得して、本処理を終了する。以上の付加情報収集処理により、「状態3:食事中」に対応する「状態4」として必要な付加情報「場所(=入室場所)+開始時刻(=入室時刻)」が収集されたことになる。
次に、図12のステップS207において、共通状態フラグがOFFの場合に実行される階層化状態更新処理について、図13に示すフローチャートを参照して説明する。
図13において、階層化状態生成部304は、上記場所状態変換テーブル504(図6参照)から取得した場所属性に対応する状態(状態3)に基づいて、階層化状態テンプレートテーブル506(図8参照)を検索し、一致する状態のテンプレートにより階層化状態データを生成する(ステップS301)。
ここで、共通状態フラグがOFFの階層化状態データを生成する際の具体例について説明する。例えば、入退室レコードから取得した社員IDが「松田」、場所が「A棟 3F南フロア 居室2」の場合、上記状態更新処理(入室)では、図5の場所管理テーブル503から属性「会議室」と管理組織「開発部」が取得される。次いで、図4のユーザ管理テーブル502から社員ID「松田」の所属組織「営業部」が取得される。この場合、場所の管理組織と所属組織が一致しないため、図6の場所状態変換テーブル504から場所属性「会議室」の共通状態フラグ「○」があることが確認され、かつ共通状態フラグがOFFであることが判別されると、上記ステップS207において状態は「離席」に設定されて、図13の階層化状態更新処理に移行される。
この状態「離席」は階層化状態の「状態2」に相当し、「状態2:離席」に属する「状態3:会議中」に一致するテンプレートが図8の階層化状態テンプレートテーブル506から検索され、このテンプレートに基づいて階層化状態データが生成される。図8の階層化状態テンプレートテーブル506では、「状態3:会議中」に一致するテンプレートとして、「状態4(付加情報付与)」が設定されており、「会議中+場所(=入室場所)+開始時刻(=入室時刻)+同じ会議室にいる社員リスト(参照時にプレゼンス情報から生成)」を生成することになる。
図13に戻り、階層化状態生成部304は、階層化状態データを生成した後、状態4として必要な付加情報を収集する付加情報収集処理を実行する(ステップS302)。ここでは、上記例示した「状態3:会議中」に対応するテンプレートにより「状態4(付加情報付与)」として「会議中+場所(=入室場所)+開始時刻(=入室時刻)+同じ会議室にいる社員リスト(参照時にプレゼンス情報から生成)」を収集する例を説明する。
この付加情報収集処理について、図14に示すフローチャートを参照して説明する。
図14において、階層化状態生成部304は、まず、上記ステップS301で生成した階層化状態データの「状態3」が「電話中」か否かを判別する(ステップS401)。上記例では「状態3:会議中」であるため、「電話中」でないと判別し(ステップS401:NO)、ステップS402に移行して、「状態3」が「食事中、実験中、休憩中、離席、会議中」か否かを判別する。「状態3:会議中」であるため、該当する状態であると判別し(ステップS402:YES)、ステップS405に移行して、上記ステップS102で保存した入退室レコードから場所と時間、すなわち、「A棟 3F南フロア 居室2」と「入室時刻」を取得して、本処理を終了する。以上の付加情報収集処理により、「状態3:会期中」に対応する「状態4」として必要な付加情報付与「場所(=入室場所)+開始時刻(=入室時刻)」が収集されたことになる。更に、付加情報に含まれる「同じ会議室にいる社員リスト」については、その情報の収集方法として「参照時にプレゼンス情報から生成」が設定されている。このため、「同じ会議室にいる社員リスト」は、後述する被参照ユーザ状態通知処理(図17参照)において、収集される。
また、図12のステップS207において、状態が「電話中」である場合に実行される階層化状態更新処理について、図13に示すフローチャートを参照して説明する。
図13において、階層化状態生成部304は、上記場所状態変換テーブル504(図6参照)から取得した場所属性に対応する状態(状態3)に基づいて、階層化状態テンプレートテーブル506(図8参照)を検索し、一致する状態のテンプレートにより階層化状態データを生成する(ステップS301)。
ここで、共通状態フラグがOFFで、かつ状態が「電話中」である場合の階層化状態データを生成する際の具体例について説明する。例えば、入退室レコードから取得した社員IDが「渡辺」、場所が「A棟 3F南フロア 居室1」の場合、上記状態更新処理(入室)では、図5の場所管理テーブル503から属性「居室」と管理組織「開発部」が取得される。次いで、図4のユーザ管理テーブル502から社員ID「渡辺」の所属組織「開発部」が取得される。この場合、場所の管理組織と所属組織が一致するため、図6の場所状態変換テーブル504から場所属性「居室」に対応する状態「在席」が取得されて、図13の階層化状態更新処理に移行される。
この状態「在席」は階層化状態の「状態2」に相当し、「状態2:在席」に属する「状態3:電話中」に一致するテンプレートが図8の階層化状態テンプレートテーブル506から検索され、このテンプレートに基づいて階層化状態データが生成される。図8の階層化状態テンプレートテーブル506では、「状態3:電話中」に一致するテンプレートとして、2種類の「状態4(付加情報付与)」が設定されており、「電話中+開始時間(IP−PBXから取得)+外線(IP−PBXから取得)+相手電話番号(IP−PBXから取得)」又は「電話中+開始時間(IP−PBXから取得)+内線(IP−PBXから取得)+相手所属、名前(IP−PBXから取得)」を生成することになる。
図13に戻り、階層化状態生成部304は、階層化状態データを生成した後、状態4として必要な付加情報を収集する付加情報収集処理を実行する(ステップS302)。ここでは、上記例示した「状態3:電話中」に対応するテンプレートにより「状態4(付加情報付与)」として「電話中+開始時間(IP−PBXから取得)+外線(IP−PBXから取得)+相手電話番号(IP−PBXから取得)」又は「電話中+開始時間(IP−PBXから取得)+内線(IP−PBXから取得)+相手所属、名前(IP−PBXから取得)」を収集する例を説明する。
この付加情報収集処理について、図14に示すフローチャートを参照して説明する。
図14において、階層化状態生成部304は、まず、上記ステップS301で生成した階層化状態データの「状態3」が「電話中」か否かを判別する(ステップS401)。上記例では「状態3:電話中」であるため、「電話中」であると判別し(ステップS401:YES)、ステップS404に移行して、IP−PBX連携部303によりIP−PBX400からSIP−URIを利用して呼情報を取得し、この呼情報から「開始時間+外線又は内線+相手電話番号又は相手所属、名前」を収集して、本処理を終了する。以上の付加情報収集処理により、「状態3:電話中」に対応する「状態4」として必要な付加情報「電話中+開始時間+外線+相手電話番号」又は「電話中+開始時間+内線+相手所属、名前」が収集されたことになる。
次に、上記図11のステップS107において実行される状態更新処理(退室)について、図15に示すフローチャートを参照して説明する。
図15において、階層化状態生成部304は、上記図11のステップS106において保存した入退室レコードから取得した場所の上位の場所、例えば、「A棟 3南フロア」の場合は「A棟」により場所管理部307において管理される場所管理テーブル503(図5参照)を検索し、当該場所の属性と管理組織を取得する(ステップS501)。次いで、階層化状態生成部304は、上記入退室レコードから社員IDを取得し、ユーザ管理部306において管理されるユーザ管理テーブル502から当該社員IDの所属組織を取得し、当該所属組織と上記管理組織が一致するか否かを判別する(ステップS502)。
一致する場合は(ステップS502:一致)、取得した場所属性により場所状態変換テーブル504(図6参照)を検索して当該場所属性の状態を取得して、階層化状態変更処理に移行して(ステップS503)、本処理を終了する。また、不一致の場合は(ステップS502:不一致)、取得した場所属性により場所状態変換テーブル504(図6参照)において、当該場所属性に対する共通状態フラグの有無を確認して(ステップS504)、その共通状態フラグがONに設定されているか否かを判別する(ステップS505)。共通状態フラグがONに設定されている場合は(ステップS505:ON)、当該場所属性に対応する状態による階層化状態更新処理に移行して(ステップS506)、本処理を終了する。また、共通状態フラグがOFFの場合は(ステップS505:OFF)、取得した場所属性及び状態が「門」及び「退出」か否かを判別する(ステップS507)。「門」及び「退出」でなければ(ステップS507:NO)、状態を「離席」として階層化状態更新処理に移行して(ステップS508)、本処理を終了する。
また、「門」及び「退出」であれば(ステップS507:YES)、「退出」が「就業時間内」か否かを判別する(ステップS509)。「退出」が「就業時間内」であれば(ステップS509:YES)、状態を「外出中」として階層化状態更新処理に移行して(ステップS510)、本処理を終了する。また、「退出」が「就業時間内」でなければ(ステップS509:NO)、状態を「帰宅」として階層化状態更新処理に移行して(ステップS511)、本処理を終了する。
次に、上記共通状態フラグがOFFの場合に、上記ステップS508において実行される階層化状態更新処理について、図13に示すフローチャートを参照して説明する。なお、上記ステップS503及びステップS506における処理は、上記図12のステップS203及びステップS206において説明した内容と同様であるため、説明は省略する。
図13において、階層化状態生成部304は、上記場所状態変換テーブル504(図6参照)から取得した場所属性に対応する状態(状態3)に基づいて、階層化状態テンプレートテーブル506(図8参照)を検索し、一致する状態のテンプレートにより階層化状態データを生成する(ステップS301)。
ここで、共通状態フラグがOFFの階層化状態データを生成する際の具体例について説明する。例えば、入退室レコードから取得した社員IDが「渡辺」、上位の場所が「A棟」の場合、上記状態更新処理(退室)では、図5の場所管理テーブル503から属性「棟」と管理組織「−(無し)」が取得される。次いで、図4のユーザ管理テーブル502から社員ID「渡辺」の所属組織「開発部」が取得される。この場合、場所の管理組織と所属組織が一致しないため、図6の場所状態変換テーブル504から場所属性「棟」の共通状態フラグが無いことが確認され、かつ共通状態フラグがOFFであることが判別されると、上記ステップS507において場所属性及び状態が「門」及び「退出」でないことが判別され、ステップS508において状態は「離席」に設定されて、図13の階層化状態更新処理に移行される。
この状態「離席」は階層化状態の「状態2」に相当し、「状態2:離席」に属する「状態3:移動中」に一致するテンプレートが図8の階層化状態テンプレートテーブル506から検索され、このテンプレートに基づいて階層化状態データが生成される。図8の階層化状態テンプレートテーブル506では、「状態3:移動中」に一致するテンプレートとして、「状態4(付加情報付与)」が設定されており、「移動中+現在場所(=入室場所)+開始時刻(=入室時刻)」を生成することになる。
図13に戻り、階層化状態生成部304は、階層化状態データを生成した後、状態4として必要な付加情報を収集する付加情報収集処理を実行する(ステップS302)。ここでは、上記例示した「状態3:移動中」に対応するテンプレートにより「状態4(付加情報付与)」として「移動中+現在場所(=入室場所)+開始時刻(=入室時刻)」を収集する例を説明する。
この付加情報収集処理について、図14に示すフローチャートを参照して説明する。
図14において、階層化状態生成部304は、まず、上記ステップS301で生成した階層化状態データの「状態3」が「電話中」か否かを判別する(ステップS401)。上記例では「状態3:移動中」であるため、「電話中」でないと判別し(ステップS401:NO)、ステップS402に移行して、「状態3」が「食事中、実験中、休憩中、離席、会議中」か否かを判別する。「状態3:移動中」であるため、いずれの状態でもないと判別し(ステップS402:NO)、ステップS403に移行して、上記ステップS102で保存した入退室レコードから時間と場所、すなわち、「入室時刻」と「場所」を取得して、本処理を終了する。以上の付加情報収集処理により、「状態3:移動中」に対応する「状態4」として必要な付加情報「現在場所(=入室場所)」と「開始時刻(=入室時刻)」が収集されたことになる。
次いで、階層化状態生成部304は、図13のステップS303に戻り、社員ID「渡辺」により図9の階層化状態データテーブル507を検索し、今回、生成した階層化状態データと収集した付加情報とにより当該データを更新して、本処理を終了する。但し、階層化状態データテーブル507を検索した際、存在しない場合には、新規に階層化状態データを追加する。
以上のような状態更新処理(退室)を実行した結果、上記「渡辺」が場所「A棟 3F南フロア」から退室し、その退室時刻と、「A棟」を移動中であることを示すプレゼンス情報を含む階層化状態データにより階層化状態データテーブル507内の該当データが更新されたことになる。
次に、上記共通状態フラグがOFFの場合に、上記ステップS510において実行される階層化状態更新処理について、図13に示すフローチャートを参照して説明する。
図13において、階層化状態生成部304は、上記場所状態変換テーブル504(図6参照)から取得した場所属性に対応する状態(状態3)に基づいて、階層化状態テンプレートテーブル506(図8参照)を検索し、一致する状態のテンプレートにより階層化状態データを生成する(ステップS301)。
ここで、共通状態フラグがOFFの階層化状態データを生成する際の具体例について説明する。例えば、入退室レコードから取得した社員IDが「田中」、場所が「正門」の場合、上記状態更新処理(退室)では、図5の場所管理テーブル503から属性「門」と管理組織「−(無し)」が取得される。次いで、図4のユーザ管理テーブル502から社員ID「田中」の所属組織「開発部」が取得される。この場合、場所の管理組織と所属組織が一致しないため、図6の場所状態変換テーブル504から場所属性「門」の共通状態フラグが無いことが確認され、かつ共通状態フラグがOFFであることが判別されると、上記ステップS507において場所属性及び状態が「門」及び「退出」であることが判別され、ステップS509において就業時間内であると判別されると、ステップS510において状態は「外出中」に設定されて、図13の階層化状態更新処理に移行される。
この状態「外出中」は階層化状態の「状態3」に相当し、「状態3:外出中」に一致するテンプレートが図8の階層化状態テンプレートテーブル506から検索され、このテンプレートに基づいて階層化状態データが生成される。図8の階層化状態テンプレートテーブル506では、「状態3:外出中」に一致するテンプレートとして、「状態4(付加情報付与)」が設定されており、「外出中(退門:就業時間内)+外出時刻(=退門時刻)」を生成することになる。
図13に戻り、階層化状態生成部304は、階層化状態データを生成した後、状態4として必要な付加情報を収集する付加情報収集処理を実行する(ステップS302)。ここでは、上記例示した「状態3:外出中」に対応するテンプレートにより「状態4(付加情報付与)」として「外出中(退門:就業時間内)+外出時刻(=退門時刻)」を収集する例を説明する。
この付加情報収集処理について、図14に示すフローチャートを参照して説明する。
図14において、階層化状態生成部304は、まず、上記ステップS301で生成した階層化状態データの「状態3」が「電話中」か否かを判別する(ステップS401)。上記例では「状態3:外出中」であるため、「電話中」でないと判別し(ステップS401:NO)、ステップS402に移行して、「状態3」が「食事中、実験中、休憩中、離席、会議中」か否かを判別する。「状態3:外出中」であるため、いずれの状態でもないと判別し(ステップS402:NO)、ステップS403に移行して、上記ステップS102で保存した入退室レコードから時間、すなわち、「退門時刻」を取得して、本処理を終了する。以上の付加情報収集処理により、「状態3:外出中」に対応する「状態4」として必要な付加情報「外出時刻(=退門時刻)」が収集されたことになる。
次いで、階層化状態生成部304は、図13のステップS303に戻り、社員ID「田中」により図9の階層化状態データテーブル507を検索し、今回、生成した階層化状態データと収集した付加情報とにより当該データを更新して、本処理を終了する。但し、階層化状態データテーブル507を検索した際、存在しない場合には、新規に階層化状態データを追加する。
以上のような状態更新処理(退室)を実行した結果、上記「田中」が場所「正門」から退門し、その退門時刻と、外出中であることを示すプレゼンス情報を含む階層化状態データにより階層化状態データテーブル507内の該当データが更新されたことになる。
次に、上記共通状態フラグがOFFの場合に、上記ステップS511において実行される階層化状態更新処理について、図13に示すフローチャートを参照して説明する。
図13において、階層化状態生成部304は、上記場所状態変換テーブル504(図6参照)から取得した場所属性に対応する状態(状態3)に基づいて、階層化状態テンプレートテーブル506(図8参照)を検索し、一致する状態のテンプレートにより階層化状態データを生成する(ステップS301)。
ここで、共通状態フラグがOFFの階層化状態データを生成する際の具体例について説明する。例えば、入退室レコードから取得した社員IDが「中島」、場所が「正門」の場合、上記状態更新処理(退室)では、図5の場所管理テーブル503から属性「門」と管理組織「−(無し)」が取得される。次いで、図4のユーザ管理テーブル502から社員ID「中島」の所属組織「人事部」が取得される。この場合、場所の管理組織と所属組織が一致しないため、図6の場所状態変換テーブル504から場所属性「門」の共通状態フラグが無いことが確認され、かつ共通状態フラグがOFFであることが判別されると、上記ステップS507において場所属性及び状態が「門」及び「退出」であることが判別され、ステップS509において就業時間外であると判別されると、ステップS511において状態は「帰宅」に設定されて、図13の階層化状態更新処理に移行される。
この状態「帰宅」は階層化状態の「状態3」に相当し、「状態3:帰宅」に一致するテンプレートが図8の階層化状態テンプレートテーブル506から検索され、このテンプレートに基づいて階層化状態データが生成される。図8の階層化状態テンプレートテーブル506では、「状態3:帰宅」に一致するテンプレートとして、「状態4(付加情報付与)」が設定されており、「外出中(退門:就業時間外)+外出時刻(=退門時刻)」を生成することになる。
図13に戻り、階層化状態生成部304は、階層化状態データを生成した後、状態4として必要な付加情報を収集する付加情報収集処理を実行する(ステップS302)。ここでは、上記例示した「状態3:帰宅」に対応するテンプレートにより「状態4(付加情報付与)」として「外出中(退門:就業時間外)+外出時刻(=退門時刻)」を収集する例を説明する。
この付加情報収集処理について、図14に示すフローチャートを参照して説明する。
図14において、階層化状態生成部304は、まず、上記ステップS301で生成した階層化状態データの「状態3」が「電話中」か否かを判別する(ステップS401)。上記例では「状態3:帰宅」であるため、「電話中」でないと判別し(ステップS401:NO)、ステップS402に移行して、「状態3」が「食事中、実験中、休憩中、離席、会議中」か否かを判別する。「状態3:帰宅」であるため、いずれの状態でもないと判別し(ステップS402:NO)、ステップS403に移行して、上記ステップS102で保存した入退室レコードから時間、すなわち、「退門時刻」を取得して、本処理を終了する。以上の付加情報収集処理により、「状態3:帰宅」に対応する「状態4」として必要な付加情報「外出時刻(=退門時刻)」が収集されたことになる。
次いで、階層化状態生成部304は、図13のステップS303に戻り、社員ID「中島」により図9の階層化状態データテーブル507を検索し、今回、生成した階層化状態データと収集した付加情報とにより当該データを更新して、本処理を終了する。但し、階層化状態データテーブル507を検索した際、存在しない場合には、新規に階層化状態データを追加する。
以上のような状態更新処理(退室)を実行した結果、上記「中島」が場所「正門」から退門し、その退門時刻と、帰宅であることを示すプレゼンス情報を含む階層化状態データにより階層化状態データテーブル507内の該当データが更新されたことになる。
以上のように、本実施の形態1のプレゼンスサーバ装置300では、各社員の各場所への入退室に伴って入退室管理システム200において記録される入退室レコードから、社員属性と、場所属性と、場所状態と、階層化状態テンプレートとの対応関係に基づく階層化状態データが生成されて更新される。
なお、上記階層化状態データの更新処理では、図8の階層化状態点プレーテーブル506の「備考」欄において、更新方法が「端末更新(自動)」又は「入退室更新(自動)」の場合を説明したが、「端末更新(手動)」の場合は、ユーザ端末701,702において、図10に示す状態変更画面において任意の更新操作が行われた場合に、階層化状態データの更新処理を実行する。
図10に示す状態変更画面において、例えば、「在席:資料作成中」が選択されて更新操作が行われた場合は、その操作コマンドがユーザ端末701,702からプレゼンスサーバ装置300に無線送信される。プレゼンスサーバ装置300では、受信した操作コマンドからユーザ属性(社員ID)が確認され、その送信コマンドの受信時刻により、図8の階層化状態点プレーテーブル506の「状態4」に設定された「資料作成中+開始時刻(更新時刻)」に基づく階層化状態データが生成されて、図9の階層化状態データテーブル507の該当社員IDの階層化状態データが更新される。
次に、ステップS105の状態更新処理(入室)及びステップS107の状態更新処理(退室)が終了すると、階層化状態生成部304は、図11のステップS108に移行して、上記ステップS102において保存した入退室レコードの社員IDと、階層化状態データテーブル507(図9参照)の参照者リストが一致するか否かを判別する。
一致しない場合は(ステップS108:NO)、ステップS101に戻り、一致する場合は(ステップS108:YES)、ステップS109に移行して状態通知処理を実行する。この状態通知処理について、図16に示すフローチャートを参照して説明する。
なお、図9の階層化状態データテーブル507において、「参照者リスト」欄に登録された社員IDは、各階層化状態データを現在参照している参照ユーザを表している。この階層化状態データテーブル507への参照ユーザの登録は、ユーザ端末701,702から既存のプレゼンスプロトコルにより送信される参照要求コマンドを受信した際に行われる。但し、各参照ユーザの参照可能な階層は、図7に示す場所参照階層データテーブル505において場所毎に登録された対象組織と参照階層との対応関係により制限される。
図16において、参照階層決定部308は、図4のユーザ管理テーブル502を検索して参照ユーザの所属組織を取得し(ステップS601)、当該参照ユーザの場所と所属組織により、場所参照階層管理部309において管理される図7の場所参照階層テーブル505を検索して、参照可能な階層を決定する(ステップS602)。
次いで、状態参照部310は、参照階層決定部308において決定された参照階層に対応して被参照ユーザの状態を通知する被参照ユーザ状態通知処理に移行する(ステップS603)。この被参照ユーザ状態通知処理について、図17に示すフローチャートを参照して説明する。
図17において、状態参照部310は、図9の階層化状態データテーブル507から被参照ユーザの階層化状態データを検索し(ステップS701)、検索した階層化状態データから上記ステップS602で決定した参照ユーザの参照階層に合致した状態を取得する(ステップS702)。次いで、状態参照部310は、取得した状態は「状態4」か否かを判別する(ステップS703)。
状態参照部310は、取得した状態が「状態4」でなければ(ステップ703:NO)、ステップS705に移行して、取得した状態を参照ユーザのユーザ端末701,702に送信して(ステップS705)、本処理を終了する。また、状態参照部310は、取得した状態が「状態4」であれば(ステップ703:YES)、図9の階層化状態データテーブル507の階層化状態データを検索し、被参照ユーザと同じ場所に居る他の社員IDを取得し(ステップS704)、ステップS702で取得した状態にステップS704で取得した他の社員IDを付加し、この状態を参照ユーザのユーザ端末701,702に送信して(ステップS705)、本処理を終了する。
以上の状態通知処理が終了すると、階層化状態生成部304は、図11のステップS110に移行し、参照ユーザとして登録された全ての被参照ユーザの状態通知処理が終了したか否かを判別し、終了していなければ(ステップS110:NO)、ステップS109に戻り、終了していれば(ステップS110:YES)、ステップS101に戻る。
ここで、上記状態通知処理の具体例について、図16及び図17の各フローチャートを参照して説明する。
まず、図11のステップS108において、入退室レコードの社員ID「渡辺」及び場所「A棟 3F南フロア」で、図9の階層化状態データテーブル507の参照者リストに社員ID「渡辺」が登録されている場合、図16の状態通知処理に移行して、図4のユーザ管理テーブル502から「渡辺」の所属組織「開発部」が取得される(ステップS601)。次いで、参照ユーザ「渡辺」の場所「A棟 3F南フロア」と所属組織「開発部」により図7の場所参照階層テーブル505が検索されて、参照階層「3」が取得される(ステップS602)。
そして、図17の被参照ユーザ状態通知処理に移行して、図9の階層化状態データテーブル507内で参照ユーザ「渡辺」が参照者リストに登録された階層化状態データが検索される(ステップS701)。図の階層化状態データテーブル507では、社員ID「田中、松田、中島、吉田」の4名の階層化状態データの参照者リストに「渡辺」が登録されているため、まず、「田中」の階層化状態データから上記参照階層「3」に合致する状態「会議中」が取得される(ステップS702)。
次いで、ステップS703において取得した状態が「状態4」か否かが判別されるが、取得した状態は「状態3」であるため、ステップS705に移行して、取得した「田中」の状態「会議中」が参照ユーザ「渡辺」のユーザ端末に通知される。
この被参照ユーザ状態通知処理が終了すると、図11のステップS110に移行し、参照ユーザとして登録された全ての被参照ユーザの状態通知処理が終了したか否かが判別される。この場合、「渡辺」は他の3名「松田、中島、吉田」の階層化状態データの参照者リストにも登録されているため、この3名に対応する図16及び図17の処理が同様に繰り返し実行される。その結果、参照ユーザ「渡辺」のユーザ端末に対して、「松田、中島、吉田」の階層化状態データの「状態3」に対応する状態「会議中」「在席」及び「外出中」が通知される。
また、入退室レコードの社員ID「渡辺」及び場所「A棟 3F南フロア 居室1」で、図9の階層化状態データテーブル507の参照者リストに社員ID「渡辺」が登録されている場合は、上記図16のステップS602において参照階層「4」が取得され、図17のステップS702において「田中」の階層化状態データから参照階層「4」に合致する状態「会議中+場所:A棟 3F南フロア 居室2+開始時刻:2/1 13:00」が取得される。
この場合、図17のステップS703において取得した状態が「状態4」であると判別されるため、ステップS704において図9の階層化状態データテーブル507が検索されて、被参照ユーザ「田中」と同じ場所に居る他の社員IDが取得される。図9の階層化状態データテーブル507では、「田中」と同じ場所には「松田」が居るため、ステップS702で取得した上記状態に対して「参加者リスト:松田」が追加される。そして、「田中」の状態「会議中+場所:A棟 3F南フロア 居室2+開始時刻:2/1 13:00+参加者リスト:松田」が参照ユーザ「渡辺」のユーザ端末に通知される。
以上のように、本実施の形態1のプレゼンスサーバ装置では、各社員の各場所への入退室に伴って入退室管理システムにおいて記録される入退室レコードから、社員属性と、場所属性と、場所状態と、階層化状態テンプレートとの対応関係に基づいて階層化状態データを生成して更新するようにしたため、プレゼンス情報を自動的に更新することができ、各ユーザの状態をより適切な状態で更新することができる。
また、本実施の形態1のプレゼンスサーバ装置では、状態通知処理により参照者リストに登録された参照ユーザに対しては、その現在の場所及び所属組織と、場所毎の対象組織に設定された参照階層との対応関係に基づいて、被参照ユーザの参照可能な階層状態を通知するようにしたため、入退室管理システムのセキュリティ体系に従った被参照ユーザの状態を開示することができる。
なお、上記実施の形態1では、プレゼンスサーバ装置はポーリングにより入退室管理システムから送信される入退室データの受信を待機する場合を示したが、プレゼンスサーバ装置が入退室管理システムに対して入退室データの送信を要求するようにしてもよい。
(実施の形態2)
図18は、本発明を適用した実施の形態2に係るプレゼンスシステムの全体構成を示す図である。図18において、プレゼンスシステム1000は、プレゼンスサーバ装置300と、IP−PBX(SIPサーバ)400と、データベース500と、ユーザ端末701,702と、位置データ/呼情報データベース800と、基地局901,902と、から構成される。なお、図18において、図1に示したプレゼンスシステム100と同一の構成部分には同一符号を付している。
本実施の形態2では、プレゼンスサーバ装置300がIP−PBX(SIPサーバ)400から基地局901,902間を移動するユーザ端末701,702の位置情報を取得して、参照するユーザの現在の居場所を特定することに特徴がある。
また、図18のプレゼンスシステム1000のネットワーク環境は、全てLAN接続であり、基地局901,902は、建物内の入退室管理システムで管理されていない場所毎に設置されているものとする。例えば、A棟の2F南フロアまでの入退室は、入退室管理システムで管理されるが、A棟の2F南フロア内の各居室(居室1、居室2、居室3)は入退室管理システムで管理されない場合がある。しかし、A棟の2F南フロア内の各居室(居室1、居室2、居室3)でも、少なくともPBXによる内線電話が施設され、無線の内線電話端末の場合、図20の基地局データテーブル802に示す様に、各居室(居室1、居室2、居室3)に基地局が設置される。入退室データの代わりに、各居室(居室1、居室2、居室3)の基地局から通知されるユーザ端末の位置情報に従って参照ユーザの居場所をより細かく判断し、参照ユーザの居場所のセキュリティレベルに従って、さらに、より正確な判断ができるように、被参照ユーザの状態がより詳細に閲覧できる。図18では、2台の基地局901,902しか示していないが、各基地局は入退室管理システムで管理されない場所も含んだ様々な場所に設置されているものとする。
プレゼンスサーバ装置300は、図3に示した構成を採り、IP−PBX400及び基地局901,902と連携を取りながらユーザ端末701,702の端末位置の更新処理等を実行する。
IP−PBX400は、図示しないインターネット等の通信網と接続し、SIPプロトコルに基づいて、外部のIP通信端末とユーザ端末701,702との間の呼接続制御を基地局901,902を介して実行する。また、IP−PBX400は、ユーザ端末701,702が基地局901,902間を移動する際に、基地局901,902から端末位置更新データを受信すると、その端末位置更新データを独自のインタフェース等によってプレゼンスサーバ装置300に送信する。また、IP−PBX400は、基地局901,902から受信する端末位置更新データを位置データ/呼情報データベース800において管理する。さらに、IP−PBX400は、ユーザ端末701,702で変更された状態や参照される状態をSIPプロトコルのNOTIFYコマンド又はPUBLISHコマンドにより、プレゼンスサーバ装置300と送受信する。
位置データ/呼情報データベース800は、端末位置更新データを管理するため、図19に示す端末位置更新データテーブル801を格納する。この端末位置更新データテーブル801では、ユーザ端末701,702が基地局901,902の通信圏内に収容、又は通信圏内から削除された時刻を示す「時間」と、ユーザ端末701,702に設定された「内線番号」と、端末位置更新データの通知元の「基地局」と、端末位置更新データの登録又は削除を示す「種別」と、を対応付けて記憶する。
プレゼンスサーバ装置300内のIP−PBX連携部303は、基地局901,902の設置場所を管理するため、図20に示す基地局データテーブル802を格納する。この基地局データテーブル802では、設置場所を示す「場所」と「基地局」とを対応付けて記憶する。但し、基地局データテーブル802には、入退室管理されていない場所に設置された基地局のみ設定するものとする。
また、プレゼンスサーバ装置300内のユーザ管理部306は、図21に示すユーザ管理テーブル803を格納する。このユーザ管理テーブル803では、各社員の名前を示す「ユーザ」と、「所属組織」と、各社員が携帯するユーザ端末に設定された「内線番号」と、を対応付けて記憶する。
次に、図18のプレゼンスシステム1000において、位置情報としてハンドオーバーが発生した時に端末位置更新データをプレゼンスサーバ装置300が受信する手順について説明する。
例えば、社員がA棟の2F南フロアの各居室(居室1、居室2、居室3)間を移動し、その移動に伴ってユーザ端末が各居室(居室1、居室2、居室3)に設置された基地局間を移動し、ハンドオーバー(ユーザ端末の位置を管理する基地局が切り替わった)が発生した際に、各基地局から端末位置更新データがIP−PBX400に通知される。
基地局901,902から送信される端末位置更新データには、図19の端末位置更新データテーブル801に示したデータが含まれているが、「種別」として記憶される「登録」及び「削除」については、以下の定義を適用するものとする。
登録:ハンドオーバーによって該当基地局にユーザ端末が収容(通信圏内に入った)された状態→入室とみなす
削除:ハンドオーバーによって該当基地局からユーザ端末が削除(通信圏内から出た)された状態→退室とみなす
そして、IP−PBX400は、受信した端末位置更新データにより図19の端末位置更新データテーブル801を更新し、その端末位置更新データをプレゼンスサーバ装置300に送信する。
プレゼンスサーバ装置300は、IP−PBX連携部303により端末位置更新データを受信すると、図20の基地局データテーブル802から基地局に該当する場所を検索し、該当社員の場所を特定する。一致する基地局がなければ端末位置更新データを破棄する。
そして、IP−PBX連携部303は、ユーザ管理部306において管理される図21のユーザ管理テーブル803から端末位置更新データの内線番号に該当するユーザと所属組織を検索し、該当社員の場所と入退室時刻と入室又は退室とを含む、入退室管理テーブル501(図2参照)の社員毎の入退室データと同様な擬似入退室データを生成する。
以後、このIP−PBX連携によって生成された擬似入退室データは、図11に示すメイン処理の参照処理のフローチャート(S108〜S110)に従って処理され、実施の形態1と同様な状態参照処理を実施する。
以上のように、本実施の形態2のプレゼンスシステムでは、プレゼンスサーバ装置がIP−PBXの端末位置管理機能と連携することにより、入退室管理システムで管理しきれない場所にいても、参照するユーザの場所をより細かく特定することが可能になる。これによって、入退室管理システムとの連携による参照ユーザの居場所の判断をフォローすることができ、参照ユーザの居場所のセキュリティレベルに従って、さらに、より正確な判断ができるように、被参照ユーザの状態がより詳細に閲覧できる。
本発明に係るプレゼンス管理方法及びプレゼンスサーバ装置によれば、参照ユーザが入出を許可された場所のセキュリティレベルに従って、より正確な判断ができるように、被参照ユーザの状態がより詳細に閲覧できる点で有用である。
本発明の実施の形態1に係るプレゼンスシステムの全体構成を示す図 本実施の形態1に係る入退室管理テーブルの一例を示す図 本実施の形態1に係るプレゼンスサーバ装置の構成を示すブロック図 本実施の形態1に係るユーザ管理テーブルの一例を示す図 本実施の形態1に係る場所管理テーブルの一例を示す図 本実施の形態1に係る場所状態変換テーブルの一例を示す図 本実施の形態1に係る場所参照階層テーブルの一例を示す図 本実施の形態1に係る階層化状態テンプレートテーブルの一例を示す図 本実施の形態1に係る階層化状態データテーブルの一例を示す図 本実施の形態1に係るユーザ端末に表示される状態変更画面の一例を示す図 本実施の形態1に係るプレゼンスサーバ装置において実行されるメイン処理を示すフローチャート 本実施の形態1に係るプレゼンスサーバ装置において実行される状態更新処理(入室)を示すフローチャート 本実施の形態1に係るプレゼンスサーバ装置において実行される階層化状態更新処理を示すフローチャート 本実施の形態1に係るプレゼンスサーバ装置において実行される付加情報収集処理を示すフローチャート 本実施の形態1に係るプレゼンスサーバ装置において実行される状態更新処理(退室)を示すフローチャート 本実施の形態1に係るプレゼンスサーバ装置において実行される状態通知処理を示すフローチャート 本実施の形態1に係るプレゼンスサーバ装置において実行される被参照ユーザ状態通知処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態2に係るプレゼンスシステムの全体構成を示す図 本実施の形態2に係る端末位置更新データテーブルの一例を示す図 本実施の形態2に係る基地局データテーブルの一例を示す図 本実施の形態2に係るユーザ管理テーブルの一例を示す図
符号の説明
100、1000 プレゼンスシステム
101 ドア
102 センサ群
200 入退室管理システム
300 プレゼンスサーバ装置
301 入退室連携部
302 状態更新部
303 IP−PBX連携部
304 階層化状態生成部
305 階層化状態管理部
306 ユーザ管理部
307 場所管理部
308 参照階層決定部
309 場所参照階層管理部
310 状態参照部
400 IP−PBX
500 データベース
501 入退室管理テーブル
502 ユーザ管理テーブル
503 場所管理テーブル
504 場所状態変換テーブル
505 場所参照階層テーブル
506 階層化状態テンプレートテーブル
507 階層化状態データテーブル
601、602 アクセスポイント
701、702 ユーザ端末
800 位置データ/呼情報データベース
801 端末位置更新データテーブル
802 基地局データテーブル
803 ユーザ管理テーブル

Claims (13)

  1. 入退室管理システムと連携してユーザのプレゼンス情報を更新するプレゼンス管理方法であって、
    予め取得した組織データに基づいて各ユーザの状態テーブルを設定し、前記入退室管理システムからユーザの入退室データを取得して現在の居場所を特定し、前記状態テーブルに基づいてユーザの現在の居場所から状態を決定して、当該ユーザのプレゼンス情報を更新することを特徴とするプレゼンス管理方法。
  2. 前記プレゼンス情報を階層化して生成し、ユーザが所属する組織毎に参照可能な階層を設定し、参照するユーザによってプレゼンス情報の参照を制限することを特徴とする請求項1記載のプレゼンス管理方法。
  3. 場所毎に参照可能な階層を設定し、参照するユーザの入退室データを取得して現在の居場所を特定し、参照するユーザの居場所によってプレゼンス情報の参照を制限することを特徴とする請求項2記載のプレゼンス管理方法。
  4. 入退室管理システムと連携してユーザのプレゼンス情報を更新するプレゼンスサーバ装置であって、
    予め取得した組織データに基づいて各ユーザの状態テーブルを設定する状態設定手段と、前記入退室管理システムからユーザの入退室データを取得して現在の居場所を特定する場所管理手段と、前記場所管理手段で特定された現在の居場所から前記状態設定手段により設定された状態テーブルに基づいてユーザの状態を決定してプレゼンス情報を自動更新する状態更新手段と、を備えたことを特徴とするプレゼンスサーバ装置。
  5. 前記プレゼンス情報を階層化して生成する階層化状態生成手段を備え、前記階層化状態生成手段は、前記状態更新手段により更新される階層より下位の階層に手動で入力されるユーザの状態を生成することを特徴とする請求項4記載のプレゼンスサーバ装置。
  6. PBXからユーザが使用する通信端末の呼情報を取得するPBX連携手段を備え、前記階層化状態生成手段は、前記PBX連携手段によって前記PBXから取得した呼情報を参照して各状態の付加情報を下位階層に生成することを特徴とする請求項5記載のプレゼンスサーバ装置。
  7. 前記入退室管理システムから前記入退室データを取得する入退室連携手段を備えることを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載のプレゼンスサーバ装置。
  8. 前記入退室連携手段は、前記入退室管理システムから入退室の履歴を記録した入退室レコードを取得し、前記階層化状態生成手段は、前記入退室連携手段によって前記入退室管理システムから取得した入退室レコードを参照して各状態の付加情報を下位階層に生成することを特徴とする請求項7記載のプレゼンスサーバ装置。
  9. プレゼンス情報を階層化して生成する階層化状態生成手段と、ユーザ毎に参照可能な階層を設定する参照階層設定手段と、前記参照階層設定手段において設定された参照可能な階層に基づいて、ユーザのプレゼンス情報の参照を制限する参照制限手段と、を備えることを特徴とするプレゼンスサーバ装置。
  10. 前記参照階層設定手段は、ユーザの所属する組織の属性に応じて参照可能な階層を設定することを特徴とする請求項9記載のプレゼンスサーバ装置。
  11. 入退室管理システムと連携してユーザのプレゼンス情報を更新するプレゼンスサーバ装置であって、
    プレゼンス情報を階層化して生成する階層化状態生成手段と、場所毎に参照可能な階層を設定する場所階層設定手段と、参照するユーザの現在の居場所を特定する参照場所管理手段と、前記参照階層設定手段において設定された参照可能な階層に基づいて、前記参照場所管理手段で特定された場所におけるプレゼンス情報の参照を制限する参照場所制限手段と、を備えたことを特徴とするプレゼンスサーバ装置。
  12. 前記入退室管理システムから入退室データを取得する入退室連携手段を備え、前記参照場所管理手段は、前記入退室連携手段によって前記入退室管理システムから取得した前記入退室データに基づいて、参照するユーザの現在の居場所を特定することを特徴とする請求項11記載のプレゼンスサーバ装置。
  13. PBXからユーザが使用する通信端末の端末位置更新データを取得するPBX連携手段を備え、前記参照場所管理手段は、基地局と場所を対応付ける基地局データテーブルと、内線番号とユーザを対応付けるユーザ管理テーブルとを有し、前記PBX連携手段によって前記PBXから取得した端末位置更新データに含まれる基地局データと内線番号を参照して、前記基地局データテーブルから基地局に該当する場所を検索し、かつ前記ユーザ管理テーブルから内線番号に該当するユーザを検索して参照するユーザの現在の居場所を特定することを特徴とする請求項11記載のプレゼンスサーバ装置。
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