JP2007288449A - 撮像装置 - Google Patents

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Masabumi Yamazaki
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Abstract

【課題】複数の画像の中から所望の画像を操作性良く迅速に選択し確定することができる撮像装置を提供する。
【解決手段】第1段スイッチと第2段スイッチとの2段でなるレリーズスイッチと、第2段スイッチの閉動作に応答して被写体を撮影し画像データを生成するCCD撮像素子105と、CCD撮像素子105により撮影された複数の画像を表示するLCD表示系111と、LCD表示系111に表示された複数の画像の中から所望の画像を選択するものであって把持部に設けられているタッチパッド等のポインティングデバイスと、ポインティングデバイスにより選択された画像を、第1段スイッチの閉動作に応答して確定し、確定された画像をメモリカード110へ記録させたり通信インタフェース119を介して外部へ送信させたり制御するシステムコントローラ112と、を備えた撮像装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の画像の中から所望に選択した画像に対して所定の処理を行う撮像装置に関する。
デジタルカメラ等の撮像装置により撮像された画像は、必要に応じて、種々の選択操作が必要になる。例えば、撮像した複数の画像データの中から、何れか数枚の画像をプリントするためにプリンタへ送信する場合や、ブラケット撮影により得られた露光量の異なる複数の画像の中から所望の画像のみを残してそれ以外の画像を消去する場合などに、こうした選択操作が必要になる。
このような選択操作は、ユーザにより行われる場合と、撮像装置側で自動処理して行う場合と、がある。
後者の、撮像装置側で選択処理を行う技術としては、例えば、特開2004−180076号公報に、時間的に連続して撮影した画像データを一時的にメモリに記憶し、この記憶した画像データを解析して選択された画像データを撮像データとして記憶する撮像装置が記載されている。より具体的には、該公報に記載された技術は、画像データを解析して、例えば被写体の動きが最も速いときの画像データや、2つの画像データの差分が最も大きい画像データなどを選択するようにしたものとなっている。
一方、ユーザにより選択操作を行うようにした技術としては、例えば、特開2000−125185号公報に、オートブラケット撮影により得られた複数画像を着脱メモリに記憶した後に、この着脱メモリに記憶した複数画像をマルチ画面表示して所望の画像を選択し、着脱メモリに記憶された複数画像の内の、上記選択された画像のみを残し、選択されなかった画像を着脱メモリから消去するようにした電子カメラが記載されている。
特開2004−180076号公報 特開2000−125185号公報
しかしながら、上述した特開2004−180076号公報に記載されたような、画像解析に基づく選択の技術は、プログラムに基づく選択技術であり、プログラムを設計するときに予め想定された画像データしか選択することができない。従って、所望の画像データを選択することができるようにプログラムを設計するには、極めて複雑で高度な画像解析を行うことができるようする必要がある。それにも関わらず、現在の技術では、未だ人の感性に基づく画像選択には遠く及ばない。
また、デジタルカメラ等の撮像装置は、機動性が要求されるために、装置自体が小型軽量であることが必要になるとともに、画像選択の操作も迅速に行い得ることが必要となる。従って、具体的にどのようなユーザ操作により、画像の選択を行い得るように構成するかは、大変に重要な技術課題である。しかし、上述した特開2000−125185号公報には、この観点に基づく具体的な記載がなされていない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、複数の画像の中から所望の画像を操作性良く迅速に選択し確定することができる撮像装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、第1の発明による撮像装置は、撮影して得られた複数の画像の中から所望の画像を選択して確定しこの確定された画像に対して所定の処理を行う撮像装置において、第1段操作で閉じるようになされた第1段スイッチと第2段操作で閉じるようになされた第2段スイッチとが一体的に構成されたレリーズスイッチと、上記レリーズスイッチの第2段スイッチの閉動作に応答して画像を撮影する撮像部と、上記撮像部により撮影された複数の画像を表示するための表示部と、撮像装置の把持部に設けられ上記表示部に表示された複数の画像の中から所望の画像を選択するための画像選択部と、上記レリーズスイッチの第1段スイッチの閉動作に応答して上記画像選択部により選択されている画像を確定する確定スイッチと、上記確定スイッチにより確定された画像に対して所定の処理を行う画像処理部と、を具備したものである。
また、第2の発明による撮像装置は、上記第1の発明による撮像装置において、上記画像処理部が、上記確定された画像を、記録媒体に記録する処理と、外部に送信する処理と、の少なくとも一方を、上記所定の処理として行うものである。
さらに、第3の発明による撮像装置は、上記第1の発明による撮像装置において、上記画像選択部が、タッチパッドを含んで構成されたものである。
第4の発明による撮像装置は、上記第1の発明による撮像装置において、上記画像選択部が、上記レリーズスイッチを囲むようにして配置された十字キーを含んで構成されたものである。
第5の発明による撮像装置は、上記第1の発明による撮像装置において、上記撮像部が、上記レリーズスイッチの第2段スイッチの閉動作に応答して、露出パラメータの異なる複数の画像を撮影するものである。
第6の発明による撮像装置は、上記第5の発明による撮像装置において、上記露出パラメータの異なる複数の画像が、シャッタスピードと絞り値との少なくとも一方を更新することにより、露光量を所定段数ずつシフトしながら連続して撮影された複数の画像である。
第7の発明による撮像装置は、上記第5の発明による撮像装置において、上記露出パラメータの異なる複数の画像が、露光量を一定に保ったままシャッタスピードもしくは絞り値を所定段数ずつシフトしながら撮影された複数の画像である。
第8の発明による撮像装置は、上記第5の発明による撮像装置において、上記表示部が、画面を分割して得られる複数の分割領域に、上記露出パラメータの異なる複数の画像に係る縮小画像を配列して表示するものである。
第9の発明による撮像装置は、上記第8の発明による撮像装置において、上記表示部が、さらに、上記複数の縮小画像の中から所望の画像を選択するためのポインタを表示するものである。
第10の発明による撮像装置は、上記第8の発明による撮像装置において、上記表示部が、上記画像選択部により何れかの縮小画像が選択されたときには、その選択された縮小画像を拡大して表示するものである。
第11の発明による撮像装置は、上記第8の発明による撮像装置において、上記表示部による画面の分割数を選択するための画面分割数選択部をさらに具備し、上記確定スイッチは、さらに、上記レリーズスイッチの第1段スイッチの閉動作に応答して、上記画面分割数選択部により選択された画面の分割数を確定するものである。
第12の発明による撮像装置は、上記第1の発明による撮像装置において、上記表示部が、接眼レンズを介して画像を観察する覗き式電子ビューファインダを含むものである。
第13の発明による撮像装置は、上記第1の発明による撮像装置において、上記表示部が、撮像装置本体に配設された第1表示部と、上記撮像装置本体に着脱自在であって上記第1表示部よりも画面サイズが大きい第2表示部と、を含むものである。
第14の発明による撮像装置は、上記第13の発明による撮像装置において、上記第2表示部が上記撮像装置本体に装着されたときには、該第2表示部による表示を許容するとともに、上記第1表示部による表示を禁止するように制御する制御部をさらに具備したものである。
本発明の撮像装置によれば、複数の画像の中から所望の画像を操作性良く迅速に選択し確定することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
[実施形態1]
図1から図14は本発明の実施形態1を示したものであり、図1はカメラの主として電気的な構成の概要を示すブロック図である。
本実施形態は、撮像装置であるカメラとしてデジタルカメラを例に挙げたものとなっている。ただし、カメラとしては、デジタルカメラに限らず、カメラ機能を備えた携帯電話やその他の機器に広く適用することができる。
図1に示すように、このカメラは、レンズ系101と、レンズ駆動機構102と、露出制御機構103と、メカニカルシャッタ104と、CCD撮像素子(図中では単にCCDと省略する。)105と、TGブロック(図中では単にTGと省略する。)106と、プリプロセス回路107と、デジタルプロセス回路108と、カードインタフェース(図中ではカードI/Fと省略する。)109と、メモリカード110と、LCD表示系111と、システムコントローラ112と、操作スイッチ113と、レンズドライバ114と、ストロボ115と、露出制御ドライバ116と、AF(オートフォーカス)機構117と、EEPROM118と、通信インタフェース(図中では単に通信I/Fと省略する。)119と、を有している。
レンズ系101は、焦点位置を調節するためのフォーカスレンズや、あるいは例えば焦点距離を調節するためのズームレンズ等の各種レンズを含んで構成されたものである。
レンズ駆動機構102は、レンズ系101を駆動して、例えばフォーカス調節を行うためのものである。また、レンズ系101がパワーズーム可能なズームレンズ系である場合には、このレンズ駆動機構102がズーム調節をさらに行うようにしても良い。
露出制御機構103は、レンズ系101の光路上に設けられた絞りと、この絞りを制御するための制御機構と、を含むものである。
メカニカルシャッタ104は、レンズ系101から露出制御機構103を介して入射する光束を、CCD撮像素子105へ到達させる時間を機械的に制御するためのものである。
CCD撮像素子105は、色フィルタを内蔵するCCDカラー撮像素子であり、撮像部の一部である。このCCD撮像素子105としては、例えば、プログレッシブスキャン(順次走査)型で縦型オーバーフロードレイン(VOFD)構造のものなどが用いられている。
TGブロック106は、撮像部の一部であり、CCD撮像素子105を駆動するためのCCD駆動回路であって、タイミングジェネレータ(TG)およびシグナルジェネレータ(SG)を含んで構成されている。そして、TGブロック106によるCCD撮像素子105の駆動タイミングは、可変設定可能となるように構成されている。すなわち、TGブロック106は、このカメラの動作状況に応じたシステムコントローラ112の制御に基づき、撮影時におけるCCD撮像素子105の駆動周波数を切り換えるようになっている。この駆動周波数の切り換えは、TGブロック106の基本クロック周波数を変更することによって行われる。このTGブロック106は、CCD撮像素子105の駆動タイミングと、プリプロセス回路107およびデジタルプロセス回路108の動作タイミングと、を同期させるようになっている。
プリプロセス回路107は、CCD撮像素子105から出力される信号を事前処理するための回路であり、例えば、サンプルホールド回路であるCDS(相関二重サンプリング回路)、クランプ回路、A/Dコンバータ等を含んで構成されている。
デジタルプロセス回路108は、色信号生成処理,マトリックス変換処理,プレビュー処理を含む各種のデジタル処理を行うためのものである。このデジタルプロセス回路108は、画像処理部であって画像データを記憶するためのバッファメモリ108aを備えて構成されている。
カードインタフェース109は、デジタルプロセス回路108により処理された画像データをメモリカード110に記録する制御を行い、あるいはメモリカード110に既に記録されている画像データを読み出す制御を行うインタフェースであり、画像処理部の一部である。
メモリカード110は、画像データや、画像データに関連する各種の情報等を記録するための不揮発性の記録媒体であり、このカメラに例えば着脱自在となるように構成されている。
LCD表示系111は、撮影直後の画像を表示したり、メモリカード110に記録されている撮影済みの画像を表示したり、カメラに係る各種の情報を表示したりするための表示部である。このLCD表示系111は、後述するように、オートブラケット撮影により得られた露光量の異なる複数画像の表示も行うようになっている。
システムコントローラ112は、このカメラ内の各部を統括的に制御するための制御部であり、例えばCPU等を含んで構成されている。このシステムコントローラ112は、画像に対して所定の処理を行う画像処理部を兼ねたものとなっている。
操作スイッチ113は、このカメラに設けられた各種のスイッチやボタン類を全て含む操作部である。この操作スイッチ113には、例えば、後述するようなポインティングデバイスを構成するタッチパッド402(図5参照)あるいはボタン404a〜404d(図6参照)と、レリーズスイッチ403と、等が含まれている。
レンズドライバ114は、システムコントローラ112の指令に基づき、上述したレンズ駆動機構102を制御するためのドライバである。
ストロボ115は、被写体に照明光を照射するための発光部である。
露出制御ドライバ116は、システムコントローラ112の指令に基づき、上述した露出制御機構103とストロボ115とを制御するための露出制御部である。
AF機構117は、レンズ系101を構成するフォーカスレンズの焦点合致位置からのずれ量を検出するためのものである。
EEPROM118は、このカメラに係る各種の設定情報等を記憶するための不揮発性メモリである。
通信インタフェース119は、デジタルプロセス回路108により処理された画像データを外部に送信するための制御を行ない、あるいは外部から受信した画像データ等をデジタルプロセス回路108内のバッファメモリ108aに記録するための制御を行うインタフェースであり、画像処理部の一部である。
そして、本実施形態のカメラにおいては、システムコントローラ112が全ての制御を統括的に行うようになっていて、撮影時の動作の概要は、次のようである。
すなわち、システムコントローラ112は、TGブロック106を用いてCCD撮像素子105の駆動を制御することによって、露光(電荷蓄積)および信号の読み出しを行わせる。
次に、システムコントローラ112は、CCD撮像素子105から読み出された信号を、プリプロセス回路107を介してデジタルプロセス回路108のバッファメモリ108aに取り込ませる。
さらに、システムコントローラ112は、デジタルプロセス回路108に各種の信号処理を行わせた後に、カードインタフェース109を介してメモリカード110に記録させ、あるいは通信インタフェース119を介して外部へ送信させる。
なお、本実施形態のカメラは、上述したようなTGブロック106の基本クロック周波数(ひいては、CCD撮像素子105の駆動タイミング)が可変設定となっている部分や、その他後で別途説明する部分を除けば、通常のデジタルカメラとほぼ同様の動作および制御が行われるものとなっているために、こうした公知の部分については説明を適宜省略する。
次に、図2は、LCD表示系111のより詳細な構成を示すブロック図である。
このLCD表示系111は、第1LCD201と、第2LCD202と、表示部203と、選択回路208と、を有して構成されている。
第1LCD201は、電子ビューファインダ(以下、適宜「EVF」と記載する。)301(図4参照)に内蔵された表示部である。なお、このEVF301は、図4に示すように、カメラ本体310に設けられた覗き式のファインダであり、接眼レンズを介して第1LCD201に表示される画像を拡大して観察するようになっている。
第2LCD202は、図4に示すように、カメラ本体310の背面に設けられた表示部である。
表示部203は、上述したEVF301の上側となるカメラ本体310の上部に、着脱自在に取り付け可能な表示部である。この表示部203は、第3LCD204と、自己に給電するための電源205と、を有している。この表示部203(第3LCD204)は、カメラ本体310に着脱自在であって上述した第1LCD201、第2LCD202よりも画面サイズが相対的に大きいものとなっている。
そして、カメラ本体310に設けられている選択回路208と、表示部203に設けられている第3LCD204とは、接点(C1)206を介して、表示用の制御信号を供給するための信号ラインが接続されている。
また、カメラ本体310のシステムコントローラ112は、接点(C2)207を介して電圧を測定する等により、表示部203がカメラ本体310に着脱されたかどうかを検出するようになっている。
このように、表示部203がカメラ本体310に対して着脱自在となるように構成しているために、表示部203を使用しないときのカメラの携帯性を保つことができる。そして、必要な場合に大型の画面で画像を確認することが可能となる。特に、後述するように、大型の画面を用いて、画像を容易に選択することが可能となる。
選択回路208は、システムコントローラ112からの制御信号に基づいて、第1LCD201と第2LCD202と表示部203との内の何れの表示部に表示を行うかを選択するためのものである。なお、第1LCD201,第2LCD202,表示部203は、これらの内の任意の2つ、あるいは3つが、同時に表示されることはなく、択一的にのみ表示されるものとなっている。
ここに、システムコントローラ112が、何れの表示部に表示を行うように制御するかは、以下のような基準に基づき決定されるようになっている。
まず、第1LCD201と第2LCD202との切り替えは、図5に示すような表示部切替ボタン401の状態に応じて行われるようになっている。すなわち、この表示部切替ボタン401が1回押される毎に、システムコントローラ112は、選択回路208を介して、第1LCD201と第2LCD202との表示を切り替えるように制御する。
また、表示部203がカメラ本体310に取り付けられて、システムコントローラ112が接点207の電気的な接触を検知すると、該システムコントローラ112は、上述した表示部切替ボタン401の状態に関わらず、強制的に表示部203にのみ表示が行われるように制御するようになっている。すなわち、システムコントローラ112は、表示部203がカメラ本体310に取り付けられているときには、第1LCD201および第2LCD202の表示を禁止するように制御するようになっている。
なお、図2には、LCD表示系111に3つの表示部が設けられている例を示している。しかし、表示部203は着脱式であるために、取り外されているときには、LCD表示系111に含まれる表示部は、第1LCD201および第2LCD202の2つとなる。また、この図2に示す例では、カメラ本体310に、第1LCD201と第2LCD202との2つが設けられているが、カメラによっては、例えば第2LCD202に相当するカメラ本体背面側のLCDのみしか備えていないタイプのものもある。このときには、第1LCD201が省略され、カメラ本体側に表示部が1つ、カメラ本体に対して着脱自在な表示部203が1つとなる。加えて、表示部203としては、1種類を装着可能であるに限るものではなく、画面の大きさや機能等が異なる複数のタイプの表示部を択一的に装着可能となるようにしてももちろん構わない。このように、表示部の数は3つに限るものではない。
また、上述したようなLCD表示系111の利用状態や利用法としては、次のようなものが考えられる。
例えば、上述したように、カメラ本体310の軽量化を図ることを優先したい場合には、表示部203を取り外せば良い。このときに、カメラ背面に設けられた第2LCD202を用いて後述する画像の選択操作を行いたい場合には、表示部切替ボタン401をそのように操作すれば良い。また、第1LCD201が配設されたEVF301は、カメラ背面に設けられた第2LCD202に比べて視野角が広いために、より大画面の表示が可能である。従って、より大画面で画像の選択操作を行いたい場合には、表示部切替ボタン401を操作して、 第1LCD201側へ切り換えれば良い。
一方、EVF301は覗き式であるために、EVF301を観察しながら画像を選択する操作を長時間連続して行うと、目が疲れる要因となり得る。従って、カメラの重量が幾らか増加したとしても、それよりも目の疲労軽減を重視したい場合には、着脱式の大画面の表示部203を装着して利用すれば良い。同様に、カメラ背面に設けられた第2LCD202を用いて観察を行うよりも、より大画面で観察を行いたい場合には、表示部203を装着して利用すれば良い。そして、表示部203を用いると、複数人での観察にも適するという利点がある。
次に、図3はカメラの外観を示す正面図、図4はカメラに表示部203を取り付けた状態の外観を示す背面図、図5はカメラ本体310の上面に設けられた操作スイッチの配置を示す部分平面図である。
図3に示すように、カメラ本体310の正面には、レンズ系101がレンズ鏡筒内に収納されて配設されている。
また、正面から見てカメラ本体310の左側(操作者の右手側)には、把持部306が設けられていて、この把持部306の上部にレリーズスイッチ403が配設されている。このレリーズスイッチ403は、軽い押圧力で行われる第1段操作(以下「半押し」とよぶ。)により閉じる第1段スイッチと、それよりも強い押圧力で行われる第2段操作(以下「全押し」とよぶ。)により閉じる第2段スイッチと、を一体的に有して構成される2段式のボタンスイッチである。そして、このレリーズスイッチ403の第1段スイッチは、タッチパッド402により選択操作を行う際に、その選択結果を確定するための確定スイッチとして機能するようになっている。さらに、このレリーズスイッチ403の第1段スイッチは、選択操作が画像の選択操作である場合には、後述するように、画像選択部の一部としても機能するようになっている。
また、正面から見たカメラ本体310の左側上部には、モードダイヤル304が配設されている。このモードダイヤル304は、図5に示すように回転式のダイヤルスイッチであり、例えば、オートブラケット撮影モード(AB)、オート(プログラム)撮影モード(A)、シャッタ優先撮影モード(TV)、絞り優先撮影モード(AV)、マニュアル撮影モード(M)、を切り替えるためのものとなっている。
さらに、このモードダイヤル304の近傍には、図5に示すように、コントロールダイヤル305が配設されている。このコントロールダイヤル305は、撮影モードに対応した撮影情報の制御変数を切り替えるためのダイヤルスイッチである。上述したモードダイヤル304によりこのカメラの撮影モードが例えばシャッタ優先撮影モードに設定されている場合には、コントロールダイヤル305を回転操作することにより、シャッタスピードを切り替えることができるようになっている。同様に、このカメラの撮影モードが例えば絞り優先撮影モードに設定されている場合には、コントロールダイヤル305を回転操作することにより、絞り値を切り替えることができるようになっている。そして、撮影モードに対応してコントロールダイヤル305により操作可能な制御変数の現在の設定値は、図2に示したようなLCD表示系111の各表示部の内の、現在使用されている表示部に表示されるようになっている。
上述したモードダイヤル304の左側方となる把持部306の上部には、図5に示すように、表示部切替ボタン401が配置されている。この表示部切替ボタン401は、上述したように、第1LCD201と第2LCD202との切り替えを行うためのボタンスイッチである。
さらに、把持部306の上部のレリーズスイッチ403近傍の、該レリーズスイッチ403よりもカメラ背面側となる、カメラを把持する手の指で操作可能な位置には、タッチパッド402が配設されている。このタッチパッド402は、後で詳しく説明するオートブラケット撮影モード(AB)において、LCD表示系111に表示されているポインタPT(図11〜図14参照)を移動させるためのものであり、画像選択部、画面分割数選択部を兼ねたものとなっている。
このタッチパッド402は、よく知られているように、互いに平行する多数のX電極と、互いに平行しかつこのX電極に直交する方向の多数のY電極とを、絶縁体を介して挟み込んで構成されている。そして、タッチパッド402のある位置を指等で触れると、その触れた位置で交叉しているX電極とY電極とでなるコンデンサの静電容量が変化するために、静電容量の変化に応じて電流が流れる。そこで、電流が流れたX電極とY電極とを検出することにより、交点を算出して、触れた位置がタッチパッド402上のどの位置であるかが分かるようにしたものである。
こうして、撮影者がカメラを把持しながら、把持する手の例えば人差し指でタッチパッド402の表面をなぞると、タッチパッド402上の指が触れた位置に応じて、LCD表示系111に表示されたポインタPTが移動するようになっている。そしてこのポインタPTの移動により画像の選択に係る操作(ポイント操作)等を行うことができるようになっている。なお、上述したように、ポイントされた画像は、レリーズスイッチ403の第1段スイッチが閉じることにより、選択された画像となる(レリーズスイッチ403の画像選択部としての機能)。また、選択された画像は、後述する登録確認ダイヤログ506(図14参照)において、レリーズスイッチ403の第1段スイッチが閉じることにより、登録された画像となる(確定される)(レリーズスイッチ403の確定スイッチとしての機能)。
こうして、上述したタッチパッド402およびレリーズスイッチ403は、ポインタPTを移動して情報の選択を行ったり、選択した所定の情報を確定したりするための、いわゆるポインティングデバイスを構成している。そして、このようなポインティングデバイスを用いることにより、後述するような画像の選択を、高い操作性で容易に行うことが可能となる。
また、図4に示すように、カメラ本体310の背面側のEVF301の下側には、上述した第2LCD202が配設されている。
さらに、図4に示すように、上述した表示部203は、EVF301の上側となるカメラ本体310に上部に、着脱自在に取り付け可能となっている。
この表示部203のカメラ本体310への取り付け部分には、ヒンジ部302が設けられている。このヒンジ部302は、表示部203を被写体側や背面側へ前後に回動するためのものである。これにより、撮影者は、観察し易い所望の角度に表示部203を調整することができるようになっている。
表示部203は、上述したように比較的大画面の第3LCD204を備えているために、バックライトへの供給電力をはじめとして、消費電力が大きい。従って、もし表示部203の電源をカメラ本体310側から供給するように構成すると、カメラ本体310の撮影可能枚数が少なくなってしまうことになる。そこで、表示部203は、例えば左側面に電源を収納するための電源収納部303を備え、電力を自己の内蔵電源(図2に示す電源205)から供給するように構成されている。
また、図6はカメラ本体310の上面に設けられた操作スイッチ113の他の構成例の配置を示す部分平面図である。
この図6は、ポインティングデバイスとして他の構成を採用した例を示すものとなっている。すなわち、この図6に示す例においては、図5に示したようなタッチパッド402に代えて、4つのボタン404a,404b,404c,404dを画像選択部,画面分割数選択部として設けたものとなっている。
これら4つのボタン404a,404b,404c,404dは、レリーズスイッチ403を中心にして、その周辺の円周方向に、角度90°の等角度間隔で配置されたいわゆる十字キーとなっている。
そして、紙面上の右側に配設されたボタン404aを押すと、LCD表示系111に表示されているポインタPTは、該ボタン404aが押されている間は、所定の速度で画面内の左方向に移動するようになっている。
同様に、紙面上の左側に配設されたボタン404bを押すと、LCD表示系111に表示されているポインタPTは右方向に移動するようになっている。
さらに同様に、紙面上の上側に配設されたボタン404cを押すと、LCD表示系111に表示されたポインタPTは上に移動するようになっている。
最後に、紙面上の下側に配設されたボタン404dを押すと、LCD表示系111に表示されたポインタPTは、下に移動するようになっている。
また、レリーズスイッチ403は、本来のレリーズスイッチとして機能する他に、図5に示した例と同様に、オートブラケット撮影モード(AB)においては、半押し(第1段スイッチのオン)が確定スイッチおよび画像選択部の一部として機能するようになっている。すなわち、4つのボタン404a,404b,404c,404dを操作してLCD表示系111に表示された所定の画像の位置に例えばポインタPTを移動し、その後にこのレリーズスイッチ403を半押しすると、ポインタPTによりポイントされている画像を選択することができる。その後の画像の確定についても上述と同様である。
この図6に示したような、確定スイッチおよび画像選択部の一部としてのレリーズスイッチ403を中央にして、その周辺に配置した4つのボタンを用いてポインタPTを移動する構成を採用することにより、所望の情報の選択および確定を、カメラを把持する片手でも簡単に行うことができるとともに、迅速な撮影を行うことができる。
なお、図5や図6に示した例においては、ポインタPTを移動させるためにタッチパッドや十字キーなどの入力手段を用いているが、これらに限るものではなく、トラックボールなどの他の入力手段を採用するようにしても構わない。
次に、図7は、オートブラケット撮影モード(AB)を選択するためのオートブラケット撮影モード切替ボタン405を、モードダイヤル304とは別個に設けた操作スイッチ113の構成例の配置を示す部分平面図である。
この図7に示す例においては、オートブラケット撮影モード切替ボタン405は、モードダイヤル304とは別個に設けられており、例えば、表示部切替ボタン401と、コントロールダイヤル305と、の間に配設されている。
そして、システムコントローラ112は、このオートブラケット撮影モード切替ボタン405が押圧される毎に、オートブラケット撮影モード(AB)の選択と、解除と、を交互に繰り返すように制御する。
次に、システムコントローラ112は、自己に内蔵するタイマカウンタのカウント値に基づいて、所定時間周期で、操作スイッチ113に含まれる各種のスイッチの入力状況を監視している。そして、システムコントローラ112は、スイッチの入力状況に変化があったときには、それに応じた処理を行うようになっている。
図8は、スイッチの入力状態に応じて各種の処理に分岐する動作を示すモード読み込み処理のフローチャートである。なお、操作スイッチ113は、実際には多数の機能を果たすスイッチ類を含んでおり、分岐して行われる操作も多数あるが、この図8においては、その内の3つの処理のみを記載し、その他の分岐処理については省略している。
このモード読み込み処理を開始すると、システムコントローラ112は、操作スイッチ113に含まれる各スイッチの状態を読み込む(ステップS101)。
そして、操作スイッチ113に含まれるレリーズスイッチ403の第2段スイッチが入力されたことが検出された場合には、後述するレリーズ割込処理を実行する(ステップS102)。なお、この処理は、全ての処理に優先して実行される。
また、操作スイッチ113により撮影モードが選択され、レリーズスイッチ403の第2段スイッチがまだ入力されていない場合には、スルー画表示モードに入り、スルー画表示処理を実行する(ステップS103)。このスルー画表示処理は、被写体の画像をLCD表示系111に所定周期で逐次表示する処理である。
そして、操作スイッチ113に含まれるモードダイヤル304(図5または図6を参照)により、オートブラケット撮影モード(AB)が選択されていることが検出された場合には(なお、この図8を含む以下の動作の説明においては、オートブラケット撮影モード(AB)は、図5または図6に示したようなモードダイヤル304の操作により選択されることを想定する。ただし、図7に示したようなオートブラケット撮影モード切替ボタン405の操作により選択されるようにしてももちろん構わない。)、最適画像選択モードに入り、最適画像選択処理を実行する(ステップS104)。この最適画像選択処理は、後述するように、撮影者が所望の最適な画像を選択するための処理である。すなわち、このカメラにおいては、オートブラケット撮影モード(AB)が選択されると、撮影情報の制御変数としての露光量を所定段数で変化させて複数枚の画像を撮影し、撮影した画像をLCD表示系111に表示するようになっている。そして、LCD表示系111に表示されている画像の中から所望の画像を、最適画像選択処理により選択することができるようになっている。
次に、図9は、図8のステップS102におけるレリーズ割込処理の詳細を示すフローチャートである。
なお、モードダイヤル304によってオートブラケット撮影モード(AB)が選択されている場合には、レリーズスイッチ403の第1段スイッチが閉じてから第2段スイッチが閉じるまでの間(レリーズ割込処理の直前)に、オート(プログラム)撮影モード(A)に応じたシャッタスピードと絞り値との演算が行われるとともに、レンズ系101の焦点調節動作が行われるものとする。
一方、モードダイヤル304によってオートブラケット撮影モード(AB)が選択されていない場合には、レリーズスイッチ403の第1段スイッチが閉じてから第2段スイッチが閉じるまでの間(レリーズ割込処理の直前)に、それぞれの撮影モードに応じたシャッタスピードと絞り値との演算が行われるとともに、レンズ系101の焦点調節動作が行われるものとする。
なお、このレリーズ割込処理における「レリーズ」とは、レリーズスイッチ403の第2段スイッチが閉じることを指す。従って、このレリーズ割込処理は、レリーズスイッチ403の第2段スイッチが閉じた後に行われる処理を示している。
このレリーズ割込処理を開始すると、システムコントローラ112は、まず、モードダイヤル304によりオートブラケット撮影モード(AB)が設定されているか否かを判定する(ステップS201)。
ここでオートブラケット撮影モード(AB)が設定されていないと判定された場合には、モードダイヤル304によって設定された撮影モードによる周知の通常撮影の処理が実行される(ステップS202)。
また、ステップS201においてオートブラケット撮影モード(AB)が設定されていると判定された場合には、次に、第1回目のオートブラケット撮影における露出パラメータの設定が行われる(ステップS203)。このステップS203においては、上記オート(プログラム)撮影モード(A)に応じたシャッタスピードと絞り値とによって決まる一定の露光量(以下「標準露光量」とよぶ。)よりも2段露光量が少なくなるようなシャッタスピードと絞り値とが自動的に設定される。
次に、撮影回数をカウントするための変数nを記憶するメモリ〔n〕に初期値として1を設定する(ステップS204)。なお、このステップS204における〔x〕は、xを記憶するメモリを意味している。従って、例えば、〔x〕 ← 1 は、変数xを記憶するメモリに、値1を設定する(記憶させる)ことを意味している。
続いて、上記ステップS203において設定された露出パラメータに基いて、第1回目のオートブラケット撮影を行う(ステップS205)。
そして、ステップS205の撮影により得られた画像データを、バッファメモリ108aに一時的に記憶する(ステップS206)。
次に、オートブラケット撮影の回数nが13であるか否かを判定する(ステップS207)。
ここで、オートブラケット撮影の回数nが13に達していないと判定された場合には、レリーズスイッチ403の第2段スイッチが開いて、全押しが解除されているか否かを判定する(ステップS208)。
そして、全押しが解除されていないと判定された場合には、露出パラメータの更新を行う(ステップS209)。このステップS209においては、前回のオートブラケット撮影における露光量に対して1/3段だけ露光量が増加するように、シャッタスピードや絞り値が更新される。なお、シャッタスピードと絞り値とをどのように組み合わせて露光量を更新するかは、予め設計されたプログラムにより設定される。
続いて、撮影回数をカウントするための変数nを記憶するメモリ〔n〕に、現在のnの値に1を加えたものを設定する(ステップS210)。
その後、ステップS205へ戻って、上述したようなオートブラケット撮影における撮影を繰り返して行う。
このようにして、オートブラケット撮影における撮影を繰り返し行ない、ステップS207において撮影回数nが13であると判定された場合(すなわち、標準露光量に対して+2段の露光量の撮影がこのオートブラケット撮影において終了した場合)、または、ステップS208において全押しが解除されていると判定された場合には、このレリーズ割込処理のサブルーチンからリターンする。
なお、ステップS208において、オートブラケット撮影における撮影回数nが13に達していなくてもレリーズスイッチ403の全押しが解除されていればレリーズ割込処理を終了するようにしたのは、撮影者の意思を最大限に尊重するためである。加えて、レリーズスイッチ403の第2段スイッチが開いた場合に、撮影者の意思に反してオートブラケット撮影における撮影回数nが13に達するまで撮影を継続したときには、撮影者が撮影終了であると思いこんでカメラを動かす等を行ってしまうことにより画角に乱れが生じてしまう可能性があるためである。
なお、この図9に示す例においては、オートブラケット撮影における露光量を1/3段ずつ変化させて撮影を13回行う場合(つまり、−2段〜+2段の範囲の撮影を行う場合)を説明したが、これに限るものではないことはもちろんである。
また、オートブラケット撮影モード(AB)の選択を、図5または図6に示したようなモードダイヤル304により行う代わりに、図7に示したようなオートブラケット撮影モード切替ボタン405により行うようにした場合には、オートブラケット撮影モード(AB)が設定されると、モードダイヤル304によって設定されているオート(プログラム)撮影モード(A)、シャッタ優先撮影モード(TV)、絞り優先撮影モード(AV)の何れかをベースにして、ブラケット撮影における露光量のシフトが行われることになる。
すなわち、オートブラケット撮影モード(AB)に設定されていて、かつ、モードダイヤル304の設定がオート(プログラム)撮影モード(A)である場合には、予めプログラムされたシャッタスピードと絞り値との組み合わせによって(すなわち、プログラムラインに沿って)露光量のシフトが行われる。
また、オートブラケット撮影モード(AB)に設定されていて、かつ、モードダイヤル304の設定がシャッタ優先撮影モード(TV)である場合には、シャッタスピードの設定値を維持したまま、絞り値だけを変更することにより露光量のシフトが行われる。
さらに、オートブラケット撮影モード(AB)に設定されていて、かつ、モードダイヤル304の設定が絞り優先撮影モード(AV)である場合には、絞り値の設定値を維持したまま、シャッタスピードだけを変更することにより露光量のシフトが行われる。
一方、モードダイヤル304の設定がマニュアル撮影モード(M)である場合には、マニュアル撮影を行うという撮影者の意思を尊重するために、オートブラケット撮影モード切替ボタン405が操作されたとしても、オートブラケット撮影モード(AB)への切り替えを禁止する。
上述したようなオートブラケット撮影が終了すると、バッファメモリ108aには、露光量の異なる所定枚数の画像が記憶されている。そして、最適画像選択処理を行うことにより、撮影者が、これらの画像の中から所望の最適な画像を選択するようになっている。図10は、図8のステップS104における最適画像選択処理の詳細を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、まず、画面の分割数に係る識別情報IDDの初期設定を行う(ステップS301)。ここに、識別情報IDDが表す画面の分割数は、オートブラケット撮影により得られた画像を表示する場合のLCD表示系111の画面の分割数のことである。
この図10に示す例におけるステップS301においては、識別情報IDDに4が設定されているために、初期設定として画面の4分割が選択される。すなわち、メモリ〔IDD〕に4を記憶することは、画面の分割数が4であることを示している。なお、〔x〕がxを記憶するメモリを意味するのは、上述と同様である。
このようにして初期設定が行われたら、例えば図11に示すような初期状態の画面が表示される(ステップS302)。
続いて、タッチパッドや十字キーなどのポインティングデバイスによる操作(イベント)情報の取得を公知の技術に基づいて行う(ステップS303)。
その後、イベント情報に基づいて、画面の分割数を表す識別情報IDDの取得や、この取得した識別情報IDDに基いた処理(イベント処理)を実行する(ステップS304)。
このイベント処理は、最適画像選択処理を抜ける操作がなされるまで、繰り返して行われる。
ここで、ステップS302における初期表示と、ステップS303におけるイベント情報の取得と、ステップS304におけるイベント処理と、について、図11〜図14を参照しながら説明する。
まず、図11は、最適画像選択画面の初期状態を示す図である。
この初期状態においては、ステップS301において設定された初期設定値に基づいて、LCD表示系111の最適画像選択画面にオートブラケット撮影により得られた4枚の画像が表示される。さらに、この最適画像選択画面には、ポインタPTとして例えば矢印が表示されるようになっている。
この最適画像選択画面には、画像を表示するための画像表示領域501の例えば上側にツールバーが設けられており、このツールバーには、画面の分割数を表す識別情報IDDを選択するための画面分割数選択手段である分割数情報メニュー502が表示されている。なお、ツールバーにはその他のメニューも表示されるが、ここでは図示を省略している。
次に、図12は、分割数情報を選択している状態の最適画像選択画面を示す図である。
図12に示すように、タッチパッド402を操作してポインタPTをツールバーの分割数情報メニュー502の位置に移動しレリーズスイッチ403を半押しすると、この分割数情報メニュー502がプルダウンされる。そして、所定の分割数1,4,9の中から所望の分割数を選択することが可能となる。
さらに、プルダウンされた分割数情報メニュー502上でポインタPTを移動させると、ポインタPTが指す位置にある分割数情報が選択されて、他の分割数情報とは異なる態様で表示される。ここに、「異なる態様」とは、他の分割数情報と異なっていることが明確である表示態様であり、具体例としては、「ハイライト表示」、「文字色の反転(例えば、白黒反転)」、「浮き彫り」などが挙げられる。
このようにポインタPTの移動を行い、希望する分割数情報の上にポインタPTが移動されたら、レリーズスイッチ403を半押しする。すると、選択されている分割数情報が確定される。
この操作入力を受けて、システムコントローラ112は、オートブラケット撮影により得られた画像を、露光量の小さい方から、この図12に示す例においてはA,B,C,Dの順に配列して縮小表示するように制御する。
また、例えば、分割数として「9」を選択した場合には、画像表示領域501が横方向3×縦方向3に9分割される。そして、各分割領域に露光量の異なる9枚の画像が配分されて、横方向3枚×縦方向3枚のように再表示される。このときには、1行目の分割領域を左から右へ向かってA,B,C、2行目の分割領域を左から右へ向かってD,E,F、3行目の分割領域を左から右へ向かってG,H,Iとすると、オートブラケット撮影された画像が、露光量の小さい方から、A,B,C,D,E,F,G,H,Iの順に配列して縮小表示されることになる。
このように複数の画像を同一画面内の分割領域に縮小表示することにより、画像の相対的な比較を容易に行うことができるようになっている。また、表示可能な枚数を選択可能とすることにより、撮影者のニーズに応じた数の画像を同一画面に表示することができるようになっている。
なお、画像を配列表示する際に、初期設定としては、オートブラケット撮影された複数の画像の中の標準露光量で撮影された画像を、分割領域の中央に位置するように表示すると良い。この図12に示す例においては、画面分割数が偶数(A,B,C,D)であるために、例えば、BまたはCの位置に、標準露光量で撮影された画像を表示すると良い。
また、画像が表示されている状態において、ポインタPTを表示画面におけるスクロールバー(例えば、反転表示されている。)の位置Pに移動して、レリーズスイッチ403を半押した状態でポインタPTを左右に移動させると、画像が左右にスクロールするようになっている。このようにすることにより、画面分割数よりも多い数の画像の中から所望の画像を選択することができる。
続いて、図13および図14を参照して、画像を選択する操作について説明する。ここに、図13は画像の1つをポイントしている状態の最適画像選択画面を示す図、図14は画像の1つが選択されて登録確認ダイヤログ506が表示されている状態の最適画像選択画面を示す図である。
配列されている画像上でポインタPTを移動させると、ポインタPTが指す位置にある画像の表示枠が、図13に示すように、他の画像の表示枠とは異なる形態で表示される。この図13に示す例においては、表示枠の異なる形態として二重枠を示しているが、これに限らず表示枠の色を異ならせても良いし、その他の表示形態を採用することももちろん可能である。
次に、所望の画像がポイントされた状態、つまり所望の画像の表示枠が異なる形態で表示された状態で、レリーズスイッチ403を半押しすると、ポイントされた画像が選択された画像となる(すなわち、レリーズスイッチ403は、ここでは画像選択部として機能する)。そして、選択された画像が、図14に示すように画像表示領域501に拡大表示され、選択した画像を所定の処理を行う対象として登録する(確定する)か否かを確認するための登録確認ダイヤログ506が表示される。
この登録確認ダイヤログ506において「はい」をポイントした状態にしてから、レリーズスイッチ403を半押しすると、選択されている画像に対応するバッファメモリ108aに記憶されている原画像が所定の処理を行う対象として登録され(すなわち、レリーズスイッチ403は、ここでは確定スイッチとして機能する)、デジタルプロセス回路108により圧縮される。
そして、撮影者が、操作スイッチ113を操作して、確定された画像をメモリカード110に記録することを所定の処理として選択している場合には、上記圧縮された原画像がカードインタフェース109を介して記録媒体たるメモリカード110に記録される。
一方、撮影者が、操作スイッチ113を操作して、確定された画像を外部に送信することを所定の処理として選択している場合には、上記圧縮された原画像が通信インタフェース119を介して外部に送信される。
なお、上述したように確定された画像を、メモリカード110に記録するかまたは外部に送信するかは、オートブラケット撮影を行う前に撮影者が操作スイッチ113を操作することにより、選択することができるようになっている。
また、図14に示す登録確認ダイヤログ506において「いいえ」をポイントした状態にしてから、レリーズスイッチ403を半押しした場合には、図13の表示に再度戻る。
このように、登録確認ダイヤログ506を表示して画像を確定する操作を行うことができるようにし、撮影者が希望した画像のみを、記録媒体に記録するか、または外部に送信することを可能としている。そして、画像の1つが選択された場合には、その選択された画像を拡大表示するようにしたために、より詳細な画質の評価が可能になるとともに、不満足な画質の場合には登録確認ダイヤログ506において「いいえ」を選択することにより、登録を行わないようにすることが可能となる。
なお、上述においては、ポインタPTを表示して、タッチパッドや十字キーなどのポインティングデバイスにより画面内で左右上下に移動するとともに、このポインタPTによりポイントされた情報や画像などを他の情報や画像とは異なる形態で表示するようにしていた(例えば枠を表示していた)が、ポインタPTを用いなくても構わない。このときには、選択した情報や画像を他と異なる形態で表示することのみにより、選択されていることを示すことになる。
このような実施形態1によれば、オートブラケット撮影により得られた複数の画像に係る複数の縮小画像を配列して表示するようにしたために、複数の画像を相対的に比較しながら所望の画像を選択することができる。
また、何れかの縮小画像が選択されたときには、その選択された縮小画像を拡大して表示するようにしたために、画質の評価を容易に行うことが可能となる。
さらに、画面の分割数を選択することができるようにしたために、撮影者のニーズに応じた画像の大きさや画像数で画像を評価することが可能となる。
そして、視野角が広く大画面表示が可能な覗き式電子ビューファインダを画像の表示に用いることができるようにしたために、画像を分割表示しても、画質の評価を容易に行うことができる利点がある。
また、大型の電子ファインダを装着することができるようにしたために、装着した際には画像を容易に選択することが可能となる。また、大型の電子ファインダはカメラ本体に着脱自在であるために、この電子ファインダを使用しないときには取り外すことができ、カメラの携帯性を保つことができる。
さらに、大型の電子ファインダが装着されたときには、カメラ本体の表示部の表示を禁止するようにしたために、面倒な操作を行うことなく消費電力の浪費を防止することができる。
そして、画像を選択するための手段としてポインティングデバイスを用いたために、選択を操作性良く容易に行うことができる。
このとき、タッチパッドや十字キーをカメラ把持部の上側となるカメラ上面に設けたために、カメラを把持している手の指によりカメラを把持したまま操作することができ、操作性を向上することが可能となる。
加えて、元来操作し易い位置に設けられたレリーズスイッチの第1段スイッチを確定スイッチに兼用するようにしたために、確定操作の操作性を向上することができる。
こうして、撮像装置の把持部を把持した状態で撮影を行い、把持部を把持した状態のまま、撮影して得られた複数の画像の内の所望の画像を選択することができるとともに、レリーズスイッチの第1段スイッチにより選択した画像を確定することができるようにしたために、撮影動作と、撮影後に所望の画像を選択および確定してこの確定された画像に所定の処理を行う動作と、を一連の流れとしてスムーズに行うことができる。そして、画像を確定して所定の処理を行った後には、次回の撮影にスムーズに移行することが可能となる。従って、操作性が良く迅速な撮影が可能となる。
また、撮像装置の把持部を把持した状態でポインティングデバイスにより分割数情報をポイントし、ポイントされた分割数情報をレリーズスイッチの第1段スイッチにより確定するようにしたために、さらに分割数情報の選択操作についても、一連の流れの中でスムーズに操作することが可能となる。
なお、上述では、オートブラケット撮影により得られた複数の画像をバッファメモリ108aに記憶して、記憶された画像群の中から最適な画像を選択する例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、撮影された複数の画像の中から所望の画像を選択する際に、広く適用することができる。
例えば、露光量を一定にしながら、絞り値を所定段数ずつ更新し(つまり、絞り値に応じてシャッタスピードも所定段数ずつ更新される)ながら複数枚の撮影を行い、撮影して得られた複数の画像の中から、最適な被写界深度の画像を選択する場合にも、上述した技術をそのまま適用することができる。
また例えば、動体などの通常はシャッタチャンスを逃しがちな被写体を高速で複数枚連続撮影して、撮影された複数の画像の中から所望の画像を選択する場合にも、上述した技術をそのまま適用することができる。
そして、これらのようなケースにおいても、上述した実施形態と同様の作用および効果を奏することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
本発明は、複数の画像の中から所望に選択した画像に対して所定の処理を行う撮像装置に好適に利用することができる。
本発明の実施形態1におけるカメラの主として電気的な構成の概要を示すブロック図。 上記実施形態1におけるLCD表示系のより詳細な構成を示すブロック図。 上記実施形態1におけるカメラの外観を示す正面図。 上記実施形態1のカメラに表示部を取り付けた状態の外観を示す背面図。 上記実施形態1におけるカメラ本体の上面に設けられた操作スイッチの配置を示す部分平面図。 上記実施形態1におけるカメラ本体の上面に設けられた操作スイッチの他の構成例の配置を示す部分平面図。 上記実施形態1において、オートブラケット撮影モード(AB)を選択するためのオートブラケット撮影モード切替ボタンを、モードダイヤルとは別個に設けた操作スイッチの構成例の配置を示す部分平面図。 上記実施形態1において、スイッチの入力状態に応じて各種の処理に分岐する動作を示すモード読み込み処理のフローチャート。 上記実施形態1の図8のステップS102におけるレリーズ割込処理の詳細を示すフローチャート。 上記実施形態1の図8のステップS104における最適画像選択処理の詳細を示すフローチャート。 上記実施形態1における最適画像選択画面の初期状態を示す図。 上記実施形態1において、分割数情報を選択している状態の最適画像選択画面を示す図。 上記実施形態1において、画像の1つをポイントしている状態の最適画像選択画面を示す図。 上記実施形態1において、画像の1つが選択されて登録確認ダイヤログが表示されている状態の最適画像選択画面を示す図。
符号の説明
101…レンズ系
102…レンズ駆動機構
103…露出制御機構
104…メカニカルシャッタ
105…CCD撮像素子(撮像部)
106…TGブロック(撮像部)
107…プリプロセス回路
108…デジタルプロセス回路
108a…バッファメモリ(画像処理部)
109…カードインタフェース(カードI/F)(画像処理部)
110…メモリカード
111…LCD表示系(表示部)
112…システムコントローラ(画像処理部、制御部)
113…操作スイッチ
114…レンズドライバ
115…ストロボ
116…露出制御ドライバ
117…AF機構
118…EEPROM
119…通信インタフェース(通信I/F)(画像処理部)
201…第1LCD
202…第2LCD
203…表示部
204…第3LCD
205…電源
206,207…接点
208…選択回路
301…電子ビューファインダ(EVF)
302…ヒンジ部
303…電源収納部
304…モードダイヤル
305…コントロールダイヤル
306…把持部
310…カメラ本体
401…表示部切替ボタン
402…タッチパッド(画像選択部、画面分割数選択部)
403…レリーズスイッチ(画像選択部、確定スイッチ)
404a,404b,404c,404d…ボタン(画像選択部、画面分割数選択部)
405…オートブラケット撮影モード切替ボタン
501…画像表示領域
502…分割数情報メニュー
506…登録確認ダイヤログ

Claims (14)

  1. 撮影して得られた複数の画像の中から所望の画像を選択して確定し、この確定された画像に対して所定の処理を行う撮像装置において、
    第1段操作で閉じるようになされた第1段スイッチと、第2段操作で閉じるようになされた第2段スイッチと、が一体的に構成されたレリーズスイッチと、
    上記レリーズスイッチの第2段スイッチの閉動作に応答して、画像を撮影する撮像部と、
    上記撮像部により撮影された複数の画像を表示するための表示部と、
    撮像装置の把持部に設けられ、上記表示部に表示された複数の画像の中から所望の画像を選択するための画像選択部と、
    上記レリーズスイッチの第1段スイッチの閉動作に応答して、上記画像選択部により選択されている画像を確定する確定スイッチと、
    上記確定スイッチにより確定された画像に対して所定の処理を行う画像処理部と、
    を具備したことを特徴とする撮像装置。
  2. 上記画像処理部は、上記確定された画像を、記録媒体に記録する処理と、外部に送信する処理と、の少なくとも一方を、上記所定の処理として行うものであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 上記画像選択部は、タッチパッドを含んで構成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 上記画像選択部は、上記レリーズスイッチを囲むようにして配置された十字キーを含んで構成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 上記撮像部は、上記レリーズスイッチの第2段スイッチの閉動作に応答して、露出パラメータの異なる複数の画像を撮影するものであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 上記露出パラメータの異なる複数の画像は、シャッタスピードと絞り値との少なくとも一方を更新することにより、露光量を所定段数ずつシフトしながら連続して撮影された複数の画像であることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 上記露出パラメータの異なる複数の画像は、露光量を一定に保ったままシャッタスピードもしくは絞り値を所定段数ずつシフトしながら撮影された複数の画像であることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  8. 上記表示部は、画面を分割して得られる複数の分割領域に、上記露出パラメータの異なる複数の画像に係る縮小画像を配列して表示するものであることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  9. 上記表示部は、さらに、上記複数の縮小画像の中から所望の画像を選択するためのポインタを表示するものであることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 上記表示部は、上記画像選択部により何れかの縮小画像が選択されたときには、その選択された縮小画像を拡大して表示するものであることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  11. 上記表示部による画面の分割数を選択するための画面分割数選択部をさらに具備し、
    上記確定スイッチは、さらに、上記レリーズスイッチの第1段スイッチの閉動作に応答して、上記画面分割数選択部により選択された画面の分割数を確定するものであることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  12. 上記表示部は、接眼レンズを介して画像を観察する覗き式電子ビューファインダを含むものであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  13. 上記表示部は、撮像装置本体に配設された第1表示部と、上記撮像装置本体に着脱自在であって上記第1表示部よりも画面サイズが大きい第2表示部と、を含むものであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  14. 上記第2表示部が上記撮像装置本体に装着されたときには、該第2表示部による表示を許容するとともに、上記第1表示部による表示を禁止するように制御する制御部をさらに具備したことを特徴とする請求項13に記載の撮像装置。
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