JP2007208647A - カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 所望の画質の画像を容易に得ることが可能なカメラを提供する。
【解決手段】 所定の撮影情報に関する異なる制御変数に基づいて撮影を行い複数のサンプル画像を生成するCCD撮像素子105と、生成されたサンプル画像を表示するLCD表示系111と、サンプル画像の選択と撮影情報の種類の切り替えとを行い得る操作スイッチ113と、選択されたサンプル画像に対応する撮影情報の制御変数を記憶し、撮影情報の種類が切り替えられた後には、記憶している制御変数を維持しながら該切り替えられた撮影情報の制御変数のみが異なる複数のサンプル画像を改めて生成し表示するように制御するシステムコントローラ112と、選択されたサンプル画像と同じ制御変数に基づいて撮影された静止画の記録を制御するカードインタフェース109と、を備えたカメラ。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のサンプル画像を表示して撮影情報の制御変数を設定可能とするカメラに関する。
ビデオカメラやデジタルカメラの一部の機種には、従来より、電子ビューファインダ(EVF)が用いられている。
この電子ビューファインダは、内部に設けられた小型の表示素子を、接眼レンズ等を介して拡大して観察する構成となっている。
このような電子ビューファインダの表示素子は、例えばLCDや有機EL等で構成されているが、近年では驚くほど高精細化してきており、例えばハイビジョンクラスの精細さの画面を表示することも可能になってきている。このような高精細な表示素子を用いれば、記録画像により忠実なプリ表示を行うことが可能になる。
ところで、カメラ、特にデジタルカメラによる撮影を行う際に、意図したような画質の画像を得られないことがある。例えば、希望する画像よりも画像が暗い、希望する画像よりも赤みが強い、希望する画像よりも背景ボケが小さい、希望する画像よりも黒つぶれ部分が多い、などである。
このような点に対応するために、予め設定されたそれぞれ異なる制御変数に基づいて撮影された複数のサンプル画像の中から、所望のサンプル画像を選択して撮影することが可能なカメラが従来より提案されている。
例えば、特開平4−248532号公報や特開平5−110912号公報などには、異なる撮影情報の種類と制御変数とを設定し、同一撮影シーンに対して、各々異なる制御変数によって予測または予測採取した複数の画像を表示し、その画像の中から撮影者が希望する画像を選択して撮影を行うことができるようにしたカメラが記載されている。
ところで、特開2005−260533号公報には、携帯端末の表示部を着脱可能な構造にして、さらに大型表示部を装着可能な構成が記載されている。この着脱可能な表示部は、2次電池を実装しており、本体と表示部の電力供給を独立させて、システムの動作時間の改善を図るものとなっている。
特開平4−248532号公報 特開平5−110912号公報 特開2005−260533号公報
上述したような特開平4−248532号公報や特開平5−110912号公報に記載された技術は、露出、ピント、構図等の制御変数をそれぞれ個別に独立に設定するものである。しかし、画質を決める要因となる階調、カラーバランス、色相、彩度、明るさなどは相互に関連しているために、それぞれ独立に制御変数を設定して所望の画質の画像を得ることは困難である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、所望の画質の画像を容易に得ることが可能となるカメラを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、第1の発明によるカメラは、所定の撮影情報に関する異なる制御変数に基づいて撮影された複数のサンプル画像を表示しその中から選択された所望のサンプル画像に対応する上記撮影情報の制御変数を用いて静止画の撮影を行うカメラであって、所定の撮影情報に関する異なる制御変数に基づいて撮影を行うことにより上記複数のサンプル画像を生成するサンプル画像生成手段と、上記サンプル画像を表示する表示手段と、上記サンプル画像の中から所望のサンプル画像を選択するための画像選択手段と、上記画像選択手段により選択されたサンプル画像に対応する上記撮影情報の制御変数を記憶する制御変数記憶手段と、上記撮影情報の種類を切り替えるための撮影情報切替手段と、上記撮影情報切替手段により撮影情報の種類が切り替えられた後に上記制御変数記憶手段に記憶されている制御変数を維持しながら該切り替えられた撮影情報の制御変数のみが異なる複数のサンプル画像を改めて生成するように上記サンプル画像生成手段を制御するとともに改めて生成されたサンプル画像を表示するように上記表示手段を制御する制御手段と、上記画像選択手段により選択されたサンプル画像と同じ制御変数に基づいて撮影された静止画の記録を制御する記録制御手段と、を具備したものである。
また、第2の発明によるカメラは、上記第1の発明によるカメラにおいて、上記表示手段が、画面を分割して各分割画面に制御変数の異なる複数のサンプル画像を同時並列的に縮小表示するものであり、上記画像選択手段は、上記表示手段に表示されている複数のサンプル画像の中から所望のサンプル画像を選択するためのものである。
さらに、第3の発明によるカメラは、上記第2の発明によるカメラにおいて、上記表示手段が、上記画像選択手段により所定の縮小画像が選択されたときには、その選択された縮小画像を拡大して表示するものである。
第4の発明によるカメラは、上記第2の発明によるカメラにおいて、上記表示手段による画面の分割数を選択するための画面分割数選択手段をさらに具備したものである。
第5の発明によるカメラは、上記第1の発明によるカメラにおいて、上記サンプル画像生成手段が、上記撮影情報切替手段により撮影情報の種類が切り替えられる毎に、切り替えられた種類の撮影情報に関する異なる制御変数に基づいて撮影を行い、新たに複数のサンプル画像を生成するものである。
第6の発明によるカメラは、上記第1の発明によるカメラにおいて、撮影情報の制御変数を相対的に大きな間隔で設定してサンプル画像を表示する第1の表示モードと、撮影情報の制御変数を上記第1の表示モードにおける間隔よりも小さな間隔で設定してサンプル画像を表示する第2の表示モードと、に切り替えるための表示切替手段をさらに具備したものである。
第7の発明によるカメラは、上記第2の発明によるカメラにおいて、撮影情報の制御変数を相対的に大きな間隔で設定してサンプル画像を表示する第1の表示モードと、撮影情報の制御変数を上記第1の表示モードにおける間隔よりも小さな間隔で設定してサンプル画像を表示する第2の表示モードと、に切り替えるための表示切替手段をさらに具備し、上記表示手段は、上記第2の表示モードにおいては、上記第1の表示モードにおいて表示されたサンプル画像の中から選択された画像に関する制御変数を中心にして、制御変数の異なる複数のサンプル画像を表示するものである。
第8の発明によるカメラは、上記第1の発明によるカメラにおいて、サンプル画像間の上記制御変数の変化の粗さを調整するための制御変数ステップ調整手段をさらに具備したものである。
第9の発明によるカメラは、上記第2の発明によるカメラにおいて、上記表示手段が、接眼レンズを介して画像を観察する覗き式電子ビューファインダを含むものである。
第10の発明によるカメラは、上記第1の発明によるカメラにおいて、上記表示手段が、カメラ本体に配設された第1表示手段と、上記カメラ本体に着脱自在であって上記第1表示手段よりも画面サイズが大きい第2表示手段と、を含むものである。
第11の発明によるカメラは、上記第10の発明によるカメラにおいて、上記制御手段が、上記第2表示手段が上記カメラ本体に装着されたときには、該第2表示手段による表示を許容するとともに、上記第1表示手段による表示を禁止するように制御するものである。
第12の発明によるカメラは、上記第1の発明によるカメラにおいて、上記画像選択手段が、所望のサンプル画像を選択する操作を行うためのポインティングデバイスを含むものである。
第13の発明によるカメラは、上記第12の発明によるカメラにおいて、上記ポインティングデバイスが、カメラ把持部の上側となるカメラ上面に設けられたタッチパッドと、該タッチパッドにより選択されている項目を確定するための確定ボタンと、を含むものである。
第14の発明によるカメラは、上記第13の発明によるカメラにおいて、カメラ把持部に設けられていて半押しで閉じる第1段スイッチと全押しで閉じる第2段スイッチとを有するレリーズボタンをさらに具備し、上記第1段スイッチは、上記確定ボタンとしても機能し得るように構成されたものである。
本発明のカメラによれば、所望の画質の画像を容易に得ることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
[実施形態1]
図1から図17は本発明の実施形態1を示したものであり、図1はカメラの主として電気的な構成の概要を示すブロック図である。
本実施形態は、撮像装置であるカメラとしてデジタルカメラを例に挙げたものとなっている。ただし、カメラとしては、デジタルカメラに限らず、カメラ機能を備えた携帯電話やその他の機器に広く適用することができる。
図1に示すように、このカメラは、レンズ系101と、レンズ駆動機構102と、露出制御機構103と、メカニカルシャッタ104と、CCD撮像素子(図中では単にCCDと省略する。)105と、TGブロック(図中では単にTGと省略する。)106と、プリプロセス回路107と、デジタルプロセス回路108と、カードインタフェース(図中ではカードI/Fと省略する。)109と、メモリカード110と、LCD表示系111と、システムコントローラ112と、操作スイッチ113と、レンズドライバ114と、ストロボ115と、露出制御ドライバ116と、AF(オートフォーカス)機構117と、EEPROM118と、を有している。
レンズ系101は、焦点位置を調節するためのフォーカスレンズや、あるいは例えば焦点距離を調節するためのズームレンズ等の各種レンズを含んで構成されたものである。
レンズ駆動機構102は、レンズ系101を駆動して、例えばフォーカス調節を行うためのものである。また、レンズ系101がパワーズーム可能なズームレンズ系である場合には、このレンズ駆動機構102がズーム調節をさらに行うようにしても良い。
露出制御機構103は、レンズ系101の光路上に設けられた絞りと、この絞りを制御するための制御機構と、を含むものである。
メカニカルシャッタ104は、レンズ系101から露出制御機構103を介して入射する光束を、CCD撮像素子105へ到達させる時間を機械的に制御するためのものである。
CCD撮像素子105は、色フィルタを内蔵するCCDカラー撮像素子である。このCCD撮像素子105としては、例えば、プログレッシブスキャン(順次走査)型で縦型オーバーフロードレイン(VOFD)構造のものなどが用いられている。このCCD撮像素子105は、後述するような複数のサンプル画像を生成するサンプル画像生成手段を兼ねたものとなっている。
TGブロック106は、CCD撮像素子105を駆動するためのCCD駆動回路であり、タイミングジェネレータ(TG)およびシグナルジェネレータ(SG)を含んで構成されている。そして、TGブロック106によるCCD撮像素子105の駆動タイミングは、可変設定可能となるように構成されている。すなわち、TGブロック106は、このカメラの動作状況に応じたシステムコントローラ112の制御に基づき、撮影時におけるCCD撮像素子105の駆動周波数を切り換えるようになっている。この駆動周波数の切り換えは、TGブロック106の基本クロック周波数を変更することによって行われる。このTGブロック106は、CCD撮像素子105の駆動タイミングと、プリプロセス回路107およびデジタルプロセス回路108の動作タイミングと、を同期させるようになっている。
プリプロセス回路107は、CCD撮像素子105から出力される信号を事前処理するための回路であり、例えば、サンプルホールド回路であるCDS(相関二重サンプリング回路)、クランプ回路、A/Dコンバータ等を含んで構成されている。
デジタルプロセス回路108は、色信号生成処理,マトリックス変換処理,プレビュー処理を含む各種のデジタル処理を行うためのものである。このデジタルプロセス回路108は、画像データを記憶するためのバッファメモリ108aを備えて構成されている。
カードインタフェース109は、デジタルプロセス回路108により処理された画像データをメモリカード110に記録する制御を行い(記録制御手段)、あるいはメモリカード110に既に記録されている画像データを読み出す制御を行うインタフェースである。
メモリカード110は、画像データや、画像データに関連する各種の情報等を記録するための不揮発性記録媒体であり、このカメラに例えば着脱自在となるように構成されている。
LCD表示系111は、撮影直後の画像を表示したり、メモリカード110に記録されている撮影済みの画像を表示したり、カメラに係る各種の情報を表示したりするための表示手段である。このLCD表示系111は、後述するように、サンプル画像の表示も行うようになっている。
システムコントローラ112は、このカメラ内の各部を統括的に制御するための制御手段であり、例えばCPU等を含んで構成されている。このシステムコントローラ112は、図示しない内部メモリ等を有し、後述する撮影情報の制御変数値を記憶するための制御変数記憶手段を兼ねたものとなっている。
操作スイッチ113は、このカメラに設けられた各種の操作ボタン類を全て含む操作手段である。この操作スイッチ113には、例えば、後述するようなポインティングデバイスを構成するタッチパッド402(図5参照)あるいはボタン404a〜404d(図6参照)と、レリーズボタン403と、等が含まれていて、画像選択手段、撮影情報切替手段、画面分割数選択手段、表示切替手段、制御変数ステップ調整手段を兼ねたものとなっている。
レンズドライバ114は、上述したレンズ駆動機構102を制御するためのドライバである。
ストロボ115は、被写体に照明光を照射するための発光手段である。
露出制御ドライバ116は、上述した露出制御機構103とストロボ115とを制御するための露出制御手段である。
AF機構117は、レンズ系101を構成するフォーカスレンズの焦点合致位置からのずれ量を検出するためのものである。
EEPROM118は、このカメラに係る各種の設定情報等を記憶するための不揮発性メモリである。
そして、本実施形態のカメラにおいては、システムコントローラ112が全ての制御を統括的に行うようになっていて、撮影時の動作の概要は、次のようである。
すなわち、システムコントローラ112は、TGブロック106を用いてCCD撮像素子105の駆動を制御することによって、露光(電荷蓄積)および信号の読み出しを行わせる。
次に、システムコントローラ112は、CCD撮像素子105から読み出された信号を、プリプロセス回路107を介してデジタルプロセス回路108のバッファメモリ108aに取り込ませる。
さらに、システムコントローラ112は、デジタルプロセス回路108に各種の信号処理を行わせた後に、カードインタフェース109を介してメモリカード110に記録させる。
なお、本実施形態のカメラは、上述したようなTGブロック106の基本クロック周波数(ひいては、CCD撮像素子105の駆動タイミング)が可変設定となっている部分や、その他後で別途説明する部分を除けば、通常のデジタルカメラとほぼ同様の動作および制御が行われるものとなっているために、こうした公知の部分については説明を適宜省略する。
次に、図2は、LCD表示系111のより詳細な構成を示すブロック図である。
このLCD表示系111は、第1LCD201と、第2LCD202と、表示部203と、選択回路208と、を有して構成されている。
第1LCD201は、電子ビューファインダ(以下、適宜「EVF」と記載する。)301(図4参照)に内蔵された表示部である。なお、このEVF301は、図4に示すように、カメラ本体310に設けられた覗き式のファインダであり、接眼レンズを介して第1LCD201に表示される画像を拡大して観察するようになっている。従って、第1LCD201は、カメラ本体310に配設された第1表示手段となっている。
第2LCD202は、図4に示すように、カメラ本体310の背面に設けられた表示部である。従って、この第2LCD202も、カメラ本体310に配設された第1表示手段である。
表示部203は、上述したEVF301の上側となるカメラ本体310の上部に、着脱自在に取り付け可能な表示部である。この表示部203は、第3LCD204と、自己に給電するための電源205と、を有している。この表示部203(第3LCD204)は、カメラ本体310に着脱自在であって上述した第1表示手段(第1LCD201、第2LCD202)よりも画面サイズが相対的に大きい第2表示手段である。
そして、カメラ本体310に設けられている選択回路208と、表示部203に設けられている第3LCD204とは、接点(C1)206を介して、表示用の制御信号を供給するための信号ラインが接続されている。
また、カメラ本体310のシステムコントローラ112は、接点(C2)207を介して電圧を測定する等により、表示部203がカメラ本体310に着脱されたかどうかを検出するようになっている。
このように、表示部203がカメラ本体310に対して着脱自在となるように構成しているために、表示部203を使用しないときのカメラの携帯性を保つことができる。そして、必要な場合に大型の画面で画像を確認することが可能となる。特に、後述するように、大型の画面を用いて、サンプル画像を容易に選択することが可能となる。
選択回路208は、システムコントローラ112からの制御信号に基づいて、第1LCD201と第2LCD202と表示部203との内の何れの表示部に表示を行うかを選択するためのものである。なお、第1LCD201,第2LCD202,表示部203は、これらの内の任意の2つ、あるいは3つが、同時に表示されることはなく、択一的にのみ表示されるものとなっている。
ここに、システムコントローラ112が、何れの表示部に表示を行うように制御するかは、以下のような基準に基づき決定されるようになっている。
すなわち、まず、第1LCD201と第2LCD202との切り替えは、図5に示すような表示部切替ボタン401の状態に応じて行われるようになっている。この表示部切替ボタン401は、1回押す毎に第1LCD201と第2LCD202との表示が切り替わるようになっている。
また、表示部203をカメラ本体310に取り付けて、システムコントローラ112が接点207の電気的な接触を検知すると、該システムコントローラ112は、上述した表示部切替ボタン401の状態に関わらず、強制的に表示部203にのみ表示が行われるように制御するようになっている。すなわち、システムコントローラ112は、表示部203がカメラ本体310に取り付けられているときには、第1LCD201および第2LCD202の表示を禁止するように制御するようになっている。
なお、図2には、LCD表示系111に3つの表示部が設けられている例を示している。しかし、表示部203は着脱式であるために、取り外されているときには、LCD表示系111に含まれる表示部は、第1LCD201および第2LCD202の2つとなる。また、この図2に示す例では、カメラ本体310に、第1LCD201と第2LCD202との2つが設けられているが、カメラによっては、例えば第2LCD202に相当するカメラ本体背面側のLCDのみしか備えていないタイプのものもある。このときには、第1LCD201が省略され、カメラ本体側に表示部が1つ、カメラ本体に対して着脱自在な表示部203が1つとなる。加えて、表示部203としては、1種類を装着可能であるに限るものではなく、画面の大きさや機能等が異なる複数のタイプの表示部を択一的に装着可能となるようにしてももちろん構わない。このように、表示部の数は3つに限るものではない。
また、上述したようなLCD表示系111の利用状態や利用法としては、次のようなものが考えられる。
例えば、上述したように、カメラ本体310の軽量化を図ることを優先したい場合には、表示部203を取り外せば良い。このときに、カメラ背面に設けられた第2LCD202を用いて後述するサンプル画像の選択操作を行いたい場合には、表示部切替ボタン401をそのように操作すれば良い。また、第1LCD201が配設されたEVF301は、カメラ背面に設けられた第2LCD202に比べて視野角が広いために、より大画面の表示が可能である。従って、より大画面でサンプル画像の選択操作を行いたい場合には、表示部切替ボタン401を操作して、 第1LCD201側へ切り換えれば良い。
一方、EVF301は覗き式であるために、EVF301を観察しながらサンプル画像を選択する操作を長時間連続して行うと、目が疲れる要因となり得る。このような、カメラ本体310重量の幾らかの増加よりも目の疲労軽減を重視したい場合には、着脱式の大画面の表示部203を装着して利用すれば良い。同様に、カメラ背面に設けられた第2LCD202を用いて観察を行うよりも、より大画面で観察を行いたい場合には、表示部203を装着して利用すれば良い。そして、表示部203を用いると、複数人での観察にも適するという利点がある。
次に、図3はカメラの外観を示す正面図、図4はカメラに表示部を取り付けた状態の外観を示す背面図、図5はカメラ本体310の上面に設けられた操作スイッチの配置を示す部分平面図である。
図3に示すように、カメラ本体310の正面には、レンズ系101がレンズ鏡筒内に収納されて配設されている。
また、正面から見てカメラ本体310の左側(操作者の右手側)には、把持部306が設けられていて、この把持部306の上部にレリーズボタン403が配設されている。このレリーズボタン403は、軽い押圧力(以下「半押し」とよぶ。)により閉じる第1段スイッチと、それよりも強い押圧力(以下「全押し」とよぶ。)により閉じる第2段スイッチと、を有して構成される2段式のボタンスイッチである。そして、このレリーズボタン403の第1段スイッチは、タッチパッド402により選択操作を行う際に、その選択結果を確定するための確定ボタンとして機能するようになっていて、画像選択手段、撮影情報切替手段、画面分割数選択手段、表示切替手段、制御変数ステップ調整手段、確定ボタン、レリーズ操作部を兼ねたものとなっている。
また、正面から見たカメラ本体310の左側上部には、モードダイヤル304が配設されている。このモードダイヤル304は、図5に示すように回転式のダイヤルスイッチであり、例えば、プレビュー撮影モード(PV)、オート(プログラム)撮影モード(A)、シャッタ優先撮影モード(TV)、絞り優先撮影モード(AV)、マニュアル撮影モード(M)、を切り替えるためのものとなっている。
さらに、このモードダイヤル304の近傍には、図5に示すように、コントロールダイヤル305が配設されている。このコントロールダイヤル305は、撮影モードに対応した撮影情報の制御変数を切り替えるためのダイヤルスイッチである。上述したモードダイヤル304によりこのカメラの撮影モードが例えばシャッタ優先撮影モードに設定されている場合には、コントロールダイヤル305を回転操作することにより、シャッタスピードを切り替えることができるようになっている。同様に、このカメラの撮影モードが例えば絞り優先撮影モードに設定されている場合には、コントロールダイヤル305を回転操作することにより、絞り値を切り替えることができるようになっている。そして、撮影モードに対応してコントロールダイヤル305により操作可能な制御変数の現在の設定値は、図2に示したようなLCD表示系111の各表示部の内の、現在使用されている表示部に表示されるようになっている。
上述したモードダイヤル304の左側方となる把持部306の上部には、図5に示すように、表示部切替ボタン401が配置されている。この表示部切替ボタン401は、上述したように、第1LCD201と第2LCD202との切り替えを行うためのボタンスイッチである。
さらに、把持部306の上部のレリーズボタン403近傍の、該レリーズボタン403よりもカメラ背面側となる、カメラを把持する手の指で操作可能な位置には、タッチパッド402が配設されている。このタッチパッド402は、後で詳しく説明するプレビュー撮影モードにおいて、LCD表示系111に表示されているポインタPT(図10〜図17参照)を移動させるためのものであり、画像選択手段、撮影情報切替手段、画面分割数選択手段、表示切替手段、制御変数ステップ調整手段、ポインタ操作部を兼ねたものとなっている。
このタッチパッド402は、よく知られているように、互いに平行する多数のX電極と、互いに平行しかつこのX電極に直交する方向の多数のY電極とを、絶縁体を介して挟み込んで構成されている。そして、タッチパッド402のある位置を指等で触れると、その触れた位置で交叉しているX電極とY電極とでなるコンデンサの静電容量が変化するために、静電容量の変化に応じて電流が流れる。そこで、電流が流れたX電極とY電極とを検出することにより、交点を算出して、触れた位置がタッチパッド402上のどの位置であるかが分かるようにしたものである。
こうして、撮影者がカメラを把持しながら、把持する手の例えば人差し指でタッチパッド402の表面をなぞると、タッチパッド402上の指が触れた位置に応じて、LCD表示系111に表示されたポインタPTが移動するようになっている。そしてこのポインタPTの移動により情報の選択等を行うことができるようになっている。なお、上述したように、選択した情報の確定は、レリーズボタン403の第1段スイッチにより行うことが可能である。
こうして、上述したタッチパッド402およびレリーズボタン403は、ポインタPTを移動して情報の選択を行ったり、選択した所定の情報を確定したりするための、いわゆるポインティングデバイスを構成している。そして、このようなポインティングデバイスを用いることにより、後述するような多様なサンプル画像の選択を、高い操作性で容易に行うことが可能となる。
また、図4に示すように、カメラ本体310の背面側のEVF301の下側には、上述した第2LCD202が配設されている。
さらに、図4に示すように、上述した表示部203は、EVF301の上側となるカメラ本体310に上部に、着脱自在に取り付け可能となっている。
この表示部203のカメラ本体310への取り付け部分には、ヒンジ部302が設けられている。このヒンジ部302は、表示部203を被写体側や背面側へ前後に回動するためのものである。これにより、撮影者は、観察し易い所望の角度に表示部203を調整することができるようになっている。
表示部203は、上述したように比較的大画面の第3LCD204を備えているために、バックライトへの供給電力をはじめとして、消費電力が大きい。従って、もし表示部203の電源をカメラ本体310側から供給するように構成すると、カメラ本体310の撮影可能枚数が少なくなってしまうことになる。そこで、表示部203は、例えば左側面に電源を収納するための電源収納部303を備え、電力を自己の内蔵電源から供給するように構成されている。
また、図6はカメラ本体310の上面に設けられた操作スイッチの他の構成例の配置を示す部分平面図である。
この図6は、ポインティングデバイスとして他の構成を採用した例を示すものとなっている。すなわち、この図6に示す例においては、図5に示したようなタッチパッド402に代えて、4つのボタン404a,404b,404c,404dを設けたものとなっている。
これら4つのボタン404a,404b,404c,404dは、レリーズボタン403を中心にして、その周辺の円周方向に、角度90°の等角度間隔で配置されたいわゆる十字キーとなっており、画像選択手段、撮影情報切替手段、画面分割数選択手段、表示切替手段、制御変数ステップ調整手段、ポインタ操作部を兼ねたものである。
そして、紙面上の右側に配設されたボタン404aを押すと、LCD表示系111に表示されているポインタPTは、該ボタン404aが押されている間は、所定の速度で画面内の左方向に移動するようになっている。
同様に、紙面上の左側に配設されたボタン404bを押すと、LCD表示系111に表示されているポインタPTは右方向に移動するようになっている。さらに同様に、紙面上の上側に配設されたボタン404cを押すと、LCD表示系111に表示されたポインタPTは上に移動するようになっている。最後に、紙面上の下側に配設されたボタン404dを押すと、LCD表示系111に表示されたポインタPTは、下に移動するようになっている。
また、レリーズボタン403は、本来のレリーズボタンとして機能する他に、図5に示した例と同様に、プレビュー撮影モードにおいては、半押し(第1段スイッチのオン)が確定ボタンとして機能するようになっている。すなわち、4つのボタン404a,404b,404c,404dを操作してLCD表示系111に表示された所定のロゴの位置に例えばポインタPTを移動し、その後にこのレリーズボタン403を半押しすると、ポインタ位置のロゴを選択することができる。
この図6に示したような、確定ボタンとしてのレリーズボタン403を中央にして、その周辺に配置した4つのボタンを用いてポインタPTを移動する構成を採用することにより、所望の情報の選択および確定を、カメラを把持する片手でも簡単に行うことができるとともに、迅速な撮影を行うことができる。
なお、図5や図6に示した例においては、ポインタPTを移動させるためにタッチパッドや十字キーなどの入力手段を用いているが、これに限るものではなく、トラックボールなどの他の入力手段を採用するようにしても構わない。
次に、システムコントローラ112は、自己に内蔵するタイマカウンタのカウント値に基づいて、所定時間周期で、操作スイッチ113に含まれる各種のスイッチの入力状況を監視している。そして、システムコントローラ112は、スイッチの入力状況に変化があったときには、それに応じた処理を行うようになっている。図7は、スイッチの入力状態に応じて各種の処理に分岐する動作を示すモード読み込み処理のフローチャートである。なお、操作スイッチ113は、実際には多数の機能を果たすスイッチ類を含んでおり、分岐して行われる操作も多数あるが、この図7においては、その内の3つの処理のみを記載し、その他の分岐処理については省略している。
このモード読み込み処理を開始すると、システムコントローラ112は、操作スイッチ113に含まれる各スイッチの状態を読み込む(ステップS101)。
そして、操作スイッチ113に含まれるレリーズボタン403の第2段スイッチが入力されたことが検出された場合には、後述するレリーズ処理(図9参照)を実行する(ステップS102)。なお、この処理は、全ての処理に優先して実行される。
また、操作スイッチ113により撮影モードが選択され、レリーズボタン403の第2段スイッチがまだ入力されていない場合には、スルー画表示モード処理を実行する(ステップS103)。このスルー画表示モード処理は、被写体の画像をLCD表示系111に所定周期で逐次表示する処理である。
そして、操作スイッチ113に含まれるモードダイヤル304により、プレビュー撮影モード(PV)が選択されていることが検出された場合には、最適画像選択処理(図8参照)を実行する(ステップS104)。この最適画像選択処理は、後述するように、撮影者が所望の最適な画像を選択するための処理である。
次に、このカメラにおいては、プレビュー撮影モード(PV)が選択されると、撮影情報の制御変数を所定のステップで変化させて複数枚のサンプル画像を撮影し、撮影したサンプル画像をLCD表示系111に表示して、実際の撮影に用いる制御変数の値を所望のものに選択することができるようになっている。図8は、図7のステップS104における最適画像選択処理の詳細を示すフローチャートである。
この処理を開始すると、まず、撮影情報の制御変数等に係る初期設定を行う(ステップS201)。この図8に示す例において行われる初期設定の対象は、撮影情報の種類を表す識別情報IDIと、画面の分割数を表す識別情報IDDと、制御変数の変化ステップを表す識別情報IDCと、である。
識別情報IDIが表す撮影情報の種類としては、例えば、階調、ホワイトバランス、露出補正、シャッタスピード、絞り、色相、彩度、シャープネス、コントラストなどが挙げられる。
また、識別情報IDDが表す画面の分割数は、選択した所定の撮影情報の制御変数を所定ステップで変化させて撮影したサンプル画像を画面に表示する場合の画面の分割数のことである。
さらに、識別情報IDCは、選択した所定の撮影情報の制御変数の変化ステップを、通常のステップとするか、それよりも細かいステップとするか、あるいは粗いステップとするか、等の情報を示す微調整フラグ(FLAG)である。
この図8に示す例におけるステップS201においては、識別情報IDIに0が、識別情報IDDに4が、識別情報IDCに1が、それぞれ設定されている。なお、このステップS201中における[xxx]は、識別情報xxxを記憶するメモリを意味している。
従って、例えば、[IDI] ← 0 は、識別情報IDIを記憶するメモリに、値0をセットすることを意味している。ここに、識別情報IDIにおける値0は、撮影情報の種類が何も選択されていないことを示している。従って、図8に示す例においては、初期設定で撮影情報の種類は選択されない。
また、メモリ[IDD]に4を記憶することは、画面の分割数が4であることを示している。従って、図8に示す例においては、初期設定として画面の4分割が選択される。
さらに、メモリ[IDC]に1を記憶することは、撮影情報の制御変数を通常のステップで変化させることを示している。従って、図8に示す例においては、撮影情報の制御変数を通常のステップで変化させることが選択される。
このようにして初期設定が行われたら、例えば図10に示すような初期状態の画面が表示される(ステップS202)。
続いて、ポインタPTにより選択された、撮影情報の種類を表す識別情報IDIと、画面の分割数を表す識別情報IDDと、制御変数の変化ステップを表す識別情報IDCと、の取得(これらをまとめて、「イベント情報の取得」とよぶ。)を、公知の技術に基づいて行う(ステップS203)。
その後、取得した各IDに基いたイベント処理を実行する(ステップS204)。
これらステップS203,S204の処理は、この最適画像選択処理を抜ける操作がなされるまで、繰り返して行われる。
ここで、ステップS202における初期表示と、ステップS203におけるイベント情報の取得と、ステップS204におけるイベント処理と、について、図10〜図17を参照しながら説明する。
まず、図10は、最適画像選択画面の初期状態を示す図である。
この初期状態においてはイベントはまだ発生していないために、ステップS201において設定された初期設定値に基づいて、LCD表示系111に最適画像選択画面が表示される。
この最適画像選択画面には、画像を表示するための画像表示領域501の例えば上側にツールバー502が設けられており、このツールバー502には、撮影情報の種類を表す識別情報IDIを選択するための撮影情報切替手段であるメニュー502aと、画面の分割数を表す識別情報IDDを選択するための画面分割数選択手段であるメニュー502bと、制御変数の変化ステップを表す識別情報IDCを選択するための表示切替手段であり制御変数ステップ調整手段たるメニュー502cと、が表示されている。
また、この初期状態では、図10に示すように、初期値に基づいて撮影された1枚の画像Sが画像表示領域501に表示される。ただし、サンプル画像を生成するための制御変数がまだ選択されていないために、撮影される画像は1枚のみとなり、画面の分割数は自動的に「1」となっている。このように、まず初期値に基づいて撮影された画像を拡大表示して、撮影者に観察する機会を与える。そして、撮影者は、この見易く拡大された画像を観察し、この画像で満足することができる場合には、この初期値に基づいて静止画を撮影すれば良い。
さらに、最適画像選択画面には、ポインタPTとして例えば矢印が表示されるようになっている。
次に、図11は、撮影情報の種類を選択している状態の最適画像選択画面を示す図である。
図11に示すように、タッチパッド402を操作してポインタPTをツールバー502の「撮影情報」メニュー502aの位置に移動しレリーズボタン403を半押しすると、撮影情報のより詳細なメニューがプルダウンされる。
さらに、プルダウンされた撮影情報のメニュー上でポインタPTを移動させると、ポインタPTが指す位置にある撮影情報が他の撮影情報とは異なる態様で表示される。図11に示す例においては、「異なる態様」を「浮き彫り」としているが、これに限らず、例えば「異なる態様」を「文字色の反転(例えば、白黒反転)」としても構わないし、さらにその他の表示態様を採用しても良い。要は、他の撮影情報と異なっていることが明確である表示態様であれば良い。
このようにポインタPTの移動を行い、希望する撮影情報の上にポインタPTが移動されたら、レリーズボタン403を半押しする。すると、撮影情報が選択されるとともに、初期設定された制御変数に基づいて複数枚(例えば15枚)のサンプル画像が撮影される。このサンプル画像の撮影は、初期設定で設定されている制御変数を中心として、制御変数を予め決められた標準的なステップで変化させて複数枚撮影することにより行われる。
そして、これらの撮影されたサンプル画像を、制御変数の相対的に小さい方から、この図11に示す例においてはA,B,C,Dの順に配列して縮小表示する。なお、この図11に示す例では画面分割数が初期設定された4枚であるためにA,B,C,Dの順となっているが、例えば画面分割数が9枚に設定されている場合にはA,B,C,D,E,F,G,H,Iなどの順となる。
なお、サンプル画像を配列表示する際に、初期設定した制御変数により撮影されたサンプル画像(すなわち、最も標準的と考えられる制御変数(いわゆる中央値)により撮影されたサンプル画像)が、A,B,C,Dの中央に位置するように表示すると良い。この図11に示す例においては、画面分割数が偶数であるために、例えば、BまたはCの位置に、初期設定した制御変数により撮影されたサンプル画像を表示すると良い。
サンプル画像が表示されている状態において、ポインタPTを表示画面におけるスクロールバー(例えば、反転表示されている。)の位置Pに移動して、レリーズボタン403を半押した状態でポインタPTを左右に移動させると、サンプル画像が左右にスクロールする。このようにすることにより、画面分割数よりも多い数のサンプル画像の中から所望のサンプル画像を選択することができる。
次に、図12は、画面の分割数を選択している状態の最適画像選択画面を示す図である。
図12に示すように、上述と同様にしてツールバー502から「分割数」メニュー502bを選択して詳細なメニューをプルダウンすると、所定の分割数1,4,9の中から所望の分割数を選択することができる。
例えば、分割数として「9」を選択すると、画面が横方向3×縦方向3に9分割される。そして、各分割領域に制御変数の異なる9枚のサンプル画像が配分されて、横方向3枚×縦方向3枚のように再表示される。
このように複数のサンプル画像を同一画面に分割して縮小表示することにより、サンプル画像の相対的な比較を容易に行うことができるようになっている。また、表示可能な枚数を選択可能とすることにより、撮影者のニーズに応じた数の画像を同一画面に表示することができるようになっている。
次に、図13は、制御変数の変化ステップを選択している状態の最適画像選択画面を示す図である。
図13に示すように、上述と同様にしてツールバー502から「制御変数」メニュー502cを選択して詳細なメニューをプルダウンすると、制御変数の変化ステップ(以下では適宜、制御変数ステップと呼ぶ。)として粗調、標準、微調の中から所望のものを選択することができる。
ここに、「粗調」は、「標準」よりも粗いステップで制御変数を変化させてサンプル画像を撮影し表示する際に選択するものである。また、「微調」は、「標準」よりも細かいステップで制御変数を変化させてサンプル画像を撮影し表示する際に選択するものである。
そして、ここで選択された制御変数ステップが前回のサンプル画像の撮影時と異なる場合には、改めて一連のサンプル画像の撮影が行われる。なお、制御変数ステップが初期設定値から変更されたとき、または前回選択された設定値から変更されたときには、直前に選択された所定の撮影情報の制御変数値を中心として、複数枚のサンプル画像が撮影されるようになっている。そして、画像表示領域501に配列されるサンプル画像も、直前に選択された所定の撮影情報の制御変数値をもつサンプル画像が中心に配置されるように表示される。
このようにすることにより、既に選択したサンプル画像を中心として細かい制御変数ステップでサンプル画像を選択し、より適正なサンプル画像を選択することが可能となる。なお、制御変数ステップを変更した後の操作は、上述と同様に行えば良い。
撮影者がこのような制御変数ステップを利用する場合には、まず、最初に粗い制御変数ステップで所望のサンプル画像を選択し、次により細かい制御変数ステップでサンプル画像を選択するようにすると良い。これにより、効率的に所望のサンプル画像を選択することが可能となる。
続いて、図14および図15を参照して、サンプル画像を選択する操作について説明する。ここに、図14はサンプル画像の1つをポイントしている状態の最適画像選択画面を示す図、図15は登録確認ダイヤログ506が表示されている状態の最適画像選択画面を示す図である。
配列されているサンプル画像上でポインタPTを移動させると、ポインタPTが指す位置にあるサンプル画像の表示枠が、図14に示すように、他のサンプル画像の表示枠とは異なる形態で表示される。この図14に示す例においては、表示枠の異なる形態として二重枠を示しているが、これに限らず表示枠の色を異ならせても良いし、その他の表示形態を採用することももちろん可能である。
次に、所望のサンプル画像がポイントされた状態、つまり所望のサンプル画像の表示枠が異なる形態で表示された状態で、レリーズボタン403を半押しすると、図15に示すように選択した画像が画像表示領域501に拡大表示され、選択したサンプル画像を登録するか否かを確認するための登録確認ダイヤログ506が表示される。
この登録確認ダイヤログ506において「はい」を選択すると、ポイントされているサンプル画像に対応する制御変数がシステムコントローラ112内に設けられているメモリに記憶される(なお、ここでは、制御変数記憶手段としてシステムコントローラ112の内部メモリを用いているが、これに代えて、あるいはこれと共に、例えばEEPROM118等のメモリを用いるようにしても構わない)。また、登録確認ダイヤログ506において「いいえ」を選択すると、図14の表示に再度戻る。
このように、登録確認ダイヤログ506を表示することによって、撮影者が希望した制御変数のみを記憶することができる。そして、サンプル画像の1つが選択された場合には、その選択されたサンプル画像を拡大表示するようにしたために、より詳細な画質の評価が可能になるとともに、不満足な画質の場合には登録を取り消すことが可能となる。
次に、図16は、撮影情報の種類を追加選択している状態の最適画像選択画面を示す図である。
この図16は、具体的には、階調の制御変数を登録した後に、撮影情報の種類として露出補正を選択しているところを示している。ここに、既に階調の制御変数が登録されている撮影情報「階調」についても、図示のように、まだ選択が行われていない他の撮影情報とは異なる態様で表示されている。なお、制御変数が既に登録されている撮影情報(図16に示す例では「階調」)と、現在ポイントされている撮影情報(図16に示す例では「露出補正」)と、の表示態様をさらに異ならせるようにしても良い。
この図16に示すような状態においては、上述したような「階調」を選択したときと同様の操作を行うことにより、露出補正の制御変数を選択することができる。この場合、前回の操作までに設定した撮影情報の制御変数値を用いて(すなわち、図16に示す例では既に設定されメモリに記憶されている「階調」についての制御変数値を変更することなく)、今回選択した撮影情報(図16に示す例においては「露出補正」)の制御変数を変化させたサンプル画像が表示されることになる。
このようにすることにより、優先順位の高い撮影情報の制御変数から順に選択するとともに、既に選択した撮影情報の全てを用いて撮影したサンプル画像を表示することができる。
なお、既に設定されている撮影情報(例えば「階調」)についても、同様の操作を行えば、再設定することがもちろん可能である。
図17は、さらに露出補正値を変化させながら撮影した複数のサンプル画像が表示されている状態の最適画像選択画面を示す図である。
これら複数枚のサンプル画像A’,B’,C’,D’は、既に選択した階調については設定された制御変数値の下で、および未だ選択されていない撮影情報については初期設定された制御変数値の下で、露出補正に関する制御変数を変化させながら撮影されたものである。
次に、図9は、図7のステップS102におけるレリーズ割り込み処理を示すフローチャートである。
なお、ここでいうレリーズとは、レリーズボタン403の第2段スイッチが閉じることを指す。従って、このレリーズ割り込み処理は、レリーズボタン403の第2段スイッチが閉じた後に行われる処理を示している。
この処理を開始すると、システムコントローラ112は、まず、モードダイヤル304によりプレビュー撮影モードが設定されているか否かを判定する(ステップS301)。
ここでプレビュー撮影モードではないと判定された場合には、周知の露出演算式に基づいて、撮影モードに応じた絞り値やシャッタスピードを演算する(ステップS302)。
このステップS302が終了した場合には演算された絞り値やシャッタスピードに基づいて、また、ステップS301においてプレビュー撮影モードであると判定された場合には上述したように設定されメモリに記憶されている撮影情報の制御変数に基づいて、以下に説明するように、静止画の撮影を行う。
すなわち、まず、被写体までの距離情報を演算し、この演算結果に基づいて、システムコントローラ112は、レンズドライバ114およびレンズ駆動機構102を介して、レンズ系101を合焦位置に駆動させる(AF)(ステップS303)。
次に、露出値を設定する(ステップS304)。この露出値の設定は、ステップS301においてプレビュー撮影モードでないと判定された場合には、ステップS302で演算された露出値を用いる。また、ステップS301においてプレビュー撮影モードであると判定された場合には、絞り値、シャッタスピード、露出補正値などの、上述したプレビュー撮影モードにおいて設定された撮影情報の内の、露出に関する撮影情報を設定する。
続いて、設定された絞り値に基づき露出制御機構103内の絞りを制御するとともに、メカニカルシャッタ104やCCD撮像素子105による電子シャッタを制御して、所定の光量で所定の時間だけCCD撮像素子105を露光する露出制御を行う(ステップS305)。
この露光が終了したら、プリプロセス回路107およびデジタルプロセス回路108を用いて、CCD撮像素子105から読み出された画像信号に、A/D(アナログ/デジタル)変換処理や、上述した撮影情報の制御変数の内の幾つかに関連する階調変換処理やホワイトバランス処理などの処理、圧縮処理、等の画像処理を行う(ステップS306)。
このステップS306の処理を経て圧縮された画像データは、カードインタフェース109を介して、メモリカード110に記録される(ステップS307)。
このステップS307の処理が終了したら、このレリーズ処理を抜けて、元の処理に復帰する。
なお、この図9に示す処理においては、ステップS303やステップS304において改めてレンズ駆動や露出値の設定を行っているが、プレビュー撮影モードであった場合にはこれらを行うことなく、該プレビュー撮影モードで最終的に設定されているレンズ位置や露出設定値をそのまま保持して、ステップS305の露光制御を行うようにすることも可能である。
さらに、この図9に示す処理においては、プレビュー撮影モード時に、選択されたサンプル画像に係る撮影情報の制御変数に基づいて、ステップS305において改めて撮影を行うようにしているが、これに限るものではない。例えば、選択されているサンプル画像を、そのまま撮影画像としてメモリカード110に記録するようにしても構わない。
このような実施形態1によれば、階調、カラーバランス、色相、彩度、明るさなどの画質を決める撮影情報の、それぞれの制御変数の最適な組み合わせを簡単に設定して、静止画の撮影を行うことができる。
そして、複数のサンプル画像を同時並列的に縮小表示するようにしたために、複数の画像を相対的に比較しながら所望のサンプル画像を選択することができる。
また、所定の縮小画像が選択されたときには、その選択された縮小画像を拡大して表示するようにしたために、画質の評価を容易に行うことが可能となる。
さらに、画面の分割数を選択することができるようにしたために、撮影者のニーズに応じた画像の大きさや画像数でサンプル画像を評価することが可能となる。
そして、撮影情報が切り替えられる毎に、切り替えられた撮影情報に関する異なる制御変数に基づいて撮影を行い、新たに複数のサンプル画像を生成するようにしたために、複数の撮影情報の設定を容易に行うことが可能となる。
加えて、撮影情報の制御変数の変化ステップを切り替えることができるようにしたために、撮影者のニーズに応じた細かい画質の選択を行うことが可能となる。
また、選択された画像に関する制御変数を中心にして、制御変数の異なる複数のサンプル画像を表示するようにしたために、効率良く所望のサンプル画像を選択することが可能となる。
さらに、サンプル画像間の制御変数の変化の粗さを調整することができるようにしたために、より効率的に精度の高い所望のサンプル画像を選択することが可能となる。
そして、視野角が広く大画面表示が可能な電子ビューファインダをサンプル画像の表示に用いることができるようにしたために、画像を分割表示しても、画質の評価を容易に行うことができる利点がある。
また、大型の電子ファインダを装着することができるようにしたために、装着した際にはサンプル画像を容易に選択することが可能となる。また、大型の電子ファインダはカメラ本体に着脱自在であるために、この電子ファインダを使用しないときには取り外すことができ、カメラの携帯性を保つことができる。
さらに、大型の電子ファインダが装着されたときには、カメラ本体の表示部の表示を禁止するようにしたために、面倒な操作を行うことなく消費電力の浪費を防止することができる。
そして、多様なサンプル画像を選択するための手段としてポインティングデバイスを用いたために、選択を操作性良く容易に行うことができる。
このとき、タッチパッドや十字キーをカメラ把持部の上側となるカメラ上面に設けたために、カメラを把持している手の指によりカメラを把持したまま操作することができ、操作性を向上することが可能となる。
加えて、元来操作し易い位置に設けられたレリーズボタンの第1段スイッチを確定ボタンに兼用するようにしたために、確定操作の操作性を向上することができる。
こうして、撮像装置の把持部を把持した状態でポインティングデバイスにより撮影情報を選択し、レリーズ操作部の第1段スイッチにより選択した情報を確定するようにしたために、撮影情報の選択操作とレリーズ操作とを一連の流れとしてスムーズに操作することができ、操作性が良く迅速な撮影が可能となる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
本発明は、複数のサンプル画像を表示して撮影情報の制御変数を設定可能とするカメラに好適に利用することができる。
本発明の実施形態1におけるカメラの主として電気的な構成の概要を示すブロック図。 上記実施形態1におけるLCD表示系のより詳細な構成を示すブロック図。 上記実施形態1におけるカメラの外観を示す正面図。 上記実施形態1におけるカメラに表示部を取り付けた状態の外観を示す背面図。 上記実施形態1において、カメラ本体の上面に設けられた操作スイッチの配置を示す部分平面図。 上記実施形態1において、カメラ本体の上面に設けられた操作スイッチの他の構成例の配置を示す部分平面図。 上記実施形態1において、スイッチの入力状態に応じて各種の処理に分岐する動作を示すモード読み込み処理のフローチャート。 図7のステップS104における最適画像選択処理の詳細を示すフローチャート。 図7のステップS102におけるレリーズ割り込み処理を示すフローチャート。 上記実施形態1における最適画像選択画面の初期状態を示す図。 上記実施形態1において、撮影情報の種類を選択している状態の最適画像選択画面を示す図。 上記実施形態1において、画面の分割数を選択している状態の最適画像選択画面を示す図。 上記実施形態1において、制御変数の変化ステップを選択している状態の最適画像選択画面を示す図。 上記実施形態1において、サンプル画像の1つをポイントしている状態の最適画像選択画面を示す図。 上記実施形態1において、登録確認ダイヤログが表示されている状態の最適画像選択画面を示す図。 上記実施形態1において、撮影情報の種類を追加選択している状態の最適画像選択画面を示す図。 上記実施形態1において、さらに露出補正値を変化させながら撮影した複数のサンプル画像が表示されている状態の最適画像選択画面を示す図。
符号の説明
101…レンズ系
102…レンズ駆動機構
103…露出制御機構
104…メカニカルシャッタ
105…CCD撮像素子(サンプル画像生成手段)
106…TGブロック
107…プリプロセス回路
108…デジタルプロセス回路
108a…バッファメモリ
109…カードインタフェース(記録制御手段)
110…メモリカード
111…LCD表示系(表示手段)
112…システムコントローラ(制御変数記憶手段、制御手段)
113…操作スイッチ(画像選択手段、撮影情報切替手段、画面分割数選択手段、表示切替手段、制御変数ステップ調整手段)
114…レンズドライバ
115…ストロボ
116…露出制御ドライバ
117…AF機構
201…第1LCD(第1表示手段、表示部)
202…第2LCD(第1表示手段、表示部)
203…表示部(第2表示手段)
204…第3LCD(第2表示手段)
205…電源
206,207…接点
208…選択回路
301…電子ビューファインダ(EVF)
302…ヒンジ部
303…電源収納部
304…モードダイヤル
305…コントロールダイヤル
306…把持部
310…カメラ本体
401…表示部切替ボタン
402…タッチパッド(画像選択手段、撮影情報切替手段、画面分割数選択手段、表示切替手段、制御変数ステップ調整手段、ポインタ操作部)
403…レリーズボタン(画像選択手段、撮影情報切替手段、画面分割数選択手段、表示切替手段、制御変数ステップ調整手段、確定ボタン、レリーズ操作部)
404a,404b,404c,404d…ボタン(画像選択手段、撮影情報切替手段、画面分割数選択手段、表示切替手段、制御変数ステップ調整手段、ポインタ操作部)
501…画像表示領域
502…ツールバー
502a…メニュー(撮影情報切替手段)
502b…メニュー(画面分割数選択手段)
502c…メニュー(表示切替手段、制御変数ステップ調整手段)
506…登録確認ダイヤログ

Claims (14)

  1. 所定の撮影情報に関する異なる制御変数に基づいて撮影された複数のサンプル画像を表示し、その中から選択された所望のサンプル画像に対応する上記撮影情報の制御変数を用いて静止画の撮影を行うカメラであって、
    所定の撮影情報に関する異なる制御変数に基づいて撮影を行うことにより上記複数のサンプル画像を生成するサンプル画像生成手段と、
    上記サンプル画像を表示する表示手段と、
    上記サンプル画像の中から所望のサンプル画像を選択するための画像選択手段と、
    上記画像選択手段により選択されたサンプル画像に対応する上記撮影情報の制御変数を記憶する制御変数記憶手段と、
    上記撮影情報の種類を切り替えるための撮影情報切替手段と、
    上記撮影情報切替手段により撮影情報の種類が切り替えられた後に、上記制御変数記憶手段に記憶されている制御変数を維持しながら、該切り替えられた撮影情報の制御変数のみが異なる複数のサンプル画像を改めて生成するように上記サンプル画像生成手段を制御するとともに、改めて生成されたサンプル画像を表示するように上記表示手段を制御する制御手段と、
    上記画像選択手段により選択されたサンプル画像と同じ制御変数に基づいて撮影された静止画の記録を制御する記録制御手段と、
    を具備したことを特徴とするカメラ。
  2. 上記表示手段は、画面を分割して各分割画面に制御変数の異なる複数のサンプル画像を同時並列的に縮小表示するものであり、
    上記画像選択手段は、上記表示手段に表示されている複数のサンプル画像の中から所望のサンプル画像を選択するためのものであることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 上記表示手段は、上記画像選択手段により所定の縮小画像が選択されたときには、その選択された縮小画像を拡大して表示するものであることを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
  4. 上記表示手段による画面の分割数を選択するための画面分割数選択手段をさらに具備したことを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
  5. 上記サンプル画像生成手段は、上記撮影情報切替手段により撮影情報の種類が切り替えられる毎に、切り替えられた種類の撮影情報に関する異なる制御変数に基づいて撮影を行い、新たに複数のサンプル画像を生成するものであることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  6. 撮影情報の制御変数を相対的に大きな間隔で設定してサンプル画像を表示する第1の表示モードと、撮影情報の制御変数を上記第1の表示モードにおける間隔よりも小さな間隔で設定してサンプル画像を表示する第2の表示モードと、に切り替えるための表示切替手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  7. 撮影情報の制御変数を相対的に大きな間隔で設定してサンプル画像を表示する第1の表示モードと、撮影情報の制御変数を上記第1の表示モードにおける間隔よりも小さな間隔で設定してサンプル画像を表示する第2の表示モードと、に切り替えるための表示切替手段をさらに具備し、
    上記表示手段は、上記第2の表示モードにおいては、上記第1の表示モードにおいて表示されたサンプル画像の中から選択された画像に関する制御変数を中心にして、制御変数の異なる複数のサンプル画像を表示するものであることを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
  8. サンプル画像間の上記制御変数の変化の粗さを調整するための制御変数ステップ調整手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  9. 上記表示手段は、接眼レンズを介して画像を観察する覗き式電子ビューファインダを含むものであることを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
  10. 上記表示手段は、カメラ本体に配設された第1表示手段と、上記カメラ本体に着脱自在であって上記第1表示手段よりも画面サイズが大きい第2表示手段と、を含むものであることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  11. 上記制御手段は、上記第2表示手段が上記カメラ本体に装着されたときには、該第2表示手段による表示を許容するとともに、上記第1表示手段による表示を禁止するように制御するものであることを特徴とする請求項10に記載のカメラ。
  12. 上記画像選択手段は、所望のサンプル画像を選択する操作を行うためのポインティングデバイスを含むものであることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  13. 上記ポインティングデバイスは、カメラ把持部の上側となるカメラ上面に設けられたタッチパッドと、該タッチパッドにより選択されている項目を確定するための確定ボタンと、を含むものであることを特徴とする請求項12に記載のカメラ。
  14. カメラ把持部に設けられていて、半押しで閉じる第1段スイッチと、全押しで閉じる第2段スイッチと、を有するレリーズボタンをさらに具備し、
    上記第1段スイッチは、上記確定ボタンとしても機能し得るように構成されたものであることを特徴とする請求項13に記載のカメラ。
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