JP2007287611A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】組み付けを簡単にできるようにした上で端子金具のがた付きを防止することのできるコネクタを提供する。
【解決手段】各キャビティ21の前端部には、それぞれがた詰め部23が設けられている。このがた詰め部23は弾性変形可能であるから、端子金具10がキャビティ21内に収容されるまでに生じる抵抗は、従来のがた詰め部23が剛性の高いものに比べて小さくなり、結果端子金具10の挿入等の組付作業性に優れたものとなる。一方、端子金具10がキャビティ21に収容された状態では、端子金具10はがた詰め部23の弾性復元力で押さえられ、がた付きが確実に防止される。すなわち、コネクタの組み付けを簡単にできるようにした上で端子金具10のキャビティ21内でのがた付きを防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、端子金具をキャビティ内でがた止めして収容する構造に改良を加えたコネクタに関する。
コネクタは一般に、ハウジング内に形成されたキャビティに端子金具が後方から挿入されて、ランスにより抜け止めされて収容され、相手のコネクタと嵌合することで、対応する雌雄の端子金具同士が嵌合接続されるようになっている。ここで端子金具がキャビティ内でがたつきを持って収容されていると、振動を受けた場合等に、端子金具同士が擦れ合って金メッキが剥がれるといった、いわゆる微摺動摩耗の問題が発生するため、特に振動を受けやすい箇所に配されるコネクタでは、端子金具がキャビティ内でがた付きなく収容されることが重要とされる。
その一対応策としては、キャビティの一方の側壁の一部にがた詰めを突設して、対向する側壁との間隔を狭め、そのがた詰め部と対向した側壁との間に端子金具を押し込むことで、端子金具のがた付きを防ぐものが知られている。しかしながらこの方法では、端子金具を狭い場所に無理に押し込むのであるから、挿入力に多くを要して作業性が悪く、また大きな挿入抵抗を受けるが故に、端子金具が正規位置に挿入される前に勘違いして挿入動作を停止し、半挿入の状態に留め置かれてしまうおそれもある。
そこで本願出願人は従来、下記特許文献1に記載されたものを提案した。このものは、キャビティの前壁を構成するホルダを、ハウジングとは別体の部品として備えて後から組み付け可能となっており、このホルダに、端子金具の先端部を無理嵌めするがた詰め用の嵌合凹部が設けられる。そして、まずハウジングのキャビティに端子金具を正規位置まで挿入して抜け止め状態で収容した後、ホルダをハウジングに組み付けると、端子金具の先端部が嵌合凹部に無理嵌めされることで、がた付きが防止されるようになっている。
特開2002−367707公報
しかしながら上記従来例では、確かに端子金具を正規位置までスムーズに挿入することができるが、今度は、ホルダの嵌合凹部に端子金具を無理嵌めする構造であって大きな抵抗を受けるために、ホルダをハウジングに組み付けるに当たって大きな押し込み力を必要として作業性が悪く、同様にホルダが正規の組付位置に至る前に留め置かれるおそれもある。結果、コネクタの組付作業の全体からみれば、相変わらず作業性が悪く、さらなる改良が切望されていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、組み付けを簡単にできるようにした上で端子金具のがた付きを防止することのできるコネクタを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、コネクタハウジング内には端子金具が挿入されるキャビティが形成され、前記端子金具と前記キャビティの内壁との間には、その間隔を埋めることが可能でかつ弾性変形可能ながた詰め部が設けられているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記がた詰め部は、前記端子金具の挿入方向と交差する方向の両側に一対設けられているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記がた詰め部は、前記キャビティの側壁から張り出し形成されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記コネクタハウジングには、前記キャビティの側壁の一部をなす側壁構成部を備えた前記コネクタハウジングとは別部材が組み付けられ、前記がた詰め部が前記別部材の前記側壁構成部に設けられているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項4に記載のものにおいて、前記別部材は、前記キャビティに前記端子金具を挿入した後、前記コネクタハウジングに組み付けられるものであるところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項5に記載のものにおいて、前記別部材は、前記端子金具の抜け止めを図るリテーナであるところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記がた詰め部は、前記端子金具の側面から張り出し形成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
端子金具は、がた詰め部を弾性変形させた状態でキャビティ内に挿入され、がた詰め部の弾性復元力で押し付けられることによりがた止めされる。
がた詰め部は弾性変形可能であるから、端子金具がキャビティ内に収容されるまでに生じる抵抗は、従来のがた詰め部が剛性の高いものに比べて小さくなり、結果端子金具の挿入等の組付作業性に優れたものとなる。一方、端子金具がキャビティに収容された状態では、端子金具はがた詰め部の弾性復元力で押さえられ、がた付きが確実に防止される。すなわち、コネクタの組み付けを簡単にできるようにした上で端子金具のキャビティ内でのがた付きを防止することができる。
<請求項2の発明>
端子金具はキャビティに収容されると両側からがた詰め部に押さえられた状態となるから、片側のみから押さえられる場合と比べて、より確実にがた付きが防止される。
<請求項3の発明>
端子金具がキャビティに挿入される際、端子金具はキャビティの側壁から張り出したがた詰め部と接触してこれを弾性変形させつつ押し込まれ、押し込みが停止すると、がた詰め部の弾性復元力で押さえられてがた止めされる。したがって、端子金具を低挿入力で挿入でき、また半挿入も未然に防止できる。
<請求項4の発明>
がた詰め部を別部材に設けるのであるから、キャビティ内の構造、ひいてはコネクタハウジングの成型金型の構造をシンプルに留めることができ、製造コストの低減に寄与できる。
<請求項5の発明>
キャビティに端子金具を挿入したのち、別部材をコネクタハウジングに組み付けると、同別部材の側壁構成部に設けられたがた詰め部が端子金具と接触して弾性変形しつつ組み付けられ、組み付けが完了すると、がた詰め部の弾性復元力で端子金具が押さえられてがた止めされる。このように、がた詰め部が弾性変形可能であるから、別部材は比較的小さな力で組み付けられ、また組み付け途中で留め置かれるおそれも少ない。
<請求項6の発明>
端子金具の抜け止めを図るべくリテーナを組み付けると、がた詰め部が端子金具と接触して弾性変形しつつ組み付けられ、組み付けが完了すると、がた詰め部の弾性復元力で端子金具が押さえられてがた止めされる。がた詰め部を既存のリテーナに設けるのであるから、最小限の設計変更で対応できる。
<請求項7の発明>
端子金具がキャビティに挿入される際、がた詰め部がキャビティの側壁と接触してこれを弾性変形させつつ押し込まれ、押し込みが停止すると、がた詰め部の弾性復元力で押さえられてがた止めされる。
端子金具を低挿入力で挿入でき、また半挿入も未然に防止できる。がた詰め部を端子金具側に設けたのであるから、コネクタハウジング側の設計変更は一切伴わず、安価に対応することができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1〜図3によって説明する。
本実施形態のコネクタは、端子金具10と、この端子金具10が挿抜されるハウジング20(本発明におけるコネクタハウジングに該当する)とを備えている。
以下、各構成部材において、ハウジング20に対する端子金具10の挿入方向を前方として説明する。
端子金具10は所定形状に打ち抜いた金属板を曲げ加工し、図1に示すように、全体として前後方向に細長い形状に形成され、前側部分は相手側端子金具のタブ(図示せず)が前方から進入可能とされる略角筒状の本体部11、後側部分は電線を圧着するバレル部12とされている。この端子金具10は、本体部11の下壁を側方(図1における手前側)に向けた姿勢で挿入される。
バレル部12は前後に一対ずつかしめ片を備え、前側のかしめ片は電線Wの芯線Waをかしめ付けるワイヤバレル部12A、後側のかしめ片は電線Wの被覆部Wbをかしめ付けるインシュレーションバレル部12Bとされている。
本体部11の下壁(図1における手前側の壁)の前端寄り位置には、この下壁を下方へ突出するよう叩き出して形成された係止突部13が設けられている。この係止突部13には、後述するランス25が係止可能となっている。なお、本体部11の下壁における後端部には、同じくこの下壁を下方へ突出するよう叩き出して形成された突部14が設けられている。
また、本体部11の下壁における後端部の両側縁のうち一方の側縁(図1における下側の側縁)には、係止突部13および突部14よりもさらに下方へ突出する形態のスタビライザ15が設けられている。このスタビライザ15によって、端子金具10が誤って反転挿入されることが防止される。
ハウジング20は合成樹脂製であって、図2に示すように、全体として横長断面をなす略直方体状をなし、端子金具10を収容するためのキャビティ21が複数室その幅方向(図2における左右方向)に並べて配されている。各キャビティ21は、図3に示すように、端子金具10を収容可能な略長方形断面をなして前後方向に形成され、後方から端子金具10が挿入可能とされている。そして、各キャビティ21の前壁には、相手側端子金具のタブを挿入するためのタブ挿入口22が設けられている。このタブ挿入口22の前側の孔縁には、全周にわたってテーパ状をなす誘導面22Aが形成され、相手側端子金具のタブの進入動作が円滑に誘導されるようになっている。
また、各キャビティ21の側壁には、端子金具10の係止突部13に係止可能なランス25が設けられている。ランス25は、前方に向けて延出する片持ち状をなすとともに、前方に向かって次第にキャビティ21内に張り出す形態とされ、挿入された端子金具10に押圧されると側方に弾性撓みするようになっている。
さて、各キャビティ21の前端部には、図3に示すように、それぞれがた詰め部23が設けられている。このがた詰め部23は、各キャビティ21の前端部においてタブ挿入口22を挟む上下(端子金具10の挿入方向と交差する方向の両側)の角部に一対配されている。
一対のがた詰め部23はそれぞれ所定の厚みを備えた薄板状に形成され、キャビティ21の側壁から内方へ張り出した後にキャビティ21の前壁に向かって折れ曲がる形態をなし、キャビティ21の側壁と前壁とにその両端部を支持された形態の両持ち状をなして張り出している。がた詰め部23の張り出し寸法は、その張り出し端がキャビティ21に挿入された端子金具10の前端部に接触可能な寸法とされている。なお、この端子金具10は、両側壁のうちスタビライザ15が設けられている側の側壁(図1における下側の側壁)が、キャビティ21の側壁に接近するよう、片寄ってキャビティ21に挿入されるようになっており、下側のがた詰め部23は上側のがた詰め部23よりも張り出し寸法が小さくされている。こうして、一対のがた詰め部23の間の間隔(上下方向の間隔)は、キャビティ21におけるがた詰め部23より後側の部分の上下方向の間隔よりも狭くなっており、端子金具10が挿入されるとその前端部が両がた詰め部23に接触する。
各がた詰め部23におけるキャビティ21の内方に臨む面とは反対側には、ハウジング20の前面に開口する形態の抜き孔24がそれぞれ形成されている。一対の抜き孔24は、ハウジング20の前壁におけるタブ挿入口22を上下方向から挟む位置に配されるとともに、タブ挿入口22の前端縁の幅よりも若干広い幅にわたって形成されている(図2参照)。そして、両がた詰め部23は、それぞれ抜き孔24側へ弾性撓み可能となっている。
次に、上記のように構成された実施形態1の作用および効果について説明する。
このコネクタを組み付ける際には、まず各キャビティ21に後方から端子金具10を挿入する。挿入された端子金具10は、キャビティ21に設けられたランス25を側方へ撓み変形させつつ押し込まれる。そして、端子金具10が正規位置に近い位置まで押し込まれると、その前端部がキャビティ21のがた詰め部23に接触し、図1に示すように、がた詰め部23は端子金具10の前端部に押されて抜き孔24側へ弾性撓みする。こうして、がた詰め部23を弾性変形させた状態で、端子金具10は正規位置まで押し込まれる。ここで、がた詰め部23が弾性撓みしない場合には、端子金具10の前端部をがた詰め部23によって狭められたところに押し込まねばならず、大きな挿入力が必要である。また、がた詰め部23がキャビティ21の前端部に設けられていると、端子金具10が正規位置に近い位置まで挿入されてはじめてがた詰め部23に接触する。したがって、従来のように端子金具10をがた詰め部23に押し込む際の挿入抵抗が大きいと、作業者が正規位置まで挿入したと勘違いしやすく、端子金具10が正規位置に達していない状態、すなわち半挿入の状態で留め置かれてしまうこととなる。しかしながら、本実施形態においては、がた詰め部23は端子金具10と接触すると抜き孔24側(拡開側)へ弾性撓みするから、それほど大きな挿入抵抗を受けることはなく、もって作業者の勘違いが起こりにくい。このように、端子金具10を低挿入力で挿入でき、また端子金具10を半挿入で留め置いてしまう事態も起こりにくくされているから、コネクタの組み付けを容易に行うことができる。
そして、端子金具10が正規位置まで押し込まれると、ランス25が復元変形して端子金具10の係止突部13に係止し、端子金具10は抜け止めされる。同時に、がた詰め部23によって端子金具10の前端部とキャビティ21との間の間隔が埋められ、端子金具10の前端部ががた詰め部23の弾性復元力によって上下方向から押さえられた状態になり、端子金具10のがた付きが防止される。
以上説明したように実施形態1によれば、がた詰め部23は弾性変形可能であるから、端子金具10がキャビティ21内に収容されるまでに生じる抵抗は、従来のがた詰め部23が剛性の高いものに比べて小さくなり、結果端子金具10の挿入等の組付作業性に優れたものとなる。一方、端子金具10がキャビティ21に収容された状態では、端子金具10はがた詰め部23の弾性復元力で押さえられ、がた付きが確実に防止される。すなわち、コネクタの組み付けを簡単にできるようにした上で端子金具10のキャビティ21内でのがた付きを防止することができる。
また、端子金具10の前端部は、上下両側からがた詰め部23に押さえられた状態となるから、片側のみから押さえられる場合に比べて、より確実にがた付きが防止される。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2に係るコネクタを図4によって説明する。
本実施形態のコネクタは、端子金具10の後端部をがた詰め部30で押さえるようにした点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態に係るコネクタは、実施形態1と同様、端子金具10と、この端子金具10が挿抜されるハウジング31とを備えており、このハウジング31に設けられた各キャビティ32の側壁には、がた詰め部30が設けられている。
がた詰め部30はハウジング31の後端部に設けられ、その後端からキャビティ32に正規位置まで挿入された端子金具10のインシュレーションバレル部12Bに対向する部分にわたって設けられている。そして、がた詰め部30は、キャビティ32の上下の側壁(端子金具10の挿入方向と交差する方向の両側壁)に一対設けられている。
各がた詰め部30は、キャビティ32の側壁から内方へ張り出して設けられ、その張り出し寸法は、張り出し端がキャビティ32に挿入された端子金具10のインシュレーションバレル部12Bに接触可能な寸法とされている。なお、上下のがた詰め部30の張り出し寸法は、ほぼ同じくらいとされている。このがた詰め部30によって、キャビティ32の後端からインシュレーションバレル部12Bに対応する部分までは、インシュレーションバレル部12Bに接触可能な間隔に狭められている。
そして、各がた詰め部30におけるキャビティ32の内方に臨む側とは反対側には、それぞれハウジング31の後面に開口する形態の抜き孔33が形成され、両がた詰め部30はそれぞれ抜き孔33側(拡開側)へ弾性撓み可能となっている。
このコネクタを組み付ける際には、実施形態1と同様、まずキャビティ32に端子金具10を挿入する。すると、インシュレーションバレル部12Bがキャビティ32に若干入ったところでがた詰め部30に接触し、がた詰め部30は、インシュレーションバレル部12Bに押された部分が抜き孔33側(拡開側)に弾性撓みする。そして、端子金具10は、インシュレーションバレル部12Bががた詰め部30を弾性撓みさせた状態でさらに前方へ押し込まれ、端子金具10が正規の挿入位置に至ると、実施形態1と同様、キャビティ32のランスが復元変形して係止突部13に係止し、端子金具10の抜け止めが図られる。同時に、インシュレーションバレル部12Bとキャビティ32の側壁との間の間隔はがた詰め部30によって埋められ、インシュレーションバレル部12B(端子金具10の後端部)が、がた詰め部30の弾性復元力によって押さえられた状態になり、端子金具10のがた付きが防止される。
以上のように本実施形態においては、端子金具10がキャビティ32に挿入される際、インシュレーションバレル部12Bがキャビティ32の側壁から張り出したがた詰め部30と接触してこれを弾性変形させつつ押し込まれ、押し込みが停止すると、がた詰め部30の弾性復元力でインシュレーションバレル部12Bが押さえられてがた止めされる。したがって、端子金具10を低挿入力で挿入でき、また端子金具10の半挿入も未然に防止できるから、実施形態1と同様、コネクタの組み付けを簡単にできるようにした上で端子金具10のキャビティ32内でのがた付きを防止することができるという効果を得られる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3に係るコネクタを図5によって説明する。
本実施形態のコネクタは、ハウジング40とは別体に形成されたホルダ41(本発明における別部材に該当する)にがた詰め部42を設けた点で、実施形態2とは相違する。なお、実施形態2と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
このハウジング40は、実施形態2におけるハウジング40の後端部を除去したような形態をなし、代わりに後端部には、ハウジング40と同じく合成樹脂製のホルダ41が装着される。そして、ハウジング40には、端子金具10のインシュレーションバレル部12Bを除く部分を収容するキャビティ前側部43Aが形成され、一方ホルダ41には、端子金具10のインシュレーションバレル部12Bよりも後方の部分を収容するキャビティ後側部43B(本発明における側壁構成部に該当する)が形成されている。キャビティ後側部43Bは、後方から端子金具10を挿入可能となっており、キャビティ後側部43Bに挿入された端子金具10は、このキャビティ後側部43Bを前方に通過して、ハウジング40のキャビティ前側部43Aに達するようになっている。
このホルダ41の前端部には、前方に延びるロック片44が上下一対設けられ、その先端には、互いに向き合う側に突出するロック突部45が形成されている。このロック突部45が、ハウジング40の後端部に設けられたロック溝46に嵌まることにより、ホルダ41がハウジング40の後端部に組み付けられた状態でロックされる。
さて、キャビティ後側部43Bにおいて、インシュレーションバレル部12Bに対応する位置には、実施形態2と同様、一対のがた詰め部42が設けられている。一対のがた詰め部42は、キャビティ後側部43Bの上下の側壁(端子金具10の挿入方向と交差する方向の両側)において、インシュレーションバレル部12Bの略後半部分から電線Wの被覆部Wbの一部分にわたる範囲に形成されている。各がた詰め部42の張り出し寸法は、実施形態2と同様、その張り出し端がキャビティ後側部43Bに挿入された端子金具10のインシュレーションバレル部12Bに接触可能な寸法とされている。
そして、がた詰め部42におけるキャビティ後側部43Bの内方に臨む側とは反対側には抜き孔47が形成されており、がた詰め部42は抜き孔47側(拡開側)へ弾性撓み可能となっている。
このコネクタを組み付ける際には、まずハウジング40の後端部にホルダ41を装着し、キャビティ前側部43Aとキャビティ後側部43Bとが後方から端子金具10を挿入可能な状態で前後に連なるようにする。そして、前後に連なって形成された各キャビティ43に、後方から端子金具10を挿入すると、実施形態2と同様、端子金具10のインシュレーションバレル部12Bががた詰め部42に接触し、がた詰め部42が弾性撓みする。そして、端子金具10は、インシュレーションバレル部12Bががた詰め部42を弾性撓みさせた状態で、正規位置まで押し込まれる。端子金具10が正規位置に至ると、実施形態2と同様、端子金具10のインシュレーションバレル部12B(端子金具10の後端部)が、がた詰め部42の弾性復元力によって押さえられた状態になり、端子金具10のがた付きが防止される。
以上のように本実施形態においては、実施形態2と同様の効果を得られ、また、がた詰め部42をハウジング40とは別体の部材であるホルダ41に設けるのであるから、そのような別体の部材を備えないハウジングのキャビティ内にがた詰め部を形成する場合に比べて、ハウジング40の構造、ひいてはハウジング40の成型金型の構造をシンプルに留めることができ、製造コストの低減に寄与できる。
<実施形態4>
次に、本発明の実施形態4に係るコネクタを図6〜図8によって説明する。
本実施形態のコネクタは、端子金具10の抜け止めを図るリテーナ50を備えるとともに、このリテーナ50にがた詰め部51を設けた点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
端子金具10は、実施形態1と同様の構成をなしており、本体部11の係止突部13に図示しないランスが一次係止するとともに、本体部11の後端縁11Aには、後述するリテーナ50が二次係止するようになっている。なお、本実施形態の説明においては、この係止突部13および本体部11の後端縁11Aをそれぞれ一次係止部13および二次係止部11Aと称する。
ハウジング60は合成樹脂製であって前後方向に長い略角柱状をなし、図6に示すように、端子金具10を収容するためのキャビティ61が一室前後方向に形成され、後方から端子金具10が挿入可能とされている。なお、図6においては、ハウジング60は、下側が手前側となる姿勢(下側を手前に向けた横倒しの姿勢)で描かれている。
ハウジング60の前壁には、実施形態1と同様、相手側端子金具のタブ(図示せず)を挿入するためのタブ挿入口が設けられ、また、キャビティ61における図示しない下壁には、端子金具10に一次係止するランスが設けられている。
ハウジング60の前後方向における中央より若干前寄りの部分、言い換えると、正規位置に挿入された端子金具10の本体部11の後端部からワイヤバレル部12Aの前端部に若干かかる部分には、後述するリテーナ50が下方(図6における手前側)から装着可能なリテーナ装着溝62が設けられている。このリテーナ装着溝62は、キャビティ61が下方に開放されるようハウジング60の下面からキャビティ61の下面にわたって切り欠かれるとともに、キャビティ61の両側壁を他の部分よりも内側に凹ませた形態をなしている。このリテーナ装着溝62の側面62Aには、図7に示すように、それぞれ後記するロック片53が係止可能な仮係止突起63および本係止突起64が側方に向けて突設されている。本係止突起64は仮係止突起63より上方に配され、仮係止突起63および本係止突起64の上面はそれぞれリテーナ50の挿入方向とほぼ直交する係止面63A,64Aとされている。
リテーナ装着溝62に下方から装着されるリテーナ50は合成樹脂製であって、リテーナ装着溝62に正規に装着された状態でキャビティ61の下壁を構成する下板部52と、リテーナ装着溝62の側面62Aに係止する一対のロック片53とを備えている。下板部52は、前後方向に若干長い略長方形の厚板状をなし、一対のロック片53は、下板部52における長手方向両側縁から上方へ立ち上げれ、それぞれ外側に撓み変形可能とされている。各ロック片53の上端には、それぞれ向き合う側(内側)にロック突部54が突設されており、その下面は、リテーナ50の挿入方向とほぼ直交する係止面54Aとされ、仮係止突起63および本係止突起64の係止面63A,64Aと係止可能とされている。
下板部52の前側部分は、一対のロック片53の間を前縁から略長方形状をなして切り欠いた形態の切欠部55とされている。下板部52の上面における切欠部55の後方には、端子金具10に二次係止する突出部56が上方に向けて突設されている。突出部56は、若干側方(端子金具10のスタビライザ15が通過する側とは反対側)に寄った位置に設けられ、リテーナ50が仮係止位置にあるときに、この突出部56がスタビライザ15の通過を邪魔しないようになっている。そして、突出部56は、リテーナ50がリテーナ装着溝62に正規に装着されると、端子金具10における本体部11とワイヤバレル部12Aとの間に入り込み、端子金具10の二次係止部11Aに二次係止して、端子金具10の抜け止めを図る。
さて、両ロック片53の内側面(キャビティ61に臨む側の面)には、がた詰め部51が設けられている。一対のがた詰め部51は、両ロック片53において切欠部55に臨む部分に設けられ、互いに向き合う側(内側)に張り出す形態をなしている。詳しくは、各がた詰め部51は、図7に示すように、ロック片53の内面から内方へ張り出す下縁部51Aとその張り出し端からロック片53とほぼ平行をなして上方へ延びる側縁部51Bと、ロック片53の内面に向かって斜めをなす傾斜縁部51Cとからなり、ロック片53の内側面との間に撓み空間51Sを備え、がた詰め部51はその撓み空間51S側に弾性撓み可能となっている。下縁部51Aの張り出し寸法は、端子金具10の本体部11の後端部に接触可能な寸法とされ、両がた詰め部51の間の間隔は、端子金具10の本体部11の幅よりも若干狭くなっている。なお、下縁部51Aは、下板部52の上面の位置とほぼ同じ位置に配されている。
このコネクタを組み付ける際には、まず下方からリテーナ50をリテーナ装着溝62に差し込み、図7に示すように、リテーナ50をハウジング60に仮係止状態に取り付ける。このとき、ロック片53のロック突部54が仮係止突起63に乗り上げて外方へ弾性撓みし、ロック突部54が仮係止突起63を乗り越えてロック片53が弾性復帰すると同時に、そのロック突部54の係止面54Aが仮係止突起63の係止面63Aに対して係止し、リテーナ50が仮係止位置に保持される。リテーナ50が仮係止位置に保持された状態では、突出部56とがた詰め部51とがキャビティ61より下方に退避し、キャビティ61への端子金具10の挿入を許容し得るようになっている。
次いで、リテーナ50が仮係止位置に保持されたハウジング60のキャビティ61に、後方から端子金具10を挿入する。端子金具10の本体部11は、キャビティ61から退避しているがた詰め部51の上方をスムーズに通過し、キャビティ61のランスを撓み変形させつつさらに押し込まれる。そして、端子金具10が正規位置まで押し込まれるとランスが復元変形し、端子金具10の一次係止部13に一次係止する。こうして端子金具10は、特に大きな挿入抵抗を受けずに正規位置まで挿入される。
次に、仮係止位置に保持されているリテーナ50を、図8に示すように、本係止状態に組み付ける。まず、リテーナ50を上方へ押し込むと、ロック片53のロック突部54が本係止突起64に乗り上げて外方へ弾性撓みする。また、退避していたがた詰め部51の傾斜縁部51Cおよび側縁部51Bが、端子金具10の本体部11の下端縁に接触し、撓み空間51S側へ弾性撓みする。そして、がた詰め部51が弾性撓みした状態で、リテーナ50はさらに上方に押し込まれ、ロック突部54が本係止突起64を乗り越えると、ロック片53が弾性復帰すると同時に、そのロック突部54の係止面54Aが本係止突起64の係止面64Aに係止し、本係止位置に保持される。このとき、突出部56がキャビティ61内に突入し、その前面が端子金具10の二次係止部11Aに後方から当接可能な位置に配され端子金具10は二次係止される。同時に、端子金具10は、本体部11の後端部ががた詰め部51の弾性復元力によって押さえられた状態になり、端子金具10のがた付きが防止される。
このように、リテーナ50の押し込みに伴って、端子金具10に接触したがた詰め部51は弾性撓みするから、がた詰め部51が弾性撓みしない場合に比べて小さな挿入力で済み、また、リテーナ50が本係止位置に至らない状態で留め置かれてしまうおそれも少なくなる。
以上のように本実施形態においては、端子金具10の抜け止めを図るべくリテーナ50を組み付けると、がた詰め部51が端子金具10と接触して弾性変形しつつ組み付けられ、組み付けが完了すると、がた詰め部51の弾性復元力で端子金具10が押さえられてがた止めされる。これにより、実施形態1と同様、コネクタの組み付けを簡単にできるようにした上で端子金具10のキャビティ61内でのがた付きを防止することができる。また、がた詰め部51を既存のリテーナ50に設けるのであるから、最小限の設計変更で対応できる。
<実施形態5>
次に、本発明の実施形態5に係るコネクタを図9および図10によって説明する。
本実施形態のコネクタは、端子金具70にがた詰め部71を設けた点で、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同様の構成には同一符号を付して重複する説明を省略する。
この端子金具70は、実施形態1と同様、本体部72とバレル部(図示せず)とを備えており、がた詰め部71は、図9に示すように、本体部72の両側壁に一対設けられている。両がた詰め部71は、係止突部73よりも後方に配され、端子金具70がキャビティ75に挿入されると、図10に示すように、それぞれキャビティ75の側壁に接触可能に張り出されている。この端子金具70は、実施形態1と同様、本体部72の両側壁のうちスタビライザが設けられている側の側壁(図10における下側の側壁)がキャビティ75の側壁に接近するよう、片寄ってキャビティ75に挿入されるようになっており、キャビティ75の側壁に接近する側のがた詰め部71Bは張り出し寸法が小さく、その反対側のがた詰め部71Aは張り出し寸法が大きくされている。
張り出し寸法の小さいがた詰め部71Bは、本体部72の側壁を外方に叩き出すことにより形成され、張り出し寸法の大きいがた詰め部71Aは、本体部72の側壁に前後方向のスリット(図示せず)を上下に2本切り込むとともに、そのスリットに挟まれた部分を外方に叩き出すことにより形成されている。そして、両がた詰め部71A,71Bは、それぞれ本体部72の内側へ向かって弾性変形可能とされている。
この端子金具70が挿入されるハウジング74は、実施形態1と同様、後方から端子金具70を挿入可能なキャビティ75を備えている。そして、端子金具70をキャビティ75に挿入すると、本体部72のがた詰め部71がキャビティ75の側壁に接触し、それぞれ本体部72の内方へ弾性変形する。端子金具70は、がた詰め部71がキャビティ75の側壁に接触して弾性変形した状態でさらに押し込まれ、正規位置に達して押し込み操作が完了すると、がた詰め部71の弾性復元力によって押さえられてがた止めされる。
以上のように本実施形態においては、端子金具70を低挿入力で挿入でき、また、端子金具70が半挿入で留め置かれることも少なく、実施形態1と同様、コネクタの組み付けが容易である上に、端子金具70のキャビティ75内でのがた付きが防止される。そして、がた詰め部71を端子金具70側に設けたから、ハウジング74側の設計変更は一切伴わず、安価に対応することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)実施形態4では、キャビティ61に端子金具10を挿入したのち、がた詰め部51を備えたリテーナ50を組み付けてがた止めするようになっているが、これに限らず、例えば、キャビティの前側部分を構成するハウジングとは別の部材であって、特にリテーナのように端子金具の抜け止めを図る機能を備えていないものにがた詰め部を設け、ハウジングのキャビティに端子金具を挿入し終えた後にこの別部材を組み付けてがた止めするようにしてもよい。
(2)実施形態4では、リテーナ50はキャビティ61の側方から装着されるタイプのものであるが、これに限らず、フロントタイプのリテーナであってもよい。
(3)がた詰め部は、弾性変形可能であればどのような形態のものであってもよく、例えば、キャビティの側壁もしくは端子金具の側壁から片持ち状をなして張り出す形態であってもよい。
(4)上記実施形態では、がた詰め部はそれぞれ一対ずつ設けられているが、これに限らず、片側のみ、もしくは3箇所以上に設けられていてもよい。また、がた詰め部は、必ずしも上記実施形態の位置に配さなくてもよく、前後方向もしくは周方向にずれた位置に設けてもよい。
(5)上記実施形態では、端子金具は、がた詰め部の弾性復元力によって側方から押さえられるようになっているが、本発明によれば、例えば、キャビティの前壁もしくは端子金具の前端にがた詰め部を設けて端子金具を前方から押さえるようにし、前後方向のがた付きを防ぐこともできる。
(6)上記実施形態では、雌型の端子金具をハウジングに収容する雌側のコネクタに適用した例を説明したが、本発明は、雄型の端子金具をハウジングに収容する雄側のコネクタに適用しても良い。
実施形態1に係るコネクタの側断面図 ハウジングの正面図 同側断面図 実施形態2に係るコネクタの一部拡大側断面図 実施形態3に係るコネクタの一部拡大側断面図 実施形態4に係るコネクタの側断面図 リテーナが仮係止位置にある場合の断面図 本係止状態の断面図 実施形態5に係る端子金具の一部拡大側面図 コネクタの一部拡大側断面図
符号の説明
10,70…端子金具
20,31,40,60,74…ハウジング(コネクタハウジング)
21,32,43,61,75…キャビティ
23,30,42,51,71…がた詰め部
41…ホルダ(別部材)
43B…キャビティ後側部(側壁構成部)
50…リテーナ

Claims (7)

  1. コネクタハウジング内には端子金具が挿入されるキャビティが形成され、前記端子金具と前記キャビティの内壁との間には、その間隔を埋めることが可能でかつ弾性変形可能ながた詰め部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記がた詰め部は、前記端子金具の挿入方向と交差する方向の両側に一対設けられていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記がた詰め部は、前記キャビティの側壁から張り出し形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記コネクタハウジングには、前記キャビティの側壁の一部をなす側壁構成部を備えた前記コネクタハウジングとは別部材が組み付けられ、前記がた詰め部が前記別部材の前記側壁構成部に設けられていることを特徴とする請求項3記載のコネクタ。
  5. 前記別部材は、前記キャビティに前記端子金具を挿入した後、前記コネクタハウジングに組み付けられるものであることを特徴とする請求項4記載のコネクタ。
  6. 前記別部材は、前記端子金具の抜け止めを図るリテーナであることを特徴とする請求項5記載のコネクタ。
  7. 前記がた詰め部は、前記端子金具の側面から張り出し形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネクタ。
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