JP2007287204A - 再生装置、再生方法、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】プレイリストを基とするコンテンツ再生でありながら、プレイリストが示すコンテンツの再生順のみに従ったコンテンツ再生に限定されることなく、より高い自由度でコンテンツ再生が行えるようにする。
【解決手段】プレイリストの再生順を指定する制御情報の実体として、オリジナル(再生開始時)の内容を有するプレイリストテーブルと、コンテンツ追加予約指定操作に応じて作成され、その指定操作に応じてオリジナルのプレイリストテーブルの内容の変更を指示するプレイリスト変更指示テーブルとを規定する。そのうえで、プレイリストに基づいたコンテンツ再生中において、追加予約したいコンテンツを指定する操作が行えるようにする。そして、この操作が行われるのに応じて、プレイリスト変更指示テーブルを作成していくようにされる。コンテンツ再生は、オリジナルのプレイリストテーブルを基本として、逐次プレイリスト変更指示テーブルを参照することにより、再生すべきコンテンツを決定しながら実行していくようにされる。
【選択図】図25

Description

本発明は、例えばファイルなどの所定の単位により記憶管理される単位データを、記憶媒体から読み出して再生するための再生装置とその方法に関する。また、この再生装置が実行するプログラムに関する。
近年では、記憶媒体としてHDD(ハードディスクドライブ)やフラッシュメモリなどの半導体記憶素子を備えた携帯型コンテンツプレーヤが広く普及している状況にある。このような携帯型コンテンツプレーヤでは、内蔵の記憶媒体に対して、例えば楽曲単位のオーディオファイルや、ビデオファイルなどのコンテンツファイルを記憶させておき、所定の再生操作によって再生出力させることができるようになっている。
現状において、このような携帯型コンテンツプレーヤに採用される記憶媒体の容量は例えば標準でも数GB程度とされ、一般的な再生時間(3分から5分程度)のオーディオファイルであれば、数百から数千までの比較的膨大な数を記憶させることが可能となっている。
そこで、このような大量のコンテンツファイルを効率的に再生できるようにするために、例えば、属性に基づいてソートした結果として得られるコンテンツファイルのリストと、その再生順を指定するようにされたプレイリスト(属性別プレイリスト)に従って再生することが行われている。
例えば、オーディオファイルを例にとると、オーディオファイルには、そのオーディオファイルとしての1楽曲について、その楽曲を演奏するアーティスト名、その楽曲を含むアルバム名、その楽曲のジャンルなどの属性を示す情報(属性情報)が付随されている。そして、再生時においては、例えばユーザが聴きたいと思うアーティスト名を選択指定する操作を行うと、選択指定されたアーティスト名を属性として持つ楽曲(オーディオファイル)のリストが所定規則(例えば文字列順など)に従った再生順により提示される。あるいは、ユーザが聴きたいと思うアルバム名を選択指定すれば、そのアルバムに含まれるとされるオーディオファイルを、例えばアルバム内再生順に従った再生順により再生する属性別プレイリストが設定される。そして、このようにして設定される属性別プレイリストから任意のオーディオファイルを選択して再生を開始させれば、以降は、その選択されたオーディオファイルと起点として、リストが示す再生順に従ったオーディオファイルの連続再生が行われていく。
また、上記属性別プレイリストの他に、予めユーザが再生対象とするコンテンツファイルとその再生順を指定して作成した再生制御情報(ユーザプレイリスト)を用いて再生を行うようにもされる。上記のようにしてユーザプレイリストはユーザ自信が作成するものなので、属性による制限を越えて、ユーザの好みが反映されたコンテンツファイルの再生を行うことが可能になる。なお、一般には、このようなユーザプレイリストの作成は、携帯型コンテンツプレーヤのホストとなるパーソナルコンピュータにインストールしたコンテンツファイル管理のためのアプリケーションに対する操作により行われるようになっている。
特開2000−113652号公報
上記のようにして、プレイリスト(属性別プレイリスト、ユーザプレイリスト)を設定してコンテンツファイルの再生を行うようにすれば、膨大な数が記憶されたコンテンツファイルの中から、必要なだけのコンテンツファイルを効率的に呼び出して再生出力させることが可能になる。しかしながら、その反面、プレイリストを利用したコンテンツ再生の流れが、プレイリストが示すコンテンツファイルと、その再生順に限られてしまうことになる。このために、例えば次のようなような不都合を生じる。
具体例として次のような状況を考えてみる。
上記したことによれば、携帯型コンテンツプレーヤによりコンテンツファイルの再生を実行中のときには、予め選択設定したプレイリスト(属性別プレイリスト、又はユーザプレイリスト)に基づいて、そのプレイリストにおいて或る再生順が設定されたコンテンツファイルの再生が行われていることになる。
このようにしてコンテンツファイルの再生を実行中のときに、例えばユーザが、そのときに選択設定されているプレイリストには存在しないコンテンツファイルを、1つだけ現在再生中のコンテンツファイルに続けて再生したいと思ったとする。このためには、ユーザは、現在再生中のコンテンツファイルの再生が終了するタイミングで、目的のコンテンツファイルを検索して再生開始操作を行うことになる。この段階で、プレイリストとしては、検索したコンテンツファイルを含むものに新規に設定し直され、以前のプレイリストの設定は解除されて無効になる。従って、そのまま特に操作を行わなければ、新規に設定されたプレイリストに従って以降の再生が行われる。このために、ユーザは、例えば検索したコンテンツファイルの再生が終了すると、再度、以前のプレイリストを呼び出して設定し直し、例えばさらに、そのプレイリストにおいて最後に再生したコンテンツファイルの次の再生順のコンテンツファイルを指定して再生を開始させるという操作を行わなければならない。
このようにして、現状の携帯型コンテンツプレーヤなどにあっては、現在設定中のプレイリストが指定するコンテンツファイル再生の流れに対して若干の変更を加えるような自由度のある使い方が可能なように構成されていない、という問題を抱えている。
そこで本発明は上記した課題を考慮して、再生装置として次のように構成する。
つまり、単位データを記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶される単位データから再生対象として選択した1以上の単位データと、この選択した単位データについての再生順とを指定する再生制御情報に基づいて、単位データを再生出力するための制御を実行する再生制御手段と、この再生制御手段の再生制御により現在再生中とされる単位データよりも後となる再生順において、少なくとも、記憶手段に記憶される1以上の単位データを所定の再生順位置に追加するための指定操作を入力する指定操作入力手段と、この指定操作入力手段により入力した指定操作に応じた単位データの再生順となるようにして、再生制御情報の再構築を行う再生制御情報再構築手段とを備えて再生装置を構成することとした。
上記構成では、記憶手段に記憶される単位データの再生は、再生制御情報を利用して行うこととされている。つまり、再生制御情報が指定する単位データと再生順とに従い、しかるべき単位データがしかるべき再生順により再生出力されるものである。そのうえで、本願発明にあっては、現在再生中の単位データよりも後における所定の再生順位置において単位データを追加指定する操作が可能とされており、この指定操作が反映されるようにして再生制御情報を再構築するようにされる。以降は、この再構築された再生制御情報を参照して再生制御を実行することで、再構築前の再生制御情報が示す再生の流れにおいて、追加指定した単位データが、指定された再生順位置に追加挿入されるという再生結果を得ることができる。
即ち、本発明は、再生制御情報に基づいた単位データの再生の流れを基本においたうえで、その再生の流れに対して変更を与えるという編集的な操作を実現できることになる。このことは、例えば再生制御情報に基づいた単位データの再生について、従来が再生制御情報の示す再生の流れのみに限定されてしまうことと比較すれば、本願発明では、より高い自由度が与えられることを意味する。
以下、本願発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)について説明する。本実施の形態としては、本願発明に基づいた構成を携帯型コンテンツプレーヤに適用した場合を例に挙げる。
図1は、本実施の形態の携帯型コンテンツプレーヤ2と、この携帯型コンテンツプレーヤ2のホスト機器となるパーソナルコンピュータ1を示している。
先ず、パーソナルコンピュータ1には、コンテンツファイルを管理するアプリケーションソフトウェアである、コンテンツ管理アプリケーション14aがインストールされている。ここでいうコンテンツファイルとは、例えば楽曲単位に相当する所定形式のオーディオデータのファイル(オーディオファイル)を指す。このようなオーディオデータのファイルとしては、現状においては、所定の圧縮符号化方式により圧縮符号化された形式とされているのが一般的である。
また、例えばMPEG方式などをはじめとする所定の圧縮符号化フォーマットにより圧縮符号化された形式のビデオデータのファイル(ビデオファイル)とされてもよい。さらには、JPEG形式などの静止画ファイルとされてもよい。
このコンテンツ管理アプリケーション14aは、例えば、ネットワーク経由や外部メディアなどからコンテンツファイルを取り込んで、必要に応じて圧縮符号化などの処理を施した上で、例えばパーソナルコンピュータ1の補助記憶装置であるHDDなどに対して記憶させて管理する。
そして、コンテンツ管理アプリケーション14aは、例えばパーソナルコンピュータ1に対して本実施の形態の携帯型コンテンツプレーヤ2が所定のデータインターフェイスを介して接続されると、このデータインターフェイスを経由して、自身が管理しているコンテンツファイルを転送して、携帯型コンテンツプレーヤ2に記憶させることができるようになっている。
携帯型コンテンツプレーヤ2は、例えばユーザが容易に持ち運び、携帯が可能な程度のサイズ、重量の本体を有しており、一般的には、ヘッドフォン、イヤフォンなどを接続できるようになっている。そして、ユーザは、携帯型コンテンツプレーヤ2に対して操作を行うことにより、内部に記憶されているコンテンツファイルを再生させる。例えば再生対象のコンテンツファイルがオーディオファイルであれば、本体に接続したヘッドフォンなどにより、その再生された音声を聴くことができる。また、ビデオファイルであれば、携帯型コンテンツプレーヤ2の表示部位に対して再生画像が表示されると共に、この再生画像に同期して再生される音声も本体に接続したヘッドフォンなどから出力されることになる。
図2は、上記図1に示したパーソナルコンピュータ1の構成例を示している。
この図におけるパーソナルコンピュータ1は、CPU11、ROM12、RAM13、HDD(ハードディスクドライブ)14、操作入力処理部15、表示出力処理部16、メディアドライブ17、データインターフェイス!8、及びネットワークインターフェイス19を内部バス40により相互に接続して成るものとして示されている。
CPU(Central Processing Unit)11は、例えばROM12において保持されているプログラム、及びHDD14に記憶されているアプリケーションプログラム等をRAM13に展開して実行する。また、RAM13にはCPU11が各種処理を実行するのに必要なデータ等も適宜保持される。なお、ROM12は、一般には書き換え不可の構成であるが、例えば、フラッシュメモリなどの不揮発性の書き換え可能なメモリ素子を含んだ構成とされてもよい。
HDD14は、PCにおける補助記憶装置となるもので、上記のようにしてCPU11が実行する各種プログラムがインストールされるようにして記憶される。また、各種のアプリケーションファイルなども記憶可能とされる。このようにしてHDD14に記憶されるデータは、ファイルシステムなどにより管理される。CPU11は、例えばファイルシステムを利用することで、HDD14に対するデータの書き込み又は読み出しを行うことができるようにされている。
なお、この図においては、HDD14に記憶されるデータとして、プログラムについてはコンテンツ管理アプリケーション14aを示し、ファイルについてはコンテンツファイル14bを示している。コンテンツ管理アプリケーション14aは、外部ネットワークや外部メディアなどからコンテンツファイル14bを読み込んでHDD14に記憶させるとともに、このようにして記憶させたコンテンツファイルを管理する。また、コンテンツファイルの再生機能も有する。さらに、コンテンツ管理アプリケーション14aは、後述するようにして通信バス100経由でパーソナルコンピュータ1と接続される携帯型コンテンツプレーヤ2に対して、コンテンツファイル14b(及びユーザプレイリスト)を転送して記憶させるための機能も有している。
操作入力処理部15は、操作デバイス21から出力される操作に応じた信号を入力してCPU11が処理可能な命令に変換し、CPU11に出力する。CPU11は、この命令に応じた処理を実行することになる。なお、ここでの操作デバイス21は、例えばマウス、キーボードをはじめとするコンピュータをユーザが操作するための各種操作入力デバイスを包括して示しているものである。
表示出力処理部16は、例えばCPU11の制御に応じて表示デバイス22により画像を表示出力させるための処理を実行する。
メディアドライブ17は、例えば現状であれば、CD−ROMやDVD、さらにはリムーバブル形式の所定規格による半導体メモリ素子などをはじめとする特定種別のメディアに対応してデータの読み出し/書き込みが可能に構成される。このための制御もCPU11が実行するようにされる。
データインターフェイス18は、パーソナルコンピュータ1と外部デバイスとの間で所定のデータ通信方式に対応する通信バス100を経由するようにして外部デバイスと通信を行うためのハードウェア、ソフトウェアを実装して構成される部位である。本実施の形態の携帯型コンテンツプレーヤ2は、この通信バス100に対応するデータインターフェイスにより、パーソナルコンピュータ1と通信可能に接続されるようにして構成される。
ネットワークインターフェイス19は、インターネット、LANなどのネットワーク101を介して通信を行うためのインターフェイス機能を実現する部位であり、例えば、現状であれば、Ethernet(登録商標)などの規格に対応した構成となる。また、IEEE802.11a/b/gなどの無線LAN(Local Area Network)規格に対応した構成も考えられる。さらには、電話回線を利用してインターネットと接続するような構成であれば、モデムなどを備えて構成することになる。
図3は、携帯型コンテンツプレーヤ2の内部構成例を示している。
この図に示す携帯型コンテンツプレーヤ2は、データ入出力端子31、データインターフェイス32、記憶部33、音声処理部34、音声出力端子35、表示部36、制御部37、操作部38を備える。
先ず、データインターフェイス32は、パーソナルコンピュータ1のデータインターフェイス18に対応したデータ通信のためのハードウェア構成を含む機能回路部位とされる。つまり、実際においては、データインターフェイス32と接続されるデータ入出力端子31と、パーソナルコンピュータ1側のデータインターフェイス18に対応するデータ入出力端子とを、そのデータ通信規格に対応したケーブルにより接続することで、通信バス100を経由してパーソナルコンピュータ1と携帯型コンテンツプレーヤ2とが通信可能に接続されることになる。
なお、このデータインターフェイス22(及びデータ入出力端子21)が対応する規格としては特に限定されるものではないが、現状であればUSB(Universal Serial Bus)、IEEE1394などを挙げることができる。また、ここでのデータインターフェイス規格として例えば近距離無線によるデータ通信規格を採用することも可能である。この場合には、データ入出力端子21は不要となる。
記憶部23は、主としてコンテンツファイル(及びユーザプレイリスト)の記憶に使用される。また、制御部37を形成するとされるCPUが実行するプログラムと、これに関連した各種設定情報を記憶させることもできる。また、記憶部23に記憶されるコンテンツファイルなどのファイルとしてのデータも、ファイルシステムにより管理するようにされる。
この記憶部33として実際に採用される記憶デバイスとしては、電源供給が停止されてもデータが消失しない不揮発性を有するものであれば特に限定されるものではないが、現状においては、HDD、あるいはフラッシュメモリが広く採用されている状況にあり、例えば現状であれば、数百MB(メガバイト)から数GB(ギガバイト)程度の容量が与えられることが一般的である。
再生処理部34は、例えば制御部37の制御に応じて、記憶部33に記憶されているコンテンツファイルを音声(及び(映像)として再生出力するためのハードウェア構成を含んで形成される機能回路部位とされる。例えば、コンテンツファイルがオーディオファイルの場合には、再生処理部34は、必要に応じてファイルの圧縮符号化形式に対応した復号処理を施し、最終的に、音声出力端子35に対して増幅されたアナログ音声信号を出力するようにされる。例えばこの音声出力端子35が、ヘッドフォンジャックなどの端子とされている場合には、この音声出力端子35に対して接続したヘッドフォン、イヤフォンなどから再生音声が出力されることになる。
また、コンテンツファイルがビデオ(動画)ファイル、静止画ファイルなどの画像ファイル形式である場合には、再生処理部34は、必要に応じて画像データについての圧縮符号化に対する復号処理を施したうえで表示のための所定の信号処理等を行い、その画像を表示部36に対して表示出力させる。また、例えば画像とともに音声の情報もファイルに含まれている場合には、再生処理部34は、画像情報の再生信号処理とともに、音声情報の再生信号処理も実行し、表示部36に表示させる画像とともに、しかるべきタイミングでもって、音声出力端子35から音声信号を出力させる。
表示部36は、例えば制御部37の制御により、携帯型コンテンツプレーヤ2の動作状態や操作部38に対して行われた操作などに応じた所要のユーザインターフェイス画像が表示出力されるとともに、上記のようにして、画像形式のコンテンツファイルを再生して得られる画像も表示出力される。
なお、表示部36として採用するディスプレイデバイスの種類としては特に限定されないが、現状であれば、例えばマトリクス方式により表示駆動される所定サイズの液晶ディスプレイデバイスなどを採用できる。
制御部37は、CPU、ROM、RAMなどにより構成されるマイクロコンピュータを備えて成り、携帯型コンテンツプレーヤ2における各種制御処理を実行する。この制御部37(CPU)が、例えば上記ROM、あるいは記憶部33に記憶されるプログラムを実行することで、携帯型コンテンツプレーヤ2におけるコンテンツファイル管理に対応した機能が実現される。
操作部38は、携帯型コンテンツプレーヤ2において備えられる各種の操作子と、これらの操作子に対して行われた操作に応じた信号(操作信号)を生成して出力する部位とを一括して示す。操作部38から入力された操作信号に応じて、制御部27は所要の制御処理を実行する。
図4は、パーソナルコンピュータ1においてコンテンツ管理アプリケーション14aが実行されることにより得られる機能と、携帯型コンテンツプレーヤ2においてコンテンツ管理のためのプログラムが実行されることにより得られる機能とを、それぞれブロック構成により示している。
先ず、パーソナルコンピュータ1の構成から説明する。
この場合のパーソナルコンピュータ1の機能部位としては、UI(User Interface)制御部51、コンテンツ取り込み処理部52、コンテンツファイル記憶管理部53、属性別プレイリスト作成管理部54、ユーザプレイリスト作成管理部55、ユーザプレイリスト記憶管理部56、再生制御処理部57、コンテンツ転送制御部58を備えるものとされる。
UI制御部51は、例えば操作デバイス21を利用して行われたコンテンツ管理アプリケーション14aに対する操作に応じた操作信号を、例えばCPU11が操作入力処理部15から取り込むとともに、この操作信号に応じた要求などを発行する機能部位である。
コンテンツ取り込み処理部52は、例えばコンテンツファイルの取り込みを指示する操作に応じたUI制御部51からの指示に基づき、コンテンツファイルを取り込むための処理を実行する部位である。この場合のコンテンツファイルの取り込みの態様の具体例としては、メディアドライブ17に装填されたメディアやデータインターフェイス18と接続されたデバイスなどからの取り込みを挙げることができる。また、ネットワーク経由で取り込む場合も含めることができる。また、既にHDD14に記憶されているコンテンツファイルを、コンテンツ管理アプリケーション14aが管理対象とするコンテンツファイル格納用のディレクトリ(コンテンツファイル用ディレクトリ)に移動させる処理も、ここでは、コンテンツファイルの取り込みとして扱うことができる。つまり、ここでのコンテンツファイルの取り込みとは、コンテンツ管理アプリケーション14aが管理可能なようにして、コンテンツファイルをHDD14に記憶させた状態とすることをいう。
また、コンテンツファイルの取り込みにあたり、或る形式のデータを、コンテンツ管理アプリケーション14aの汎用的な管理に適したデータ形式に変換したうえで、コンテンツファイルを作成して記憶させる手順を採る場合がある。例えば、CDに記録されているトラック単位のオーディオデータを取り込む場合がこれにあたる。周知のようにして、CDに記録されるオーディオデータは量子化ビット数が16ビットで、サンプリング周波数が44.1kHzのデジタルーディオ信号である。コンテンツ管理アプリケーション14aは、CDから取り込みをおこなうときには、CDから読み込んだデジタルーディオ信号について所定の圧縮符号化処理を施したデータ形式に変換する。そして、この圧縮符号化されたオーディオデータによりコンテンツファイルを作成してHDDなどに記憶させる。
コンテンツファイル記憶管理部53は、上記コンテンツ取り込み処理部52によりHDD14における所定のディレクトリに格納されるようにして記憶されたコンテンツファイルを、コンテンツ管理アプリケーション14a上で管理するための機能部位とされる。このコンテンツファイル記憶管理部53により、コンテンツファイルをタイトル名、アーティスト名、アルバム名、ジャンルなどの分類に基づいて管理することが可能とされる。
属性別プレイリスト作成管理部54は、属性別プレイリストを作成してこれを管理するための機能部位とされる。
上記もしているように、コンテンツ管理アプリケーション14aによっては、コンテンツファイルをタイトル名、アーティスト名、アルバム名、ジャンルなどの分類項目に基づいて管理することができる。
例えば、コンテンツ管理アプリケーション14aのUI画面に対して、或るアーティスト名を選択したとすると、そのアーティスト名を属性情報として持つコンテンツファイルのタイトル名が所定規則に従った再生順でリスト化された内容が表示される。また、同様にして、あるアルバム名を選択したとすると、そのアルバム名を属性情報として持つコンテンツファイル(アルバムに含まれている曲(オーディオファイルの場合))のタイトル名が所定規則に従った再生順でリスト化された内容が表示される。そして、このようにして表示されたリストにおける任意のコンテンツファイルのタイトル名をクリックするなどの再生操作を行うと、このコンテンツファイルの再生が開始されることになるが、以降においては、そのときのリストが示す再生順に従って、順次、コンテンツファイルが再生されていくことになる。
このような動作によれば、コンテンツ管理アプリケーション14aとしては、アーティスト名やアルバム名などの属性が具体的に選択される(例えばアーティスト名であれば、具体的なアーティスト名別に選択が行われるということ)のに応じて、選択された属性に対応するコンテンツと、その再生順を指定しているということがいえる。このようにして、選択された属性に対応するコンテンツと、その再生順を指定した内容を示す情報を、ここでは属性別プレイリストという。従って、属性別プレイリスト作成管理部54は、UI制御部51から通知される属性の選択操作結果に応じて、その通知された属性に対応する属性別プレイリストの情報を作成し、これを保持しておくようにされる。なお、確認のために述べておくと、属性別プレイリストは、あくまでも、属性を具体的に選択する操作に応じて、その都度、新規な内容に変更されるようにして作成され、一時的に保持されるものであり、例えば次に説明するユーザプレイリストのようにして、再利用が可能なようにして記憶保存されるものではない。
また、コンテンツ管理アプリケーション14aでは、プレイリストとして、上記属性別プレイリストに加えて、ユーザプレイリストも作成して保持するようにされる。ユーザプレイリスト作成管理部55は、このための機能部位となる。
UI制御部51は、ユーザプレイリストを作成するための所定の手順によるユーザ操作を入力すると、その操作に応じたコンテンツファイルや再生順などに関する指定情報をユーザプレイリスト作成管理部56に伝達する。ユーザプレイリスト作成管理部56は、伝達された指定情報に応じて、指定されたコンテンツファイルと、その再生順を示した情報である、ユーザプレイリストを作成するようにされる。つまり、ユーザプレイリストは、ユーザが、コンテンツ管理アプリケーション14aが管理するコンテンツファイルのうちから任意のコンテンツファイルを選択し、その再生順についてもユーザが任意に指定したことで作成されるプレイリストである。
このようにして作成されたユーザプレイリストは、ユーザプレイリスト記憶管理部56により管理するものとされる。ユーザプレイリスト記憶管理部56は、作成されたユーザプレイリストを、HDD14における所定のディレクトリに格納させるようにして記憶させて管理する。なお、ユーザプレイリストは、複数を作成して記憶管理することが可能とされている。
再生制御処理部57は、ユーザ操作によるコンテンツファイルの再生指示に応じて、コンテンツファイルを再生出力するための制御処理を実行する機能部位とされる。
本実施の形態にあって、コンテンツ管理アプリケーション14aにおけるコンテンツファイルの再生は、属性別プレイリスト又はユーザプレイリストに従ったものとなるようにされている。例えばユーザが、タイトル名、アルバム名、アーティスト名その他の属性を選択してコンテンツファイルのリストをソートさせた状態のもとで再生を開始させたのであれば、そのときのファイル再生は、選択された属性の内容に応じて作成された属性別プレイリストに基づいたものとなる。また、ユーザが1つのユーザプレイリストを選択して再生を開始させたのであれば、そのときのファイル再生は、選択されたユーザプレイリストに基づいたものとなる。
このために、再生制御処理部57による再生制御が開始されるときには、再生に利用するプレイリストが属性別プレイリストである場合には、属性別プレイリスト作成管理部54から再生制御処理部57に対して、そのときの属性別プレイリストの情報が受け渡される。また、ユーザプレイリストである場合には、ユーザプレイリスト作成管理部56が、利用すべきユーザプレイリストを読み出し、再生制御処理部57に対して受け渡すようにされる。
再生制御処理部57は、このようにして受け渡されたプレイリストの内容に従って、しかるべきコンテンツファイルをしかるべき再生順により再生していく。つまり、1つのコンテンツファイルの再生が終了すると、プレイリストを参照して、再生順的に次に再生すべきコンテンツファイルを認識する。そして、この認識したコンテンツファイルをコンテンツファイル記憶管理部53に要求して取得をし、再生処理部34に転送して再生出力が行われるように制御することになる。
コンテンツ転送制御部58は、データインターフェイス18から通信バス100を経由して接続された携帯型コンテンツプレーヤ2に対して、コンテンツ管理アプリケーション14aが管理するコンテンツファイルを転送するための制御を実行する機能部位とされる。
例えばユーザによるコンテンツ転送のための指示がUI制御部51から伝達される、あるいは、携帯型コンテンツプレーヤ2が通信バス100と接続されたことが検出されると、コンテンツ転送制御部58は、例えばコンテンツ管理アプリケーション14aが管理しているコンテンツファイルの全て、あるいはこれらのコンテンツファイルのうちで、携帯型コンテンツプレーヤ2に対して転送すべきことが指定されているコンテンツファイルを、通信バス100経由で携帯型コンテンツプレーヤ2に対して転送させるための制御を実行する。このときコンテンツ転送制御部58は、転送すべきコンテンツファイルのデータを、コンテンツファイル記憶管理部53に対して要求してHDD14からの読み出しを実行させ、データインターフェイス18に転送し、さらにこのデータインターフェイス18から通信バス100経由で携帯型コンテンツプレーヤ2に対して転送させるようにして制御を実行することになる。
また、この場合のコンテンツ転送制御部58は、コンテンツファイルとともに、ユーザプレイリストも転送可能とされている。ユーザプレイリストを転送するときには、ユーザプレイリスト記憶管理部56に対して、転送すべきことが指定されたユーザプレイリストを要求してHDD14からの読み込みを実行させ、データインターフェイス18から通信バス100経由で携帯型コンテンツプレーヤ2に対して送信出力する。
続いて、同じ図4に示される携帯型コンテンツプレーヤ2の構成について説明する。
この場合の携帯型コンテンツプレーヤ2の機能部位としては、UI制御部61、コンテンツ取り込み処理部62、コンテンツファイル記憶管理部63、ユーザプレイリスト記憶管理部64、属性別プレイリスト作成管理部65、プレイリスト変更処理部66、再生対象プレイリスト保持管理部67、再生制御処理部68を備える。
この場合のUI制御部61も、操作部38に対して行われた操作に応じた操作信号を制御部37が取り込むと共に、この操作信号に応じた要求を発行するための機能部位とされる。
コンテンツ取り込み処理部62は、先の説明のようにして、パーソナルコンピュータ1のコンテンツ転送制御部58の転送制御により転送されてくるコンテンツファイル、及びユーザプレイリストのデータが受信取得されるようにデータインターフェイス32を制御するための機能部位とされる。コンテンツ転送制御部58が取得して取り込んだコンテンツファイルは、コンテンツファイル記憶管理部63に対して受け渡される。また、ユーザプレイリストのデータは、ユーザプレイリスト記憶管理部64に受け渡される。
コンテンツファイル記憶管理部63は、受け渡されたコンテンツファイルを記憶部33に書き込んで記憶させるとともに、この記憶されたコンテンツファイルを、ファイルシステムのレベルと、その上位のコンテンツファイル再生のためのアプリケーションのレベルで管理するようにされる。
ユーザプレイリスト記憶管理部64は、受け渡されたユーザプレイリストを記憶部33に書き込んで記憶させ、ファイルシステムのレベルと、その上位のコンテンツファイル再生のためのアプリケーションのレベルで管理する。
また、携帯型コンテンツプレーヤ2に実装されるコンテンツファイル再生、管理のためのアプリケーションとしても、アーティスト名やアルバム名などの属性を具体的に選択する操作が行えるようにされている。属性別プレイリスト作成管理部65は、このような操作に応じて、属性別プレイリストを作成し、保持管理するための機能部位である。
コンテンツ管理アプリケーション14aによるコンテンツファイル再生と同様に、携帯型コンテンツプレーヤ2も、コンテンツファイルの再生は、再生制御処理部68が、属性別プレイリストあるいはユーザプレイリストを参照することに基づいて行われるが、再生対象プレイリスト保持管理部67は、コンテンツファイルの再生のために再生制御処理部68が使用するプレイリスト(再生対象プレイリスト)の内容を保持し、管理するための機能部位とされる。
そして、本実施の形態の携帯型コンテンツプレーヤ2では、後述するようにして、或るプレイリスト(属性別プレイリスト又はユーザプレイリスト)に基づいてコンテンツファイルを再生している途中において、例えばユーザの指定操作に応じて、コンテンツファイルを新規に追加するようにしてプレイリストに登録できるようになっている。つまり、コンテンツファイルの再生中においてプレイリストを編集することが可能とされる。プレイリスト変更処理部66は、このようなプレイリストの編集操作に対応して、プレイリストの内容を変更、再構築するための機能部位とされる。
プレイリストの内容を変更する必要が生じたときには、プレイリスト変更処理部66は、再生対象プレイリスト保持管理部67が保持しているプレイリストの内容について変更を与えるための処理を実行するようにされる。この処理としては、後述するようにして、オリジナルのプレイリストを書き換えるようにして内容を変更する処理と、オリジナルのプレイリストはそのままの内容で保持しておくこととしたうえで、プレイリスト内容の変更に応じて、その変更内容のみを示す情報を作成して、プレイリストの情報の一部として、再生対象プレイリスト保持管理部67により保持させる処理がある。
再生制御処理部68は、例えば操作部38に対して行われたコンテンツファイルの再生指示に応じて、記憶部33に記憶されるコンテンツファイルを再生出力するための制御処理を実行する機能部位とされる。再生制御処理部68としても、上記したように、コンテンツファイルの再生は、属性別プレイリストあるいはユーザプレイリストを参照して行うようにされ、この再生に利用するプレイリストは、再生対象プレイリスト保持管理部67により保持管理されている。
先に説明したように、本実施の形態としては、プレイリスト変更処理部66としての機能を備えることで、コンテンツファイルの再生途中においてプレイリストを編集し、この編集したプレイリスト内容に従ってコンテンツファイルの再生を行わせることが可能とされる。そこで、以降においては、本実施の形態の携帯型コンテンツプレーヤ2におけるプレイリスト編集について説明する。
本実施の形態としては、比較的簡易な編集を行う第1のプレイリスト編集と、この第1のプレイリスト編集よりも高度な編集が行える第2のプレイリスト編集とを提案するものであるが、先ず、第1のプレイリスト編集から説明する。また、以降の説明にあたり、明細書及び図面にて「コンテンツ1」や「コンテンツA」などのようにして、数字やアルファベットを付して「コンテンツ」を特定する記述を行う場合があるが、この「コンテンツ」は、1つのコンテンツファイルを、例えば音声や画像などによるまとまった意味のある内容の単位として捉えているものであり、実質的には、1つの「コンテンツ1」「コンテンツA」などは、それぞれ、1つの特定のコンテンツファイルに対応するものである。
先ず図5は、第1のプレイリスト編集としての操作手順例に応じた、携帯型コンテンツプレーヤ2の表示部36の表示画面部36aに表示される内容の遷移を示している。
ここで、携帯型コンテンツプレーヤ2によりコンテンツ1を再生している状態であるとする。これに応じて、表示画面部36aにおいては、図5(a)に示すようにして、現在再生中のコンテンツがコンテンツ1であることを示す表示が行われる。この場合には、コンテンツ1に対応するアーティスト名、アルバム名、及びタイトル名が示されている。この図では、アーティスト名、アルバム名、及びタイトル名として、それぞれ「アーティスト1」「アルバム1」「タイトル1」と記されているが、実際には、「アーティスト1」は、コンテンツ1としての実際の内容の制作者(例えば楽曲であれば演奏者)の名前を表す。同様にして、「アルバム1」はコンテンツ1を含むアルバムのタイトル名(例えばCDやDVDなどのタイトル名となる)を表し、「タイトル1」は、コンテンツ1としての実際の曲などのタイトル名を表すことになる。
また、この図5(a)の表示状態の再生状況とプレイリストとの対応例を図6(a)に示す。ここでは、再生対象となっているプレイリストについては再生対象プレイリストということにする。この再生対象プレイリストの内容そのものとしては、図6(a)に示すようにして、コンテンツ1、コンテンツ2、コンテンツ3、コンテンツ4、コンテンツ5を順次再生すべきことを指定しているものとされる。そして、図5(a)ではコンテンツ1を再生しているのであるから、図6(a)から分かるように、この場合には、再生対象プレイリストにおいて再生順が1番目のコンテンツを再生しているということになる。
このような状態において、例えばユーザが携帯型コンテンツプレーヤ2に対する所定操作を行って、コンテンツの追加予約モード(プレイリスト編集モード)を設定したとする。このコンテンツの追加予約モードとは、基本的には、現在設定されているプレイリストの内容を基としたうで、以降の再生順において新規に再生させたいとするコンテンツを追加させるための予約指定操作を可能とするためのモードとされる。この追加予約モードが設定されたとすると、予約指定により追加すべきコンテンツを検索するための検索画面に表示画面部36aの表示が切りかわるようにされる。ユーザは、所定操作を行って、追加予約したいと思うコンテンツを検索するようにされる。
図5(b)には、ユーザが「コンテンツA」を検索した場合が示されている。そして、ユーザが、この検索したコンテンツAの追加を予約する場合には、例えばコンテンツAが示される欄にカーソルCRを配置させて、コンテンツAを選択する。そのうえで、決定のための所定操作を行うと、コンテンツAの追加が予約されることになる。これに応じて、図5(b)の予約指定画面は、図5(c)に示すようにして、コンテンツAの欄において、予約指定操作により追加されたコンテンツであることを示す予約の指示表示が付加される。なお、この図では、予約の指示表示として、四角内に「予約」の文字を表示させるデザインとしているが、例えば他にはアイコンなどの絵柄により表現するなど、その表示態様は特に限定されない。
そして、第1のプレイリスト編集にあっては、上記図5(a)〜(c)に対応する操作によりコンテンツ1の追加予約が行われたことに応じて、再生対象プレイリストは、図6(a)のオリジナルの再生内容から、図6(b)に示す編集プレイリスト(1)としての再生内容に変更される。つまり、追加予約が指定されたコンテンツAは、コンテンツ1の直後に挿入されることで再生順が2番目となり、オリジナルの再生対象プレイリストにおいて2番目以降とされていたコンテンツ2〜5は、それぞれ3番目から6番目となって1つずつ再生順が繰り下げられているものである。
このようなプレイリストの編集は、
「コンテンツの追加予約操作が行われた場合には、この追加予約操作が行われたときに再生中のコンテンツの次(直後)に、予約指定されたコンテンツが再生されるようにしてプレイリストの内容を変更する」
という規則に従って行ったものとされる。ここで、この規則については、編集規則1ということにする。
そして、例えば、図6(b)に示す再生内容にプレイリストが編集された状態で、コンテンツ1の再生が終了したとする。すると、続いては、コンテンツ2ではなく、コンテンツAが再生されることになる。このときの表示画面部36aにおける表示態様例を図5(d)に示しておく。
図5(d)は、コンテンツAを再生中であることを示しており、アーティスト名の欄の「アーティスト2」、アルバム名の欄の「アルバム11」、及びタイトル名の欄の「タイトルA」のそれぞれは、実際には、コンテンツAに対応する具体的なアーティストの名称と、具体的なアルバムの名称と、具体的なタイトル名称とが表示される。
そのうえで、さらに、例えば予約曲マークMKとして示すように、追加予約指定操作により追加された曲であり、本来のプレイリストとは異なるコンテンツの再生であることを示すようにされる。
また、図7により他の追加予約指定操作に応じたプレイリスト編集例を示す。
図7(a)には、図6(b)と同じ編集後の再生対象プレイリストの再生内容が示されているが、ここでは、編集後の再生対象プレイリストにおける追加予約のコンテンツAを再生しているときに、さらに、コンテンツBを追加予約指定する操作を行っている。すると、この場合には、再生対象プレイリストの内容について、コンテンツAの直後の再生順に対してコンテンツBが追加挿入されるようにして、図7(b)に示す内容に変更される。このプレイリスト編集は、追加予約済みのコンテンツが再生中のときの追加予約指定操作に応じたものとなっているが、このような場合も、図6の場合と同様に編集規則1を適用して行われているものである。
また、図8に示す他の追加予約指定操作に応じたプレイリスト編集例としては、次のようになる。
先ず、図8(a)には、図6(a)と同様に、オリジナルの再生対象プレイリストの再生内容において、1番目のコンテンツ1を再生中の状態が示されている。そして、このコンテンツ1の再生中において、先にコンテンツAの追加予約指定操作を確定させ、この後においてコンテンツBの追加予約指定操作を確定させたとする。このような操作に応じては、図8(b)に示すようにして、コンテンツ1に続けて、コンテンツA→コンテンツBの再生順で再生されるようにして、オリジナルのプレイリストに対してコンテンツA,Bを追加した編集を行う。この編集内容は、結果的には、図7(b)の編集後のプレイリストと同じなっている。
この図8に示されるプレイリストの編集は、下記の内容の編集規則2に従ったものとされる。「同じコンテンツを再生しているときに、コンテンツの追加予約指定操作が複数回行われた場合には、これらの追加予約指定操作が行われていたときに再生中のコンテンツに続けて、追加予約指定操作順に再生されるようにしてコンテンツが追加されるように、プレイリストを編集する」
つまり、第1のプレイリスト編集としては、編集規則1とともに、この編集規則2が規定される。
ところで、上記編集規則1、編集規則2に則り、コンテンツの追加予約指定操作を繰り返していけば、その繰り返した回数に応じた数のコンテンツが、プレイリストに追加されていくことになる。もちろん、このようにして、ユーザが繰り返した回数に応じた数のコンテンツを特に制限無く追加していくようにしてもかまわない。しかしながら、一方で、追加コンテンツ数が多くなっていくと、ユーザが、元々はじめは、どのプレイリストにより再生させていたのかよく分からなくなるなどの混乱を招く可能性もあるので、追加できるコンテンツ数を制限したほうがよい、という考え方をとることもできる。
図9は、後者の考え方を採り入れて、追加コンテンツ数を制限することとした場合におけるプレイリストの編集例を示している。
図9(a)には、図8(b)などと同様にして、オリジナルのプレイリストにおいて、コンテンツ1に続けてコンテンツA、Bが順次再生されるようにして追加された編集後のプレイリストが示されている。そして、例えばコンテンツBよりも前の再生順のコンテンツA(コンテンツ1でもよい)を再生中のときに、さらにコンテンツCを追加予約するための指定操作が行われたとする。この場合において、追加予約するコンテンツ数に制限がなければ、このコンテンツCは、コンテンツBに続けて再生されるようにして追加挿入されることになる。しかし、この場合においては、「追加予約が可能なコンテンツ数は最大2つまで」と規定されているものとする。すると、この場合には、図9(a)の段階で、既にコンテンツA,Bの2つのコンテンツの予約指定がされており、最大数を満たしている。
このような場合の対応措置として、1つには、コンテンツCの追加予約を指定する操作については受け付けないようにすることが考えられる。またもう1つとしては、コンテンツCと、既に追加されているコンテンツA,Bのうちのいずれか一方とを入れ替えることで、制限数を守りながら、コンテンツCの追加を反映させることが考えられる。図9としては、後者の対応措置を採った場合の例を示している。
つまり、図9(a)から図9(b)への遷移として示すようにして、図9(a)のプレイリストにおいて示されていたコンテンツBをコンテンツCに入れ替えるものである。この場合、コンテンツAが再生中であることから、コンテンツCと入れ替え可能なコンテンツは、必然的にコンテンツBとなるのであるが、コンテンツBをコンテンツCと入れ替えていることの意味は、最後に予約指定が確定されたコンテンツと、今回新規に追加予約が指定されたコンテンツとを入れ替える、ということである。
そして、このような図9により示されるプレイリスト編集は、下記内容の編集規則3に従ったものとされる。
「新規にコンテンツの追加予約指定が行われたときに、既に追加予約が確定されたコンテンツが最大数を満たしているときには、最後に追加予約が確定されたコンテンツと、新規の追加予約により指定されたコンテンツとが入れ替えられるようにしてプレイリストを編集する。」
これまでにおいて説明したように、本実施の形態における第1のプレイリスト編集としては、或るプレイリストに基づいたコンテンツの再生中において、コンテンツの追加予約を指定する操作が行われるのに応じて、オリジナルのプレイリストの再生順に対して、指定されたコンテンツを追加挿入するようにしてプレイリストの編集を行うようにされる。そして、このコンテンツの追加挿入は、予め定めた編集規則1〜3に従って行われるものとされているのであるが、このうちで、最も基本的なものは編集規則1となる。そして、編集規則1としては、コンテンツの追加予約指定操作のときに再生中のコンテンツの直後に続けて、追加予約指定されたコンテンツが再生されるようにしている。つまり、この場合においては、追加のコンテンツを挿入すべき再生順位置を、追加予約指定操作のときに再生中のコンテンツの次の再生順であるとして固定しているものである。このような規則は、第1のプレイリスト編集が、できるだけ簡易な操作によりプレイリストに対してコンテンツが追加できるようにすることを念頭においていることに基づいて決められたものである。
つまり、上記のようにして追加のコンテンツの再生順位置を決めてしまえば、ユーザは、プレイリスト中における追加コンテンツの挿入位置についての指定操作を行う必要がなく、その分、簡易な操作となる。また、追加のコンテンツの再生順位置については、その追加予約指定操作が行われているときに再生中のコンテンツに続くものとしているが、一般的には、この追加挿入位置が、ユーザの感覚に適っていると考えられる。
続いては、これまでに説明した第1のプレイリスト編集を実現するための技術的構成について、説明していくことにする。
先ず、図10は、パーソナルコンピュータのコンテンツ管理アプリケーション14aにより管理されるコンテンツファイルの構造例を模式的に示している。なお、コンテンツ管理アプリケーション14aが管理するコンテンツファイルは、本実施の形態の携帯型コンテンツプレーヤ2において記憶、再生されるコンテンツファイルと同じ構造である。先に説明したように、パーソナルコンピュータ1からコンテンツファイルを転送することにより、携帯型コンテンツプレーヤ2に対するコンテンツファイルの書き込みが行われるからである。
この図に示すようにして、コンテンツファイルは、例えば画像、音声などのコンテンツの実体となるデータと、このデータに付加される属性情報とを所定の構造によりまとめるようにして形成される。
そして、属性情報としては、例えば図示しているように、コンテンツID、タイトル名、アーティスト名、アルバム名、アルバム内再生順、リリース年月日、ジャンル、再生時間などとされる。
コンテンツIDは、コンテンツ管理アプリケーション14aがコンテンツファイルを個々に特定できるようにするための識別子である。
タイトル名は、コンテンツ(楽曲、ビデオ作品など)のタイトル(例えば曲名や画像の作品名など)を示す。
アーティスト名は、コンテンツとしての作品を制作した者(例えば楽曲の演奏者、画像の作成者など)の名前を示す。
アルバム名は、例えばコンテンツが、CDタイトルなどのアルバムといわれる作品単位に収録されている一部の楽曲などとされる場合において、その収録先のアルバムの名前を示す。
アルバム内再生順は、コンテンツがアルバムに収録されている場合における、その収録先のアルバムのなかでの再生順を示す。
リリース年月日は、コンテンツがリリース(発表、発売)された年月日を示す。
ジャンルは、コンテンツが属するとされるジャンル(分類)を示す。
再生時間は、コンテンツの再生時間長を示す。
なお、上記した属性情報の項目は、以降の説明において少なくとも必要な項目を含めたものを挙げているのであり、属性情報に含められるべき項目は他にも考えられる。例えば、ファイル形式、ビットレート、アクセス日時などが挙げられる。
例えばコンテンツ管理アプリケーション14aは、既に属性情報が付加されているコンテンツファイルを取り込んだ場合には、その付加された属性情報をコンテンツファイル管理にそのまま利用する。ただし、コンテンツIDについては、既にコンテンツ管理アプリケーション14aが管理するコンテンツファイルと重複しないように変更が行われる場合がある。これに対して、取り込みを行ったコンテンツファイルが属性情報を有するものでない場合には、コンテンツ管理アプリケーション14a側で属性情報を可能な限り生成して付加するようにされる。例えば、取り込み時において、取り込み元のソースについて圧縮符号化を行ったのであれば、ファイル形式、ビットレート、再生時間などはコンテンツ管理アプリケーション14aで把握することができる。また、タイトル名、アーティスト名、アルバム名、アルバム内再生順、ジャンルなどは、HDD14に記憶させたアルバムのデータベース、あるいはネットワーク上に設置されたアルバムのデータベースにアクセスして取得させるように構成できる。
そして、例えばコンテンツ管理アプリケーション14aのコンテンツファイル記憶管理部53としては、HDD14に記憶させているコンテンツファイルについて、図11に示すようなコンテンツファイルデータベースを構築することで管理を行うようにされる。図11に示すコンテンツファイルデータベースは、1コンテンツファイルにつき、ファイルIDに対して、属性情報の項目(コンテンツID、タイトル名、アーティスト名、アルバム名、アルバム内再生順、リリース年月日、ジャンル、再生時間など)を対応付けるようにした構造とされる。ファイルIDは、例えばコンテンツファイルを、ファイルシステムにより管理されるファイルとしてみた場合において、ファイルごとに固有となるようにして割り与えられる識別情報であり、例えば、ファイルシステムにより管理されるファイル名などとされる。
このコンテンツファイルデータベースは、例えばコンテンツ管理アプリケーション14aの起動時において、コンテンツファイル管理記憶部53が、HDD14に記憶されるコンテンツファイルの属性情報を読み取ることで形成し、例えばRAM13などに保持しておくようにされる。
コンテンツファイル記憶管理部53は、例えばコンテンツファイルデータベースを利用することで、例えば、タイトル名、アーティスト名、アルバム名、ジャンルなどの属性情報項目を検索条件として、検索を行うことができる。また、属性情報項目によりコンテンツファイルのソートなどを行うことができる。例えば、具体的なアーティスト名を1つ指定すると、そのアーティスト名を属性情報に持つコンテンツファイルが取り出され、これらのコンテンツファイルが予め定められた規則に従った再生順で提示されることになる。あるいは、具体的なアルバム名を1つ指定すると、そのアルバム名が示すアルバムに収録されているコンテンツファイルが、例えばアルバム内再生順でソートされるようにして提示されることになる。
そして、属性別プレイリスト作成管理部55としては、上記したようなコンテンツファイルのソート内容に応じて属性別プレイリストを作成する。例えば上記のようにして、1つのアルバム名の指定に応じて、そのアルバム名が示すアルバムに収録されているコンテンツファイルが、コンテンツファイルA〜Eまでの5つ取り出されたとして、これらのコンテンツファイルがアルバム内再生順により、コンテンツファイルA,B,C,D,Eの順でソートされたとすると、属性別プレイリスト作成管理部55は、このソート内容と同じく、コンテンツファイルA〜Eについて、コンテンツファイルA,B,C,D,Eの再生順を指定した属性別プレイリストを作成して保持する。
先に述べたように、本実施の形態の携帯型コンテンツプレーヤ2は、パーソナルコンピュータ1から転送されるコンテンツファイルを取得して、これを記憶保持するものであり、従って、携帯型コンテンツプレーヤ2が記憶するコンテンツファイルとしても、図10のようにしてコンテンツ実体としてのデータに付属情報が付加された構造を有する。そこで、携帯型コンテンツプレーヤ2のコンテンツファイル記憶管理部63としても、記憶部33に記憶されるコンテンツファイルを管理するのにあたっては、図11と同様のコンテンツファイルデータベースを構築して保持するようにされる。
そして、携帯型コンテンツプレーヤ2におけるコンテンツファイル記憶管理部63も、パーソナルコンピュータ1のコンテンツファイル記憶管理部53と同様にして、コンテンツファイルの属性情報項目を利用した検索、ソートなどを実行できることになる。また、携帯型コンテンツプレーヤ2の属性別プレイリスト作成管理部65も、パーソナルコンピュータ1の属性別プレイリスト作成管理部55と同様にして、ソート結果の内容に応じた属性別プレイリストを作成、保持するようにされる。
続いて、第1のプレイリスト編集における、プレイリストの情報についての具体的な構造及び内容例を、先に説明した図6〜図9の追加予約指定操作例と対応させて、図12〜図14により説明する。
先ず、本実施の形態におけるプレイリストとしては、上記のようにして作成される属性別プレイリストと、ユーザが任意のコンテンツファイルと再生順とを指定して作成されるユーザプレイリストとがある。これらのプレイリストは、作成される過程は異なるが、その実体は、例えば図12(a)に示されるプレイリストテーブルとしての構造を有して形成される。
プレイリストテーブルの基本的な構造としては、図12(a)に示されるように、再生順ごとに、再生対象となるコンテンツファイルのコンテンツIDを対応付けたものとなる。この図12(a)のプレイリストテーブルは、例えば図6(a)に示したオリジナルの再生対象プレイリストの内容に対応している。つまり、図12(a)のプレイリストテーブルにおいて再生順1〜5には、それぞれ、図6(a)のコンテンツ1〜5のコンテンツIDであるCt_ID1、Ct_ID2、Ct_ID3、Ct_ID4、Ct_ID5が対応付けられるようにして格納される。なお、この図で示されるCt_ID1、Ct_ID2、Ct_ID3、Ct_ID4、Ct_ID5の表記も、実際にコンテンツIDとして与えられる値を模式的に示しているものである。
例えば携帯型コンテンツプレーヤ2によりコンテンツ再生を行うときには、再生対象プレイリスト保持管理部67が、再生対象として指定されたユーザプレイリストのプレイリストテーブル、または、再生開始操作が行われたときに作成されていた属性別プレイリストのプレイリストテーブルを取り込んで保持するようにされる。そして、再生制御処理部68は、再生対象プレイリスト保持管理部67が保持しているプレイリストテーブルを参照し、そのプレイリストテーブルが示す再生順に従って、対応付けられたコンテンツIDのコンテンツファイルを記憶部33から読み出して再生出力させるための制御を実行する。この結果、プレイリストテーブルの内容に従って、しかるべきコンテンツファイルがしかるべき再生順により再生出力される、という動作が適正に得られる。
そして、図6にあっては、図6(a)に示すプレイリスト内容から、図6(b)に示すプレイリスト内容に変更するようにしてプレイリスト編集を行っているが、このようなプレイリストの編集結果は、図12(a)から図12(b)に示すようにしてプレイリストテーブルを書き換えることにより反映されるものである。
つまり、図12(b)に示すプレイリストテーブルにおいては、再生順2に対して、追加予約が指定されたコンテンツAのコンテンツIDであるCt_11を対応付けるようにされる。そして、図12(a)のプレイリストテーブルにおいて再生順2〜5に対応付けられていたCt_ID2、Ct_ID3、Ct_ID4、Ct_ID5については、それぞれ、再生順を1つずつ繰り下げて、再生順3〜6に対応付けるようにされる。
また、図7に対応したプレイリスト編集に応じたプレイリストテーブルの書き換え内容を図13に示す。
図7(a)においては、再生対象プレイリストの内容は図6(b)と同様となっている。従って、図13(a)に示すプレイリストテーブルの内容は、図12(b)と同様にして、オリジナルのプレイリストテーブルにおける再生順2に対して、コンテンツAのコンテンツIDであるCt_ID1を割り込ませるようにして対応付けたものとなっている。そして、図7においては、図7(a)から図7(b)への遷移として示すように、再生順3に対してコンテンツBを割り込ませるようにして追加するというプレイリスト編集を行っている。これに対応して、プレイリストテーブルも、図13(a)から図13(b)に示すようにして書き換えが行われる。つまり、プレイリストテーブルにおける再生順3に対応させて、コンテンツBを示すコンテンツIDであるCt_12を格納すると共に、図13(a)のプレイリストテーブルにおいて再生順3〜6に対応させていたCt_ID2、Ct_ID3、Ct_ID4、Ct_ID5については、それぞれ、さらに再生順を1つずつ繰り下げて、再生順4〜7に対応付けるようにされる。
また、図8(a)から図8(b)に示すプレイリスト編集は、図12(a)から図13(b)へのプレイリストテーブルの書き換えによって反映されるものとなる。
また、図9(a)から図9(b)に示したプレイリスト編集は、図14(a)から図14(b)へのプレイリストテーブルの書き換えにより反映される。
つまり、図9(a)のプレイリストの内容に応じて、図14(a)のプレイリストテーブルとしては、再生順1〜7に対して、それぞれ、コンテンツ1、コンテンツA、コンテンツB、コンテンツ2〜5を示すコンテンツIDである、Ct_ID1、Ct_ID11、Ct_ID12、Ct_ID2、Ct_ID3、Ct_ID4、Ct_ID5が対応付けられている。図9(b)のプレイリストでは、図9(a)において示されていた再生順3のコンテンツBが、コンテンツCに入れ替えられているので、これに対応する図14(b)のプレイリストテーブルとしても、再生順3に対応させるコンテンツIDをCt_ID11からCt_ID13に書き換えたものとなる。
図15は第1のプレイリスト編集が行われることを前提とした、携帯型コンテンツプレーヤ2におけるコンテンツ再生制御のための処理手順を示すフローチャートである。この図に示す手順は、携帯型コンテンツプレーヤ2の制御部37を形成するとされるCPUがプログラムを実行することで実現され、図4に示した携帯型コンテンツプレーヤ2における機能部位が連係して実行する制御処理手順としてみることができる。
先ず、ステップS101においては、例えばUI制御部61により、ユーザ操作に応じた再生開始の指示が入力されるのを待機している。そして、例えばユーザが、現在設定されているプレイリストにより提示されるコンテンツのうちから任意のコンテンツを指定して再生を開始させるための操作が行われたとすると、ステップS102以降の手順に進む。
ステップS102においては、再生対象プレイリスト保持管理部67により、プレイリストテーブルをセットする(取り込んで保持する)ことが行われる。このときにおいて、再生開始操作として、ユーザプレイリストを呼び出したうえで、そこに含まれるコンテンツを指定したのであれば、この呼び出されていたユーザプレイリストの実体であるプレイリストテーブルのデータをセットすることになる。また再生開始操作として、或る属性情報の項目に基づいてコンテンツの絞り込み検索とソートを行ったうえで、このソートされたコンテンツのうちから1つのコンテンツを指定したのであれば、このときのソート結果に応じて属性別プレイリスト作成部65が作成した属性別プレイリストの実体であるプレイリストテーブルのデータをセットする。なお、以降においては、この再生対象プレイリスト保持管理部67にセットされるプレイリストテーブルを、再生対象プレイリストともいう場合がある。
次のステップS103においては、例えば再生制御処理部68が、プレイリストテーブルにおいて再生対象とする再生順番号を示す変数であるnに対して、変数pを代入する。変数pは、ステップS101に対応する再生開始操作により再生すべきことが指示されたコンテンツについての、プレイリストにおける再生順を示す。この手順により、最初に実行する次のステップS104によっては、ユーザが指定したコンテンツファイルから再生が開始される。
次のステップS104では、例えば再生制御処理部68により、再生順番号がn番目(再生順n)のコンテンツファイルの再生を開始させるための制御が実行される。このためには、再生対象プレイリスト保持管理部67にセットされているプレイリストテーブルにおいて、再生順nに対応付けられているコンテンツIDを取得し、このコンテンツIDのコンテンツファイルをコンテンツファイル記憶管理部63に要求する。コンテンツファイル記憶管理部63は、コンテンツデータエースを参照して、要求されたコンテンツIDに対応するファイル識別子を認識し、このファイル識別子に基づいてファイルシステムを制御して記憶部33からのコンテンツファイルの読み出しを実行し、再生制御処理部68に渡すようにされる。再生制御処理部68は、受け渡されたコンテンツファイルのデータについて、再生処理部34におけるハードウェア資源などを必要に応じて使用して再生信号処理を実行させる動作を開始させる。
ステップS105では、上記ステップS104により再生順nのコンテンツファイルの再生を実行させている状態において、例えばコンテンツを追加予約するための指定操作が入力されたか否かを判別することとしている。ここで、追加予約指定操作は入力されていないとして否定の判別結果が得られたとされると、ステップS110に進むようにされるが、追加予約指定操作が行われたとして肯定の判別結果が得られたとされると、ステップS106以降の手順を実行することになる。
ステップS106においては、現在において追加予約指定済みとなっているコンテンツ数(図では「予約数
」と表記)について判別することとしている。なお、ここでは、図9の説明に準じて、追加が可能なコンテンツの最大数が2である場合に対応した手順としている。
ステップS106において予約数が0であると判別された場合にはステップS107としての再生対象プレイリスト書き換えのための手順を実行する。
このステップS107による再生対象プレイリストの書き換えとしては、追加すべきことが予約指定されたコンテンツのコンテンツIDを、再生対象のプレイリストテーブルにおいてn+1により表される再生順に対応させる。また、編集前においてn+1以降の再生順に対応付けられていたコンテンツIDについては、今回の追加に応じて再生順の繰り下げが行われるように、再生順n+2以降の再生順に対応付けるようにされる。このようにしてプレイリストテーブルを書き換えることにより、例えば図12(a)(b)に示されるようなプレイリストテーブルの内容変更が実現される。
また、ステップS106において予約数が1であると判別された場合にはステップS108による再生対象プレイリスト書き換えのための手順を実行する。
このステップS108によっては、追加予約すべきことが指定されたコンテンツのコンテンツIDを、再生対象のプレイリストテーブルにおいてn+2により表される再生順に対応させ、さらに、編集前においてn+2以降の再生順に対応付けられていたコンテンツIDについては、今回の追加に応じて再生順の繰り下げが行われるように、再生順n+3以降の再生順に対応付けるようにしてプレイリストテーブルを書き換える。
また、ステップS106において予約数が2であると判別された場合にはステップS109による再生対象プレイリスト書き換えのための手順を実行する。
ステップS109としては、追加予約が指定されたコンテンツのコンテンツIDを、再生対象のプレイリストテーブルにおいて、最後(2番目)に追加されたコンテンツIDと入れ替えるようにして、その再生順に対応させる。この場合には、以降において再生順が繰り下がることはないので、先のステップS107,S108のように、再生順の繰り下げのためのプレイリストテーブルの書き換えについては不要となる。
これらステップS107、S108、S109の手順を終了したとされるとステップS110に進む。
ステップS110では、現在再生中のコンテンツ(再生順がn番目のコンテンツ)の再生が終了するのを待機しており、その再生が終了していないことを判別したのであれば、ステップS105に戻るようにされる。
これに対してステップS110にて現在再生中のコンテンツの再生が終了したとされると、ステップS111において、変数nが最大値であるか否かについて判別する。なお、変数nの最大値は、現在の内容の再生対象プレイリストテーブルにおける最後の再生順番号となる。
ステップS111において肯定の判別結果が得られた場合には、再生対象プレイリストテーブルに示される全てのコンテンツファイルの再生を終了したことになるので、この図に示す処理を抜けるようにされる。
これに対して、ステップS111にて否定の判別結果が得られた場合には、ステップS112により、変数nについて1インクリメントしたうえで、ステップS104に戻るようにされる。
続いて、本実施の形態における第2のプレイリスト編集について説明する。
第1のプレイリスト編集は、プレイリストに対してコンテンツを追加するという編集をできるだけ簡易な操作により実現しようとするものであった。このために、第1のプレイリスト編集では、コンテンツの追加位置(再生順位置)について、現在再生中の次の再生順であるとして固定的に規定していたものである。
これに対して、第2のプレイリスト編集は、結果的に操作手順などは、第1のプレイリスト編集よりも若干複雑にはなるが、プレイリスト編集についてより高い自由度を与えようとするものである。
図16は第2のプレイリスト編集における、ユーザの操作手順例に応じた編集内容の変更例を示している。
先ず、図16(a)には、オリジナルの再生対象プレイリストの再生内容が示されている。この場合の再生対象プレイリストでは、再生順1〜8ごとに、コンテンツ1〜8の8つのコンテンツを再生すべきことが指定されている。
そして、この図16(a)において示されている状況としては、例えば再生順1のコンテンツ1を再生中のときに、2回のコンテンツ追加予約指定操作が行われたものとしている。
ここでの第2のプレイリスト編集に対応する1回分のコンテンツ追加予約指定のための基本的な操作手順としては、下記のようになる。
(1)追加予約すべきコンテンツを指定する。
(2)次に、コンテンツの追加先として、追加するコンテンツに対して直前の再生順となるコンテンツを指定する操作を行う。
(3)追加したコンテンツの再生終了の直後に続けて再生すべきコンテンツを特定するための戻り条件を指定する。
そして、1回目のコンテンツ追加予約指定操作としては、上記した手順に従って具体的に下記のようにして指定を行っている。
(1)追加予約すべきコンテンツとしてコンテンツAを指定
(2)コンテンツの追加先としてコンテンツ2を指定
(3)戻り条件としてコンテンツ4を指定
また、2回目のコンテンツ追加予約指定操作としては、下記の指定を行っている。
(1)追加予約すべきコンテンツとしてコンテンツBを指定
(2)コンテンツの追加先として、コンテンツを指定
(3)戻り条件としてコンテンツ8を指定
上記2回のコンテンツ追加予約指定操作に応じて、再生対象プレイリストの内容は、図16(a)に示すようにして編集される。
つまり、再生順1、2にそれぞれコンテンツ1,2が対応付けられ、再生順3には、1回目のコンテンツ追加予約指定操作により、コンテンツ2を追加先として追加すべきことが指定されたコンテンツAが対応付けられる。そして、1回目のコンテンツ追加指定操作における戻り条件としてコンテンツ4が指定されたことに応じて、オリジナルのプレイリストにおいて存在していたコンテンツ3は再生対象から削除され、再生順4にはコンテンツ4が対応付けられる。
ついで、再生順5にコンテンツ5が対応すると、次の再生順6には、2回目のコンテンツ追加予約指定操作により、コンテンツ5を追加先として追加すべきことが指定されたコンテンツBが対応付けられる。そして、2回目のコンテンツ追加指定操作における戻り条件としてコンテン8が指定されたことに応じて、オリジナルのプレイリストにおいて存在していたコンテンツ6,7が再生対象から削除され、再生順7にはコンテンツ4が対応付けられる。
このようにして、第2のプレイリスト編集にあっては、コンテンツ追加予約指定操作として、追加予約すべきコンテンツの指定操作に加えて、その追加先と戻り条件とを指定する操作も行うようにされる。これにより、図16からも分かるように、追加先の指定に応じて、プレイリストに対する追加予約コンテンツの挿入位置は、任意に設定することが可能となる。また、追加予約指定すべき複数のコンテンツを、オリジナルのプレイリストにおける再生順に対して離散的に配置することも可能となる。つまり、プレイリスト編集の自由度については、第1のプレイリスト編集よりも高度化されているものである。そのうえで本実施の形態では、戻り条件の設定により、追加予約したコンテンツの再生を終了させたときの再生対象プレイリスト上での戻り先を指定できるようにもしており、これにより、プレイリスト編集の自由度は、より高められることになる。
また、上記図16においては、コンテンツ追加予約指定操作における、戻り条件の設定に関して、追加予約したコンテンツの次に再生すべきコンテンツを指定するようにしているが、次の図17、図18に示すようにして、他の戻り条件を設定することも可能とされる。
先ず、図17(a)には、編集前のオリジナルの再生対象プレイリストとして、再生順1〜5に対応してコンテンツ1〜5を再生する内容が示されている。そして、この場合の1回分のコンテンツ追加予約指定操作の手順としては、下記のようになる。
(1)追加予約すべき1以上のコンテンツを指定。
(2)コンテンツの追加先として、追加するコンテンツに対して直前の再生順となるコンテンツを指定する操作を行う
(3)追加したコンテンツの再生終了の直後に続けて再生すべきコンテンツを特定するための戻り条件として、「コンテンツ数」を指定
なお、この場合において上記(3)の手順により指定された「コンテンツ数」としての具体的な値は、(1)の手順により指定したコンテンツの数となる。
そして、図17(a)においては、再生順1のコンテンツ1を再生中とされるときにおいて、1回分のコンテンツ追加予約指定操作を行っており、その手順の内容としては下記のようになる。
(1)追加予約すべきコンテンツとして、コンテンツA、Bを順次指定
(2)コンテンツの追加先として、コンテンツ2を指定する操作を行う
(3)追加したコンテンツの再生終了の直後に続けて再生すべきコンテンツを特定するための戻り条件として、「コンテンツ数」を指定
このような操作に応じて、再生対象プレイリストは、図17(b)に示すものとなる。つまり、再生順1、2にそれぞれコンテンツ1,2が対応付けられる。そして、先のコンテンツ追加予約指定操作により、追加先はコンテンツ2が指定されているので、コンテンツ2の次の再生順3、4に対して、それぞれ、追加指定されたコンテンツA、Bが対応付けられる。コンテンツA,B間での再生順は、一連のコンテンツ追加予約指定操作において追加予約が指定された順序に従う。
そして、戻り条件としては、追加コンテンツ数が指定されている。この場合の追加予約指定されたコンテンツは、コンテンツA,Bの2つであり、従って、コンテンツ数としては2となる。例えばコンテンツA,Bを単純に追加挿入した場合においては、これらのコンテンツA,Bの再生を終了した後の再生順5により、コンテンツ3から再生を開始させることになる。しかし、この場合には、戻り条件がコンテンツ数とされ、そのコンテンツ数が2であることに応じて、コンテンツ3,4の再生はスキップされ、再生順5には、コンテンツ5が対応するようにされる。つまり、戻り条件がコンテンツ数である場合には、追加予約指定されたコンテンツと、この追加予約指定されたコンテンツが対応する再生順と先に対応していたコンテンツとを入れ替えるようにして、プレイリストを編集する。
上記のようにして、図17は、戻り条件をコンテンツ数とするものであったが、図18では、戻り条件について追加予約指定されたコンテンツの総合的な「再生時間」としている。
そして、この場合の1回分のコンテンツ追加予約指定操作の手順としては、(1)追加予約すべきコンテンツ(1以上)を指定する。(2)コンテンツの追加先として、追加するコンテンツに対して直前の再生順となるコンテンツを指定する操作を行う。(3)戻り条件として、上記「再生時間」を指定する。
具体的に、図18(a)においては、再生順1〜5にコンテンツ1〜5が対応するプレイリストに基づいてコンテンツ1を再生中のときに、コンテンツ追加予約指定操作として、(1)追加予約すべきコンテンツとしてコンテンツAを1つ指定する。(2)コンテンツの追加先として、コンテンツ2を指定する。(3)戻り条件として、「再生時間」を指定する、という操作を行っている。
上記操作に応じて編集されたプレイリストの内容は図18(b)となる。
図18(b)では、追加先としてコンテンツ2が指定され、コンテンツAが追加予約指定されたことに応じて、再生順1、2、3に対してそれぞれ、コンテンツ1、コンテンツ2、コンテンツAが対応するようにされている。
そして、この場合においては戻り条件が再生時間とされている。再生時間を戻り条件としている場合には、追加予約されたコンテンツの再生時間分に応じて、編集前のプレイリストから再生対象のコンテンツをスキップさせ、スキップした後の再生順のコンテンツに戻すようにされる。
つまり、図18の場合であれば、追加予約が指定されたコンテンツAの再生時間がおよそ3分であるとする。すると、本来、編集前のプレイリストにおいてコンテンツ2に続けて再生出力されるコンテンツは、コンテンツ3,4,5の順となるが、1つめのコンテンツ3の再生時間がおよそ1分で、2つめのコンテンツ4の再生時間がおよそ2分であることとする。すると、コンテンツ3,4を併せた再生時間が、コンテンツAの再生時間とほぼ同じであることになる。そこで、これらコンテンツ3,4をスキップし、コンテンツ5を戻り先のコンテンツとして決定するものである。
なお、説明を分かりやすいものとするために、上記の例では、コンテンツAの再生時間を3分とし、コンテンツ3、4の再生時間の合計も3分として、両者の時間を同じとなるようにしている。しかしながら、実際においては、スキップ対象のコンテンツの総再生時間が、追加予約指定したコンテンツの総再生時間と同じになるような可能性は低い。従って、実際においては、追加予約指定したコンテンツの総再生時間と、スキップ対象のコンテンツの総再生時間との間に一定の条件を与え、この条件を満たした場合に、スキップ対象のコンテンツの総再生時間が、追加予約指定したコンテンツの総再生時間と同じになったものとして扱うようにすればよい。
上記のようにして、本実施の形態における第2のプレイリスト編集としては、戻り条件を設定することで、コンテンツ追加を伴うプレイリスト編集にあたり、例えばコンテンツを追加する一方で、その分余計になったようなコンテンツの再生をプレイリストから外すという編集も容易に可能となる。つまり、先にも説明したように、プレイリスト編集に関して、より高い自由度を与えることができる。
そのうえで、本実施の形態では、戻り条件として、直接的にコンテンツを指定する操作と、追加したコンテンツ数や、追加コンテンツの再生時間などを指定する操作とが可能とされている。
直接的なコンテンツの指定をもって戻り条件とする操作は、ユーザの意図通りに的確に、戻り先のコンテンツを指定できるという利点がある。
一方で、コンテンツ数や再生時間を戻り条件として設定する操作は、あくまでも、「戻り先を決定するための条件が、コンテンツ数または再生時間である」ことを指定するためのものとされ、具体的なコンテンツ数や再生時間を指定するものではない。従って、次に図19及び図20により説明する操作手順例からも分かるように、コンテンツ数や再生時間を戻り条件として設定するための実際の操作手順としては、具体的にコンテンツを指定して戻り条件を設定する操作と比較すれば、より簡易で、感覚的なものとすることが可能である。
図19及び図20は、上記図16、図17、図18により説明した第2のプレイリスト編集の操作に対応する操作画面の表示態様例を示している。
先ず、図19には、図16に示した再生対象プレイリスト編集の操作として、1回目のコンテンツ追加予約指定操作に応じた操作画面が示されている。例えば図16(a)に示されているコンテンツ1を再生しているときに、所定操作によりコンテンツ追加予約指定モードを設定したとすると、図19(a)に示すコンテンツ追加予約指定のための操作画面が表示される。この操作画面には、予約メニューが表示されており、そのメニュー項目には、「予約」「追加先」「戻り条件1」「戻り条件2」「戻り条件3」の5つの項目が提示されている。
そして、図19(a)においては、「予約」のメニュー項目を選択した場合が示されている。この「予約」のメニュー項目を選択した場合には、操作画面に対する操作によって、任意のコンテンツを検索して選択することができるようになっている。この場合における操作としては、図16(a)が対応するものとしているので、コンテンツAを選択して決定操作を行うことになる。
このようにして、例えば追加予約すべきコンテンツの指定が完了すると、続いてユーザは、予約メニューのうちから「予約」以外の、「追加先」「戻り条件1」「戻り条件2」「戻り条件3」のうちから何れかを選択決定するようにされる。そして、ここでは、図19(b)に示すようにして「追加先」のメニュー項目を選択決定したとする。すると、操作画面には、例えば現在の再生対象プレイリストの内容が提示される。ユーザは、このリストのうちから、追加先となるコンテンツ(追加予約したコンテンツの直前の再生順となるコンテンツ)を選択して決定操作を行うようにされる。これにより、追加先となるコンテンツが確定される。
次にユーザは、予約メニューのうちから「予約」、「追加先」以外の「戻り条件1」「戻り条件2」「戻り条件3」のうちから何れかを選択決定するようにされる。ここで、「戻り条件1」とは、戻り条件としてコンテンツを直接指定する場合を指す。また、「戻り条件2」は、戻り条件としてコンテンツ数を指定する場合を指し、「戻り条件3」は、戻り条件として再生時間を指定する場合を指す。
そして、この場合においては、図19(c)に示すようにして、図16の一回目のコンテンツ追加予約指定操作に応じて、直接コンテンツを指定する「戻り条件1」を選択決定したものとされる。すると、操作画面としては、戻り先となるコンテンツを指定するための、現在の再生対象プレイリストを提示するようにされる。ユーザは、この提示されたリストのうちから、追加先以降の任意のコンテンツを選択して決定する操作を行うようにされる。この図19(c)では、コンテンツ4の選択決定を行ったものとしている。ここまでの操作手順により図17(a)にて説明した1回目のコンテンツ追加予約指定操作が完了したことになる。
例えば図16(a)にて説明した2回目のコンテンツ追加予約指定操作も、その手順としては、図19に準じたものとなる。この場合には、図19(a)に対応する「予約」のメニュー項目を選択した操作画面上で、追加予約すべきコンテンツとしてコンテンツBを選択決定し、図19(b)に対応する「追加先」のメニュー項目を選択した操作画面上で、追加先としてコンテンツ4を選択決定し、図19(c)に対応する「戻り条件1」のメニュー項目を選択した操作画面上でコンテンツ6を選択決定する。なお、図19(c)には、選択候補としてコンテンツ1からコンテンツ5までが示され、コンテンツ6は示されていない状態にあるが、例えばこの操作画面はスクロール操作が可能とされており、スクロール操作を行うことで、コンテンツ6を表示させて選択を行うことができるものである。
また、図17に示した再生対象プレイリスト編集の操作手順において、最初に追加予約すべきコンテンツとしてコンテンツA,Bを選択決定する操作は、上記図19(a)に示される「予約」のメニュー項目を選択した操作画面上で、追加予約すべきコンテンツとして、先ずコンテンツAを選択決定し、続いてコンテンツBを選択決定するようにされる。また、次の追加先コンテンツの指定操作も、図19(b)に示される「追加先」のメニュー項目を選択して表示される操作画面上で、追加先として、コンテンツ2を指定するものとされる。
そして、続いての操作として、戻り条件を「コンテンツ数」とするためには、図20(a)に示すようにして、予約メニューから「戻り条件2」のメニュー項目を選択し、その決定操作を行うようにされる。つまり、「戻り条件2」を選択した場合には、このメニュー項目についての選択決定のみを行えばよく、「戻り条件1」を選択した場合のように、具体的にコンテンツを指定するための操作をさらに行う必要が無い。
また、図18に示した再生対象プレイリスト編集の操作手順についても、追加予約すべきコンテンツAの指定と、追加先となるコンテンツ2の指定は、図19(a)(b)に準じて行うようにされる。
そして、戻り条件を「再生時間」とするためには、図20(b)に示すようにして、予約メニューから「戻り条件3」のメニュー項目を選択し、その決定操作を行うようにされる。この際にも、上記の「戻り条件2」を選択した場合のように、具体的にコンテンツを指定する操作までを行う必要は無い。
ここで、第2のプレイリスト編集により編集されたプレイリスト内容を表示画面部36aに表示させるための表示態様例を、図21に示しておくこととする。例えば第2のプレイリスト編集は比較的高度であることから、第1のプレイリスト編集と比較して、編集後のプレイリストの内容は、オリジナルのプレイリスト内容からかけ離れたものとなりやすい。そこで、例えば再生すべきコンテンツを再生順とともに示すようにしてプレイリストの内容を表示できるようにすると、ユーザとしては使い勝手が良くなって好ましいと考えられる。
図21は、図16(b)の編集内容に応じたプレイリストの内容を表示させる場合を例に挙げている。そして、図21(a)は、再生出力すべきコンテンツのみを抜き出してリストとして提示するようにした場合の表示態様例を示している。
つまり、図16(b)に示される編集後のプレイリスト内容では、コンテンツ1、コンテンツ2、コンテンツA、コンテンツ4、コンテンツ5、コンテンツB、コンテンツ8の順で計7つのコンテンツ再生を行っていくようにされ、オリジナルのプレイリストに入っていたコンテンツ3、コンテンツ6、コンテンツ7はスキップして再生を行わないようにされる。図21(a)では、このコンテンツ再生を行う7つのコンテンツのみを抜き出して再生順にリスト化した内容を表示しているものである。つまり、再生順1〜7に対応して、コンテンツ1、コンテンツ2、コンテンツA、コンテンツ4、コンテンツ5、コンテンツB、コンテンツ8が表示された内容となっている。ただし、この場合においては、表示画面部36aにおいて一度に表示できるリストは、最大で6コンテンツ分とされているので、例えばこの図の場合においては、再生順1〜6までの6つのコンテンツが表示され、再生順7のコンテンツ8は表示されていない。再生順7を表示させるには、スクロールなどの操作を行うようにすればよい。また、実際においては、再生順1〜7に対応しては、例えばコンテンツのタイトル名などを表示するようにされている。
また、図21(b)の表示態様例は、再生するコンテンツとともに、スキップにより再生しないコンテンツも提示するようにして表示するものである。
この場合、表示出力させるべきリスト内容としては、図16(b)に示した模式図に準じた表示を行うようにされる。つまり、再生順の先頭から最後にかけて、コンテンツ1、コンテンツ2、コンテンツA、コンテンツ3、コンテンツ4、コンテンツ5、コンテンツB、コンテンツ6、コンテンツ7、コンテンツ8の順でリスト表示したうえで、再生すべきコンテンツについては、再生順番号とともに表示させ、スキップにより再生しないコンテンツについては、例えば×印などを表示させることで、再生が行われないことを示すようにされる。なお、スキップにより再生しないことを示す表示の態様については、上記のような×印の他に、例えば、例えばGUIの画面にてしばしば行われる各種の非アクティブを示すような表示態様を採用することもできる。
図21(a)の表示態様は、現在再生対象となっているコンテンツを認識しやすいという利点がある。図21(b)の表示態様は、プレイリストの編集結果を、オリジナルのプレイリストの内容と比較するようなかたちで把握しやすいという利点がある。図21(a)、(b)のいずれの表示態様を採用するのかについては、実際における各種の条件を考慮して決定されればよいし、両者の表示が可能なようにしたうえで、例えばユーザにより選択可能とすることも考えられる。
また、このようなリスト表示としては単にプレイリスト内容を提示するだけではなく、リスト表示に対してユーザ操作が可能なようにすることも考えられる。例えばリストアップされているコンテンツを選択して決定操作を行うと、そのプレイリストの再生順において、選択決定されたコンテンツから再生が開始されるようにすることも考えられる。
なお、このようなリスト表示は、第2のプレイリスト編集の場合のみではなく、第1のプレイリスト編集の場合にも行わせることができる。
続いては、第2のプレイリスト編集を実現するための技術構成について説明していくこととして、先ず、第2のプレイリスト編集におけるプレイリストの情報についての構造及び内容例について説明しておくこととする。
図22は、図16に示したプレイリスト編集に対応して形成されるプレイリストの実体としての情報内容例を示すものである。
第2のプレイリスト編集に対応するプレイリストのデータの実情報としては、先ず、図22(a)に示すオリジナル(基本)のプレイリストテーブルを持つようにされる。このプレイリストテーブルは、プレイリストを指定して最初にコンテンツ再生を開始させたときに、再生対象プレイリスト保持管理部67が保持したプレイリスト(属性別プレイリスト、またはユーザプレイリスト)のプレイリストテーブルとされる。第1のプレイリスト編集の場合には、ユーザによる編集操作に応じて、このオリジナルのプレイリストテーブルに対して直接的に書換を行うことで編集結果を反映させていたが、第2のプレイリスト編集にあっては、編集操作が行われても、オリジナルのプレイリストテーブルの内容を書き換えることなく保持し続けるようにされる。
そのうえで、第2のプレイリスト編集にあっては、編集操作に応じて図22(b)(c)に示すようなプレイリスト変更指示テーブルを作成して、上記オリジナルのプレイリストテーブルとともに再生対象プレイリスト保持管理部67が保持することで、編集操作に応じた編集結果を反映した再生対象プレイリストとしての内容が得られることになる。つまり、第2のプレイリスト編集にあっては、再生対象プレイリスト保持管理部67が保持する「再生対象プレイリスト」は、オリジナルのプレイリストテーブルと、編集操作に応じて作成された1以上のプレイリスト変更指示テーブルであることになる。
図22における再生対象プレイリストの個々の内容について説明する。
先ず図22(a)のオリジナルのプレイリストテーブルは、図16(a)の編集前の再生対象プレイリストの内容にそのまま対応したものとなる。従って、図示しているように、再生順1〜8に対応させて、それぞれ、コンテンツ1〜8のコンテンツIDであるCt_ID1、Ct_ID2、Ct_ID3、Ct_ID4、Ct_ID5、Ct_ID6、Ct_ID7、Ct_ID8を格納して形成されるものとなる。
次に図22(b)のプレイリスト変更指示テーブル(1)は、図16(a)にて説明した1回目のコンテンツ追加予約指定操作に応じて作成されるテーブル情報となる。そして、本実施の形態のプレイリスト変更指示テーブルの基本構造としては、この図22(b)においても示されているように、「追加先コンテンツ」と、「追加予約コンテンツ数」と、この追加予約コンテンツ数に応じた具体的なコンテンツを示す「追加予約コンテンツ(1)〜(a)」(aは自然数)と、「戻り条件」との情報項目とから成るものとされる。そのうえで、以降の説明からも理解されるように、例えば追加予約コンテンツの情報項目に関しては、実際に追加予約されたコンテンツ数に応じて、増減するものとなる。図16(a)における1回目のコンテンツ追加予約指定操作によっては、追加予約されたコンテンツ数は1つなので、これに対応して、追加予約コンテンツの情報項目は、追加予約コンテンツ(1)の1つのみとなっている。
図16(a)における1回目のコンテンツ追加予約指定操作では、追加先コンテンツとしてコンテンツ2が指定され、追加予約すべきコンテンツとして、コンテンツAの1つのみが指定されており、戻り条件には、コンテンツ4が指定されている。これに応じて、プレイリスト変更指示テーブル(1)における追加先コンテンツには、コンテンツ2を示すコンテンツIDであるCt_ID2を格納することになる。また、追加予約コンテンツ数としては1を格納する。また、追加予約コンテンツとしては、コンテンツAのコンテンツIDであるCt_ID11を格納する。戻り条件には、コンテンツ4のコンテンツIDであるCt_ID4を格納する。
また、図22(c)のプレイリスト変更指示テーブル(2)は、図16(a)にて説明した2回目のコンテンツ追加予約指定操作に応じて作成されるテーブル情報となる。
この2回目のコンテンツ追加予約指定操作では、追加先コンテンツとしてコンテンツ5が指定され、追加予約すべきコンテンツとして、コンテンツBの1つのみが指定されており、戻り条件には、コンテンツ8が指定されている。これに応じて、プレイリスト変更指示テーブル(2)における追加先コンテンツには、コンテンツ5を示すコンテンツIDであるCt_ID5を格納することになる。また、追加予約コンテンツ数としては1を格納する。また、追加予約コンテンツとしては、コンテンツBのコンテンツIDであるCt_ID12を格納する。戻り条件には、コンテンツ8のコンテンツIDであるCt_ID8を格納する。
次に、図23により、図17に示したプレイリスト編集に対応して形成されるプレイリストの実体としての情報例を示す。
先ず、図23(a)のプレイリストテーブルは、図17(a)のオリジナルのプレイリスト内容に対応したものとなる。従って、図示するようにして、再生順1〜5に対応して、それぞれ、コンテンツ1〜5を示すCt_ID1、Ct_ID2、Ct_ID3、Ct_ID4、Ct_ID5を格納して形成されるものとなる。
そして、図17(a)においては、一回のコンテンツ追加予約指定操作により、コンテンツA,Bの順で、2つのコンテンツを追加予約すべきとして指定し、追加先にはコンテンツ2を指定している。そして、戻り条件としてコンテンツ数を指定している。この操作に応じて図23(b)に示すプレイリスト変換指示テーブルが作成されることになる。
図23(b)のプレイリスト変換指示テーブルにおいては、追加先コンテンツとして、コンテンツ2のコンテンツIDであるCt_ID2を格納し、追加予約コンテンツ数としては2を格納するようにされる。また、追加予約コンテンツ数が2とされたことに応じて、追加予約コンテンツについては、追加予約コンテンツ(1)、追加予約コンテンツ(2)の2つが設けられることになり、追加予約コンテンツ(1)には、コンテンツAを示すコンテンツIDのCt_ID11を格納し、追加予約コンテンツ(2)には、コンテンツAを示すコンテンツIDのCt_ID12を格納するようにされる。また、戻り条件については、戻り条件がコンテンツ数であることを示す「num_of_contents」が格納される。
図24は、図18に示したプレイリスト編集に対応して形成されるプレイリストの実体としての情報内容例を示す。
図24(a)のプレイリストテーブルは、図18(a)のオリジナルのプレイリスト内容に対応しており、再生順1〜5に対応して、それぞれ、コンテンツ1〜5を示すCt_ID1、Ct_ID2、Ct_ID3、Ct_ID4、Ct_ID5を格納して形成している。
そのうえで、図18(a)においては、一回のコンテンツ追加予約指定操作により、コンテンツAのみを追加予約すべきとして指定し、追加先にはコンテンツ2を指定している。そして、戻り条件として再生時間を指定している。
上記操作に応じた図23(b)のプレイリスト変換指示テーブルとしては、追加先コンテンツとして、コンテンツ2のコンテンツIDであるCt_ID2を格納し、追加予約コンテンツ数としては1を格納するようにされ、追加予約コンテンツ(1)には、コンテンツAを示すコンテンツIDのCt_ID11を格納している。そして、戻り条件については、戻り条件が再生時間であることを示す「time_of_contents」が格納される。
なお、上記図22〜図24に示した、第2のプレイリスト編集に応じた再生対象プレイリストを利用した再生制御については、後述する。
図25〜図27は、第2のプレイリスト編集が可能に構成される携帯型コンテンツプレーヤ2についてのコンテンツ再生制御のための処理手順を示すフローチャートである。これらの図に示す手順も、携帯型コンテンツプレーヤ2の制御部37を形成するとされるCPUがプログラムを実行することで実現され、図4に示した携帯型コンテンツプレーヤ2における機能部位が連係して実行する制御処理手順としてみることができる。
先ず、図25におけるステップS201においては、例えばUI制御部61によりユーザ操作に応じた再生開始の指示が入力されるのを待機しており、再生開始の指示が得られたとされると、ステップS202以降の手順に進む。
ステップS202においては、再生対象プレイリスト保持管理部67において、再生対象プレイリストとして、オリジナルのプレイリストテーブルをセットする。次に、ステップS203により、例えば再生制御処理部68が、プレイリストテーブルにおいて再生対象とする再生順番号を示す変数であるnに対して、変数pを代入する。この場合も、変数pは、ステップS201に対応する再生開始操作により再生すべきことが指示されたコンテンツについての、オリジナルのプレイリストテーブルにおける再生順を示す。
そして、ステップS204により、再生制御部68が、n番目の再生順のコンテンツファイルの再生を開始させるための制御を実行するようにされる。つまり、再生制御部68は、オリジナルのプレイリストテーブルにおいて再生順nに対応するコンテンツを参照し、このコンテンツの実体であるコンテンツファイルのデータを記憶部33から読み出して再生出力させる。
次のステップS205においては、上記ステップS204により再生順nのコンテンツファイルの再生を実行させている状態において、コンテンツを追加予約するための指定操作が入力されたか否かを判別するようにされ、追加予約指定操作が入力されていないとして否定の判別結果が得られたとされると、そのままステップS208に進み、追加予約指定操作が行われたとして肯定の判別結果が得られたとされると、ステップS206、S207の手順を経た後にステップS208に進むようにされる。
ステップS206においては、一回分のコンテンツ追加予約指定操作に応じて、プレイリスト変更指示テーブルを作成するための処理を実行する。このステップS206としての手順を図26に示す。この図に示す手順は、図4との対応では、プレイリスト変更処理部66が、UI制御部61から伝達されるコンテンツ追加予約指定操作についての内容に応答して実行するものとしてみることができる。
図26においては、先ず、ステップS301により、追加予約されたコンテンツの順番を示す変数aに0を設定したうえで、ステップS302以降の手順を実行する。
ステップS302においては、追加予約コンテンツを指定する操作が行われたか否かを判別している。ここで、否定の判別結果が得られた場合にはステップS305に進むようにされる。これに対して、肯定の判別結果が得られた場合にはステップS303に進んで、変数aについて1インクリメントを行ったうえで、ステップS304により、上記ステップS302により指定されたコンテンツのコンテンツIDを、a番目に追加予約するコンテンツのコンテンツIDとして保持するようにされる。なお、コンテンツIDは、コンテンツデータベースから追加予約すべきとして指定されたコンテンツを検索して得ることができる。
ステップS305においては、追加先コンテンツを指定するための指定操作が行われたか否かについて判別しており、ここでその操作が行われないとして否定の判別結果が得られた場合には、ステップS307に進む。これに対して、ステップS305において肯定の判別結果が得られた場合には、ステップS305の操作に応じて指定したコンテンツのコンテンツIDを、追加先コンテンツのコンテンツIDとして保持するようにされる。
ステップS307においては、戻り条件を指定する操作が行われたか否かについて判別しており、この戻り条件指定の操作が行われないとして否定の判別結果が得られた場合には、ステップS309に進むが、戻り条件指定の操作が行われたとして肯定の判別結果が得られた場合にはステップS308の手順を実行する。
ステップS308においては、操作により指定された戻り条件としての情報を保持するようにされる。指定された戻り条件がコンテンツである場合には、操作により指定されたコンテンツのコンテンツIDを保持するようにされる。また、戻り先条件としてコンテンツ数が指定された場合には、戻り先条件=コンテンツ数であることを示す情報(num_of_contents)を保持するようにされる。また、戻り先条件として再生時間が指定された場合には、戻り先条件=再生時間であることを示す情報(time_of_contents)を保持するようにされる。
ステップS309では、1回分のコンテンツ追加予約指定操作に必要とされる、追加予約すべきコンテンツの指定操作、追加先コンテンツの指定操作、及び戻り条件の指定操作が全て完了しているか否かについて判別するようにされる。ここで、上記指定操作の全てが行われているとして肯定の判別結果が得られたのであればステップS302に戻るようにされている。
これに対して、ステップS309において肯定の判別結果が得られたのであれば、ステップS301に進むことになる。
ステップS310では、これまでの指定操作に応じて保持した情報を用いて、プレイリスト変換指示テーブルを作成するための処理を実行する。先ず、プレイリスト変換指示テーブルにおける追加先コンテンツのコンテンツIDは、ステップS306により保持したコンテンツIDを格納するようにされる。また、追加予約コンテンツ(1)〜(a)に格納するコンテンツIDは、ステップS304により保持している1番目からa番目までで指定されたコンテンツのコンテンツIDを使用する。また、戻り条件については、ステップS308によりコンテンツIDが保持されている場合には、このコンテンツIDを格納し、num_of_contentsが保持されているのであれば、この情報を格納するようにされる。さらに、time_of_contentsが保持されているのであれば、この情報を格納するようにされる。このようにして、図26の手順により、一回分のコンテンツ追加予約指定操作に応じたプレイリスト変換指示テーブルの作成が行われる。
説明を図25に戻す。
ステップS206の手順として、上記図26の手順を実行したとされると、次のステップS207にて、ステップS310により作成したプレイリスト変換指示テーブルを、再生対象プレイリスト保持管理部67により、先のステップS202によりセットしたオリジナルのプレイリストテーブルとともにセットするようにされる。
ステップS208においては、再生順nのコンテンツの再生が終了したか否かについて判別しており、ここで否定の判別結果が得られた場合には、最後のステップS204の手順により開始されたコンテンツの再生を継続させながら、ステップS205に戻って、次のコンテンツ追加予約指定操作を待機するようにされる。
そして、ステップS208において、再生順nのコンテンツの再生が終了したとして肯定の判別結果が得られた場合には、ステップS209以降の次に再生すべきコンテンツを決定するための手順に進む。
先ず、ステップS209においては、上記ステップS208により再生が終了したとされる再生順nのコンテンツが追加先となっており、かつ、未だコンテンツ再生のために処理されていない未処理のプレイリスト変換指示テーブルを検索する。この検索にあたっては、追加先コンテンツとして再生順nのコンテンツのコンテンツIDを格納しているプレイリスト変換指示テーブルを検索すればよい。そして、ステップS210において、上記ステップS209の検索結果として、上記未処理のプレイリスト変換指示テーブルが検索されたか否かについて判別する。
上記ステップS210において否定の判別結果が得られた場合には、最後のステップS208に応じて再生が終了した、再生順nのコンテンツに続けて再生すべき追加予約コンテンツは無い、ということになる。そこで、この場合には、ステップS213により変数nについて1インクリメントしたうえで、ステップS214により変数nが最大値を越えたとして、プレイリストの最後まで再生を完了したことが判別されるまでは、ステップS204に戻り、さらに再生順nのコンテンツの再生を行うようにされる。つまり、オリジナルのプレイリストテーブルの再生順に従って、次に再生すべきコンテンツを再生するようにされる。
これに対して、ステップS210において肯定の判別結果が得られた場合には、次のステップS211により、この検索されたプレイリスト変換指示テーブルを利用して、追加予約コンテンツを再生するための手順を実行することになる。
このために、ステップS211においては、検索されたプレイリスト変換指示テーブルにおける追加予約コンテンツとしてのコンテンツIDを参照するようにされる。この場合において、追加予約コンテンツ(1)〜(a)までの複数の追加予約コンテンツのコンテンツIDが格納されている場合には、最初の追加予約コンテンツ(1)〜(a)までの順で参照を行っていくようにされる。そして、この順に従って、記憶部33からコンテンツファイルを読み出して再生出力させるようにする。これにより、プレイリスト変換指示テーブルに記述される追加予約コンテンツが、追加予約指定操作のときの予約順にしたがって順次再生されることになる。
上記ステップS211の手順によりプレイリスト変換指示テーブルに記述される全ての追加予約コンテンツの再生が完了したとされると、続いては、ステップS212により、戻り先のコンテンツの再生に適正に移行するための手順を実行する。このためには、上記ステップS211において処理対象としていたプレイリスト変更指示テーブルにおける戻り条件として格納される情報内容に応じて、変数nの値を設定するようにされる。このための手順を、図27に示す。
図27の手順は、図4との対応では、再生制御処理部68が、再生対象プレイリスト保持管理図67に保持されている、現在の処理対象のプレイリスト変更指示テーブルを利用して実行するものとされる。
図27においては、先ず、ステップS401では、現在の処理対象のプレイリスト変更指示テーブルにおける戻り条件を参照し、その内容について判別する。
その判別結果として、戻り条件の内容がコンテンツIDである場合には、ステップS402の手順を実行する。ステップS402においては、再生対象プレイリストにおけるオリジナルのプレイリストテーブルを参照して、戻り条件が示すコンテンツIDに対応付けられている再生順番号mを認識するようにされる。そして、ステップS403により、変数nについて、この再生順番号mを代入した値を設定するようにされる。
また、ステップS401の判別結果として、戻り条件が、コンテンツ数を示すnum_of_contentsである場合には、ステップS404としての手順を実行する。
ステップS404では、現在において処理対象となっているプレイリスト変更指示テーブルにおいて示される予約コンテンツ数pを認識し、次のステップS405により、変数nについて、n+p+1で表される値を代入する。
また、ステップS401の判別結果として、戻り条件が、再生時間を示すtime_of_contentsである場合には、ステップS406〜S410までの手順を実行する。
先ず、ステップS406においては、先のステップS211により再生出力させたコンテンツについての総再生時間であるTpを算出するようにされる。このためは、現在処理対象となっているプレイリスト変更指示テーブルに記述される追加予約コンテンツのコンテンツIDに対応付けられている再生時間を、コンテンツデータベースからとりだし、これらの取り出した再生時間を合算すればよい。
次のステップS407においては、追加予約コンテンツが再生されたことに応じてスキップ対象の候補となるオリジナルのプレイリストテーブル内のコンテンツの総再生時間であるTsについて初期値の0を代入する。
次に、ステップS408により現在の変数nについて1インクリメントしたうえで、ステップS409により、Tsについて、Ts+Tnを演算して得られる値を代入する。ここで、Tnは、オリジナルのプレイリストテーブルにおいて再生順nが対応付けられたコンテンツの再生時間を指す。また、1回のステップS211の手順の終了ごとに応じて最初に実行されるステップS408により得られる変数nは、オリジナルのプレイリストテーブルにおいて、現在の処理対象となっているプレイリスト変更指示テーブルが示す追加先コンテンツの次に再生されるコンテンツを示すことになる。そして、これに続く一回目のステップS409によっては、追加先コンテンツの次に再生されるコンテンツのみの再生時間が、Tsとして得られる。
そして、次のステップS410によっては、TpとTsとについて、Tp≦Tsの関係が成立するか否かについて判別する。ここでTp≦Tsの関係が成立した場合には、ステップS411により変数nについて1インクリメントしたうえで、この図に示す処理を抜けることになるが、Tp≦Tsの関係が成立しないとして否定の判別結果が得られた場合には、ステップS408、S409の手順を繰り返す。このステップS40、S409の手順が繰り返されることにより、Tsは、オリジナルのプレイリストテーブルにおいて、追加先コンテンツの次に再生されるコンテンツと、これに続いて再生されるコンテンツの再生時間を積算したものとなる。
そして、ステップS401においてTp<Tsの関係が成立したとして肯定の判別結果が得られたとされると、この処理を抜けることになる。
上記のようにして、図27の手順によっては、戻り条件の内容に応じて、ステップS403、S405、あるいはS408の何れかにより設定された変数nの値が設定されることになる。そして、このようにして設定された変数nが、ステップS214にて最大値を超えたと判別されない限りは、ステップS204に戻ることで、オリジナルのプレイリストテーブルにおいて、図27の手順により設定された変数nが示す再生順番号が対応付けられたコンテンツの再生が開始される。
なお、ステップS214にて変数nと比較される最大値とは、現在の再生対象プレイリストとしてのオリジナルのプレイリストテーブルにおいて示される再生順の最大値を指す。変数nがこの最大値を超えたことが判別された場合には、再生対象プレイリスト(オリジナルのプレイリストテーブル及びプレイリスト変更指示テーブル)により再生すべきコンテンツについては、全て再生を完了させた状態となっていることから、これまでのプレイリストに基づいたコンテンツ再生を終了させることになる。
ここで、図16〜図18の第2のプレイリスト編集に対応して作成されるものとした図22〜図24の再生対象プレイリストの内容と、上記図25のステップS209〜ステップS212、及び図27に示したステップS212としての手順との対応について説明しておく。
先ず図22の場合には、ステップS208によりコンテンツ2の再生を終了したことが判別されたことに応じて実行するステップS209、S210により、プレイリスト変更指示テーブル(1)が検索されることになる。プレイリスト変更指示テーブル(1)の追加先コンテンツには、コンテンツ2のコンテンツID=Ct_ID2が指定されているからである。そして、ステップS211により予約コンテンツ(1)においてコンテンツID=Ct_ID11が付されたコンテンツAを記憶部33から読み出して再生出力させることになる。
また、ステップS212により戻り先を設定する場合には、図27のステップS401により戻り条件がコンテンツID=Ct_ID4であることが示されるので、ステップS402により、オリジナルのプレイリストテーブルから、戻り条件のコンテンツID=Ct_ID4に対応付けられている再生順の値である4を変数mとして認識する。そして、次のステップS403により、n←mの手順が実行されることで、変数nには4が設定される。これにより、コンテンツAの再生に続けては、コンテンツ3がスキップされてコンテンツ4から再生される。
また、同じ図22のプレイリスト変更指示テーブル(2)も、上記プレイリスト変更指示テーブル(1)に準じて処理が行われるものである。
なお、例えば追加予約コンテンツを再生した後にオリジナルのプレイリストテーブルにあるコンテンツに戻るのではなく、追加予約コンテンツを再生してそのまま再生対象プレイリストの再生を終了させたい場合もあると考えられる。
このような場合には、戻り条件として、追加予約コンテンツの再生によりプレイリスト再生を終了させるという、「再生終了」の内容を指定できるようにしておく。そして、戻り条件が、この「再生終了」の内容を有していた場合には、ステップS402として設定する再生順番号mについて、オリジナルのプレイリストテーブルにおける最後の再生順番号よりも大きな値を設定し、ステップS403により変数nに代入するようにされる。これにより、ステップS212に続くステップS214の判別手順において肯定の判別結果が得られることになって、コンテンツ再生を終了させることができる。
また、図23の再生対象プレイリストの場合にも、ステップS208に応じてコンテンツ2の再生を終了して、ステップS209、S210が実行されることで、図23(b)のプレイリスト変更指示テーブルが検索されることになる。そして、この場合には、ステップS211により、コンテンツA,Bの順で2つの追加予約コンテンツが再生されることになる。
次のコンテンツA,Bの再生が終了した後のステップS212の手順としては、図27のステップS401にて戻り条件が「num_of_contents」であると判別され、これに応じてステップS404では、追加予約コンテンツ数としてp=2であると認識することになる。これまでの変数は2とされているので、ステップS405によっては、変数nには、n+p+1=2+2+1(=5)の演算により得られる5が代入されることになる。この変数nに基づき、次のステップS204によっては、追加予約コンテンツ数(=2)に応じて、追加先コンテンツ(コンテンツ2)の後の2つのコンテンツ3,4をスキップし、再生順が5番目のコンテンツ5を適正に再生することになる。
また、図24の再生対象プレイリストの場合には、コンテンツ2の再生を終了して、追加予約コンテンツAを再生した後において、図27のステップS401にて戻り条件が「time_of_contents」であると判別されることになる。
この場合には、ステップS406により追加予約コンテンツの総再生時間Tpを算出することになるが、この場合には、追加予約コンテンツは、コンテンツAの1つのみなので、このコンテンツAの再生時間が、追加予約コンテンツの総再生時間Tpということになる。ここでは、コンテンツAの再生時間をちょうど3分とする。つまり、Tp=3分ということになる。
そして、ステップS407によりTsについて0に初期化したうえで、最初に実行されるステップS408においては、変数nについて2を1インクリメントすることになるので、変数nは3であることになる。従って、ステップS409におけるTnは、オリジナルのプレイリストテーブルにおいて再生順が3番目(コンテンツ2の次の再生順)のコンテンツ3の再生時間であることになる。コンテンツ3の再生時間を1分とすると、この場合、Ts←Ts+n(=0+1(分))となって、Tsは1分を示すことになる。ステップS410により、このTsをTpと比較した場合、TsのほうがTpよりも短いことから、Tp≦Tsは満たさないことになり、ステップS408に戻って、変数nを1インクリメントすることになる。すると、今回のステップS409では、Tnは、コンテンツ4の再生時間を示すことになる。コンテンツ4の再生時間は2分とする。すると、このステップS409によっては、Ts←Ts+n(=1+2=3)となり、Tsは3.5を示すことになる。すると、ステップS410において、Tp≦Tsを満たすこととなって、ステップS411によりさらに変数nについて1インクリメントして5を設定するようにされる。
これにより、次のステップS204によっては、コンテンツAの再生時間分経過したとされる分のコンテンツ3,4をオリジナルのプレイリストテーブルからスキップさせて、コンテンツ5から再生を開始するという動作を適正に実行できることになる。
ところで、これまでの第1、第2のプレイリスト編集に関する説明にあっては、その説明を簡単で分かりやすいものとすることの便宜上、オリジナルのプレイリストテーブルには登録されていないコンテンツを追加予約する場合のみを例に挙げて説明してきた。
しかしながら、第1、第2のプレイリスト編集のいずれにあっても、オリジナルのプレイリストテーブルに登録済みのコンテンツを、さらに追加予約するように指定することは可能であり、本願発明としての概念に含まれるべきものである。
例えば、第1のプレイリスト編集であれば、オリジナルのプレイリストテーブルに登録済みのコンテンツを追加予約する指定操作が行われたのに応じて、編集規則1,2,3に従って、この指定されたコンテンツをプレイリストテーブルにさらに登録すればよい。より具体的には、例えば図6(a)の再生対象プレイリスト内容によりコンテンツ1を再生しているときに、コンテンツ4を追加予約指定する操作が行われたとされると、編集結果としては、図6(b)の編集後の再生対象プレイリストにおける再生順2のコンテンツAに代えてコンテンツ4が挿入され、再生順1〜6に従って、コンテンツ1、コンテンツ4、コンテンツ2、コンテンツ3、コンテンツ4、コンテンツ5の順で再生することになる。そして、このような再生順を実現するためのプレイリストテーブルの内容としては、図12(b)の再生順2に追加挿入するコンテンツIDとして、コンテンツAを示すCt_ID11に代えて、コンテンツ4を示すCt_ID4が格納されたものを、図12(a)の内容を基に書き換えるようにして作成することになる。
また、第2のプレイリスト編集であれば、1回のコンテンツ追加予約操作ごとに、追加予約すべきコンテンツとして、オリジナルのプレイリストテーブルに登録済みのコンテンツを指定する操作が行われたのに応じて、プレイリスト変更指示テーブルの追加予約コンテンツとして、その指定されたコンテンツIDを格納すればよい。具体的に、図16(a)の状態のもとでの1回目のコンテンツ追加予約指定操作において、追加予約するコンテンツとして、コンテンツAに代えてコンテンツ6を指定したとすると、図22(b)のプレイリスト変更指示テーブルとしては、予約コンテンツ(1)において、コンテンツAを示すコンテンツIDであるCt_ID11に代えて、コンテンツ6を示すコンテンツIDであるCt_ID6を格納するようにしてことになる。そして、このプレイリスト変更指示テーブルを参照して再生制御を実行することで、実際としては、図16(b)の再生順3におけるコンテンツAがコンテンツ6に置き換わった内容により再生が行われることになる。
また、プレイリストの編集結果を再利用可能なように新規のユーザプレイリストとして保存するか否かについては、実際における各種の使用条件やプレイリスト編集についてのコンセプトなどを考慮して、いずれかを採択することとすればよい。例えばプレイリスト編集は、あくまでも、ユーザが本実施の形態の携帯型コンテンツプレーヤ2などでコンテンツを視聴しているときの一時的なものであり、保存した場合には、かえってユーザが混乱する可能性があるとの観点にたてば、特にプレイリストの編集結果は保存せずに、そのときのプレイリスト編集が終了次第、プレイリスト編集に応じた再生対象プレイリストの内容を破棄してしまえばよい、ということになる。一方で、プレイリストの編集結果を保存することとすれば、例えば携帯型コンテンツプレーヤ2側において簡易な操作でユーザプレイリストを作成保存できることになり、利便性の向上などが期待される。また、このようにして携帯型コンテンツプレーヤ2にて作成保存したユーザプレイリストは、携帯型コンテンツプレーヤ2からパーソナルコンピュータ1に転送して、コンテンツ管理アプリケーション14aにより他のユーザプレイリストともに記憶管理させるようにすると、コンテンツ管理アプリケーション14aによっても、携帯型コンテンツプレーヤ2にて作成したユーザプレイリストによりコンテンツ再生が行えることとなって好ましい。
なお、プレイリスト編集結果を保存するのにあたっては、第1のプレイリスト編集のようにして、プレイリストテーブルを直接的に編集していく場合であれば、この編集されたプレイリストテーブルを新規に作成したユーザプレイリストのプレイリストテーブルとして保存することとすればよい。
また、第1のプレイリスト編集の場合であれば、オリジナルのプレイリストテーブルと、プレイリスト変更指示テーブルにより得られるコンテンツの再生順をそのまま記述した内容のプレイリストテーブルを作成し、この作成したプレイリストテーブルを保存することとすればよい。
また、ここで、これまでに説明したコンテンツ予約指定操作に応じた再生対象プレイリスト(再生制御情報)の編集、書き換え(再構築)、及び再生制御を整理すると、第1のプレイリスト編集にあっては、プレイリストテーブルを直接的に変更するようにされ、この編集されたプレイリストテーブルを参照して再生順を決定している、ということがいえる。これに対して、第2のプレイリスト編集にあっては、オリジナルのプレイリストテーブルの内容は維持したうえで、編集操作に応じてプレイリスト変更指示テーブルを作成していき、これらオリジナルのプレイリストテーブルとプレイリスト変更指示テーブルとを参照していくことで、コンテンツの再生順を決定することとしている。
上記のようにして、第1のプレイリスト編集と第2のプレイリスト編集とで、再生対象プレイリストとしてのデータの実体的構造と、これに応じた再生対象プレイリストの再構築の態様を異なるものとしているのは、例えば下記のような理由による。
つまり、第1のプレイリスト編集は、簡易な操作を重要視していることで、コンテンツの追加予約も、編集規則に従った単純なものとなる。このことに伴い、追加予約指定操作に応じてプレイリストテーブルを直接的に書き換えるようにして編集処理を実行しても、特に処理が複雑になることはないし、かえって、このほうが、処理としては簡易で軽いものとなって合理的になるという考え方をとったものである。
これに対して、第2のプレイリスト編集は、コンテンツの追加先や、戻り条件などが指定できることで、編集の自由度が相応に高い。このような状況で、プレイリストテーブルを直接的に書き換えるような編集処理とすると、かえって処理のためのアルゴリズムが複雑になって難しくなる可能性がでてくる。
そこで、第2のプレイリスト編集としては、オリジナルのプレイリストテーブルに対して、プレイリスト変更指示テーブルのようなオリジナルのプレイリストテーブルの内容に対する変更を示す再生制御情報を別に規定することとしたものである。これにより、プレイリストの編集処理としては、オリジナルのプレイリストテーブルに変更を与えることなく、コンテンツ追加予約指定操作に応じて、その都度、プレイリスト変更指示テーブルを作成していくだけでよいことになる。従って、プレイリスト編集の処理、アルゴリズムは、編集の自由度が高いのにも関わらず、非常に簡易なものとすることができる。また、再生制御も、先に図25〜図27などにより説明したように、プレイリスト変更指示テーブルの内容を参照して、必要なコンテンツを再生するという簡易な処理手順でよいことになる。
しかしながら、第1のプレイリスト編集にあっても、第2のプレイリスト編集と同様にして、オリジナルのプレイリストテーブルを保持したまま、追加予約指定操作に応じてプレイリスト変更指示テーブルを作成して保持し、これらのプレイリストテーブルとプレイリスト変更指示テーブルを参照することで再生順を決定するように構成してよいものであり、このような構成も本願発明の概念に含まれるべきものとされる。
例えば図6に示したような第1のプレイリスト編集であれば、図12(a)のプレイリストテーブルをオリジナルとして保持したうえで、コンテンツ1の再生中においてコンテンツAを追加予約指定する操作が行われたのに応じて、プレイリスト変更指示テーブルを作成する。
このとき、プレイリスト変更指示テーブルにおける追加予約コンテンツ(1)は、追加予約すべきとして指定されたコンテンツAのコンテンツIDをコンテンツデータベースから検索し、この検索したコンテンツIDを格納し、予約コンテンツ数についても、追加予約コンテンツの指定が1つのみであったことに応じて1を格納することになる。
また、追加先コンテンツと戻り条件については、第1のプレイリスト編集において実際に適用する編集規則に従って自動生成して格納することができる。例えば先の編集規則1によれば、追加予約指定されたコンテンツは、追加予約指定操作が行われたときに再生中のコンテンツに続けて再生されるように挿入する、ということになっているので、追加先コンテンツにはコンテンツ1のコンテンツIDであるCt_ID1に格納する。また、戻り条件はコンテンツIDとなり、オリジナルのプレイリストテーブルにおいては、コンテンツ1の次の再生順が指定されるコンテンツ2のコンテンツIDであるCt_ID2を格納する。
そして、図12(a)のオリジナルのプレイリストテーブルと、上記のようにして作成されたプレイリスト変更指示テーブルとを参照することで、図6(b)に示す再生対象プレイリストとしての内容と同じ再生順が得られることになる。
また、本発明に基づいて構成される装置としては、携帯型コンテンツプレーヤに限定されるものではなく、例えば、据え置き型のコンテンツプレーヤなどとされてもよい。さらには、本願発明に基づくプログラムを実行するパーソナルコンピュータなどとされてもよい。
本願発明に基づいたプログラムは、例えば装置におけるROMやHDDなどの記憶媒体に記憶させておくようにされる。CPUは、このようにして記憶媒体に記憶されたプログラムをRAMなどに展開して実行するようにされる。また、プログラムは、例えばリムーバブルの記憶媒体に記憶させておいて、後から、この記憶媒体を使用してインストールするようにして装置に記憶させることもできる。また、プログラムは、ネットワーク上のサーバなどにおける記憶装置に記憶させておき、ネットワーク経由でのダウンロードにより取得して装置にインストールするようなことも考えられる。
本発明の実施の形態としての携帯型コンテンツプレーヤと、この携帯型コンテンツプレーヤと連携するコンテンツ管理アプリケーションがインストールされたパーソナルコンピュータとのシステム構成を概念的に示す図である。 実施の形態の携帯型コンテンツプレーヤと連携するコンテンツ管理アプリケーションがインストールされたパーソナルコンピュータの構成例を示す図である。 実施の形態の携帯型コンテンツプレーヤの構成例を示す図である。 実施の形態のパーソナルコンピュータと携帯型コンテンツプレーヤについての構成をプログラムにより実現される機能に基づいて示すブロック図である。 第1のプレイリスト編集としてのコンテンツ追加予約指定操作に関する表示画面部の表示態様の遷移例を示す図である。 第1のプレイリスト編集としてのコンテンツ追加予約指定操作に応じた再生対象プレイリストの内容の遷移例を示す図である。 第1のプレイリスト編集としてのコンテンツ追加予約指定操作に応じた再生対象プレイリストの内容の遷移例を示す図である。 第1のプレイリスト編集としてのコンテンツ追加予約指定操作に応じた再生対象プレイリストの内容の遷移例を示す図である。 第1のプレイリスト編集としてのコンテンツ追加予約指定操作に応じた再生対象プレイリストの内容の遷移例を示す図である。 コンテンツファイルの構造例を示す図である。 コンテンツデータベースの構造例を示す図である。 図6の遷移に応じたプレイリストテーブルの内容の変更例を示す図である。 図7の遷移に応じたプレイリストテーブルの内容の変更例を示す図である。 図9の遷移に応じたプレイリストテーブルの内容の変更例を示す図である。 第1のプレイリスト編集に対応した処理を含む、再生制御のための手順例を示すフローチャートである。 第2のプレイリスト編集としてのコンテンツ追加予約指定操作に応じた再生対象プレイリストの内容の遷移例を示す図である。 第2のプレイリスト編集としてのコンテンツ追加予約指定操作に応じた再生対象プレイリストの内容の遷移例を示す図である。 第2のプレイリスト編集としてのコンテンツ追加予約指定操作に応じた再生対象プレイリストの内容の遷移例を示す図である。 第2のプレイリスト編集としてのコンテンツ追加予約指定操作に関する表示画面部の表示態様の遷移例を示す図である。 第2のプレイリスト編集としてのコンテンツ追加予約指定操作に関する表示画面部の表示態様の遷移例を示す図である。 第2のプレイリスト編集により編集されたプレイリスト内容を表示させる場合の態様例を示す図である。 図16の遷移に応じた再生対象プレイリスト(オリジナルのプレイリストテーブル及びプレイリスト変更指示テーブル)の内容例を示す図である。 図17の遷移に応じた再生対象プレイリスト(オリジナルのプレイリストテーブル及びプレイリスト変更指示テーブル)の内容例を示す図である。 図18の遷移に応じた再生対象プレイリスト(オリジナルのプレイリストテーブル及びプレイリスト変更指示テーブル)の内容例を示す図である。 第2のプレイリスト編集に対応した処理を含む、再生制御のための手順例を示すフローチャートである。 コンテンツ追加予約指定操作に応じたプレイリスト変更指示テーブル作成のための手順を示すフローチャートである。 プレイリスト変更指示テーブルが示す戻り条件に応じた次の再生コンテンツを決定するための手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 パーソナルコンピュータ、2 携帯型コンテンツプレーヤ、11 CPU、12 ROM、13 RAM、14 HDD、14a コンテンツ管理アプリケーション、15 操作入力処理部、16 表示出力処理部、17 メディアドライブ、18 データインターフェイス、19 ネットワークインターフェイス、20 内部バス、21 操作デバイス、22表示デバイス、31 データ入出力端子、32 データインターフェイス、33 記憶部、34 再生信号処理部、35 音声出力端子、36 表示部、36a 表示画面部、37 制御部、38 操作部、51 UI制御部、52 コンテンツ取り込み制御部、53 コンテンツファイル記憶管理部、54 属性別プレイリスト作成管理部、55 ユーザプレイリスト作成管理部、56 ユーザプレイリスト記憶管理部、57 再生制御処理部、58 コンテンツ転送制御部、60 UI制御部、62 コンテンツ取り込み制御部、63 コンテンツファイル記憶管理部、64 ユーザプレイリスト記憶管理部、65 属性別プレイリスト作成管理部、66 プレイリスト変更処理部、67 再生対象プレイリスト保持管理部、68 再生制御処理部、100 通信バス、101 ネットワーク

Claims (13)

  1. 単位データを記憶する記憶手段と、
    上記記憶手段に記憶される単位データから再生対象として選択した1以上の単位データと、この選択した単位データについての再生順とを指定する再生制御情報に基づいて、単位データを再生出力するための制御を実行する再生制御手段と、
    上記再生制御手段の再生制御により現在再生中とされる単位データよりも後となる再生順において、少なくとも、上記記憶手段に記憶される1以上の単位データを所定の再生順位置に追加するための指定操作を入力する指定操作入力手段と、
    上記指定操作入力手段により入力した指定操作に応じた単位データの再生順となるようにして、上記再生制御情報の再構築を行う再生制御情報再構築手段と、
    を備えることを特徴とする再生装置。
  2. 上記指定操作入力手段は、
    現在再生中とされる単位データの直後からの再生順位置に対して追加すべき単位データを指定する直後追加指定操作を入力するようにされており、
    上記再生制御情報再構築手段は、
    上記直後追加指定操作による単位データの指定数が所定の上限数を満たすまでは、上記直後追加指定操作により指定された単位データが、上記直後追加指定操作を入力した順序に応じて、現在再生中とされる単位データに続いて順次再生されるようにして上記再生制御情報を再構築するとともに、
    上記直後追加指定操作による単位データの指定数が所定の上限数を満たしている状態において、さらに、上記直後追加指定操作を上記指定操作入力手段が入力した場合には、今回の追加指定操作により追加すべきことが指定された単位データを、前回までの上記直後追加指定操作に応じて追加された単位データのうちから所定規則に従って選択した単位データと入れ替えるようにして、上記再生制御情報を再構築する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 上記再生制御手段は、上記再生制御情報として、基本となる再生対象の単位データと再生順とを指定する基本再生制御情報と、この基本再生制御情報による再生出力結果に変更を与えるための所定の指定内容を有する変更再生制御情報とに基づいて単位データを再生出力するための制御を実行するものとされ、
    上記再生制御情報再構築手段は、
    上記指定操作入力手段が入力した指定操作に応じて、上記変更再生制御情報を作成することで、上記再生制御情報の再構築を行うようにされている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  4. 上記指定操作入力手段は、
    現在再生中とされる単位データより後の再生順における任意の再生順位置に対する1以上の単位データの追加を指定する操作である任意追加指定操作を入力するようにされており、
    上記再生制御情報再構築手段は、
    上記任意追加指定操作により追加すべきことが指定された単位データを示す追加単位データ指示情報と、上記基本再生制御情報により指定される単位データのうちで、上記任意追加指定操作により指定された上記任意の再生順位置の直前の単位データとなる追加先単位データを指示する追加先指示情報と、を少なくとも含むようにして上記変更再生制御情報を作成する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の再生装置。
  5. 上記再生制御手段は、
    上記変更再生制御情報に含まれる追加先指示情報と追加単位データ指示情報に基づいて、上記追加先指示情報が示す単位データの再生出力に続けて、上記追加単位データ指示情報が示す単位データの再生出力が行われるようにして制御を行う、
    ことを特徴とする請求項4に記載の再生装置。
  6. 上記指定操作入力手段は、
    追加すべきことが指定された単位データの再生を終了した後に戻って再生されるべき単位データである戻り先単位データを指定する戻り先指定操作を入力するようにされており、
    上記再生制御情報再構築手段は、
    上記指定操作により追加すべきことが指定された単位データを示す追加単位データ指示情報と、上記基本再生制御情報により指定される単位データのうちで、上記戻り先指定操作により指定された戻り先単位データとなる単位データを指示する戻り先指示情報と、を少なくとも含むようにして上記変更再生制御情報を作成する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の再生装置。
  7. 上記再生制御手段は、
    上記変更再生制御情報に含まれる追加単位データ指示情報と戻り先指示情報に基づいて、上記追加先指示情報が示す単位データの再生出力に続けて、上記基本再生制御情報において上記戻り先指示情報が示す単位データの再生出力が行われるようにして制御を行う、
    ことを特徴とする請求項6に記載の再生装置。
  8. 上記指定操作入力手段は、
    上記戻り先指定操作として、単位データを指定する代わりに、連続した再生順により再生されるものとして追加すべきことが指定された単位データの数を示す追加単位データ数を戻り条件として指定する操作を入力可能とされており、
    上記再生制御情報再構築手段は、
    上記指定操作により追加すべきことが指定された単位データを示す追加単位データ指示情報と、戻り条件が上記追加単位データ数であることを示す戻り先指示情報と、を少なくとも含むようにして上記変更再生制御情報を作成する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の再生装置。
  9. 上記再生制御手段は、
    上記変更再生制御情報に含まれる追加単位データ指示情報と、戻り条件が上記追加単位データ数であることを示す戻り先指示情報に基づいて、上記追加先指示情報が示す単位データの再生出力に続けて、上記基本再生制御情報における所定の再生順の単位データを起点としたときに上記追加先指示情報が示す単位データの数だけ後の再生順となる単位データの再生出力が行われるようにして制御を行う、
    ことを特徴とする請求項8に記載の再生装置。
  10. 上記指定操作入力手段は、
    上記戻り先指定操作として、単位データを指定する代わりに、連続した再生順により再生されるものとして追加すべきことが指定された単位データの総再生時間を戻り条件として指定する操作を入力可能とされており、
    上記再生制御情報再構築手段は、
    上記指定操作により追加すべきことが指定された単位データを示す追加単位データ指示情報と、戻り条件が上記総再生時間であることを示す戻り先指示情報と、を少なくとも含むようにして上記変更再生制御情報を作成する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の再生装置。
  11. 上記再生制御手段は、
    上記変更再生制御情報に含まれる追加単位データ指示情報と、戻り条件が上記総再生時間であることを示す戻り先指示情報に基づいて、上記追加先指示情報が示す単位データの再生出力に続けて、上記基本再生制御情報における所定の単位データの再生順を起点に、上記総再生時間に応じて後となる再生順の単位データが再生出力されるようにして制御を行う、
    ことを特徴とする請求項10に記載の再生装置。
  12. 単位データを記憶する記憶手段に記憶される単位データから再生対象として選択した1以上の単位データと、この選択した単位データについての再生順とを指定する再生制御情報に基づいて、単位データを再生出力するための制御を実行する再生制御手順と、
    上記再生制御手順が実行する再生制御により現在再生中とされる単位データよりも後となる再生順において、少なくとも、上記記憶手段に記憶される1以上の単位データを所定の再生順位置に追加するための指定操作を入力する指定操作入力手順と、
    上記指定操作入力手順により入力した指定操作に応じた単位データの再生順となるようにして、上記再生制御情報の再構築を行う再生制御情報再構築手順と、
    を実行することを特徴とする再生方法。
  13. 単位データを記憶する記憶手段に記憶される単位データから再生対象として選択した1以上の単位データと、この選択した単位データについての再生順とを指定する再生制御情報に基づいて、単位データを再生出力するための制御を実行する再生制御手順と、
    上記再生制御手順が実行する再生制御により現在再生中とされる単位データよりも後となる再生順において、少なくとも、上記記憶手段に記憶される1以上の単位データを所定の再生順位置に追加するための指定操作を入力する指定操作入力手順と、
    上記指定操作入力手順により入力した指定操作に応じた単位データの再生順となるようにして、上記再生制御情報の再構築を行う再生制御情報再構築手順と、
    を再生装置に実行させるプログラム。
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