JP2007286697A - 支払い処理支援装置及び支払い処理支援方法 - Google Patents

支払い処理支援装置及び支払い処理支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】署名式デビットカードが利用された際に金融機関に対して発生する超過利用のリスクを無くし、クレジットカード会社が従来から負担している超過利用のリスクの範囲内で負うようにし、署名式デビットカードを普及させる。
【解決手段】署名式デビットカード130がクレジットカードのPOS端末111で利用されたとき、JIS I型の第1の与信照会電文を受信し、これを、変換手段が、通信手段で受信した第1の与信照会電文を、JIS II型の第2の与信照会電文に変換し、これを、金融機関の勘定系システム122に送信し、デビット決済処理を行うことができるようにする。決済許否のときには、第1の与信照会電文を、クレジットカード110のバックエンドシステム112に送信し、クレジット決済処理を行うことができるようにする。
【選択図】図2

Description

本発明は、カード会社等のイシュアーが発行する署名式デビットカードをカード会員等のカードホルダが利用した際に、原則的にデビット決済を行い、例外的にクレジット決済を行うことを可能とする支払い処理支援装置及び支払い処理支援方法に関する。
商品を購入する際の決済手段として、クレジットカードやデビットカードがある。
クレジットカードのシステムでは、クレジットカードの利用できる加盟店で、カードホルダであるカード会員が商品の購入に際してクレジットカードを使用すると、一旦、イシュアーとなっているクレジットカード会社が加盟店への取引金額の支払いを肩代わりし、後でクレジットカード会社がカード会員に取引金額を請求し、カード会員がクレジットカード会社に一括又は分割で支払いを行うようにしている。
具体的に、クレジットカードは、エンボス、印刷、磁気記録等によって、カード発行者及びカード所持者を識別する割り当てる口座番号として、クレジットカードの発行者識別番号、カード会員の個人口座番号識別、チェックデジット、有効期限等のクレジットカード情報が第1の規格(JIS I型/ISO規格のPAN:Primary Account Number)の番号体系で記録され、更に、裏面等に、所持するカード会員の署名が記述され、BANKNET(MasterCard International Incorporatedの米国商標)、CAFIS(Credit And Finance Information System、登録商標)、GPnet(登録商標)、JCN等の通信ネットワークシステムで運用されている。
図8(A)に示すように、クレジットカード110をクレジットカード加盟店で利用するときには、クレジットカード加盟店のPOS端末111で磁気ストライプからクレジットカード情報を読み取って、通信ネットワーク113を介して、クレジットカード110のバックエンドシステム112に与信照会を行い、商品購入等の取引を行い、事後的に、売上確定の処理を行う。
他方、デビットカードのシステムは、店頭での支払い決済において、デビットカードの利用できる加盟店で、デビットカードを使用すると、取引金額分を直ちに金融機関の預貯金口座から引き落として支払いを完了させるようにしている。一般に、デビットカードは、クレジットカードと異なり即時決済となるため、デビットカードの発行に当たって、クレジットカードのように年齢、信用等の審査が無く、債務を好まない消費者や信用供与が比較的困難な消費者に利用しやすいものとなっている。
このようなデビットカードには、カード会員の本人確認を、暗証番号(PIN:Personal Identification Number)を用いて行うPIN式デビットカードと、署名によって行う署名式デビットカードとがある。PIN式デビットカードでは、加盟店のPOS端末でカード会員が入力した暗証番号がオンラインで金融機関の勘定系システムに送信され、このシステムに登録された暗証番号と送信された暗証番号とを照合することによって本人確認が行われる。例えば、金融機関が発行するATM(Automated Teller Machine)キャッシュカードは、ATMでしか利用することができないが、PIN式デビットカードの一種である。
具体的に、デビットカードは、エンボス、印刷、磁気記録等によって、デビットカードに必要な金融機関のコード、支店名、口座番号等のデビットカード情報が第2の規格(JIS II型の銀行預金口座番号)の番号体系で記録され、MICS(全国キャッシュサービス、Multi Integrated Cash Service、登録商標)、BANCS(BANks Cash Service、登録商標)、ACS(All Japan Card Service、登録商標)等の通信ネットワークシステムで運用されている。
図8(B)に示すように、PIN式デビットカード120がデビットカード加盟店で利用されるときには、デビットカード120の加盟店のPOS端末121で磁気ストライプからデビットカード情報を読み取ると共にカード会員によってPINが入力されると、これらの情報と共に通信ネットワーク123を介して金融機関の勘定系システム122にアクセスして、PINの照合の後、即時にカード会員の預金口座で決済処理を行う。
これに対して、署名式デビットカードは、加盟店のカード伝票にカード会員が記入した署名とデビットカードの裏面に記入された署名とを加盟店が目視によって照合することによって本人確認が行われ、事後的に、オンライン又はオフラインで、預金口座で決済処理が行われる。すなわち、署名式デビットカードの利用方法は、利用時に目視照合によって本人確認を行う点で、クレジットカードの利用方法と同じである。このため、署名式デビットカードの多くは、金融機関ではなくクレジットカード会社から発行され、クレジットカードの通信設備を利用して運営される。そこで、署名式デビットカードでは、クレジットカードと同じ規格、すなわち第1の規格(JIS I型/ISO規格のPAN:Primary Account Number)の番号体系で、クレジットカード情報と同じ情報が記録されている。
図9に示すように、署名式デビットカード130を運用するに当たっては、クレジットカード110の通信ネットワーク113と金融機関の勘定系システム122との間に第1の規格と第2の規格の電文変換を行うコンバータ131が設けられている。クレジットカード110は、第1の規格の番号体系でクレジットカード情報が記録され、デビットカード120は、第2の規格の番号体系でデビットカード情報が記録されているからである。クレジットカード加盟店のPOS端末111で署名式デビットカード130が利用されたとき、クレジットカード用のPOS端末111は、署名式デビットカード130から読み取った第1の規格(JIS I型/ISO規格)の与信照会電文をコンバータ131に送信し、コンバータ131は、受信した第1の与信照会電文を、第2の規格(JIS II型)の第2の与信照会電文に変換し、金融機関の勘定系システム122にアクセスし、決済処理を行うようにしている。この際、このコンバータ131は、PINを用いた本人確認を行う金融機関の勘定系システム122に対応するため、PIN式デビットカード120の利用に際して求めるPINの照合を無効にするフラグを付加して勘定系システム122に第2の規格の第2の与信照会電文を送信する。そして、与信照会の回答は、勘定系システム122から第2の規格でコンバータ131に送信され、コンバータ131で第1の規格に変換され、第1の規格でPOS端末121に送信されることになる。預金口座での決済処理は、与信照会処理時又は与信照会の後の売上確定処理時に行われる。
PIN式デビットカード120と署名式デビットカード130とを比較したとき、PIN式デビットカード120は、PINを用いて本人確認が行われる点で、本人確認の精度が高く、署名式デビットカード130より優れていると言うことができる。しかしながら、PIN式デビットカード120は、PINを、金融機関の勘定系システムにオンラインで送信する必要があり、送信するPINの暗号化処理、新たな電文方式の構築といった大規模な通信ネットワーク設備が新たに必要となる。この点、署名式デビットカード130は、クレジットカード110と同様、署名によって本人確認を行うことから既存のクレジットカード110の通信ネットワーク設備113を利用することができ、PIN式デビットカード120より有利である。
しかしながら、署名式デビットカード130は、上記利点を有しながらも、所定地域、例えば日本では余り普及していない。これは次のような理由による。
通常、クレジットカード110のシステムでは、図8(A)に示すように、原則として、商品購入時において、カード会員がクレジットカード110を加盟店に提示すると、加盟店がPOS端末111を介してクレジットカード100のバックエンドシステム112に与信照会電文を送信し、与信照会を行い、この与信照会の後、加盟店がPOS端末111を介してクレジットカード110のバックエンドシステム112に売上確定電文を送信することによって、取引処理が完了する。
しかしながら、例外的に、事務効率を優先して、所定の金額(以下、フロアリミットとも言う。)以下の取引では、与信照会電文を、クレジットカード110のバックエンドシステム112に送信せず、与信照会を行わないことがある。
また、与信照会電文を用いた与信照会も、オフラインで行われることもあり、全てがリアルタイムにオンラインで行われているわけではない。日本において、オフライン処理の割合は、クレジットカード110の取引全体の10%〜20%程度ある。このため、このような例外的なクレジットカード110の取引においては、善意、悪意にかかわらず超過利用のおそれがある。
例えば、与信照会がオフラインで行われて遅延したり、与信照会が省略されると、クレジットカード会社が取引時点でクレジットカード110を利用するカード会員の与信照会をすることができず、結果として、クレジットカード110の利用限度額を超えてしまうことがある。例えば、利用限度額30万円で既に29万5千円利用済みのカード会員が9千円の買い物をすると、利用限度額を4000円超えてしまう。このように、カード会員が意図すること無く、超過利用が発生してしまうことがある。
署名式デビットカード130を、既存のクレジットカード110と同様に運用しようとすると、与信照会と売上確定の処理が必要となり、与信照会が省略されるときやリアルタイムに行われないとき、クレジットカード110と同様に超過利用の問題が発生してしまう。すなわち、署名式デビットカード130が利用された際にオフラインのため事後的に与信照会を行ったり、本人照会を行わず売上確定処理のみの手続きが行われたときは、取引時に直ちに預金口座で決済処理が行われるのではなく、数日から数ヶ月経過の後、預金口座で決済処理が行われることになる。この際、カード会員の金融機関の預金口座に取引金額より少ない金額しか貯金されていないと、超過利用となってしまう。超過利用分に関しては、加盟店若しくは金融機関が負担することになってしまう。これが、日本で、署名式デビットカードが普及しない大きな要因となっている。
特開平11−134416号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、署名式デビットカードが利用された際に金融機関に対して発生する超過利用のリスクを無くし、クレジットカード会社が従来から負担している超過利用のリスクの範囲内で負うようにし、金融機関や加盟店の負担を低減し、署名式デビットカードを普及させることができる支払い処理支援装置及び支払い処理支援方法を提供することにある。
本発明に係る支払い処理支援装置は、クレジットカードのPOS端末、上記POS端末とネットワークを介して接続されたクレジットカードのバックエンドシステム及び預金口座が開設された金融機関の勘定系システムとにネットワークを介して接続され、デビットカードがクレジットカードのPOS端末で利用されたときに、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を可能とする装置である。
ここで用いられるデビットカードは、カード伝票に記載された署名とカードに記載された署名とを目視照合することによって本人確認を行う上記クレジットカード系の第1の規格に従った署名式デビットカードである。
そして、本発明に係る支払い処理支援装置は、上記POS端末との間、上記クレジットカードのバックエンドシステムとの間及び上記金融機関の勘定系システムとの間で上記ネットワークを介して通信を行う通信手段と、上記POS端末から送信された上記クレジットカード系の第1の規格に従った上記取引金額を含む第1の与信照会電文を、上記金融機関系の第2の規格に従った第2の与信照会電文に変換する変換手段とを備えている。
そして、上記デビットカードが上記クレジットカードのPOS端末で利用されたとき、上記第1の規格に従った第1の与信照会電文を上記通信手段で受信すると、上記変換手段は、上記通信手段で受信した第1の与信照会電文を、上記第2の規格に従った第2の与信照会電文に変換し、上記通信手段は、上記第2の与信照会電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を行うことができるようにする。
また、上記通信手段は、上記金融機関の勘定系システムから決済許否回答電文を受信したとき、上記第1の与信照会電文を、上記クレジットカードのバックエンドシステムに送信し、上記クレジットカードのバックエンドシステムでのクレジット決済処理を行うことができるようにする。
この支払い処理支援装置は、更に、上記第1の与信照会電文の種類を判別する判別手段を備えても良い。この場合、上記判別手段が上記第1の与信照会電文の種類を、上記クレジットカードの有効性を目的とした第1の与信照会電文や事前に取引金額枠を予約することを目的とした第1の与信照会電文といった特殊電文と判別したとき、特殊電文である第1の与信照会電文を、上記第2の与信照会電文に変換すること無く、上記クレジットカードのバックエンドシステムに送信し、上記クレジットカードのバックエンドシステムでのクレジット決済処理を行うことができるようにする。
また、この支払い処理支援装置は、更に、上記通信手段が上記クレジットカードのPOS端末からの第1の与信照会電文を受信したとき、このログを格納するログ格納手段と、上記通信手段が上記クレジットカードのPOS端末からの上記第1の規格に従った売上確定電文を受信したとき、この売上確定電文と上記ログ格納手段に格納された上記第1の与信照会電文のログと比較する比較手段とを備えるようにしても良い。この場合、上記通信手段が上記クレジットカードのPOS端末からの売上確定電文を受信し、上記比較手段が上記売上確定電文に対応する上記第1の与信照会電文のログが上記ログ格納手段に存在しないと判断したとき、上記変換手段は、上記通信手段で受信した売上確定電文に基づいて上記第2の与信照会電文を生成し、上記通信手段は、上記売上確定電文に基づいて生成した第2の与信照会電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を行うことができるようにする。また、上記通信手段は、上記金融機関の勘定系システムから上記売上確定電文に基づいて生成した第2の与信照会電文に対する決済許否回答電文を受信したとき、上記売上確定電文を、上記クレジットカードのバックエンドシステムに送信し、上記クレジットカードのバックエンドシステムでのクレジット決済処理を行うことができるようにする。
また、上記比較手段が上記通信手段で受信した売上確定電文に含まれる取引金額が上記第1の与信照会電文のログの取引金額より大きいと判断したとき、上記変換手段は、上記通信手段で受信した売上確定電文の取引金額から上記第1の与信照会電文のログの取引金額を減じた差額である追加金額の上記第2の与信照会電文を生成し、上記通信手段は、上記追加金額の第2の与信照会電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を行うことができるようにする。
また、上記通信手段が上記金融機関の勘定系システムから上記追加金額の第2の与信照会電文に対する決済許否回答電文を受信したとき、上記売上確定電文を、上記クレジットカードのバックエンドシステムに送信し、上記クレジットカードのバックエンドシステムでのクレジット決済処理を行うことができるようにする。また、上記変換手段は、先に上記金融機関の勘定系システムに送信している上記第1の与信照会電文を変換した第2の与信照会電文に基づいて行われたデビット決済処理の取消電文を上記第2の規格に基づいて生成し、上記通信手段は、上記取消電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を取り消すことができるようにする。
また、上記通信手段が上記金融機関の勘定系システムから上記追加金額の第2の与信照会電文に対する決済許否回答電文を受信したとき、上記変換手段は、上記通信手段で受信した売上確定電文の取引金額から上記第1の与信照会電文のログの取引金額を減じた差額である追加金額の上記売上確定電文を生成し、上記通信手段は、上記追加金額を含む売上確定電文を、上記上記クレジットカードのバックエンドシステムに送信し、上記クレジットカードのバックエンドシステムでのクレジット決済処理を行うことができるようにする。
また、上記比較手段が上記通信手段で受信した売上確定電文に含まれる取引金額が上記第1の与信照会電文のログの取引金額より小さいと判断したとき、上記変換手段は、上記第1の与信照会電文のログの取引金額から上記通信手段で受信した売上確定電文の取引金額を減じた差額である返金額を含む取消電文を上記第2の規格に従って生成し、上記通信手段は、上記返金額の取消電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を取り消すことができるようにする。
また、支払い処理支援装置は、更に、上記通信手段が上記第1の与信照会電文を受信してからの期間をカウントするタイマ手段を備えても良い。この場合、上記通信手段が上記タイマ手段を参照して上記第1の与信照会電文を受信してから上記クレジットカードのPOS端末からの売上確定電文を受信することなく所定期間を経過したと判断したとき、上記変換手段は、先に上記金融機関の勘定系システムに送信している上記第1の与信照会電文を変換した第2の与信照会電文に基づいて行われたデビット決済処理の取消電文を上記第2の規格に基づいて生成し、上記通信手段は、この取消電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を取り消すことができるようにする。
更に、上記変換手段は、上記第1の与信照会電文を第2の与信照会電文に変換するとき、上記金融機関の勘定系システムがデビット決済処理の際に行う暗証番号を用いて行う認証処理を無効にするフラグを付加するようにしても良い。
また、本発明に係る支払い処理支援方法は、以上のような支払い処理支援装置によって実行される方法である。この方法は、ハードウェアで構成された入札支援装置を用いて実現することができる他、コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることによっても実現することができる。このコンピュータプログラムは、ネットワークや光ディスク等の記録媒体に格納された状態で拡布することができる。
本発明によれば、署名式デビットカードがクレジットカードのPOS端末で利用されたとき、クレジットカードの第1の規格に従った第1の与信照会電文を受信すると、この第1の与信照会電文を、金融機関系の第2の規格に従った第2の与信照会電文に変換し、この第2の与信照会電文を、金融機関の勘定系システムに送信し、金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を行うことができるようにする。また、金融機関の勘定系システムから決済許否回答電文を受信したとき、第1の与信照会電文を、クレジットカードのバックエンドシステムに送信し、クレジットカードのバックエンドシステムでのクレジット決済処理を行うことができるようにする。すなわち、原則的にはデビット決済を行い、例外的に超過利用が発生すると、クレジット決済を行うようにする。これにより、署名式デビットカードが利用された際に金融機関に対して発生する超過利用のリスクを無くし、クレジットカード会社が従来から負担している超過利用のリスクの範囲内で負うようにし、金融機関や加盟店の負担を低減し、署名式デビットカードを普及させることができる。
以下、本発明を適用した支払い処理支援装置ついて図面を参照して説明する。
図1に示すように、本発明を適用した支払い処理支援装置1は、クレジットカードの加盟店に設置されたクレジットカード110のPOS端末111とクレジットカード110のバックエンドシステム112とがクレジットカード110の通信ネットワーク113によって相互に接続され、更に、ATMやデビットカードの加盟店に設置されたPIN式デビットカード用のPOS端末121と金融機関の勘定系システム122とが金融機関用の通信ネットワーク123を介して相互に接続されており、これら2つの通信ネットワーク113,123の間で通信電文の変換を行う装置であり、クレジットカード110のバックエンドシステム112と金融機関の勘定系システム122とにアクセスが可能な装置である。
<クレジットカードの利用について>
従来と同様、クレジットカード110のカード会員は、クレジットカード110をクレジットカード加盟店で利用することができる。すなわち、クレジットカード110は、エンボス、印刷、磁気記録等によって、カード発行者及びカード所持者を識別する割り当てる口座番号として、クレジットカード110の発行者識別番号、カード会員の個人口座番号識別、チェックデジット、有効期限等のクレジットカード情報が第1の規格(JIS I型/ISO規格のPAN:Primary Account Number)の番号体系で記録されていると共に、裏面に本人認証のための署名が記述されている。クレジットカード110の利用時には、カード裏面の署名とカード伝票に記載された署名とを目視照合し、更に、図1に示すように、クレジットカード加盟店のPOS端末111で磁気ストライプのクレジットカード情報を読み取り、通信ネットワーク113を介してクレジットカード110のバックエンドシステム112に第1の規格の与信照会電文を送信し、与信照会をオンラインで行う。また、ファクシミリ、郵送等の手段を使ってオフラインで与信照会を行う。この後、加盟店は、バックエンドシステム112にオンラインで売上確定電文を送信し、売上確定の処理を行う。また、オフラインで売上確定処理を行う。
また、例外的に、クレジットカード110の利用に当たって、百貨店等大規模店舗では、上述のフロアリミット取引といったように、与信照会を行わず、オンライン又はオフラインで売上確定処理しか行わないこともある。
また、ガソリンスタンド等では、クレジットカードの有効性を目的とし1円、1ドルといった極めて低額で与信照会のみをオンラインで行い売上確定処理を行わないことがある(以下、この与信照会を1円オーソリとも言う。)。
更に、ホテル等では、事前に取引金額枠を予約することを目的とし、宿泊費等よりやや多めの取引金額枠をオンラインで与信照会を行って予約し、売上確定処理で実際の取引金額の売上確定処理を行うこともある(以下、この与信照会をオーソリ予約とも言う。)。
<PIN式デビットカードの利用について>
また、従来と同様に、PIN式デビットカード120のカード会員は、PIN式デビットカード120をATMやデビットカードの加盟店で利用することができる。PIN式デビットカード120は、エンボス、印刷、磁気記録等によって、デビットカードに必要な金融機関のコード、支店名、口座番号等のデビットカード情報が第2の規格(JIS II型の銀行預金口座番号)の番号体系で記録されている。
PIN式デビットカード120の利用時には、図1に示すように、デビットカード加盟店のPOS端末121で磁気ストライプのデビットカード情報を読み取ると共にカード会員によってPINが入力され、これらの情報と共に通信ネットワーク123を介して金融機関の勘定系システム122にアクセスし、PINを用いた本人照合の後、即時に預金口座で決済処理を行う。
<署名式デビットカードの利用について>
署名式デビットカード130は、従来の署名式デビットカードと同様で、エンボス、印刷、磁気記録等によって、カード発行者及びカード所持者を識別する割り当てる口座番号として、クレジットカード110の発行者識別番号、カード会員の個人口座番号識別、チェックデジット、有効期限等のクレジットカード情報が第1の規格(JIS I型/ISO規格のPAN:Primary Account Number)の番号体系で記録され、更に、裏面等に、所持するカード会員の署名が記述されている。そして、署名式デビットカード130を運用するに当たっては、従来用いていた図9に示したコンバータ131に対応した本発明が適用された支払い処理支援装置1が用いられる。この支払い処理支援装置1は、従来のコンバータ131の機能を含む装置であり、クレジットカード加盟店のPOS端末111で署名式デビットカード130が利用されたとき、クレジットカード用のPOS端末111から送信された署名式デビットカード130から読み取った第1の規格(JIS I型/ISO規格)の第1の与信照会電文を、第2の規格(JIS II型)の第2の与信照会電文に変換し、金融機関の勘定系システム122にアクセスし、決済処理を行うようにしている。この際、支払い処理支援装置1は、PINを用いた本人確認を行う金融機関の勘定系システム122に対応するため、デビットカードの利用に際して求めるPINの照合を無効にするフラグを付加して勘定系システム122に第2の規格の第2の与信照会電文を送信する。そして、与信照会の回答電文は、勘定系システム122から第2の規格で支払いい処理支援装置1に送信され、支払い処理支援装置1で第1の規格に変換され、第1の規格でPOS端末121に送信されることになる。そして、本発明のシステムでは、基本的に、与信照会の際に、勘定系システム122が決済処理を行い、カード会員の金融機関の預金口座に取引金額より少ない金額しか貯金されていないときに、支払い処理支援装置1が、クレジットカードとしての処理を行うようにするものである。
以下、支払い処理支援装置1について図面を参照して説明する。
<支払い処理支援装置1について>
図2に示すように、本発明を適用した支払い処理支援装置1は、通常のサーバと同様な構成を有した装置であり、データベース、プログラム等が格納されたハードディスク、データがロードされるRAM(Random Access Memory)、演算を行うCPU(Central Processing Unit)等を備えている。そして、支払い処理支援装置1は、サーバにコンピュータプログラムをインストールすることによって、以下のような機能が実現される。なお、支払い処理支援装置1は、その機能を、ハードウェアによって実現しても良い。
この支払い処理支援装置1は、通信系として、クレジットカードのPOS端末111と通信を行うPOS端末インタフェース(以下、単にI/Fと言う。)11と、クレジットカードのバックエンドシステム112と通信を行うバックエンドシステムI/F 12と、金融機関の勘定系システム122と通信を行う勘定系システムI/F 13とを備えている。
POS端末I/F 11は、POS端末111との間で通信を行うI/Fであり、第1の規格に従った電文の通信を行う。具体的に、POS端末I/F 11は、POS端末111から送信された第1の与信照会電文を受信し、そのクレジットカードのバックエンドシステム112からの回答電文を、第1の規格に従いPOS端末111に送信する。また、POS端末I/F 11は、POS端末111から送信された第1の規格に従った売上確定電文を受信し、その回答電文を第1の規格に従いPOS端末111に送信する。
バックエンドシステムI/F 12は、クレジットカードのバックエンドシステム112との間で第1の規格に従った電文の通信を行う。具体的に、バックエンドシステムI/F 12は、バックエンドシステム112に対して第1の規格の与信照会電文を送信し、また、第1の規格に従った回答電文を受信する。また、バックエンドシステムI/F 12は、バックエンドシステム112に対して第1の規格に従った売上確定電文を送信し、また、バックエンドシステム112から第1の規格に従った回答電文を受信する。
すなわち、POS端末I/F 11とバックエンドシステムI/F 12とは、クレジットカードのシステムと通信を行うものであり、第1の規格に従った電文の通信を行う。
勘定系システムI/F 13は、金融機関の勘定系システム122との間で通信を行う。具体的に、勘定系システムI/F 13は、第2の規格に従った電文のやり取りを勘定系システム122との間で行うものであり、第1の規格の第1の与信照会電文から第2の規格に変換された第2の与信照会電文を、勘定系システムに送信し、その回答となる第2の規格に従った決済許可又は拒否回答電文を受信する。
この支払い処理支援装置1は、更に、クレジットカードに採用されている第1の規格を、金融機関の勘定系で採用されている第2の規格に電文を変換するため変換テーブル14と、この変換テーブル14を参照して第1の規格に従った第1の電文から第2の規格に従った第2の電文を生成したり、第2の電文から第1の電文を生成する電文変換生成部15とを備えている。
変換テーブル14は、第1の規格の番号体系と第2の規格の番号体系とを関連付けたテーブルである。すなわち、第1の規格は、クレジットカード110の発行者識別番号、カード会員の個人口座番号識別、チェックデジット、有効期限等のクレジットカード情報が第1の規格(JIS I型/ISO規格のPAN:Primary Account Number)の番号体系であり、第2の規格は、融機関のコード、支店名、口座番号等のデビットカード情報が第2の規格(JIS II型の銀行預金口座番号)の番号体系である。変換テーブル14は、第1の規格の番号体系と第2の規格の番号体系とを関連付け、電文変換生成部15が第1の規格から第2の規格又は第2の規格から第1の規格に変換し、電文を生成することができるようにする。
電文変換生成部15は、以上のような変換テーブル14を参照することによって電文の規格を変換する。例えば、POS端末I/F 11が第1の与信照会電文を受信したとき、受信した第1の規格の第1の与信照会電文を第2の規格の第2の与信照会電文に変換する。また、勘定系システム122は、PIN式デビットカード120にも対応しているため、第2の与信照会電文を受信したとき、PINを要求することになる。しかしながら、署名式デビットカード130には、PINは無い。そこで、電文変換生成部15は、変換テーブル14を参照して第1の与信照会電文から第2の与信照会電文を生成するとき、合わせて、勘定系システム122のPIN要求を無効化する無効化フラグを付加する。これにより、支払い処理支援装置1は、第2の与信照会電文を、勘定系システムI/F 13から送信することによって、デビット決済を行うことができるようになる。更に、電文変換生成部15は、デビットカードによる決済をクレジットカードによる決済に切り換えるときには、既に行われたデビット決済を取り消す取消電文を生成する。更に、電文変換生成部15には、タイマ19が接続されている。電文変換生成部15は、第1の与信照会電文を受信してからの経過時間を計時し、30〜40日等所定期間経過してもPOS端末I/F 11で売上確定電文を受信しないとき、与信照会電文を受信した段階で行ったデビット決済を取り消す取消電文を生成する。
この支払い処理支援装置1は、更に、クレジットカードのPOS端末111から送信された第1の規格に従った第1の与信照会電文の種類を判別する判別部16と、POS端末111から送信された第1の与信照会電文のログを格納するログ格納部17と、与信照会電文のログとPOS端末111から送信された売上確定電文とを比較する比較部18とを備えている。
判別部16は、POS端末I/F 11で受信したPOS端末111から送信された第1の与信照会電文の種類を判別する。すなわち、判別部16は、受信した与信照会電文がクレジットカード110のものか、署名式デビットカード130のものかを与信照会電文に含まれる識別子を参照して判断する。また、判別部16は、第1の与信照会電文に識別子を参照することによって、受信した第1の与信照会電文が、1円オーソリの電文であるか、また、オーソリ予約の電文であるかを判別する。そして、判別部16は、1円オーソリやオーソリ予約の与信照会電文であるとき、電文変換生成部15で第2の与信照会電文に変換すること無く、すなわち第1の規格のまま、1円オーソリやオーソリ予約の与信照会電文をバックエンドシステムI/F 12よりバックエンドシステム112に送信する。
ログ格納部17は、第1の与信照会電文をPOS端末I/F 11で受信したとき、受信日時、取引金額の他、発行者識別番号、カード会員の個人口座番号識別、有効期限等のクレジットカード情報を格納する。受信日時は、例えば、上述した売上確定電文を所定期間経過しても受信しないときのデビット決済の取消電文を生成するに当たっての基準日時となる。また、取引金額は、売上確定電文での取引金額を比較する際に用いられる。
比較部18は、ログ格納部17に格納された第1の与信照会電文のログとPOS端末I/F 11で受信した売上確定電文とを比較して、取引金額の大小を判断する。これは、与信照会が行われた後、商品の代金に商品の配送料、税金等を加えた状態で売上確定処理がなされ、与信照会時より売上確定時の方が金額が大きくなることがあり、また、与信照会後クーポンの適用等で売上確定時の方が与信照会時の方が取引金額が小さくなることがあるからである。そこで、比較部18は、ログ格納部17のログを参照して第1の与信照会電文の取引金額より売上確定電文の取引金額の方が大きいとき、売上確定電文の取引金額から第1の与信照会電文のログの取引金額を減じた差額である追加金額のデビット決済を行うことができるように、電文変換生成部15で追加金額分の第2の与信照会電文を生成できるようにする。また、比較部18は、ログ格納部17のログを参照して第1の与信照会電文の取引金額より売上確定電文の取引金額の方が小さいとき、第1の与信照会電文のログの取引金額から売上確定電文の取引金額を減じた差額である返金額を含む取消電文が電文変換生成部15で生成されるようにする。
<勘定系システムについて>
図2に示すように、金融機関の勘定系システム122は、カード会員等の預金口座を管理するデータベース124と、支払い処理支援装置1の勘定系システムI/F 13から送信された第2の与信照会電文に含まれる取引金額を参照し預金口座の貯金額と比較する判定部125とを備えている。
判定部125は、第1の与信照会電文を勘定系システムI/F 13から受信したとき、データベース124にアクセスし、該当する口座名義人の口座の預かり金額を参照し、取引金額より小さいかを判断する。そして、判定部は、預かり金額より取引金額が小さいとき、決済処理を行うと共に、決済完了の回答電文を勘定系システムI/F 13に送信する。また、判定部は、預かり金額より取引金額が大きいとき、決済不能のため、決済拒否の回答電文を勘定系システムI/F 13に送信する。
<支払い処理支援装置の動作説明>
以下、本発明が適用された支払い処理支援装置1の動作について説明する。
図3に示すように、支払い処理支援装置1は、ステップS1において、POS端末I/F 11で、POS端末111から送信された第1の与信照会電文で受信すると、例えばクレジットカード110の与信照会電文であるか、署名式デビットカード130の与信照会電文であるかを判別部16で判断し、クレジットカード100の与信照会電文であるとき、そのまま受信した与信照会電文をバックエンドシステムI/F 12よりバックエンドシステム112に送信する。すなわち、通常のクレジットカード100の処理を行う。また、支払い処理支援装置1は、署名式デビットカード130の第1の与信照会電文であると判別部16で判断したとき、ステップS2において、ログ格納部17にログを格納する。具体的に、ログ格納部17には、受信日時、取引金額の他、発行者識別番号、カード会員の個人口座番号識別、有効期限等のクレジットカード情報等が格納される。
ステップS4において、支払い処理支援装置1は、判別部16で、第1の与信照会電文に含まれる識別子を参照して受信した第1の与信照会電文が1円オーソリの与信照会電文であるかを判断し、1円オーソリの与信照会電文であるとき、ステップS4に進み、1円オーソリの与信照会電文を、そのままバックエンドシステムI/F 12よりクレジットカード110のバックエンドシステム112に送信する。すなわち、通常のクレジットカード110の処理を行う。
判別部16は、受信した与信照会電文が1円オーソリの与信照会電文でないと判断したとき、ステップS5において、第1の与信照会電文に含まれる識別子を参照してオーソリ予約の与信照会電文であるかを判断する。そして、受信した与信照会電文がオーソリの与信照会電文であるとき、ステップS4に進み、1円オーソリのときと同様、そのままオーソリ予約の与信照会電文を、バックエンドシステムI/F 12よりクレジットカード110のバックエンドシステム112に送信する。すなわち、通常のクレジットカード110の処理を行う。
すなわち、支払い処理支援装置1は、1円オーソリやオーソリ予約の与信照会電文がクレジットカード100の処理に特有のものであるため、処理の最初の段階で除外するようにしている。
支払い処理支援装置1は、判別部16が受信した与信照会電文がオーソリ予約の与信照会電文でないと判断したとき、ステップS6において、電文変換生成部15で署名式デビットカード130の第1の与信照会電文を第2の与信照会電文に変換する処理を行う。すなわち、電文変換生成部15は、変換テーブル14を参照して、クレジットカード100に準拠した第1の規格に従った第1の与信照会電文を、金融機関系の第2の規格に準拠した第2の与信照会電文に変換する。この際、電文変換生成部15は、金融機関の勘定系システム122に対応すべく、PINを無効にするフラグを、第2の与信照会電文に付加する。そして、支払い処理支援装置1は、ステップS7において、勘定系システムI/F 13より、生成した第2の与信照会電文を勘定系システム122に送信する。
ここで、勘定系システム122は、支払い処理支援装置1から送信された第2の与信照会電文を受信すると、決済を行おうとするカード会員の情報を元に、預金口座データベース124にアクセスし、判別部125で第2の与信照会電文に含まれる取引金額が預金口座の預かり金額より小さいかどうかを判断する。預金口座の預かり金額が取引金額より小さいときには、利用超過となるからである。そして、勘定系システム122は、支払い処理支援装置1の勘定系システムI/F 13に対して、決済可能なとき決済許可回答電文を又は決済不能なとき決済拒否の回答電文を第2の規格に従って生成し、生成した回答電文を、支払い処理支援装置1の勘定系システムI/F 13に送信する。
支払い処理支援装置1は、ステップS8において、勘定系システムI/F 13で受信した回答電文が決済拒否回答電文であるどうかを例えば判別部16で判断する。そして、支払い処理支援装置1は、受信した回答電文が決済拒否回答電文であるとき、クレジットカード100の処理を行うため、ステップS4に進む。また、支払い処理支援装置1は、決済許可回答電文を受信したとき、デビットカードとしての処理を行う。すなわち、支払い処理支援装置1は、電文変換生成部15で、第2の規格に従った決済許可回答電文を第1の規格に従った回答電文に変換し、ステップS9において、第1の規格に従った決済許可回答電文を、POS端末111に送信し、POS端末111において、決済できたことを加盟店の店員やカード会員に知らせるようにする。
すなわち、支払い処理支援装置1では、署名式デビットカード130がPOS端末111で利用されたとき、原則として、デビットカードとしての処理を行い、支払い超過になるとき、すなわち決済を行うことができないとき、例外処理として、クレジットカード100の処理を行うようにしている。
ところで、クレジットカード100では、与信照会の後に売上確定の処理が行われるのが通常である。そこで、署名式デビットカード130の処理に際し、支払い処理支援装置1は、ステップS10において、クレジットカード100の加盟店からの与信照会に次いで行われる売上確定の処理が行われたかを判断する。すなわち、支払い処理支援装置1は、ステップS11において、POS端末I/F 11で、所定期間内に先に受信した第1の与信照会電文に対応した売上確定電文で受信したかを判断する。売上確定がされない処理は、キャンセルされた取引である可能性があるからである。ここで、この所定期間は、上述のように、例えば30〜40日であり、これは、ログ格納部17に格納された第1の与信照会電文の受信日時を参照してタイマ19で計時される。そして、支払い処理支援装置1は、所定期間内に売上確定電文を受信しなかったとき、ステップS11において、既に勘定系システム122で行われているデビット決済処理を取り消す取消電文を電文変換生成部15で第2の規格に従って生成し、勘定系システムI/F 13から勘定系システム122に対して取消電文を送信する。そして、勘定系システム122では、この取消電文を受信すると、これに従って、第2の与信照会電文に従って決済処理した取引金額を払い戻す処理を行う。また、支払い処理支援装置1は、所定期間内に売上確定電文を受信したとき、続いて、図4に示す処理に移る。
すなわち、支払い処理支援装置1は、与信照会時にデビット決済を完了してしまっている。このため、売上確定処理しか行われない場合や与信照会時と売上確定時とで取引金額に差があるときは、以下のような処理を行うことになる。
すなわち、ステップS21において、支払い処理支援装置1は、POS端末I/F 11で、売上確定電文を受信すると、次いで、ステップS22において、比較部18でログ格納部17に、売上確定電文に対応する第1の与信照会電文のログがあるかを判断する。例えば、フロアリミット取引のように、与信照会が行われないことがあるからである。そして、ログが存在するとき、図5に示すステップS31の処理に進む。また、ログが存在しないとき、支払い処理支援装置1は、ステップS24において、受信した売上確定電文に基づいて第2の与信照会電文を電文変換生成部15で生成する。この際、金融機関の勘定系システム125に対応すべく、PINを無効にするフラグを、生成した第2の与信照会電文に付加する。そして、支払い処理支援装置1は、ステップS24において、勘定系システムI/F 13より、生成した第2の与信照会電文を勘定系システム122に送信する。
ここで、勘定系システム122は、支払い処理支援装置1から送信された第2の与信照会電文を受信すると、決済を行おうとするカード会員の情報を元に、預金口座データベース124にアクセスし、判別部125で第2の与信照会電文に含まれる取引金額が預金口座の預かり金額より小さいかどうかを判断する。預金口座の預かり金額が取引金額より小さいときには、利用超過となるからである。そして、勘定系システム122は、支払い処理支援装置1の勘定系システムI/F 13に対して、決済許可又は拒否の回答電文を第2の規格に従って生成し、生成した回答電文を、支払い処理支援装置1の勘定系システムI/F 13に送信する。
支払い処理支援装置1は、ステップS25において、勘定系システムI/F 13で受信した回答電文が決済拒否回答電文であるどうかを例えば判別部16で判断する。そして、支払い処理支援装置1は、受信した回答電文が決済拒否回答電文であるとき、クレジットカード100の処理を行うため、ステップS26に進む。また、支払い処理支援装置1は、決済許可回答電文を受信したとき、デビットカードとしての処理を行う。すなわち、支払い処理支援装置1は、電文変換生成部15で、第2の規格に従った決済許可回答電文を第1の規格に従った回答電文に変換し、ステップS27において、第1の規格に従った決済許可回答電文を、POS端末111に送信し、POS端末111において、決済できたことを加盟店の店員に知らせるようにする。
図4のステップS22で第1の与信照会電文に対応するログがログ格納部17に存在すると判断されたときには、図5(A)に示す処理に進む。すなわち、支払い処理支援装置1は、ステップS31において、比較部18で、POS端末I/F 11で受信した売上確定電文に含まれる取引金額が売上確定電文に対応した第1の与信照会電文のログに記録された取引金額より大きいかどうかを判断し、大きいとき、ステップS32に進み、小さいとき、図6のステップS51に進む。図5では、売上確定電文に含まれる取引金額が売上確定電文に対応した第1の与信照会電文のログに記録された取引金額より大きいときの処理を説明する。このような場合は、与信照会が行われた後、商品の代金に商品の配送料、税金等を加えた状態で売上確定処理がなされたときに発生する。
売上確定電文に含まれる取引金額が売上確定電文に対応した第1の与信照会電文のログに記録された取引金額より大きいとき、支払い処理支援装置1は、ステップS32において、比較部18で、第1の与信照会電文の取引金額からの不足分、すなわち追加金額を算出する。すなわち、比較部18は、次のように、追加金額を算出する。
追加金額=(売上確定電文の取引金額)−(第1の与信照会電文のログの取引金額)
そして、支払い処理支援装置1は、ステップS33において、電文変換生成部15で、比較部18で算出した追加金額を含む第2の与信照会電文を第2の規格に従って生成する。この際、金融機関の勘定系システム125に対応すべく、PINを無効にするフラグを、生成した第2の与信照会電文に付加する。そして、支払い処理支援装置1は、ステップS34において、勘定系システムI/F 13より、生成した第2の与信照会電文を勘定系システム122に送信する。
勘定系システム122では、支払い処理支援装置1から送信された第2の与信照会電文を受信すると、決済を行おうとするカード会員の情報を元に、預金口座データベース124にアクセスし、判別部125で第2の与信照会電文に含まれる追加金額が預金口座の預かり金額より小さいかどうかを判断する。預金口座の預かり金額が追加金額より小さいときには、利用超過となるからである。そして、勘定系システム122は、支払い処理支援装置1の勘定系システムI/F 13に対して、決済許可又は拒否の回答電文を第2の規格に従って生成し、生成した回答電文を、支払い処理支援装置1の勘定系システムI/F 13に送信する。
支払い処理支援装置1は、ステップS35において、勘定系システムI/F 13で受信した回答電文が決済拒否回答電文であるどうかを判断する。そして、支払い処理支援装置1は、受信した回答電文が決済拒否回答電文であるとき、クレジットカード100の処理を行うため、ステップS36に進む。また、支払い処理支援装置1は、決済許可回答電文を受信したとき、電文変換生成部15で、第2の規格に従った決済許可回答電文を第1の規格に従った回答電文に変換し、ステップS37において、第1の規格に従った決済許可回答電文を、POS端末111に送信し、POS端末111において、決済できたことを加盟店の店員に知らせるようにする。
支払い処理支援装置1は、ステップS36において、クレジットカード100の処理を行うとき、ステップS21で受信した売上確定電文を、そのままバックエンドシステムI/F 12よりクレジットカード110のバックエンドシステム112に送信する。すなわち、ここでは、売上確定電文に含まれている取引金額全部をクレジット決済できるようにする。したがって、カード会員が二重払いになることを防ぐため、第1の与信照会電文に基づいて既に行われているデビット決済を取り消す必要がある。そこで、支払い処理支援装置1は、ステップS38において、電文変換生成部15で、第1の与信照会電文に基づいて行われたデビット決済を取り消す取消電文を、第2の規格に従って生成し、この取消電文を、ステップS39において、勘定系システムI/F 13より勘定系システム122に送信する。これにより、勘定系システム122では、既に行われているデビット決済を取り消すため、払い戻しの処理を行う。
図5(B)は、ステップS35で、支払い処理支援装置1が決済拒否回答電文を受信したときの変形例である。図5(A)のステップS36,38,39の処理では、追加金額のデビット決済が不能なときに、売上確定電文の取引金額の全てをクレジット決済とし、与信照会時のデビット決済を取り消す処理を行ったが、図5(B)では、追加金額分だけをクレジット決済するものである。
すなわち、ステップS41において、支払い処理支援装置1は、比較部18で、売上確定電文に含まれる取引金額から第1の与信照会電文のログに含まれる取引金額を減じ、追加金額を算出する演算を行う。なお、この処理は、上記ステップS32と同じため省略しても良い。
次いで、ステップS42において、支払い処理支援装置1は、追加金額の売上確定電文をバックエンドシステムI/F 12よりクレジットカード110のバックエンドシステム112に送信する。すなわち、ここでは、追加金額のみをクレジット決済する。これにより、支払い処理支援装置1は、図5(A)のように、デビット決済の取消電文を生成する処理を不要にすることができる。
図5(A)のステップS31で、比較部18がPOS端末I/F 11で受信した売上確定電文に含まれる取引金額が売上確定電文に対応した第1の与信照会電文のログに記録された取引金額より大きくないと判断したときには、図6の処理に進む。そして、支払い処理支援装置1は、ステップS51において、比較部18で、売上確定電文に含まれる取引金額が売上確定電文に対応した第1の与信照会電文のログに記録された取引金額より小さいかを判断する。与信照会後クーポンの適用等で売上確定時の方が与信照会時より取引金額が少なくなる場合等があるからである。
売上確定電文に含まれる取引金額が売上確定電文に対応した第1の与信照会電文のログに記録された取引金額より小さいとき、支払い処理支援装置1は、ステップS52において、比較部18で、第1の与信照会電文の取引金額の超過分、すなわち返金額を次のように算出する。
返金額=(第1の与信照会電文のログの取引金額)−(売上確定電文の取引金額)
ステップS53において、支払い処理支援装置1は、電文変換生成部15で、比較部18で算出した返金額の取消電文を第2の規格に従って生成する。そして、支払い処理支援装置1は、ステップS34において、勘定系システムI/F 13より、生成した取消電文を勘定系システム122に送信する。これにより、勘定系システム122では、既に行われているデビット決済分から返金額分を取り消すため、払い戻しの処理を行う。
なお、ステップS51で比較部18が売上確定電文に含まれる取引金額が売上確定電文に対応した第1の与信照会電文のログに記録された取引金額より小さくないと判断したときは、第1の与信照会電文のログの取引金額と売上確定電文の取引金額とが一致する場合であり、この場合は、第1の与信照会電文に応じた第2の与信照会電文によって行われたデビット決済(図3のステップS7の後に行われたデビット決済)が有効に存続することになる。
以上のように、本発明が適用された支払い処理支援装置1では、署名式デビットカード130がPOS端末111で利用されたとき、原則として、デビット決済を行うようにし、デビット決済を行うときができないとき、クレジット決済を行うようにしたので、従来のように、金融機関が超過利用分を負担することが無くなり、金融機関の負担を軽減することができる。一方、クレジットカード会社にあっても、超過利用分がクレジット決済になることは、従来からのクレジット取引で負担しているリスクの範囲内であることから、クレジットカード会社に新たな負担を負わせることを防止できる。
また、支払い処理支援装置1は、POS端末111から1円オーソリやオーソリ予約等の特殊な信照会電文を受信したときにはクレジット決済を行うようにしたので、金融機関も基本的に従来からの勘定系システム122を流用することができる。勘定系システム122で改修が必要な部分は、PIN無し与信照会電文に対応するための改修のみとなる。そして、クレジットカード会社に対しては、バックエンドシステム112の改修が不要である。このように支払い処理支援装置1は、ネットワークを介して接続されるクレジットカード110のバックエンドシステム112や金融機関の勘定系システム122の設計変更を少なくしながら、金融機関に対する超過利用の負担を無くすことができる。これにより、支払い処理支援装置1は、署名式デビットカード130を金融機関が採用しやすい環境を提供することができ、署名式デビットカード130の普及に貢献することができる。
なお、支払い処理支援装置1は、図7に示すように、クレジットカード110のバックエンドシステム112のFEP(Front End Processor)として設置して、回線の数を減らし、回線の効率化を図るようにしても良い。また、この場合、バックエンドシステム112に設けられたカード不正利用検知システムを支払いい処理支援装置1にも流用することができる。
本発明が適用されるクレジットカードとPIN式デビットカードと署名式デビットカードのシステムを示す図である。 本発明が適用された支払い処理支援装置のブロック図である。 本発明が適用された支払い処理支援装置の動作を説明するフローチャートである。 図3の続きであり、第1の与信照会電文のログが存在しないときのフローチャートである。 (A)は、図4の続きであり、売上確定電文に含まれる取引金額が売上確定電文に対応した第1の与信照会電文のログに記録された取引金額より大きいときのフローチャートであり、(B)は、(A)の変形例である。 図5の続きであり、売上確定電文に含まれる取引金額が売上確定電文に対応した第1の与信照会電文のログに記録された取引金額より小さいときのフローチャートである。 本発明が適用されるクレジットカードとPIN式デビットカードと署名式デビットカードのシステムの変形例を示す図である。 (A)は、クレジットカードのシステムを示す図であり、(B)は、PIN式デビットカードのシステムを示す図である。 署名式デビットカードのシステムを示す図である。
符号の説明
1 支払い処理支援装置、11 POS端末I/F、12 バックエンドシステムI/F、13 勘定系システムI/F、14 変換テーブル、15 電文変換生成部、16 判別部、17 ログ格納部、18 比較部、19 タイマ、110 クレジットカード,111 POS端末,112 バックエンドシステム,113 通信ネットワーク,120 PIN式デビットカード、121 POS端末、122 勘定系システム,123 通信ネットワーク,124 預金口座データベース、125 判定部

Claims (20)

  1. クレジットカードのPOS端末、上記POS端末とネットワークを介して接続されたクレジットカードのバックエンドシステム及び預金口座が開設された金融機関の勘定系システムとにネットワークを介して接続され、デビットカードがクレジットカードのPOS端末で利用されたときに、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を可能とする支払い処理支援装置において、
    上記デビットカードは、カード伝票に記載された署名とカードに記載された署名とを目視照合することによって本人確認を行う上記クレジットカード系の第1の規格に従った署名式デビットカードであり、
    上記支払い処理支援装置は、
    上記POS端末との間、上記クレジットカードのバックエンドシステムとの間及び上記金融機関の勘定系システムとの間で上記ネットワークを介して通信を行う通信手段と、
    上記POS端末から送信された上記クレジットカード系の第1の規格に従った上記取引金額を含む第1の与信照会電文を、上記金融機関系の第2の規格に従った第2の与信照会電文に変換する変換手段とを備え、
    上記デビットカードが上記クレジットカードのPOS端末で利用されたとき、上記第1の規格に従った第1の与信照会電文を上記通信手段で受信すると、上記変換手段は、上記通信手段で受信した第1の与信照会電文を、上記第2の規格に従った第2の与信照会電文に変換し、
    上記通信手段は、上記第2の与信照会電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を行うことができるようにし、
    上記通信手段は、上記金融機関の勘定系システムから決済許否回答電文を受信したとき、上記第1の与信照会電文を、上記クレジットカードのバックエンドシステムに送信し、上記クレジットカードのバックエンドシステムでのクレジット決済処理を行うことができるようにする支払い処理支援装置。
  2. 更に、上記第1の与信照会電文の種類を判別する判別手段を備え、
    上記判別手段が上記第1の与信照会電文の種類を、上記クレジットカードの有効性を目的とした第1の与信照会電文と判別したとき、上記通信手段は、上記クレジットカードの有効性を目的とした第1の与信照会電文を、上記第2の与信照会電文に変換すること無く、上記クレジットカードのバックエンドシステムに送信し、上記クレジットカードのバックエンドシステムでのクレジット決済処理を行うことができるようにする請求項1記載の支払い処理支援装置。
  3. 更に、上記第1の与信照会電文の種類を判別する判別手段を備え、
    上記判別手段が上記第1の与信照会電文の種類を、事前に取引金額枠を予約することを目的とした第1の与信照会電文と判別したとき、上記通信手段は、上記事前に取引金額枠を予約することを目的とした第1の与信照会電文を、上記第2の与信照会電文に変換すること無く、上記クレジットカードのバックエンドシステムに送信し、上記クレジットカードのバックエンドシステムでのクレジット決済処理を行うことができるようにする請求項1記載の支払い処理支援装置。
  4. 更に、上記通信手段が上記クレジットカードのPOS端末からの第1の与信照会電文を受信したとき、このログを格納するログ格納手段と、
    上記通信手段が上記クレジットカードのPOS端末からの上記第1の規格に従った売上確定電文を受信したとき、この売上確定電文と上記ログ格納手段に格納された上記第1の与信照会電文のログと比較する比較手段とを備え、
    上記通信手段が上記クレジットカードのPOS端末からの売上確定電文を受信し、上記比較手段が上記売上確定電文に対応する上記第1の与信照会電文のログが上記ログ格納手段に存在しないと判断したとき、上記変換手段は、上記通信手段で受信した売上確定電文に基づいて上記第2の与信照会電文を生成し、
    上記通信手段は、上記売上確定電文に基づいて生成した第2の与信照会電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を行うことができるようにし、
    上記通信手段は、上記金融機関の勘定系システムから上記売上確定電文に基づいて生成した第2の与信照会電文に対する決済許否回答電文を受信したとき、上記売上確定電文を、上記クレジットカードのバックエンドシステムに送信し、上記クレジットカードのバックエンドシステムでのクレジット決済処理を行うことができるようにする請求項1乃至請求項3の内、何れか1項記載の支払い処理支援装置。
  5. 上記比較手段が上記通信手段で受信した売上確定電文に含まれる取引金額が上記第1の与信照会電文のログの取引金額より大きいと判断したとき、上記変換手段は、上記通信手段で受信した売上確定電文の取引金額から上記第1の与信照会電文のログの取引金額を減じた差額である追加金額の上記第2の与信照会電文を生成し、
    上記通信手段は、上記追加金額の第2の与信照会電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を行うことができるようにする請求項4記載の支払い処理支援装置。
  6. 上記通信手段が上記金融機関の勘定系システムから上記追加金額の第2の与信照会電文に対する決済許否回答電文を受信したとき、上記売上確定電文を、上記クレジットカードのバックエンドシステムに送信し、上記クレジットカードのバックエンドシステムでのクレジット決済処理を行うことができるようにし、
    上記変換手段は、先に上記金融機関の勘定系システムに送信している上記第1の与信照会電文を変換した第2の与信照会電文に基づいて行われたデビット決済処理の取消電文を上記第2の規格に基づいて生成し、
    上記通信手段は、上記取消電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を取り消すことができるようにする請求項5記載の支払い処理支援装置。
  7. 上記通信手段が上記金融機関の勘定系システムから上記追加金額の第2の与信照会電文に対する決済許否回答電文を受信したとき、上記変換手段は、上記通信手段で受信した売上確定電文の取引金額から上記第1の与信照会電文のログの取引金額を減じた差額である追加金額の上記売上確定電文を生成し、
    上記通信手段は、上記追加金額を含む売上確定電文を、上記上記クレジットカードのバックエンドシステムに送信し、上記クレジットカードのバックエンドシステムでのクレジット決済処理を行うことができるようにする請求項5記載の支払い処理支援装置。
  8. 上記比較手段が上記通信手段で受信した売上確定電文に含まれる取引金額が上記第1の与信照会電文のログの取引金額より小さいと判断したとき、上記変換手段は、上記第1の与信照会電文のログの取引金額から上記通信手段で受信した売上確定電文の取引金額を減じた差額である返金額を含む取消電文を上記第2の規格に従って生成し、
    上記通信手段は、上記返金額の取消電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を取り消すことができるようにする請求項4乃至請求項7の内、何れか1項記載の支払い処理支援装置。
  9. 更に、上記通信手段が上記第1の与信照会電文を受信してからの期間をカウントするタイマ手段を備え、
    上記通信手段が上記タイマ手段を参照して上記第1の与信照会電文を受信してから上記クレジットカードのPOS端末からの売上確定電文を受信することなく所定期間を経過したと判断したとき、上記変換手段は、先に上記金融機関の勘定系システムに送信している上記第1の与信照会電文を変換した第2の与信照会電文に基づいて行われたデビット決済処理の取消電文を上記第2の規格に基づいて生成し、
    上記通信手段は、この取消電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を取り消すことができるようにする請求項4記載の支払い処理支援装置。
  10. 上記変換手段は、上記第1の与信照会電文を第2の与信照会電文に変換するとき、上記金融機関の勘定系システムがデビット決済処理の際に行う暗証番号を用いて行う認証処理を無効にするフラグを付加する請求項1乃至請求項9の内、何れか1項記載の支払い処理支援装置。
  11. クレジットカードのPOS端末、上記POS端末とネットワークを介して接続されたクレジットカードのバックエンドシステム及び預金口座が開設された金融機関の勘定系システムとにネットワークを介して接続され、デビットカードがクレジットカードのPOS端末で利用されたときに、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を可能とする支払い処理支援装置を用いた支払い処理支援方法において、
    上記デビットカードは、カード伝票に記載された署名とカードに記載された署名とを目視照合することによって本人確認を行う上記クレジットカード系の第1の規格に従った署名式デビットカードであり、
    上記支払い処理支援装置は、上記POS端末との間、上記クレジットカードのバックエンドシステムとの間及び上記金融機関の勘定系システムとの間で上記ネットワークを介して通信を行う通信手段と、
    上記POS端末から送信された上記クレジットカード系の第1の規格に従った上記取引金額を含む第1の与信照会電文を、上記金融機関系の第2の規格に従った第2の与信照会電文に変換する変換手段とを備えており、
    上記支払い処理支援方法は、
    上記デビットカードが上記クレジットカードのPOS端末で利用されたとき、上記第1の規格に従った第1の与信照会電文を上記通信手段で受信すると、上記変換手段が、上記通信手段で受信した第1の与信照会電文を、上記第2の規格に従った第2の与信照会電文に変換するステップと、
    上記通信手段が、上記第2の与信照会電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を行うことができるようにするステップと、
    上記通信手段が、上記金融機関の勘定系システムから決済許否回答電文を受信したとき、上記第1の与信照会電文を、上記クレジットカードのバックエンドシステムに送信し、上記クレジットカードのバックエンドシステムでのクレジット決済処理を行うことができるようにするステップとを有する支払い処理支援方法。
  12. 上記支払い処理支援装置は、更に、上記第1の与信照会電文の種類を判別する判別手段を備えており、
    上記支払い処理支援方法は、更に、上記判別手段が、上記通信手段で受信した第1の与信照会電文が上記クレジットカードの有効性を目的とした第1の与信照会電文であるかを判別するステップと、
    上記判別手段が、上記通信手段で受信した第1の与信照会電文が上記クレジットカードの有効性を目的とした第1の与信照会電文であると判別したとき、上記通信手段が、上記クレジットカードの有効性を目的とした第1の与信照会電文を、上記第2の与信照会電文に変換すること無く、上記クレジットカードのバックエンドシステムに送信し、上記クレジットカードのバックエンドシステムでのクレジット決済処理を行うことができるようにするステップとを有する請求項11記載の支払い処理支援方法。
  13. 上記支払い処理支援装置は、更に、上記第1の与信照会電文の種類を判別する判別手段を備えており、
    上記支払い処理支援方法は、更に、判別手段が、上記通信手段で受信した第1の与信照会電文が事前に取引金額枠を予約することを目的とした第1の与信照会電文であるかを判別するステップと、
    上記判別手段が、上記通信手段で受信した第1の与信照会電文が上記事前に取引金額枠を予約することを目的とした第1の与信照会電文であると判別したとき、上記通信手段が、上記事前に取引金額枠を予約することを目的とした第1の与信照会電文を、上記第2の与信照会電文に変換すること無く、上記クレジットカードのバックエンドシステムに送信し、上記クレジットカードのバックエンドシステムでのクレジット決済処理を行うことができるようにするステップとを有する請求項11記載の支払い処理支援方法。
  14. 上記支払い処理支援装置は、更に、上記通信手段が上記クレジットカードのPOS端末からの第1の与信照会電文を受信したとき、このログを格納するログ格納手段と、
    上記通信手段が上記クレジットカードのPOS端末からの上記第1の規格に従った売上確定電文を受信したとき、この売上確定電文と上記ログ格納手段に格納された上記第1の与信照会電文のログと比較する比較手段とを備えており、
    上記支払い処理支援方法は、更に、上記通信手段が上記クレジットカードのPOS端末からの売上確定電文を受信するステップと、
    上記比較手段が上記売上確定電文に対応する上記第1の与信照会電文のログが上記ログ格納手段に存在するかを判断するステップと、
    上記売上確定電文に対応する上記第1の与信照会電文のログが上記ログ格納手段に存在しないと判断したとき、上記変換手段が、上記通信手段で受信した売上確定電文に基づいて上記第2の与信照会電文を生成するステップと、
    上記通信手段が上記売上確定電文に基づいて生成した第2の与信照会電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を行うことができるようにするステップと、
    上記通信手段が、上記金融機関の勘定系システムから上記売上確定電文に基づいて生成した第2の与信照会電文に対する決済許否回答電文を受信したとき、上記売上確定電文を、上記クレジットカードのバックエンドシステムに送信し、上記クレジットカードのバックエンドシステムでのクレジット決済処理を行うことができるようにするステップとを有する請求項11乃至請求項13の内、何れか1項記載の支払い処理支援方法。
  15. 更に、上記比較手段が上記通信手段で受信した売上確定電文に含まれる取引金額が上記第1の与信照会電文のログの取引金額より大きいと判断したとき、上記変換手段が、上記通信手段で受信した売上確定電文の取引金額から上記第1の与信照会電文のログの取引金額を減じた差額である追加金額の上記第2の与信照会電文を生成するステップと、
    上記通信手段が、上記追加金額の第2の与信照会電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を行うことができるようにするステップとを有する請求項14記載の支払い処理支援方法。
  16. 上記通信手段が上記金融機関の勘定系システムから上記追加金額の第2の与信照会電文に対する決済許否回答電文を受信したとき、上記売上確定電文を、上記クレジットカードのバックエンドシステムに送信し、上記クレジットカードのバックエンドシステムでのクレジット決済処理を行うことができるようにするステップと、
    上記変換手段が、先に上記金融機関の勘定系システムに送信している上記第1の与信照会電文を変換した第2の与信照会電文に基づいて行われたデビット決済処理の取消電文を上記第2の規格に基づいて生成するステップと、
    上記通信手段が、上記取消電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を取り消すことができるようにするステップとを有する請求項15記載の支払い処理支援方法。
  17. 上記通信手段が上記金融機関の勘定系システムから上記追加金額の第2の与信照会電文に対する決済許否回答電文を受信したとき、上記変換手段が、上記通信手段で受信した売上確定電文の取引金額から上記第1の与信照会電文のログの取引金額を減じた差額である追加金額の上記売上確定電文を生成するステップと、
    上記通信手段が、上記追加金額の売上確定電文を、上記上記クレジットカードのバックエンドシステムに送信し、上記クレジットカードのバックエンドシステムでのクレジット決済処理を行うことができるようにするステップとを有する請求項15記載の支払い処理支援方法。
  18. 上記比較手段が上記通信手段で受信した売上確定電文に含まれる取引金額が上記第1の与信照会電文のログの取引金額より小さいと判断したとき、上記変換手段が、上記第1の与信照会電文のログの取引金額から上記通信手段で受信した売上確定電文の取引金額を減じた差額である返金額の取消電文を上記第2の規格に従って生成するステップと、
    上記通信手段が、上記返金額の取消電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を取り消すことができるようにするステップとを有する請求項14乃至請求項17の内、何れか1項記載の支払い処理支援方法。
  19. 上記支払い処理支援装置は、更に、上記通信手段が上記第1の与信照会電文を受信してからの期間をカウントするタイマ手段を備えており、
    上記支払い処理支援方法は、更に、上記通信手段が上記タイマ手段を参照して上記クレジットカードのPOS端末からの売上確定電文を受信することなく所定期間を経過したかを判断するステップと、
    上記通信手段が上記第1の与信照会電文を受信してから所定期間を経過したと判断したとき、上記変換手段が、先に上記金融機関の勘定系システムに送信している上記第1の与信照会電文を変換した第2の与信照会電文に基づいて行われたデビット決済処理の取消電文を上記第2の規格に基づいて生成するステップと、
    上記通信手段が、上記取消電文を、上記金融機関の勘定系システムに送信し、上記金融機関の勘定系システムでのデビット決済処理を取り消すことができるようにするステップとを有する請求項14記載の支払い処理支援方法。
  20. 更に、上記第1の与信照会電文を第2の与信照会電文に変換するとき、上記変換手段が、上記金融機関の勘定系システムがデビット決済処理の際に行う暗証番号を用いて行う認証処理を無効にするフラグを付加するステップを有する請求項11乃至請求項19の内、何れか1項記載の支払い処理支援方法。
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