JP2007285763A - ガウシアンビームのシミュレーション装置、シミュレーション方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

ガウシアンビームのシミュレーション装置、シミュレーション方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ガウシアンビームの集光位置ずれを容易に回避することができるガウシアンビームのシミュレーション装置を提供する。
【解決手段】コンピュータは、ガウシアンビームを出射するビーム波源の位置決め装置に接続されており、差分時間領域法を実行する。差分時間領域法では、ビーム波源に関してビーム波源設定処理を行う。ビーム波源設定処理では、ユーザが入力したビームウェスト径w0に関連する初期値b0に基づいて収束する値biを決定する(ステップS301〜S306)。続いて、決定した所定値biに基づいてガウシアンビームの電界強度Uを求める。
【選択図】図3

Description

本発明は、ガウシアンビームのシミュレーション装置、シミュレーション方法、プログラム、及び記憶媒体に関し、特に、ガウシアンビームの断面サイズの最小値であるビームウェスト径として入力されたパラメータに基づいて、該ガウシアンビームによって発生する電磁波現象をシミュレーションするガウシアンビームのシミュレーション装置、シミュレーション方法、プログラム、及び記憶媒体に関する。
所定の波長λ及び波数kのビーム波を用いて光磁気ディスクをコンピュータで解析する場合には、該解析に先立って、差分時間領域法(FDTD法:Finite Difference Time Domain Method)に基づいた数値計算を行う。これにより、該ビーム波によって発生する電磁波現象をシミュレーションすることができる。この数値計算では、ビーム波がz軸方向に伝播するときの3次元空間におけるビーム波の電界強度Uを下記式1に基づいて計算する(例えば、非特許文献1参照。)。なお、下記式1におけるパラメータr,w,R,Φは、下記式2〜式5を満たす。したがって、式1における電界強度Uは、3次元空間を規定する位置座標x,y,zの関数である。
Figure 2007285763
また、式3に示すように、パラメータwは位置座標zの関数となっており、ビーム波のスポットサイズ(z軸に垂直な断面の半径)を示す。また、w0は、後述するビームウェストのスポットサイズ(ビームウェスト径)を示す。
具体的には、フレネル(Fresnel)近似が十分に成立すると仮定した場合には、スカラ波動方程式を用いることにより、上記式1の解を得ることができる。このような式1の解を満足するビーム波は、ガウシアンビーム(Gaussian beam)と呼ばれている。ガウシアンビームには、そのスポットサイズが小さいビームウェスト(beam waist)と呼ばれる部位がある。ビームウェストにおいてそのスポットサイズが最も小さい部位に対応するz軸上の位置(集光位置)は集光点と呼ばれる。なお、ガウシアンビームの電界強度は、スポットサイズが小さいほど高くなる。
図5は、上記式1〜式5においてλ=500(nm),w0=500(nm)を代入したシミュレーションの結果として得られたガウシアンビームの電界強度と位置座標zとの関係を示す図である。
図5に示すように、ガウシアンビームの集光位置は、z軸上において、解析対象である光磁気ディスクの位置を示す原点(0μm)に近いことが分かる。このシミュレーション結果に基づいてビーム波源の位置決めが行われる。このように、シミュレーションの際にガウシアンビームの集光位置が原点に近いほど、光磁気ディスクの解析の精度(分解能)を向上させることができる。
H. Kogelnik及びT. Li著,"Laser Beams and Resonators",「Applied OPTICS」,1966年10月,第5巻,第10号,p.1550−1567 C. J. R. Sheppard及びS. Saghafi著,"Beam modes beyond paraxial approximation: A scalar treatment",「Physical Review A」,1998年4月,第57巻,第4号,p.2971〜2979
しかしながら、実際には、図5に示すように、ガウシアンビームの集光位置は、例えば半波長(λ/2=250nm)分だけ原点からずれている(集光位置ずれ)。この集光位置ずれは、上記式1の解を求めるためにフレネル近似を用いているため回避することができない。これにより、シミュレーション結果に基づいたビーム波源の位置決めの精度の高さには限度がある。
また、上記集光位置ずれをなくすために複数のシミュレーション結果を比較する場合には、ユーザは、ビームウェスト径w0の値を複数回にわたってコンピュータに入力する必要があり、ユーザの操作性が悪い。このため、ガウシアンビームの集光位置ずれを回避するのは容易ではない。
本発明の目的は、ガウシアンビームの集光位置ずれを容易に回避することができるガウシアンビームのシミュレーション装置、シミュレーション方法、プログラム、及び記憶媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のガウシアンビームのシミュレーション装置は、ガウシアンビームの断面サイズの最小値であるビームウェスト径として入力されたパラメータに基づいて、該ガウシアンビームによって発生する電磁波現象をシミュレーションするシミュレーション装置において、前記入力されたパラメータに関連する変数に設定値を設定する設定手段と、前記設定された設定値に基づいて前記入力されたパラメータに対応する前記ガウシアンビームの断面位置が前記ビームウェスト径に対応する前記ガウシアンビームの集光位置にあるように前記電磁波現象をシミュレーションするシミュレーション手段とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明のガウシアンビームのシミュレーション方法は、ガウシアンビームの断面サイズの最小値であるビームウェスト径として入力されたパラメータに基づいて、該ガウシアンビームによって発生する電磁波現象をシミュレーションするシミュレーション方法において、前記入力されたパラメータに関連する変数に設定値を設定する設定ステップと、前記設定された設定値に基づいて前記入力されたパラメータに対応する前記ガウシアンビームの断面位置が前記ビームウェスト径に対応する前記ガウシアンビームの集光位置にあるように前記電磁波現象をシミュレーションするシミュレーションステップとを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明のプログラムは、ガウシアンビームの断面サイズの最小値であるビームウェスト径として入力されたパラメータに基づいて、該ガウシアンビームによって発生する電磁波現象をシミュレーションするシミュレーション方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、前記入力されたパラメータに関連する変数に設定値を設定する設定モジュールと、前記設定された設定値に基づいて前記入力されたパラメータに対応する前記ガウシアンビームの断面位置が前記ビームウェスト径に対応する前記ガウシアンビームの集光位置にあるように前記電磁波現象をシミュレーションするシミュレーションモジュールとを備えることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の記録媒体は、上記プログラムを格納することを特徴とする。
本発明によれば、ガウシアンビームのビームウェスト径として入力されたパラメータに関連する変数に設定値を設定し、該設定された設定値に基づいて入力されたパラメータに対応するガウシアンビームの断面位置がガウシアンビームの集光位置にあるように電磁波現象をシミュレーションする。すなわち、例えばユーザがパラメータを暫定的に入力するだけで、該パラメータに基づいてガウシアンビームの集光位置が自動的に決定される。その結果、ガウシアンビームの集光位置ずれを容易に回避することができる。さらには、集光位置ずれがないシミュレーション結果に基づいたビーム波源の位置決めが容易に且つ高精度に行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るガウシアンビームのシミュレーション装置を実現するコンピュータの構成を概略的に示すブロック図である。
本実施の形態に係るガウシアンビームのシミュレーション装置は、図1に示す情報処理装置としてのコンピュータ100により実現される。図1において、コンピュータ100は、CPU101と、表示装置102と、入力装置103と、1次記憶装置104と、2次記憶装置105と、通信装置106と、これらを接続する内部バス107とを備える。
また、コンピュータ100は、ガウシアンビームを出射するビーム波源の集光位置を決定するために該ビーム波源を移動させる位置決め装置(不図示)にも接続されている。さらに、コンピュータ100は、ビーム波源を用いることにより、光磁気ディスクの表面を解析することも可能である。
2次記憶装置105には、後述する図2の差分時間領域法(FDTD法)の工程がプログラム(フローチャート)として格納されている。該プログラムは、入力装置103又は通信装置106から、実行指示がコマンドとしてCPU101に入力されると、1次記憶装置にロードされ、CPU101により実行される。
図2は、図1のコンピュータ100により実行される差分時間領域法のフローチャートである。
図2において、まず、ステップS201では、ビーム波源に関して後述する図3のビーム波源設定処理を行う。このとき、ユーザはガウシアンビームの波数k(又は波長λ)、ビームウェスト径w0、及び本処理の実行時間を入力する。ステップS202では、ガウシアンビームによって発生する電界の計算を行う。具体的には、下記式6に示すように、時間刻み幅Δt、誘電率ε、面電流密度ベクトルJを用いて電界ベクトルEを算出する。
Figure 2007285763
ここで、nは差分化の回数を示すタイムステップ番号である。
続くステップS203では、差分時間領域法による解析対象となる解析領域を規定するための吸収境界条件の設定を行う。吸収境界条件としては、Murの吸収境界条件、PML(Perfectly Matched Layer)吸収条件などのいずれを用いてもよい。
次いで、設定されたビーム波源のガウシアンビームによって発生する磁界の計算を行う(ステップS204)。具体的には、下記式7に示すように、ステップS202で算出した電界ベクトルE、タイムステップ番号n、時間刻み幅Δt、透磁率μ、面磁流密度ベクトルJmを用いて磁界ベクトルHを算出する。
Figure 2007285763
ステップS205では、ユーザにより入力された本処理の実行時間が経過したか否か、即ち現在時刻Tが該実行時間経過後の時刻に対応する終了時刻Tmax以降の時刻である(T>Tmax)か否かを判別する終了判定を行う。なお、ユーザが入力するのは、実行時間に限られることはなく、終了時刻Tmaxであってもよいし、タイムステップ番号の最大値であってもよい。該終了判定の結果、現在時刻Tが終了時刻Tmax以前である(T<Tmax)ときは、ステップS201に戻り、電界の計算と磁界の計算を繰り返す。一方、現在時刻Tが終了時刻Tmaxよりも大きいときは、ステップS206に進み、ステップS202及びS204の計算結果をシミュレーション結果として出力する。このようなシミュレーション結果に基づいて上記位置決め装置はビーム波源の集光位置の位置決めを行う。
このように、図4の時間差分領域法では、タイムステップ番号を半分ずつずらしながら(差分化)、電界ベクトルEの計算や磁界ベクトルHの計算とを交互に、ユーザにより入力された本処理の実行時間にわたって実行し、得られたシミュレーション結果を出力する。
図3は、図2のステップS201において実行される波源設定処理の詳細を示すフローチャートである。
図3において、まず、ステップS301では、下記非線形方程式8に用いる変数bの初期化を行う。これにより、変数bには、例えば−15w0という初期値b0が設定される。
Figure 2007285763
続くステップS302では、上記式8において、インデックスiの変数bに所定値bi(設定値)、例えば初期値b0を代入したf(bi)の計算を行うことにより非線形方程式8を数値的に解く。さらに、ステップS303では、f(bi)を微分したf’(bi)の計算を下記式9に基づいて行う。
Figure 2007285763
ステップS304では、ニュートン−ラフソン(Newton-Raphson)法の反復公式、即ちbi+1=bi−f(bi)/f’(bi)に、ステップS302,S303で計算したf(bi)及びf’(bi)を代入する。これにより、変数bに所定値biを代入したときの非線形方程式8の解を求めると共に、所定値biのインデックスiをインクリメントした更新値bi+1(新たな設定値)を求める。
続くステップS305では、ステップS304で求めた非線形方程式8の解が収束解であるか否かを判別する収束判定を行う。該収束判定の結果、非線形方程式8の解が収束解でなく、即ち発散解であるときは、変数bに、所定値biの代わりに更新値bi+1を代入して(ステップS306)、非線形方程式8の収束解が得られるまでステップS302〜S305の処理を繰り返す。
一方、非線形方程式8の収束解が得られたときは、この収束解の値を上記非線形方程式8の解とする。したがって、変数bに対して設定される初期値b0(=−15w0)及びそれに関連してユーザが入力するビームウェスト径w0は、非線形方程式8の変数bの暫定的な推定値と云える。また、この収束解を得るために変数bに代入した所定値bi、具体的にはibiを、x,y,zで規定される3次元空間におけるComplex Source Pointのz座標の値に用いる。これにより、Complex Source Pointの座標値が(0,0,ibi)に決定される。さらに、このときの所定値biの値は、ガウシアンビームがz軸方向に伝播するときの3次元空間におけるガウシアンビームの電界強度Uに関する下記式10における変数bにも代入される。なお、式10におけるパラメータRは、R=(x2+y2+z2−2izb−b21/2を満たす。
Figure 2007285763
なお、上記式10は、Complex Source Point理論を用いて導出されるスカラ波動方程式(∇2U+k2U=0)を厳密に満足する厳密解である。したがって、図2のステップS301で設定されるビーム波源は、式10で表される電界強度Uのガウシアンビームを照射する。
図2及び図3の処理によれば、コンピュータ100のCPU101は、プログラムを実行することにより、ユーザが入力したビームウェスト径w0に関連する変数bの値を特定する所定値biを自動的に決定する。続いて、CPU101は、決定した所定値biに基づいてスカラ波動方程式の厳密解であるガウシアンビームの電界強度U(式10)を求める。したがって、図2及び図3の処理によれば、ユーザが入力したビームウェスト径w0(パラメータ)に対応するガウシアンビームの断面位置がガウシアンビームの集光位置にあるようにシミュレーション結果が出力される。したがって、ビームウェスト径w0としてユーザが入力した暫定的な推定値(パラメータ)は変数bを用いて修正されることになり、その結果、ガウシアンビームの集光位置ずれを容易に回避することができる。また、ユーザは、推定値を1回入力するだけでよいので、ユーザの操作性を向上させることができる。
また、位置決め装置は、集光位置ずれがないシミュレーション結果に基づいてビーム波源の位置決めを容易に且つ高精度に行うことが可能となる。その結果、コンピュータ100は、高精度に位置決めされたビーム波源を用いることにより、光磁気ディスクの表面を高い分解能で解析することができる。
図4は、図1のコンピュータ100によるシミュレーション結果としてのガウシアンビームの電界強度と位置座標zとの関係を示す図である。
図4に示すシミュレーション結果は、上記図2及び図3の処理において、λ=500(nm),w0=500(nm)を代入した場合に得られたものである。
図4に示すように、z軸上において、ガウシアンビームの電界強度が最も高い集光位置が解析対称である光磁気ディスクの位置を示す原点(0μm)と実質的に同一の位置にあるというシミュレーション結果が得られる。
図4によれば、図5に示すような集光位置ずれが発生していないことが分かる。したがって、図2及び図3の処理によれば、従来では回避できなかった250nmという小さな集光位置ずれを修正することができる。
上記実施の形態では、コンピュータ100が、光磁気ディスクの表面を解析するとしたが、これに代えて、コンピュータ100がシミュレーションのみを行い、他のコンピュータが解析を行ってもよい。また、ビーム波源を用いて実行可能な処理は、光磁気ディスク表面の解析に限定されることはない。
また、本発明の目的は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPUなど)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上記実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。又は、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施の形態に係るガウシアンビームのシミュレーション装置としてのコンピュータの構成を概略的に示すブロック図である。 図1におけるコンピュータのCPUにより実行される差分時間領域法のフローチャートである。 図2のステップS201において実行される波源設定処理の詳細を示すフローチャートである。 図1のコンピュータによるシミュレーション結果としてのガウシアンビームの電界強度と位置座標zとの関係を示す図である。 従来のシミュレーション結果として得られたガウシアンビームの電界強度と位置座標zとの関係を示す図である。
符号の説明
100 コンピュータ
101 CPU
102 表示装置
103 入力装置
104 1次記憶装置
105 2次記憶装置
106 通信装置
107 内部バス

Claims (12)

  1. ガウシアンビームの断面サイズの最小値であるビームウェスト径として入力されたパラメータに基づいて、該ガウシアンビームによって発生する電磁波現象をシミュレーションするシミュレーション装置において、前記入力されたパラメータに関連する変数に設定値を設定する設定手段と、前記設定された設定値に基づいて前記入力されたパラメータに対応する前記ガウシアンビームの断面位置が前記ビームウェスト径に対応する前記ガウシアンビームの集光位置にあるように前記電磁波現象をシミュレーションするシミュレーション手段とを備えることを特徴とするガウシアンビームのシミュレーション装置。
  2. 前記設定手段は、前記変数を用いた所定の非線形方程式に前記設定値を代入した結果、該非線形方程式の解が収束解であるか否かを判別する収束判定手段を備えることを特徴とする請求項1記載のガウシアンビームのシミュレーション装置。
  3. 前記設定手段は、前記非線形方程式の解が収束解でないときは、設定すべき設定値を変更する変更手段を備えることを特徴とする請求項2記載のガウシアンビームのシミュレーション装置。
  4. 前記変更手段は、前記収束判定手段による判別の際に新たな設定値を決定することを特徴とする請求項3記載のガウシアンビームのシミュレーション装置。
  5. 前記シミュレーション手段は、前記電磁波現象を記述するスカラ波動方程式の前記変数を用いた厳密解に前記設定値を代入することにより前記ビーム波源の集光位置を決定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のガウシアンビームのシミュレーション装置。
  6. ガウシアンビームの断面サイズの最小値であるビームウェスト径として入力されたパラメータに基づいて、該ガウシアンビームによって発生する電磁波現象をシミュレーションするシミュレーション方法において、前記入力されたパラメータに関連する変数に設定値を設定する設定ステップと、前記設定された設定値に基づいて前記入力されたパラメータに対応する前記ガウシアンビームの断面位置が前記ビームウェスト径に対応する前記ガウシアンビームの集光位置にあるように前記電磁波現象をシミュレーションするシミュレーションステップとを有することを特徴とするガウシアンビームのシミュレーション方法。
  7. 前記設定ステップは、前記変数を用いた所定の非線形方程式に前記設定値を代入した結果、該非線形方程式の解が収束解であるか否かを判別する収束判定ステップを有することを特徴とする請求項6記載のガウシアンビームのシミュレーション方法。
  8. 前記設定ステップは、前記非線形方程式の解が収束解でないときは、設定すべき設定値を変更する変更ステップを有することを特徴とする請求項7記載のガウシアンビームのシミュレーション方法。
  9. 前記変更ステップでは、前記収束判定ステップにおける前記判別の際に新たな設定値を決定することを特徴とする請求項8記載のガウシアンビームのシミュレーション方法。
  10. 前記シミュレーションステップでは、前記電磁波現象を記述するスカラ波動方程式の前記変数を用いた厳密解に前記設定値を代入することにより前記ビーム波源の集光位置を決定することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載のガウシアンビームのシミュレーション方法。
  11. ガウシアンビームの断面サイズの最小値であるビームウェスト径として入力されたパラメータに基づいて、該ガウシアンビームによって発生する電磁波現象をシミュレーションするシミュレーション方法をコンピュータに実行させるコンピュータ読み取り可能なプログラムであって、前記入力されたパラメータに関連する変数に設定値を設定する設定モジュールと、前記設定された設定値に基づいて前記入力されたパラメータに対応する前記ガウシアンビームの断面位置が前記ビームウェスト径に対応する前記ガウシアンビームの集光位置にあるように前記電磁波現象をシミュレーションするシミュレーションモジュールとを備えることを特徴とするプログラム。
  12. 請求項11記載のプログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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