JP2007283094A - 歯科医療のための頬用のおよび唇用のリトラクター - Google Patents

歯科医療のための頬用のおよび唇用のリトラクター Download PDF

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Abstract

【課題】被処置領域に対して自由にアクセスし得るとともに快適性の高い頬用のおよび唇用のリトラクターを提供すること。
【解決手段】歯科医療のための頬用のおよび唇用のリトラクター(20)であって、上側および下側の唇用シールド部材(3,4);第1および第2の頬用部材(7,8)と;唇用シールド部材と頬用部材との間にわたって延在している複数の連結部材(9〜12)と;各唇用シールド部材に付設された粘膜用パッド(13)と;を具備している。
【選択図】図1

Description

本出願は、2004年3月17日付けで出願された米国特許出願シリアル番号第10/803,138号明細書(現在係属中)の一部継続出願であるとともに、2006年4月13日付けで出願された米国特許出願シリアル番号第60/744,808号明細書(現在係属中)の継続出願である。これら文献の記載内容は、参考のため、ここに組み込まれる。
本発明は、口腔内の治療時により詳細には歯の治療時に手術フィールド領域内の軟組織を固定することを意図したような、歯科医療のための頬用のおよび唇用のリトラクターに関するものである。
当該技術分野においては、例えば引用文献1によりといったようにして、多くの頬用のおよび唇用のリトラクターが公知である。特許文献1に開示されたリトラクターは、実質的に、U字形状の湾曲部材から構成されている。U字形状部材の両端部には、唇用シールド部材が設けられている。一方、U字形状部材の脚部分によって、頬が引っ張られるようになっている。この構成においては、口のコーナー領域において、唇は、硬いフックによって押さえられる。このため、操作者は、必要であったとしても、口のコーナー領域をさらに押し広げることができない。さらに、隣接した歯茎の組織に対しても、十分にアクセスすることができない。
当該技術分野においては、さらに他のリトラクターが公知である。これら他のリトラクターにおいても、上記欠点を回避することができない。この場合、水平方向における唇の拡張に起因する唇の張力が大きすぎることのために、患者にとっては不快であるとともに、時間が長いと苦痛にもなる。また、従来技術によるリトラクターは、前歯領域においては、処置表面に対する十分なアクセスを提供することができない。
米国特許第4,053,984号明細書
本発明は、被処置領域に対して自由にアクセスし得るようにして唇を広げ得るような、なおかつ、リトラクターを長時間にわたって使用した場合でさえ患者にとって不快でもなく苦痛でもないような、頬用のおよび唇用のリトラクターを提供する。
この目的に対し、本発明による頬用のおよび唇用のリトラクターは、上唇および下唇のためのそれぞれ対応する頬用部材および唇用部材を具備し、唇用部材は、唇用シールド部材と、この唇用シールド部材とは個別の部材とされなおかつ唇用シールド部材から離間して配置された粘膜用パッドと、を備え、唇用部材および頬用部材は、フレキシブルな連結部材によって互いに連結され、これら連結部材は、唇用シールド部材と、粘膜用パッドと、の間に配置されている。さらなる変形および利点は、特許請求の範囲において規定されている。
本発明の様々な特徴点は、添付図面を参照しつつ、以下の詳細な説明を読むことにより、明瞭となるであろう。
添付図面は、本明細書の一部を構成するものであって、本発明に関する上記の一般的な説明と一緒に、また、本発明に関する以下の詳細な説明と一緒に、本発明の様々な実施形態を例示するものであり、本発明を説明するように機能する。
図1は、本発明による頬用のおよび唇用のリトラクターに関する第1実施形態を示す背面図である。
図2は、図1のリトラクターを示す側面図である。
図3は、拡大したスケールでもって細部を詳細に示す図である。
図4は、図1のリトラクターを示す正面図である。
図5は、本発明による頬用のおよび唇用のリトラクターに関する第2実施形態を示す斜視図である。
図6は、図5のリトラクターを示す側面図である。
図7は、人の口の中に装着した状態で、図5のリトラクターを示す正面図である。
図8は、図7の一部を拡大したスケールでもって詳細に示す図である。
図9は、人の口の中に装着した状態で、図5のリトラクターを示す斜視図である。
図1は、リトラクター20を示す背面図である。このリトラクター20は、それぞれ対応する唇用シールド部材3,4と粘膜用パッド5,6とを有した2つの唇用部材1,2と、2つの頬用部材7,8と、を備えている。唇用部材および頬用部材は、わずかに湾曲した平面内に配置されているとともに、フレキシブルな連結部材9,10,11,12によって互いに連結されている。
図3に示すように、粘膜用パッドは、各対をなすロール部材13を備えている。ロール部材13は、例えば、シリコーンから、あるいは、他の適切な材料から、形成するすることができる。ロール部材13は、中空部材とされており、これにより、ロール部材は、フレキシブルなホルダ14上をスリップすることができる。この場合、様々な直径のロール部材を準備しておくことができる。これにより、リトラクターを最適に調整し得るとともに、クリーニングおよび殺菌を容易なものとすることができる。ホルダ14の端部には、拡径部分15が設けられている。これにより、ロール部材を安定的に保持することができる。
特に図3に示すように、粘膜用パッドおよび唇用シールド部材は、互いに個別のものとされていて、連結部材がなす平面に対する直交方向において互いに離間されている。連結部材は、粘膜上の粘膜用パッドと唇用シールド部材とのほぼ中間に配置される。粘膜上における粘膜用パッドの支持ポイントと、唇用シールド部材のセンターラインMと、の間の距離は、Dである。この距離は、10mm〜30mmという範囲とすることができる。よって、唇は、歯から離間した位置とされる。これにより、歯を、および、歯茎組織を、何の障害もなく自由に処置することができる。
唇用シールド部材は、解剖学的に形成されており、様々な唇の形状に適合し得るものとされている。唇用シールド部材は、さらに、唇が外向きに押圧されてしまうことを防止し得るような、湾曲状況のものとされている。
頬用部材は、フレキシブルな構成のものとされ、フレキシブルなウェブ17を介して連結部材16に対して連結された湾曲表面16を備えている。よって、頬用部材は、歯よりも、および、粘膜よりも、後方側に位置しており、湾曲したフレキシブルな表面は、大いなる快適さを提供する。
頬用部材どうしの間の水平方向距離、および、頬用部材の寸法は、口のコーナー領域を妨げないように、なおかつ、何らかの処置時に必要とされた際には歯科医がフレキシブルな連結部材を利用して口のコーナー領域を押し広げ得るように、選択されている。口を閉じようとした際には、唇用部材は、実質的な並進移動を行う。一方、フレキシブルな連結部材は、口を開いたままに維持することを補助する。これにより、長時間にわたって使用したとしても、リトラクターは、不快ではない。しかしながら、他方においては、唇用部材および連結部材の協働により、口を閉じることができる。
リトラクターの全体は、粘膜ロール部材を除いて、単一部材から形成することができる。リトラクターを再使用することが意図されている場合には、「PEEK」および「PPSU」として略称される合成材料が適切であることが判明している。また、使い捨ての使用態様の場合には、例えば、「PC」として略称される合成材料が適切であることが判明している。
この実施形態においては、唇用部材に粘膜用パッドを付設することにより、ならびに、頬用部材をフレキシブルな表面として構成することにより、患者に対して快適な適合性を提供し得るとともに、歯科医による最適な処置を可能とすることができる。
図5および図6は、本発明の原理に基づく頬用のおよび唇用のリトラクター30の他の実施形態を示している。このリトラクター30は、図1〜図4に関して上述した実施形態と同様の構成のものである。したがって、リトラクター30は、それぞれが上述したものと同様のものとされているような、上側および下側の唇用シールド部材32,34と、互いに反対側に位置した頬用部材36,38と、上側および下側の粘膜用パッド40a,40b,42a,42bと、連結部材44,46,48,50と、を備えている。図5および図6のリトラクター30は、さらに、開口52,54を備えている。開口52,54は、上側および下側の唇用シールド部材32,34のそれぞれにおいて、粘膜用パッド40a,40b,42a,42bの間に、形成されている。開口52,54は、図8に示すように、リトラクターが患者の口62の中に装着された際には、小帯(frenulum)60にかかる圧力を低減することによってあるいは完全に除去することによって、患者に対する快適さを増大させる。
リトラクター30の頬用部材36,38は、図1〜図4に示す実施形態における頬用部材7,8と同様の第1部分70と、第1部分70の内向き対向部分から延出された第2部分72と、を備えている。第2部分72は、第1部分70に対して角度を有して(すなわち、傾斜して)配置されている。図示の実施形態においては、頬用部材36,38の第1および第2部分70,72は、全体的に平面状の形状のものとされ、全体的に円弧形状の中間部分74によって連結されている。各頬用部材36,38の少なくとも第2部分72は、選択的に脆性を有したものとすることができる。これにより、施術者は、特定の患者または特定の手順に応じて頬用部材36,38のサイズを変更することができる。第2部分72は、患者の口62を外向きに広げ得るように、構成されている。これにより、施術者がリトラクター30を把持して幅を狭め得るような便利な箇所を提供することができる。これにより、患者の口62に対しての、リトラクター30の挿入や取外しを、容易なものとすることができる。図7および図9に示すように、外向きに延出されている第2部分72は、患者の唇66のコーナー部分64上に位置することとなる。これにより、歯科治療時の偶発的な接触から、それらコーナー領域を保護することができる。
上側および下側の唇用シールド部材32,34は、円弧という形状とされており、互いに反対側に位置した第1および第2のサイドエッジ82,84からなるチャネル80を形成している。両サイドエッジの間には、患者の唇66を受領することができる。各粘膜用パッド40a,40b,42a,42bは、図1〜図4のリトラクターの場合と同様に、上側および下側の唇用シールド部材32,34の第1サイドエッジ82から片持ち式に延出された長尺アーム86を備えている。粘膜用パッド40a,40b,42a,42bは、さらに、各アーム86に対して着脱可能に取り付けられるロール部材88を備えている。これにより、患者の粘膜に対しての快適な適合性を提供することができる。粘膜用パッド40a,40b,42a,42bの間の開口52,54は、唇用シールド部材32,34の第1サイドエッジ82から、第2サイドエッジ84へと向かう方向に、延在している。リトラクター30のフレキシブルな連結部材44,46,48,50は、図示されているように、唇用シールド部材32,34と頬用部材36,38の各々との間に、延在している。
連結部材44,46,48,50は、それぞれの唇用シールド部材32,34の第1サイドエッジ82から、初期的には第1サイドエッジ82と平行な向きでもって、それぞれの頬用部材36,38の第1サイドエッジ90に向けて、延出されている。唇用シールド部材32,34の第1サイドエッジ82と、連結部材44,46,48,50と、の間には、ギャップまたはスペースが存在していない。これにより、それらサイドエッジと連結部材との間に患者の唇を挟んでしまうことが、回避される。患者の口62の中に装着した際には、図7および図9に示すように、唇用シールド部材32,34の第1サイドエッジ82と、頬用部材36,38の第1部分70と、連結部材44,46,48,50と、のすべてが、患者の口62の中に配置され、なおかつ、唇用シールド部材32,34の第2サイドエッジ84と、頬用部材36,38の第2サイドエッジ92とは、患者の口62よりも外側に配置される。
本発明につき、本発明の例示としてのいくつかの実施形態に関する説明によって例示して詳細に説明したけれども、本発明の範囲は、それら実施形態やそれら詳細によって何ら制限されるものではない。当業者であれば、さらなる利点や修正を想起し得るであろう。したがって、本発明は、広義な見地においては、上述した特定の詳細や例示としての装置や方法には、一切限定されるものではない。したがって、本発明の一般的な概念を逸脱することなく、そのような詳細を変更することができる。
本発明による頬用のおよび唇用のリトラクターに関する第1実施形態を示す背面図である。 図1のリトラクターを示す側面図である。 拡大したスケールでもって細部を詳細に示す図である。 図1のリトラクターを示す正面図である。 本発明による頬用のおよび唇用のリトラクターに関する第2実施形態を示す斜視図である。 図5のリトラクターを示す側面図である。 人の口の中に装着した状態で、図5のリトラクターを示す正面図である。 図7の一部を拡大したスケールでもって詳細に示す図である。 人の口の中に装着した状態で、図5のリトラクターを示す斜視図である。
符号の説明
3 唇用シールド部材
4 唇用シールド部材
5 粘膜用パッド
6 粘膜用パッド
7 頬用部材
8 頬用部材
9 連結部材
10 連結部材
11 連結部材
12 連結部材
13 ロール部材
20 リトラクター
30 リトラクター
32 上側の唇用シールド部材
34 下側の唇用シールド部材
36 頬用部材
38 頬用部材
40a 粘膜用パッド
40b 粘膜用パッド
42a 粘膜用パッド
42b 粘膜用パッド
44 連結部材
46 連結部材
48 連結部材
50 連結部材
52 開口
54 開口
70 第1部分
72 第2部分
82 第1サイドエッジ
84 第2サイドエッジ

Claims (16)

  1. 歯科医療のための頬用のおよび唇用のリトラクターであって、
    上側および下側の唇用シールド部材であるとともに、各々が、互いに反対側に位置した第1および第2のサイドエッジを備え、前記第1サイドエッジが患者の口の中に配置されかつ前記第2サイドエッジが患者の口の外に配置された時には、これら第1および第2のサイドエッジの間に、患者の唇を受領するための円弧状チャネルを形成するものとされているような、上側および下側の唇用シールド部材と;
    これら上側および下側の唇用シールド部材の間に配置されるとともに、これら上側および下側の唇用シールド部材の両側方へと互いに離間して配置された、第1および第2の頬用部材と;
    複数のフレキシブルな長尺の連結部材であるとともに、各々が、前記唇用シールド部材のうちの1つの前記第1サイドエッジと、前記頬用部材のうちの1つと、の間にわたって延在しているような、複数の連結部材と;
    前記各唇用シールド部材に付設された第1および第2の粘膜用パッドであるとともに、各々が、それぞれ対応する前記唇用シールド部材の前記第1サイドエッジから片持ち式に延出された長尺アームを備えているような、第1および第2の粘膜用パッドと;
    を具備していることを特徴とするリトラクター。
  2. 請求項1記載のリトラクターにおいて、
    さらに、前記各長尺アームに対して着脱可能に取り付けられるロール部材を具備していることを特徴とするリトラクター。
  3. 請求項1記載のリトラクターにおいて、
    さらに、前記各唇用シールド部材に設けられた開口を具備し、
    これら開口が、前記第1および第2の粘膜用パッドの間に位置しているとともに、前記第1サイドエッジから、前記第2サイドエッジへと向かう方向に、延在していることを特徴とするリトラクター。
  4. 請求項1記載のリトラクターにおいて、
    前記各連結部材が、初期的には、それぞれ対応する前記唇用シールド部材の前記第1サイドエッジに対して平行な方向に延出されていることを特徴とするリトラクター。
  5. 請求項1記載のリトラクターにおいて、
    前記第1および第2の粘膜用パッドの各々が、前記第1サイドエッジから外向きに延出されているとともに、互いに離間するようにして延出されていることを特徴とするリトラクター。
  6. 請求項1記載のリトラクターにおいて、
    前記各頬用部材が、第1部分と、この第1部分に対して傾斜して配置された第2部分と、を備えていることを特徴とするリトラクター。
  7. 請求項6記載のリトラクターにおいて、
    前記第1部分と前記第2部分との少なくとも一方が、平面状のものとされていることを特徴とするリトラクター。
  8. 請求項6記載のリトラクターにおいて、
    前記頬用部材の前記第1部分および前記第2部分が、円弧状の中間部分を介して互いに連結されていることを特徴とするリトラクター。
  9. 請求項6記載のリトラクターにおいて、
    前記頬用部材の少なくとも前記第2部分が、前記頬用部材のサイズを所望のサイズとし得るよう、選択的に脆性を有したものとされていることを特徴とするリトラクター。
  10. 歯科医療のための頬用のおよび唇用のリトラクターであって、
    上側および下側の唇用シールド部材であるとともに、各々が、互いに反対側に位置した第1および第2のサイドエッジを備え、前記上側および下側の唇用シールド部材が、前記第1サイドエッジが患者の口の中に配置された状態でなおかつ前記第2サイドエッジが患者の口の外に配置された状態で患者の口に対して係合し得るような形状のものとされた、上側および下側の唇用シールド部材と;
    これら上側および下側の唇用シールド部材の間に配置されるとともに、これら上側および下側の唇用シールド部材の両側方へと互いに離間して配置された、第1および第2の頬用部材であるとともに、各々が、互いに反対側に位置した第1および第2のサイドエッジを備え、前記第1および第2の頬用部材が、前記第1サイドエッジが患者の口の中に配置された状態でなおかつ前記第2サイドエッジが患者の口の外に配置された状態で患者の口に対して係合し得るような形状のものとされた、第1および第2の頬用部材と;
    複数のフレキシブルな長尺の連結部材であるとともに、各々が、前記唇用シールド部材のうちの1つの前記第1サイドエッジと、前記頬用部材のうちの1つと、の間にわたって延在しており、さらに、前記唇用シールド部材および前記頬用部材が患者に口に対して係合した時には前記複数の連結部材が患者の口の中に配置され得るものとされた、複数の連結部材と;
    を具備していることを特徴とするリトラクター。
  11. 請求項10記載のリトラクターにおいて、
    さらに、前記各唇用シールド部材に付設された第1および第2の粘膜用パッドであるとともに、各々が、それぞれ対応する前記唇用シールド部材の前記第1サイドエッジから片持ち式に延出された長尺アームを備えているような、第1および第2の粘膜用パッドを具備していることを特徴とするリトラクター。
  12. 請求項11記載のリトラクターにおいて、
    さらに、前記各長尺アームに対して着脱可能に取り付けられるロール部材を具備していることを特徴とするリトラクター。
  13. 請求項11記載のリトラクターにおいて、
    さらに、前記各唇用シールド部材に設けられた開口を具備し、
    これら開口が、前記第1および第2の粘膜用パッドの間に位置しているとともに、前記第1サイドエッジから、前記第2サイドエッジへと向かう方向に、延在していることを特徴とするリトラクター。
  14. 請求項11記載のリトラクターにおいて、
    前記第1および第2の粘膜用パッドの各々が、前記第1サイドエッジから外向きに延出されているとともに、互いに離間するようにして延出されていることを特徴とするリトラクター。
  15. 請求項10記載のリトラクターにおいて、
    前記頬用部材の少なくとも一部が、前記頬用部材のサイズを所望のサイズとし得るよう、選択的に脆性を有したものとされていることを特徴とするリトラクター。
  16. 請求項10記載のリトラクターにおいて、
    前記上側および下側の唇用シールド部材の各々が、患者のそれぞれ対応する上唇および下唇を受領し得るチャネルを前記第1および第2のサイドエッジの間に形成し得るような形状のものとされ、
    前記第1および第2の頬用部材が、患者の唇のコーナー領域および頬領域を受領し得るチャネルを前記第1および第2のサイドエッジの間に形成し得るような形状のものとされていることを特徴とするリトラクター。
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