JP2007282152A - 一回のシャッター操作で、同じ構図の被写体を複数のピントでほぼ同時に撮影する同時多重ピントデジカメ。 - Google Patents

一回のシャッター操作で、同じ構図の被写体を複数のピントでほぼ同時に撮影する同時多重ピントデジカメ。 Download PDF

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映慈 白石
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Abstract

【課題】記念写真を撮ろうとすると、後方の風景と前方の風景を同時に鮮明なピントで撮影することは、至難の技である。そこで後方の風景と前方の風景を同時に鮮明に撮影する一つの技術を提供することを課題とする。すでに超深度レンズ(通称虫の目レンズ)という優れた発明が存在するが、レンズ部の全長が非常に長く携帯に不便な場合がある。
【解決手段】以上の課題を解決するために、第一発明は、一回のシャッター操作で、同じ構図の被写体を複数のピントでほぼ同時に撮影する同時多重ピントデジカメを提供する。第二発明は、同時多重ピントデジカメで撮影した、各々のピントの異なる映像を一枚の画像に編集する専用ソフト。
【選択図】図1

Description

この発明は、一回のシャッター操作で、同じ構図の被写体を複数のピントでほぼ同時に撮影する同時多重ピントデジカメに関する。
AF(オートフォーカス)デジカメ、デジカメ手ブレ防止技術、ピントが異なる画像の統合処理技術。
記念写真を撮ろうとすると、後方の風景と前方の風景を同時に鮮明なピントで撮影することは、至難の技である。そこで後方の風景と前方の風景を同時に鮮明に撮影する一つの技術を提供することを課題とする。すでに超深度レンズ(通称虫の目レンズ)という優れた発明が存在するが、このレンズ部は全長が非常に長く携帯に不便な場合がある。
一回のシャッター操作で、同じ構図の被写体を複数のピントでほぼ同時に撮影する同時多重ピントデジカメを提供する。
同時多重ピントデジカメの代表的撮影過程は以下のとおり。
同時多重ピントモード開始スイッチ押し下げ、同時多重ピントモードとする。
撮りたい風景にピントを合わせてシャッターを押し下げ、ピント位置を記録する。
希望の人物にピントを合わせてシャッターを押し下げ、ピント位置を記録する。
3b人物の横の草花にピントを合わせてシャッターを押し下げ、ピント位置を記録する。
同様にピント設定点を増やすことも出来るが、あまり推奨はしない。
同時多重ピントモード開始スイッチを再度押し下げ、ピント設置位置の入力を終了する。
項目2,3を同時に撮影するマルチパターン測光による適正露出の仮計算。
構図を再度決めて、シャッターボタンを押し下げる。
項目2で事前に決定した風景のピントで画像1を撮影する。
項目7に連続して項目3で事前に決定した人物のピントで画像2を撮影する。
画像1,2を一つのグループとして、メモリー媒体に保存する。
手ブレなどにより2枚の画像が合成出来ないほどに構図にズレが出たら警告する。
必要があれば、カメラ内蔵の専用ソフトにより仮に一枚の画像を作製し保存する。
同時多重ピントモード終了スイッチ押し下げ、通常ピントモードに戻す。
同時にピントを合わせる箇所は3箇所以上でも構わないが、撮影の同時性は若干薄まる。
出来る限り撮影の同時性を追及した場合、肝心のピントは若干甘くなる。請求項3の複数のCCDを使用した場合には、完全に同時に撮影できるが、構造が複雑となり、高価となる。従来のフイルムカメラでは、二つ以上の画像をパソコンの画像処理なしに統合することは出来ないし。フイルムを次のコマに給送する時間が物理的にかかる。現在のデジカメでも多重露出機能という連続撮影する10コマくらいを重ねて写し込み、カメラ内で1つの画像として記録するものがあるが、これはコマ毎にピントを変えて写し込む機能ではない。フォーカスロック機能では被写体が中央にない時、まず被写体にフォーカスを合わせてシャッターボタンを半押しし、そのままシャッターボタンを離さずに構図を直して撮影することもあるが、複数の被写体に全てピントを合わすわけではない。
絵画のモナリザのような雰囲気の写真を、撮影することが可能となる。
同時多重ピントモード用のスイッチ郡を装備する以外の外形は通常のデジカメとほぼ同じであり、現在のデジカメでは、有効画素数が10メガで、5コマ/秒、54コマの高速連続撮影が可能である。同時多重ピントモードの設定解除の方式はカメラ毎に任意である。以下の機能は同時多重ピントモードでは一般のデジカメより大幅に強化されている。予め高精度エンコーダー等を使用し決めておいた複数のピントのレンズ位置に高速、低振動で位置決めする機構。複数の枚数を同時に保管出来る大容量バッファーキャッシュメモリー。有効画素数の割合は通常のデジカメより少なく統合を容易にしている。同時多重ピントモードに向いた手ブレ防止機能などである。詳細設定により画像毎に保存してある撮影条件の調整も可能である。人物を撮る画像でのピントは、代表的撮影過程の項目3で記録しておいたピント位置に素早くレンズを動かしたのち、センサーで合焦点させ、さらにピントを人物の顔に合わせることも出来る。多重ピントモードのシャッター音は固有の音色で単音とする。同時多重ピントデジカメで撮影した、各々のピントの異なる映像を一枚の画像に編集する専用ソフトでは、画像1,2をズレなく決められたフレームに収まる一枚の写真とする。ピントのレンズ位置は絶えず画像データとして保管しておく。手ブレなどにより2枚の画像が合成出来ないほどに構図にズレが出たら撮影者に警告し、必要ならば撮り直す。通常の統合は同時に撮影した際の適正露出を使用するが、逆行で暗くなった人物の顔を明るく修正するようにそれぞれの画面を微調整することも出来る。この統合処理では、画像成分の追加や削除は行わない。AF(オートフォーカス)でもピントが合いにくい被写体があるように、あらゆる全ての撮影環境で本発明を使用することは出来ない。
「実施形態の効果」
代表的撮影過程項目2,3で記録しておいたピント位置に瞬時にレンズを動かし撮影するため、ほぼ同時撮影に近い撮影が可能となる。通常のオートフォーカス機能での撮影でも合焦には時間がかかるものであり、本発明を同時多重ピントと呼んでもさしつかえない。
「他の実施形態」
同時に撮影するピントの数を3つ以上とするもの。
この発明の代表的撮影過程で基本原理を示す。 同時多重ピントモードスイッチを示す。
符号の説明
「図1」における符号
1 画像1 2 遠いピントの風景
3 画像2 4 近いピントの人物
5 一枚の画像に統合したもの
「図2」における符号
1 スイッチの同時多重ピントモード表示(日本では、ピントというオランダ語由来の用語をレンズの焦点として使用しているが、表示はMulti Focus(esでも可)としてある)
2 同時多重ピントモード開始ボタン
3 同時多重ピントモード終了ボタン

Claims (3)

  1. 一回のシャッター操作で、同じ構図の被写体を複数のピントでほぼ同時に撮影する同時多重ピントデジカメ。
  2. 請求項1の同時多重ピントデジカメで撮影した、各々のピントの異なる映像を一枚の画像に編集する専用ソフト。
  3. 画像毎に割り振った複数のCCDにより全く同時にピントの異なる複数の画像を撮影する同時多重ピントデジカメ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9196070B2 (en) 2012-10-12 2015-11-24 Casio Computer Co., Ltd. Image processing apparatus that generates omnifocal image, image processing method, and storage medium
CN105306829A (zh) * 2015-12-07 2016-02-03 广东欧珀移动通信有限公司 拍照方法及装置
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