JP2007282141A - 移動通信システム、基地局装置及びそれらに用いるスケジューリング方法並びにそのプログラム - Google Patents

移動通信システム、基地局装置及びそれらに用いるスケジューリング方法並びにそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 隣接セル用の周波数も合わせて利用するセル中心部に存在する端末が高速移動している場合でも、スケジューラの処理負荷や制御チャネルの使用量の増大、通信の切断、周波数の切替えの遅れによる隣接セルへの干渉の発生という問題の発生確率を低減可能な基地局装置を提供する。
【解決手段】 スケジューラ17は速度検出部15からの移動端末の推定速度情報と、距離検出部16からの移動端末までの推定距離情報とに基づいて、無線リソースを最大限有効に活用することができるように、各移動端末への周波数割り当て、使用フレームの割り当て、時分割で細かく制御されるシステムの場合に、タイムスロットの割り当て等を行う。スケジューラ17はセル中心部に存在する移動端末でも高速移動している場合、セル固有周波数を優先的に割り当てる。
【選択図】 図1

Description

本発明は移動通信システム、基地局装置及びそれらに用いるスケジューリング方法並びにそのプログラムに関し、特に移動体通信システムにおいて複数のセル間の干渉を防ぐためのスケジューリング方法に関する。
複数のセル間の干渉を防ぐ方法としては、例えば、図4(a)に示すように、3つの周波数f1,f2,f3を用いた7セル繰り返しによって、セル#1〜#7において隣接するセルの周波数が互いに重ならないようにする方法がある。この7セル繰り返しの方法に対して、さらに加入者容量を増やす方法として考えられたのが、図4(b)に示す方法である(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、図4(b)に示す方法では、他のセルとの距離をある程度確保することができ、干渉を小さくすることができるセル中心部では、3つの周波数f1,f2,f3全部を利用する手法である。この場合、送信電力は距離見合いで小さくする。
図5は図4(b)のセル#1の場合について詳細に示したものであるが、基地局22と端末23a〜23gとが通信を行っている。ここで中心部の領域A20では全部の周波数f1,f2,f3を利用可能である。一方、他のセル#2〜#7に近い周辺部の領域B21では他のセルへの干渉を防ぐため、セル固有の周波数であるf1のみが利用可能である。
再表WO01/033890号公報
上述した従来の複数のセル間の干渉を防ぐ方法では、領域Aの境界までの半径が、小さいセルの場合、数十〜数百m程度となるが、自動車が制限速度いっぱいで走行した場合等、僅かな時間で領域Aを突き抜けてしまうことになる。これでは、領域Aにおいて、隣接するセルが利用する周波数(図5のセル#1なら周波数f2,f3)が割り当てられていた場合、すぐにそのセル固有の周波数(図5のセル#1なら周波数f1)に割り当て直す必要がある。このため、従来の方法では、無線リソース割り当てを行うスケジューラの処理負荷が増大し、また周波数割り当て変更に伴う制御チャネルの占有量も増大するという問題がある。
上記の説明は、スケジューリングが低頻度のシステムについて述べたものであるが、常に無線リソースの最適化を図るため、毎フレーム、スケジューリングを行うのが前提のシステムでは上述の問題が当てはまらない。すなわち、毎フレーム、スケジューリングを行うことを前提とした実装となり、かつ制御チャネルの容量もシステム的に十分な量が確保されているはずである。
しかしながら、その場合でも次のような問題がある。つまり、従来の方法では、領域Aにおいて隣接セルが利用する周波数が割り当てられかつ高速走行の場合、すぐに領域Bに達するので、利用周波数を速やかにセル固有の周波数に切替える必要がある。その時、もしセル固有周波数に無線リソースの空きがないと、従来の方法では、周波数切替えを行うことができず、通信が切断される場合があり得る。さらに、従来の方法では、たまたまシャドーイング等で制御信号の通信が暫く途絶すると、周波数の切替えが遅れて隣接セルに干渉を与えてしまうという問題も生じ得る。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、隣接セル用の周波数も合わせて利用するセル中心部に存在する端末が高速移動している場合でも、スケジューラの処理負荷や制御チャネルの使用量の増大、通信の切断、周波数の切替えの遅れによる隣接セルへの干渉の発生という問題の発生確率を低減することができる移動通信システム、基地局装置及びそれらに用いるスケジューリング方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明による移動通信システムは、基地局装置で管理するセルが隣接セル用の周波数をも合わせて利用するセル中心部領域と、セル固有周波数を利用しかつ隣接セルに近い周辺部領域とからなる移動通信システムであって、
前記基地局装置は、前記セル中心部領域にて通信を行う移動端末に対して、当該移動端末の移動速度が予め設定された閾値より速い場合及び当該移動端末が前記セル中心部領域内の前記セル中心部領域と前記周辺部領域との境界近傍に存在する場合のいずれかの場合に前記セル固有周波数を優先的に割り当てている。
本発明による他の移動通信システムは、基地局装置で管理するセルが隣接セル用の周波数をも合わせて利用するセル中心部領域と、セル固有周波数を利用しかつ隣接セルに近い周辺部領域とからなる移動通信システムであって、
前記基地局装置は、移動端末の移動速度を推定する速度推定手段と、前記移動端末が前記セル中心部領域に存在するか否かを判定する手段と、前記移動端末が前記セル中心部領域に存在すると判定した時に前記速度推定手段で推定した移動速度が予め設定された閾値以上かを判定する手段と、前記移動速度が前記閾値以上と判定した時に前記移動端末に優先的に前記セル固有周波数を割り当てる手段とを備えている。
本発明による基地局装置は、隣接セル用の周波数をも合わせて利用するセル中心部領域と、セル固有周波数を利用しかつ隣接セルに近い周辺部領域とからなるセルを管理する基地局装置であって、
前記セル中心部領域にて通信を行う移動端末に対して、当該移動端末の移動速度が予め設定された閾値より速い場合及び当該移動端末が前記セル中心部領域内の前記セル中心部領域と前記周辺部領域との境界近傍に存在する場合のいずれかの場合に前記セル固有周波数を優先的に割り当てている。
本発明による他の基地局装置は、隣接セル用の周波数をも合わせて利用するセル中心部領域と、セル固有周波数を利用しかつ隣接セルに近い周辺部領域とからなるセルを管理する基地局装置であって、
移動端末の移動速度を推定する速度推定手段と、前記移動端末が前記セル中心部領域に存在するか否かを判定する手段と、前記移動端末が前記セル中心部領域に存在すると判定した時に前記速度推定手段で推定した移動速度が予め設定された閾値以上かを判定する手段と、前記移動速度が前記閾値以上と判定した時に前記移動端末に優先的に前記セル固有周波数を割り当てる手段とを備えている。
本発明によるスケジューリング方法は、基地局装置で管理するセルが隣接セル用の周波数をも合わせて利用するセル中心部領域と、セル固有周波数を利用しかつ隣接セルに近い周辺部領域とからなる移動通信システムに用いるスケジューリング方法であって、
前記基地局装置が、前記セル中心部領域にて通信を行う移動端末に対して、当該移動端末の移動速度が予め設定された閾値より速い場合及び当該移動端末が前記セル中心部領域内の前記セル中心部領域と前記周辺部領域との境界近傍に存在する場合のいずれかの場合に前記セル固有周波数を優先的に割り当てている。
本発明による他のスケジューリング方法は、基地局装置で管理するセルが隣接セル用の周波数をも合わせて利用するセル中心部領域と、セル固有周波数を利用しかつ隣接セルに近い周辺部領域とからなる移動通信システムに用いるスケジューリング方法であって、
前記基地局装置が、移動端末の移動速度を推定する速度推定処理と、前記移動端末が前記セル中心部領域に存在するか否かを判定する処理と、前記移動端末が前記セル中心部領域に存在すると判定した時に前記速度推定処理で推定した移動速度が予め設定された閾値以上かを判定する処理と、前記移動速度が前記閾値以上と判定した時に前記移動端末に優先的に前記セル固有周波数を割り当てる処理とを実行している。
本発明によるスケジューリング方法のプログラムは、基地局装置で管理するセルが隣接セル用の周波数をも合わせて利用するセル中心部領域と、セル固有周波数を利用しかつ隣接セルに近い周辺部領域とからなる移動通信システムに用いるスケジューリング方法のプログラムであって、
前記基地局装置の中央処理装置に、移動端末の移動速度を推定する速度推定処理と、前記移動端末が前記セル中心部領域に存在するか否かを判定する処理と、前記移動端末が前記セル中心部領域に存在すると判定した時に前記速度推定処理で推定した移動速度が予め設定された閾値以上かを判定する処理と、前記移動速度が前記閾値以上と判定した時に前記移動端末に優先的に前記セル固有周波数を割り当てる処理とを実行させている。
すなわち、本発明の移動体通信システムは、上記の図5において、本来ならセル共通のどの周波数でも使用可能な領域Aで通信を行う加入者に対し、その加入者の移動速度が速い場合、あるいは基地局からの距離が領域Aとしては遠い場合に、隣接するセルがセル端まで使用している周波数ではなく、そのセル固有の周波数を優先的に割り当てることを特徴としている。
セル中心部(図5の領域A)においては、隣接セル用の周波数も合わせて利用することでセル容量を増やす手法において、領域Aは一般には狭い領域と考えられる。この場合、高速移動中の端末は短時間のうちに領域Aの外に出ることが想定され、セル固有周波数以外の周波数を使用していれば、すぐにセル固有周波数に切替える必要がある。このため、スケジューラの処理負荷、制御チャネルの使用量が増える。
また、そのような問題のないシステムにおいても、セル固有周波数に切替えようとした時、無線リソースに空きが全くない場合も有り得るので、その場合には通信が切断されるという大きな問題が発生する。さらに、シャドーイング等で制御信号の通信が暫く途絶すると、周波数の切替えが遅れて隣接セルに干渉を与えてしまうという恐れもある。
本発明の移動体通信システムでは、例え、隣接セル用の周波数も合わせて利用するセル中心部(図5の領域A)に存在する端末でも、高速移動している場合に、セル固有周波数を優先的に割り当てることで、上述の問題の発生確率を下げることが可能となる。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、隣接セル用の周波数も合わせて利用するセル中心部に存在する端末が高速移動している場合でも、スケジューラの処理負荷や制御チャネルの使用量の増大を、通信の切断、周波数の切替えの遅れによる隣接セルへの干渉の発生という問題の発生確率を低減することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による基地局装置の構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による基地局装置はアンテナ11と、送信(TX)部12と、受信(RX)部13と、ネットワークインタフェース部14と、速度検出部15と、距離検出部16と、スケジューラ17とから構成されている。
送信部12はネットワークインタフェース部14からの信号、あるいは制御信号の符号化、変調、周波数変換、高周波増幅等、送信系の全ての機能を含む。受信部13は高周波増幅、周波数変換、検波、復調、複合、ネットワークインタフェース部32への信号の伝送、制御信号の分離等、受信系の全ての機能を含む。
速度検出部15は受信部13からの信号によって、移動端末(図示せず、例えば図5の23a〜23g)の移動速度を推定する。この移動速度の推定には、例えば、(1)基地局において受信信号のチャネル推定値や受信周波数からドップラー周波数を演算して移動速度を推定する、(2)移動端末において、受信信号のチャネル推定値からドップラー周波数を演算して移動速度を推定し、上り制御チャネルで基地局に通知する、(3)基地局において、移動端末からの信号の平均受信レベルの変化率を演算し、これから移動速度を推定する、という方法等がある。
距離検出部16は受信部31からの信号によって移動端末までの距離を推定する。この距離の推定には、例えば、(1)基地局において移動端末からの上り信号のパスサーチを行い、その先頭パスのタイミングによって移動端末までの距離を推定する、(2)移動端末の送信電力を上り制御チャネル等で把握することができる場合、基地局において、移動端末からの信号の平均受信レベルでパスロスを求め、距離を推定する、(3)移動端末における受信信号レベルを上り制御チャネルで基地局に通知し、基地局でその平均レベルと自局が送信している送信電力とからパスロスを求め、距離を推定する、(4)移動端末に搭載したGPS(Global Positioning System)で得た位置情報を上り制御チャネルで基地局に通知する、という方法等がある。
スケジューラ17は、ネットワークインタフェース部14から送信信号のデータ量や優先度を含む信号種別情報を取得し、受信部13から受取る上り制御情報によって、移動端末が持つ送信信号のデータ量や優先度を含む信号種別情報を取得し、同じく受信部13から上り信号の受信品質及び上り制御チャネルでフィードバックされる下り信号の受信品質情報を取得し、速度検出部15から移動端末の推定速度情報を取得し、距離検出部16から移動端末までの推定距離情報を取得する。
スケジューラ17は上述した情報に基づいて、無線リソースを最大限有効に活用することができるように、各移動端末への周波数割り当て、使用フレームの割り当て、さらに時分割で細かく制御されるシステムの場合に、タイムスロットの割り当て等を行う。スケジューリングの結果はスケジューラ17から送信部12に通知し、共通制御チャネルや個別制御チャネルによって個々の移動端末に通知される。
図2は図1のスケジューラ17の動作を示すフローチャートである。これら図1及び図2を参照して本発明の一実施例によるスケジューリング方法の処理動作について、発着信時を例に取って説明する。尚、本実施例では、図5に示すように、隣接セル用の周波数も合わせて利用するセル中心部の領域Aで周波数f1,f2,f3全てを利用し、隣接セルに近い周辺部の領域Bでセル固有の周波数f1のみを利用しているものとする。
ある移動端末からの発信、またはある移動端末への着信を検出したスケジューラ17はその移動端末までの距離情報を距離検出部16から取得し(図2ステップS1,S2)、距離が閾値以内かどうかを比較し、その移動端末の推定位置が領域Aか、領域Bかを判定する(図2ステップS3)。
その移動端末が領域Bに存在する場合には、セル固有周波数f1しか利用することができないので、スケジューラ17はセル固有周波数f1でスケジューリングを行い(図2ステップS4)、無線リソースの割り当てが可能かどうかを精査する(図2ステップS10)。無線リソースの割り当てが可能な場合には発着信許可となり(図2ステップS11)、無線リソースの割り当てが不可能な場合には発着信拒絶となる(図2ステップS12)。
その移動端末が領域Aに存在する場合には、利用可能な周波数f1,f2,f3のうちのどの周波数でも利用可能ではあるが、まず、スケジューラ17は速度情報を速度検出部15から取得し(図2ステップS5)、その速度情報の推定速度がある閾値以上の場合(図2ステップS6)、すぐに領域Aを抜けて領域Bに達する可能性が高いため、セル固有周波数f1でのスケジューリングを行う(図2ステップS7)。
スケジューラ17はセル固有周波数f1で無線リソースの割り当てが不可能な場合(図2ステップS8)、残りの周波数でもスケジューリングを行い(図2ステップS9)、無線リソース割り当ての可能性を探る(図2ステップS10)。この時、無線リソースの割り当てが可能な場合には発着信許可となり(図2ステップS11)、無線リソースの割り当てが不可能な場合には発着信拒絶となる(図2ステップS12)。
スケジューラ17は速度情報の推定速度が閾値より低い場合(図2ステップS6)、どの周波数f1,f2,f3を利用しても上述の問題が発生しない。しかしながら、セル固有周波数f1は領域Bに存在する移動端末や、領域Aでも上述のような速度の速い移動端末に優先的に割り当てるため、セル固有周波数f1以外の周波数f2,f3でまずスケジューリングを行い(図2ステップS13)、無線リソースに空きがない場合のみ(図2ステップS14)、セル固有周波数でもスケジューリングを行うことが望ましい(図2ステップS15)。
以上のようなスケジューリングを行った結果、無線リソースの割り当てが可能となれば(図2ステップS8,S10,S14)、発着信を許可し(図2ステップS11)、無線リソースの割り当てが可能でなければ(図2ステップS8,S10,S14)、発着信を拒絶する(図2ステップS12)。
セル中心部(領域A)においては、隣接セル用の周波数も合わせて利用することでセル容量を増やす手法において、領域Aが一般に狭い領域と考えられる。そのため、高速移動中の移動端末は短時間のうちに領域Aの外に出ることが想定され、セル固有周波数f1以外の周波数f2,f3を使用している場合、すぐにセル固有周波数f1に切替える必要がある。このため、上記の手法では、スケジューラの処理負荷、制御チャネルの使用量が増えてしまう。
また、そのような問題のないシステムにおいても、セル固有周波数f1に切替えようとした時、無線リソースに空きが全くない場合もありうるので、その場合には通信が切断されるという大きな問題が発生する。さらに、上記の手法では、シャドーイング等で制御信号の通信が暫く途絶すると、周波数の切替えが遅れて隣接セルに干渉を与えてしまうという恐れもある。
そこで、本実施例では、例え、セル中心部(領域A)に存在する移動端末でも高速移動している場合、セル固有周波数f1を優先的に割り当てることで、上述した問題の発生確率を下げることができる。
図3(a)〜(c)は本発明の他の実施例においてセル中心部(領域A)に存在する移動端末に対してセル固有周波数f1を優先的に割り当てるためのパラメータに用いる関数を示す図である。
本発明の一実施例では、セル中心部(領域A)に存在する移動端末に対してセル固有周波数f1を優先的に割り当てるためのパラメータが速度のみである。しかしながら、セル中心部(領域A)から如何に早く抜けるかを示唆するパラメータとして、基地局〜移動端末間の距離も考えられる。すなわち、基地局から移動端末が離れているほど領域Aの境界に近いことになるので、領域Aから早く抜ける可能性が高くなる。
そこで、本発明の他の実施例では、移動端末の速度だけでなく、基地局からの距離もパラメータとして考慮している。本発明の他の実施例では、移動端末の速度と移動端末の基地局からの距離との両方をパラメータとして取り込むために、評価関数を導入している。一つの例として、評価関数Weightを、
Weight=Weight(L)×Weight(V)
というように定義する。ここで、Weight(L)は距離の評価関数、Weight(V)は速度の評価関数である。
それぞれの評価関数としては様々な関数が考えられるが、ここでは代表的なものとして一次関数を使用する。距離の評価関数としては、例えば、図3(a)に示すように、距離に比例して評価関数が増加するが、領域Aの境界まで達すると増加が頭打ちになるタイプのものが考えられる。速度については、上記の距離のように、明確な上限がないので、図3(b)に示すように、単調な正比例の関数が考えられる。
その他、速度検出手段にもよるが、移動端末が基地局に近づく場合と、移動端末が基地局から遠ざかる場合とを、例えば、ドップラーシフトの正負で判断できるような速度検出方式を採用した場合、基地局に近づいている時には領域Aから抜けるまでの時間がより増えることになると推測される。したがって、その場合には、図3(c)に示すように、移動端末が基地局に近づく側(図の負側)では評価関数の増加率を下げるような手法も考えられる。
本実施例では、上述したような方法で求めた評価関数によって、その値がある閾値以上かどうかという判定を、図2のステップS6の「速度は閾値以上?」という判定に置き換えることで、速度だけで判定する場合と同様の動作を実現することができる。
上述した処理動作は、移動端末の発着信時の制御を対象とした実施例であるが、通話中の移動端末が領域Bと領域Aとの間で移動した場合、あるいは通話中にデータ通信も開始して所要通信量が増えた場合、さらにはMAX C/I(Carrier/Interference)のように、通信品質の良好な移動端末に優先的に無線リソースを割り当てる方式で通信品質が変化した場合等、一般には、常時スケジューリングで無線リソースの再割り当てが行われる。そのような場合のスケジューリングでも、上述したように、速度や距離をパラメータとして考慮することが望ましい。
このため、通信中の全移動端末について、常に評価関数を計算しておき、領域Aにおいて、毎回のスケジューリングで、評価関数が大きいものから順に優先してセル固有周波数f1を割り当てて行くという手法も考えられる。
本発明の一実施例による基地局装置の構成を示すブロック図である。 図1のスケジューラの動作を示すフローチャートである。 (a)〜(c)は本発明の他の実施例においてセル中心部に存在する移動端末に対してセル固有周波数を優先的に割り当てるためのパラメータに用いる関数を示す図である。 (a),(b)は複数のセル間の干渉を防ぐ方法を示す図である。 図4(b)のセル#1の構成を示す図である。
符号の説明
11 アンテナ
12 送信部
13 受信部
14 ネットワークインタフェース部
15 速度検出部
16 距離検出部
17 スケジューラ

Claims (19)

  1. 基地局装置で管理するセルが隣接セル用の周波数をも合わせて利用するセル中心部領域と、セル固有周波数を利用しかつ隣接セルに近い周辺部領域とからなる移動通信システムであって、
    前記基地局装置は、前記セル中心部領域にて通信を行う移動端末に対して、当該移動端末の移動速度が予め設定された閾値より速い場合及び当該移動端末が前記セル中心部領域内の前記セル中心部領域と前記周辺部領域との境界近傍に存在する場合のいずれかの場合に前記セル固有周波数を優先的に割り当てることを特徴とする移動通信システム。
  2. 前記基地局装置は、前記移動端末が前記セル中心部領域内において前記基地局装置から遠ざかる場合に当該移動端末に対して前記セル固有周波数を優先的に割り当てることを特徴とする請求項1記載の移動通信システム。
  3. 前記基地局装置は、前記移動端末に対して常時スケジューリングで無線リソースの再割り当てを行う場合に前記移動端末に対する前記セル固有周波数の優先割り当てを行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載の移動通信システム。
  4. 基地局装置で管理するセルが隣接セル用の周波数をも合わせて利用するセル中心部領域と、セル固有周波数を利用しかつ隣接セルに近い周辺部領域とからなる移動通信システムであって、
    前記基地局装置は、移動端末の移動速度を推定する速度推定手段と、前記移動端末が前記セル中心部領域に存在するか否かを判定する手段と、前記移動端末が前記セル中心部領域に存在すると判定した時に前記速度推定手段で推定した移動速度が予め設定された閾値以上かを判定する手段と、前記移動速度が前記閾値以上と判定した時に前記移動端末に優先的に前記セル固有周波数を割り当てる手段とを有することを特徴とする移動通信システム。
  5. 前記基地局装置は、前記移動端末と前記基地局装置との間の距離を推定する距離推定手段を含み、前記距離推定手段で推定された距離を基に前記移動端末が前記セル中心部領域に存在するか否かを判定することを特徴とする請求項4記載の移動通信システム。
  6. 前記基地局装置は、前記速度推定手段で推定した移動速度が前記閾値以上と判定した場合及び前記距離推定手段で推定した距離を基に前記移動端末が前記セル中心部領域内の前記セル中心部領域と前記周辺部領域との境界近傍に存在すると判定した場合のいずれかの場合に前記移動端末に対して前記セル固有周波数を優先的に割り当てることを特徴とする請求項5記載の移動通信システム。
  7. 隣接セル用の周波数をも合わせて利用するセル中心部領域と、セル固有周波数を利用しかつ隣接セルに近い周辺部領域とからなるセルを管理する基地局装置であって、
    前記セル中心部領域にて通信を行う移動端末に対して、当該移動端末の移動速度が予め設定された閾値より速い場合及び当該移動端末が前記セル中心部領域内の前記セル中心部領域と前記周辺部領域との境界近傍に存在する場合のいずれかの場合に前記セル固有周波数を優先的に割り当てることを特徴とする基地局装置。
  8. 前記移動端末が前記セル中心部領域内において前記基地局装置から遠ざかる場合に当該移動端末に対して前記セル固有周波数を優先的に割り当てることを特徴とする請求項7記載の基地局装置。
  9. 前記移動端末に対して常時スケジューリングで無線リソースの再割り当てを行う場合に前記移動端末に対する前記セル固有周波数の優先割り当てを行うことを特徴とする請求項7または請求項8記載の基地局装置。
  10. 隣接セル用の周波数をも合わせて利用するセル中心部領域と、セル固有周波数を利用しかつ隣接セルに近い周辺部領域とからなるセルを管理する基地局装置であって、
    移動端末の移動速度を推定する速度推定手段と、前記移動端末が前記セル中心部領域に存在するか否かを判定する手段と、前記移動端末が前記セル中心部領域に存在すると判定した時に前記速度推定手段で推定した移動速度が予め設定された閾値以上かを判定する手段と、前記移動速度が前記閾値以上と判定した時に前記移動端末に優先的に前記セル固有周波数を割り当てる手段とを有することを特徴とする基地局装置。
  11. 前記移動端末と前記基地局装置との間の距離を推定する距離推定手段を含み、前記距離推定手段で推定された距離を基に前記移動端末が前記セル中心部領域に存在するか否かを判定することを特徴とする請求項10記載の基地局装置。
  12. 前記速度推定手段で推定した移動速度が前記閾値以上と判定した場合及び前記距離推定手段で推定した距離を基に前記移動端末が前記セル中心部領域内の前記セル中心部領域と前記周辺部領域との境界近傍に存在すると判定した場合のいずれかの場合に前記移動端末に対して前記セル固有周波数を優先的に割り当てることを特徴とする請求項11記載の基地局装置。
  13. 基地局装置で管理するセルが隣接セル用の周波数をも合わせて利用するセル中心部領域と、セル固有周波数を利用しかつ隣接セルに近い周辺部領域とからなる移動通信システムに用いるスケジューリング方法であって、
    前記基地局装置が、前記セル中心部領域にて通信を行う移動端末に対して、当該移動端末の移動速度が予め設定された閾値より速い場合及び当該移動端末が前記セル中心部領域内の前記セル中心部領域と前記周辺部領域との境界近傍に存在する場合のいずれかの場合に前記セル固有周波数を優先的に割り当てることを特徴とするスケジューリング方法。
  14. 前記基地局装置が、前記移動端末が前記セル中心部領域内において前記基地局装置から遠ざかる場合に当該移動端末に対して前記セル固有周波数を優先的に割り当てることを特徴とする請求項13記載のスケジューリング方法。
  15. 前記基地局装置が、前記移動端末に対して常時スケジューリングで無線リソースの再割り当てを行う場合に前記移動端末に対する前記セル固有周波数の優先割り当てを行うことを特徴とする請求項13または請求項14記載のスケジューリング方法。
  16. 基地局装置で管理するセルが隣接セル用の周波数をも合わせて利用するセル中心部領域と、セル固有周波数を利用しかつ隣接セルに近い周辺部領域とからなる移動通信システムに用いるスケジューリング方法であって、
    前記基地局装置が、移動端末の移動速度を推定する速度推定処理と、前記移動端末が前記セル中心部領域に存在するか否かを判定する処理と、前記移動端末が前記セル中心部領域に存在すると判定した時に前記速度推定処理で推定した移動速度が予め設定された閾値以上かを判定する処理と、前記移動速度が前記閾値以上と判定した時に前記移動端末に優先的に前記セル固有周波数を割り当てる処理とを実行することを特徴とするスケジューリング方法。
  17. 前記基地局装置が、前記移動端末と前記基地局装置との間の距離を推定する距離推定処理を実行し、前記距離推定処理で推定された距離を基に前記移動端末が前記セル中心部領域に存在するか否かを判定することを特徴とする請求項16記載のスケジューリング方法。
  18. 前記基地局装置が、前記速度推定処理で推定した移動速度が前記閾値以上と判定した場合及び前記距離推定処理で推定した距離を基に前記移動端末が前記セル中心部領域内の前記セル中心部領域と前記周辺部領域との境界近傍に存在すると判定した場合のいずれかの場合に前記移動端末に対して前記セル固有周波数を優先的に割り当てることを特徴とする請求項17記載のスケジューリング方法。
  19. 基地局装置で管理するセルが隣接セル用の周波数をも合わせて利用するセル中心部領域と、セル固有周波数を利用しかつ隣接セルに近い周辺部領域とからなる移動通信システムに用いるスケジューリング方法のプログラムであって、
    前記基地局装置の中央処理装置に、移動端末の移動速度を推定する速度推定処理と、前記移動端末が前記セル中心部領域に存在するか否かを判定する処理と、前記移動端末が前記セル中心部領域に存在すると判定した時に前記速度推定処理で推定した移動速度が予め設定された閾値以上かを判定する処理と、前記移動速度が前記閾値以上と判定した時に前記移動端末に優先的に前記セル固有周波数を割り当てる処理とを実行させるためのプログラム。
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