JP2007281852A - 遅延回路 - Google Patents

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隆夫 矢野
Shintaro Shibata
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Abstract

【課題】遅延時間を精度よく調整することができる遅延回路を得る。
【解決手段】入力信号に所望の遅延を付加して出力する遅延回路であって、直列接続した複数の単位回路と、最も出力側の単位回路の出力信号と入力信号の何れか一方を選択する第1のセレクタとを有し、各単位回路は、自身よりも一段入力側の単位回路の出力信号と入力信号の何れか一方を選択する第2のセレクタと、第2のセレクタの出力信号を遅延させる遅延部と、遅延部による遅延時間を調整する遅延調整部とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力信号に所望の遅延を付加して出力する遅延回路に関し、特に遅延時間を精度よく調整することができる遅延回路に関するものである。
データ転送の高速化が進む今日において、クロック信号の位相を高分解能で調整できるクロック位相遅延回路が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図7は、従来の遅延回路を示す回路図である。この遅延回路は、4個の単位回路U11〜U14を入力側から出力側に向けて直列接続したものである。
各単位回路U(i=11〜14)は、入力0と入力1の何れか一方の信号を選択するセレクタSと、信号を所定時間だけ遅延させる遅延部Dと、遅延部Dによる遅延時間を調整する遅延調整部Aとを有する。そして、各単位回路Uの遅延部D及びセレクタSの入力0は前段の単位回路U(i−1)の出力信号を入力し、セレクタSの入力1は遅延調整部Aの出力信号を入力する。また、遅延部D11〜D14の遅延時間は、それぞれ100ps、200ps、300ps、400psである。
ここで、セレクタS11〜S14が入力0を選択した場合、入力信号は遅延部D11〜D14を通過しないため遅延は付加されない。一方、セレクタS11のみが入力1を選択した場合、入力信号はD11を通過し、100psの遅延が付加される。このように、セレクタS11〜S14で選択される信号の組み合わせによって、0psから1000psまで、100psの分解能で遅延時間を制御することができる。
ただし、遅延部D11〜D14の遅延時間には、遅延を発生する回路素子の製造ばらつきによる目標値からのずれが発生する。これを調整するために遅延調整部A11〜A14が設けられている。例えば、遅延部D11については、セレクタS11のみが入力1を選択した場合の遅延時間が100psに近付くように遅延調整部A11により調整する。他の遅延部についても同様に調整する。この遅延時間を調整する作業(以下、キャリブレーションという。)は、本回路が搭載されたLSIを用いた装置が完成した後に行い、調整された遅延時間は通常その後も固定して使用する。
特開2005−050235号公報
しかし、遅延調整部により遅延時間を調整しても、所望の遅延時間に対してΔt(ps)の遅延誤差が残る。例えば、各遅延部の遅延誤差がそれぞれ±20psとすると、各遅延部では許容遅延誤差±25psの範囲内に収まる。しかし、1000psの遅延時間を生成する場合には全ての遅延部を用いるため、遅延回路全体では最大で±80psの遅延誤差が発生し、許容遅延誤差±25psの範囲外となる。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、遅延時間を精度よく調整することができる遅延回路を得るものである。
本発明に係る遅延回路は、入力信号に所望の遅延を付加して出力する遅延回路であって、直列接続した複数の単位回路と、最も出力側の単位回路の出力信号と入力信号の何れか一方を選択する第1のセレクタとを有し、各単位回路は、自身よりも一段入力側の単位回路の出力信号と入力信号の何れか一方を選択する第2のセレクタと、第2のセレクタの出力信号を遅延させる遅延部と、遅延部による遅延時間を調整する遅延調整部とを有する。本発明のその他の特徴は以下に明らかにする。
本発明により、遅延時間を精度よく調整することができる遅延回路を得ることができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る遅延回路を示す回路図である。この遅延回路は、出力側から入力側に向けて直列接続した10個の単位回路U〜U10と、セレクタS(第1のセレクタ)と、遅延部Dとを有する。
そして、各単位回路U(i=1〜10)は、入力0から入力した信号と入力1から入力した信号の何れか一方を選択する2入力1出力のセレクタS(第2のセレクタ)と、セレクタSの出力信号を100psだけ遅延させる遅延部Dと、遅延部Dによる遅延時間を調整する遅延調整部Aとを有する。各単位回路UのセレクタSは、入力0から自身よりも一段入力側の単位回路U(i+1)の出力信号を入力し、入力1から入力信号を入力する。
また、セレクタSは、入力0から入力した最も出力側の単位回路Uの出力信号と入力1から入力した入力信号の何れか一方を選択する。そして、セレクタSの出力信号は遅延部Dを介して出力される。遅延部Dは、遅延時間が0psであり、信号が配線を通過する際の信号減衰を抑えるために設けられている。なお、信号減衰が問題無い場合は遅延部Dを省略して単なる配線としてもよい。
ここで、遅延調整部A(i=1〜10)の一例は、図2に示すように4個の遅延調整素子Aia〜Aidが直列接続されたものである。各遅延調整素子Aij(j=a〜d)は、CMOSインバータIijと、CMOSインバータIijの出力端に一端が接続されたスイッチSWijと、スイッチSWijの他端と接地点の間に接続された負荷容量Cijとを有する。そして、スイッチSWijを切り替えて負荷容量Cijを接続するか切り離すかによって遅延時間の微調整を行う。具体的には、出力信号の遅延時間が所望の値よりも大きい場合はONにしたスイッチをOFFにし、小さい場合はOFFにしたスイッチをONにする。
また、遅延調整部A(i=1〜10)の他の例は、図3に示すように1個のCMOSインバータIiaと、CMOSインバータIiaの出力端に一端が接続された4個のスイッチSWij(j=a〜d)と、スイッチSWijの他端と接地点の間にそれぞれ接続された負荷容量Cij(j=a〜d)とを有する。そして、スイッチSWijを切り替えて負荷容量Cijを接続するか切り離すかによって遅延時間の微調整を行う。具体的には、出力信号の遅延時間が所望の値よりも大きい場合はONにしたスイッチをOFFにし、小さい場合はOFFにしたスイッチをONにする。
そして、入力信号に遅延を付加しない場合は、セレクタSは入力信号を選択する。一方、入力信号に遅延を付加する場合は、セレクタSは最も出力側の単位回路Uの出力信号を選択し、出力側から連続した任意個数の単位回路のセレクタは一段入力側の単位回路の出力信号を選択し、任意個数の単位回路よりも一段入力側の単位回路の前記セレクタは入力信号を選択する。これにより、入力信号に100psの分解能で最大1nsの所望の遅延を付加して出力することができる。
具体的には、100psの遅延時間を生成するには、セレクタSに単位回路Uの出力信号を選択させ、セレクタSに入力信号を選択させる。これにより、入力信号は100psの遅延部Dを通過する。ここで、出力信号の遅延時間が100psからずれている場合は、遅延調整部Aによって許容遅延誤差±25psの範囲内になるように調整する。例えば、遅延調整部Aの遅延調整素子A1a〜A1dの遅延時間がそれぞれ25ps、25ps、40ps、40psであり、スイッチSW1aとSW1cがONであり、出力信号の遅延時間が150psであったとする。この場合、スイッチSW1cをOFFにすることで、出力信号の遅延時間は110psになり、許容遅延誤差の範囲内になる。そして、遅延調整部Aの各遅延調整素子のスイッチ状態は設定後に固定しておく。
次に、200psの遅延時間を生成するには、セレクタSに単位回路Uの出力信号を選択させ、セレクタSに単位回路Uの出力信号を選択させ、セレクタSに入力信号を選択させる。これにより、図4に示すように、入力信号は100psの遅延部D及び遅延部Dを通過する。ここで、出力信号の遅延時間が200psからずれている場合は、遅延調整部Aによって遅延時間を調整する。この際、遅延調整部Aの遅延時間は固定してあるため、この遅延調整部Aの遅延時間を加味した上で、遅延調整部Aの遅延時間を調整する。そして、遅延調整部Aの各遅延調整素子のスイッチ状態は設定後に固定しておく。
以降の遅延部D〜Dに付加された遅延調整部A〜Aについても同様に調整する。例えば、図5に示すように、600psの遅延を生成する場合、遅延調整部A1〜A5の調整結果を加味した上で、遅延調整部Aを調整する。
このように、n段目のキャリブレーションを行う際に、n−1段目までのキャリブレーション結果を加味することによって、遅延回路全体の遅延誤差が許容遅延誤差の範囲内に収まる。例えば、許容遅延誤差が±25psの遅延部を複数個用いて遅延を生成した場合でも、遅延回路全体の遅延誤差が許容遅延誤差±25psの範囲内に収まる。よって、遅延時間を精度よく調整することができる。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2に係る遅延回路を示す回路図である。実施の形態1では、セレクタS(第1のセレクタ)の後段に0psの遅延部を設けたが、本実施の形態では100psの遅延部Dと遅延調整部Aとを設ける。これにより、単位回路Uの後段に単位回路Uが設けられた構成となる。その他の構成は、実施の形態1と同様である。
この場合、セレクタSが入力信号を選択しても100psの遅延が生成されるが、この遅延を最初から盛り込み、この遅延がある状態を0psの遅延とみなす。例えば、セレクタSが入力信号を選択した場合、回路全体では700psの遅延となるが、デフォルトの遅延が100psであるため、相対遅延は、700ps−100ps=600psとなる。
なお、本実施の形態において、単位回路Uで発生する遅延を基準として(0psとして)、回路全体の遅延を調整するため、遅延調整部Aは調整しなくてもよい。従って、遅延調整は遅延調整部Aから行えば良い。
単位回路Uの後段に単位回路Uを設ける本実施の形態を用いることにより、遅延回路が同一の単位構成の連続となるため、設計(特にレイアウト設計)が簡単になるというメリットがある。
本発明の実施の形態1に係る遅延回路を示す回路図である。 遅延調整部の一例を示す回路図である。 遅延調整部の他の例を示す回路図である。 200psの遅延時間を生成する場合の信号経路を示す図である。 600psの遅延時間を生成する場合の信号経路を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る遅延回路を示す回路図である。 従来の遅延回路を示す回路図である。
符号の説明
〜U10 単位回路
0〜S10 セレクタ
0〜D10 遅延部
0〜A10 遅延調整部

Claims (2)

  1. 入力信号に所望の遅延を付加して出力する遅延回路であって、
    直列接続した複数の単位回路と、最も出力側の前記単位回路の出力信号と前記入力信号の何れか一方を選択する第1のセレクタとを有し、
    各単位回路は、自身よりも一段入力側の単位回路の出力信号と前記入力信号の何れか一方を選択する第2のセレクタと、前記第2のセレクタの出力信号を遅延させる遅延部と、前記遅延部による遅延時間を調整する遅延調整部とを有することを特徴とする遅延回路。
  2. 請求項1に記載の遅延回路であって、
    前記入力信号に遅延を付加しない場合は、前記第1のセレクタは前記入力信号を選択し、
    前記入力信号に遅延を付加する場合は、前記第1のセレクタは最も出力側の前記単位回路の出力信号を選択し、出力側から連続した任意個数の単位回路の前記第2のセレクタは前記一段入力側の単位回路の出力信号を選択し、前記任意個数の単位回路よりも一段入力側の単位回路の前記第2のセレクタは前記入力信号を選択することを特徴とする遅延回路。
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