JP2007281740A - 画像ファイルの再生表示方法、再生表示システムおよび記憶媒体 - Google Patents
画像ファイルの再生表示方法、再生表示システムおよび記憶媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007281740A JP2007281740A JP2006103824A JP2006103824A JP2007281740A JP 2007281740 A JP2007281740 A JP 2007281740A JP 2006103824 A JP2006103824 A JP 2006103824A JP 2006103824 A JP2006103824 A JP 2006103824A JP 2007281740 A JP2007281740 A JP 2007281740A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image file
- image
- file
- time
- extracted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
【課題】複数のデジタルカメラで撮影したり、日本と時差のある海外で撮影すると、画像再生の順序が実際の撮影順に一致しない。
【解決手段】実撮影順のモードを選択して、撮影日時情報に基づき撮影日時順に並び替える(S001〜S002)。撮影日時の最も古いファイル名を抽出し、そのファイル名と同じ固定文字列を有する画像ファイルの有無を判断し、同じ固定文字列で数字列の小さな画像ファイルを抽出して撮影日時の最も古いファイル名より早い順番に並べ替える(S003〜S005)。異なる固定文字のファイル名の有無を判断してその情報を取得し、撮影日時の最も古い画像ファイルを抽出し、それよりも数字列の小さな画像ファイルの有無を判断し、数字列の小さな画像ファイルを早い順番に並び替え(S006〜S010)、異なる固定文字のファイル名がなくなるまで繰り返して、最終的に並び替えられた画像ファイルを表示する(S011)。
【選択図】図11
【解決手段】実撮影順のモードを選択して、撮影日時情報に基づき撮影日時順に並び替える(S001〜S002)。撮影日時の最も古いファイル名を抽出し、そのファイル名と同じ固定文字列を有する画像ファイルの有無を判断し、同じ固定文字列で数字列の小さな画像ファイルを抽出して撮影日時の最も古いファイル名より早い順番に並べ替える(S003〜S005)。異なる固定文字のファイル名の有無を判断してその情報を取得し、撮影日時の最も古い画像ファイルを抽出し、それよりも数字列の小さな画像ファイルの有無を判断し、数字列の小さな画像ファイルを早い順番に並び替え(S006〜S010)、異なる固定文字のファイル名がなくなるまで繰り返して、最終的に並び替えられた画像ファイルを表示する(S011)。
【選択図】図11
Description
本発明は、デジタルカメラで被写体を撮影して画像ファイルとして記録し、記録した画像ファイルをパーソナルコンピュータ(パソコン)などに取り込んで再生表示する方法、システムおよびそのためのソフトウエアの格納された記憶媒体に関する。
デジタルカメラで撮影した画像データは、一般的に、JPEG形式に変換されて画像ファイル形式で記憶媒体などに記録されている。異なるメーカーのデジタルカメラ間での画像ファイルの互換性を確保するためのDCF規格や、シャッタ速度や撮影日時データなどの撮影に関する情報の互換性を確保しながら記録するためのEXIF規格が規定されており、どのメーカーのデジタルカメラで撮影を行なってもデータ相互の互換性がこれらの規格のもとで確保されて、ユーザの利便がはかられている。
デジタルカメラで撮影した画像データをパーソナルコンピュータ(パソコン)などの記録装置に保存する場合、一般的に、パソコンにフォルダを作成し、作成したフォルダに画像データをコピーして画像ファイルが保存、記録されている。しかし、この記録方法では、記録される画像データの作成日時が、デジタルカメラからパソコンに保存、記録された日時となるため、記録された画像ファイルからデジタルカメラでの撮影日時(実際の撮影日時)を知ることができず、撮影日時順での画像ファイルの管理が難しい。
撮影日時順に画像データのソートを行えるように、例えば、特開2000−322300号公報には、デジタルスチルカメラが記憶している画像データを読み込んで記録する場合に、保存するファイルのタイムスタンプをカメラでの撮影日時データに変更する技術が記載されている。また、ファイル名およびフォルダ名を画像データの作成日付すなわち撮影日時として設定できる点も記載されている。
特開2000−322300号公報
デジタルカメラで撮影を行なうと、デジタルカメラに着脱自在に装着あるいはデジタルカメラに内蔵された記憶媒体に、撮影画像が画像ファイルとして記録される。この時、画像ファイルの互換性を保つために、一般的に、前述の各規格に準拠して記録フォーマットなどが決定されている。画像ファイルにはファイル名とともに撮影時刻も記録され、画像再生表示を行なう際にはその撮影日時も画面表示可能となっている。
撮影日時を画像とともに表示したいというニーズは古くから存在し、フィルムカメラにおいてもフィルム上に光学的に撮影日時を写し込み、プリントされた写真上において撮影日時を把握できるようになっている。
ところで、最近では多くの人が、ビジネス、旅行などで海外に出かけており、時差のある海外に出かける場合には撮影日時について混乱が生じ、問題がある。例えば、日本を出発したのが1月15日18時30分として、飛行機に8時間乗ってサンフランシスコに到着したと仮定すると、サンフランシスコの到着時刻は日本時間では1月16日02時30分となる。しかし、日本とサンフランシスコとの間には17時間の時差(サンフランシスコが17時間遅い)があるため、現地時刻は1月15日09時30分になる。即ち、日本を出発した日と同じ日付で日本を出発した時刻よりも早い現地到着時刻となる。通常は、現地に到着した以降は現地時間に合わせた生活となるため、現地に到着した時点あるいは現地に到着する直前に腕時計などの時刻を現地時間に修正している。
持参したデジタルカメラについて考察すると、画像ファイルに記録される撮影時刻を決定するカメラに内蔵された時計機能の時刻を何ら修正しなければ撮影画像に記録される時刻はすべて日本時間になり、画像再生時の時刻表示もすべて日本時間になる。そのため、例えば、現地の観光地で日中に撮影した画像に表示される時刻が、日本との間に存在する時差のために夜中の時刻となることもあり、画像とともに表示される時刻と画像の内容との間の違和感は否めない。現地では腕時計を現地時間に修正し、現地の時刻に沿った生活をしているのであるから、再生画像とともに表示される時刻も現地時間が表示されるのが望ましい。
従って、この違和感の発生を防ぐためにデジタルカメラに内蔵されている時計機能の時刻を現地時間に修正すればよいが、上記例では、日本出発時刻が1月15日18時30分であるのに対し、現地到着時時刻が同じ日付で出発時刻より早い1月15日09時30分となる。この場合、例えば日本出発時に撮影した画像の撮影時刻は、1月15日18時30分であり、その後、8時間飛行機に乗り、その飛行機の中でデジタルカメラの時刻を現地時間に修正し、飛行機がサンフランシスコに到着した時に画像を撮影したとすれば、その画像の撮影時刻は1月15日9時30分となる。即ち、サンフランシスコ到着時の撮影画像は、撮影を行なった順序と矛盾する撮影時刻を有する画像となり、記録された画像の撮影時刻の順序と実際の撮影日時の順序とが一致せず、混乱が生じる。
多数の画像を撮影して海外から日本に帰国した後にその画像をパーソナルコンピュータなどの記録装置に取り込んで再生表示した場合には、上述のように撮影を行なった順序と撮影時刻の順序が不一致となり好ましくない。ここで、1台のデジタルカメラを使用して撮影したのであれば、画像ファイルの名称順に再生を行えば実際の撮影順での画像再生が可能となる。しかし、デジタルカメラを複数、例えば2台使用して撮影を行なう場合には画像ファイルの名称順に画像再生を行なっても実際の撮影順にはならない。この点を詳細に説明する。
ファイル名の詳細な決定方法はメーカー毎に相違し、例えば、A社のデジタルカメラにおけるファイル名は、DSCP0001から始まり、2枚目以降の画像ファイルはDSCP0002、DSCP0003と数字部分が1ずつ増加する。また、B社のデジタルカメラでは、KIMG0001から始まり、同様にKIMG0002、KIMG0003と数字部分が増加する。
同じデジタルカメラで撮影を続ける限り、記憶媒体を交換してもファイル名生成のための基本情報はリセットされないで異なる記憶媒体について連続したファイル番号の付される技術が特開10−177646に開示されている。この機能は現在きわめて一般的に採用されている技術であり、使用されるデジタルカメラについてもこの機能を有し、連続したファイル番号が付されるものとする。
例えば、A社、B社各1台のデジタルカメラを持参して海外旅行に出かけ、この2台を併用して撮影を行なった結果、1台目のA社のデジタルカメラで撮影した画像ファイルのファイル名がDSCP0114〜DSCP0120、もう1台のB社のデジタルカメラで撮影した画像ファイルのファイル名がKIMG0001〜KIMG0009であったとする。この合計16枚の画像データをパソコンに取り込んで一元的に管理すべく1つのフォルダ内に保存し、画像ファイルの名称順に再生表示させたとする。すると、画像ファイルの再生表示の順番はファイル名の文字列の文字のアルファベット順および数字順で判定されるので、DSCP0114、さらにDSCP0115、DSCP0116・・・・と続き、DSCP0120の次にKIMG0001、さらにKIMG0002、KIMG0003・・・・と続き、最後がKIMG0009の順番となる。
しかし、A社のデジタルカメラでDSCP0114〜0120の画像ファイルを撮影記録した後に、デジタルカメラを取り替えて、B社のデジタルカメラでKIMG0001〜KIMG0009を撮影したのでない限り、この画像ファイル名順による画像再生の順序は実際の画像撮影順に一致しない。また、撮影時刻順に画像ファイルを並べ替えて再生表示しても、上述の時差による撮影時刻と実際の撮影順との不一致が生じるため、実際の撮影順にはならない。結局、どのように対応しても、従来技術においては実際の撮影順とすることが不可能となる。
本発明はかかる課題に着目してなされてものであり、実際の撮影日時の順序に画像ファイルを再生表示する方法、システムおよびそのためのソフトウエアの格納された記憶媒体の提供を目的としている。
本発明はかかる課題に着目してなされてものであり、実際の撮影日時の順序に画像ファイルを再生表示する方法、システムおよびそのためのソフトウエアの格納された記憶媒体の提供を目的としている。
本発明の画像ファイルの再生表示方法では、被写体を撮像して画像ファイルとして文字列と数字列とを有するファイル名を付して記録手段に記録するに際し、当該記録手段に記録する画像ファイルを再生表示した際に当該表示画像とともに表示可能な撮影時刻情報を当該画像ファイル内に記録された複数の画像ファイルの再生表示方法であって;前記複数の画像ファイルを前記撮影時刻情報の順番に並べ替える第1のステップと;前記第1のステップにおいて並べ替えられた複数の画像ファイルのうち撮影日時が最も古い画像ファイルを抽出する第2のステップと;前記第2のステップにおいて抽出された画像ファイルのファイル名のうちの文字列部分と同じ文字列部分を有する画像ファイルを検索し、検索して得られた画像ファイルのうち、ファイル名の数字列部分が前記第2のステップで抽出された画像ファイルに付された数字列よりも小さい値を有する画像ファイルを抽出する第3のステップと;前記第3のステップで抽出された画像ファイルの再生表示順位置をその数字列の示す数字の大きさの順番に従って前記第1のステップで抽出された画像ファイルよりも早い表示順位置に配置して並べ替えを行なう第4のステップと;前記第2のステップで抽出された画像ファイルのファイル名の文字列とは異なる文字列を有するファイル名の画像ファイルの有無を検索し、検索されたファイル名情報を取得する第5のステップと、
前記第5のステップで取得されたファイル名情報を有する画像ファイルのうち、撮影日時の最も古い画像ファイルを抽出する第6のステップと;前記第5のステップで取得された画像ファイルのファイル名のうちの文字列部分と同じ文字列部分を有する画像ファイルを検索し、検索して得られた画像ファイルのうち、ファイル名の数字列部分が前記第6のステップで抽出された撮影日時の最も古い画像ファイルに付された数字列よりも小さい値を有する画像ファイルを抽出する第7のステップと;前記第7のステップで抽出された画像ファイルの再生表示順位置をその数字列の示す数字の大きさの順番に従って前記第6のステップで抽出された画像ファイルよりも早い表示順位置に配置して並べ替えるに際し、前記第3のステップで抽出され前記第4のステップで表示順位置が並べ替えられた各画像ファイルの有する撮影日時情報と当該第7のステップで抽出された各画像ファイルの撮影日時情報とを比較し、撮影日時の古い順に並べ替えを行なう第8のステップと;前記第8のステップで並べ替えられた表示順に従って画像再生表示を行なう第9のステップと;を有することを特徴としている。
前記第5のステップで取得されたファイル名情報を有する画像ファイルのうち、撮影日時の最も古い画像ファイルを抽出する第6のステップと;前記第5のステップで取得された画像ファイルのファイル名のうちの文字列部分と同じ文字列部分を有する画像ファイルを検索し、検索して得られた画像ファイルのうち、ファイル名の数字列部分が前記第6のステップで抽出された撮影日時の最も古い画像ファイルに付された数字列よりも小さい値を有する画像ファイルを抽出する第7のステップと;前記第7のステップで抽出された画像ファイルの再生表示順位置をその数字列の示す数字の大きさの順番に従って前記第6のステップで抽出された画像ファイルよりも早い表示順位置に配置して並べ替えるに際し、前記第3のステップで抽出され前記第4のステップで表示順位置が並べ替えられた各画像ファイルの有する撮影日時情報と当該第7のステップで抽出された各画像ファイルの撮影日時情報とを比較し、撮影日時の古い順に並べ替えを行なう第8のステップと;前記第8のステップで並べ替えられた表示順に従って画像再生表示を行なう第9のステップと;を有することを特徴としている。
また、本発明の画像ファイルの再生表示システムでは、被写体を撮像して画像ファイルとして文字列と数字列とを有するファイル名を付し、画像ファイルを再生表示した際に当該表示画像とともに表示可能な撮影時刻情報を当該画像ファイル内に記録して記録がなされた記録手段から入力された複数の画像ファイルを記録して再生表示する画像再生表示装置と、画像再生表示装置に読み込まれて画像ファイルを再生表示するためのソフトウエアとを備えた画像ファイルの再生表示システムにおいて;前記ソフトウエアは、前記複数の画像ファイルを前記撮影時刻情報の順番に並べ替える第1のステップと;前記第1のステップにおいて並べ替えられた複数の画像ファイルのうち撮影日時が最も古い画像ファイルを抽出する第2のステップと;前記第2のステップにおいて抽出された画像ファイルのファイル名のうちの文字列部分と同じ文字列部分を有する画像ファイルを検索し、検索して得られた画像ファイルのうち、ファイル名の数字列部分が前記第2のステップで抽出された画像ファイルに付された数字列よりも小さい値を有する画像ファイルを抽出する第3のステップと;前記第3のステップで抽出された画像ファイルの再生表示順位置をその数字列の示す数字の大きさの順番に従って前記第1のステップで抽出された画像ファイルよりも早い表示順位置に配置して並べ替えを行なう第4のステップと;前記第2のステップで抽出された画像ファイルのファイル名の文字列とは異なる文字列を有するファイル名の画像ファイルの有無を検索し、検索されたファイル名情報を取得する第5のステップと;前記第5のステップで取得されたファイル名情報を有する画像ファイルのうち、撮影日時の最も古い画像ファイルを抽出する第6のステップと;前記第5のステップで取得された画像ファイルのファイル名のうちの文字列部分と同じ文字列部分を有する画像ファイルを検索し、検索して得られた画像ファイルのうち、ファイル名の数字列部分が前記第6のステップで抽出された撮影日時の最も古い画像ファイルに付された数字列よりも小さい値を有する画像ファイルを抽出する第7のステップと;前記第7のステップで抽出された画像ファイルの再生表示順位置をその数字列の示す数字の大きさの順番に従って前記第6のステップで抽出された画像ファイルよりも早い表示順位置に配置して並べ替えるに際し、前記第3のステップで抽出され前記第4のステップで表示順位置が並べ替えられた各画像ファイルの有する撮影日時情報と当該第7のステップで抽出された各画像ファイルの撮影日時情報とを比較し、撮影日時の古い順に並べ替えを行なう第8のステップと;前記第8のステップで並べ替えられた表示順に従って画像再生表示を行なう第9のステップと;を有することを特徴としている。
さらに、本発明の記憶媒体では、被写体を撮像して画像ファイルとして文字列と数字列とを有するファイル名を付し、画像ファイルを再生表示した際に当該表示画像とともに表示可能な撮影時刻情報を当該画像ファイル内に記録して記録がなされた記録手段から入力された複数の画像ファイルを記録して再生表示する画像再生表示装置に読み込まれて画像ファイルを再生表示するためのソフトウエアの格納された記憶媒体において;前記ソフトウエアは、前記複数の画像ファイルを前記撮影時刻情報の順番に並べ替える第1のステップと;前記第1のステップにおいて並べ替えられた複数の画像ファイルのうち撮影日時が最も古い画像ファイルを抽出する第2のステップと;前記第2のステップにおいて抽出された画像ファイルのファイル名のうちの文字列部分と同じ文字列部分を有する画像ファイルを検索し、検索して得られた画像ファイルのうち、ファイル名の数字列部分が前記第2のステップで抽出された画像ファイルに付された数字列よりも小さい値を有する画像ファイルを抽出する第3のステップと;前記第3のステップで抽出された画像ファイルの再生表示順位置をその数字列の示す数字の大きさの順番に従って前記第1のステップで抽出された画像ファイルよりも早い表示順位置に配置して並べ替えを行なう第4のステップと、
前記第2のステップで抽出された画像ファイルのファイル名の文字列とは異なる文字列を有するファイル名の画像ファイルの有無を検索し、検索されたファイル名情報を取得する第5のステップと;前記第5のステップで取得されたファイル名情報を有する画像ファイルのうち、撮影日時の最も古い画像ファイルを抽出する第6のステップと;前記第5のステップで取得された画像ファイルのファイル名のうちの文字列部分と同じ文字列部分を有する画像ファイルを検索し、検索して得られた画像ファイルのうち、ファイル名の数字列部分が前記第6のステップで抽出された撮影日時の最も古い画像ファイルに付された数字列よりも小さい値を有する画像ファイルを抽出する第7のステップと;前記第7のステップで抽出された画像ファイルの再生表示順位置をその数字列の示す数字の大きさの順番に従って前記第6のステップで抽出された画像ファイルよりも早い表示順位置に配置して並べ替えるに際し、前記第3のステップで抽出され前記第4のステップで表示順位置が並べ替えられた各画像ファイルの有する撮影日時情報と当該第7のステップで抽出された各画像ファイルの撮影日時情報とを比較し、撮影日時の古い順に並べ替えを行なう第8のステップと;前記第8のステップで並べ替えられた表示順に従って画像再生表示を行なう第9のステップと;を有することを特徴としている。
前記第2のステップで抽出された画像ファイルのファイル名の文字列とは異なる文字列を有するファイル名の画像ファイルの有無を検索し、検索されたファイル名情報を取得する第5のステップと;前記第5のステップで取得されたファイル名情報を有する画像ファイルのうち、撮影日時の最も古い画像ファイルを抽出する第6のステップと;前記第5のステップで取得された画像ファイルのファイル名のうちの文字列部分と同じ文字列部分を有する画像ファイルを検索し、検索して得られた画像ファイルのうち、ファイル名の数字列部分が前記第6のステップで抽出された撮影日時の最も古い画像ファイルに付された数字列よりも小さい値を有する画像ファイルを抽出する第7のステップと;前記第7のステップで抽出された画像ファイルの再生表示順位置をその数字列の示す数字の大きさの順番に従って前記第6のステップで抽出された画像ファイルよりも早い表示順位置に配置して並べ替えるに際し、前記第3のステップで抽出され前記第4のステップで表示順位置が並べ替えられた各画像ファイルの有する撮影日時情報と当該第7のステップで抽出された各画像ファイルの撮影日時情報とを比較し、撮影日時の古い順に並べ替えを行なう第8のステップと;前記第8のステップで並べ替えられた表示順に従って画像再生表示を行なう第9のステップと;を有することを特徴としている。
本発明の画像ファイルの再生表示方法によれば、撮影された画像ファイルのファイル名とEXIF情報として記録された撮影日時情報との両方に基づいて撮影順を判定して特定できるため、海外旅行において日本との間に時差のある現地時刻に切り換えて複数のデジタルカメラで撮影を行なっても、実際の撮影日時の順序に再生表示を可能ならしめる。
また、実際の撮影日時が画像とともに表示可能とできるため、表示される時刻と画像の内容との間に違和感を生じない。
また、実際の撮影日時が画像とともに表示可能とできるため、表示される時刻と画像の内容との間に違和感を生じない。
本発明の画像ファイルの再生表示システムによれば、撮影された画像ファイルのファイル名とEXIF情報として記録された撮影日時情報との両方に基づいて撮影順を判定して特定できるため、海外旅行において日本との間に時差のある現地時刻に切り換えて複数のデジタルカメラで撮影を行なっても、実際の撮影日時の順序に再生表示を可能ならしめる。
また、実際の撮影日時が画像とともに表示可能とできるため、表示される時刻と画像の内容との間に違和感を生じない。
また、実際の撮影日時が画像とともに表示可能とできるため、表示される時刻と画像の内容との間に違和感を生じない。
本発明の記憶媒体によれば、海外旅行において日本との間に時差のある現地時刻に切り換えて複数のデジタルカメラで撮影された画像についても、実際の撮影日時の順序に再生表示を可能ならしめる。
また、実際の撮影日時が画像とともに表示可能とできるため、表示される時刻と画像の内容との間に違和感を生じない。
また、実際の撮影日時が画像とともに表示可能とできるため、表示される時刻と画像の内容との間に違和感を生じない。
本発明では、画像ファイルに撮影時刻情報が記録され、撮影時刻順序に画像ファイルを並び替え、撮影日時の古い画像ファイルを抽出し、画像ファイル名を比較し並び替えて、再生表示している。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を詳細に説明する。ここで、図1は本発明の一実施例におけるカメラシステムを示し、このカメラシステムは、一眼レフタイプのデジタルカメラ1と、コンパクトタイプのデジタルカメラ2の2台のデジタルカメラから構成されている。
ここで、デジタルカメラ1はA社のカメラ、デジタルカメラ2はB社のカメラと仮定する。すなわち、画像ファイルのファイル名は、上記のように、A社のデジタルカメラ1については、DSCP0001から付番が開始され、撮影記録が行なわれる度にファイル名の数字部分が増加し、DSCP0002、DSCP0003と増加する。また、B社のデジタルカメラ2については、KIMG0001から付番が開始され、撮影記録が行なわれる度にファイル名の数字部分が増加し、KIMG0002、KIMG0003と増加する。デジタルカメラ1、2で撮影してメモリカード12、22に記録保持されている画像ファイルとして、デジタルカメラ1、2は、記憶媒体を着脱自在に装着できるメモリカードスロット11、21を有し、記憶媒体としてのメモリカード12、22が対応するメモリカードスロット11、21に着脱自在に装着される。
ここで、デジタルカメラ1はA社のカメラ、デジタルカメラ2はB社のカメラと仮定する。すなわち、画像ファイルのファイル名は、上記のように、A社のデジタルカメラ1については、DSCP0001から付番が開始され、撮影記録が行なわれる度にファイル名の数字部分が増加し、DSCP0002、DSCP0003と増加する。また、B社のデジタルカメラ2については、KIMG0001から付番が開始され、撮影記録が行なわれる度にファイル名の数字部分が増加し、KIMG0002、KIMG0003と増加する。デジタルカメラ1、2で撮影してメモリカード12、22に記録保持されている画像ファイルとして、デジタルカメラ1、2は、記憶媒体を着脱自在に装着できるメモリカードスロット11、21を有し、記憶媒体としてのメモリカード12、22が対応するメモリカードスロット11、21に着脱自在に装着される。
図2(A)(B)は、デジタルカメラ1、2で撮影されてメモリカード12、22に記録された画像ファイルデータのデータ構造を示し、DCIMという名称のフォルダの下にツリー構造で複数の画像ファイルが並列に記録されている。
デジタルカメラ1で撮影してメモリカード12に記録保持された画像ファイルとして、図2(A)に示すように、DSCP0114〜DSCP0120の7枚の画像ファイルがある。同様に、デジタルカメラ2で撮影してメモリカード22に記録保持されている画像ファイルとして、図2(B)に示すように、KIMG0001〜KIMG0009の9枚の画像ファイルがある。即ち、デジタルカメラ2台で合計16枚の画像ファイルがデジタルカメラ1、2に装着された2枚のメモリカード12、22に分散して記録されている。
デジタルカメラ1で撮影してメモリカード12に記録保持された画像ファイルとして、図2(A)に示すように、DSCP0114〜DSCP0120の7枚の画像ファイルがある。同様に、デジタルカメラ2で撮影してメモリカード22に記録保持されている画像ファイルとして、図2(B)に示すように、KIMG0001〜KIMG0009の9枚の画像ファイルがある。即ち、デジタルカメラ2台で合計16枚の画像ファイルがデジタルカメラ1、2に装着された2枚のメモリカード12、22に分散して記録されている。
ここでは、デジタルカメラ1のファイル名がDSCP0114から始まっており、それより少ない数字部分を有するDSCP0001〜0113が存在しない。これは、すでに画像ファイルを移動あるいは消去してしまったために画像ファイルそのものがメモリカード12内に残っていないか、あるいは当該メモリカードを新規に装着する直前にデジタルカメラ1内に装着されていたメモリカード内にDSCP0113までの画像ファイルがすでに記録されていたためである。デジタルカメラ1、2は、本発明の先行技術である特開平10−177646号公報に記載のファイル名をリセットしない機能を有するものとして説明する。しかし、この機能は必須のものでなく、デジタルカメラ1、2がこの機能を有さないものであってもよい。
図3は画像ファイル内のデータ構造を模式的に示しており、画像ファイル50はヘッダ部51と画像データ部52とを有して構成されている。ヘッダ部51には画像データに関する各種情報が格納され、画像データ部52には1枚の画像データである画像情報そのものが格納される。ヘッダ部51に格納される各種情報として、シャッタ速度、撮影日時データなどの撮影に関するデータがEXIFデータとして格納されるが、それ以外にも画像データに関連する分類コードや画像データの履歴情報、ID情報や印刷関連情報などのさまざまな情報をヘッダ部に格納してもよい。
図4はデジタルカメラ1の主要部のブロック図を示す。図4に示すように、撮影レンズ13を介して得られた被写体像がCCD14に結像され、結像された被写体像は光電変換されて撮像処理回路15で必要な撮像処理が行なわれる。さらに、記録処理回路16で例えばJPEG形式の画像ファイルに変換され、インターフェース17を介してメモリカード12に記録される。LCDなどのディスプレイ19は、メモリカードに記録される画像あるいはすでにメモリカード内に記録された画像を再生表示したり、カメラ操作あるいはカメラの各種機能やモード設定を行なう際の表示を行なう。CCD14、撮像処理回路15、記録処理回路16、インターフェース17、LCDディスプレイ19は中央処理回路(CPU)18で集中的に制御される。
CPU18は時計機能ブロック18aを持ち、時計機能ブロック18aはデジタルカメラ1の撮影画像の撮影日時情報を生成する時計機能を有している。さらに、CPU18には操作スイッチ10a〜10fが接続され、操作スイッチによってデジタルカメラ1の各種機能やモードの設定、修正などがなされる。デジタルカメラ2も同様のブロック構成となっており、以下においても特に断らない限り、デジタルカメラ1、2は同様の構成となっている。
CPU18は時計機能ブロック18aを持ち、時計機能ブロック18aはデジタルカメラ1の撮影画像の撮影日時情報を生成する時計機能を有している。さらに、CPU18には操作スイッチ10a〜10fが接続され、操作スイッチによってデジタルカメラ1の各種機能やモードの設定、修正などがなされる。デジタルカメラ2も同様のブロック構成となっており、以下においても特に断らない限り、デジタルカメラ1、2は同様の構成となっている。
図5はパーソナルコンピュータ(パソコン)4の主要部のブロック図を示す。図5に示すように、パソコン4には、画像ファイルを取得するためのインターフェース41が設けられている。例えば、パソコンカードスロットやUSBコネクタなどがインターフェースに該当し、メモリカードスロットでもよい。さらに、パソコン4には、インターフェース41から取得した画像ファイルを一時記憶するバッファメモリ42と、大容量の記録手段であるハードディスクドライブ(HDD)43と、画像データの内容表示やユーザに対する情報通知などを行なうLCDなどのディスプレイ44と、コマンドの入力手段であるキーボード45とが設けられており、これらは中央処理回路(CPU)46によって集中的に制御される。
図6はデジタルカメラの背面図を示す。図6において、デジタルカメラ1は一眼レフタイプのデジタルカメラとして説明するが、コンパクトタイプのデジタルカメラ2についても同様の構成となっている。
図6に示すように、デジタルカメラ1の背面1aには、LCDディスプレイ19が配置され、その脇に、操作スイッチとしてのメニューキー10a、決定キー10bが配置されている。そして、決定キー10bの上下左右に選択キー10c、10d、10e、10fが配置されている。もちろん、操作スイッチの種類、配置などは一例にすぎない。
図6に示すように、デジタルカメラ1の背面1aには、LCDディスプレイ19が配置され、その脇に、操作スイッチとしてのメニューキー10a、決定キー10bが配置されている。そして、決定キー10bの上下左右に選択キー10c、10d、10e、10fが配置されている。もちろん、操作スイッチの種類、配置などは一例にすぎない。
次に、表示時刻および固有時刻の修正の手順を説明する。まず、デジタルカメラ1のパワーオン状態においてメニューキー10aを操作する。すると、LCDディスプレイ19はメニュー画面(図示しない)に切り換わり、表示されたメニュー画面のメニュー中から、選択キー10c〜10fを使用して時刻修正モードを選択する。時刻修正モードが選択されると、LCDディスプレイ19は図7に示す時刻修正画面に切り換わる。
図7に示すように、デジタルカメラに現在設定されている表示時刻である2006年3月15日16時34分が、LCDディスプレイ19に表示され、西暦年号の下2桁部分の06が枠で囲まれている。この状態で選択キー10c、10dを操作すると、06の数字部分が07、08あるいは05、04に修正される。ここで例えば、サンフランシスコの現地時刻に修正したい場合には、日本との時差である17時間を戻すように日時を設定すればよい。枠部分の年号部分から月部分や日付部分への移動は選択キー10e、10fで行なうことができ、その数字部分の修正は年号部分での修正と同様に、選択キー10c、10dを操作することによってなされる。この修正によって、画像とともに表示可能な時刻情報を生成するためのEXIFデータとして画像ファイルのヘッダ部51に記録される時刻データを発生する時計機能の時刻情報が修正される。
時刻修正が終了すると、決定キー10bが操作されて、メニュー画面(図示しない)に戻り、さらにメニューキー10aを操作すると、当初の初期画面に移行する。当初の初期画面は、カメラ撮影動作中であれば被写体のスルー動画像であり、カメラ再生中であれば再生画像表示状態である。
図7に基づいて説明したように、通常、表示時刻の修正は年月日時分をそれぞれ修正設定してなされる。しかし、デジタルカメラ1のLCDディスプレイ19に世界地図を表示するか、あるいは複数地域のGMT(グリニッジ標準時)を表示するかして、その中からユーザの居る場所を選択キーで選択して時差を修正して現地時刻に変更してもよい。また、GPS(グローバルポジショニングシステム)をデジタルカメラ1に搭載し、そのGPS機能を利用してユーザの居る場所を自動的に選択する構成としてもよい。世界地図、GMTをLCDディスプレイ19に表示したり、GPS機能を利用すれば、表示時刻の修正が迅速かつ正確に行なえる。
表示時刻の修正を行なうと、撮影時にEXIFデータとして記録される撮影日時情報が修正された時刻になる。即ち、画像を再生表示する際の撮影日時情報はこのEXIFデータを使用するので、修正された日時がデジタルカメラ背面のLCDディスプレイ19に表示される。上記のサンフランシスコへの海外旅行の例においても現地時間が撮影画像とともに再生表示されるため、表示される時刻と画像の内容との間に違和感は生じない。EXIFデータは異なるメーカー間での互換性が確保されているため、表示時刻はこのEXIFデータに基づいて決定するのが合理的でよい。
図8(A)はデジタルカメラ1によって撮影記録された各画像のEXIFデータとして記録されている撮影時刻を示し、図8(B)は、デジタルカメラ2によって撮影記録された各画像のEXIFデータとして記録されている撮影時刻を示す。
上述のように、日本を出発したのが1月15日18時30分、飛行機に8時間乗ってサンフランシスコに到着した時刻は、日本時間では1月16日2時30分であり、日本とサンフランシスコとの間には17時間の時差がある(サンフランシスコが17時間遅い)。そのため、現地時刻は1月15日9時30分になる状況で撮影されたものとして以下に説明する。また、撮影者は飛行機内において現地到着間近の日本時間1月16日1時30分にデジタルカメラの表示時刻を現地時間に合わせたものとし、その時点では現地時間は1月15日8時30分となる。
上述のように、日本を出発したのが1月15日18時30分、飛行機に8時間乗ってサンフランシスコに到着した時刻は、日本時間では1月16日2時30分であり、日本とサンフランシスコとの間には17時間の時差がある(サンフランシスコが17時間遅い)。そのため、現地時刻は1月15日9時30分になる状況で撮影されたものとして以下に説明する。また、撮影者は飛行機内において現地到着間近の日本時間1月16日1時30分にデジタルカメラの表示時刻を現地時間に合わせたものとし、その時点では現地時間は1月15日8時30分となる。
次に、このような2台のデジタルカメラ1、2のメモリカード12、22に記録された撮影画像がパーソナルコンピュータ(パソコン)4にコピーされた場合のパソコンでの画像再生について説明する。
パソコンにおける画像再生機能は、通常、画像ファイル名順か、画像ファイルの作成日時順かのいずれかが選択可能になっている。画像ファイルの作成日時は、互換性を有する日時情報であるEXIFデータが適用される。従って、日本での撮影、時差のある海外(サンフランシスコ)での撮影の混在する実施例の撮影実態の場合には、通常のパソコンでは実際の撮影順での画像再生を行なうことができない。そのため、本発明では、撮影画像の再生表示は、画像再生のための専用のソフトウエアを起動して動作されており、この専用のソフトウエア(本件ソフトウエア)について説明する。
パソコンにおける画像再生機能は、通常、画像ファイル名順か、画像ファイルの作成日時順かのいずれかが選択可能になっている。画像ファイルの作成日時は、互換性を有する日時情報であるEXIFデータが適用される。従って、日本での撮影、時差のある海外(サンフランシスコ)での撮影の混在する実施例の撮影実態の場合には、通常のパソコンでは実際の撮影順での画像再生を行なうことができない。そのため、本発明では、撮影画像の再生表示は、画像再生のための専用のソフトウエアを起動して動作されており、この専用のソフトウエア(本件ソフトウエア)について説明する。
まず、本件ソフトウエアのユーザは、実際の撮影順で画像再生表示を行ないたい画像データのすべてを、パーソナルコンピュータ内で1つのフォルダ内に予めコピーまたは移動しておく。次にその画像再生表示させたいフォルダをディスプレイ44a上で表示させて選択する。この手順を以下に説明する。
パーソナルコンピュータ4を起動させた後に、本件ソフトウエアを起動するとディスプレイ44の表示は図9に示すようになる。
図9は過去にいくつかのフォルダを作成済でそのそれぞれに複数の画像ファイルを記録した状態を示す。各フォルダは、例えば、西暦2003年撮影の画像ファイル、西暦2004年撮影の画像ファイルというように撮影年毎に分類してもよいし、結婚式、旅行などのようなイベント毎に作成してもよい。実施例では、上記のDSCP0114〜0120、KIMG0001〜0009の16の画像ファイルは、図9において、アメリカ旅行というタイトルのフォルダ内にすでにコピーされて保存されているものとする。
図9は過去にいくつかのフォルダを作成済でそのそれぞれに複数の画像ファイルを記録した状態を示す。各フォルダは、例えば、西暦2003年撮影の画像ファイル、西暦2004年撮影の画像ファイルというように撮影年毎に分類してもよいし、結婚式、旅行などのようなイベント毎に作成してもよい。実施例では、上記のDSCP0114〜0120、KIMG0001〜0009の16の画像ファイルは、図9において、アメリカ旅行というタイトルのフォルダ内にすでにコピーされて保存されているものとする。
図9に示すように、ディスプレイ44に表示された表示画面44aには、複数の操作指示エリア44b〜44eと、記録されている画像ファイルのツリー構造を表示する表示エリア44fとが配置されている。操作指示エリア44bは撮影された画像を画像ファイル名順に再生表示するモードを選択するスイッチ、44cは撮影された画像を画像上に表示可能な撮影時刻順に再生表示するモードを選択するスイッチ、44dは撮影された画像の実際の撮影順に再生表示するモードを選択するスイッチである。また、操作指示エリア44eは撮影された画像の実際の撮影順に画像データを並べ替えた上でその並べ替え状態が、本件ソフトウエアを使用しない環境であっても可能となるように、画像ファイル名を自動的に置き換える機能を選択するスイッチである。これら3つの44b〜44dのいずれかのスイッチを選択することにより再生表示を行うモードが決定されて実行され、さらにスイッチ44eを操作した場合には画像ファイルの並べ換えと画像ファイル名の自動付け替えとが実行される。
表示エリア44fには、各フォルダ、画像ファイルの記録されたツリー構造が表示され、画像ファイルが各フォルダの下層に記録されている。スクロールバー44gが表示エリア44fの右端部分に表示されており、1度に表示できないツリー構造部分をスクロールして見ることができる。
まず、ユーザは表示させたいフォルダを表示エリア44f内から選択する。選択動作は表示エリア44f内の所望のフォルダをマウスあるいはキーボードで選択クリックすることによって達成される。次にスイッチ(操作指示エリア)44b〜44dのいずれかを選択して再生表示を行うモードを決定して実行するか、または、スイッチ44eによる画像ファイルの並べ換えと画像ファイル名の自動付け替えを選択して実行する。ユーザによる選択が行われるまでの間はデフォルトとして画像ファイル名順の再生表示が自動選択されるものとするがこれに限定されない。スイッチ44b〜44dのうちのいずれかが操作されると、図10の画面に移行する。
図10は専用のソフトウエアのもとで起動されたパソコンのディスプレイ表示を示す。図10に示すように、パソコンのディスプレイ44aには、図9において述べたと同じ画像の再生順を選択指定する操作指示エリア44b〜44dに加えて、図9に戻るための操作指示エリア(スイッチ)44h、撮影画像を再生表示する表示エリア44i、表示エリア44iに表示されている画像の前後の画像の縮小画像を表示する表示エリア44j〜44nが配置されている。表示エリア44j〜44nに表示される縮小画像のうち、中央の表示エリア44lの縮小画像は表示エリア44iに通常サイズで現在表示されている画像の縮小画像であり、44kはその前の画像再生順の縮小画像、44jはさらにその前の画像再生順の縮小画像、44mは44lの次の画像再生順の縮小画像、44nはさらにその次の画像再生順の縮小画像である。
例えば、図9においてスイッチ44bを選択すると、図10において表示エリア44iには画像ファイル名順に並べられた画像データが表示される、この状態でスイッチ44cを選択すると、表示順はファイル名順から撮影日時順に切り替わる。
次に、図9あるいは図10において、実撮影順の表示のためのスイッチ44dを選択操作した場合の動作について図11のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、S001においてモードが選択される。ここでは、スイッチ44dを選択操作して実撮影順のモードが選択され、S002でパソコン4に記録されているすべての画像ファイルについてそのヘッダ部51に格納されている撮影日時情報に基づいてその撮影日時順に並び替えられる。実施例においては、図8(A)(B)に示される16枚の画像を対象として並べ替えが行われ、その結果、撮影日時の最も古いDSCP0118を先頭にして、以下、KIMG0004〜KIMG0006と続き、次にDSCP0119、DSCP0120、さらにKIMG0001、KIMG0002と続き、最後がKIMG0009となる。S002で並び替えられた画像ファイルを図12に示す。
図12に示すように、撮影日時順での順番は、日本とアメリカ(サンフランシスコ)の間の時差(サンフランシスコが17時間遅い)を無視した順番であって、実際の撮影順(実撮影順)とは異なる。
まず、S001においてモードが選択される。ここでは、スイッチ44dを選択操作して実撮影順のモードが選択され、S002でパソコン4に記録されているすべての画像ファイルについてそのヘッダ部51に格納されている撮影日時情報に基づいてその撮影日時順に並び替えられる。実施例においては、図8(A)(B)に示される16枚の画像を対象として並べ替えが行われ、その結果、撮影日時の最も古いDSCP0118を先頭にして、以下、KIMG0004〜KIMG0006と続き、次にDSCP0119、DSCP0120、さらにKIMG0001、KIMG0002と続き、最後がKIMG0009となる。S002で並び替えられた画像ファイルを図12に示す。
図12に示すように、撮影日時順での順番は、日本とアメリカ(サンフランシスコ)の間の時差(サンフランシスコが17時間遅い)を無視した順番であって、実際の撮影順(実撮影順)とは異なる。
次に、S003において、撮影日時の最も古い画像ファイル名が検索され、実施例ではDSCP0118が抽出される。そして、S004では、抽出したファイル名であるDSCP0118のうちの固定文字部分のDSCPの文字列を有する画像ファイルが検索され、DSCPの文字列を有する画像ファイルのみを対象とし、その数字部分である0118よりも数字部分の順番が早い画像ファイル(数字列の小さな値を有する画像ファイル)が、DSCP0118の順番よりも後の順番位置に存在するか否かを画像ファイル1つずつについて検索し、判断する。
実施例では、S002で並べ替えた撮影日時順のDSCP0118より後の順番の中に、DSCP0119、DSCP0120、DSCP0114〜DSCP0117の順番でDSCPの文字列を有する画像ファイルが混在している。この中でDSCP0118より早い順番の画像ファイルとしてDSCP0114〜DSCP0117があるから、DSCP0114〜DSCP0117が抽出される。そして、S005において、DSCP0114〜0117の順番をDSCP0118より古い順番位置(早い表示順位置)に再定義して並べ替えが行われる。従って、この時点では、画像ファイルの順番は、DSCP0114、DSCP0115、DSCP0116、DSCP0117、DSCP0118となり、次にKIMG0004、KIMG0005と進み、最後がKIMG0009となる。
この再定義によって、DSCPの固定文字を有する画像ファイルの撮影順が特定されたことになる。なぜなら、DSCPの固定文字を有する画像ファイルどうしは、実際にはその画像ファイル名順に撮影されており、撮影日時の最も古い画像ファイル名より早い順番の画像ファイルにおいては、画像ファイル名順は撮影日時順に一致するからである。
S005において並び替えられた画像ファイルを図13に示す。なお、S004の判断の結果、該当する画像ファイルがなければ、S006に進む。
S005において並び替えられた画像ファイルを図13に示す。なお、S004の判断の結果、該当する画像ファイルがなければ、S006に進む。
次に、S006においてDSCPとは異なる固定文字を有する画像ファイルがあるか否かを検索し、判断する。実施例では、DSCPと異なる固定文字のKIMGが存在するためS007に進んで、画像ファイルに付されているKIMGの固定文字の情報を取得し、このKIMGの文字列を有する画像ファイルのうちの撮影日時の最も古い画像ファイルがS008で抽出される。ここでは、KIMG0004が最も古いため、KIMG0004が抽出されて、S009に進む。異なる固定文字の文字列を有する画像ファイルがなければ、実撮影順への並べ替えは終了したこととなり、S011で画像表示される。
S009では、KIMG0004のうちの固定文字部分であるKIMGの文字列を有する画像ファイルのみを対象とし、S008で抽出された撮影日時の最も古い画像ファイルKIMG0004の数字部分の0004よりも画像ファイル名順の順番が早い画像ファイル、すなわち、数字列の小さな値の画像ファイルが、KIMG0004の順番より後の順番位置に存在するか否かを画像ファイル1つずつについて判断される。
S009では、KIMG0004のうちの固定文字部分であるKIMGの文字列を有する画像ファイルのみを対象とし、S008で抽出された撮影日時の最も古い画像ファイルKIMG0004の数字部分の0004よりも画像ファイル名順の順番が早い画像ファイル、すなわち、数字列の小さな値の画像ファイルが、KIMG0004の順番より後の順番位置に存在するか否かを画像ファイル1つずつについて判断される。
即ち、図13において、KIMG0004より後の順番位置の中にはKIMG0001、KIMG0002、KIMG0003が存在するため、KIMG0001、KIMG0002、KIMG0003がS009で抽出される。
そして、S010において、この順番、つまり、KIMG0001、KIMG0002、KIMG0003の順番でKIMG0004より古い順番位置に再定義し並び替える。ただし、ここではKIMG0004より古い側の順番位置にDSCP0114〜DSCP0118がすでに配置されている。そのため、KIMG0001、0002、0003の再定義(再配置)の際には、各画像ファイルの有する撮影日時情報を利用し、その撮影日時の古い順に配置位置を決定して並べ替えを行なう。S010での並べ替えが終了した時点の画像ファイルを図14に示す。
そして、S010において、この順番、つまり、KIMG0001、KIMG0002、KIMG0003の順番でKIMG0004より古い順番位置に再定義し並び替える。ただし、ここではKIMG0004より古い側の順番位置にDSCP0114〜DSCP0118がすでに配置されている。そのため、KIMG0001、0002、0003の再定義(再配置)の際には、各画像ファイルの有する撮影日時情報を利用し、その撮影日時の古い順に配置位置を決定して並べ替えを行なう。S010での並べ替えが終了した時点の画像ファイルを図14に示す。
S010での再定義(並び替え)が終了すると、S006に戻って、異なる固定文字列の有無が検索され、異なる固定文字列がないと判断されるまで、S006〜S010が繰り返される。実施例ではDSCP、KIMGの固定文字列以外の固定文字列を有する画像ファイルは存在しないので画像表示に進み、S011において実撮影順での表示が実行される。
次に、本発明では、撮影された画像の実際の撮影順に画像データを並べ替えた上でその並べ替え状態が、本件ソフトウエアを使用しない環境であっても可能となるように画像ファイル名を自動的に置き換える機能(リネーム機能)を有して構成されている。すなわち、操作指示エリア44eを選択操作すると、実撮影順に並び替えられた画像データが、本件ソフトウエアを使用しない環境であっても可能となるように画像ファイル名が自動的に付け替えられる。操作指示エリア44eを選択操作した場合の動作を図15のフローチャートに従って説明する。
まず、S101で操作指示エリア44eが選択操作されてリネームモードが選択されると、図11で説明したS002〜S010と同じS102〜S110の各動作がなされ、画像ファイルが実撮影順に並べ替えられる。並べ替えが終了すると、S111において、ファイル名の置き換えられる画像ファイルを格納するための新規なフォルダが自動的に作成され、パソコンのディスプレイ44aの表示エリア44gに表示される。
そして、S102〜110において並べ替えの終了した画像ファイルは、S112において、その順番での画像再生を可能となるように画像ファイル名を新規に付与し、その画像ファイル名順に従えば実撮影順になるように画像ファイル名が決定される。即ち、新規な固定文字列、数字部分を有する画像ファイル名が生成され、画像ファイルにそれまで付されていた画像ファイル名に置き換えて記録がなされる。即ち、ヘッダ部51に記録されている画像ファイル名が置き換えられる。そして、置き換えられたファイル名が表示エリア44gに表示される。
そして、S102〜110において並べ替えの終了した画像ファイルは、S112において、その順番での画像再生を可能となるように画像ファイル名を新規に付与し、その画像ファイル名順に従えば実撮影順になるように画像ファイル名が決定される。即ち、新規な固定文字列、数字部分を有する画像ファイル名が生成され、画像ファイルにそれまで付されていた画像ファイル名に置き換えて記録がなされる。即ち、ヘッダ部51に記録されている画像ファイル名が置き換えられる。そして、置き換えられたファイル名が表示エリア44gに表示される。
S113でファイル名の置き換えの終了していない画像ファイルの有無が判断され、置き換えの終了していない画像ファイルがあれば、S112に戻って置き換えが続行される。置き換えの終了していない画像ファイルがなければ、S114に進んで置き換えが終了した旨が表示されて終了する。
図14に示す実撮影順に並び替えられた各画像ファイルは、例えば、KIMG0001がXAAA0001、KIMG0002がXAAA0002、DSCP0114がXAAA0003とそれぞれ置き換えられ(リネームされ)、最後の順番のKIMG0009がXAAA0016に置き換えられる。置き換えられた画像ファイルを図16に示す。図16に示すように、ファイル名の置き換えられた各画像ファイルでは、実撮影順となる画像ファイル名が付与され、編集されているから、画像ファイル名順の画像再生表示を行えば実撮影順での再生表示が行なえる。画像ファイル名順の画像再生表示はどのパソコンでも可能であるため、本件ソフトウエアのインストールされていないパソコンにおいても実撮影順での画像再生表示が行える。
このように、操作指示エリア44eを選択操作することにより、撮影された画像の実際の撮影順に画像データが並べ替えられ、統一した画像ファイル名に自動的に置き換えられる。そのため、例えば、実撮影順での画像再生を可能とするように画像ファイル名の置き換えられた画像ファイルをCD−R、フラッシュメモリ、メモリースティック、FDなどの搬送可能な記憶媒体にコピーして知人に送付すれば、本件ソフトウエアのインストールがなくても、実撮影順での画像再生表示が行なえ、本発明の有用性は非常に大きい。もちろん、リネームされた画像ファイルは、インターネットなどを介し知人のパソコンに直接送付してもよい。
XAAA0001という画像ファイル名の生成、置き換えの際に、それまで当該画像ファイルに付されていたオリジナルのファイル名であるKIMG0001を、画像ファイル内に記録してもよいし、EXIFで規定されているオプションの記録領域に記録してもよい。もちろん記録場所はEXIFに限定されず、画像ファイルのヘッダ領域であってよい。画像ファイル名の置き換えの際に撮影時のオリジナルのファイル名を記録して、置き換え前のファイル名を残しておけば、いつでもその情報を利用して撮影時のオリジナルのファイル名に復帰でき、編集が容易に行なえる。例えば、デジタルカメラ1で撮影した画像ファイルのみを対象として、全く別の観点から画像ファイル管理を行ないたいニーズが上記の置き換え処理の終了後に生じた場合でも、ファイル名をすでに置き換えた画像ファイルのファイル名を置き換え前のオリジナルのファイル名に戻した後にファイル名順のソートなどを行なうことによって必要な画像ファイルの並べ替えが容易にでき、編集上有用である。もちろん、オリジナルのファイル名への復帰(再置き換え)の際に、その直前までファイル名として使用していたXAAA0001というファイル名をさらに記録しておくこともできる。
上記実施例は、この発明を説明するためのものであり、この発明を何等限定するものでなく、この発明の技術範囲内で上記以外の変形、改造などの施されたものも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
例えば、実施例ではデジタルカメラで撮影された画像データを対象としている。しかし、デジタルカメラに限定されず、デジタルカメラと同等の機能を持つものから画像データを得てもよい。例えば、カメラ機能により撮影したデータを記憶媒体に記録し、メール機能によってパソコンヘデータを送信する携帯電話をデジタルカメラの代わりに利用できる。また、対象とする画像データは静止画に限定されず、動画でもよく、例えばデジタルビデオカメラからの動画データを対象としてもよい。
例えば、実施例ではデジタルカメラで撮影された画像データを対象としている。しかし、デジタルカメラに限定されず、デジタルカメラと同等の機能を持つものから画像データを得てもよい。例えば、カメラ機能により撮影したデータを記憶媒体に記録し、メール機能によってパソコンヘデータを送信する携帯電話をデジタルカメラの代わりに利用できる。また、対象とする画像データは静止画に限定されず、動画でもよく、例えばデジタルビデオカメラからの動画データを対象としてもよい。
さらに、実施例ではパーソナルコンピュータ(パソコン)を利用してデジタルカメラの画像データを一括して保存、管理して再生画像を表示している。しかし、パソコンに限定されず、同等の機能を持つものをパソコンの代わりに利用できる。例えば、ハードディスク、または記憶媒体などのメモリ機能を有するカードリーダーなどの記憶媒体、または、デジタルビデオカメラ、DVDレコーダープレイヤー、ハードディスク内蔵のテレビなどが利用できる。
上記のように、本発明では、撮影された画像ファイルのファイル名とEXIF情報として記録された撮影日時情報との両方に基づいて撮影順を判定して特定できるため、海外旅行において日本との間に時差のある現地時刻に切り換えて複数のデジタルカメラで撮影を行なっても、実際の撮影日時の順序に再生表示できる。
また、実際の撮影日時が画像とともに表示されるため、表示される時刻と画像の内容との間に違和感を生じない。
そして、画像再生表示のための専用のソフトウエアを使用すれば、メーカーの異なる複数台のデジタルカメラで撮影するだけでなく、撮影日時に時差のある画像ファイルが混在した撮影状態であっても、実撮影順に並べ替えて画像再生表示を行うことができ、その作用効果は極めて大きい。
専用のソフトウエアによって実撮影順での画像再生を可能とした画像ファイルが生成できるため、それを記憶媒体にコピーして記憶媒体を送付したり、インターネットによって直接送付することにより、専用のソフトウエアのインストールされていない第三者のパーソナルコンピュータなどにおいても実撮影順での画像再生表示が行なえる。
また、実際の撮影日時が画像とともに表示されるため、表示される時刻と画像の内容との間に違和感を生じない。
そして、画像再生表示のための専用のソフトウエアを使用すれば、メーカーの異なる複数台のデジタルカメラで撮影するだけでなく、撮影日時に時差のある画像ファイルが混在した撮影状態であっても、実撮影順に並べ替えて画像再生表示を行うことができ、その作用効果は極めて大きい。
専用のソフトウエアによって実撮影順での画像再生を可能とした画像ファイルが生成できるため、それを記憶媒体にコピーして記憶媒体を送付したり、インターネットによって直接送付することにより、専用のソフトウエアのインストールされていない第三者のパーソナルコンピュータなどにおいても実撮影順での画像再生表示が行なえる。
本発明は、画像データにファイル名、撮影時刻などを付与して撮影記録されたデジタルカメラなどの画像ファイルをパソコンなどで一括して保存し管理する画像ファイルの再生表示に広範囲に応用できる。
1、2 デジタルカメラ
1a デジタルカメラ背面
4 パーソナルコンピュータ(パソコン)
10a〜10f 操作スイッチ
12、22 メモリカード
19 デジタルカメラ背面のLCDディスプレイ
44 パーソナルコンピュータのディスプレイ
44a ディスプレイの表示画面
44b〜44d 画像の再生順を選択指定する操作指示エリア
44e ファイル名を置き換えて表示する表示エリア
44h 別の表示画面への復帰を指定する表示エリア
44j〜44n 縮小画像を表示する表示エリア
50 画像ファイル
51 ヘッダ部
52 画像データ部
1a デジタルカメラ背面
4 パーソナルコンピュータ(パソコン)
10a〜10f 操作スイッチ
12、22 メモリカード
19 デジタルカメラ背面のLCDディスプレイ
44 パーソナルコンピュータのディスプレイ
44a ディスプレイの表示画面
44b〜44d 画像の再生順を選択指定する操作指示エリア
44e ファイル名を置き換えて表示する表示エリア
44h 別の表示画面への復帰を指定する表示エリア
44j〜44n 縮小画像を表示する表示エリア
50 画像ファイル
51 ヘッダ部
52 画像データ部
Claims (3)
- 被写体を撮像して画像ファイルとして文字列と数字列とを有するファイル名を付して記録手段に記録するに際し、当該記録手段に記録する画像ファイルを再生表示した際に当該表示画像とともに表示可能な撮影時刻情報を当該画像ファイル内に記録された複数の画像ファイルの再生表示方法であって、
前記複数の画像ファイルを前記撮影時刻情報の順番に並べ替える第1のステップと、
前記第1のステップにおいて並べ替えられた複数の画像ファイルのうち撮影日時が最も古い画像ファイルを抽出する第2のステップと、
前記第2のステップにおいて抽出された画像ファイルのファイル名のうちの文字列部分と同じ文字列部分を有する画像ファイルを検索し、検索して得られた画像ファイルのうち、ファイル名の数字列部分が前記第2のステップで抽出された画像ファイルに付された数字列よりも小さい値を有する画像ファイルを抽出する第3のステップと、
前記第3のステップで抽出された画像ファイルの再生表示順位置をその数字列の示す数字の大きさの順番に従って前記第1のステップで抽出された画像ファイルよりも早い表示順位置に配置して並べ替えを行なう第4のステップと、
前記第2のステップで抽出された画像ファイルのファイル名の文字列とは異なる文字列を有するファイル名の画像ファイルの有無を検索し、検索されたファイル名情報を取得する第5のステップと、
前記第5のステップで取得されたファイル名情報を有する画像ファイルのうち、撮影日時の最も古い画像ファイルを抽出する第6のステップと、
前記第5のステップで取得された画像ファイルのファイル名のうちの文字列部分と同じ文字列部分を有する画像ファイルを検索し、検索して得られた画像ファイルのうち、ファイル名の数字列部分が前記第6のステップで抽出された撮影日時の最も古い画像ファイルに付された数字列よりも小さい値を有する画像ファイルを抽出する第7のステップと、
前記第7のステップで抽出された画像ファイルの再生表示順位置をその数字列の示す数字の大きさの順番に従って前記第6のステップで抽出された画像ファイルよりも早い表示順位置に配置して並べ替えるに際し、前記第3のステップで抽出され前記第4のステップで表示順位置が並べ替えられた各画像ファイルの有する撮影日時情報と当該第7のステップで抽出された各画像ファイルの撮影日時情報とを比較し、撮影日時の古い順に並べ替えを行なう第8のステップと、
前記第8のステップで並べ替えられた表示順に従って画像再生表示を行なう第9のステップと、
を有することを特徴とする画像ファイルの再生表示方法。 - 被写体を撮像して画像ファイルとして文字列と数字列とを有するファイル名を付し、画像ファイルを再生表示した際に当該表示画像とともに表示可能な撮影時刻情報を当該画像ファイル内に記録して記録がなされた記録手段から入力された複数の画像ファイルを記録して再生表示する画像再生表示装置と、画像再生表示装置に読み込まれて画像ファイルを再生表示するためのソフトウエアとを備えた画像ファイルの再生表示システムにおいて、
前記ソフトウエアは、
前記複数の画像ファイルを前記撮影時刻情報の順番に並べ替える第1のステップと、
前記第1のステップにおいて並べ替えられた複数の画像ファイルのうち撮影日時が最も古い画像ファイルを抽出する第2のステップと、
前記第2のステップにおいて抽出された画像ファイルのファイル名のうちの文字列部分と同じ文字列部分を有する画像ファイルを検索し、検索して得られた画像ファイルのうち、ファイル名の数字列部分が前記第2のステップで抽出された画像ファイルに付された数字列よりも小さい値を有する画像ファイルを抽出する第3のステップと、
前記第3のステップで抽出された画像ファイルの再生表示順位置をその数字列の示す数字の大きさの順番に従って前記第1のステップで抽出された画像ファイルよりも早い表示順位置に配置して並べ替えを行なう第4のステップと、
前記第2のステップで抽出された画像ファイルのファイル名の文字列とは異なる文字列を有するファイル名の画像ファイルの有無を検索し、検索されたファイル名情報を取得する第5のステップと、
前記第5のステップで取得されたファイル名情報を有する画像ファイルのうち、撮影日時の最も古い画像ファイルを抽出する第6のステップと、
前記第5のステップで取得された画像ファイルのファイル名のうちの文字列部分と同じ文字列部分を有する画像ファイルを検索し、検索して得られた画像ファイルのうち、ファイル名の数字列部分が前記第6のステップで抽出された撮影日時の最も古い画像ファイルに付された数字列よりも小さい値を有する画像ファイルを抽出する第7のステップと、
前記第7のステップで抽出された画像ファイルの再生表示順位置をその数字列の示す数字の大きさの順番に従って前記第6のステップで抽出された画像ファイルよりも早い表示順位置に配置して並べ替えるに際し、前記第3のステップで抽出され前記第4のステップで表示順位置が並べ替えられた各画像ファイルの有する撮影日時情報と当該第7のステップで抽出された各画像ファイルの撮影日時情報とを比較し、撮影日時の古い順に並べ替えを行なう第8のステップと、
前記第8のステップで並べ替えられた表示順に従って画像再生表示を行なう第9のステップと、
を有することを特徴とする画像ファイルの再生表示システム。 - 被写体を撮像して画像ファイルとして文字列と数字列とを有するファイル名を付し、画像ファイルを再生表示した際に当該表示画像とともに表示可能な撮影時刻情報を当該画像ファイル内に記録して記録がなされた記録手段から入力された複数の画像ファイルを記録して再生表示する画像再生表示装置に読み込まれて画像ファイルを再生表示するためのソフトウエアの格納された記憶媒体において、
前記ソフトウエアは、
前記複数の画像ファイルを前記撮影時刻情報の順番に並べ替える第1のステップと、
前記第1のステップにおいて並べ替えられた複数の画像ファイルのうち撮影日時が最も古い画像ファイルを抽出する第2のステップと、
前記第2のステップにおいて抽出された画像ファイルのファイル名のうちの文字列部分と同じ文字列部分を有する画像ファイルを検索し、検索して得られた画像ファイルのうち、ファイル名の数字列部分が前記第2のステップで抽出された画像ファイルに付された数字列よりも小さい値を有する画像ファイルを抽出する第3のステップと、
前記第3のステップで抽出された画像ファイルの再生表示順位置をその数字列の示す数字の大きさの順番に従って前記第1のステップで抽出された画像ファイルよりも早い表示順位置に配置して並べ替えを行なう第4のステップと、
前記第2のステップで抽出された画像ファイルのファイル名の文字列とは異なる文字列を有するファイル名の画像ファイルの有無を検索し、検索されたファイル名情報を取得する第5のステップと、
前記第5のステップで取得されたファイル名情報を有する画像ファイルのうち、撮影日時の最も古い画像ファイルを抽出する第6のステップと、
前記第5のステップで取得された画像ファイルのファイル名のうちの文字列部分と同じ文字列部分を有する画像ファイルを検索し、検索して得られた画像ファイルのうち、ファイル名の数字列部分が前記第6のステップで抽出された撮影日時の最も古い画像ファイルに付された数字列よりも小さい値を有する画像ファイルを抽出する第7のステップと、
前記第7のステップで抽出された画像ファイルの再生表示順位置をその数字列の示す数字の大きさの順番に従って前記第6のステップで抽出された画像ファイルよりも早い表示順位置に配置して並べ替えるに際し、前記第3のステップで抽出され前記第4のステップで表示順位置が並べ替えられた各画像ファイルの有する撮影日時情報と当該第7のステップで抽出された各画像ファイルの撮影日時情報とを比較し、撮影日時の古い順に並べ替えを行なう第8のステップと、
前記第8のステップで並べ替えられた表示順に従って画像再生表示を行なう第9のステップと、
を有することを特徴とする記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006103824A JP2007281740A (ja) | 2006-04-05 | 2006-04-05 | 画像ファイルの再生表示方法、再生表示システムおよび記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006103824A JP2007281740A (ja) | 2006-04-05 | 2006-04-05 | 画像ファイルの再生表示方法、再生表示システムおよび記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007281740A true JP2007281740A (ja) | 2007-10-25 |
Family
ID=38682759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006103824A Pending JP2007281740A (ja) | 2006-04-05 | 2006-04-05 | 画像ファイルの再生表示方法、再生表示システムおよび記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007281740A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110308433A (zh) * | 2018-03-27 | 2019-10-08 | 深圳天眼激光科技有限公司 | 一种激光雷达系统的pos数据和影像触发时间匹配方法 |
-
2006
- 2006-04-05 JP JP2006103824A patent/JP2007281740A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110308433A (zh) * | 2018-03-27 | 2019-10-08 | 深圳天眼激光科技有限公司 | 一种激光雷达系统的pos数据和影像触发时间匹配方法 |
CN110308433B (zh) * | 2018-03-27 | 2023-03-17 | 深圳砺剑天眼科技有限公司 | 一种激光雷达系统的pos数据和影像触发时间匹配方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7714910B2 (en) | Image file recording method, image recording and playback method, image recording and playback system, image recording apparatus, and image playback apparatus | |
US7525881B2 (en) | Recording apparatus having playlist editing function | |
KR101234988B1 (ko) | 정보 처리 장치 및 방법, 및 기록 매체 | |
EP1785996A1 (en) | Image information recording device and image information display device | |
US20060227223A1 (en) | Image reproducing apparatus | |
US20040263662A1 (en) | Image-processing apparatus, image-taking apparatus, and image-processing program | |
JP4573716B2 (ja) | 表示制御装置、カメラ、表示制御方法、プログラム | |
EP1786204A1 (en) | Image information recording device and image information displaying device | |
JP2005027048A (ja) | 撮像装置および画像への注釈情報の付与方法 | |
US8208041B2 (en) | Image pickup apparatus, method for controlling the image pickup apparatus, and storage medium | |
JP5441349B2 (ja) | 画像投射装置及びその制御方法 | |
JP2007193531A (ja) | 画像データ記録方法及び画像データ記録装置 | |
JP2003317447A (ja) | 画像表示用プログラム及び該プログラムが記録された情報記録媒体 | |
JP4481226B2 (ja) | 画像管理装置 | |
JP2007281740A (ja) | 画像ファイルの再生表示方法、再生表示システムおよび記憶媒体 | |
JP2007280473A (ja) | 画像ファイルの編集方法、編集システムおよび記憶媒体 | |
JP2005175957A (ja) | 画像管理装置、デジタルカメラ、及び画像管理方法 | |
JP4366487B2 (ja) | 画像処理装置及びプログラム | |
JP2008017366A (ja) | 情報処理装置及び情報処理方法 | |
KR20040084211A (ko) | 컴팩트 디스크에서 디지털 이미지를 관리하는 방법 및이를 구현한 프로그램을 저장한 컴퓨터 판독가능한 기록매체 | |
JP2007134910A (ja) | 撮像装置、そのメモ情報付加方法、メモ情報候補リスト作成方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP4373259B2 (ja) | データ記録再生装置 | |
JP2005135554A (ja) | 再生装置及び方法 | |
JP4434805B2 (ja) | データ記録再生装置 | |
JP2007258883A (ja) | 画像管理装置及び画像管理方法 |