JP2007280494A - 光ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ターンテーブルを用いることなく光ディスクを確実に保持する。
【解決手段】光ディスク装置は、光ディスク14の中心部を保持するクランパ21と、一対のローラ54、56を有するローラクランパ52を備える。一対のローラ54、56はローラシャフト58にボールベアリング60で回転自在に軸支され、光ディスク14の回転とともに従動的に回転する。一対のローラ54、56を光ディスク14のレーベル面に当接し、さらに押圧することで光ディスク14を断面形状が傘状となるように変形させて保持する。光ピックアップ12の光軸は変形保持された光ディスク14の面法線に一致するように傾きが調整される。
【選択図】図1

Description

本発明は光ディスク装置、特に光ディスクを回転自在に支持する構造に関する。
従来より、光ディスクの振動を極力抑え、高品質でのデータの記録或いは再生を可能とする光ディスク装置の回転支持機構が提案されている。
以下、下記に示す特許文献に記載されたターンテーブル構造について説明する。
図5に、従来の光ディスク装置10の構成を示す。情報記録媒体である光ディスク14は、例えば、情報の記録あるいは再生が可能なCDやDVD等であり、光ディスク装置10のハウジング(不図示)の内外を出入りするディスクトレー16の収納位置16aに載置された状態で、光ピックアップ12の動作領域に搬送される。光ピックアップ12は、ハウジングに固定された基台18上に載置されたピックアップベース20に支持され、動作領域に搬送されてきた光ディスク14の半径方向に移動しながら、情報の記録または再生を行う。情報の再生は、光ピックアップ12内のレーザダイオード(LD)を駆動して再生パワーのレーザ光を光ディスク14に向けて照射し、その反射光を光ピックアップ12内のフォトディテクタで受光し、電気信号に変換して行われる。情報の記録は、記録すべきデータで変調した記録パワーのレーザ光を光ディスク14に照射し、光ディスク14の記録膜にピットを形成し、あるいは結晶状態を変化させて行われる。
光ディスク14は、光ピックアップ12の動作領域において、高速で回転することにより情報の記録/再生が行われる。このため、高速回転するターンテーブル上に固定される必要があり、アーチ型のブラケット22に回転自在にターンテーブル24が下向きに軸支される。光ディスク14から見ると、ターンテーブル24は上側に配置される。ブラケット22の上にはモータが固定され、ターンテーブル24を安定的に高速回転させる。
一方、基台18上には、光ディスク14をターンテーブル24の底面側に押圧固定するクランパ26を昇降させるための昇降機構28が配置される。クランパ26は、ピックアップベース20を貫通するシャフト26aにより支持され、ピックアップベース20の挙動とは全く分離した状態で昇降動作を行い、ディスクトレー16により搬送されてきた光ディスク14をターンテーブル24に固定する。
クランパ26の上面とターンテーブル24の裏面中央部には、例えばマグネットがそれぞれ配置され、光ディスク14は一対のマグネットにより強固に挟持され、安定した高速回転ができる。高速回転するターンテーブル24は、光ピックアップ12が支持されているピックアップベース20と実質的に分離されているので、ターンテーブル24を回転させるモータ等の振動が光ピックアップ12に直接伝達されることはなく、ターンテーブル24の回転が光ピックアップ12の検出ノイズになることを防止できる。
光ピックアップ12は、光ディスク14の半径方向にシークしながら情報の記録/再生を行うため、ピックアップベース20上で、例えば、ガイドバー(あるいはガイドレール)30(1本のみ図示しているが、互いに平行する一対2本のガイドバーが好適である)に沿って、ラックピニオン機構等の駆動機構により移動する。この時、光ピックアップ12の光軸は、ターンテーブル24に支持され回転する光ディスク14の面法線と一致するように配置されなければならない。この光軸と面法線が一致しない場合、記録/再生時の時間軸方向の変動成分(ジッタ)の原因となり、光ディスク装置10の性能低下の原因になる。
ところが、光ピックアップ12はガイドバー30やピックアップベース20に機械的に係合している。そのため、各部品の加工精度や組み立て精度により、前記光軸と法線が傾いてしまう。また、光ディスク14自体が反っていたり、光ピックアップ12自身の光軸の傾き等がある。このような様々な要因により、個々の光ディスク装置10で光軸と法線が一致しないことが多いため、光ディスク装置10は、組み立て後、または組み立て途中で、個体毎に光軸と法線の調整が必要になる。この場合、光軸と法線の両者間の傾きは、光ディスク半径方向の傾きと、光ディスク接線方向の傾き及びその合成方向の傾きとなる。本実施形態においては、これらの傾きを補正し光軸と法線を容易に一致させるために、可撓性の板状部材と一対の調整部材を設けている。この時、一対の調整部材34の調整のみで、傾き補正を実現している。具体的には、可撓性の板状部材として、板状のバネ部材32でピックアップベース20の一端を支持し、他端を一対の調整部材としてネジ部材34で基台18に対して垂直方向に移動可能に固定している。一対のネジ部材34のいずれか一方を回すか、両者を互いに逆方向に回すことで、ピックアップベース20は板バネ部材32の捻れにより図中矢印A方向(光ピックアップ12の移動方向に直向する光ディスク接線方向あるいはタンジェンシャル方向)に傾き、光軸が調整される。一対のネジ部材34を同じ方向に同じ量だけ回せば、ピックアップベース20は板バネ部材32の撓みにより図中矢印B方向(光ピックアップ12の移動方向に平行な光ディスク半径方向あるいはラジアル方向)に傾き、光軸が調整される。
また、ターンテーブル24の下面、すなわち光ディスク14のレーベル面を支持する面は平坦面であるが、平坦面の所定位置に環状の突起が形成される。この環状突起は、光ディスク14が上動するクランパ26によりターンテーブル24の下面に押圧されたときにその外縁部が当接する位置に形成される。光ディスク14には、大きさの異なる複数種類の光ディスク14(例えば12cm光ディスクと8cm光ディスク)が存在するため、環状突起も光ディスク14の種類毎に形成される。すなわち、12cm光ディスクの外縁が当接する位置、及び8cm光ディスクの外縁が当接する位置にそれぞれ形成される。
12cm光ディスクを例にとると、光ディスク14は上動するクランパ26によりターンテーブル24の下面に押圧される。光ディスク14の中央部及び内周部はターンテーブル24の下面に当接し、光ディスク14の外縁部は環状突起に当接する。したがって、光ディスク14は、断面形状が傘状の凹面形状となってターンテーブル24に押圧され、ターンテーブル24の回転によりこの形状を維持したまま回転する。
図6に、12cm光ディスク14をディスクトレー16の収納位置16aに収納し、上動クランパ26で光ディスク14をターンテーブル24の下面に押圧したときの状態を示す。12cm光ディスク14のレーベル面の外縁は第1の環状突起24aに当接し、光ディスク14の中央部はターンテーブル24の下面中央に当接する。この結果、光ディスク14は断面形状傘状に矯正され、個々の光ディスク14で異なる反りが矯正される。図では光ディスク14の断面形状は傘状となっているが、第1の環状突起24aの高さはわずか(0.3mm)であり、説明の都合上、強調して図示されている。なお、第2の環状突起24bは、上記のとおり8cm光ディスクの外縁が当接する位置に形成される。
特開2005−116108号公報
このように、光ディスク14のほぼ全面を上側のターンテーブル24に押圧することで光ディスク14を矯正変形させ、高速駆動時の振動を抑制することが可能であるが、光ディスク14によっては高温高湿環境下において光ディスク14がターンテーブル24の下面に張り付いてしまい、上動クランパ26を解除しても光ディスク14が自重でターンテーブル24から剥離せず、ディスクトレー16に落下せずに光ディスク14を排出できない場合があった。特に、最近ではレーベル面に全面印刷を施した光ディスク14等が存在し、このような光ディスク14はターンテーブル24の下面に張り付く傾向が強く、排出できない問題が生じる。また、ターンテーブル24の加工に高い精度が要求されるため、コストが増加してしまう問題がある。さらに、CDとDVDを貼り合わせたハイブリッド光ディスクでは通常の光ディスクと厚さが異なるため、ハイブリッド光ディスクの記録再生を行うための構造が複雑化し、ひいてはコストが増加してしまう問題もある。
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みなされたものであり、その目的は、光ディスクをターンテーブルの下面から容易に剥離し、これにより光ディスクの排出を容易化することができるとともにコストを低減することができる光ディスク装置を提供することにある。
本発明は、光ディスクのレーベル面側に配置され、前記光ディスクの回転方向に沿って回転自在に軸支されたローラと、前記光ディスクの中心部を保持するクランパとを有し、前記ローラを前記光ディスクのレーベル面に当接し前記光ディスクのデータ面側に押圧することで前記光ディスクを変形保持することを特徴とする。ローラは、前記光ディスクの2つの異なる半径位置にそれぞれ配置された第1ローラ及び第2ローラを含む複数ローラ構成としてもよい。
本発明において、ローラは、光ピックアップの対物レンズの軌道を前記光ディスク面に投影して得られる軌道線上に配置されることが好適である。また、本発明において、前記第1ローラ及び前記第2ローラを結合するローラシャフトと、光ピックアップを前記光ディスクの半径方向に移動自在に支持するガイドバーとを有し、前記ローラシャフトの延在方向と前記ガイドバーの延在方向は互いに平行であることが好適である。
本発明によれば、光ディスクのレーベル面を支持するターンテーブルを用いることなくローラによる当接で光ディスクを変形保持できるので、光ディスクの張り付きを防止できるとともにコスト低減を図ることができる。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態における光ディスク装置の側面図を示す。光ディスク装置は、光ディスク14の中心部をレーベル面側から保持するクランパ21、光ディスク14のデータ面側に配置され、光ディスク14を回転駆動するスピンドルモータ50、光ディスク14のデータ面側に配置され、光ディスク14にレーザ光を照射してデータを記録しあるいは記録済みのデータを再生する光ピックアップ12、及び光ディスク14のレーベル面側に配置されるローラクランパ52を有する。
ローラクランパ52は、光ディスク14の半径方向であって異なる半径位置に配置された一対のローラ54、56を含む。ローラ54及びローラ56は光ディスク14の半径方向に延在するローラシャフト58で結合される。ローラ54、56は同一径であり、それぞれローラシャフト58にボールベアリング60で回転自在に軸支される。ローラ54、56は、光ディスク14の回転方向に沿って従動的に回転する。ボールベアリング60は好適にはセラミックベアリングであり、これによりローラ54、56回転時の音を抑制できる。ローラ54、56の半径位置は任意であり、光ディスク14が12cm光ディスクの場合、例えば内周側のローラ54は40mmの位置、外周側のローラ56は60mmの位置に配置される。ローラクランパ52は図中矢印80方向に移動自在に光ディスク装置の筐体に設けられ、光ディスク14のクランプ時には光ディスク14の方向に移動して一対のローラ54、56を光ディスク14のレーベル面に当接しさらに光ディスク14を押圧する。光ディスク14の中央部はクランパ21及びスピンドルモータ50でクランプされており、ローラクランパ52の押圧により、光ディスク14は図示するように断面形状が傘状となるように変形する。ローラクランパ52の押圧による光ディスク14の変形は、図6に示すクランパ26の圧着による光ディスク14の変形に対応する。光ディスク14がスピンドルモータ50により回転駆動されると、一対のローラ54、56は光ディスク14のレーベル面に当接しつつ従動的に回転し、光ディスク14の変形状態を維持する。
本実施形態のローラクランパ52は、図5におけるターンテーブル24と同様に光ディスク14の反りを矯正して高速回転時の振動を抑制する。しかも、ローラクランパ52はターンテーブル24と異なり、光ディスク14のレーベル面全体に当接するのではなく、一対のローラ54、56の部分でのみ光ディスク14のレーベル面に当接する。したがって、光ディスク14の張り付きがない。さらに、ターンテーブル24に要求される加工精度も必要でなく、コスト低減を図ることもできる。
一対のローラ54、56はそれぞれのボールベアリング60で軸支されており、それぞれ異なる回転速度で回転可能である。
また、図示のように光ディスク14の側面から見た場合、ローラ54、56を結合するローラシャフト58の延在方向と光ピックアップ12のガイドバー30は互いに平行であり、それぞれ断面形状が傘形状となるように変形保持された光ディスク14の面に平行に配置される。すなわち、ローラシャフト58の延在方向に一致する中心線aと、光ピックアップ12を光ディスク14の半径方向に移動自在に支持するガイドバー30の延在方向に一致する中心線bとは互いに平行であり、中心線a及びbはともに光ディスク14の面に平行である。また、中心線a及び中心線bは、断面形状が傘状に変形保持された光ディスク14の面法線に垂直となるように配置される。このような位置関係とするために、光ディスク装置は図5と同様の可撓性の板状部材及び一対の調整部材を設けている。すなわち、可撓性の板状部材として、板状のバネ部材32でピックアップベース20の一端を支持し、他端を一対の調整部材としてネジ部材34で基台18に対して垂直方向に移動可能に固定している。一対のネジ部材34のいずれか一方を回すか、両者を互いに逆方向に回すことで、ピックアップベース20は板バネ部材32の捻れにより図5の図中矢印A方向(光ピックアップ12の移動方向に直向する光ディスク接線方向あるいはタンジェンシャル方向)に傾き、光軸が調整される。一対のネジ部材34を同じ方向に同じ量だけ回せば、ピックアップベース20は板バネ部材32の撓みにより図5の図中矢印B方向(光ピックアップ12の移動方向に平行な光ディスク半径方向あるいはラジアル方向)に傾き、光軸が調整される。光ディスク14の面とガイドバー30の中心線bとが平行になるように一対のネジ部材34を同じ方向に同じ量だけ回すことで図1の位置関係が実現する。板バネ部材32の撓み量をローラクランパ52の光ディスク14のレーベル面側への移動量に連動させて調整することで、ローラクランパ52と光ピックアップ12のガイドバー30とを連動させて動かすこともでき、ローラクランパ52とガイドバー30との平行関係を維持できる。具体的な調整方法としては、予めネジ部材34の締結量を調整して板バネ部材32を撓ませて、光ディスク14が断面形状傘状に変形されたときに光ディスク14の面法線が光軸に一致するように調整しておく。そして、光ディスク14をスピンドルモータ50に挿入し、クランパ21で中央部をクランプした後、ローラクランパ52の昇降機構を作動させてローラクランパ52を光ディスク14のレーベル面に当接させ、さらに押圧して光ディスク14を所定量だけ変形させる。
ローラクランパ52は矢印80の方向に移動自在に筐体に設けられているため、光ディスク14の厚さの変動にもローラクランパ52を矢印80方向に移動することで容易に対応可能である。例えば、光ディスク14はハイブリッド光ディスクである場合にも、ローラクランパ52の移動量を調整することで光ピックアップ12と光ディスク14のデータ面との距離を所望の距離に調整できる。
図2に、本実施形態における光ディスク装置の平面図を示す。一対のガイドバー30は光ディスク14の半径方向に延在し、光ピックアップ14を半径方向に移動自在に支持する。光ピックアップ12は、シーク動作時においてガイドバー30に沿ってラックピニオン機構により半径方向に駆動される。光ピックアップ12は対物レンズ12aを有し、対物レンズ12aで集光されたレーザ光が光ディスク14のデータ面に照射される。ローラクランパ52は光ディスク14のレーベル面側、光ピックアップ12及びガイドバー30は光ディスク14のデータ面側に配置されるが、ローラクランパ52を構成する一対のローラ54、56は、ガイドバー30で規定される光ピックアップ12の対物レンズの移動軌道cに沿って配置される。より特定的には、光ピックアップ12をシークして得られる対物レンズ12aの軌道cを光ディスク14の面に投影し、投影して得られた軌道線上に位置するようにローラ54、56を配置する。光ディスク14の上面から見た場合、ローラ54とローラ56とを結ぶ直線、つまりローラシャフト58の延在方向あるいは中心線aは軌道cに一致する。このように配置することで、光ディスク14のうちローラクランパ52で変形保持されている部分に対物レンズ12aが位置することになり、一対のローラ54、56によるクランプ効果を高めることができる。
本実施形態においては、一対のローラ54、56を用いているが、ローラ54、56に加え、さらに第3のローラをローラ54、56の間に設けてもよい。また、一対のローラ54、56の代わりに単一のローラとしてもよい。すなわち、ローラクランパ52は、単一のローラ、あるいは2個以上のローラで構成できる。また、ローラ54、56の径を小さくすることでローラクランパ52の高さ方向の寸法を抑制することができるが、径を小さくするとローラ54、56の回転速度が増大して回転音が発生する。上記のようにセラミックスベアリングを用いることで音の発生を抑制できる。
また、ローラクランパ52の半径位置は固定ではなく、半径方向に可変としてもよい。これにより12cm光ディスクのみならず8cm光ディスクにも対応することができる。
なお、光ピックアップ12はガイドバー30に移動自在に支持されるため、ガイドバー30の取付精度は重要である。図1に示されるように、ガイドバー30の中心線bはローラシャフト58の中心線aと平行であり、光ディスク14の面法線と垂直となるように調整されなければならないからである。
図3A及び図3Bに、ガイドバー30を固定する従来のネジ構造を示す。ガイドバー30の端部はネジ60によりシャフト受け62に固定される。ネジ60を締結してガイドバー30を固定する場合、図3Bに示すようにネジ60の頭部がガイドバー30の端部を押圧する結果、ガイドバー30の端部には矢印100で示す方向の力が印加され、これによりガイドバー30の他端はシャフト受け62を支点として矢印200で示す方向に動いてしまう。
そこで、図4に示すように、頭の縁が下方に突出した突出部64aを有するネジ64でガイドバー30をシャフト受け62に固定するようにする。ネジ64を締結してガイドバー30を固定する場合、ガイドバー30の端部には矢印300で示すように突出部64aによりシャフト受け62の面に対して略垂直な力が印加されることになり、ガイドバー30の他端が浮き上がることなくシャフト受け62に固定され、ガイドバー30の組み付け精度を確保できる。
さらに、本実施形態では、ローラクランパ52は図1における矢印80方向に移動自在に光ディスク装置の筐体に設けられ、光ディスク14のクランプ時には光ディスク14の方向に移動して光ディスク14のレーベル面に当接しさらに光ディスク14を押圧する構成としているが、ローラクランパ52が矢印80方向に移動せず位置が固定されていてもよい。光ディスク14のクランプ時にはベース20の上昇動作により、ベース20に支持されたスピンドルモータ50が光ディスク14を押し上げてクランパ21との間で光ディスク14を挟持し、光ディスク14のレーベル面をローラクランパ52に当接させ、さらに光ディスク14を押し上げて変形させる。
実施形態における光ディスク装置の要部側面図である。 図1に示す光ディスクの平面図である。 ガイドバーを固定する従来のネジ説明図である。 ガイドバーを固定する従来のネジ説明図である。 実施形態におけるガイドバーを固定するネジ説明図である。 従来の光ディスク装置の斜視図である。 従来の光ディスク装置のクランパ圧着説明図である。
符号の説明
12 光ピックアップ、14 光ディスク、21 クランパ、30 ガイドバー、50 スピンドルモータ、52 ローラクランパ、54,56 ローラ、58 ローラシャフト、60 ボールベアリング。

Claims (7)

  1. 光ディスクのレーベル面側に配置され、前記光ディスクの回転方向に沿って回転自在に軸支されたローラと、
    前記光ディスクの中心部を保持するクランパと、
    を有し、前記ローラを前記光ディスクのレーベル面に当接し前記光ディスクのデータ面側に押圧することで前記光ディスクを変形保持することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記ローラは、光ピックアップの対物レンズの軌道を前記光ディスク面に投影して得られる軌道線上に配置されることを特徴とする光ディスク装置。
  3. 光ディスクのレーベル面側であって、前記光ディスクの2つの異なる半径位置にそれぞれ配置された、前記光ディスクの回転方向に沿って回転自在に軸支された第1ローラ及び第2ローラと、
    前記光ディスクの中心部を保持するクランパと、
    を有し、前記第1ローラ及び前記第2ローラを前記光ディスクのレーベル面に当接し前記光ディスクのデータ面側に押圧することで前記光ディスクを変形保持することを特徴とする光ディスク装置。
  4. 請求項3記載の装置において、
    前記第1ローラ及び前記第2ローラは、光ピックアップの対物レンズの軌道を前記光ディスク面に投影して得られる軌道線上に配置されることを特徴とする光ディスク装置。
  5. 請求項3、4のいずれかに記載の装置において、
    前記第1ローラ及び前記第2ローラを結合するローラシャフトと、
    光ピックアップを前記光ディスクの半径方向に移動自在に支持するガイドバーと、
    を有し、前記ローラシャフトの延在方向と前記ガイドバーの延在方向は互いに平行であることを特徴とする光ディスク装置。
  6. 光ディスクのレーベル面側に配置され、前記光ディスクの中心部を保持するクランパと、
    前記光ディスクのデータ面側に配置され、前記光ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、
    前記光ディスクのデータ面側に配置され、レーザ光を集光する対物レンズを備えて前記光ディスクの半径方向に駆動される光ピックアップと、
    前記光ディスクのレーベル面側であって前記光ピックアップに対向する位置に配置され、前記光ディスクの回転方向に沿って回転自在に軸支され、前記光ディスクのレーベル面に当接して前記光ディスクをデータ面側に押圧することで変形させるローラと、
    を有し、前記ローラは、前記光ピックアップの駆動による前記対物レンズの移動軌跡に沿って配置されることを特徴とする光ディスク装置。
  7. 光ディスクのレーベル面側に配置され、前記光ディスクの中心部を保持するクランパと、
    前記光ディスクのデータ面側に配置され、前記光ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、
    前記光ディスクのデータ面側に配置され、レーザ光を集光する対物レンズを備えて前記光ディスクの半径方向に駆動される光ピックアップと、
    前記光ディスクのレーベル面側であって前記光ピックアップに対向する位置に配置され、前記光ディスクの半径方向に所定距離だけ離間し、前記光ディスクの回転方向に沿って回転自在に軸支され、前記光ディスクのレーベル面に当接して前記光ディスクをデータ面側に押圧することで変形させる一対のローラと、
    を有し、前記一対のローラは、前記光ピックアップの駆動による前記対物レンズの移動軌跡に沿って配置されることを特徴とする光ディスク装置。
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