JP2007279417A - 画像補正システム - Google Patents
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Abstract
【課題】液晶表示パネルに様々な輝度バラツキが発生しても、個々のバラツキ特性に応じた最小限の輝度測定のみで、輝度バラツキの補間補正を可能とする。これにより、液晶表示パネルに実装する回路規模を抑え、補正アルゴリズムについても柔軟に変更可能とする。
【解決手段】液晶表示装置100の液晶表示パネル部130に表示されている測定用画像を撮像センサ101で撮像して測定装置102に送る。測定装置102では、撮像した画像に輝度バラツキが発生している場合には、その付近の基準点での輝度を基に、液晶表示パネル140上の未測定基準点での輝度を3次関数で補間し、これらの輝度を抑圧して階調データを生成し、この階調データ間を補間する3次関数のパラメータを予め計算しておき、このパラメータを液晶表示装置100に送る。液晶表示装置100では、このパラメータを基に、液晶表示パネル140の輝度バラツキを補間補正する。
【選択図】図1
【解決手段】液晶表示装置100の液晶表示パネル部130に表示されている測定用画像を撮像センサ101で撮像して測定装置102に送る。測定装置102では、撮像した画像に輝度バラツキが発生している場合には、その付近の基準点での輝度を基に、液晶表示パネル140上の未測定基準点での輝度を3次関数で補間し、これらの輝度を抑圧して階調データを生成し、この階調データ間を補間する3次関数のパラメータを予め計算しておき、このパラメータを液晶表示装置100に送る。液晶表示装置100では、このパラメータを基に、液晶表示パネル140の輝度バラツキを補間補正する。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像を表示する表示装置の表示部分における画像補正システムに関する。
従来から、液晶表示パネルなどを用いた表示装置においては、画面全体に同一輝度の画像を表示しても、画面内での各位置における輝度が、ばらつく現象(面内バラツキ)が発生する。この面内バラツキを補正するために、面内を複数の領域に分け、この複数の領域の輝度分布を測定し、この測定値から計算した補正値を、表示装置に搭載した画像補正回路に与え、画像を表示する際には、この補正値を利用して、各領域内での各画素の位置における輝度分布を補間関数で生成し、この補間値を利用して、表示装置の輝度の均一性を保つ方式が提案されている。
この方式として、下記特許文献1にアナログ信号を利用した方式と下記特許文献2にデジタル信号処理を利用した方式が存在する。さらに、下記特許文献3では、補正データを生成するための輝度測定と補正データの生成方式に関して、輝度センサを利用して画面上の点を測定する方式が提案されている。
特開2000−284773号公報
特開2003−46809号公報
特開平11−316577号公報
上記従来技術では、画面内に局所的なバラツキが発生し、これを補正する場合においても、補正データ作成のために、画面全体を均一に計測する必要がある。さらに、上記従来技術では、補間関数のパラメータを表示装置の制御回路に与えているが、補間演算のための補間関数用パラメータの計算なども全て表示装置の回路内で行っていたため、回路規模が増大する上、補間関数の変更を容易に実施することができない。
本発明は、面内輝度バラツキを測定する場合、常に測定する基準点と、輝度バラツキが発生した場合のみ測定する基準点の2種類を用いて、面内輝度分布を測定することを特徴とする。
また、測定した輝度を基に、測定装置内で、画面縦方向のY方向補間関数のパラメータ(係数)を予めソフトウェアで計算し、この計算結果を表示装置の画像処理回路へ転送する。表示装置の画像処理回路内で計算する画面横方向のX方向補間関数のパラメータの計算は、Y方向補間関数と異なるパラメータ演算負荷が軽いX方向補間関数を利用することで、回路規模を抑えることを特徴とする。
さらに、表示パネルを駆動するゲートドライバとドレインドライバにX方向とY方向に対応してバイアス電圧あるいは電流を印加することで、面内輝度分布を均一化することを特徴とする。
本発明によれば、表示パネルの輝度バラツキの状態に応じた最適な補正用データの取得が可能になり、表示パネルの測定効率が向上する。また、補正アルゴリズムの一部を測定装置内のソフトウェアで実施するため、アルゴリズムの実装に柔軟性があり、表示パネルに搭載する補正回路の規模を縮小することができる。さらに、表示パネルを駆動するゲートドライバとドレインドライバへのバイアス電圧あるいは電流印加による補正を行うことで、画像処理による補正と比較して、画像補正による階調が制限されるなどの影響を抑えることができる。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明に係る画像補正システムの構成図である。図1において、液晶表示装置100は、検査対象の表示装置であり、液晶表示パネル部130、バックライト部141、画像伝送I/F131、制御I/F132、電源回路134から構成される。
液晶表示パネル部130は、画像を表示する液晶表示パネル140とその制御系から構成される。画像伝送I/F131は、画像信号を外部から入力するI/Fである。制御I/F132は、液晶表示パネル部130の動作を制御する制御信号を入出力するために利用する。バックライト部141は、液晶表示パネル140を透過する光を生成する光源として利用する。電源回路134は、外部電源120からの電力を内部の各構成要素へ供給するため電圧変換などを行う。
液晶表示パネル部130の内部構成について説明する。不揮発性メモリ133は、画像処理回路136で利用するデータを保持するために利用する。画像処理回路136は、画像伝送I/F131から入力された画像信号を処理し、表示部137へ表示用信号を送信する。画像処理回路136は、面内バラツキ補正処理を行う。
表示部137は、ゲートドライバ138、ドレインドライバ139、液晶表示パネル140から構成される。ゲートドライバ138とドレインドライバ139は、液晶表示パネル140を駆動するオペアンプなどのアナログ回路から構成される。
液晶表示パネル140は、本実施例では、アクティブマトリックスTFT液晶である。また、表示部137は、液晶だけでなく、例えば、有機ELなどの他のデバイスでもよい。この場合、バックライト部141は不要になる場合がある。
電源回路135は、液晶表示パネル部130内の各回路を駆動する電力を作り出す。外部電源120は、液晶表示装置100へ電力を供給する一般的な外部電源であり、場合によっては、一般の電力線からコンセント経由で直接液晶表示装置100へ電力を供給してもよい。
測定装置102は、液晶表示装置100の輝度を測定する測定装置であり、測定用画像を液晶表示装置100に表示させる制御と、測定用画像の測定結果から面内バラツキ補正値の生成を行う。
この測定装置102は、液晶表示パネル140の輝度を測定する撮像センサ101、センサ回路103、測定輝度から補正値を生成する補正値生成部104、液晶表示パネル140に表示する測定用画像を作り出す測定用画像生成部105、測定状態を把握するための情報を表示する表示部107、測定データの記録などを行う記録装置108、画像伝送I/F110、制御I/F109、これらの構成要素を制御する制御部106から構成される。なお、測定用画像生成部105は、別途画像信号発生器を利用してもよい。
図2は、測定装置102の制御部106が液晶表示装置100を検査する流れ図である。図2において、まず、検査対象の液晶表示装置100に電源を接続し、液晶表示パネル140を起動する(Step:200)。次に、測定装置102が制御I/F109を介して、液晶表示装置100へ初期値を設定する(Step:201)。続いてパネル検査202を実施する。
パネル検査202において、測定装置102から測定用画像を液晶表示装置100へ送信し(Step:203)、この測定用画像を液晶表示装置100で表示する(Step:204)。表示された画像を撮像センサ101で撮像して、測定装置102へ送信する(Step:205)。
次に、予め定められた全ての基準点において、撮像された画像の輝度を測定する(Step:206)。なお、この測定の際に、基準点が判定しやすいように、格子状の模様などを液晶表示パネル140に表示する方法も考えられる。また、基準点は、測定する輝度によって異なる場合もある。
このパネル検査202での輝度の測定の結果、各基準点における輝度のバラツキが規格(所定範囲)内であるか否かを判定し(Step:207)、輝度のバラツキが規格内の場合は、パネルを良品として処理を終了する(Step:208)。一方、バラツキが規格外の場合は、補正処理220を実施する。
なお、輝度のバラツキが規格内であるか否かの判定は、下記式(1)で示すように、例えば、階調gの輝度の最小輝度min(g)をその階調gの最大輝度max(g)で割った階調gの輝度均一度Buni(g)の値のパーセンテージが一定値以上、例えば、80%以上の場合は、規格内と判定する。
続いて、補正処理220の内容について説明する。まず、測定装置102から液晶表示装置100へ測定用画像を送信して(Step:210)、この測定用画像を液晶表示装置100に表示させる(Step:211)。ここでは、例えば、全白輝度、全中間輝度、全黒輝度など、全面で同階調の測定用画像を順次表示させる。このように表示された画像を撮像センサ101で撮像して、測定装置102へ送信する(Step:212)。
次に、撮像された画像の輝度のバラツキが規格外であるバラツキ領域を判定し、この輝度の変化が激しいバラツキ領域付近の基準点のみの輝度を測定する(Step:213)。ここでは、全ての階調、例えば、全白輝度、全中間輝度、全黒輝度の測定用画像に対して、その輝度の測定が完了すると、これらの輝度から補正値を計算する(Step:214)。この補正値を液晶表示装置100へ設定する(Step:215)。
補正値が設定された液晶表示装置100での補正が有効に機能しているか、再び、パネル検査202と同様のパネル検査216を実行し、輝度のバラツキが規格内であるか否かを判定し(Step:217)、規格内ならパネルを良品として処理を終了する(Step:218)。輝度のバラツキが補正し切れなった場合は、不良品として処理を完了する(Step:219)。
補正値が設定された液晶表示装置100での補正が有効に機能しているか、再び、パネル検査202と同様のパネル検査216を実行し、輝度のバラツキが規格内であるか否かを判定し(Step:217)、規格内ならパネルを良品として処理を終了する(Step:218)。輝度のバラツキが補正し切れなった場合は、不良品として処理を完了する(Step:219)。
図3は、液晶表示パネル140の基準点とその一覧を示す図である。図3(a)において、検査時、液晶表示パネル140を9領域P1〜P9に分割し、分割された各領域に基準点301を設定する。図3(b)は、輝度と基準点の一覧を示す。この一覧に示すように、白輝度、黒輝度に関しては、9点の測定を行い。中間輝度に関しては、バラツキが発生しやすい箇所P1、P5、P7のみを測定してもよい。
図4は、横n画素×縦m画素の液晶表示パネル140のバラツキ領域403付近の基準点を示す図である。図4において、まず、格子線402の交点を基準点として、全ての基準点での輝度を測定し、この基準点の輝度のバラツキが規格内であるか否かを判定する。次に、規格外である局所的なバラツキ領域403が発生している場合には、バラツキ領域403付近の格子線402の交点のみの輝度を測定する。例えば、液晶表示パネル140において、局所的なバラツキ領域403が発生した場合、この付近のみの基準点301,401の輝度を測定する。
図5は、図2に示す補正値計算214の詳細な処理の流れ図である。図5において、まず、Y方向にバラツキ領域付近のみの基準点の輝度を結ぶ3次曲線を生成する(Step:501)。この3次曲線の生成として、2つの基準点間を結ぶ3次曲線を連続してつなげる方式が考えられるが、隣り合う3次曲線が、基準点でも滑らかにつながるように、3次スプライン(Sprine)曲線を採用する。
この3次スプライン曲線は、各基準点の輝度を通るだけでなく、その点の輝度の1次、2次微分まで同一になるように条件を与えることで、滑らかな曲線で補間を実現することができる。
図6は、スプライン曲線を利用した補間方式の説明である。バラツキ領域403付近の基準点のy座標をそれぞれ、y0、y1・・・ypと定義し、それぞれの座標における輝度をB(g,y0)、B(g,y1)・・・B(g,yp)と定義する。ここで、yi<y<yi+1におけるB(g,y)を求める補間式をSi(y)と定義すると、Si(y)は下記式(2)で表現される。
また、yp−yi=1と定義し、上記式(3),(4)から関数Si(y)の係数ai,bi,ci,diを計算すると下記式(5)で示す関係が成り立つ。この式(5)を解くことにより、式(2)に示すSi(y)の係数ai,bi,ci,diが定まる。
次に、この式Si(y)を用いて、図6に示す未測定基準点601,602,603の輝度を補間生成する(Step:502)。この補間方法として、画面端に位置する部分、例えば、未測定基準点601,603などについては、S0(y)、Sn(y)を利用して外挿補間する。一方、測定済み基準点に挟まれている未測定基準点602の値は、内挿補間する。このような未測定基準点の輝度の補間生成について、X座標についても行い、XY座標における輝度B(g,x,y)を求める。
こうして、補間された基準点を利用して、各階調gの基準輝度Bref(g)を計算する(Step:503)。続いて、各基準点の輝度B(g,x,y)を、Buni(g)を基準として抑圧する(Step:504)。なお、上記Step:503,504については、図7,8を用いて詳しく説明する。次に、抑圧された輝度B(g,x,y)から実際にデータとして与える階調データG(g,x,y)を計算する(Step:505)。
こうして計算された階調データG(g,x,y)を用いて、Y方向3次補間曲線の係数を生成する(Step:506)。この係数は、数式(2)(3)(4)(5)において、B(g,x,y)をG(g,x,y)に置き換えて計算することにより求め、液晶表示装置100の不揮発性メモリ133へ書き込み(Step:507)、処理を完了する(Step:508)。なお、上記Step:506について、図9を用いて詳しく説明する。
図7は、上記Step:503,504において、各基準点の輝度を抑圧する方式を示している。図7において、従来の方式は、極力輝度均一度を向上させるために、白輝度、黒輝度の補正を行う場合、白輝度は、白輝度最暗点707の輝度に、白輝度最明点704の輝度を合わせるので、液晶表示パネル140の明るさが低下することになる。一方、黒輝度は、黒輝度最暗点715の輝度を、黒輝度最明点712に合わせるために、液晶表示パネルの黒が明るくなる。したがって、従来の方式は、液晶表示パネルのコントラストが低下することになる。
そこで、コントラストの低下を抑えつつ、輝度のバラツキを規格で定められた許容範囲708に近い値で収まる最低限の補正のみを行う方式が適している。この方式について説明する。
図7において、まず、白輝度補正の場合について説明する。白輝度均一度をBuni(W)と定義すると、白輝度基準値Bref(W)は、白輝度最暗点707の輝度min(B(W))用いて、下記式(7)で表現される。
この白輝度基準値Bref(W)以上の輝度を持つ基準点704,705の輝度を、全てBref(W)に置き換え、白輝度基準値Bref(W)以下の輝度の基準点706,707の輝度については、その輝度をそのまま利用する。ここで、Bref(W)−min(B(W))が白輝度のバラツキ許容範囲703である。
このBref(B)より輝度が低い基準点715,716の輝度のみBref(B)に置き換え、黒輝度基準値Bref(B)以上の輝度の基準点713の輝度については、その輝度をそのまま利用する。ここで、max(B(B))−Bref(B)が黒輝度のバラツキ許容範囲717である。
中間輝度の抑圧は、白黒輝度抑圧と異なる方式を実行する。図8に示すように、液晶表示パネル140は、通常ゲートドライバ138から遠い位置にある画素ほど、ゲートドライバ138の印加電圧の歪801が減少するため、適切な印加電圧−透過率特性を得られやすいという性質を持つ。これは言い換えれば、液晶表示パネル140において、右端ほど適切な輝度が得られるという考えになるため、中間輝度基準領域800で示す3点の輝度を平均し、中間輝度基準値Bref(M)を生成する。
ここで、図7において、中間輝度のバラツキ許容範囲710の上限輝度をBrefmax(M)、下限をBrefmin(M)、中間輝度均一度をBuni(M)と定義すると、Brefmax(M)、Brefmin(M)は、それぞれ以下の式(9)(10)が成り立つ。
次に、図5に示す階調データG(g,x,y)からY方向3次補間曲線の係数を生成する処理(Step:506)について、図9を用いて説明する。図9において、輝度のバラツキを補正するときは、バラツキ領域403付近の階調データG(g,x,y)を頂点とし、画素数が、横ax、縦ayの補間領域A(i,j)に分割する。そして、この補間領域内の点を、縦方向の補間曲線cgYi(g,j,y)と横方向の補間曲線cgXj(g,i,x)から生成する。このとき、縦方向の補間曲線cgYi(g,j,y)は、下記式(12)で表現される。
ここで、gはg=0,128,・・・255などの階調、jはj=0,1,2,・・・nでx方向の補間領域の数である。この式(12)の係数(パラメータ)は、前述の式(2),(3),(4),(5)を用いたスプライン関数補間方式により計算する。また、この計算は、図5に示すStep506で実行し、液晶表示パネル140へは演算の結果、階調データG(g,x,y)を生成するための係数a(g,j),b(g,j),c(g,j),d(g,j)のみを不揮発性メモリ133へ書き込む。
液晶表示パネル140が起動すると、図10に示すように、画像処理回路136の内部で、式(12)を実行し、補間領域A(i,j)のY方向の境界に存在する画素の輝度をY方向に補間するY方向3次補間曲線1000を生成する。次に、y座標をy=0からy=nまで変化させながらY方向3次補間曲線1000を用いて、ある時点でのy座標を含む補間領域A(i,j)の境界における階調データG(g,x,y)を求める。ここで、x=0,ax,2ax,・・・nである。
続いて、X方向の輝度補正を行うために、階調データG(g,x,y)をX方向に通るX方向3次補間曲線1100を生成する。このX方向3次補間曲線cgXj(g,i,x)としてラグランジュ(Lagrange)補間曲線を利用する。この曲線の方程式は、下記式(13)で表現される。
ここで、0≦t≦3である。また、t=0のときx=−ax、t=1のときx=0、t=2のときx=ax、t=3のときx=2axと定義し、上記式(13)が、G(g,−ax,y)、G(g,0,y)、G(g,ax,y)、G(g,2ax,y)の4点を通過するものとする。すると、この曲線の係数aj、bj、cj、djは、下記式(14)で求めることができる。
図11に示すように、式(14)の1≦t<2の範囲における値が、補間領域A(i,j)内の特定のy座標における0≦x<axでの階調データG(g,x,y)を3次関数で補間することになる。こうして、白輝度、黒輝度、中間輝度の全ての階調における階調データを計算する。
続いて、この階調データG(g,x,y)を出力階調として、折れ線近似γ補正を行う方式について、図12を用いて説明する。図12において、横軸が入力階調、縦軸が出力階調のグラフにおいて、例えば、入力黒階調0が与えられると、変換結果として階調値3が出力されることを示す。また、出力階調を計算していない階調は隣接する出力階調を線形補間して生成する。
以上が液晶表示装置での輝度のバラツキ補正処理の詳細である。なお、γ補正を計算するタイミングとして、X方向3次補間曲線1100で1つの画素に対応する出力階調を求めるたびに、γ補正を逐次行う方法も考えられる。
図13は、図1に示す液晶表示パネル部130における画像処理回路136の詳細な構成図である。図13において、制御回路1300は、画像処理回路136内の各モジュールを制御する。主な働きとしては、液晶表示パネル部130を起動する時の各回路の初期化、制御I/F132を介して入力された制御信号に応じた各種処理(表示モードの切り替え、補正機能のON/OFFなど)、画像表示時の輝度のバラツキ補正処理を初めとした表示制御がある。
Yカウンタ1301は、現在処理を行っているY座標を示す。すなわち、どの水平走査線(ライン)を処理しているかを示し、1ラインの処理が終わる毎に、カウントアップされ、カウンタ値がmになると次の回で0にクリアされる。
補間階調g生成回路1320は、階調gにおける補正値を前述の方式により求める回路であり、補正を行う階調分用意される。すなわち、白輝度、黒輝度、中間輝度の3階調の補正を行う場合は、この回路1320が3回路用意され並列動作する。この回路は、必要に応じて不揮発性メモリ133から情報の読み込み処理を実行する。
幅ayレジスタ1302は、図9における領域A(i,j)の縦の画素数ayを保持する。このレジスタ1302には、画像処理回路136の起動時に、不揮発性メモリ133から値ayが読み込まれる。
Y方向補間領域判定部1303は、y座標から対応する補間領域A(i,j)を判定し、不揮発性メモリ133から、この領域のY方向3次補間曲線生成用係数a(g,j),b(g,j),c(g,j),d(g,j)を読み込み、Y方向曲線係数レジスタ1304へこれらの係数を設定する。
Y方向補間演算部1306は、Y方向曲線係数レジスタ1304から3次補間曲線の係数を読み込み、また、現在のY座標をYカウンタ1301から読み込んで、現在のY座標における補間階調を生成する。
X方向曲線係数演算部1307は、Y方向補間演算部1306が計算した値を読み込んで、X方向の3次補間曲線の係数を演算し、X方向曲線係数レジスタ1308へ演算結果を設定する。
幅axレジスタ1305は、幅ayレジスタ1302と同様、図9における領域A(i,j)の横画素数axを保持する。Xカウンタ1311は、現在処理を行っているX座標を示し、0〜nの値をとる。Yカウンタ1301がカウントアップされ、ラインが切り替わる毎にクリアされる。
X方向補間領域判定部1310は、幅axレジスタ1305とXカウンタ1311から現在の補間領域A(i,j)を判定し、X方向補間演算部1309に、X方向曲線係数レジスタ1308から読み込む係数を指示する。
X方向補間演算部1309は、前述のX方向3次補間曲線式(13)を用いて、X方向(水平走査線方向)に順次各画素における補間階調を計算する。この計算結果はγ補正回路1312に入力される。
一方、表示画像データは、画像伝送I/F131を介して、データバッファ1313に転送され保持される。Xカウンタ1311の値に対応する画素データが、このバッファ1313から読み出され、γ補正回路1312に入力される。γ補正回路1312は、入力された画素データを入力階調として出力階調を計算し、その結果を補正データラインバッファ1314へ出力する。このバッファ1314に1ライン分の画素データが蓄積されると、この画素データは表示部137へ送信され、表示される。
次に、図1に示すゲートドライバ138を直接制御する補正方式を説明する。図14に、この方式で補正可能な面内輝度バラツキの一例を示す。液晶表示パネル140での同一階調における輝度1400が、上端から下端にかけて連続的に減少する場合を考える。この様な場合、例えば、図15に示すように、ゲートドライバ138に、上端から下端にかけて同一階調でも印加電圧が増加するように、バイアス値を変化させる方法が考えられる。これにより、前述の画像データのデジタル補正を行う際に、階調が減少するという問題(階調落ち)を防ぎつつ、輝度の変化を均一に保つ処理を行うことができる。
図16は、この処理を実現する回路構成の一例である。液晶表示パネル140はTFT液晶表示パネルであり、トランジスタスイッチ1600によって、液晶1601に印加する電圧を制御する。具体的には、ゲートドライバ138で、トランジスタスイッチ1600のゲートを開き、ドレインドライバ139で、液晶1601の印加電圧を制御する。例えば、輝度が暗くなるラインのゲートドライバ138のゲート印加電圧のバイアス値を変化させることで、他のラインと比較して、単位時間当たりの電荷の移動量を上げることにより、明るさを向上するなどの方法が考えられる。
次に、この方法を実現するゲートドライバ138の構成を説明する。開始バイアス値レジスタ1602は、図15に示すy=0におけるバイアス値を保持する。終了バイアス値レジスタ1603は、図15に示すy=mにおけるバイアス値を保持する。Yカウンタ1607は、処理を行うY座標を指定するために利用され、1ラインの処理が終わる毎にカウントアップされる。
バイアス値演算回路1604は、開始バイアス値レジスタ1602、終了バイアス値レジスタ1603、Yカウンタ1607からY座標におけるバイアス値を計算する。この計算方法として、例えば、線形補間、曲線補間などが考えられる。
D/A変換回路1605は、バイアス値演算回路1604の演算結果をD/A変換し、実際の電圧あるいは電流に変換する。複数のゲート駆動回路1608は、Yカウンタ1607の値が、自身の回路に対応するY座標と等しい場合に、D/A変換回路1605の出力結果を取り込み、この出力結果であるバイアス電圧あるいは電流値をゲート印加電圧にかけて、トランジスタスイッチ1600のゲートを制御する。
次に、ドレインドライバ139を直接制御する補正方式を説明する。図17に、この方式で補正可能な面内輝度バラツキの一例を示す。液晶表示パネル140での同一階調における輝度1700が、左端から右端にかけて連続的に減少する場合を考える。この様な場合、例えば、図18に示すように、ドレインドライバ139に、左端から右端にかけて同一階調でも印加電圧が増加するように、連続的にバイアス値を変化させる方法が考えられる。
図19に、この方法を実現するドレインドライバ139の構成の一例を示す。開始バイアス値レジスタ1900は、図18に示すx=0におけるバイアス値を保持する。終了バイアス値レジスタ1901は、図18に示すx=nにおけるバイアス値を保持する。Xカウンタ1903は、処理を行うX座標を指定するために利用され、1ライン毎に0からnまでカウントアップされる。
バイアス値演算回路1902は、開始バイアス値レジスタ1900、終了バイアス値レジスタ1901、Xカウンタ1903からX座標におけるバイアス値を計算する。この計算方法として、例えば、線形補間、曲線補間などが考えられる。D/A変換回路1904は、バイアス値演算回路1902の演算結果をD/A変換し、実際の電圧あるいは電流に変換する。
複数のドレイン駆動回路1905は、Xカウンタ1903の値が、自身の回路に対応するX座標と等しい場合に、D/A変換回路1904の出力結果を取り込んで、バイアス値を保持すると共に、データ線1906から画像データを取り込み、書き込み電圧を生成する。こうして、1ライン分の画像データが揃うと、ゲートドライバ138がゲートを開き、対象となるラインの液晶1601に電圧が印加される。
以上、本システムの一実施形態について説明したが、表示部137に関しては、有機ELパネルなど他の表示デバイスでもかまわない。また、面内輝度バラツキ補正時に、3次曲線としてスプライン関数、ラグランジュ関数以外を用いてもかまわない。
100…液晶表示装置、101…撮像センサ、102…測定装置,103…センサ回路、104…補正値生成部、105…測定用画像生成部、106…制御部、107…表示部、108…記録装置、109…制御I/F、110…画像伝送I/F、120…外部電源、130…液晶表示パネル部、131…画像伝送I/F、132…制御I/F、133…不揮発性メモリ、134…電源回路、135…電源回路、136…画像処理回路、137…表示部、138…ゲートドライバ、139…ドレインドライバ、140…液晶表示パネル、141…バックライト部
Claims (11)
- 表示パネルの表示領域を複数領域に区切り、その領域の境界線の交点を基準点と定め、表示パネルに同一階調の輝度を表示したとき、測定装置では、輝度の変化が激しい領域付近の基準点のみの輝度を測定し、その輝度から、未測定の基準点の輝度を、3次関数を用いて補間生成し、その輝度を抑圧して階調データを生成し、この階調データ間を補間する3次関数のパラメータを計算し、表示装置では、このパラメータに基づいて、予め組み込まれた3次関数を利用して輝度の変化が激しい領域を補正して、表示パネルに均一な輝度特性を持たせることを特徴とする画像補正方法
- 前記未測定の基準点の輝度を補間する3次関数を求める条件として、領域の境界線間を補間する3次曲線が接する場所での境界条件が、隣接する3次曲線で表される輝度が同一で、その1次微分、2次微分まで同一なスプライン関数を用いることを特徴とする請求項1に記載の画像補正方法
- 前記パラメータが、Y方向に階調データを補間するスプライン関数のパラメータを用いて、領域の境界線のY方向に階調補正を行い、このY方向の補正結果を利用して、X方向の補間曲線を生成し、X方向に階調データを補間することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像補正方法
- 前記X方向の補間曲線の生成は、X軸上の4点に対応する輝度を通過するラグランジュ関数を用いることを特徴とする請求項3に記載の画像補正方法
- 前記表示パネルに中間輝度を表示したとき、その中間輝度の基準値として、ゲートドライバから最も遠い点の中間輝度を測定し、その中間輝度を基準値とすることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の画像補正方法
- 前記表示パネル内の各画素を駆動するゲートドライバにバイアス値演算回路を設けて、画面の上端でのバイアス値と画面の下端でのバイアス値とを設定し、その間を線形補間して、表示パネルに発生する縦方向の輝度変化を補正することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像補正方法
- 前記表示パネル内の各画素を駆動するドレインドライバにバイアス値演算回路を設けて、画面の左端でのバイアス値と画面の右端でのバイアス値を設定し、その間を線形補間して、表示パネルに発生する横方向の輝度変化を補正することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像補正方法
- 測定装置からの測定用画像を表示する表示装置と、表示装置に表示された表示画像を撮像する撮像センサと、撮像センサからの表示画像を測定する測定装置とを備えた画像補正装置において、
前記測定装置は、表示画像の予め定められた基準点の輝度を測定し、測定した輝度のバラツキが所定範囲内であるか否かを判定し、所定範囲内である場合には、表示装置を良品として処理し、所定範囲外である場合には、輝度のバラツキ領域を判別し、バラツキ領域付近の予め定められた基準点のみの輝度を測定し、この基準点のみの輝度に基づいて、バラツキ領域の輝度を補正する補正値を計算する制御部と、この補正値を表示装置に設定するインターフェイスとを備え、
前記表示装置は、測定装置からの補正値を入力するインターフェイスと、この補正値を記憶するメモリと、記憶された補正値に基づいて、表示画像を補正する画像処理回路と、補正された表示画像を表示する表示パネルとを備え、
前記制御部は、補正された表示画像の予め定められた基準点の輝度を測定し、測定した輝度のバラツキが所定範囲内であるか否かを判定し、所定範囲内である場合には、表示装置を良品として処理し、所定範囲外である場合には、不良品として処理することを特徴とする画像補正装置 - 前記測定装置の制御部での補正値計算は、バラツキ領域付近で測定した基準点の輝度をY方向に結ぶ3次曲線を生成し、この3次曲線から未測定の基準点の輝度を補間生成し、これらの輝度を基準輝度で抑圧し、抑圧した輝度から階調データを作成し、この階調データからY方向3次補間曲線の係数を生成し、この係数を補正値とすることを特徴とする請求項8に記載の画像補正装置
- 表示装置に表示された表示画像を撮像する撮像センサと、表示画像の予め定められた基準点の輝度を測定し、測定した輝度のバラツキが所定範囲内であるか否かを判定し、所定範囲内である場合には、表示装置を良品として処理する制御部を備えた測定装置において、
前記制御部は、測定した輝度のバラツキが所定範囲外である場合には、輝度のバラツキ領域を判別し、バラツキ領域付近の予め定められた基準点のみの輝度を測定し、この基準点のみの輝度に基づいて、バラツキ領域の輝度を補正する補正値を計算し、この補正値に基づいて表示装置で補正された表示画像の予め定められた基準点の輝度を測定し、測定した輝度のバラツキが所定範囲内であるか否かを判定し、所定範囲内である場合には、表示装置を良品として処理し、所定範囲外である場合には、不良品として処理することを特徴とする測定装置 - 画像データを表示する表示パネルと、画像データを補正する補正値を記憶するメモリと、記憶された補正値に基づいて、画像データを補正する画像処理回路を備えた表示装置において、
前記画像処理回路は、メモリからの補正値に基づいて、Y方向3次補間曲線を演算するY方向補間演算部と、Y方向3次補間曲線からX方向3次補間曲線を演算するX方向補間演算部を備え、画像データをX方向とY方向に補正することを特徴とする表示装置
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