JP2007278923A - 回転角度およびトルク検出装置 - Google Patents

回転角度およびトルク検出装置 Download PDF

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清孝 笹之内
Kiyotaka Uehira
清孝 植平
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Abstract

【課題】回転角度検出部とトルク検出部とを相互に関係させ、検出精度を向上した回転角度およびトルク検出装置を提供することを目的としている。
【解決手段】トルク検出部はトーションバー2を挟むように軸部8に連結した第1、第2の回転体10、12を有し、第1、第2の回転体10、12の回転角度の差に基づいてトルクを検出し、回転角度検出部は軸部8に連結し第1の回転体10と同期した同期回転体を有し、同期回転体の回転角度に対応した第1、第2の回転体10、12の回転角度に基づいて、第1の回転体10と第2の回転体12の回転角度を補正するトルク補正手段を設けた構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のパワーステアリング等に用いる回転角度およびトルク検出装置に関する。
図4において、従来の回転角度およびトルク検出装置は、回転角度を検出したい回転軸(図示せず)に、係合バネ60を介して2つの歯車部59を取り付けている。この歯車部59は、外周面に異なる磁極を交互に配置したコード板61を保持する歯車部62と噛み合っている。検出する回転軸の回転にしたがって、コード板61に設けられた磁極が回転移動するので、この磁極の変位をコード板61の外周面に対向して設けた磁気検知素子63でカウントすることにより、回転軸の回転角度を検出することができる。
また、トーションバーを介して連結された2本の軸にこの機構を取り付けることにより、2本の軸間にトルクが作用し、軸間のねじれが発生した時、回転軸の回転角度を比較することによってトルクを検出することができる。
上記の回転角度およびトルク検出装置では、コード板61に磁極を着磁する磁石形成工程と、歯車部62を歯車部59に噛み合うように取り付ける取付工程とを備えている。一般に、コード板61の磁極は、着磁前のコード板61が取り付けられた歯車部62を着磁機にセットして、コード板61の周面方向に異なる磁極が所定間隔に交互に配置されるように着磁して形成する。そして、2つの歯車部62を対向するように回転軸に取り付けている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平11−194007号公報
一般に、トルクを検出する構成は電動式パワーステアリング装置で用いられるが、この電動式パワーステアリング装置には、ラックアシスト式、ピニオンアシスト式、コラムアシスト式が知られており、各々の特性や仕様に合わせて選択される。ラックアシスト式、ピニオンアシスト式は車軸側のステアリングギアボックスに配置され、コラムアシスト式はステアリングコラムに配置される。また、回転角度を検出する構成はハンドル側のステアリングコラムに配置することが多い。
上記従来の構成では、回転角度を検出する回転角度検出部とトルクを検出するトルク検出部とが一体化されているので、ステアリングコラムに配置することになるが、例えば、回転角度検出部をステアリングコラムに配置し、トルク検出部をステアリングギアボックスに配置する場合は、各々別体で相互に関与しない回転角度検出装置およびトルク検出装置として配置していた。そのため、検出精度を向上するためには回転角度検出装置およびトルク検出装置の各々の精度を向上する必要があるという問題点を有していた。
本発明は上記問題点を解決するもので、回転角度検出部とトルク検出部とを相互に関係させ、検出精度を向上した回転角度およびトルク検出装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明は、特に、前記トルク検出部は前記トーションバーを挟むように前記軸部に連結した第1、第2の回転体を有し、前記第1、第2の回転体の回転角度の差に基づいて前記トルクを検出し、前記回転角度検出部は前記軸部に連結し前記第1の回転体と同期した同期回転体を有し、前記同期回転体の回転角度に基づいて前記軸部の回転角度を検出し、前記回転角度検出部および前記トルク検出部はモジュールとして構成するとともに各々の前記モジュールを分離して前記軸部に取り付け、前記同期回転体の回転角度に対応した前記第1の回転体と前記第2の回転体の対応回転角度に基づいて、前記第1の回転体と前記第2の回転体の回転角度を補正するトルク補正手段を設けた構成である。
上記構成により、トルク検出部における第1の回転体の回転角度と第2の回転体の回転角度が磁極の大きさのばらつきなどにより、本来の回転角度と異なった場合でも、第1、第2の回転体の回転角度を補正するのでトルクの検出精度を向上できるものである。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態における回転角度およびトルク検出装置のトルク検出部の断面図、図2は同検出装置の回転角度検出部の上面図、図3は図2のA−A断面図である。
図1から図3において、本発明の一実施の形態における回転角度およびトルク検出装置は、トーションバー2の両端に入力軸4と出力軸6が連結された同一剛体である軸部8と、この軸部8の回転角度を検出する回転角度検出部と、軸部8のトルクを検出するトルク検出部とを備えている。
トルク検出部として、図1に示すように、トーションバー2を挟むように軸部8に連結した第1の回転体10および第2の回転体12と、第1、第2の回転体10、12の周面方向に極性の異なる磁極を交互に配置するとともに第1、第2の回転体10、12に保持させた第1のリング磁石部14および第2のリング磁石部16と、第1、第2のリング磁石部14、16の磁極に対向させて第1の磁気検知素子18および第2の磁気検知素子20とを配置している。この第1の磁気検知素子18および第2の磁気検知素子20により磁界の変化を検知する。このとき、第1のリング磁石部14および第2のリング磁石部16の磁極の数をXとすると、1極あたりの角度Yは360/Xである。また、トルクが発生したことによる第1の回転体10と第2の回転体12の回転角度の差の最大値をZ(Z<(Y/2))とする。
回転角度検出部として、図2、図3に示すように、軸部8に連結し第1の回転体10と同期した同期回転体11と、この同期回転体11と同期する第3の回転体22および第4の回転体24と、第3、第4の回転体22、24の周面方向に極性の異なる磁極を交互に配置するとともに第3、第4の回転体22、24に保持させた第3の磁石部26および第4の磁石部27と、第3、第4の磁石部26、27の磁極に対向させた第3の磁気検知素子28および第4の磁気検知素子(図示せず)とを配置している。この第3の磁気検知素子28および第4の磁気検知素子により磁界の変化を検知する。
同期回転体11、第3、第4の回転体22、24は互いに歯車構造にするとともに、同期回転体11に第3の回転体22の歯を組み合わせ、第3の回転体22に第4の回転体24の歯を組み合わせて互いに同期回転させている。第3、第4の回転体22、24の歯車数は異なる歯数にして、同期回転体11に対する第3の回転体22の回転数比と同期回転体11に対する第4の回転体24の回転数比とは異ならせている。このとき、同期回転体11の歯車の歯数をα、第3の回転体22の歯車の歯数をβ、第4の回転体24の歯車の歯数をγとすると、第3の回転体22は同期回転体11に対して、α/β倍の速さで回転し、第4の回転体24は同期回転体11に対して、α/γ倍の速さで回転する。
この際、歯車の歯数α、β、γを適切に選択することにより、第3の回転体22と第4の回転体24の回転角度の差から同期回転体11の多回転角を得ることができる。
入力軸4が回転すると、第2の回転体12も同期回転する。出力軸6が回転すると、第1の回転体10と同期回転体11が互いに同期回転しつつ第3、第4の回転体22、24も同期回転する。同期回転体11の回転角度により第1の回転体10がX個の磁極のうちのどの磁極に対向しているかを推測し、Y度のうちのどの角度であるかを検出することができる。第2の回転体12はトルクが発生している場合は第1の回転体10に対して最大でZ度ずれる場合があるが、X個の磁極のうち第1の回転体10と同じ位置にある磁極に対向しているか、もしくはZ<(Y/2)のためそれに隣り合った磁極に対向していることが推測され、さらに、Z度ずれる間において、第2の回転体12がY度のうちで同じ角度を示すことはないため、その対向した磁極のY度のうちのどの角度であるかを検出することができる。
また、回転角度検出部およびトルク検出部は各々回転角度検出モジュールおよびトルク検出モジュールとして構成するとともに各々のモジュールを分離して軸部8に取り付け、例えば、回転角度検出モジュールはステアリングコラム部に配置し、トルク検出モジュールはステアリングギアボックス部に配置する。
具体的なトルク補正手段としては、同期回転体11に対応した第1の回転体10の回転角度データと第2の回転体12の回転角度データをそれぞれ予めメモリに記憶しておき、同期回転体11の角度と第1の回転体10の角度から第1の回転体10がどの磁極に対向しているかと、第1の回転体が何度を検出しているかを確認し、予めメモリに記憶されている回転角度データに基づいて角度を補正する。第2の回転体12も同様である。
例えば、第1の磁気検知素子18によって検出された第1の回転体10の回転角度をa度とし、第2の磁気検知素子20によって検出された第2の回転体12の回転角度をb度とし、第3の磁気検知素子28および第4の磁気検知素子によって検出された同期回転体11の回転角度をc度とする。
このとき、同期回転体11と第1の回転体10は同期回転しているので、同期回転体11の回転角度cから第1の回転体10はX個の磁極のうちのd番目の磁極であることを検出できる。さらに、このときの同期回転体11の角度がcで、第1の回転体10の角度aであった場合の補正角度データがeであった場合、第1の回転体10の回転角度は(a−e)度になる。次に、第2の回転体12は同期回転体11に対して第1の回転体10とトルクによる角度ずれが発生している場合がある。このときでも角度ずれ量は磁極の角度幅(Y/2)より小さいため、X個の磁極のうちのd番目または(d−1)番目または(d+1)番目であり、同期回転体11の角度cに対する第2の回転体12の角度bは一意に決定する。このとき、同期回転体11の回転角度がcで、第2の回転体12の角度bであった場合の補正角度データがfであった場合、第2の回転体12の回転角度は(b−f)度になる。これにより(a−e)−(b−f)のトルクを検出できる。
上記構成により、回転角度検出部とトルク検出部とは相互に関係し合って検出精度を向上できるものである。特に、回転角度検出部のモジュールはステアリングコラム部に配置し、トルク検出部のモジュールはステアリングギアボックス部に配置した際も、回転角度検出部とトルク検出部とは相互に関係し合って検出精度を向上できるものである。
本発明にかかる回転角度およびトルク検出装置は、回転角度検出部とトルク検出部とを相互に関係させ、検出精度を向上でき、各種の車両のパワーステアリング等で用いることができる。
本発明の一実施の形態における回転角度およびトルク検出装置のトルク検出部の断面図 同検出装置の回転角度検出部の上面図 図2のA−A断面図 従来の回転角およびトルク検出装置の断面図
符号の説明
2 トーションバー
4 入力軸
6 出力軸
8 軸部
10 第1の回転体
11 同期回転体
12 第2の回転体
14 第1のリング磁石部
16 第2のリング磁石部
18 第1の磁気検知素子
20 第2の磁気検知素子
22 第3の回転体
24 第4の回転体
26 第3の磁石部
27 第4の磁石部
28 第3の磁気検知素子

Claims (3)

  1. トーションバーを有する軸部と、前記軸部の回転角度を検出する回転角度検出部と、前記軸部のトルクを検出する検出部とを備え、前記トルク検出部は前記トーションバーを挟むように前記軸部に連結した第1、第2の回転体を有し、前記第1、第2の回転体の回転角度の差に基づいて前記トルクを検出し、前記回転角度検出部は前記軸部に連結し前記第1の回転体と同期した同期回転体を有し、前記同期回転体の回転角度に基づいて前記軸部の回転角度を検出し、前記回転角度検出部および前記トルク検出部はモジュールとして構成するとともに各々の前記モジュールを分離して前記軸部に取り付け、前記同期回転体の回転角度に対応した前記第1の回転体と前記第2の回転体の対応回転角度に基づいて、前記第1の回転体と前記第2の回転体の回転角度を補正するトルク補正手段を設けた回転角度およびトルク検出装置。
  2. 前記同期回転体の回転角度に対応した前記第1の回転体と第2の回転体の回転角度データを予めメモリに記憶しておき、前記回転角度データに基づいて、前記第1の回転体と前記第2の回転体の回転角度を補正する請求項1記載の回転角度およびトルク検出装置。
  3. 前記回転角度検出部のモジュールはステアリングコラム部に配置し、前記トルク検出部のモジュールはステアリングギアボックス部に配置した請求項1記載の回転角度およびトルク検出装置。
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