JP2007278549A - 空調用吹出口 - Google Patents

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拓也 重松
Takayuki Koba
隆之 木場
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Abstract

【課題】メンテナンス及び内蔵の風量調整部材の調整を容易に行え、シンプルな構造の空調用吹出口を提供する。
【解決手段】空調用吹出口10は、矩形筒形状の基端部11と、基端部11と連通し多角錐台状に拡がった拡径部12を有する枠部材13と、枠部材の上流側に連通する箱状のボックス部14と、空調空気を搬送するダクトと接続されるネック部とからなる本体部16と、枠部材13の下端部に吹出し開口17を有する。枠部材13の下端部には空調空気の気流方向を制御する気流制御部材18を備えている。基端部18aに水平状態に設けられた支軸21a、21bと、その両端部のキャップ22を介して本体部16の対向する垂直面の4箇所に取り付けられた保持部材23、23′によりそれぞれ保持され、気流制御部材18が吹出し開口17を開閉可能に回動する。
【選択図】図5

Description

本発明は、ビル等の建物の天井面に設置され空調された空気を室内に供給する空調用吹出口の構造に関するものである。
従来、オフィスビルなどの室内の空調を行うため、建物内に設けられた空調機によって空調された空気は、前記空調機に接続された空調ダクトを介して各フロアへ分配され、各室内の天井面には空調された空気を各室内に供給するための空調用吹出口が設置されている。一般的にTバーなどの一定断面形状を有する型材からなる天井材を平行に天井面に設置し、そのTバー上に天井ボードおよび照明等の設備機器を設置するシステム天井工法が主流であり、このような工法には枠体の中央部に多層コーンおよびパンなどの気流制御部材を配置したアネモ型吹出口や、線状のライン型吹出口などが用いられる。
アネモ型吹出口は枠体の中に気流制御部材を保持する構造であり、気流制御部材に複数のシャフトを設け、シャフトの先端部分と係合する支持部材を枠体内に設け、気流制御部材を取り外し可能に保持することで、上流側に設けたシャッターなどの風量調整部材の操作時は、気流制御部材を取り外すと開口部分が現われ、そこから手を入れて操作したり、吹出口内部や気流制御部材自身のメンテナンスができるようにしている。
実全平03−27542号公報
特許文献1に記載の角型ディフューザーは、中コーン部(2)とセンターコーン部(3)とを2本の組み棒部(8)、(8)′、(8)′を十字状により組合せることで構成し、その2本の組み棒部(8)、(8)′、(8)′の端部が外コーン部(1)のそれぞれの基部枠体側壁(4)の中央内側に設けられた係着部(9)に係着されるものである。
しかし、特許文献1に記載の角型ディフューザーは、中コーン部(2)とセンターコーン部(3)に固定された2本の組み棒部(8)、(8)′、(8)′の端部が係着部(9)に係着されるものであるため、たとえばシャッターなどの風量調整部材の操作を行う場合、組み棒部(8)、(8)′、(8)′と係着部(9)の係着をすべて解除して中コーン部(2)とセンターコーン部(3)を完全に取り外さない限り、手を本体内に差し込むことができず、シャッターの調整ができない。また、外コーン部(1)の取外しの際は中コーン部(2)とセンターコーン部(3)の風向羽根(5)を指で持ち上向きに押し上げなければならず、取り付けの際も組み棒部(8)、(8)′、(8)′を係着部(9)の上方にまで持ち上げ、そこから下側に下げて固定しなければならない。そのため、中コーン部(2)とセンターコーン部(3)との間隔が狭い場合は、互いの風向羽根(5)が干渉して傷が付いたりするおそれがあるとともに、間隔の狭い風向羽根(5)を指で持っての作業は困難である。さらに、中コーン部(2)とセンターコーン部(3)を取り外すと作業者が取り外した部品を置いたり持ったりする必要があり、吹出口が天井面に設置された状態での作業では落下により部品が破損する可能性も否定できない。
本発明では、空調用吹出口のメンテナンス及び内蔵の風量調整部材の操作時に必要な作業スペースを確保し、作業の効率化を図ることを解決課題とする。
本発明の空調用吹出口は、多角筒形状の基端部と、前記基端部と連通し少なくとも多角錐台状に拡がった拡径部を有する枠部材と、枠部材の上流側に連通する箱状のボックス部と、ボックス部に連通し空調機から供給される空調空気を搬送するダクトと接続されるネック部とからなる本体部と、枠部材下端部に空調空気を室内に吹出すための吹出し開口を有する空調用吹出口であって、枠部材下端部には枠部材の軸心と同軸上に配置され空調機から供給された空調空気の気流方向を制御する気流制御部材を備え、枠部材内面と気流制御部材とによって気体流路を形成し、前記気流制御部材は少なくとも片側の端部寄りに水平状態に設けられた支軸と、前記気流制御部材のもう一方の端部寄りに設けられ本体部に対して脱着可能に保持する脱着機構とにより支持枠または本体部に支持され、脱着機構による保持を解除することで吹出し開口を開閉可能にしたことを特徴とする。
このような構成とすれば、気流制御部材を保持する脱着機構を解除すると支軸を中心に回動して支持枠内側に吹出し開口が現れることとなり、気流制御部材を本体から取り外さなくても、たとえば本体部内に設けた風量調整装置などの操作や本体部内のメンテナンス作業を行うことができる。このため、取り外した気流制御部材を作業者が置いたり持ったりする必要がなくなり、作業者が誤って気流制御部材を落下させる危険性も解消される。また作業終了後の気流制御部材の取り付けも、支軸を中心に本体側へ回動させ、脱着機構の操作により簡単に保持状態に戻すことができるため、作業性が向上する。また、支軸を気流制御部材のできるだけ端部に設ければ、気流制御部材が回動した際に開口部を占める割合が小さくなり、作業時に広い開口を得ることができる。
また、本発明の空調用吹出口は、前記脱着機構が前記気流制御部材に水平に保持されるシャフトと、前記シャフトの両端部が前記本体部の垂直面に設けられた少なくとも弾性変形可能な弾性部材を有する保持部により保持される構成としたことを特徴とする。
このような構成とすることで、脱着機構としてシャフト端部を保持する弾性部材の弾性力を操作するだけで脱着操作が可能なシンプルな構造をすることができ、簡単な操作で気流制御部材を開閉させることができる。
また、本発明の空調用吹出口は、前記保持部が前記シャフトの端部を包囲しシャフト端部が挿通可能な開口部を有するU字形状であり、前記開口部が下向きであり開口部付近には弾性部材から構成され前記シャフトの脱落を防止するくびれを設けた構成としたことを特徴とする。
このような構成とすれば、保持部が下向きに開口したものであってもシャフト端部の脱落を保持部のくびれにより防止することができる。また、くびれを弾性部材で構成するので、シャフト端部を開口から保持部内または保持部外へ移動させる際はくびれが弾性変形してシャフトの移動の支障とならないので、保持状態およびその解除においてもスムーズに行うことができる。
また、本発明の空調用吹出口は、前記支軸の両端部が、前記本体部の垂直面に設けられた弾性変形可能な弾性支持部材により回動可能に保持される構成としたことを特徴とする。
このような構成とすれば、脱着機構の操作により気流制御部材が支軸を中心として開閉する際に回動可能に支持することができるほか、弾性部材による保持力を解除すれば、気流制御部材を取り外すことができるので、気流制御部材自身の交換やメンテナンスを行うことができる。
また、本発明の空調用吹出口は、前記弾性支持部材が、前記支軸の端部を包囲し支軸の端部が挿通可能な開口部を有するU字状であり、開口部付近に前記支軸の脱落を防止するくびれを設け、前記開口部の位置が枠部材下端部の水平面を基準として0°から180°の範囲に設定されている構成としたことを特徴とする。
このような構成とすれば、保持部がシャフト端部の脱落を保持部のくびれにより防止することができる。また、くびれを弾性部材で構成するので、シャフト端部を開口から弾性支持部材内または弾性支持部材外へ移動させること際はくびれが弾性変形して支軸の移動の支障とならないので、保持状態およびその解除においても支障なくスムーズに行うことができる。さらに、前記開口部の位置が枠部材下端部の水平面を基準として0°から180°の範囲に設定されているので、支軸の下側が弾性支持部材に包囲されることなり、支軸が脱落することがなく、気流制御部材の取り付け、取り外しもスムーズに行うことができる。
本発明により、吹出口のメンテナンス及び内蔵の風量調整部材の操作時に必要な作業スペースを確保し、作業の効率化を図ることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の第一実施形態である空調用吹出口の正面図、図2は図1に示す空調用吹出口の側面図、図3は図1に示す空調用吹出口の底面図、図4は図1に示すA−A線における断面図、図5は図2に示すB−B線における断面図、図6は図1に示す空調用吹出口の気流制御部材の支持部を示す拡大図であって、(a)はシャフトが支持されている状態を示す図、(b)はシャフトが支持部へ挿通されている途中の状態を示す図、(c)はシャフトが支持される前の状態を示す図、図7は図1に示す空調用吹出口に設けられた風量調整部材を手動調整している状態を示す図である。
図1〜図5に示すように、本実施形態の空調用吹出口10は、矩形筒形状の基端部11と、基端部11と連通し多角錐台状に拡がった拡径部12を有する枠部材13と、枠部材の上流側に連通する箱状のボックス部14と、ボックス部14に連通し、空調機(図示しない)から供給される空調空気を搬送するダクト(図示しない)と接続されるネック部15とからなる本体部16と、枠部材13の下端部に空調空気を室内に吹出すための吹出し開口17を有する。枠部材13の下端部には枠部材13と同軸上に配置され空調空気の気流方向を制御する気流制御部材18を備えている。
空調用吹出口10は建物の天井面に配置され、天井ボード200や照明などの設備器具(図示しない)と同様に断面形状がT字の型材201のフランジ部201a上に載置することで天井面に設置される。本体部16の外面の垂直部にはフランジ201a上に載置した際に空調用吹出口10型材201に固定されるように、バネ鋼からなる本体固定金具202を備えている。本体固定金具202は型材201の係合部201bとの係合により確実に固定されている。型材201の間隔は、幅寸法が狭く設定された照明(蛍光灯)が型材201のフランジ部201a上に載置できるように設定されており、空調用吹出口10も同じ型材201に載置できる幅寸法に設定されている。本実施例では、空調用吹出口の枠部材13の幅寸法を115mm、長手方向の寸法を550mmに設定している。
ネック部15には空調空気の風量を調整するための風量調整部材Sが半分に折り曲げ可能に設けられている。折り曲げ時は山部S1が風上側にあり、周縁部S2を手で持って折り曲げ角度を調整することで空調用吹出口10供給される風量を調整することができる。全閉時には周縁部S2がネック部15内面に密着して流路の全域を閉鎖し、空調用吹出口10への供給を遮断することができる。
気流制御部材18は横断面形状が長方形であって垂直面を有する筒状の基端部18aと、基端部18aの下面には空調空気が衝突して気流方向を制御するパン部材18bとからなり、枠部材13と気流制御部材18とによって気体流路20を形成している。基端部18aの両端部側には垂直面に水平で、かつ、お互いが平行状態になるように設けられた支軸21a、シャフト21bと、その支軸21a,シャフト21bの端部に樹脂製のキャップ22がそれぞれ設けられており、支軸21a,シャフト21bの両端部がキャップ22を介して本体部16の対向する垂直面の4箇所に取り付けられた保持部材23、23′によりそれぞれ保持されている。この場合、支軸21aとシャフト21bは同一の部材を使用しているので、以後支軸21a、21bとして説明する。
保持部材23、23′はキャップ22を設けた支軸21a,21bの端部を包囲し端部が挿通可能な開口部23a、23a′を有するU字形状であり、前記開口部23a、23a′付近には端部の脱落を防止するくびれ23b、23b′を設けている。
本体部16の対向する垂直面に設けられた保持部材23、23′は開口部23aの位置がそれぞれ同一に設定されており、図5においては開口部23aが上向きに設定されている。具体的には、枠部材13下端部の水平面を基準として90°の位置に設定されている。このため、支軸21の下側が保持部材23に包囲されているので、支軸21が脱落することがない。また、くびれ23により支軸21のがたつきを抑制しているので、気流制御部材18をスムーズに回動させることができる。
開口部23a′は下向きに設定されており、下向きに設定された保持部材23′と支軸21bとにより脱着機構24を構成され、脱着機構24は支軸21bの端部を支持部材23′から挿脱させることで、支軸21aを中心に気流制御部材18が吹出し開口17を開閉可能に回動させることができる。
気流制御部材18を手などで下方向に引き下ろすと、支軸21bが下方へ移動し始め、保持部材23′が弾性変形して支軸21bが脱落するようになっている。
空調機から供給された空調空気は、ダクト内部を流れてネック部15を経由してボックス部14に侵入し、気体流路20を通過し気流制御部材18により拡散されながら室内へ供給される。
供給される空調空気の風量を調整する場合、ネック部15内に設けられた風量調整部材Sの開度を調整する必要がある。この場合、気流制御部材18のパン部材18bに手をかけて下方へ下ろすと、図6(a)に示すように、支軸21bが保持部材23′内を下へ移動し始める。支軸21bが保持部材23′のくびれ23b′に到達すると、図6(b)に示すように支軸21bの端部がくびれ23b′を押し広げ、保持部材23′が弾性変形する。支軸21bがくびれ23b′の最も狭い部分を通過すると、押し広げられた保持部材23′が復元力により元の形状に戻ろうとする。図6(c)に示すように、保持部材23′の復元力によりくびれ23b′が支軸21bを押し出すように働き、支軸21bが保持部材23′から抜け出す。このことにより、気流制御部材18は他方の支軸21aを中心に時計方向に回動させれば吹出し開口17が現れる。
図7に示すように、吹出し開口17からボックス部14内に手を伸ばすと、ネック部15に取り付けられた風量調整部材Sまで手が届く。風量調整部材Sの周縁S2に手をかけて折り曲げれば開度は大きくなり、多くの風量を空調用吹出口10に供給することができる。また、周縁S2を押して風量調整部材Sを拡げれば流路を塞いでいくので供給する風量を少なくすることができる。風量調整部材Sは任意の開度に設定できるので、室内の空調状況に応じた風量設定を行うことができる。
風量調整部材Sの開度調整後、気流制御部材18の支軸21aを中心に反時計方向に回動させると、図6(c)に示すように、保持部材23′のくびれ23b′を支軸21bが押し、支軸21bが保持部材23′に係合する。図6(b)に示すように支軸21bの端部に設けたキャップ22がくびれ23b′を押し広げ、保持部材23′が弾性変形する。支軸21bがくびれ23b′の最も狭い部分を通過すると、復元力により押し広げられた保持部材23′が元の形状に戻ろうとする。また、図6(a)に示すように、支軸21bがくびれ23b′により押されて保持部材23′内を上へ移動し、支軸21bが保持部材23′にロックされる。
このように、空調用吹出口10に内蔵された風量調整部材Sの調整を行う際も、気流制御部材18は支軸21aが保持部材23に保持されているので、空調用吹出口10から取り外すことなく高所での作業を安全に行うことができる。また、気流制御部材18を完全に取り外す必要がないので、作業時に部材の保管をする必要がなく、また誤って落下させてしまう恐れも解消される。
また、支軸21aは開口部23aの位置が上向きに設定された保持部材23により保持されているので、支軸21bと逆方向の上側に解除操作を行えば、気流制御部材18を空調用吹出口10から取り外すことができる。このため、気流制御部材自身のメンテナンスや部品交換を容易に行うことができる。
次に、図8を参照して本発明の別の実施の形態について説明する。図8は、保持部材の取付状態をあらわす一部省略断面図である。なお、図8において図1〜図7と同じ符号を付している部分は、前述した空調用吹出口10の構成部分と同じ機能、効果を有する部分であり、説明を省略する。
図8において、保持部材23の開口部23aの位置は、枠部材13下端部の水平面を基準として0°(もしくは180°)に設定にされている。この場合、保持部材23は支軸21aの下面を含む部分を包囲しているので、気流制御部材18の保持状態において、支軸21aが脱落することがなく、気流制御部材18を完全に取り外さずに風量調整部材Sの操作を行うことができる。また、くびれ23により支軸21aのがたつきを抑制しているので、気流制御部材18をスムーズに回動させることができる。
気流制御部材を取り外す場合、まず保持部材23′と支軸21bを解除したのち、気流制御部材18を水平方向に移動させることで保持部材23と支軸21aの解除を行い、気流制御部材を取り外すことができる。ここで、保持部材23の開口部23aの位置は枠部材13下端部の水平面を基準として0°(もしくは180°)に設定にされているので、気流制御部材18の取り付け、取り外しにおいて枠部材13よりボックス部14内に入り込むことがなくなり、作業性が向上する。
また、気流制御部材18の取り付けの際も同様に、気流制御部材18を枠部材13よりボックス部14内に入れ込む必要がないので、気流制御部材18と枠部材13が干渉せずに取り付けることができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、これに限定されるものではなく、パン部材を有する気流制御部材のほかにも多層コーン型その他の気流制御部材を有する空調用吹出口にも広く採用することができる。
また、保持部材については、弾性部材からなるものについて説明したが、部分的に弾性部材を使用したもの、例えばくびれ部分のみ弾性部材を使用し、それ以外を薄板状の鉄板としたものを採用することができる。また、支軸21aは保持部材23を用いずに本体部16に直接保持される構造としても良い。こうすれば、保持部材23を用いる必要がないので、部品点数が減り構造がよりシンプルになるという効果が得られる。
本発明は、空調設備を構成する空調用ダクトの末端であって各部屋の天井面に設置され、風量調整部材等を内蔵した空調用吹出口として広く利用することができる。
本発明の第一実施形態である空調用吹出口の正面図である。 図1に示す空調用吹出口の側面図である。 図1に示す空調用吹出口の底面図である。 図1に示すA−A線における断面図である。 図2に示すB−B線における断面図である。 図1に示す空調用吹出口の気流制御部材の支持部を示す拡大図であって、(a)はシャフトが支持されている状態を示す図、(b)はシャフトが支持部へ挿通されている途中の状態を示す図、(c)はシャフトが支持される前の状態を示す図である。 図1に示す空調用吹出口に設けられた風量調整部材を手動調整している状態を示す図である。 保持部材の取付状態をあらわす一部省略断面図である。
符号の説明
10 空調用吹出口
11 基端部
12 拡径部
13 枠部材
14 ボックス部
15 ネック部
16 本体部
17 開口
18 気流制御部材
20 気体流路
21 支軸
22 キャップ
23 保持部材

Claims (5)

  1. 多角筒形状の基端部と、前記基端部と連通し少なくとも多角錐台状に拡がった拡径部を有する枠部材と、枠部材の上流側に連通する箱状のボックス部と、ボックス部に連通し空調機から供給される空調空気を搬送するダクトと接続されるネック部とからなる本体部と、枠部材下端部に空調空気を室内に吹出すための吹出し開口を有する空調用吹出口であって、枠部材下端部には枠部材の軸心と同軸上に配置され空調機から供給された空調空気の気流方向を制御する気流制御部材を備え、枠部材内面と気流制御部材とによって気体流路を形成し、前記気流制御部材は少なくとも片側の端部寄りに水平状態に設けられた支軸と、前記気流制御部材のもう一方の端部寄りに設けられ本体部に対して脱着可能に保持する脱着機構とにより支持枠または本体部に支持され、脱着機構による保持を解除することで吹出し開口を開閉可能にしたことを特徴とする空調用吹出口。
  2. 前記脱着機構は前記気流制御部材に水平に保持されるシャフトと、前記シャフトの両端部が前記本体部の垂直面に設けられた少なくとも弾性変形可能な弾性部材を有する保持部により保持されることを特徴とする請求項1に記載の空調用吹出口。
  3. 前記保持部は前記シャフトの端部を包囲しシャフト端部が挿通可能な開口部を有するU字形状であり、前記開口部が下向きであり開口部付近には弾性部材から構成され前記シャフトの脱落を防止するくびれを設けたことを特徴とする請求項2に記載の空調用吹出口。
  4. 前記支軸の両端部は、前記本体部の垂直面に設けられた弾性変形可能な弾性支持部材により回動可能に保持されることを特徴とする請求項1に記載の空調用吹出口。
  5. 前記弾性支持部材は、前記支軸の端部を包囲し支軸の端部が挿通可能な開口部を有するU字状であり、開口部付近に前記支軸の脱落を防止するくびれを設け、前記開口部の位置が枠部材下端部の水平面を基準として0°から180°の範囲に設定されていることを特徴とする請求項4に記載の空調用吹出口。
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