JP2007278368A - 作業装置におけるケーブル支持案内装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】移動体の移動に伴って発生してケーブル保持部材から移動体に伝達される負荷や振動を可及的に軽減させ、移動体の運動、位置決め精度を向上させる。
【解決手段】ケーブル支持案内装置は、固定側端部(一端部)が固定部材15aに支持され可動側端部(他端部)E1がX軸スライダー(移動体)9に支持されており、ケーブル26を支持してX軸スライダー9の移動方向に沿う面内で途中部を屈曲をしながら案内移動させるケーブル保持部材14を備えると共に、X軸スライダー9に固定され、その移動方向に対して直交する一対の平面を有する係止体17bを設けた第1の連結部材17と、ケーブル保持部材14の可動側端部E1に固定され、第1の連結部材17の係止体17bを挟んでその一対の平面に転動可能に当接された一対の球体21,21を有し、第1の連結部材17に連動して移動する第2の連結部材18とを備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子回路基板等のワークに対して所要の作業を施す精密測定機、欠陥補修装置、溶液塗布装置等の作業装置におけるケーブル支持案内装置に関するものである。
電子基板等のワークに対して作業ヘッドを移動させながら前記ワークに所要の作業を施こすようにした作業装置は、前記作業ヘッドに、該作業ヘッド移動用のモータ、移動位置検出用のセンサ、CCDカメラ付き顕微鏡、該顕微鏡用の照明器等の種々の機器が搭載されており、それらの機器に給電ケーブル、信号ケーブル、光ファイバーケーブル、エアーホース等(ケーブル等)が接続されている。
従来、このケーブル等を前記作業ヘッドの移動に追従させながら支持案内するケーブル支持案内装置として、矩形の開口部を有する多数の矩形枠状のリンクを、前記開口部が一方向に連なるように該一方向に直角に向けたピンにより回動自在に連結して、前記一方向に沿う面内で屈曲自在とした長尺のリンク連接部材からなるケーブル保持部材を備え、該ケーブル保持部材が、その一端部側を固定部に支持され、途中部をU字状に折り返えされて他端部を作業ヘッドに支持され、該作業ヘッドの移動方向に沿って配設されると共に、前記リンク連接部材の内部に挿入されたケーブル等を、その途中部をリンク連接部材に倣って屈曲させて支持案内するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2002−176274号公報 特開2003−110007号公報
しかし、特許文献1に記載された作業装置におけるケーブル支持案内装置においては、前記リンク連接部材の一端部がブラケットを介して固定部に固定され、他端部がブラケットを介して作業ヘッドに連結されているので、ケーブルの屈曲移動による状態変化に伴ってリンク連接部材に作用する不都合な負荷や振動を該リンク連接部材が十分に軽減させることができずに、前記ブラケットによる連結部を通して前記負荷や振動が作業ヘッドに伝達してしまい、該負荷や振動によって作業ヘッドの移動方向における運動、位置決め精度が低下する問題がある。
このような問題を解消するために、特許文献2に記載された作業装置におけるケーブル支持案内装置においては、前記リンク連接部材の他端部を弾性部材を介して作業ヘッドに連結して、リンク連接部材が発生する負荷や振動が作業ヘッドに対してその移動方向とそれに直交する方向の少なくとも一方向へ伝達するのを抑えるようにしているが、前記リンク連接部材の他端部と作業ヘッドとは弾性部材の弾力を介して連結されており、相互に完全に自由になっているわけではないので、弾性部材の反発力が作業ヘッドに作用するおそれがあり、前記作業ヘッドの移動方向における運動、位置決め精度の低下の問題を十分に解決することができない不満がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、移動体の移動に伴って発生してケーブル保持部材から移動体に伝達される負荷や振動を可及的に軽減させ、移動体の運動、位置決め精度を向上させることができる構造が簡単な作業装置におけるケーブル支持案内装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、以下の点を特徴としている。
すなわち、請求項1に係る作業装置におけるケーブル支持案内装置は、一端部が固定部材に支持され他端部が移動体に支持されており、前記固定部材側と移動体側とを連絡するケーブルを支持して、前記移動体の移動方向に沿う面内で途中部を屈曲をしながら移動体の移動方向に案内移動させるケーブル保持部材を設けた作業装置におけるケーブル支持案内装置であって、前記移動体とケーブル保持部材の他端部のうちの一方に固定され、移動体の移動方向に対して直交する一対の平面を両側に有する係止体を設けた第1の連結部材と、前記移動体とケーブル保持部材の他端部のうちの他方に固定され、前記第1の連結部材のの係止体を挟んでその一対の平面に転動可能に当接されている一対の球体を有し、前記第1の連結部材と一緒に前記移動体の移動方向に移動する第2の連結部材とを備えていることを特徴としている。
請求項2に係る作業装置におけるケーブル支持案内装置は、請求項1に記載のケーブル支持案内装置において、前記ケーブル保持部材の他端部は、案内レールによって前記移動体の移動方向に移動自在に支持されていることを特徴としている。
本発明によれば、以下の優れた効果を奏する。
請求項1に係る作業装置におけるケーブル支持案内装置によれば、移動体とケーブル保持部材の他端部とが、移動体の移動方向に一体的に連結され、かつ移動体の移動方向に対して直交する方向に相対的に移動自在に連結されているので、前記ケーブル保持部材が移動体の移動に伴って屈曲することにより負荷や振動を発生しても、それらがケーブル保持部材の他端部から移動体に伝達されるのを可及的に軽減させることができ、これにより、移動体の運動、位置決め精度を向上させることができる。また、前記移動体とケーブル保持部材の他端部との連結部は、前記第1の連結部材の係止体の一対の平面に第2の連結部材の一対の球体を当接させる構成であるので、装置の構造が簡単となり、実施が容易である。
請求項2に係る作業装置におけるケーブル支持案内装置によれば、ケーブル保持部材の他端部に生じる移動体の移動方向に直交する方向の負荷や振動は、前記案内レールによって支持、緩衝されるので、その移動体側への伝達を効果的に軽減させることができ、移動体の運動、位置決め精度を一層向上させることができるができる。
以下、本発明の一実施の形態に係る作業装置におけるケーブル支持案内装置について、添付図面を参照して説明する。
図1において、1は本発明の一実施の形態に係るケーブル支持案内装置2を備えた作業装置を示す。この作業装置1は、架台3によって床上に設置され、両端部にY軸方向yに沿う一対の平行なY軸ガイド4,4を水平にして設けた定盤5と、該定盤5の上部に水平に設けられてワークWを上面に載置する平面視で矩形のテーブル6と、前記定盤5の各Y軸ガイド4,4にY軸エアベアリング(図示せず)を介して支持されてY軸方向yに移動自在に設けられた一対のY軸スライダー7,7と、該Y軸スライダー7,7に支持され、前記テーブル6の上方においてY軸方向yに直角なX軸方向xに沿って設けられたX軸ビーム8と、該X軸ビーム8にX軸エアベアリング(図示せず)を介して支持されてX軸方向xに移動自在のX軸スライダー(移動体)9と、該X軸スライダー9に支持されてX軸方向xとY軸方向yに直角なZ軸方向zに往復移動するサドル10と、該サドル10に取り付けられた作業ヘッド11とを備えている。
前記作業ヘッド11は、CCDカメラと顕微鏡を有し電子回路基板等(以下「ワーク」という)Wに生じた種々の欠陥部の形状、寸法等を測定する精密測定ヘッド、前記欠陥部の補修をするために該欠陥部に精密な加工を施すレーザ加工ヘッド等の加工ヘッド、該加工ヘッドによって加工された箇所に補修溶液等を塗布する溶液塗布装置等のうちの1つまたは複数を備えており、前記X軸スライダー9のリニアモータからなるX軸駆動手段12によるX軸方向xへの移動と、前記サドル10のリニアモータからなるZ軸駆動手段(図示せず)によるZ軸方向zへの移動と、前記テーブル6のリニアモータからなるY軸駆動手段13,13によるY軸方向yへの移動とによって、前記ワークWに対して所定位置に高精度に移動、位置決めされるようになっている。前記X軸駆動手段12、Y軸駆動手段13、Z軸駆動手段は、リニアモータに代えて、サーボモータの回転をボールねじ機構によって直線運動に変換して駆動する形式のものとしてもよい。
次に、前記ケーブル支持案内装置2は、ケーブル保持部材14を備えている。このケーブル保持部材14は、矩形の開口部を有する多数の矩形枠状のリンク14aを、前記開口部が一方向に連なるように該一方向に直角に向けたピン14bにより回動自在に連結して、前記一方向に沿う面内で予め定めた特定側へのみ屈曲自在とした長尺のリンク連接部材からなり、従来よりケーブルベア(登録商標)等として知られているものである。
前記ケーブル保持部材14の可動側端部(他端部)E1は可動台16に固定されている。該可動台16は、前記X軸ビーム8の背面(図4、図6で下面)にX軸ビーム8に平行にして固定された直線状の案内レール15によってX軸方向xに往復移動自在に支持されている。そして、前記ケーブル保持部材14は、X軸方向xに平行に沿ってX軸ビーム8の一端側(図3で右側)から他端側(図3で左側)へ向けて延長された後に、途中部をX軸方向xに沿う鉛直な面内で下位側(図3で下側)へ屈曲されてX軸ビーム8の一端側へ折り返されて、固定側端部(一端部)E2を前記案内レール15の背面に固着された固定部材15aに固定して支持されている。
前記X軸スライダー9の背面には、図4、図7に示すように、取付板17aに板状の係止体17bを直角に向けて一体に形成してなるT字形の第1の連結部材17が、前記取付板17aを介してボルト等によって固定されている。第1の連結部材17の係止体17bにおけるX軸方向xの両側(前後)の相互に平行な一対の平面17c,17cは、X軸方向xに対して直交し、かつY軸方向yとZ軸方向zに沿う平面とされている。
また、前記可動台16は、図6に示すように、前記案内レール15に沿って摺動する被ガイド部16aに垂直板16bを固着し、該垂直板16bの上端に水平板16cを固着してなり、該水平板16cの上面に前記ケーブル保持部材14の可動側端部E1が固定されている。そして、前記可動台16の垂直板16bの下方(図6で右方)に、前記第1の連結部材17の係止体17bに係合して、前記ケーブル保持部材14の可動側端部E1を第1の連結部材17(X軸スライダー9)のX軸方向xへの移動に連動させる第2の連結部材18が固定されている。
前記第2の連結部材18は、図7に示すように、半球状の凹面19aを有する球体保持器19と、前記凹面19a内に該凹面19aの全体に沿って配置された多数の小球体20を介して設けた1つの大球体21と、該大球体21の略半分を前記球体保持器19の凹面19a内に止める環状のリテーナ22と、前記大球体21の頂部を球体保持器19の外側へ突出させた状態として、前記リテーナ22を環状のフランジ部23aによって前記球体保持器19に係止させるキャップ23とからなる従来周知のフリーボールベアリング24を一対備えている。
前記各フリーボールベアリング24,24は、それらに一体に設けた雄ねじ部19bを、前記可動台16の垂直板16bの下部におけるX軸方向xの両端に固着した一対の支持板25,25のねじ穴25a,25aに、それらの支持板25,25の内側(対向面側)から螺合させることにより、前記可動台16に固定され、前記大球体21,21が、前記第1の連結部材17における係止体17bを挟むようにして、頂部を該係止体17bの平面17c,17cに当接されて転動可能とされている。これにより、前記ケーブル保持部材14の可動側端部E1が、前記X軸スライダー9に対して、X軸方向xに一体的に移動し、X軸方向xに直交する方向に相対的に移動自在となるように支持されている。
なお、図7において、19cは前記球体保持器19の雄ねじ部19bを支持板25のねじ穴25aに螺合させるために球体保持器19を回転させるときに使用するスパナ掛けである。
そして、前記作業ヘッド11をX軸方向xとZ軸方向zに移動させるX軸駆動手段12とZ軸駆動手段(図示せず)、作業ヘッド11に搭載されている機器に電力や照明光を供給する給電ケーブルや光ファイバーケーブル、作業ヘッド11のX軸方向xとZ軸方向zの移動位置を検出する各位置検出用センサからの信号を伝送する信号ケーブル、前記X軸スライダー9のX軸エアベアリング(図示せず)にエアーを供給するエアーホース等(以下、これらを「ケーブル」と総称する)26が、前記ケーブル保持部材14の可動側端部E1からその内部を通して固定側端部E2へ導かれて、中継ボックス27から電源、制御装置、圧縮空気源等(いずれも図示せず)に連絡されている。
次に、上記のように構成された作業装置におけるケーブル支持案内装置2の作用について説明する。
先ず、前記X軸駆動手段12、Y軸駆動手段13およびZ軸駆動手段が作動されて、ワークWを載置された定盤5上のテーブル6に対して作業ヘッド11が所定の位置に移動されて、その位置に位置決めされた後に、前記ワークWの表面に対して作業ヘッド11により所定の作業が実行される。その際、前記X軸スライダー9のX軸ビーム8に対する移動に伴って、前記ケーブル保持部材14が、その可動側端部E1を前記第1の連結部材17と第2の連結部材18との係合を介して連動される。これにより、前記ケーブル保持部材14が、X軸方向xにおける屈曲位置を変えながら移動して、内部に挿通された前記ケーブル26を屈曲させながら支持して作業ヘッド11等に常時連絡させる。
前記ケーブル保持部材14は、内部のケーブル26の剛性の影響を受けて屈曲時にX軸方向xに対して直交する方向へ負荷や振動を発生させるので、これらの負荷や振動が前記ケーブル保持部材14の可動側端部E1を通して前記X軸スライダー9側へ伝達される可能性がある。前記ケーブル保持部材14側からX軸スライダー9側へ伝達される負荷や振動は、該X軸スライダー9のX軸方向xへの移動に対して、ピッチング、ヨーイング、ローリング運動を引き起こすので、X軸スライダー9に搭載された作業ヘッド11のワークWに対する移動、位置決め精度を低下させることとなる。
しかしながら、前記ケーブル保持部14とX軸スライダー9との連結部は、該X軸スライダー9に固定した第1の連結部材17における係止体17bの一対の平面17c,17cに、ケーブル保持部材14の可動側端部E1に可動台16を介して固定された第2の連結部材18における一対の球体21,21が転動自在に当接されて、X軸方向xに直交する方向にケーブル保持部材14とX軸スライダー9とが相対的に移動自在とされ、X軸方向xに前記ケーブル保持部材14とX軸スライダー9とが一体的に移動するようになっているので、前記ケーブル保持部材14が発生する負荷や振動がX軸スライダー9側に強く伝達されることはない。したがって、X軸スライダー9が移動する際に、前記のようにピッチング、ヨーイング、ローリング運動が生じることはなく、前記作業ヘッド11のワークWに対する移動、位置決め精度が低下するおそれはない。
また、前記可動台16を支持して案内移動させる案内レール15の、X軸方向x(X軸スライダー9の移動を案内する前記X軸エアーベアリングの案内方向)に対する平行度が正確になっておらず、可動台16がX軸方向xに直交する方向に変動しても、その変動の影響が、前記第1の連結部材17と第2の連結部材18との連結部を通して前記X軸スライダー9側に伝達されるおそれはなく、前記案内レール15のX軸ビーム9に対する取付精度を高める必要がなく、その取り付け、調整作業が容易である。
以上説明したように、前記実施の形態に係る作業装置におけるケーブル支持案内装置2は、固定側端部E2が固定部材15aに支持され可動側端部E1がX軸スライダー9に支持されており、前記固定部材15a側とX軸スライダー9側とを連絡するケーブル26を支持して、前記X軸スライダー9の移動方向に沿う面内で途中部を屈曲しながらX軸スライダー9の移動方向に案内移動させるケーブル保持部材14を設けたケーブル支持案内装置であって、前記X軸スライダー9に固定され、X軸スライダー9の移動方向に対して直交する一対の平面17c,17cを両側に有する係止体17bを設けた第1の連結部材17と、前記ケーブル保持部材14に固定され、前記第1の連結部材17の係止体17bを挟んでその一対の平面17c,17cに転動可能に当接されている一対の球体21,21を有し、前記第1の連結部材17と一緒に前記X軸スライダー9の移動方向に移動する第2の連結部材18とを備えた構成とされている。
したがって、前記実施の形態に係る作業装置におけるケーブル支持案内装置2によれば、X軸スライダー9とケーブル保持部材14の可動側端部E1とが、X軸スライダー9の移動方向に一体的に連結され、かつX軸スライダー9の移動方向に対して直交する方向に相対的に移動可能に連結されているので、前記ケーブル保持部材14がX軸スライダー9の移動に伴って屈曲することにより負荷や振動を発生させても、それらがケーブル保持部材14の可動側端部E1からX軸スライダー9に伝達されるのを可及的に軽減させることができ、これにより、X軸スライダー9(作業ヘッド11)の運動、位置決め精度を向上させることができる。また、前記X軸スライダー9とケーブル保持部材14の可動側端部E1との連結部は、前記第1の連結部材17の係止体17bの一対の平面17c,17cに第2の連結部材18の一対の球体21,21を当接させる構成であるので、装置の構造が簡単となり、実施が容易である。
また、前記ケーブル支持案内装置2によれば、前記ケーブル保持部材14の可動側端部E1が、案内レール15によって前記X軸スライダー9の移動方向に移動可能に支持された構成とされているので、ケーブル保持部材14の可動側端部E1に生じるX軸スライダー9の移動方向に直交する方向の負荷や振動を、前記案内レール15によって支持、緩衝させることができ、そのX軸スライダー9側への伝達を効果的に軽減させることができ、これにより、X軸スライダー9(作業ヘッド11)の運動、位置決め精度を一層向上させることができるができる。
なお、前記実施の形態に係る作業装置におけるケーブル支持案内装置2においては、前記係止体17bを設けた第1の連結部材17を前記X軸スライダー9に取り付け、前記球体21,21を設けた第2の連結部材18をケーブル保持部材14に取り付けたが、これに限らず、前記第1の連結部材17をケーブル保持部材14の可動側端部E1に前記可動台16を介して取り付け、前記第2の連結部材18をX軸スライダー9に取り付けるようにしてもよく、この場合も前記と同様な作用、効果を奏することができる。
また、前記ケーブル支持案内装置2を、X軸スライダー9とX軸ビーム8に固定されてX軸方向xに延長された固定部材15aとの間に設けた例を示したが、これに限らず、前記Y軸スライダー(移動体)7と定盤5との間に設け、Y軸駆動手段13,13やY軸エアーベアリングに連絡させるケーブルの支持に適用したり、また、前記テーブル6が可動ステージの場合には、該テーブル(移動体)と定盤との間に設けて、テーブル駆動手段やテーブルのワーク吸着部に連絡させるケーブルの支持に適用するようにしてもよい。
本発明の一実施の形態に係るケーブル支持案内装置を備えた作業装置を示す平面図である。 同じく一部を断面で示した側面図である。 同じく背面図である。 図3のイ矢視拡大図である。 図4のロ矢視図である。 図4のハ矢視図である。 図4のX部の一部を断面で示した拡大図である。
符号の説明
1 作業装置
2 ケーブル支持案内装置
4 Y軸ガイド
5 定盤
6 テーブル
7 Y軸スライダー
8 X軸ビーム
9 X軸スライダー(移動体)
10 サドル
11 作業ヘッド
12 X軸駆動手段
13 Y軸駆動手段
14 ケーブル保持部材
15 案内レール
15a 固定部材
16 可動台
17 第1の連結部材
17b 係止体
18 第2の連結部材
19 球体保持器
21 球体
24 フリーボールベアリング
26 ケーブル
E1 可動側端部(他端部)
E2 固定側端部(一端部)
W ワーク

Claims (2)

  1. 一端部が固定部材に支持され他端部が移動体に支持されており、前記固定部材側と移動体側とを連絡するケーブルを支持して、前記移動体の移動方向に沿う面内で途中部を屈曲しながら移動体の移動方向に案内移動させるケーブル保持部材を設けた作業装置におけるケーブル支持案内装置であって、
    前記移動体とケーブル保持部材の他端部のうちの一方に固定され、移動体の移動方向に対して直交する一対の平面を両側に有する係止体を設けた第1の連結部材と、前記移動体とケーブル保持部材の他端部のうちの他方に固定され、前記第1の連結部材の係止体を挟んでその一対の平面に転動可能に当接されている一対の球体を有し、前記第1の連結部材と一緒に前記移動体の移動方向に移動する第2の連結部材とを備えていることを特徴とする作業装置におけるケーブル支持案内装置。
  2. 前記ケーブル保持部材の他端部は、案内レールによって前記移動体の移動方向に移動自在に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の作業装置におけるケーブル支持案内装置。
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