JP2007278128A - ガス燃料エンジンのエネルギ利用装置 - Google Patents

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泰志 伊藤
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Yoshiro Kato
吉郎 加藤
Masaji Katsumata
正司 勝間田
Keiji Yotsueda
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Yuichiro Hayase
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Abstract

【課題】タービンなどの動力発生手段に好適の動力を発生させ、その動力を適切に利用するガス燃料エンジンのエネルギ利用装置を提供する。
【解決手段】ガス燃料を貯蔵する高圧タンク22と、該高圧タンク22と燃料噴射手段26とを繋ぐ燃料供給通路28と、該燃料供給通路28に設けられている動力発生手段36と、該動力発生手段36による動力を利用する動力利用手段40と、を備えているガス燃料エンジンのエネルギ利用装置であって、前記高圧タンク22と前記動力発生手段36との間の前記燃料供給通路28に、該動力発生手段36に至るガス燃料の流量を調整可能にする流量制御弁42を備えていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、高圧タンクに貯蔵されたガス燃料が減圧されるときに放出される圧力エネルギを用いて動力を発生させ、その動力を種々の目的に即して利用するガス燃料エンジンのエネルギ利用装置に関する。
特許文献1には、ガス容器に高圧のガス燃料を充填して貯蔵する容器ユニットと、エンジン運転時にガス燃料を略大気圧のガス燃料に減圧してそのガス燃料を吸気装置に供給する燃料供給装置とを備えるものであって、燃料供給装置に高圧のガス燃料を減圧する過程でその圧力エネルギを動力として回収するタービンを設け、吸気装置に空気を過給する過給機を設け、この過給機をタービンのタービン動力で回転するように連結することが開示されている。
特開平8−193520号公報
上記特許文献1に記載のものでは、ガス容器に貯蔵されているガス燃料はその流量が調整されること無くタービンに至り、それによってこのタービンは回転されるので、タービンの回転を制御することは不可能である。したがって、タービンにより好適の動力が得られない場合があり、その動力を利用するのには限界がある。
そこで、本発明は、タービンなどの動力発生手段に好適の動力を発生させ、その動力を適切に利用するガス燃料エンジンのエネルギ利用装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明によるガス燃料エンジンのエネルギ利用装置は、ガス燃料を貯蔵する高圧タンクと、該高圧タンクと燃料噴射手段とを繋ぐ燃料供給通路と、該燃料供給通路に設けられている動力発生手段と、該動力発生手段による動力を利用する動力利用手段と、を備えているガス燃料エンジンのエネルギ利用装置であって、前記高圧タンクと前記動力発生手段との間の前記燃料供給通路に、該動力発生手段に至るガス燃料の流量を調整可能にする流量制御弁を備えていることを特徴とする。
これにより、高圧タンクから動力発生手段に至るガス燃料の流量は流量制御弁で調整される。その結果、動力発生手段により発生される動力を調整制御することが可能になり、好適の動力が得られることになる。したがって、その動力を目的に即して適切に利用することが可能になる。
特に、前記動力発生手段よりも下流側の前記燃料供給通路に低圧タンクが設けられていると好ましい。これにより、動力発生手段よりも下流側の圧力が低圧タンクに起因する圧力となり、動力発生手段前後に所定の圧力差が確保可能になる。その結果、動力発生手段により発生される動力をさらに調整制御することが可能になる。
さらに、前記動力利用手段は、前記動力発生手段であるタービンと、該タービンのタービン動力により回されるコンプレッサと、を有する過給機であると好ましい。これにより、タービンのタービン動力を用いて、エンジンに空気を過給することが可能になる。
そして、前記低圧タンク内の圧力が所定タンク圧未満であるとき、前記流量制御弁を第一所定開度に開き、該低圧タンク内の圧力が該所定タンク圧以上であり、要求過給圧が所定圧よりも高いとき、該流量制御弁を第二所定開度に開き、該低圧タンク内の圧力が該所定タンク圧以上であり、要求過給圧が該所定圧以下であるとき、該流量制御弁を閉じる弁制御手段を備えると良い。これにより、低圧タンク内の圧力が所定タンク圧未満のとき、流量制御弁が第一所定開度に開かれるので、低圧タンク内の圧力を所定タンク圧以上に高めることが可能になる。また、低圧タンク内の圧力が所定タンク圧以上であり、要求過給圧が所定圧よりも高いとき、すなわち、過給を要するとき、流量制御弁が第二所定開度に開かれるので、エンジンに空気を過給することが可能になる。さらに、低圧タンク内の圧力が所定タンク圧以上であり、要求過給圧が所定圧以下であるとき、すなわち、過給を必要としないとき、流量制御弁が閉じられるので、低圧タンクの圧力上昇が防止されると共に、エンジンへの空気の過給が禁じられることになる。
あるいは、前記動力利用手段は、発電機であると好ましい。これにより、動力発生手段による動力を用いて、発電することが可能になる。
そして、前記低圧タンク内の圧力が第一領域圧のとき、前記流量制御弁を全閉にし、該低圧タンク内の圧力が該第一領域圧よりも低い圧力である第二領域圧のとき、前記流量制御弁を所定開度に開き、該低圧タンク内の圧力が該第二領域圧よりも低い圧力である第三領域圧のとき、前記流量制御弁を全開にする弁制御手段と、該低圧タンク内の圧力が前記第二領域圧のとき、前記発電機に発電を行わせる発電実行手段と、を備えると好ましい。これにより、低圧タンク内の圧力が第一領域圧のとき、低圧タンクにガス燃料が至ることは無く、低圧タンク内の圧力がそれ以上大きくなることは防止される。また、低圧タンク内の圧力が第二領域圧のとき、流量制御弁の所定開度に応じた量のガス燃料により動力発生手段により動力が発生されて、この動力を用いた発電がなされることになる。そして、低圧タンク内の圧力が第三領域圧のとき、低圧タンクにガス燃料が至って、そのガス燃料により低圧タンク内の圧力が高くなる。
本発明によるガス燃料エンジンのエネルギ利用装置の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、本発明によるガス燃料エンジンのエネルギ利用装置の第一実施形態について、以下に説明する。本第一実施形態におけるエンジンシステムの概念を図1に示す。
エンジン10の吸気ポートは吸気マニフォルド12に接続されていて、その上流側にはエアクリーナ(不図示)等が配置された吸気管14がさらに接続されている。一方、エンジン10の排気ポートは排気マニフォルド16に接続されていて、その下流側に接続されている排気管18には排気ガス浄化用の触媒(不図示)等が配置されている。
図1のエンジン10は、ガス燃料エンジンであり、ガス燃料として圧縮天然ガス(CNG)を用いるべくガス燃料供給システム20を備えている。ガス燃料供給システム20は、高圧タンク22と、ガス燃料供給ライン24と、燃料噴射手段26とを含んでいる。高圧タンク22内に蓄圧保持されているガス燃料が燃料噴射手段26に導かれるように、高圧タンク22と燃料噴射手段26とは燃料供給通路28を区画形成するガス燃料供給ライン24により繋げられている。燃料噴射手段26は、インジェクタ30を備えている。吸気ポートに臨む噴射口を介してガス燃料を噴射可能に配置されたインジェクタ30の各々には、デリバリパイプ32によって、ガス燃料供給ライン24からのガス燃料が分配供給される。
本第一実施形態のガス燃料供給ライン24には、燃料噴射手段26に導かれるガス燃料を所定圧に減圧する圧力調整弁34が設けられている。これにより、圧力調整弁34よりも上流側のガス燃料供給ライン24にあるガス燃料は、所定の高調節圧(例えば5MPa)にまで減圧され、この高調節圧でもってインジェクタ30から吸気ポートに噴射される。ただし、圧力調整弁34の設定圧力は変更可能である。なお、この圧力調整弁34は、設定圧力にガス燃料を調圧する、いわゆるレギュレータである。
ガス燃料供給ライン24、すなわち燃料供給通路28の途中には、動力発生手段であるタービン36が設置されている。タービン36の燃料供給通路28への設置箇所は、圧力調整弁34よりも上流側である。タービン36は、ガス燃料供給ライン24を流れるガス燃料によって回転される翼(不図示)を有している。つまり、高圧タンク22内に貯蔵されているガス燃料は燃料供給通路28を流れる過程で減圧されるが、タービン36はガス燃料により回されるので、その減圧に際して放出される圧力エネルギの一部がタービン36によりタービン動力として回収されることになる。なお、本第一実施形態では、このタービン動力により回転されるコンプレッサ38が、吸気管14に設けられている。すなわち、タービン36と、タービン36のタービン動力により回転するコンプレッサ38とを有する過給機40が、本第一実施形態の動力利用手段として設けられている。
本第一実施形態では、タービン36に至るガス燃料の流量調整用に、流量制御弁42がガス燃料供給ライン24に設置されている。より詳しくは、高圧タンク22とタービン36との間の燃料供給ライン24、すなわち燃料供給通路28に、流量制御弁42が設けられている。
さらに、本第一実施形態では、低圧タンク44が、タービン36よりも下流側のガス燃料供給ライン24に設けられている。低圧タンク44の上流側端部には、図示しない逆止弁が設けられていて、タービン36を介して至るガス燃料がその逆止弁固有の所定圧力以上のとき、そのガス燃料は低圧タンク44内へ導かれるようにされている。なお、そのように逆止弁が設けられていることで、低圧タンク44内のガス燃料は、低圧タンク44よりも上流側には逆流することが防止される。低圧タンク44は、上記高圧タンク22よりも低い圧力でガス燃料を蓄積するものである。そして、概して、低圧タンク44に至ったガス燃料は低圧タンク44内へ蓄積されるので、低圧タンク44の直上流側のガス燃料供給ライン24に高圧のガス燃料が存在することは防止される。したがって、高圧タンク22と低圧タンク44との間、すなわち動力発生手段であるタービン36の上流側と下流側との間には、所定の圧力差が確保されることになる。
上記流量制御弁42の開閉制御の他、インジェクタ30による燃料噴射制御、点火プラグ(不図示)による点火時期制御等を行うべく、電子制御ユニット(ECU)46が備えられている。ECU46は、CPUと、種々のプログラムやデータ(各種マップを含む)を記録するメモリと、入力インタフェース回路と、出力インタフェース回路とを備える、マイクロコンピュータで構成されている。入力インタフェース回路には、圧力調整弁34よりも下流側のガス燃料の圧力を検出する圧力センサ48、低圧タンク44よりも上流側のガス燃料の圧力を検出する圧力センサ50、エンジン回転数を検出する回転数センサ52、エンジン負荷を検出する負荷センサ54等が電気配線を介して接続されている。なお、負荷センサ54により検出されるエンジン負荷は、吸気管14内の圧力である吸気圧や、アクセルペダル(不図示)の踏み込み量に基づく値等であることが望ましい。それ故、エンジン負荷が吸気圧に基づく値である場合には、負荷センサ54に相当するものは吸気圧センサである。あるいは、エンジン負荷がアクセルペダルの踏み込み量に基づく値である場合には、負荷センサ54に相当するものはアクセルポジションセンサである。そして、ECU46の出力インタフェース回路は、流量制御弁42、インジェクタ30、圧力調整弁34等に接続されている。
そして、通常、ガス燃料は、インジェクタ30から吸気ポートに噴射されて、吸気管14等を介して吸入された空気と適切な割合で混合され、その混合気は燃焼室(不図示)で燃焼される。その後、そのようにして生じた燃焼ガスは、排気ポート、排気管18等を介して排出されることになる。
上記構成における本第一実施形態のガス燃料エンジンのエネルギ利用装置の制御について、図2の制御フローチャートに基づいて説明する。
まず、ECU46は、ステップS205で、低圧タンク44内の圧力が許容圧以上であるか否かを判定する。ここでは、低圧タンク44内の圧力として、圧力センサ50により検出された圧力、すなわち低圧タンク44よりも上流側のガス燃料の圧力が用いられる。また、この許容圧とは、概して低圧タンク44に許容される上限の圧力であるが、ここでは、低圧タンク44内にさらにガス燃料を貯蔵する余裕が無いため生じることになる貯蔵されない高圧のガス燃料が低圧タンク44直上流の燃料供給通路28にあることを示す圧力である。それ故、ステップS205で低圧タンク44内の圧力が許容圧以上であるとして肯定されると、低圧タンク44にガス燃料を供給することを禁止すべく、ステップS210で流量制御弁42は閉じられて、当該ルーチンは終了される。
これに対して、低圧タンク44内の圧力が許容圧以上でないとして否定されると、ステップS215へ進む。このときは、低圧タンク44にガス燃料をさらに貯蔵する余裕があるときである。ステップS215では、低圧タンク44内の圧力が所定タンク圧よりも低いか否かが判定される。ここでの所定タンク圧とは、圧力調整弁34に対する設定圧力のことであり、圧力調整弁34により減圧されるガス燃料の圧力である。例えば、その所定タンク圧は、上記の如く、5MPaであり、インジェクタ30からの燃料噴射圧力にも相当する。一方、ここでは、低圧タンク44内の圧力として、圧力調整弁34よりも下流側の燃料噴射手段26のガス燃料の圧力が用いられる。より具体的には、低圧タンク44内の圧力として圧力センサ48により検出された圧力が用いられて、ステップS215での判定に供される。このようにここでの判定がなされるのは、低圧タンク44内の圧力が上記所定タンク圧を下回ることが、圧力調整弁34よりも下流側の燃料噴射手段26のガス燃料の圧力が圧力調整弁34における設定圧力を下回ることに対応しているからである。
そして、ステップS215で低圧タンク44内の圧力が所定タンク圧よりも低いと判断されて肯定されると、ステップS220へ進み、流量制御弁42の開度として第一所定開度が設定される。その結果、流量制御弁42において第一所定開度が実現されるように、ECU46は流量制御弁42に作動信号を出力する。ただし、この第一所定開度は、低圧タンク44内の圧力を急速に高めるために、低圧タンク44にガス燃料を可能な限り多く流す開度であり、具体的には全開の開度である。したがって、低圧タンク44にガス燃料が確実に流れ、速やかに低圧タンク44内の圧力が所定タンク圧以上に上昇されることになる。
一方、ステップS215で低圧タンク44内の圧力が所定タンク圧よりも低くないと判断されて否定されると、ステップS225へ進み、要求過給圧が所定圧である大気圧よりも高いか否かが判定される。ここでの要求過給圧は、運転状態に応じて導出される。すなわち、回転数センサ52によるエンジン回転数や、負荷センサ54によるエンジン負荷を用いて、不図示のマップを検索することで、要求過給圧が求められる。そして、この要求過給圧が大気圧と比較される。ここで、要求過給圧が大気圧よりも高いときとは、過給機40によりエンジン10に空気を過給する必要があるときであり、要求過給圧が大気圧よりも高くないときとは、過給機40による過給が必要でないときである。したがって、ステップS225での上記判定は、過給する必要があるか否かの判定に相当する。なお、ステップS225で肯定されるとき、換言すると過給する必要があるときとは、例えば高負荷運転を行っているときである。
そして、ステップS225で要求過給圧が大気圧よりも高いと判断されて肯定されると、ステップS230へ進み、流量制御弁42の開度を第二所定開度にすべく、第二所定開度マップが設定されることになる。その結果、ステップS225で得られた要求過給圧に基づいて不図示のマップを検索することで、その要求過給圧を実現するのに要されるタービン36に至るガス燃料の要求量に対応する流量制御弁42の第二所定開度が適宜導出される。そして、この第二所定開度を実現すべく、ECU46は流量制御弁42に作動信号を出力する。これにより、その第二所定開度に相当する流量のガス燃料が、高圧タンク22と低圧タンク44との間の圧力差に相当する圧力でガス燃料供給ライン24、すなわち燃料供給通路28を流れることになる。したがって、タービン36はそのガス燃料の膨張作用で回転されて、タービン36で圧力エネルギがタービン動力として回収されることになる。
一方、ステップS215で低圧タンク44内の圧力が所定タンク圧よりも低くないため否定されて、且つステップS225で要求過給圧が大気圧よりも高くないため否定されると、ステップS235へ進み、流量制御弁42が閉弁されることになる。これにより、ガス燃料供給ライン24をガス燃料が流れなくなるので、タービン36は回転されなくなる。したがって、動力利用手段である過給機40により、エンジン10への空気の過給がなされなくなる。また、ガス燃料は流されないので、タービン36前後にそれまでの圧力差を少なくとも維持することが可能になる。
このように、低圧タンク44内の圧力と、要求過給圧、すなわち動力発生手段であるタービン36に至るガス燃料の要求量に応じて、流量制御弁42が制御されるので、低圧タンク44内の圧力を所定タンク圧以上に保つと共に、タービン36前後に所定の圧力差を確保することが可能になって、タービン36に好適な動力を発生させることが可能になる。
なお、上記ステップS205およびS215では、低圧タンク44内の圧力として、圧力センサ50、48による検出値を用いた。しかし、低圧タンク44そのものに圧力センサが設けられている場合には、いずれのステップにおいても、あるいはいずれかのステップにおいて、その検出値を用いるようにしても良い。
また、上記ステップS215における所定タンク圧は、固定された圧力に限定されない。この所定タンク圧は、インジェクタ30からの燃料噴射圧力以上であれば良く、特に燃料噴射圧よりも所定の圧力高い圧力であるとなお好ましく、その上で、例えば吸気管14内の圧力に応じて可変とすることも可能である。この場合にはECU46によりその所定タンク圧である圧力調整弁34の設定圧力は適宜変更制御される。
さらに、上記ステップS220における第一所定開度は可変としても良い。この場合には、ステップS220で第一所定開度マップが設定されると好ましい。そして、例えば、エンジン回転数やエンジン負荷に基づいて第一所定開度マップが検索されることで、第一所定開度が導出されて、流量制御弁42の開度が適宜変更制御される。ただし、そのようにして流量制御弁42が第一所定開度にされることで、低圧タンク44内の圧力が所定タンク圧以上に確実に上昇させられることが必要である。
以上、本発明を上記第一実施形態に基づいて説明してきたが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記エンジンシステムにおいて、例えばコンプレッサ38をバイパスするバイパス通路を区画形成すると共に、バイパス制御弁を有するバイパス管を備えるようにしても良い。そして、過給機40により過給をしないときには、ECU46の出力信号によりバイパス制御弁を開くようにしても良い。これによりコンプレッサ34が吸気抵抗になることが防止され、エンジン効率を良好に保つことが可能になる。
また、上記第一実施形態では、低圧タンク44内の圧力が許容圧以上であり、ステップS205で肯定されると、ステップS210で流量制御弁42が閉じられて、それ以上低圧タンク44内の圧力が上昇しないようにした。しかしながら、低圧タンク44内の圧力が許容圧以上であっても、例えば要求過給圧を実現すべく、一定の制限の下、ガス燃料を流すべく流量制御弁42を開くようにしても良い。しかしながら、この場合には、低圧タンク44側へ流れたガス燃料が全て低圧タンク44内に至らない場合もある。このような場合には動力発生手段前後の圧力差が小さくなるため、所定の開度に流量制御弁42を開いているにも関わらず、タービン36によるタービン動力が十分でない可能性がある。すなわち、エンジンへ10への空気の過給が適切に行われない場合がある。そこで、このような場合には、過給によってはトルク増大を図ることができない分、ローギヤ側に変速をして、トルク増大を図ることとしても良い。
また、タービン36よりも上流側のガス燃料供給ライン24にヒータを設けて、タービン36に至るガス燃料を所定の温度まで加熱するようにしても良い。これにより、タービン36へ導かれるガス燃料の体積が増大して、より確実にガス燃料でタービン36を駆動することが可能になる。これにより、過給がより確実に行われるようになる。
さらに、タービン36でガス燃料が膨張する結果、ガス燃料が低温になるので、そのように低温になったガス燃料を用いて吸気管14を流れる空気を冷却するべく、熱交換器を配置しても良い。これにより、筒内により多くの空気を導入することが可能になり、吸入空気量を増大させることが可能になる。
次に、本発明の第二実施形態を説明する。上記第一実施形態では、タービンのタービン動力でコンプレッサを回してエンジン10に過給することとしたが、本第二実施形態では、そのタービン動力で発電をすることにしている。以下に詳述する。
本第二実施形態のエンジンシステムの概念を図3に示す。本第二実施形態のエンジンシステムについては、上記第一実施形態のエンジンシステムと異なる点のみ説明し、他の説明は省略する。なお、上記第一実施形態のエンジンシステムの構成要素と同じ、本第二実施形態のエンジンシステムの構成要素には同じ符号を用いる。図3によると、上記第一実施形態のエンジンシステムに対して、本第二実施形態のエンジンシステムは、コンプレッサ38を有する過給機40に代わり、動力利用手段としての発電機56を備えている点が明らかに異なる。発電機56は、タービン36によるタービン動力を受けて発電する。ECU46が発電機56に作動信号を出力することによって、発電機56は発電を行い、ECU46が発電機56に停止信号を出力することによって、発電機56は発電を行わないように設定されている。そして、発電機56によって発電された電気を蓄電するべく、バッテリ58が備えられている。なお、本第二実施形態では、低圧タンク44内の圧力を検出すべく、低圧タンク44そのものに圧力センサ59が設けられている。また、タービン36の回転数を検出すべく、回転数センサ60がタービン36に設けられている。
次に、本第二実施形態における制御について図4の制御フローチャートに基づいて説明する。ただし、以下の説明において、「第一領域圧」とは、ある圧力の幅を有する第一領域に含まれる圧力を指すものとして用いられ、また「第二領域圧」とは、ある圧力の幅を有する第二領域に含まれる圧力を指すものとして用いられ、「第三領域圧」とは、ある圧力の幅を有する第三領域に含まれる圧力を指すものとして用いられる。そして、第一領域圧と第二領域圧との境界の圧力が第一所定圧であり、この第一所定圧は第一領域圧に含まれる。また、第二領域圧と第三領域圧との境界の圧力が第二所定圧であり、この第二所定圧は第二領域圧に含まれる。したがって、第一領域圧と第二領域圧とは連続していて、第一領域圧は第二領域圧よりも高い。また、第二領域圧と第三領域圧とは連続していて、第二領域圧は第三領域圧よりも高い。すなわち第一領域圧を高い圧力、第二領域圧を中程度の圧力、そして第三領域圧を低い圧力と相対的に称することも可能である。
まず、ステップS405で低圧タンク44内の圧力が第一所定圧よりも低いか否かが判定される。すなわち、このステップで否定されると、低圧タンク44内の圧力が第一領域圧ということになる。一方、このステップで肯定されると、低圧タンク44内の圧力が第二領域圧、あるいは第三領域圧ということになる。なお、低圧タンク44内の圧力は、上記圧力センサ59により検出された圧力である。
そして、ステップS405で否定されると、ステップS410へ進み、流量制御弁42が全閉にされる。具体的には、流量制御弁42を全閉にすべく、ECU46により流量制御弁42に作動信号が出力されることになる。このように、低圧タンク44内の圧力が第一領域圧のとき、流量制御弁42が全閉にされるので、低圧タンク44にガス燃料が至ることは無く、低圧タンク44内の圧力が大きくなりすぎること、例えば低圧タンク44の許容圧を超えることは防止される。さらには、低圧タンク44内に貯蔵されないガス燃料が低圧タンク44に至ることは防止されるので、タービン36の前後に確実に所定の圧力差を確保することが可能になる。
そして、この結果、タービン36にはガス燃料が流れることがなく、発電機56での発電は行われないことになる。そこで、ステップS415では、発電機56の発電を行わないように、発電機56に停止信号が出力される。
一方、ステップS405で肯定されると、ステップS420へ進み、低圧タンク44内の圧力が第二所定圧よりも低いか否かが判定される。すなわち、このステップで否定されると、低圧タンク44内の圧力が第二領域圧ということになる。一方、このステップで肯定されると、低圧タンク44内の圧力が第三領域圧ということになる。
そして、ステップS420で否定されると、ステップS425に進み、発電機56でタービン36のタービン動力により発電が行われるように、発電機56に作動信号が出力される。次いで、ステップS430へ進み、流量制御弁42を所定開度にするべく、所定開度マップが設定される。その結果、回転数センサ60によって検出されるタービン36の回転数に基づいて所定開度マップを検索することで、流量制御弁42の所定開度が導出され、この所定開度を実現すべくECU46から作動信号が流量制御弁42に出力されることになる。ただし、ここで導出される所定開度は、発電機56において最適の発電効率で発電が行われるように、タービン36において好ましいタービン動力が得られるような開度である。したがって、タービン36の回転数をフィードバックしつつ、発電効率が良好になるように、流量制御弁42の開度が調整されることになる。そして、発電機56により発電された電気は、バッテリ58に蓄積され、種々の使用に供されることになる。なお、この所定開度マップは、予め実験により求めて、ECU46に記憶されている。
一方、ステップS420で肯定されるに至ると、ステップS435へ進み、流量制御弁42が全開にされることになる。これにより、低圧タンク44内の圧力が第三領域圧のとき、低圧タンク44にガス燃料が速やかに至って、そのガス燃料により低圧タンク44内の圧力が高くなる。したがって、燃料噴射手段26に適切に継続してガス燃料が供給されることになるので、エンジン10が適切に運転されることになる。つまり、本第二実施形態において、低圧タンク44内の圧力が第三領域圧であるとは、低圧タンク44内の圧力が、インジェクタ30による燃料噴射に支障をきたすような危険性を有する圧力であることを示している。
なお、このときは速やかに低圧タンク44内の圧力を高めることが優先されるので、良好な発電効率が得られない場合があり、この様な場合にまでも必ずしも発電を行う必要はない。そこで、ステップS435の後、ステップS440へ進み、ステップS415と同様にして、発電機56での発電は行われないことになる。
以上、本発明を第二実施形態に基づいて説明したが、例えば、発電機56で発電をする場合、タービン36の回転数をフィードバックして流量制御弁42の開度を調整するのみならず、発電機56の回転数に基づいて、発電効率が良好になるように、流量制御弁42の開度を調整することにしても良い。
また、上記第二実施形態では、ステップS425で、発電機56に発電を行うようにさせると、ステップS430で、所定開度マップが設定されて、最適の発電効率で発電が行われるように、流量制御弁42の開度が調整されることとしたが、別の方策により発電効率を最適なものにしても良い。例えば、タービン36と発電機56との間にギヤを設けて、最適な発電効率が得られるように、そのギヤ比を適宜変換制御するようにしても良い。
また、本発明は、上記の如く、低圧タンク44内の圧力が第二領域圧のときに発電をすることに限定するものではない。例えば、バッテリ58の残量が十分な場合には、発電機56で発電しないようにするのが好ましい。
また、上記発電機56は、いわゆるオルタネータであっても良いし、あるいは、オルタネータとは別に設けられるものであっても良い。発電機56とは別に、別途、オルタネータが設けられている場合には、発電機56のみでバッテリ58の充電が行えるならば、オルタネータによる充電をやめて、発電機56のみでその充電を行うようにしても良い。
また、バッテリ58の残量が少なすぎるようなときには、発電機52を最大限に作動させて、急速に充電させるのが好ましい。なお、この場合には、発電効率にとらわれなくても良い。
以上、本発明を上記第一および第二実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれらに限定されず、動力発生手段による動力を他のあらゆる動力利用手段で用いることを含むものである。また、上記第一および第二実施形態では、動力発生手段をタービン36としたが、他のものであっても良い。他に、例えば、上記第一および第二実施形態では、本発明をポート噴射型式のエンジンに適用して説明したが、これに限定されず、筒内噴射型式のエンジン等の各種のエンジンに適用可能である。また、用いられる燃料は、CNGに限らず、ガス燃料供給ライン24内でガス状であればLNG(液化天然ガス)等でも良い。
第一実施形態におけるエンジンシステムの概念図である。 第一実施形態の制御フローチャートである。 第二実施形態におけるエンジンシステムの概念図である。 第二実施形態の制御フローチャートである。
符号の説明
10 エンジン
12 吸気マニフォルド
14 吸気管
16 排気マニフォルド
18 排気管
20 ガス燃料供給システム
22 高圧タンク
24 ガス燃料供給ライン
26 燃料噴射手段
28 燃料供給通路
30 インジェクタ
32 デリバリパイプ
34 圧力調整弁
36 タービン
38 コンプレッサ
40 過給機
42 流量制御弁
44 低圧タンク
46 ECU
48 圧力センサ
50 圧力センサ
52 回転数センサ
54 負荷センサ
56 発電機
58 バッテリ
59 圧力センサ
60 回転数センサ

Claims (6)

  1. ガス燃料を貯蔵する高圧タンクと、該高圧タンクと燃料噴射手段とを繋ぐ燃料供給通路と、該燃料供給通路に設けられている動力発生手段と、該動力発生手段による動力を利用する動力利用手段と、を備えているガス燃料エンジンのエネルギ利用装置であって、
    前記高圧タンクと前記動力発生手段との間の前記燃料供給通路に、該動力発生手段に至るガス燃料の流量を調整可能にする流量制御弁を備えていることを特徴とするガス燃料エンジンのエネルギ利用装置。
  2. 前記動力発生手段よりも下流側の前記燃料供給通路に低圧タンクが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のガス燃料エンジンのエネルギ利用装置。
  3. 前記動力利用手段は、前記動力発生手段であるタービンと、該タービンのタービン動力により回されるコンプレッサと、を有する過給機であることを特徴とする請求項2に記載のガス燃料エンジンのエネルギ利用装置。
  4. 前記低圧タンク内の圧力が所定タンク圧未満であるとき、前記流量制御弁を第一所定開度に開き、
    該低圧タンク内の圧力が該所定タンク圧以上であり、要求過給圧が所定圧よりも高いとき、該流量制御弁を第二所定開度に開き、
    該低圧タンク内の圧力が該所定タンク圧以上であり、要求過給圧が該所定圧以下であるとき、該流量制御弁を閉じる弁制御手段を備えることを特徴とする請求項3に記載のガス燃料エンジンのエネルギ利用装置。
  5. 前記動力利用手段は、発電機であることを特徴とする請求項2に記載のガス燃料エンジンのエネルギ利用装置。
  6. 前記低圧タンク内の圧力が第一領域圧のとき、前記流量制御弁を全閉にし、
    該低圧タンク内の圧力が該第一領域圧よりも低い圧力である第二領域圧のとき、前記流量制御弁を所定開度に開き、
    該低圧タンク内の圧力が該第二領域圧よりも低い圧力である第三領域圧のとき、前記流量制御弁を全開にする弁制御手段と、
    該低圧タンク内の圧力が前記第二領域圧のとき、前記発電機に発電を行わせる発電実行手段と、
    を備えることを特徴とする請求項5に記載のガス燃料エンジンのエネルギ利用装置。
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