JP2007276319A - 基板プレス用補助プレート、配線基板ユニットの製造装置及び配線基板ユニットの製造方法。 - Google Patents

基板プレス用補助プレート、配線基板ユニットの製造装置及び配線基板ユニットの製造方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の配線基板をユニット化した配線基板ユニットの生産性を高める。
【解決手段】本発明の配線基板ユニット製造装置1と併せて用いる基板プレス用補助プレート80は、リジッド基板23及びこれに仮固定されたフレキシブル基板27を備える(仮固定状態の)配線基板ユニット31と交互に重ね合わせて用いるプレートであって、配線基板ユニット31のリジッド基板23の構成部分を載せる粘着層81と、粘着層81を挟んで配線基板ユニット31と対向する側に積層されたクッション層82と、クッション層82及び粘着層81よりも硬度の高い材質で構成されたプレス板層83と、を少なくとも備える。
【選択図】図13

Description

本発明は、配線基板ユニットの製造に用いられる基板プレス用補助プレート、配線基板ユニットの製造装置、及び配線基板ユニットの製造方法に関する。
フレキシブルな基材とリジッドな基材とをクッション材を介してプレス板により挟み込み、さらに真空熱加圧プレスを行うことで、フレキシブル・リジッド配線板を製造する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、フレキシブル・リジッド配線板の製法の一つとして、個別に作製しておいたリジッド基板とフレキシブル基板との各電極パッドどうしの位置合わせを行い、各基板の樹脂部分を熱溶着などにより仮固定した後、上記のプレス技術を用いて最終的な基板どうしの本固定を行うといった製法が利用されている。
特開平11−54927号公報
しかしながら、上述した製法では、フレキシブル基板とリジッド基板とを仮固定した状態の基板ユニットをプレス機側に搬送する過程において、この仮固定状態の基板ユニットの(搬送時の)被保持部分となるリジット基板が比較的薄く剛性が低い場合には、基板のたわみなどが原因で仮固定部分が剥離してしまうおそれがある。
また、上記文献のプレス技術を採用する場合、仮固定状態の基板ユニットをプレス機にセットする際に、同時に、クッション材やプレス板なども併せてセットする必要があり、作業効率の面で課題ある。さらにまた、平面視した方向に空隙部が比較的多く存在する基板ユニットを、例えば真空吸着式のハンドリング装置で保持搬送する場合には、上記の空隙部を塞ぐ吸着マスクが必要となり、この点においても改善が求められている。
そこで本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、複数の配線基板をユニット化した配線基板ユニットの生産性を高めることができる基板プレス用補助プレート、配線基板ユニットの製造装置及び配線基板ユニットの製造方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る基板プレス用補助プレートは、リジッドな第1の配線基板及びこの第1の配線基板に仮固定された第2の配線基板を備える基板ユニットと交互に重ね合わせて用いる基板プレス用補助プレートであって、前記基板ユニットの前記第1の配線基板の構成部分を載せる粘着層と、前記粘着層を挟んで前記基板ユニットと対向する側に積層された緩衝層と、前記緩衝層及び前記粘着層よりも硬度の高い材質で構成された硬質層と、を具備すること特徴とする。
すなわち、本発明では、プレス時の加圧力を効率良く均一に伝えるクッション材やプレス板として機能する硬質層や緩衝層に加え、基板固定用の粘着層を一体的に備える基板プレス用補助プレートと、基板ユニットと、を複数重ね合わせて熱加圧プレスを行うことなどで、複数の配線基板をユニット化した配線基板ユニットを効率的に製造することができる。
また、本発明では、平面視した方向に空隙部が比較的多く存在する基板ユニットを取り扱う場合であっても、この基板ユニットを粘着層を介して基板プレス用補助プレートと一体化することで、空隙部を塞ぐ吸着マスクなどを用いることなく、真空吸着式のハンドリング装置などによる基板ユニットの保持及び搬送を好適に行うことができる。さらに、本発明では、このように基板ユニットと基板プレス用補助プレートとを一体化することで、ユニット全体としての剛性が高まり、基板ユニット上の第1及び第2の配線基板どうしの仮固定部分が機械的なストレスなどで剥離してしまうことを防止することができる。
また、本発明においては、上述した粘着層は、自己粘着性材料であるシリコーンゴム、若しくは熱分解性の接着剤を材料として構成されることが望ましい。これにより、熱加圧プレス後に製品として得られた配線基板ユニットから基板プレス用補助プレートを容易に取り外すことができる。また、同様に製品としての配線基板ユニットからの取り外しの簡易化を図るために、基板プレス用補助プレートには、この粘着層が積層された一方の主面と相異なる側の他方の主面上に離型剤の塗布若しくは離型フィルムを貼り付けることにより形成された離型層をさらに設けることが望ましい。
また、配線基板ユニットの製造装置は、このような基板プレス用補助プレート上に支持された前記第1の配線基板と、前記第2の配線基板と、の相対的な位置決めを行う位置決め手段と、前記位置決め手段により位置決めされた前記第1及び第2の配線基板上の各端子部が互いに対向して接触する位置でこれらの配線基板どうしを仮固定する仮固定手段と、を具備することで構成される。
さらに、本発明の配線基板ユニットの製造方法は、上述した基板プレス用補助プレート上に前記第1の配線基板を搭載する基板搭載工程と、前記基板搭載工程で前記基板プレス用補助プレート上に支持された前記第1の配線基板と、前記第2の配線基板と、の相対的な位置決めを行う位置決め工程と、前記位置決め工程で位置決めされた前記第1及び第2の配線基板の各端子部が互いに対向して接触する位置でこれらの配線基板どうしを仮固定する仮固定工程と、前記仮固定工程で得られた前記基板ユニットと前記基板プレス用補助プレートとの積層体を複数重ね合わせて熱加圧プレスを行うプレス工程と、を有することで実現される。
このように本発明によれば、複数の配線基板をユニット化した配線基板ユニットの生産性を高めることが可能な基板プレス用補助プレート、配線基板ユニットの製造装置及び配線基板ユニットの製造方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る基板プレス用補助プレートを適用した配線基板ユニット製造装置を概略的に示す図であり、図2は、この配線基板ユニット製造装置の構成を機能的に示すブロック図である。
図1に示すように、配線基板ユニット製造装置1は、基板プレス用補助プレート80が取り付けられたリジッド基板23(リジッド基板アッセンブリ25)、及びフレキシブル基板27を互いに組み付ける基板組付ステーション3と、この基板組付ステーション3に供給されるフレキシブル基板27が置かれるフレキ載置ステーション5と、基板組付ステーション3に供給されるリジッド基板23が置かれるリジッド基板供給ステーション(図示せず)とを備える。
また、配線基板ユニット製造装置1には、図2に示すように、リジッド基板ハンドリング装置(以下「リジッドハンド」と記述)11と、フレキシブル基板ハンドリング装置(以下「フレキハンド」と記述)9と、CCD(Charge Coupled Device)などを備え、端子位置検出手段として機能するリジッド位置測定カメラ10及びフレキ位置測定カメラ17並びに画像処理装置20と、仮固定手段として機能する仮止め用加熱装置19と、システムコントローラ18とが設けられている。上記の画像処理装置20は、リジッド位置測定カメラ10及びフレキ位置測定カメラ17により捕捉された映像を画像処理する。また、本実施形態において、上記仮止め用加熱装置19により行われる仮止め(仮固着)工程の後段の処理工程(本固着工程)では、真空多段プレス機(図示せず)が用いられる。
フレキ載置ステーション5には、基板組付ステーション3側へ供給されるフレキシブル基板(フレキシブルプリント配線板)27を載置しておくための領域である。フレキ載置ステーション5には、フレキ載置台15が設置されており、さらに、そのフレキ載置台15の上には、複数枚のフレキシブル基板(フレキシブルプリント配線板)27を載置可能なフレキ載置用トレー77が配置されている。基板供給ステーションは、単数枚又は複数枚のリジッド基板23を基板支持枠(基板支持用のフレーム)21に接合して構成されるリジッド基板アッセンブリ25を基板組付ステーション3側へ供給するために設けられている。
システムコントローラ18は、配線基板ユニット製造装置1の全体的な機器制御を統括して行う制御部であって、CPU、RAM、ROMなどを内蔵する。ROMには、CPUが行う各種制御や演算のためのパラメータや、リジッド基板アッセンブリ25とフレキシブル基板27とを組み付けるための基板組付プログラムなどが記憶されている。CPUは、ROMから例えば上記基板組付プログラムを読み込んで命令文を解釈し、RAMのメモリ空間を用いてこのプログラムを実行する。なお、このような基板組付プログラム(ソフトウェア)に代えて、配線基板ユニット製造装置全体の統括的な動作制御を各種電子部品で実現するハードウェアによって構成してもよい。
また、システムコントローラ18は、上記リジッド位置測定カメラ10及びフレキ位置測定カメラ17によって捕捉されたリジッド基板アッセンブリ25及びフレキシブル基板27の映像を基に演算処理を行い、例えば二軸方向(X1−X2方向及びY1−Y2方向)における仮想空間上のXY座標位置を取得(認識)する。また、システムコントローラ18は、基板プレス用補助プレート80が取り付けられたリジッド基板アッセンブリ25、及びフレキシブル基板27をそれぞれハンドリングするリジッドハンド11及びフレキハンド9を、三軸方向(X1−X2方向、Y1−Y2方向、Z1−Z2方向)及びこれらの基板表面に沿った(水平面を基準面とした)回転方向(θ1−θ2方向)の移動制御(位置決め制御)を行う。さらに、システムコントローラ18は、仮止め用加熱装置19の三軸方向の移動制御及び加熱温度の制御を行う。また、上記した真空多段プレス機は、図示しない制御部によってそのプレス圧及び加熱温度が制御される。
基板組付ステーション3は、組付台14を備えており、基板プレス用補助プレート80が取り付けられたリジッド基板23(リジッド基板アッセンブリ25)とフレキシブル基板27とを、この組付台14上で互いに仮固定し、仮固定状態の配線基板ユニット(フレキシブル・リジッド配線板)31を作製するための領域である。基板プレス用補助プレート80が取り付けられたリジッド基板アッセンブリ25は、基板供給ステーションから基板組付ステーション3側へリジッドハンド11によって搬送されつつリジッド位置測定カメラ10によって搬送位置を検出され組付台14上の所定位置に載置(位置決め)される。
一方、フレキシブル基板27は、フレキ載置ステーション5側から基板組付ステーション3側へフレキハンド9によって搬送されつつフレキ位置測定カメラ17によって搬送位置を検出され、組付台14上の(基板プレス用補助プレート80と一体化された)リジッド基板アッセンブリ25に対して位置決めされる。組付台14上で互いに位置決めされたリジッド基板アッセンブリ25とフレキシブル基板27とは、仮止め用加熱装置19によって、まず、仮止め(フレキシブル基板27の端縁の主に樹脂部分がリジッド基板アッセンブリ25にスポット溶着)され、さらに真空多段プレス機によって互いが強固に加熱溶着される。
ここで、本実施形態の配線基板ユニット製造装置1により製造される配線基板ユニットの構成を図3a〜図3c及び図4に例示する。ここで、図3a〜図3cは、配線基板ユニットの製造工程の一例を示す断面図、図4は、配線基板ユニット製造装置1により製造可能な配線基板ユニット31の一例を示す平面図である。
図3aに示すように、リジッド基板23は、例えば、ビー・スクエア・イット[B2it](登録商標)などの層間接続法を用い、ガラス−エポキシ系プリプレグなどで構成された複数の絶縁層57どうしの間を挟む位置にある導体パターン(ランド部53、56を含む)を垂直配線部55で層間接続して構成された例えば8層のプリント配線板である。また、各リジッド基板23は、フレキシブル基板27(の導体バンプ51)との接続部分である当該基板本体の辺部の端縁に座繰り加工を施し、接続すべきフレキシブル基板27の厚さと同等もしくはそれよりも深く座繰って接続端子となる上記ランド部(接続パッド部)53を形成した段差部47を有する。
一方、フレキシブル基板27は、図3bに示すように、例えばポリイミド製の基材フィルム58の各面に各々形成された導体パターン(接続端子部27bを含む)を垂直配線部で層間接続して構成された例えば2層のフレキシブルプリント配線板である。さらに、フレキシブル基板27には、接続端子部27b上に例えば銀ペーストなどの導電性物質により端子間接続用の突起部としての導体バンプ51が形成されている。フレキシブル基板27では、この導体バンプ51の形成面側(図3c中の下側)に、当該導体バンプ51の先端が外部に突き出す(露出する)ようにガラス−エポキシ系のプリプレグ54が積層配置されている。
さらに、図3cに示すように、これら(二つの)リジッド基板23とフレキシブル基板27とは、仮止め用加熱装置19による仮止め後、真空多段プレス機によって互いが固着される。ここで、フレキシブル基板27の導体バンプ51が塑性変形してリジッド基板23側のランド部53と電気的且つ機械的に接続されるとともに、フレキシブル基板27側のプリプレグ54がリジッド基板23の絶縁層と加熱融着される。ここで、上記した段差部47は、フレキシブル基板27の主面(図3c中の上面)とリジッド基板23の主面とを実質的に等高若しくはこれよりも低位置に配置したかたちで、互いを接合することができ、これにより、部品実装の際や後工程で行われ得るスクリーン印刷の際などに、フレキシブル基板27の主面が障害となることを阻止できる。
次に、図4に例示された配線基板ユニット(フレキシブル・リジッド配線板)31について説明する。図4に示す配線基板ユニット31では、基板支持枠21に、リジッド基板23を、段差部47が互いに対向するように配置し、各リジッド基板23の対向する段差部47に跨って、フレキシブル基板27が取り付けられている。
また、図4に示すように、基板支持枠21には、リジッド位置測定カメラ10及びフレキ位置測定カメラ17によるリジッド基板23の位置測定に用いることの可能な基準マーク41、42、43、44、45、46が、パターン形成されている。基準マーク41、42は、基板支持枠21本体(若しくはアッセンブリ品)の位置決め基準として用いられる。また、基準マーク43、44、45、46は、基板支持枠21に対して取り付けられる個々のリジッド基板23の取り付け位置の位置決め基準として適用可能である。
次に、上記したフレキシブル基板27を好適に載置するためのフレキ載置用トレー77の構造を図5に基づき説明する。ここで、図5は、フレキシブル基板27が載置された状態のフレキ載置用トレー77を示す断面図である。同図に示すように、フレキ載置用トレー77には、フレキシブル基板27の搭載部分に、導体バンプ51の外形部分を避けるように凹まされた凹部79を有するフレキ支持部材78が設けられている。このフレキ載置用トレー77では、この凹部79により導体バンプ51との物理的な干渉(接触)が回避されるため、導体バンプ51が破損してしまうことが防止され、導体バンプ51が接合される導通部分の接続信頼性を向上させることができる。
さらに、フレキハンド9及び仮止め加熱装置19並びにリジッド位置測定カメラ10及びフレキ位置測定カメラ17の構成を図6a〜図6d、図7、図8及び図9に基づいて簡易的に説明する。ここで、図6a〜図6dは、リジッド基板23とフレキシブル基板27との仮止め(仮固定)の工程を示す斜視図であり、図7は、フレキハンド9と仮止め用加熱装置19との構成及び機能を簡易的に説明するための図である。また、図8は、配線基板ユニット製造装置1によるリジッド基板のランド部とフレキシブル基板の導体バンプとの位置検出について説明するための図であり、さらに、図9は、図8のリジッド基板とフレキシブル基板との位置決め及びこれらの基板どうしの仮止めについて説明するための図である。
図6a〜図6dに示すように、リジッド基板23とフレキシブル基板27との仮止めは、リジッド基板23の段差部47に設けられたランド部53と、フレキシブル基板27の導体バンプ51とを位置合わせした後、仮固定手段として機能する仮止め用加熱装置19の先端部19aでフレキシブル基板27のコーナ部分の端縁27aをリジッド基板23側の段差部47にスポット熱融着することで行われる。詳細には、図6dに示す熱融着部分27cとは、フレキシブル基板27の導体バンプ51を貫通させたプリプレグ54がリジッド基板23側の段差部47と熱融着される部位である(図3c、図9参照)。
また、図7において、ハンドリングしたフレキシブル基板27のコーナ部分の端縁27aをスポット熱融着するために、仮止め用加熱装置19を、フレキハンド9の略矩形状に形成された吸着プレート9aの四隅に各々配置してもよいし、1台の仮止め用加熱装置19を四隅に順次移動させてもよいし、例えばフレキハンド9の内部に加熱装置を設けるようにしてもよい。この加熱装置としては、電熱線によるコンスタントヒート、セラミックヒータ、及びパルスヒータなどが挙げられ、例えばスプリングなどを介して組み込む構造が例示される。また、図7において、フレキハンド9の四隅に上記パルスヒータを適用する場合には、個々のヒータどうしの配線を直列に接続することが望ましい。これにより、上記加熱装置にタングステン、チタン等の金属材料を用いた場合、比較的太い導通線が必要となる当該パルスヒータの配線の簡略化を図ることができる。
さらに、ここで、これらリジッド基板23とフレキシブル基板27とを仮固定する場合には、互いに固着されるべき配線基板どうしの端子部間(つまりリジッド基板23のランド部53と、フレキシブル基板27の導体バンプ51との端子部間)若しくはその周辺部(コーナ部分の端縁27a)の少なくとも一方に、超音波ウェルダなどによる超音波振動、又はこの超音波振動よりも高い周波数の高周波の振動を付与することにより、これら配線基板どうしを互いに固定してもよい。また、これに代えて、互いに固着されるべき配線基板どうしの端子部間に位置する導体バンプ51若しくはその周辺部(コーナ部分の端縁27a)の少なくとも一方に、電磁誘導加熱を施すか、又はマイクロ波或いはレーザーを含む電磁波、若しくは電波、赤外線、可視光線、紫外線、X線、若しくはγ線を含む電磁波を供給することにより、これらの配線基板どうしを互いに固定するようにしてもよい。
また、フレキハンド9は、図7〜図9に示すように、フレキシブル基板27の一方の主面(本実施形態では図8中の上側の面)12を自身の吸着プレート9aを介して吸着(本実施形態では図7に示すようにフレキシブル基板27の四隅を除くほぼ全面を真空吸着)しつつ該配線基板を三次元方向に搬送する、例えば縦横に配置された複数のリニアガイドやリニアモータなどの移動(搬送)機構を備える面吸着型のハンドリング装置である。
また、吸着プレート9aは、上述したように略矩形状に形成されており、ハンドリングしたフレキシブル基板27のコーナ部分の端縁27aをスポット熱融着し易いように、それぞれの四隅を面取り加工した面取り部9dが設けられている。このフレキハンド9は、面吸着型の装置であるため、剛性の低いフレキシブル基板であっても、3軸方向及びθ1−θ2方向への搬送時に、その搬送姿勢に傾きが生じてしまうことなどを極力抑えることができ、これにより、フレキシブル基板の導体バンプ部分の位置決め精度を向上させることができる。ここで、図7に示す上記フレキハンド9と仮止め用加熱装置19とは、単一のユニット装置として構成されており、一方で、これらフレキハンド9及び仮止め用加熱装置19は、各々が独立して動作することが可能となっている。
さらに、ここでリジッドハンド11についての説明を図1に基づき説明する。
同図1に示すように、リジッドハンド11は、上述したように、基板プレス用補助プレート80と一体化されたリジッド基板アッセンブリ25や仮固定状態の配線基板ユニット31を例えば保持しつつ、リジッド基板供給ステーションと基板組付ステーション3との間を往復移動する動作を主に行う。このような本実施形態のリジッドハンド11は、上記フレキハンド9と同様に面吸着型の真空吸着式のハンドリング装置である。
ここで、図4に例示したように、本実施形態に係るフレキシブル基板27を仮固定する前のリジッド基板アッセンブリ25や、このリジッド基板アッセンブリ25にフレキシブル基板27を仮固定した配線基板ユニット31は、平面視した方向に空隙部31aが比較的多く存在している。しかしながら、このようなリジッド基板アッセンブリ25や(仮固定状態の)配線基板ユニット31と、後に詳述する基板プレス用補助プレート80と、が予め一体化されていることで、基板プレス用補助プレート80が空隙部31aを塞ぐ吸着マスクとして機能し、真空吸着式のリジッドハンド11によるこれらの基板の保持及び搬送が好適に行われる。また、このように仮固定状態の配線基板ユニット31と基板プレス用補助プレート80とを一体化することで、ユニット全体としての剛性が高まり、配線基板ユニット31上の端子部周辺の仮固定部分が、機械的なストレスなどで剥離してしまうことを防止することができる。
また、リジッドハンド11においても、基板組付ステーション3の組付台14上の所定位置にリジッド基板アッセンブリ25を高精度に位置決めして載置する必要があるため、三軸方向(X1−X2方向、Y1−Y2方向、Z1−Z2方向)及び基板表面に沿って(水平面を基準面として)θ1−θ2方向に回転可能に構成されている。また、リジッドハンド11で保持している配線基板のチルト方向の傾きを修正できるように、このリジッドハンド11にチルト方向への回動を可能とする機構を設けてもよい。
次に、リジッド位置測定カメラ10及びフレキ位置測定カメラ17の詳細な構成、並びにこれらの測定カメラによるフレキハンド9及びリジッドハンド11の移動制御について説明する。
すなわち、図1及び図8に示すように、フレキ位置測定カメラ17は、フレキ載置ステーション5と、基板組付ステーション3との間若しくは各々の内部に設けられており、突起部である導体バンプ51を下向きにした状態でフレキハンド9によって、フレキ載置ステーション5側から基板組付ステーション3側へ搬送されるフレキシブル基板27の導体バンプの先端部の位置を直接検出することが可能となっている。
つまり、フレキ位置測定カメラ17は、フレキ載置ステーション5と基板組付ステーション3との間から、配線基板ユニット製造装置本体の下方側から上方向(Z1方向)のエリアの映像を捕捉することが可能となっている。また、フレキ位置測定カメラ17を、配線基板ユニット製造装置本体の上方側に設置し、フレキシブル基板27の導体バンプ51を上方側にした状態で移動させ、導体バンプ51の位置測定後に、フレキシブル基板27の表裏を反転して基板組付ステーション3で組み付けを行うようにしてもよい。
一方、リジッド位置測定カメラ10は、図1及び図8に示すように、基板組付ステーション3の組付台14の上面と対向する位置、つまり組付台14の上方に配置されている。したがって、リジッド位置測定カメラ10は、組付台14の上方から下方側のエリアの映像を捕捉することが可能となっている。これにより、リジッドハンド11を通じて、リジッド基板供給ステーション側から基板組付ステーション3へと載置される(基板プレス用補助プレート80と一体化された)リジッド基板23の段差部47に形成されたランド部53の位置を直接検出することが可能となっている。
詳細には、上記リジッド位置測定カメラ10及びフレキ位置測定カメラ17によって各々検出されたフレキシブル基板27上の導体バンプ51の先端部の位置情報、及びリジッド基板23(リジッド基板アッセンブリ25)上のランド部53の位置情報は、システムコントローラ18に入力される。システムコントローラ18は、これらの位置情報に基づいて、コントローラ自身が把握可能な例えば2軸方向(X1−X2方向及びY1−Y2方向)におけるXY座標位置を演算により求めこの位置を認識する。ここで、上述したフレキハンド9及びリジッドハンド11及びカメラの移動機構は、1軸の光学式若しくは磁気式のリニアスケールを多数組み合わせて構成した位置検知用のスケールや、また干渉縞などを検出するためのピックアップを備えており、システムコントローラ18の制御下で、ハンドリングしているリジッド基板23(リジッド基板アッセンブリ25)及びフレキシブル基板27に対して例えばμmオーダ以下の高精度な位置決めを実現する。
また、上記構成に代えてボールねじに光学式若しくは磁気式のロータリーエンコーダを取り付けた位置検出手段やレーザー干渉計などを用いてもよい。また、基板どうしの位置決めの際には、リジッド基板23(リジッド基板アッセンブリ25)側を移動させてもよいし、また、これに代えて、フレキシブル基板27側を移動させるようにしてもよいし、さらにまたリジッド基板23とフレキシブル基板27との双方を移動させて互いの位置決めを行うようにしてもよい。
さらに、リジッド位置測定カメラ10及びフレキ位置測定カメラ17を適用した図8に示すレイアウトは、実際に接続すべき、フレキシブル基板27に設けられた接続端子部27b上の導体バンプ51の位置(図3b参照)と、リジッド基板23(リジッド基板アッセンブリ25)上のランド部53の位置とを直接的に検出しているので、フレキシブル基板27とリジッド基板23との位置合せを高精度に行うことができる。
すなわち、このように構成されたフレキハンド9及びリジッドハンド11は、上記の基板組付プログラムが実行されるシステムコントローラ18の制御下で、図9に示すように、組付台14上において、リジッド位置測定カメラ10及びフレキ位置測定カメラ17により位置検出された導体バンプ51及びランド部53どうしが互いに対向して接触する位置で、一対のリジッド基板23とフレキシブル基板27との位置決めを行う。また、仮止め用加熱装置19は、図6c、図6d及び図9に示すように、上記のように位置決めされた、基板プレス用補助プレート80と一体化されているリジッド基板23(リジッド基板アッセンブリ25)とフレキシブル基板27とを仮止め用加熱装置19を介して仮固定する。
次に、本実施形態の配線基板ユニット製造装置1が備える基板プレス用補助プレート80の構成について図10〜図13に基づき説明を行う。ここで、図10は、この基板プレス用補助プレート80の構造を示す断面図である。また、図11は、この基板プレス用補助プレート80上にリジッド基板23(リジッド基板アッセンブリ25)が搭載された状態を示す断面図であり、図12は、図11の基板プレス用補助プレート80上のリジッド基板23にフレキシブル基板27が仮固定された状態を示す断面図である。さらに、図13は、図12のフレキシブル基板27が仮固定されて得られた(仮固定状態の)配線基板ユニット31と基板プレス用補助プレート80との積層体を複数重ね合わせて熱加圧プレスを行う直前の状態を示す断面図である。
すなわち、基板プレス用補助プレート80は、図10〜図13に示すように、仮固定状態の配線基板ユニット31と交互に重ね合わせて用いられるものであって、粘着層81と、(第1の)緩衝層及び第2の緩衝層としてのクッション層82、84と、硬質層としてのプレス板層83と、離型層85とから構成されている。
粘着層81は、図10に示すように、仮固定状態の配線基板ユニット31におけるリジッド基板23(リジッド基板アッセンブリ25)の構成部分を載せる(支持させる)ための表層であって、シリコーンゴム若しくは熱分解性の接着剤を材料として構成されている。(第1の)クッション層82は、ポリエチレン(PE)を材料として用い、粘着層81を挟んで配線基板ユニット31と対向する側に積層されている。クッション層84は、上記のポリエチレンにより形成されており、クッション層82との間でプレス板層83を挟む位置に積層されている。
さらに、離型層85は、基板プレス用補助プレート80上の粘着層81が積層された一方の主面と相異なる側の他方の主面上に、油、ワックス、合成樹脂、界面活性剤などの離型剤の塗布若しくはポリプロピレン製の離型フィルムを貼り付けることにより形成されている。これにより、
プレス板層83は、クッション層82を挟んで粘着層81と対向する側に積層されており、少なくともクッション層82、84及び粘着層81よりも硬度の高い材質で構成されている。すなわち、プレス板層83は、鉄、ステンレス、真鍮、アルミニウム、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、若しくはガラスエポキシ樹脂、又はこれらの材料のうちの少なくとも一種類の材料を含む複合材料により構成されている。
すなわち、このような積層構造を採る基板プレス用補助プレート80を用い、図3c及び図4に示す配線基板ユニット31を製造する場合には、まず、図11(及び図1)に示すように、基板プレス用補助プレート80の粘着層81上にリジッド基板23(リジッド基板アッセンブリ25)を搭載する。次に、図8に示すように、基板プレス用補助プレート80上に支持されたリジッド基板23のランド部53の位置と、フレキシブル基板27の導体バンプ51の位置とを、リジッド位置測定カメラ10及びフレキ位置測定カメラ17を通じてそれぞれ検出する。次いで、図12及び図1、図9に示すように、各々位置検出されたランド部53及び導体バンプ51が互いに対向して接触する位置でこれらリジッド基板23及びフレキシブル基板27どうしを、仮止め用加熱装置19を用いて仮固定する。
さらに、図13に示すように、このようなステップで同様に製造される図12示す仮固定状態の配線基板ユニット31と基板プレス用補助プレート80との積層体を(当該積層体の各層の配置が同一の向きに向くように)複数重ね合わせて真空多段プレス機に収容し、熱加圧プレスを行う。熱加圧プレス終了後に、真空多段プレス機側から搬出した積層体の郡から各々基板プレス用補助プレート80を取り外すことで、複数の配線基板ユニット31を製品として得ることができる。この際、基板プレス用補助プレート80の一方の主面が、シリコーンゴム若しくは熱分解性の接着剤を材料とした粘着層81で形成され、かつ他方の主面が、ポリプロピレン製の離型層85で形成されていることから、基板プレス用補助プレート80側から配線基板ユニット31を容易に取り外すことができる。
既述したように、本実施形態に係る配線基板ユニット製造装置1によれば、熱加圧プレス時の加圧力を効率良く均一に伝えるクッション材やプレス板として機能するプレス板層83及びクッション層82、84に加え、基板固定用の粘着層81及び離型層85を一体的に備える基板プレス用補助プレート80と、仮固定状態の配線基板ユニット31と、を複数重ね合わせて熱加圧プレスを行うことで、配線基板ユニット31を効率的に製造することができる。
また、本実施形態によれば、リジッド基板アッセンブリ25又は仮固定状態の配線基板ユニット31と、基板プレス用補助プレート80と、が予め一体化された部品を製造工程に投入することで、上記基板プレス用補助プレート80が空隙部31a(図4参照)を塞ぐ吸着マスクとして機能し、真空吸着式のリジッドハンド11によるリジッド基板アッセンブリ25(及び仮固定状態の配線基板ユニット31)の搬送や組付台14への真空吸着保持を良好に行うことができる。また、このように仮固定状態の配線基板ユニット31と基板プレス用補助プレート80とを一体化することで、配線基板ユニット全体としての機械的強度が向上し、配線基板ユニット31上の端子部周辺の仮固定部分が基板のたわみなど影響で剥離することなどを阻止することができる。
以上、本発明を第1、第2の各実施の形態により具体的に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。すなわち、上記実施形態では、リジッド基板23(リジッド基板アッセンブリ25)とフレキシブル基板27とを組み付けたフレキシブル・リジッド配線板を、製品(配線基板ユニット)として製造する態様を例示したが、これに代えて、リジッド基板どうしを直接組み付けた配線基板ユニットを製品としてもよい。また、上記実施形態では、基板プレス用補助プレート80のクッション層が二層であったが、これに代えて、図14に示すように、上記のリジッド基板どうしを組み付ける場合や、離型層85の厚さを比較的厚くした場合などには、クッション層82とプレス板層83との間に積層されたクッション層84を削除した基板プレス用補助プレート90を適用することも可能である。
さらに、上記実施形態では、真空多段プレス機の構成については、特に説明しなかったが、真空多段プレス機を、例えば上記システムコントローラ18などの制御下で動作させるようにすることで、この真空多段プレス機を一構成機器として含むかたちで上記した配線基板ユニット製造装置1(配線基板ユニット製造システム)を構成してもよいし、また、真空多段プレス機が、配線基板ユニット製造装置1とは独立して動作する個別の装置であってもよい。
本発明の実施形態に係る基板プレス用補助プレートを適用した配線基板ユニット製造装置を概略的に示す図。 図1の配線基板ユニット製造装置の構成を機能的に示すブロック図。 図1の配線基板ユニット製造装置により、フレキシブル基板に後に組み付けられるリジッド基板の構造を示す断面図。 図3aのリジッド基板がフレキシブル基板に組み付けられる直前の状態を示す断面図。 図3bのフレキシブル基板とリジッド基板とが組み付けられた状態を示す断面図。 図1の配線基板ユニット製造装置により製造される配線基板ユニットを示す平面図。 図1の配線基板ユニット製造装置が備えるフレキ載置用トレーの構造を示す断面図。 図4に示す配線基板ユニットの構成部品であるリジッド基板とフレキシブル基板とを位置決めしている状態を示す斜視図。 図6aのリジッド基板にフレキシブル基板が仮止めされる直前の状態を示す斜視図。 図6bのリジッド基板に対するフレキシブル基板の仮止め中の状態を示す斜視図。 図6cのリジッド基板にフレキシブル基板が仮止めされた状態を示す斜視図。 図1の配線基板ユニット製造装置が備えるフレキハンドと仮止め用加熱装置との構成を簡易的に説明するための図。 図1の配線基板ユニット製造装置によるリジッド基板のランド部とフレキシブル基板の導体バンプとの位置検出について説明するための図。 (図1の配線基板ユニット製造装置による)図8のリジッド基板とフレキシブル基板との位置決め及び仮止めについて説明するための図。 図1の配線基板ユニット製造装置と併せて用いられる基板プレス用補助プレートの構造を示す断面図。 図10の基板プレス用補助プレート上にリジッド基板(リジッド基板アッセンブリ)が搭載された状態を示す断面図。 図11の基板プレス用補助プレート上のリジッド基板にフレキシブル基板が仮固定された状態を示す断面図。 図12のフレキシブル基板が仮固定されて得られた(仮固定状態の)配線基板ユニットと基板プレス用補助プレートとの積層体を複数重ね合わせて熱加圧プレスを行う直前の状態を示す断面図。 図10の基板プレス用補助プレートと構造の異なる他の基板プレス用補助プレートを示す断面図。
符号の説明
1…配線基板ユニット製造装置、9…フレキシブル基板ハンドリング装置(フレキハンド)、10…リジッド位置測定カメラ、11…リジッド基板ハンドリング装置(リジッドハンド)、14…組付台、17…フレキ位置測定カメラ、18…システムコントローラ、19…仮止め用加熱装置、23…リジッド基板、25…リジッド基板アッセンブリ、27…フレキシブルプリント配線板(フレキシブル基板)、31…配線基板ユニット、51…導体バンプ、53…ランド部、80,90…基板プレス用補助プレート、81…粘着層、82,84…クッション層、83…プレス板層、85…離型層。

Claims (8)

  1. リジッドな第1の配線基板及びこの第1の配線基板に仮固定された第2の配線基板を備える基板ユニットと交互に重ね合わせて用いる基板プレス用補助プレートであって、
    前記基板ユニットの前記第1の配線基板の構成部分を載せる粘着層と、
    前記粘着層を挟んで前記基板ユニットと対向する側に積層された緩衝層と、
    前記緩衝層及び前記粘着層よりも硬度の高い材質で構成された硬質層と、
    を具備することを特徴とする基板プレス用補助プレート。
  2. 前記硬質層は、前記緩衝層を挟んで前記粘着層と対向する側に積層されていることを特徴とする請求項1記載の基板プレス用補助プレート。
  3. 前記緩衝層との間で前記硬質層を挟む位置に積層された第2の緩衝層をさらに備えることを特徴とする請求項2記載の基板プレス用補助プレート。
  4. 前記粘着層は、シリコーンゴム若しくは熱分解性の接着剤を材料として構成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の基板プレス用補助プレート。
  5. 前記硬質層は、鉄、ステンレス、真鍮、アルミニウム、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、若しくはガラスエポキシ樹脂、又はこれらの材料のうちの少なくとも一種類の材料を含む複合材料により構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の基板プレス用補助プレート。
  6. 前記粘着層が積層された一方の主面と相異なる側の他方の主面上に離型剤の塗布若しくは離型フィルムを貼り付けることにより形成された離型層をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の基板プレス用補助プレート。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の基板プレス用補助プレート上に支持された前記第1の配線基板と、前記第2の配線基板と、の相対的な位置決めを行う位置決め手段と、
    前記位置決め手段により位置決めされた前記第1及び第2の配線基板上の各端子部が互いに対向して接触する位置でこれらの配線基板どうしを仮固定する仮固定手段と、
    を具備することを特徴とする配線基板ユニットの製造装置。
  8. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の基板プレス用補助プレート上に前記第1の配線基板を搭載する基板搭載工程と、
    前記基板搭載工程で前記基板プレス用補助プレート上に支持された前記第1の配線基板と、前記第2の配線基板と、の相対的な位置決めを行う位置決め工程と、
    前記位置決め工程で位置決めされた前記第1及び第2の配線基板の各端子部が互いに対向して接触する位置でこれらの配線基板どうしを仮固定する仮固定工程と、
    前記仮固定工程で得られた前記基板ユニットと前記基板プレス用補助プレートとの積層体を複数重ね合わせて熱加圧プレスを行うプレス工程と、
    を有することを特徴とする配線基板ユニットの製造方法。
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