JP2007275303A - 薬液注入システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 薬液注入装置100にA用/B用シリンジ200C、Pが反対に装着されること、分岐構造の延長チューブ230がA用/B用シリンジ200C、Pに反対に連結されること、を防止できる薬液注入システム1000を提供する。
【解決手段】 A液用のa色にA用シリンジ200Cの少なくとも一部が着色されており、B液用のb色にB用シリンジ200Pの少なくとも一部が着色されている。薬液注入装置100のA用注入機構120Cの少なくとも一部がa色に着色されているとともにB用注入機構120Pの少なくとも一部がb色に着色されており、延長チューブ230のA用シリンジ200Cに連結されるA用チューブ233Cの少なくとも一部がa色に着色されているとともにB用シリンジ200Pに連結されるB用チューブ233Pの少なくとも一部がb色に着色されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、薬液注入装置で薬液シリンジから被験者に薬液を注入する薬液注入システムに関し、特に、造影シリンジと生食シリンジから造影剤と生理食塩水とを注入する薬液注入システムに関する。
現在、被験者の透視画像を撮像する透視撮像装置としては、CT(Computed Tomography)スキャナ、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、PET(Positron Emission Tomography)装置、SPECT(Single Photon Emission Computed
Tomography)装置、超音波診断装置、アンギオ装置、MRA(MR
Angio)装置、等がある。
上述のような装置を使用するとき、被験者に造影剤や生理食塩水などの薬液を注入することがあり、この注入を自動的に実行する薬液注入装置も実用化されている。このような薬液注入装置は、例えば、駆動モータやスライダ機構などで形成されており、薬液シリンジが着脱自在に装着される。その薬液シリンジはシリンダ部材にピストン部材がスライド自在に挿入されており、そのシリンダ部材に造影剤や生理食塩水が充填される。
このような薬液シリンジを延長チューブで被験者に連結してピストン駆動機構に装着すると、薬液注入装置は、ピストン駆動機構でピストン部材にシリンダ部材を圧入するので、薬液シリンジから被験者に造影剤が注入される。その場合、作業者が各種条件を考慮して造影剤の注入速度や注入容量などを決定し、それを薬液注入装置に数値入力すると、この薬液注入装置は入力数値に対応して造影剤を被験者に注入する。この造影剤の注入により被験者の造影度が変化するので、透視撮像装置により良好な透視画像が撮像されることになる。
なお、薬液注入装置には造影剤とともに生理食塩水も被験者に注入できる製品があり、このような薬液注入装置には、造影剤が充填されている造影シリンジと生理食塩水が充填されている生食シリンジとが薬液シリンジとして並列に装着される。このため、このような薬液注入装置は、造影シリンジを保持して駆動する造影注入機構と、生食シリンジを保持して駆動する生食注入機構と、を有している。
その造影シリンジと生食シリンジとは、通常は二股の1個の延長チューブで被験者に連結されるので、1個の薬液注入装置で被験者に造影剤と生理食塩水とを注入することができる。
例えば、作業者が所望により造影剤の注入完了に連動して生理食塩水を注入することを注入速度や注入容量などとともに薬液注入装置にデータ入力すると、この薬液注入装置は、入力データに対応して被験者に造影剤を注入してから自動的に生理食塩水も注入する。このため、造影剤を生理食塩水で後押しして造影剤の消費量を削減することや、生理食塩水によりアーチファクトを軽減することができる(例えば、特許文献1、2参照)。
WO2005/039675号公報 特開2004−065736号
上述のような薬液注入装置は、当然ながら造影シリンジを保持して駆動する造影注入機構と生食シリンジを保持して駆動する生食注入機構とが並列に形成されているが、造影シリンジと生食シリンジには同一サイズの製品がある。
そして、このような造影/生食シリンジに対応した薬液注入装置では、造影注入機構と生食注入機構とは同一構造に形成されている。このため、造影注入機構に生食シリンジを装着したり、生食注入機構に造影シリンジを装着する誤操作が発生することがあり、造影剤と生理食塩水とを間違って注入する医療ミスの原因となる。
また、造影シリンジと生食シリンジとを被験者に連結する二股の延長チューブは、高粘度な造影剤の流路が直線状となり、そこに低粘度な生理食塩水の流路が合流する構造となっている。このため、延長チューブは造影シリンジと生食シリンジとに連結される部分が個別に規定されているが、これも反対に連結される誤操作が発生することがある。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、薬液注入装置に造影シリンジと生食シリンジとが反対に装着されることを防止できるとともに、二股の延長チューブが造影シリンジと生食シリンジとに反対に連結されることを防止できる、薬液注入システムを提供することを目的とする。
本発明の薬液注入システムは、A用シリンジ、B用シリンジ、薬液注入装置、延長チューブ、を有している。A用シリンジは、薬液としてA液が充填されており、薬液としてB用シリンジは、B液が充填されている。薬液注入装置は、A用シリンジをA用注入機構で保持して駆動するとともにB用シリンジをB用注入機構で保持して駆動し、延長チューブは、二股に形成されていてA用シリンジとB用シリンジとを被験者に連結する。
そして、本発明の第1の薬液注入システムでは、A液用に規定されたa色にA用シリンジの少なくとも一部が着色されており、薬液注入装置のA用注入機構の少なくとも一部がa色に着色されており、延長チューブのA用シリンジに連結されるA用部分の少なくとも一部がa色に着色されている。
本発明の第2の薬液注入システムでは、A用シリンジの少なくとも一部がa色に着色されており、B用シリンジの少なくとも一部がb色に着色されている。薬液注入装置のA用注入機構の少なくとも一部がa色に着色されているとともにB用注入機構の少なくとも一部がb色に着色されており、延長チューブのA用シリンジに連結されるA用部分の少なくとも一部がa色に着色されているとともにB用シリンジに連結されるB用部分の少なくとも一部がb色に着色されている。
従って、本発明の薬液注入システムでは、A用シリンジとB用シリンジと薬液注入装置と延長チューブとが、A液に関与する部分とB液に関与する部分とで色分けされている。
なお、本発明で云う各種手段は、その機能を実現するように形成されていれば良く、例えば、所定の機能を発揮する専用のハードウェア、所定の機能がコンピュータプログラムにより付与されたデータ処理装置、コンピュータプログラムによりデータ処理装置に実現された所定の機能、これらの組み合わせ、等として実現することができる。
また、本発明で云う各種の構成要素は、かならずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が1個の部材として形成されていること、1つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等も可能である。
さらに、本発明では前後左右上下の方向を規定しているが、これは本発明の構成要素の相対関係を簡単に説明するために便宜的に規定したものであり、本発明を実施する場合の製造時や使用時の方向を限定するものではない。また、本発明で云う着色とは、その色を視認できる状態であることを意味しており、例えば、その色の樹脂で部材が形成されていること、その色の塗料が部材の表面に塗布されていること、その色のシールが部材の表面に貼付されていること、等が可能である。
本発明の薬液注入システムでは、A用シリンジとB用シリンジと薬液注入装置と延長チューブとが、A液に関与する部分とB液に関与する部分とで色分けされているので、薬液注入装置にA用シリンジとB用シリンジとが反対に装着されることを防止できるとともに、分岐構造の延長チューブがA用シリンジとB用シリンジとに反対に連結されることを防止できる。
[実施の形態の構成]
本発明の実施の一形態を図1ないし図4を参照して以下に説明する。本実施の形態の薬液注入システム1000は、図示するように、薬液注入装置100、薬液シリンジ200、延長チューブ230、透視撮像装置であるCTスキャナ300、を有しており、詳細には後述するが、被験者(図示せず)に薬液として造影剤と生理食塩水とを注入する。
CTスキャナ300は、図3に示すように、撮像実行機構である透視撮像ユニット301と撮像制御ユニット302とを有しており、その透視撮像ユニット301と撮像制御ユニット302とは通信ネットワーク303で有線接続されている。透視撮像ユニット301は被験者から透視画像を撮像し、撮像制御ユニット302は透視撮像ユニット301を動作制御する。
薬液シリンジ200は、図1に示すように、シリンダ部材210とピストン部材220とを有しており、シリンダ部材210にピストン部材220がスライド自在に挿入されている。シリンダ部材210は、円筒形の中空の本体部211を有しており、この本体部211の閉塞した先端面に導管部212が形成されている。
シリンダ部材210の本体部211の末端面は開口されており、この開口から本体部211の内部にピストン部材220が挿入されている。シリンダ部材210の末端外周にはシリンダフランジ213が形成されており、ピストン部材220の末端外周にはピストンフランジ221が形成されている。
本形態の薬液シリンジ200は、製品出荷時に薬液が充填されているプレフィルドシリンジであり、A液である造影剤が充填されているA用シリンジである造影シリンジ200Cと、B液である生理食塩水が充填されているB用シリンジである生食シリンジ200Pと、がある。
そして、本形態の造影/生食シリンジ200C、200Pは、同一形状に形成されており、例えば、透明な樹脂で略全体が形成されている。ただし、その透明樹脂の部分的な着色成形などにより、造影シリンジ200Cは、導管部212とシリンダフランジ213とピストンフランジ221とがa色である緑色に着色されており、生食シリンジ200Pは、同一部分がb色である青色に着色されている。
延長チューブ230は、図1および図4に示すように、後部が二股に分岐されており、造影シリンジ200Cと生食シリンジ200Pとを被験者の血管(図示せず)に連結する。より具体的には、延長チューブ230は、例えば、透明で柔軟な樹脂製のチューブ本体231を有しており、このチューブ本体の前端に翼状針やカテーテルが一体に装着されている(図示せず)。
チューブ本体231の後端は、分岐管232に連結されており、この分岐管232に、A用部分である造影用チューブ233CとB用部分である生食用チューブ233Pとが連結されている。造影用チューブ233Cは、延長チューブ230の二股に分岐されている部分の一方であって造影シリンジ200Cに連結され、生食用チューブ233Pは、延長チューブ230の二股に分岐されている部分の他方であって生食シリンジ200Pに連結される。
なお、分岐管232は、透明で硬質な樹脂によりT型に形成されているが、より高粘度な造影剤を円滑に流動させるため、チューブ本体231と造影用チューブ233Cとを直線状に連結し、そこに直角に生食用チューブ233Pを連結する構造に形成されている。
造影/生食用チューブ233C、233Pの後端には、造影シリンジ200Cの導管部212に連結されるA用ソケットである造影用ソケット234Cと、生食シリンジ200Pの導管部212に連結されるB用ソケットである生食用ソケット234Pと、が個々に形成されている。
前述のように、本形態の造影シリンジ200Cと生食シリンジ200Pとは同一形状に形成されているので、上述の造影/生食用ソケット234C、234Pも同一形状に形成されている。ただし、造影用ソケット234Cは、例えば、樹脂の着色成形によりa色である緑色に着色されており、生食用ソケット234Pは、b色である青色に着色されている。
さらに、造影/生食用チューブ233C、233Pは、チューブ本体231と同様に透明で柔軟な樹脂で形成されているが、例えば、柔軟な着色樹脂のインサート成形により、造影用チューブ233Cは、上部にa色である緑色のライン235Cが形成されており、生食用チューブ233Pは、上部にb色である青色のライン235Pが形成されている。
本形態の薬液注入装置100は、図2に示すように、注入制御ユニット101と注入ヘッド110とが別体に形成されており、その注入制御ユニット101と注入ヘッド110とは通信ケーブル102で有線接続されている。注入ヘッド110は、装着される薬液シリンジ200を駆動して被験者に薬液を注入し、注入制御ユニット101は、注入ヘッド110を動作制御する。
このため、図3に示すように、注入制御ユニット101は表示制御手段であるコンピュータユニット(図示せず)が内蔵されており、CTスキャナ300の撮像制御ユニット302とも通信ネットワーク(図示せず)で有線接続されている。注入制御ユニット101は、操作部103、ディスプレイデバイスであるタッチパネル104、スピーカユニット105、等が本体ハウジング106の前面に配置されており、別体のコントローラユニット107が接続コネクタ108で有線接続されている。
この注入ヘッド110は、図2に示すように、キャスタスタンド111の上端に可動アーム112で装着されており、図1に示すように、そのヘッド本体113には、造影/生食シリンジ200C、200Pを個々に保持して駆動する造影注入機構120Cと生食注入機構120Pとが右側と左側とに並列に形成されている。
より詳細には、ヘッド本体113の前部上面には、左右一対の半円筒状の凹部121が形成されており、これら一対の凹部121の後端には、左右方向に連続する半円環状の凹溝を有するシリンダ保持機構122が個々に形成されている。一対の凹部121は、上方から挿入される造影/生食シリンジ200C、200Pのシリンダ部材210を個々に保持し、一対のシリンダ保持機構122は、上方から挿入される造影/生食シリンジ200C、200Pのシリンダ部材210を個々に保持する。
また、注入ヘッド110は、シリンダ保持機構122より後方の位置にピストン駆動機構124が搭載されており、その一対のピストン駆動機構124が、造影/生食シリンジ200C、200Pのピストン部材220を個々にスライド移動させる。より具体的には、ピストン駆動機構124は、前後方向にスライド自在に支持されたスライドロッド125を有しており、このスライドロッド125の前端には、ピストンフランジ221を保持するピストン保持機構126が形成されている。
スライドロッド125は、例えば、ネジ機構を介して駆動モータに連結されているので(図示せず)、ピストン駆動機構124は、その駆動モータの駆動力により、造影/生食シリンジ200C、200Pのピストン部材220をシリンダ部材210に対してスライド移動させる。
また、注入ヘッド110の後部上面には、A用操作部である造影用操作部128Cが右側に形成されており、B用操作部である生食用操作部128Pが左側に形成されている。造影/生食用操作部128C、128Pは、複数の押圧スイッチ129を有しており、造影/生食注入機構120C、120Pの操作に利用される。
前述のように本形態の造影シリンジ200Cと生食シリンジ200Pとは同一形状に形成されているので、上述の造影/生食注入機構120C、120Pも、各部が同一構造に形成されているが、造影シリンジ200Cを駆動する造影注入機構120Cと生食シリンジ200Pを駆動する生食注入機構120Pとは個別に規定されている。
そして、本形態の薬液注入装置100では、シリンダ保持機構122は、例えば、樹脂製のヘッド本体113に組み込まれた金属部品で形成されており、造影注入機構120Cのシリンダ保持機構122は緑色に着色されているとともに生食注入機構120Pのシリンダ保持機構122は青色に着色されている。
また、ピストン保持機構127は、例えば、複数の樹脂部品で組み立てられているが、造影注入機構120Cのピストン保持機構127は緑色に着色されているとともに生食注入機構120Pのピストン保持機構127は青色に着色されている。さらに、造影用操作部128Cは、その押圧スイッチ129が緑色に着色されており、生食用操作部128Pは、その押圧スイッチ129が青色に着色されている。
つまり、本形態の薬液注入装置100では、注入ヘッド110の造影/生食注入機構120C、120Pの複雑な動作などは、注入制御ユニット101の操作により制御されるが、簡単な動作ならば造影/生食用操作部128C、128Pの操作により実行される。
また、注入制御ユニット101は、タッチパネル104により造影/生食注入機構120C、120Pの動作状態などの各種データをカラー表示する。ただし、造影注入機構120Cに関連する各種データは、少なくとも一部がa色である緑色で表示され、生食注入機構120Pに関連する各種データは、少なくとも一部がb色である青色で表示される。
[実施の形態の作用]
上述のような構成において、本形態の薬液注入システム1000で被験者(図示せず)から透視画像を撮像する場合、図3に示すように、作業者(図示せず)はCTスキャナ300の撮像ユニット301の近傍に薬液注入装置100を配置し、その撮像ユニット301に位置する被験者に、図1に示すように、延長チューブ230で造影剤と生理食塩水との造影シリンジ200C,200Pを連結する。
そして、これらの造影/生食シリンジ200C,200Pを薬液注入装置100に装着し、例えば、この薬液注入装置100で造影/生食シリンジ200C,200Pを順番に駆動する。これで被験者に造影剤と生理食塩水とが順番に注入されるので、例えば、造影剤が注入される被験者からCTスキャナ300で透視画像が撮像され、撮像が完了した被験者に生理食塩水が注入される。
本形態の薬液注入システム1000では、薬液注入装置100と造影/生食シリンジ200C,200Pと延長チューブ230とが、造影剤に関与する部分は緑色に着色されており、生理食塩水に関与する部分は青色に着色されている。このため、造影/生食シリンジ200C,200Pが薬液注入装置100の造影/生食注入機構120C,120Pに反対に装着されることや、造影/生食シリンジ200C,200Pに延長チューブ230が反対に連結されることを、簡単に防止することができる。
特に、延長チューブ230は、造影/生食シリンジ200C,200Pに連結される造影/生食用ソケット234C、234Pが緑色および青色に着色されており、造影/生食シリンジ200C,200Pは、延長チューブ230が連結される導管部212が緑色および青色に着色されているので、造影/生食シリンジ200C,200Pに延長チューブ230が反対に連結されることを良好に防止することができる。
同様に、造影/生食シリンジ200C,200Pは、注入ヘッド110の造影/生食注入機構120C,120Pに保持されるシリンダ/ピストンフランジ213、221が緑色および青色に着色されており、薬液注入装置100は、造影/生食シリンジ200C,200Pを保持するシリンダ/ピストン保持機構122、126が緑色および青色に着色されているので、造影/生食シリンジ200C,200Pが薬液注入装置100の造影/生食注入機構120C,120Pに反対に装着されることを良好に防止することができる。
さらに、本形態の薬液注入装置100では、造影注入機構120Cを操作するための造影用操作部128Cは押圧スイッチ129が緑色に着色されており、生食注入機構120Pを操作するための生食用操作部128Pは押圧スイッチ129が青色に着色されているので、造影/生食注入機構120C,120Pを間違って操作することも良好に防止することができる。
しかも、本形態の薬液注入装置100では、タッチパネル104に造影注入機構120Cに関連する各種データが緑色で表示され、生食注入機構120Pに関連する各種データが青色で表示される。このため、造影/生食注入機構120C,120Pに関するタッチパネル104の表示内容を間違うことも良好に防止することができ、タッチパネル104により造影/生食注入機構120C,120Pを間違って操作することも良好に防止することができる。
[実施の形態の変形例]
本発明は上記形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許容する。例えば、上記形態では説明を簡単にするために薬液注入装置100に造影/生食シリンジ200C,200Pが直接に装着されることのみ例示したが、図5に例示する薬液注入システム1100のように、薬液シリンジ200として各種サイズがあり、薬液注入装置500に最大サイズの薬液シリンジ200のみ直接に装着され、最大以外のサイズの薬液シリンジ200はシリンダアダプタ400を介して装着されることも可能である。
なお、このようにシリンダアダプタを使用するシステムでは、造影/生食シリンジ200C,200Pの両方に各種サイズがあって両方にシリンダアダプタ400が用意されていても良く、一方のみ各種サイズがあって一方のみシリンダアダプタ400が用意されていても良い。また、各種サイズの薬液シリンジ200の全部が、シリンダアダプタ400を介して薬液注入装置100に装着されることも可能である。そして、このようなシリンダアダプタ400も、図5に示すように、造影/生食用の区別により、その上面などが緑色/青色に着色されていることが可能である。
また、上記形態では造影/生食シリンジ200C、200Pのシリンダ/ピストンフランジ213、221の全体が緑色/青色に着色されていることを例示したが、この着色は薬液注入装置100に装着された状態で視認できれば良い。このため、図5に例示する薬液注入システム1100のように、シリンダフランジ213が上面のみ着色されていることや、ピストンフランジ221が外周面のみ着色されていることなども可能である。
また、上記形態では薬液注入装置100の造影/生食注入機構120C,120Pのシリンダ/ピストン保持機構122、126が緑色/青色に着色されていることを例示したが、これも造影/生食シリンジ200C、200Pが装着された状態で視認できれば良い。このため、図5に示すように、造影/生食注入機構120C,120Pの凹部121が着色されていることや、ピストン保持機構126が上面のみ着色されていることなども可能である。
さらに、造影注入機構120Cの凹部121にA用発光手段として緑色に発光する発光素子を配置しておくとともに、生食注入機構120Pの凹部121にB用発光手段として青色に発光する発光素子を配置しておくことも可能である(図示せず)。なお、このような発光素子は、例えば、白色に発光する電球やEL(Electro-Luminescence)パネルに緑色や青色の透光板を組み合わせることや、緑色や青色に発光するELパネルを利用することなどで容易に実現可能である(図示せず)。
この場合、透明な造影/生食シリンジ200C、200Pを緑色/青色の透過光で発光させることができるので、造影/生食シリンジ200C、200Pの装着の間違いを良好に防止することができるとともに、造影剤や生理食塩水の残量の確認なども容易となる。
また、上記形態では造影/生食用操作部128C、128Pの押圧スイッチ129が緑色/青色に着色されていることを例示したが、図5に示すように、造影/生食用操作部128C、128Pの押圧スイッチ129の周辺部分が着色されていることも可能である。
さらに、上記形態では薬液注入装置100や造影/生食シリンジ200C、200Pが個別に着色されていることを例示したが、例えば、造影/生食シリンジ200C、200Pのシリンダ部材210の下面を規定しておき、造影剤が充填されたシリンダ部材210を介して上方から視認されると所定の形状となる図柄を、造影シリンジ200Cのシリンダ部材210の下面と造影注入機構120Cの凹部121の底面とに分割して緑色で表記しておくとともに、生理食塩水が充填されたシリンダ部材210を介して上方から視認されると所定の形状となる図柄を、生食シリンジ200Pのシリンダ部材210の下面と生食注入機構120Pの凹部121の底面とに分割して青色で表記しておくことも可能である(図示せず)。
この場合、造影/生食シリンジ200C、200Pが造影/生食注入機構120C,120Pに反対に装着されていないかだけでなく、上下が間違いなく装着されているか、シリンダ部材210に薬液が充填されているか、も緑色/青色の図柄で確認することができる。
なお、上述のような図柄は、例えば、薬液が充填された薬液シリンジ200のシリンダ部材210を介すると屈折により正円として視認される楕円を、2つに分割してシリンダ部材210と凹部121の底面とに個々に表記しておくことなどが好適である(図示せず)。
さらに、前述したシリンダアダプタ400を透明な樹脂などで形成しておき、上述の図柄を、造影/生食シリンジ200C、200Pの下面と造影/生食注入機構120C,120Pの凹部121の底面とシリンダアダプタ400とに分割して表記しておくことも可能である(図示せず)。
また、上記形態では造影/生食シリンジ200C、200Pの各種データは作業者が薬液注入装置100にタッチパネル104の手作業などで入力することを想定したが、例えば、薬液などに関連する各種データが記録されているRFIDタグを造影/生食シリンジ200C、200Pに装着しておき、そのRFIDタグから各種データを無線受信するRFIDリーダを薬液注入装置に搭載しておくことも可能である(図示せず)。
その場合、例えば、RFIDタグは粘着シールなどとして造影/生食シリンジ200C、200Pの外面に装着されるので、例えば、その表面を印刷により緑色や青色に着色しておくことや、その白色の表面に緑色や青色の印刷で各種データを表記しておくことなどが可能である。
さらに、上記形態では造影/生食シリンジ200C、200Pの各種データを緑色/青色で表示するタッチパネル104が注入ヘッド110とは別体の注入制御ユニット101に搭載されていることを例示したが、注入ヘッド110に液晶ディスプレイなどのディスプレイデバイスを搭載しておき(図示せず)、そこに造影/生食シリンジ200C、200Pの各種データを緑色/青色で表示することも可能である。
また、上記形態では延長チューブ230のチューブ本体231と造影/生食用チューブ233C、233Pとが単純な分岐管232で連結されていることを例示したが、図6に例示する延長チューブ410のように、活栓411で連結されていることも可能である。
この活栓411は、T型の分岐管412に操作レバー413が装着された外観に形成されており、その操作レバー413の方向によりチューブ本体231に造影/生食用チューブ233C、233Pの一方が開通される。そこで、このような延長チューブ410では、例えば、操作レバー413の方向に対応して分岐管412の端部414C、414Pを着色しておくことにより、操作レバー413の誤操作を防止することが可能となる。
さらに、上記形態では着色が樹脂の着色成形などで実現されることを例示したが、これを塗装やシールの貼付などで実現することも可能である。また、上記形態では造影剤に関連する部分が緑色に着色されており、生理食塩水に関連する部分が青色に着色されていることを例示したが、当然ながら、その薬液や色は各種に変更可能であり、第3以上の薬液と第3以上の色とが存在することも可能である。
さらに、上記形態では、造影剤に関連する部分が緑色に着色されているとともに、生理食塩水に関連する部分が青色に着色されていることを例示したが、例えば、造影剤に関連する部分のみが緑色などに着色されていて、生理食塩水に関連する部分は特定の着色がないことや、生理食塩水に関連する部分のみが青色などに着色されていて、造影剤に関連する部分は特定の着色がないことなども可能である(図示せず)。
本発明の実施の形態の薬液注入システムを示す分解斜視図である。 薬液注入装置を示す斜視図である。 薬液注入システムの全体を示す斜視図である。 延長チューブの要部を示す一部を破断した斜視図である。 薬液注入システムの変形例を示す分解斜視図である。 延長チューブの変形例の要部を示す一部を破断した斜視図である。
符号の説明
100 薬液注入装置
104 ディスプレイデバイスであるタッチパネル
120C 造影注入機構
120P 生食注入機構
121 凹部
122 シリンダ保持機構
126 ピストン保持機構
128C A用操作部である造影用操作部
128P B用操作部である生食用操作部
200C A用シリンジである造影シリンジ
200P B用シリンジである生食シリンジ
210 シリンダ部材
212 導管部
213 シリンダフランジ
220 ピストン部材
221 ピストンフランジ
230 延長チューブ
233C A用部分である造影用チューブ
233P B用部分である生食用チューブ
234C A用ソケットである造影用ソケット
234P B用ソケットである生食用ソケット
400 A用/B用アダプタであるシリンダアダプタ

Claims (17)

  1. 薬液としてA液が充填されているA用シリンジと、薬液としてB液が充填されているB用シリンジと、前記A用シリンジをA用注入機構で保持して駆動するとともに前記B用シリンジをB用注入機構で保持して駆動する薬液注入装置と、前記A用シリンジと前記B用シリンジとを被験者に連結する分岐構造の延長チューブと、を有している薬液注入システムであって、
    前記A液用に規定されたa色に前記A用シリンジの少なくとも一部が着色されており、
    前記薬液注入装置の前記A用注入機構の少なくとも一部が前記a色に着色されており、
    前記延長チューブの分岐されている部分であって前記A用シリンジに連結されるA用部分の少なくとも一部が前記a色に着色されている薬液注入システム。
  2. 薬液としてA液が充填されているA用シリンジと、薬液としてB液が充填されているB用シリンジと、前記A用シリンジをA用注入機構で保持して駆動するとともに前記B用シリンジをB用注入機構で保持して駆動する薬液注入装置と、前記A用シリンジと前記B用シリンジとを被験者に連結する分岐構造の延長チューブと、を有している薬液注入システムであって、
    前記A液用に規定されたa色に前記A用シリンジの少なくとも一部が着色されており、
    前記B液用に規定されたb色に前記B用シリンジの少なくとも一部が着色されており、
    前記薬液注入装置の前記A用注入機構の少なくとも一部が前記a色に着色されているとともに前記B用注入機構の少なくとも一部が前記b色に着色されており、
    前記延長チューブの分岐されている部分であって前記A用シリンジに連結されるA用部分の少なくとも一部が前記a色に着色されているとともに前記B用シリンジに連結されるB用部分の少なくとも一部が前記b色に着色されている薬液注入システム。
  3. 前記A用シリンジは各種サイズがあり、
    最大以外のサイズの前記A用シリンジごとに形成されているA用アダプタも有しており、
    前記A用注入機構は、最大サイズの前記A用シリンジが直接に装着されるとともに最大以外のサイズの前記A用シリンジが前記A用アダプタを介して装着され、
    前記A用アダプタの少なくとも一部が前記a色に着色されている請求項1または2に記載の薬液注入システム。
  4. 前記A用シリンジは各種サイズがあり、
    前記A用シリンジのサイズごとに形成されているA用アダプタも有しており、
    前記A用注入機構は、各種サイズの前記A用シリンジが前記A用アダプタを介して装着され、
    前記A用アダプタの少なくとも一部が前記a色に着色されている請求項1または2に記載の薬液注入システム。
  5. 前記A用シリンジは、下面が規定されている透明なシリンダ部材と、このシリンダ部材にスライド自在に挿入されているピストン部材と、を有しており、
    前記A用アダプタは、上方から挿入される前記シリンダ部材を保持する半円筒状の凹部を有しており、少なくとも前記凹部の位置が透明に形成されており、
    前記A液が充填された前記シリンダ部材を介して上方から視認されると所定の形状となる図柄が前記A用シリンジのシリンダ部材の下面と前記A用アダプタの凹部と前記A用注入機構の凹部の底面とに分割されて前記a色で表記されている請求項3または4に記載の薬液注入システム。
  6. 前記B用シリンジは各種サイズがあり、
    最大以外のサイズの前記B用シリンジごとに形成されているB用アダプタも有しており、
    前記B用注入機構は、最大サイズの前記B用シリンジが直接に装着されるとともに最大以外のサイズの前記B用シリンジが前記B用アダプタを介して装着され、
    前記B用アダプタの少なくとも一部が前記b色に着色されている請求項2項に記載の薬液注入システム。
  7. 前記B用シリンジは各種サイズがあり、
    前記B用シリンジのサイズごとに形成されているB用アダプタも有しており、
    前記B用注入機構は、各種サイズの前記B用シリンジが前記B用アダプタを介して装着され、
    前記B用アダプタの少なくとも一部が前記b色に着色されている請求項2に記載の薬液注入システム。
  8. 前記B用シリンジは、下面が規定されている透明なシリンダ部材と、このシリンダ部材にスライド自在に挿入されているピストン部材と、を有しており、
    前記B用アダプタは、上方から挿入される前記シリンダ部材を保持する半円筒状の凹部を有しており、少なくとも前記凹部の位置が透明に形成されており、
    前記B液が充填された前記シリンダ部材を介して上方から視認されると所定の形状となる図柄が前記B用シリンジのシリンダ部材の下面と前記B用アダプタの凹部と前記B用注入機構の凹部の底面とに分割されて前記b色で表記されている請求項6または7に記載の薬液注入システム。
  9. 前記A用シリンジは、下面が規定されている透明なシリンダ部材と、このシリンダ部材にスライド自在に挿入されているピストン部材と、を有しており、
    前記A用注入機構は、上方から挿入される前記シリンダ部材を保持する半円筒状の凹部を各々有しており、
    前記A液が充填された前記シリンダ部材を介して上方から視認されると所定の形状となる図柄が前記A用シリンジのシリンダ部材の下面と前記A用注入機構の凹部の底面とに分割されて前記a色で表記されている請求項1または2に記載の薬液注入システム。
  10. 前記A用シリンジと前記B用シリンジとは、下面が規定されている透明なシリンダ部材と、このシリンダ部材にスライド自在に挿入されているピストン部材と、を有しており、
    前記A用注入機構と前記B用注入機構とは、上方から挿入される前記シリンダ部材を保持する半円筒状の凹部を各々有しており、
    前記A液が充填された前記シリンダ部材を介して上方から視認されると所定の形状となる図柄が前記A用シリンジのシリンダ部材の下面と前記A用注入機構の凹部の底面とに分割されて前記a色で表記されており、
    前記B液が充填された前記シリンダ部材を介して上方から視認されると所定の形状となる図柄が前記B用シリンジのシリンダ部材の下面と前記B用注入機構の凹部の底面とに分割されて前記b色で表記されている請求項2に記載の薬液注入システム。
  11. 前記A用シリンジと前記B用シリンジとは、後端にシリンダフランジが形成されているシリンダ部材と、このシリンダ部材に後方からスライド自在に挿入されているピストン部材と、を各々有しており、
    前記A用注入機構と前記B用注入機構とは、前記シリンダフランジを保持するシリンダ保持機構を各々有しており、
    前記A用シリンジのシリンダフランジの前記シリンダ保持機構に保持された状態で上方から視認される部分の少なくとも一部が前記a色に着色されており、
    前記A用注入機構のシリンダ保持機構の前記シリンダフランジを保持した状態で上方から視認される部分の少なくとも一部が前記a色に着色されており、
    前記B用シリンジのシリンダフランジの前記シリンダ保持機構に保持された状態で上方から視認される部分の少なくとも一部が前記b色に着色されており、
    前記B用注入機構のシリンダ保持機構の前記シリンダフランジを保持した状態で上方から視認される部分の少なくとも一部が前記b色に着色されている請求項2または10に記載の薬液注入システム。
  12. 前記A用シリンジと前記B用シリンジとは、後端にピストンフランジが形成されているピストン部材と、このピストン部材が後方からスライド自在に挿入されているシリンダ部材と、を各々有しており、
    前記A用注入機構と前記B用注入機構とは、前記ピストンフランジを保持するピストン保持機構を各々有しており、
    前記A用シリンジのピストンフランジの前記ピストン保持機構に保持された状態で上方から視認される部分の少なくとも一部が前記a色に着色されており、
    前記A用注入機構のピストン保持機構の前記ピストンフランジを保持した状態で上方から視認される部分の少なくとも一部が前記a色に着色されており、
    前記B用シリンジのピストンフランジの前記ピストン保持機構に保持された状態で上方から視認される部分の少なくとも一部が前記b色に着色されており、
    前記B用注入機構のピストン保持機構の前記ピストンフランジを保持した状態で上方から視認される部分の少なくとも一部が前記b色に着色されている請求項2、10、11の何れか一項に記載の薬液注入システム。
  13. 前記A用シリンジと前記B用シリンジとは、前記延長チューブが連結される導管部が前端に各々形成されており、
    前記延長チューブは、前記A用シリンジの導管部に連結されるA用ソケットが前記A用部分の後端に形成されているとともに前記B用シリンジの導管部に連結されるB用ソケットが前記B用部分の後端に形成されており、
    前記A用シリンジの導管部の少なくとも一部が前記a色に着色されており、
    前記延長チューブのA用ソケットの少なくとも一部が前記a色に着色されており、
    前記B用シリンジの導管部の少なくとも一部が前記b色に着色されており、
    前記延長チューブのB用ソケットの少なくとも一部が前記b色に着色されている請求項2または10ないし12の何れか一項に記載の薬液注入システム。
  14. 前記薬液注入装置は、前記A用注入機構の操作に利用されるA用操作部と前記B用注入機構の操作に利用されるB用操作部とを有しており、
    前記A用操作部の少なくとも一部が前記a色に着色されているとともに前記B用操作部の少なくとも一部が前記b色に着色されている請求項2または10ないし13の何れか一項に記載の薬液注入システム。
  15. 前記A用シリンジと前記B用シリンジとは、透光性のシリンダ部材と、このシリンダ部材にスライド自在に挿入されているピストン部材と、を各々有しており、
    前記A用注入機構と前記B用注入機構とは、上方から挿入される前記シリンダ部材を保持する半円筒状の凹部を各々有しており、
    前記A用注入機構は、前記a色に発光するA用発光手段が前記凹部に配置されており、
    前記B用注入機構は、前記b色に発光するB用発光手段が前記凹部に配置されている請求項2または10ないし14の何れか一項に記載の薬液注入システム。
  16. 前記A用シリンジは、少なくとも前記A液に関連する各種データが記録されているRFID(Radio Frequency Identification)タグが装着されており、
    前記B用シリンジは、少なくとも前記B液に関連する各種データが記録されているRFIDタグが装着されており、
    前記薬液注入装置は、前記RFIDタグから前記各種データを取得するRFIDリーダを有しており、
    前記A用シリンジの前記RFIDタグの少なくとも一部が前記a色に着色されているとともに前記B用シリンジの前記RFIDタグの少なくとも一部が前記b色に着色されている請求項2または10ないし15の何れか一項に記載の薬液注入装置。
  17. 前記薬液注入装置は、各種データをカラー表示するディスプレイデバイスと、前記ディスプレイデバイスに前記A用注入機構に関連する各種データの少なくとも一部を前記a色で表示させるとともに前記B用注入機構に関連する各種データの少なくとも一部を前記b色で表示させる表示制御手段と、請求項2または10ないし16の何れか一項に記載の薬液注入システム。
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