JP2007274899A - 車両用三相交流発電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】各相の発電コイルと、整流装置の3つのダイオードペアとの接続作業を簡単化することのできるΔ接線タイプの車両用三相交流発電機を提案する。
【解決手段】各ダイオードペアは、電気的に互いに共通接続された2つの接続端子を有する一対のダイオードが使用される。これらに各ダイオードの2つの接続端子には、例えば、それらの間に発電コイルのコイル端子を挟むようにして、それぞれ隣接する2つの発電コイルのコイル端子が接続される。2つのダイオードを共通の樹脂パッケージに封止するものでは、2つの接続端子に各発電コイルのコイル端子がそれぞれ接続される。
【選択図】図11

Description

この発明は、車両に搭載され、車載バッテリの充電、その他の車両用電気負荷への給電に使用される車両用三相交流発電機に関するもので、特に、三相の各発電コイルの交流出力を整流する整流装置を内蔵した車両用三相交流発電機に関するものである。
特開平9−19119号公報 特開平4−42759号公報
この種の整流装置を内蔵した車両用三相交流発電機として、三相の各発電コイルをスター形(Y形)に接続するY形結線タイプと、三相の各発電コイルをデルタ形(Δ形)に接続するΔ形結線タイプが知られている。
まず、従来のY形結線タイプの車両用三相交流発電機について説明する。Y形結線タイプの車両用三相交流発電機として、三相の各発電コイルの中性点出力をも整流し、整流出力をより増大する中性点出力利用形の三相交流発電機が知られている。この中性点出力利用形の車両用三相交流発電機は、例えば特開平9−19119号公報の図7に開示されている。
この種の中性点出力利用形の車両用三相交流発電機では、Y形結線される三相の各発電コイルの中性点側のコイル端子を、発電機に内蔵された整流装置の中性点ダイオードに接続する必要がある。三相の各発電コイルは合計3つの中性点側のコイル端子を持っており、中性点出力利用形の三相交流発電機では、この3つの中性点側のコイル端子を、1つの中性点ダイオードにすべて接続する必要がある。
3つの中性点側のコイル端子を、1つのダイオードに接続する構成は、結果として、ダイオードの1つの接続端子に3つのコイル端子をすべて接続することとなり、その接続作業には困難が伴う。
例えば、全波整流装置では、中性点に接続されるダイオードペアが、正極側ダイオードと負極側ダイオードで構成され、正極側ダイオードのアノード側端子と、負極側ダイオードのカソード側端子とが互いに重ねられるが、これらのアノード側端子とカソード側端子を互いに重ねて締め付ける部分に、各発電コイルからの3つの中性点側のコイル端子をすべて挟み込む必要がある。このような接続作業は、困難である。
特開平9−19119号公報には、三相の各発電コイルと整流装置との接続構造を改良した車両用三相交流発電機が開示されている。この先行技術では、その図1の上部に示される特別な回路基板の使用が提案されている。この回路基板は、絶縁性基板の一表面に、回路パターンを形成したものである。各発電コイルからの3つの中性点側のコイル端子は、回路パターンによって互いに接続されるので、結果として、中性点に接続されるダイオードペアでは、そのアノード側端子とカソード側端子との間に、前記回路パターンに接続された単に1つの端子を挟み込む構成とされ、その接続作業の簡単化が図られる。
しかし、この先行技術によれば、三相の発電コイルと整流装置との間に、特別な回路基板を新しく設ける必要がある。この回路基板は、発電機に内蔵される部品の点数を増加させるばかりでなく、ブラケットの内部配置を複雑にする。
次に従来のΔ結線タイプの車両用三相交流発電機について説明する。このΔ結線タイプの従来の車両用三相交流発電機は、例えば特開平4−42759号公報の第1図に開示されている。
このΔ結線タイプの三相交流発電機では、三相の各発電コイルの中の、隣接する2つの発電コイルからの2つのコイル端子を、発電機に内蔵された全波整流装置の、それぞれ対応するダイオードペアに接続する必要がある。この各ダイオードペアでは、例えば正極側ダイオードのアノード端子と負極性側ダイオードのカソード側端子とともに、隣接する2つの発電コイルからの端子を締め付ける必要があり、その接続にはやはり困難が伴う。
この困難さは、特開平9−19119号公報の図1に示された回路基板を使用することにより改善できるが、回路基板の使用によって、部品数が増加するばかりでなく、ブラケットの内部構造を複雑にする。
この発明は、特別な回路基板を増設することなく、しかも三相の発電コイルとダイオードとの接続作業を簡略化できる改良された車両用三相交流発電機を提案するものである。
この発明の第1の観点による車両用三相交流発電機は、A相の発電コイルと、B相の発電コイルと、C相の発電コイルと、これら各相の発電コイルの交流出力を整流する整流装置とを備え、前記各相の発電コイルをΔ形に結線する車両用三相交流発電機であって、前記各相の発電コイルはそれぞれ第1、第2のコイル端子を持って構成されており、前記整流装置は第1、第2および第3のダイオードペアを有し、これらの各ダイオードペアはそれぞれ正極側ダイオードと負極側ダイオードを有し、前記各ダイオードペアの各正極側ダイオードはアノード引出端子が互いに電気的に共通接続された第1、第2の接続端子を有し、また前記各ダイオードペアの各負極側ダイオードはカソード引出端子が互いに電気的に共通接続された第1、第2の接続端子を有し、前記第1のダイオードペアにおいて、そのアノード引出端子の第1の接続端子とそのカソード引出端子の第1の接続端子とが前記A相の発電コイルの第2のコイル端子に接続され、またそのアノード引出端子の第2の接続端子とそのカソード引出端子の第2の接続端子とが前記B相の発電コイルの第1のコイル端子に接続され、前記第2のダイオードペアにおいて、そのアノード引出端子の第1の接続端子とそのカソード引出端子の第1の接続端子とが前記B相の発電コイルの第2のコイル端子に接続され、またそのアノード引出端子の第2の接続端子とそのカソード引出端子の第2の接続端子とが前記C相の発電コイルの第1のコイル端子に接続され、さらに前記第3のダイオードペアにおいて、そのアノード引出端子の第1の接続端子とそのカソード引出端子の第1の接続端子とが前記C相の発電コイルの第2のコイル端子に接続され、またそのアノード引出端子の第2の接続端子とそのカソード引出端子の第2の接続端子とが前記A相の発電コイルの第1のコイル端子に接続されたことを特徴とする。
この発明の第2の観点による車両用三相交流発電機は、A相の発電コイルと、B相の発電コイルと、C相の発電コイルと、これら各相の発電コイルの交流出力を整流する整流装置とを備え、前記各相の発電コイルをΔ形に結線する車両用三相交流発電機であって、前記各相の発電コイルはそれぞれ第1、第2のコイル端子を持って構成されており、前記整流装置は第1、第2および第3のダイオードペアを有し、前記第1、第2、第3のダイオードペアがそれぞれ、2つのダイオードチップと、これらのダイオードチップを封止する樹脂パッケージと、この樹脂パッケージから引き出された引出端子を有し、この引出端子は前記2つのダイオードチップの中の1つのダイオードチップのアノードと他のダイオードチップのカソードとに接続されていて、電気的に共通接続された第1、第2の接続端子を有し、前記A相の発電コイルの第2のコイル端子が前記第1のダイオードペアの第1の接続端子に、前記B相の発電コイルの第1のコイル端子が前記第1のダイオードペアの第2の接続端子に、前記B相の第2のコイル端子が前記第2のダイオードペアの第1の接続端子に、前記C相の発電コイルの第1のコイル端子が前記第2のダイオードペアの第2の接続端子に、前記C相の発電コイルの第2のコイル端子が前記第3のダイオードペアの第1の接続端子に、また前記A相の発電コイルの第1のコイル端子が前記第3のダイオードペアの第2の接続端子にそれぞれ接続されていることを特徴とする。
この発明の第1の観点による車両用三相交流発電機では、A相、B相、C相の各相の発電コイルはそれぞれ第1、第2のコイル端子を持って構成されており、整流装置は第1、第2および第3のダイオードペアを有し、これらの各ダイオードペアはそれぞれ正極側ダイオードと負極側ダイオードを有し、前記各ダイオードペアの各正極側ダイオードはアノード引出端子が互いに電気的に共通接続された第1、第2の接続端子を有し、また前記各ダイオードペアの各負極側ダイオードはカソード引出端子が互いに電気的に共通接続された第1、第2の接続端子を有し、前記第1のダイオードペアにおいて、そのアノード引出端子の第1の接続端子とそのカソード引出端子の第1の接続端子とが前記A相の発電コイルの第2のコイル端子に接続され、またそのアノード引出端子の第2の接続端子とそのカソード引出端子の第2の接続端子とが前記B相の発電コイルの第1のコイル端子に接続され、前記第2のダイオードペアにおいて、そのアノード引出端子の第1の接続端子とそのカソード引出端子の第1の接続端子とが前記B相の発電コイルの第2のコイル端子に接続され、またそのアノード引出端子の第2の接続端子とそのカソード引出端子の第2の接続端子とが前記C相の発電コイルの第1のコイル端子に接続され、さらに前記第3のダイオードペアにおいて、そのアノード引出端子の第1の接続端子とそのカソード引出端子の第1の接続端子とが前記C相の発電コイルの第2のコイル端子に接続され、またそのアノード引出端子の第2の接続端子とそのカソード引出端子の第2の接続端子とが前記A相の発電コイルの第1のコイル端子に接続される。この構成により、各発電コイルと各ダイオードとの接続作業が簡単化される。各相の発電コイルの第1、第2のコイル端子は、それぞれ各ダイオードペアの接続端子に1つずつ接続される構成となり、接続作業の簡単化が図られる。併せて、特別な回路基板を使用しないので、発電機の内部構成も簡単化できる。
この発明の第2の観点による車両用三相交流発電機では、A相、B相、C相の各相の発電コイルはそれぞれ第1、第2のコイル端子を持って構成されており、整流装置は第1、第2および第3のダイオードペアを有し、前記第1、第2、第3のダイオードペアがそれぞれ、2つのダイオードチップと、これらのダイオードチップを封止する樹脂パッケージと、この樹脂パッケージから引き出された引出端子を有し、この引出端子は前記2つのダイオードチップの中の1つのダイオードチップのアノードと他のダイオードチップのカソードとに接続されていて、電気的に共通接続された第1、第2の接続端子を有し、前記A相の発電コイルの第2のコイル端子が前記第1のダイオードペアの第1の接続端子に、前記B相の発電コイルの第1のコイル端子が前記第1のダイオードペアの第2の接続端子に、前記B相の第2のコイル端子が前記第2のダイオードペアの第1の接続端子に、前記C相の発電コイルの第1のコイル端子が前記第2のダイオードペアの第2の接続端子に、前記C相の発電コイルの第2のコイル端子が前記第3のダイオードペアの第1の接続端子に、また前記A相の発電コイルの第1のコイル端子が前記第3のダイオードペアの第2の接続端子にそれぞれ接続される。この構成により、各発電コイルと各ダイオードとの接続作業が簡単化される。各相の発電コイルの第1、第2のコイル端子は、それぞれ各ダイオードペアの接続端子に1つずつ接続される構成となり、接続作業の簡単化が図られる。併せて、特別な回路基板を使用しないので、発電機の内部構成も簡単化できる。
実施の形態1.
図1はこの発明による車両用三相交流発電機の実施の形態1を示す電気回路図、図2はその車両用三相交流発電機の内部構造を示す断面図である。
(実施の形態1の全体的説明)
図1、図2に示す車両用三相交流発電機10は、Y形結線タイプの三相交流発電機であり、一対のブラケット11、12、回転軸13、回転子20、固定子30、整流装置40を備えている。回転軸13は一対のブラケット11、12により、ボールベアリング14、15を介して回転可能に支持されている。この回転軸13は車両に搭載されたエンジンによって駆動され、この回転軸13には、回転子20が固定されている。
(実施の形態1の回転子20の説明)
この回転子20は回転界磁であり、一対の界磁鉄心21、22と界磁コイル23を有する。界磁コイル23は、給電機構24を通じて車両に搭載されたバッテリ(図示せず)によって励磁される。この給電機構24は、回転軸13に設けられた一対のスリップリング25と、これに接触する一対のブラシ26を有する。界磁コイル23へ供給される界磁電流は、電圧調整器27によって調整され、この界磁電流の調整に基づき、発電機の出力電圧の調整が行なわれる。界磁コイル23の一端は発電機に出力端子OTに接続され、その他端は電圧調整器27を介して共通電位点(アース)に接続される。電圧調整器27は、制御端子CTからの制御信号を受ける。ブラシ26と電圧調整器27は、一方のブラケット11の内部に配置される。
(実施の形態1の固定子30の説明)
回転子20の周りには、固定子30が配置されている。この固定子30は電機子であり、電機子鉄心31と電機子コイル32を有する。電機子鉄心31は一対のブラケット11、12の間に、締め付けボルト33によって挟持されている。電機子コイル32は、三相の各相の発電コイルA、B、Cを有し、これらの各発電コイルA、B、Cはそれぞれの両コイル端子が独立するように形成され、それぞれ非中性点側のコイル端子A1、B1、C1と、中性点側のコイル端子A2、B2、C2を有する。図1、図2に示す実施の形態1では、これらの発電コイルA、B、Cの中性点側のコイル端子A2、B2、C2は、中性点Nで互いにY形に結線されるが、この中性点Nの結線は整流装置40によって行なわれる。
(実施の形態1の整流装置40の全体的説明)
ブラケット11の内周には、給電機構24のブラシ26とともに、整流装置40が配置されている。この整流装置40は、三相全波整流装置である。この三相全波整流装置40は、発電コイルA、B、CをY形に結線しそれらの出力を全波整流するとともに、発電機の出力をより増大するために、中性点Nからの交流出力をも全波整流するように構成されている。
この整流装置40は、4つのダイオードペア41A、41B、41C、41Nを有する。3つのダイオードペア41A、41B、41Cは、それぞれ正極側のダイオード42Pと、負極側のダイオード42Nとによって構成されている。ダイオードペア41Nは中性点接続を行なうダイオードペアであり、正極側の中性点ダイオード43Pと、負極側の中性点ダイオード43Nとによって構成されている。
正極側の4つのダイオード、すなわち、3つの正極側ダイオード42Pと正極側の中性点ダイオード43Pは、それぞれ正極側のヒートシンク44に取り付けられ、この正極側のヒートシンク44は整流装置40の正極側出力端子を構成し、発電機の正極側出力端子OTする。また、3つの負極側ダイオード42Nと負極側の中性点ダイオード43Nは、それぞれ負極側のヒートシンク45に取り付けられ、この負極側のヒートシンク45は整流装置40の負極側出力端子を構成し、この負極側出力端子は共通電位点(アース)に接続される。ヒートシンク45はブラケット11の内面に直接取り付けられ、またヒートシンク44はヒートシンク45の内周に位置し、ブラケット11に電気的に絶縁して取り付けられる。
(実施の形態1の整流装置40のヒートシンク44、45の説明)
ヒートシンク44、45は図3に示される。これらのヒートシンク44、45はともに馬蹄形であり、図3に示すように、ヒートシンク44がヒートシンク45の内周に配置されている。ヒートシンク44には、3つの正極側ダイオード42Pと正極側の中性点ダイオード43Pとが、互いに等しい角度間隔で配置されている。同様に、ヒートシンク45には、3つの負極側ダイオード42Nと負極側の中性点ダイオード43Nとが、互いに等しい角度間隔で配置されている。3つの正極側ダイオード42Pと、3つの負極側ダイオード42Nは、互いに半径方向に対向しており、3つのダイオードペア41A、41B、41Cが構成される。また、同様に正極側の中性点ダイオード43Pと負極側の中性点ダイオード43Nも互いに半径方向に対向し、中性点Nを接続するダイオードペア41Nが構成される。
(実施の形態1の整流装置のダイオードペア41A、41B、41Cの説明)
3つの正極側ダイオード42Pと、3つの負極側ダイオード42Nは互いに同じパッケージ構造50を持っている。これらのパッケージ構造50を図4に斜視図で示している。このパッケージ構造50は、導電性基板51と、この導電性基板51上にろう付けされたダイオードチップ52と、このダイオードチップ52を覆う樹脂パッケージ53と、この樹脂パッケージ53から引き出された引出端子54とを有する。この引出端子54の先端は2つに枝分かれして、相互間に溝55が形成されている。
3つの正極側ダイオード42Pでは、ダイオードチップ52のカソード電極が導電性基板51に接合するように配置され、引出端子54がダイオードチップ52のアノード電極に接続されている。その結果、正極側ダイオード42Pでは、導電性基板51がカソード引出端子を構成し、また引出端子54がアノード引出端子を構成している。一方、3つの負極側ダイオード42Nでは、ダイオードチップ52のアノード電極が導電性基板51に接合するように配置され、引出端子54がダイオードチップ52のカソード電極に接合されている。その結果、負極側ダイオード42Nでは、導電性基板51がアノード引出端子を、また引出端子54がカソード引出端子をそれぞれ構成している。図3に示すヒートシンク44では、各正極側ダイオード42Pの導電性基板51、すなわちカソード引出端子がヒートシンク44に接合され、各正極側ダイオード42Pのアノード引出端子54は、負極側ダイオード42Nに向かって延びる。またヒートシンク45では、各負極側ダイオード42Nの導電性基板51、すなわちアノード引出端子がヒートシンク45に接合され、各負極側ダイオード42Nのカソード引出端子54は正極側ダイオード42Pに向かって延びる。
各ダイオードペア41A、41B、41Cにおいて、正極側ダイオード42Pの引出端子54はアノード側端子であり、また負極側ダイオード42Nの引出端子54はカソード側端子であって、これらの引出端子54、54を互いに重ね合わせ、それらの引出端子54、54の溝55の間に、それぞれ、三相の各発電コイルA、B、Cの非中性点側のコイル端子A1、B1、C1がそれぞれ挟み込まれて、ろう付けされている。
(実施の形態1の整流装置40の中性点ダイオードペア41Nの説明)
中性点接続用のダイオードペア41Nを構成する正極側ダイオード43Pと、負極側ダイオード43Nとは、互いに同じパッケージ構造60を持っている。これらのパッケージ構造60は、これらのパッケージ構造60を図5に斜視図で示している。これらのパッケージ構造60は、導電性基板61と、この導電性基板61上にろう付けされたダイオードチップ62と、このダイオードチップ62を覆う樹脂パッケージ63と、この樹脂パッケージ63から引き出された引出端子64とを有する。この引出端子64は、樹脂パッケージ63の外部で互いに平行する第1、第2および第3の接続端子64a、64b、64cを有する。これらの接続端子64a、64b、64cは、樹脂パッケージ63の内部において、互いに連結されており、電気的に互いに共通に接続されている。
正極側の中性点ダイオード43Pでは、ダイオードチップ62のカソード電極が導電性基板61に接合するように配置され、引出端子64がダイオードチップ62のアノード電極に接続されている。その結果、正極側の中性点ダイオード43Pでは、導電性基板61がカソード端子を構成し、また接続端子64a、64b、64cがアノード端子を構成している。一方、負極側の中性点ダイオード43Nでは、ダイオードチップ62のアノード電極が導電性基板61に接合するように配置され、引出端子64がダイオードチップ62のカソード電極に接合されている。その結果、負極側の中性点ダイオード43Nでは、導電性基板61がアノード端子を、また接続端子64a、64b、64cがカソードをそれぞれ構成している。図3に示すヒートシンク44では、正極側ダイオード43Pの導電性基板51、すなわちカソード引出端子がヒートシンク44に接合され、そのアノード引出端子54は、負極側ダイオード43Nに向かって延びる。またヒートシンク45では、負極側ダイオード43Nの導電性基板51、すなわちアノード引出端子がヒートシンク45に接合され、そのカソード引出端子54は正極側ダイオード42Pに向かって延びる。
図6は中性点ダイオードペア41Nを構成する正極側ダイオード43Pと、負極側ダイオード43Nと、さらに各発電コイルA、B、Cの中性点側コイル端子A2、B2、C2との接続構造を示す斜視図である。正極側ダイオード43Pの接続端子64a、64b、64cは互いに平行に、負極側ダイオード43Nの接続端子64a、64b、64cに向かって延びており、また負極側ダイオード43Nの接続端子64a、64b、64cは互いに平行に、正極側ダイオード43Pの接続端子64a、64b、64cに向かって延びている。図6に示すように、ダイオード43Pの第1、第2、第3の接続端子64a、64b、64cと、ダイオード43Nの第1、第2、第3の接続端子64a、64b、64cとは、互いにそれぞれの先端が突き合わされるようにして配置される。各発電コイルA、B、Cの中性点側のコイル端子A2、B2、C2は、ダイオード43Pの第1、第2、第3の接続端子64a、64b、64cの先端と、ダイオード43Nの第1、第2、第3の接続端子64a、64b、64cの先端との間にそれぞれ挟み込まれ、この挟み込まれた部分において、ろう付けされて互いに固定され、電気的に接続される。発電コイルAの中性点側のコイル端子A2は、ダイオード43Pとダイオード43Nの各第1の接続端子64a、64aの先端の間に挟み込まれてろう付けされ、発電コイルBの中性点側のコイル端子B2は、ダイオード43Pとダイオード43Nの各第2の接続端子64b、64bの先端の間に挟み込まれてろう付けされ、また発電コイルCの中性点側のコイル端子C2は、ダイオード43Pとダイオード43Nの各第3の接続端子64c、64cの先端の間に挟み込まれてろう付けされている。
(実施の形態1によって得られる効果の説明)
以上のように実施の形態1は、三相の発電コイルA、B、CをY形に結線した車両用三相交流発電機であり、各発電コイルA、B、Cはそれぞれ非中性点側のコイル端子A1、B1、C1と中性点側のコイル端子A2、B2、C2を持って構成されており、また整流装置40は中性点接続を行なう中性点ダイオード43P、43Nを有する。この中性点ダイオード43P、43Nは互いに電気的に共通接続された第1、第2および第3の接続端子64a、64b、64cを有し、発電コイルAの中性点側のコイル端子A2が第1の接続端子64aに、発電コイルBの中性点側のコイル端子B2が第2の接続端子64bに、また発電コイルCの中性点側のコイル端子C2が第3の接続端子64cにそれぞれ接続される。この接続構成により、それぞれの接続端子64a、64b、64cには発電コイルA、B、Cの1つのコイル端子が接続される結果となり、それらの接続作業を容易にできる。また、従来のような特別な回路基板を使用する必要もないので、発電機のブラケットの内部を簡略化できる。
また、実施の形態1では、中性点ダイオード43P、43Nが、ダイオードチップ62と、このダイオードチップ62を封止する樹脂パッケージ63と、この樹脂パッケージ63から引き出された引出端子64とを有し、この引出端子64に第1、第2、第3の接続端子64a、64b、64cを形成したので、引出端子64を改良することにより、発電コイルA、B、Cの中性点側のコイル端子A2、B2、C2とダイオード43P、43Nとの接続作業を簡単化できる。
また、実施の形態1では、整流装置40が正極側の中性点ダイオード43Pと負極側の中性点ダイオード43Nとを有し、正極側の中性点ダイオード43Pは、ダイオードチップ62のアノードに接続されたアノード引出端子64が第1、第2、第3の接続端子64a、64b、64cを有し、また負極側の中性点ダイオード43Nは、ダイオードチップ62のカソードに接続されたカソード引出端子64が第1、第2、第3の接続端子64a、64b、64cを有する。併せて、正極側のダイオード43Pのアノード引出端子64と負極側のダイオード43Nのカソード引出端子64の各第1の接続端子64aに発電コイルAの中性点側のコイル端子A2が接続され、正極側のダイオード43Pのアノード引出端子64と負極側のダイオード43Nのカソード引出端子64の各第2の接続端子64bに発電コイルBの中性点側のコイル端子B2が接続され、また正極側のダイオード43Pのアノード引出端子64と負極側のダイオード43Nのカソード引出端子64の各第3の接続端子64cに発電コイルCの中性点側のコイル端子C2が接続される。この結果、各相の発電コイルのコイル端子と中性点ダイオード43P、43Nとの接続作業を簡単化しながら、各発電コイルA、B、Cの中性点の交流出力も整流し、整流出力の増大を図ることができる。
また、実施の形態1では、正極側の中性点ダイオード43Pのアノード引出端子64と負極側の中性点ダイオード43Nのカソード引出端子64の各第1の接続端子64aの間に発電コイルAの中性点側のコイル端子A2が挟まれて接続され、正極側の中性点ダイオード43Pのアノード引出端子64と負極側の中性点ダイオード43Nのカソード引出端子64の各第2の接続端子64bの間に発電コイルBの中性点側のコイル端子B2が挟まれて接続され、また正極側の中性点ダイオード43Pのアノード引出端子64と負極側の中性点ダイオード43Nのカソード引出端子64の各第3の接続端子64bの間に発電コイルCの中性点側のコイル端子C2が挟まれて接続される。その結果、各相の発電コイルのコイル端子と中性点ダイオード43P、43Nとの接続作業をさらに簡単化しながら、各発電コイルA、B、Cの中性点の交流出力も整流し、整流出力の増大を図ることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、中性点ダイオード43P、43Nとして、図5に示したパッケージ構造60を採用したが、実施の形態2では、中性点ダイオード43P、43Nのパッケージ構造として、図7に示すパッケージ構造60Aを使用する。この図7のパッケージ構造60Aでは、引出端子64について、第1、第2、第3の接続端子64a、64b、64cが樹脂パッケージ63の外部で電気的に互いに共通接続されている。パッケージ構造60Aのその他の構成は、図5のパッケージ構造60と同じである。この図7のパッケージ構造60Aは、正極側の中性点ダイオード43Pにも、また負極側の中性点ダイオード43Nにも採用される。ダイオード43Pとダイオード43Nとでは、ダイオードチップ62のアノードとカソードが互いに逆にして配置されることも同じである。
この実施の形態2によれば、実施の形態1と同じ効果を得ることができる。
実施の形態3.
この実施の形態3は、実施の形態1の中性点ダイオード43P、43Nに代わって、図8に示すパッケージ構造を持った複合形中性点ダイオード70を使用する。この図8の中性点ダイオード70は、実施の形態1の正極側の中性点ダイオード43Pと負極側の中性点ダイオード43Nを1つのパッケージに収容したような複合形ダイオードである。この1つの複合形ダイオード70によって、中性点接続を行なうダイオードペア41Nが構成される。
この中性点ダイオード70は、相対向する一対の導電性基板71A、71Bの間に2つのダイオードチップ72A、72Bと、中間の導電性基板73が挟み込まれる。中間の導電性基板73は、2つのダイオードチップ72A、72Bのちょうど中間に位置するようにして挟み込まれる。ダイオードチップ72Aは、正極側のダイオードチップであり、カソードが導電性基板71Aに接合し、またアノードが中間の導電性基板73に接合するようにして、導電性基板71A、73の間に配置されている。ダイオードチップ72Bは、負極側のダイオードチップであり、カソードが中間の導電性基板73に、またアノードが導電性基板71Bにそれぞれ接合するようにして、導電性基板73、71Bの間に配置されている。ダイオードチップ72A、72Bは、中間の導電性基板73とともに、樹脂パッケージ74により封止される。導電性基板71A、71Bは、樹脂パッケージ74から露出している。
中間の導電性基板73には、樹脂パッケージ74から引き出される引出端子75が一体に形成される。この引出端子75には、樹脂パッケージ74の外部において、互いに平行に延びる3つの接続端子75a、75b、75cが形成されている。これらの接続端子75a、75b、75cは、樹脂パッケージ74の内部において、互いに電気的に共通に接続されている。しかし、樹脂パッケージ74の外部において、接続端子75a、75b、75cを互いに電気的に共通に接続することもできる。
第1の接続端子75aには、発電コイルAの中性点側のコイル端子A2が接続され、第2の接続端子75bには、発電コイルBの中性点側のコイル端子B2が、また第3の接続端子75cには、発電コイルCの中性点側のコイル端子C2がそれぞれ接続される。
導電性基板71Bは、ブラケット11に直接取り付けられたヒートシンク45に接合され、また導電性基板71Aは、ブラケット11に絶縁されたヒートシンク44に接続される。ダイオードペア41A、41B、41Cにも、それぞれ正極側ダイオードチップと負極側ダイオードチップを複合した複合形ダイオードを用いれば、2つのヒートシンク44、45を例えば回転軸13に軸方向に対向して配置し、それらの間に、複合形ダイオードで構成したダイオードペア41N、41A、41B、41Cを挟むことによって、図1と同じ電気回路を持つ車両用三相交流発電機を構成することができる。
この実施の形態3では、実施の形態1と同じ効果を得ることができ、さらにダイオードペア41A、41B、41C、41Nをより小型化することができる。
実施の形態4.
図9はこの発明による車両用三相交流発電機の実施の形態4を示す電気回路図である。この実施の形態4では、固定子30に2つの電機子コイル32A、32Bが設けられる。これらの電機子コイル32A、32Bは、それぞれY形結線される三相の発電コイルA、B、Cを有する。この各電機子コイル32A、32Bは、共通の電機子鉄心31に巻かれ、共通の回転子20の界磁コイル23によって励磁される。
2つの電機子コイル32A、32Bに対応して、2つの整流装置40A、40Bが設けられる。これらの整流装置40A、40Bの構成は、それぞれ実施の形態1の整流装置40の構成と同じである。整流装置40A、40Bは、互いに電気的に並列に接続され、発電機の出力端子OTに接続され、共通の車両用バッテリ、電気負荷に給電する。
この実施の形態4では、実施の形態1と同じ効果が得られることに加え、車両用の各種負荷に対し、2つの電機子コイル32A、32Bと、2つの整流装置40A、40Bによる2系統の給電を行なうことができる。
実施の形態5.
以上の実施の形態1から実施の形態4は、すべて三相の発電コイルA、B、CをY形に結線する車両用三相交流発電機であるが、実施の形態5は三相の発電コイルA、B、CをΔ形に結線するタイプの車両用三相交流発電機である。
図10はこの発明による車両用三相交流発電機の実施の形態5を示す電気回路図である。この実施の形態5は、第1実施例と同様に、固定子30の電機子コイル32が三相の発電コイルA、B、Cを有し、これらの発電コイルA、B、Cがそれぞれ独立した2つのコイル端子を持って構成されている。この実施の形態5では、発電コイルA、B、Cがそれぞれ、第1のコイル端子A3、B3、C3と、第2のコイル端子A4、B4、C4を持つものとする。
この発電コイルA、B、Cには、整流装置40Cが組み合わされる。この整流装置40Cも三相全波整流装置であり、発電コイルA、B、CをΔ形に結線し、その交流出力を三相全波整流する。この整流装置40Cは、3つのダイオードペア46A、46B、46Cを有する。これらのダイオードペア46A、46B、46Cは、互いに同じに構成されており、それぞれ正極側のダイオード47Pと負極側のダイオード47Nを有する。
整流装置40Cは実施の形態1と同じヒートシンク44、45を有する。図11はこの実施の形態5で使用されるヒートシンク44、45を示す。正極側のヒートシンク44はブラケット11内に、負極側のヒートシンク45の内周に位置するように配置され、ブラケット11に対し電気的に絶縁して取り付けられている。ヒートシンク45は、ブラケット11の内面に直接取り付けられる。ヒートシンク44には、3つの正極側のダイオード47Pが等しい角度間隔で配置されている。ヒートシンク45には3つの負極側のダイオード47Nが、正極側のダイオード47Pに対向するようにして、等しい角度間隔で取り付けられている。
正極側のダイオード47Pと負極側のダイオード47Nには、互いに同じパッケージ構造80を持ったダイオードが使用される。このパッケージ構造80が図12に示されている。このパッケージ構造80は、導電性基板81と、この導電性基板81に接合されたダイオードチップ82と、このダイオードチップ82を封止する樹脂パッケージ83と、この樹脂パッケージ83から引き出された引出端子84を有する。
正極側のダイオード47Pでは、カソードが導電性基板81に接合されるようにダイオードチップ83が配置され、そのアノードには引出端子84が接合されている。結果として、正極側のダイオード47Pでは、導電性基板81がカソード端子、引出端子84がアノード端子を構成する。負極側のダイオード47Nでは、アノードが導電性基板81に接合されるようにダイオードチップ83が配置され、そのカソードには引出端子84が接合される。結果として、負極側のダイオード47Nでは、導電性基板81がアノード端子、引出端子84がカソード端子を構成する。3つの正極側のダイオード47Pおよび3つの負極側のダイオード47Nは、ともにその導電性基板81がヒートシンク44、45にろう付けされる。正極側のダイオード47Pは導電性基板81がカソード端子であるので、ヒートシンク44には3つの正極側のダイオード47Pのカソード端子が接合された結果になる。また負極側のダイオード47Nは導電性基板81がアノードであるので、ヒートシンク45には3つの負極側のダイオード47Nのアノード端子が接合された結果になる。
パッケージ構造80の引出端子84は、樹脂パッケージ83の外部に2つの接続端子84a、84bを有する。これらの接続端子84a、84bは樹脂パッケージ83内において電気的に互いに共通に接続されている。正極側のダイオード47Pでは引出端子84がアノード端子であり、また負極側のダイオード47Nでは引出端子84がカソード端子である。これらのダイオード47P、47Nはそれぞれの引出端子84に設けられた2つの接続端子84a、84bの先端が互いに向かい合うようにして、ヒートシンク44、45に取り付けられている。
ダイオードペア46Aでは、正極側のダイオード47Pと負極側のダイオード47Nのそれぞれの第1の接続端子84aの間に、発電コイルAの第2のコイル端子A4が接続され、またそれぞれの第2の接続端子84bの間に、発電コイルBの第1のコイル端子B3が接続される。同様に、ダイオードペア46Bでは、ダイオード47P、47Nの各第1の接続端子84aの間に発電コイルBの第2のコイル端子B4が、また各第2の接続端子84bの間に発電コイルCの第1のコイル端子C3がそれぞれ接続される。同様に、ダイオードペア46Cでは、ダイオード47P、47Nの各第1の接続端子84aの間に発電コイルCの第2のコイル端子C4が、またそれらの各第2の接続端子84bの間には発電コイルAの第1のコイル端子A3がそれぞれ接続される。
図13は、ダイオードペア46Aを例にして、ダイオード47P、47Nと発電コイルのコイル端子A4、B3との接続構造を示す。ダイオード47P、47Nの各第1の接続端子84aは、それぞれの先端が互いに向き合っており、それらの先端の間に、発電コイルAの第2のコイル端子A4が挟み込まれてろう付けされている。ダイオード47P、47Nの各第2の接続端子84bはそれぞれの先端が互いに対向しており、それらの間に、発電コイルBのコイル端子B3が挟まれる形でろう付けされている。他のダイオードペア46B、46Cも同様な接続構造である。これらの接続構造によって、三相の発電コイルA、B、CはΔ形に結線される。
以上のように、この実施の形態5では、発電コイルA、B、Cはそれぞれ第1のコイル端子A3、B3、C3と第2のコイル端子A4、B4、C4を持って構成されており、整流装置40Cは第1、第2、第3のダイオードペア46A、46B、46Cを有し、これらの各ダイオードペア46A、46B、46Cはそれぞれ互いに電気的に共通接続された第1、第2の接続端子84a、84bを有する。加えて、発電コイルAの第2のコイル端子A4が第1のダイオードペア46Aの第1の接続端子84aに、発電コイルBの第1のコイル端子B3が第1のダイオードペア46Aの第2の接続端子84bにそれぞれ接続され、また発電コイルBの第2のコイル端子B4が第2のダイオードペア46Bの第1の接続端子84aに、発電コイルCの第1のコイル端子C3が第2のダイオードペア46Bの第2の接続端子84bにそれぞれ接続され、さらに、発電コイルCの第2のコイル端子C4が第3のダイオードペア46Cの第1の接続端子84aに、発電コイルAの第1のコイル端子A3が第3のダイオードペア46Cの第2の接続端子84bにそれぞれ接続されている。実施の形態5のこの接続構成により、ダイオードペア46A、46B、46Cのそれぞれの第1、第2の接続端子84a、84bには、発電コイルA、B、Cの1つのコイル端子が接続される結果となり、それらの接続作業を容易にできる。また、従来のような特別な回路基板を使用する必要もないので、発電機のブラケットの内部を簡略化できる。
また、実施の形態5では、第1、第2、第3のダイオードペア46A、46B、46Cのダイオード47Pまたは47Nは、それぞれダイオードチップ82と、このダイオードチップ82を封止する樹脂パッケージ83と、この樹脂パッケージ84から引き出された引出端子84とを有し、この引出端子84のそれぞれに第1、第2の接続端子84a、84bが形成されたので、引出端子84を改良することにより、発電コイルA、B、Cの各コイル端子A3、A4、B3、B4、C3、C4とダイオード47Pまたは47Nとの接続作業を簡単化できる。
また、実施の形態5では、各ダイオードペア46A、46B、46Cがそれぞれ正極側ダイオード47Pと負極側ダイオード47Nを有し、正極側ダイオード47Pはアノード引出端子84が互いに電気的に共通接続された第1、第2の接続端子84a、84bを有し、また負極側ダイオード47Nはカソード引出端子84が互いに電気的に共通接続された第1、第2の接続端子84a、84bを有する。加えて、第1のダイオードペア46Aにおいて、その正極側ダイオード47Pのアノード引出端子84の第1の接続端子84aとその負極側ダイオード47Nのカソード引出端子84の第1の接続端子84aとが発電コイルAの第2のコイル端子A4とともに接続され、またその正極側ダイオード47Pの引出端子84の第2の接続端子84bとその負極側ダイオード47Nの引出端子84の第2の接続端子84bとが発電コイルBの第1のコイル端子B3とともに接続される。また、第2のダイオードペア46Bにおいて、その正極側ダイオード47Pのアノード引出端子84の第1の接続端子84aとその負極側ダイオード47Nのカソード引出端子84の第1の接続端子84aとが発電コイルBの第2のコイル端子B4とともに接続され、またその正極側ダイオード47Pの引出端子84の第2の接続端子84bとその負極側ダイオード47Nの引出端子84の第2の接続端子84bとが発電コイルCの第1のコイル端子C3とともに接続される。さらに、第3のダイオードペア46Cにおいて、その正極側ダイオード47Pのアノード引出端子84の第1の接続端子84aとその負極側ダイオード47Nのカソード引出端子84の第1の接続端子84aとが発電コイルCの第2のコイル端子C4とともに接続され、またその正極側ダイオード47Pの引出端子84の第2の接続端子84bとその負極側ダイオード47Nの引出端子84の第2の接続端子84bとが発電コイルAの第1のコイル端子A3とともに接続される。この第5実施例の構成により、各相の発電コイルのコイル端子A3、A4、B3、B4、C3、C4と各ダイオードペア46A、46B、46Cの各ダイオード47P、47Nとの接続作業を簡単化しながら、各発電コイルA、B、CをΔ形の結線することができる。
また、実施の形態5では、第1のダイオードペア46Aにおいて、その正極側ダイオード47Pと負極側ダイオード47Nの各第1の接続端子84aの間に発電コイルAの第2のコイル端子A4が挟まれて接続され、また、その正極側ダイオード47Pと負極側ダイオード47Nの各第2の接続端子84bの間に発電コイルBの第1のコイル端子B3が挟まれて接続されている。また、第2のダイオードペア46Bにおいて、その正極側ダイオード47Pと負極側ダイオード47Nの各第1の接続端子84aの間に発電コイルBの第2のコイル端子B4が挟まれて接続され、また、その正極側ダイオード47Pと負極側ダイオード47Nの各第2の接続端子84bの間に発電コイルCの第1のコイル端子C3が挟まれて接続されている。さらに、第3のダイオードペア46Cにおいて、その正極側ダイオード47Pと負極側ダイオード47Nの各第1の接続端子84aの間に発電コイルCの第2のコイル端子C4が挟まれて接続され、また、その正極側ダイオード47Pと負極側ダイオード47Nの各第2の接続端子84bの間に発電コイルAの第1のコイル端子A3が挟まれて接続されている。この接続構成により、各相の発電コイルのコイル端子A3、A4、B3、B4、C3、C4と各ダイオードペア46A、46B、46Cの各ダイオード47P、47Nとの接続作業をさらに簡単化しながら、各発電コイルA、B、CをΔ形の結線することができる。
実施の形態6.
実施の形態5では、ダイオード47P、47Nとして、図12に示したパッケージ構造80を採用したが、実施の形態6では、ダイオード47P、47Nのパッケージ構造として、図14に示すパッケージ構造80Aを使用する。この図14のパッケージ構造80Aでは、引出端子84について、第1、第2の接続端子84a、84bが樹脂パッケージ83の外部で電気的に互いに共通接続されている。パッケージ構造80Aのその他の構成は、図12のパッケージ構造80と同じである。この図14のパッケージ構造80Aは、正極側ダイオード47Pにも、また負極側ダイオード47Nにも採用される。ダイオード47Pとダイオード47Nとでは、ダイオードチップ82のアノードとカソードが互いに逆にして配置されることも同じである。
この実施の形態6によれば、実施の形態5と同じ効果を得ることができる。
実施の形態7.
この実施の形態7は、実施の形態5のダイオード47P、47Nに代わって、図15に示すパッケージ構造を持った複合形ダイオード90を使用する。この図15のダイオード90は、実施の形態5の1つの正極側ダイオード47Pと1つの負極側ダイオード47Nを1つのパッケージに収容したような複合形ダイオードである。この1つの複合形ダイオード90によって、1つのダイオードペアが構成されるので、合計3つの複合型ダイオード90を使用することによって、3つのダイオードペア46A、46B、46Cが構成される。
この複合形ダイオード90は、相対向する一対の導電性基板91A、91Bの間に2つのダイオードチップ92A、92Bと、中間の導電性基板93が挟み込まれる。中間の導電性基板93は、2つのダイオードチップ92A、92Bのちょうど中間に位置するようにして挟み込まれる。ダイオードチップ92Aは、正極側のダイオードチップであり、カソードが導電性基板91Aに接合し、またアノードが中間の導電性基板93に接合するようにして、導電性基板91A、93の間に配置されている。ダイオードチップ92Bは、負極側のダイオードチップであり、カソードが中間の導電性基板93に、またアノードが導電性基板91Bにそれぞれ接合するようにして、導電性基板93、91Bの間に配置されている。ダイオードチップ92A、92Bは、中間の導電性基板93とともに、樹脂パッケージ94により封止される。導電性基板91A、91Bは、樹脂パッケージ94から露出している。
中間の導電性基板93には、樹脂パッケージ94から引き出される引出端子95が一体に形成される。この引出端子95には、樹脂パッケージ94の外部において、互いに平行に延びる2つの接続端子95a、95bが形成されている。これらの接続端子95a、95bは、樹脂パッケージ94の内部において、互いに電気的に共通に接続されている。しかし、樹脂パッケージ94の外部において、接続端子95a、95bを互いに電気的に共通に接続することもできる。
第1のダイオードペア46Aにおいては、複合形ダイオード90の第1の接続端子95aには、発電コイルAの第2のコイル端子A4が接続され、その第2の接続端子95bには、発電コイルBの第1のコイル端子B3が接続される。同様に、第2のダイオードペア46Bにおいては、複合形ダイオード90の第1の接続端子95aには、発電コイルBの第2のコイル端子B4が接続され、その第2の接続端子95bには、発電コイルCの第1のコイル端子C3が接続される。同様に、第3のダイオードペア46Cにおいては、複合形ダイオード90の第1の接続端子95aには、発電コイルCの第2のコイル端子C4が接続され、その第2の接続端子95bには、発電コイルAの第1のコイル端子A3が接続される。
導電性基板91Bは、ブラケット11に直接取り付けられたヒートシンク45に接合され、また導電性基板91Aは、ブラケット11に絶縁されたヒートシンク44に接続される。3つのダイオードペア46A、46B、46Cのそれぞれに、複合形ダイオード90を用いれば、2つのヒートシンク44、45を例えば回転軸13に軸方向に対向して配置し、それらの間に、複合形ダイオード90で構成したダイオードペア46A、46B、46Cを挟むことによって、図1と同じ電気回路を持つ車両用三相交流発電機を構成することができる。
この実施の形態7では、実施の形態5と同じ効果を得ることができ、さらにダイオードペア46A、46B、46Cをより小型化することができる。
この発明による車両用三相交流発電機は、自動車、トラックなどの各種車両に搭載され、車両用バッテリの充電およびその他の車両用負荷への給電に使用される。
図1は、この発明による車両用三相交流発電機の実施の形態1を示す電気回路図、 図2は実施の形態1の車両用三相交流発電機を示す断面図、 図3は実施の形態1で使用されるヒートシンクを示す正面図、 図4は実施の形態1で使用される非中性点ダイオードを示す斜視図、 図5は実施の形態1で使用される中性点ダイオードを示す斜視図、 図6は中性点ダイオードペアの接続構造を示す斜視図、 図7はこの発明による車両用三相交流発電機の実施の形態2で使用される中性点ダイオードを示す斜視図、 図8はこの発明による車両用三相交流発電機の実施の形態3で使用される中性点ダイオードを示す斜視図、 図9はこの発明による車両用三相交流発電機の実施の形態4を示す電気回路図、 図10はこの発明による車両用三相交流発電機の実施の形態5を示す電気回路図、 図11は実施の形態5で使用されるヒートシンクを示す正面図、 図12は実施の形態5で使用されるダイオードを示す斜視図、 図13は実施の形態5のダイオードペアの接続構造を示す斜視図、 図14はこの発明による車両用三相交流発電機の実施の形態6で使用されるダイオードを示す斜視図である。 図15はこの発明による車両用三相交流発電機で使用されるダイオードを示す斜視図である。
符号の説明
A:A相の発電コイル、A3:第1のコイル端子、A4:第2のコイル端子、
B:B相の発電コイル、B3:第1のコイル端子、B4:第2のコイル端子、
C:C相の発電コイル、C3:第1のコイル端子、C4:第2のコイル端子、
40C:整流装置、46A:第1のダイオードペア、46B:第2のダイオードペア、
46C:第3のダイオードペア、47P:正極側のダイオード、
47N:負極側のダイオード、84a:第1の接続端子、84b:第2の接続端子、
90:複合形ダイオード、95:引出端子。

Claims (4)

  1. A相の発電コイルと、B相の発電コイルと、C相の発電コイルと、これら各相の発電コイルの交流出力を整流する整流装置とを備え、前記各相の発電コイルをΔ形に結線する車両用三相交流発電機であって、前記各相の発電コイルはそれぞれ第1、第2のコイル端子を持って構成されており、前記整流装置は第1、第2および第3のダイオードペアを有し、これらの各ダイオードペアはそれぞれ正極側ダイオードと負極側ダイオードを有し、前記各ダイオードペアの各正極側ダイオードはアノード引出端子が互いに電気的に共通接続された第1、第2の接続端子を有し、また前記各ダイオードペアの各負極側ダイオードはカソード引出端子が互いに電気的に共通接続された第1、第2の接続端子を有し、前記第1のダイオードペアにおいて、そのアノード引出端子の第1の接続端子とそのカソード引出端子の第1の接続端子とが前記A相の発電コイルの第2のコイル端子に接続され、またそのアノード引出端子の第2の接続端子とそのカソード引出端子の第2の接続端子とが前記B相の発電コイルの第1のコイル端子に接続され、前記第2のダイオードペアにおいて、そのアノード引出端子の第1の接続端子とそのカソード引出端子の第1の接続端子とが前記B相の発電コイルの第2のコイル端子に接続され、またそのアノード引出端子の第2の接続端子とそのカソード引出端子の第2の接続端子とが前記C相の発電コイルの第1のコイル端子に接続され、さらに前記第3のダイオードペアにおいて、そのアノード引出端子の第1の接続端子とそのカソード引出端子の第1の接続端子とが前記C相の発電コイルの第2のコイル端子に接続され、またそのアノード引出端子の第2の接続端子とそのカソード引出端子の第2の接続端子とが前記A相の発電コイルの第1のコイル端子に接続されたことを特徴とする車両用三相交流発電機。
  2. 請求項1記載の車両用三相交流発電機であって、前記第1、第2、第3のダイオードペアにおける前記各正極側ダイオードは、それぞれダイオードチップを封止する樹脂パッケージから前記アノード引出端子が引出され、また前記第1、第2、第3のダイオードペアにおける前記各負極側ダイオードは、それぞれダイオードチップを封止する樹脂パッケージから前記カソード引出端子が引出されたことを特徴とする車両用三相交流発電機。
  3. 請求項1記載の車両用三相交流発電機であって、前記第1のダイオードペアにおいて、そのアノード引出端子の第1の接続端子とそのカソード引出端子の第1の接続端子との間に前記A相の発電コイルの第2コイル端子が挟まれて接続されており、またそのアノード引出端子の第2の接続端子とそのカソード引出端子の第2の接続端子との間に前記B相の発電コイルの第1のコイル端子が挟まれて接続され、前記第2のダイオードペアにおいて、そのアノード引出端子の第1の接続端子とそのカソード引出端子の第1の接続端子との間に前記B相の発電コイルの第2コイル端子が挟まれて接続されており、またそのアノード引出端子の第2の接続端子とそのカソード引出端子の第2の接続端子との間に前記C相の発電コイルの第1のコイル端子が挟まれて接続され,さらに前記第3のダイオードペアにおいて、そのアノード引出端子の第1の接続端子とそのカソード引出端子の第1の接続端子との間に前記C相の発電コイルの第2コイル端子が挟まれて接続されており、またそのアノード引出端子の第2の接続端子とそのカソード引出端子の第2の接続端子との間に前記A相の発電コイルの第1のコイル端子が挟まれて接続されたことを特徴とする車両用三相交流発電機。
  4. A相の発電コイルと、B相の発電コイルと、C相の発電コイルと、これら各相の発電コイルの交流出力を整流する整流装置とを備え、前記各相の発電コイルをΔ形に結線する車両用三相交流発電機であって、前記各相の発電コイルはそれぞれ第1、第2のコイル端子を持って構成されており、前記整流装置は第1、第2および第3のダイオードペアを有し、前記第1、第2、第3のダイオードペアがそれぞれ、2つのダイオードチップと、これらのダイオードチップを封止する樹脂パッケージと、この樹脂パッケージから引き出された引出端子を有し、この引出端子は前記2つのダイオードチップの中の1つのダイオードチップのアノードと他のダイオードチップのカソードとに接続されていて、電気的に共通接続された第1、第2の接続端子を有し、前記A相の発電コイルの第2のコイル端子が前記第1のダイオードペアの第1の接続端子に、前記B相の発電コイルの第1のコイル端子が前記第1のダイオードペアの第2の接続端子に、前記B相の第2のコイル端子が前記第2のダイオードペアの第1の接続端子に、前記C相の発電コイルの第1のコイル端子が前記第2のダイオードペアの第2の接続端子に、前記C相の発電コイルの第2のコイル端子が前記第3のダイオードペアの第1の接続端子に、また前記A相の発電コイルの第1のコイル端子が前記第3のダイオードペアの第2の接続端子にそれぞれ接続されていることを特徴とする車両用三相交流発電機。
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