JP2007274450A - 画像読み取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】新たなハードウェア機構を追加することなく、均一な画像読み込みを可能とした画像読み取り装置の提供を目的とする。
【解決手段】ラインイメージセンサ9により読み取ったラインデータを取り込むデータ取り込み手段11と、ラインイメージセンサ9による読み取り周期を原稿Cの搬送速度に応じた1ライン分の移動幅とする読み取りタイミング生成手段12とを備え、ラインイメージセンサ9による読み取り周期を原稿Cの搬送速度に応じた1ライン分の移動幅とすることで、搬送速度の変動に関わらず1周期により1ラインのデータを読み取ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、原稿の画像を読み取る画像読み取り装置であって、搬送速度の変動に関わらず1周期により1ラインのデータを読み取ることができる技術に関する。
画像読み取り装置による読み取り画像をホスト側のPC(パーソナルコンピュータ)に転送する場合、ホストPCの状態、あるいは画像読み取り装置の読み取りデータレートによっては、ホストPCが画像データを受信できない状況が発生する。また、この状態でさらに、画像読み取り装置内部のデータバッファが満杯になった場合、画像読み取り装置側の画像読み取りを停止させ、データバッファおよびホストPCの状態が改善するのを待ってから、画像読み取りを再開することになる。
ところが、このように画像読み取りの停止、再開時には、モータのスローアップ、スローダウンが発生するため、取り込み画像が均一な画像にならないという問題がある。そのため、従来はシャッタ機能を持ったCIS(接触型イメージセンサ)またはCCD(電荷結合素子)イメージセンサを使用したり、あるいは紙を戻してから一定速度で再度読み取る(例えば、特許文献1参照。)という処理をしている。
特開平2−89468号公報
しかしながら、上記従来の技術では、シャッタ機能を有するセンサが高価であることや、原稿の搬送停止および再スタート時に原稿を戻す機構が必要になるなど、コスト的に問題がある。
そこで、本発明においては、新たなハードウェア機構を追加することなく、均一な画像読み込みを可能とした画像読み取り装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の画像読み取り装置は、搬送される原稿をイメージセンサにより読み取る画像読み取り装置であって、イメージセンサにより読み取ったラインデータを取り込むデータ取り込み手段と、イメージセンサによる読み取り周期を原稿の搬送速度に応じた1ライン分の移動幅とする読み取りタイミング生成手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、イメージセンサによる読み取り周期を原稿の搬送速度に応じた1ライン分の移動幅とすることで、搬送速度の変動に関わらず1周期により1ラインのデータを読み取ることができ、新たなハードウェア機構を追加することなく、均一な画像読み込みが可能となる。
本発明の請求項1の発明は、搬送される原稿をイメージセンサにより読み取る画像読み取り装置であって、イメージセンサにより読み取ったラインデータを取り込むデータ取り込み手段と、イメージセンサによる読み取り周期を原稿の搬送速度に応じた1ライン分の移動幅とする読み取りタイミング生成手段とを有する画像読み取り装置である。本発明によれば、イメージセンサによる読み取り周期を原稿の搬送速度に応じた1ライン分の移動幅とすることで、搬送速度の変動に関わらず1周期により1ラインのデータを読み取ることができ、新たなハードウェア機構を追加することなく、均一な画像読み込みが可能となる。
本発明の請求項2の発明は、読み取りタイミング生成手段が、イメージセンサによる読み取り周期を原稿の搬送速度に応じた1ライン分の移動幅とした場合にイメージセンサの許容光量を超えるときは読み取り周期を分割するものである画像読み取り装置である。イメージセンサは、一定量(飽和露光量)以上の光を与えると出力電圧が飽和してしまい、原稿からの反射光に比例した光電変換を行うことができなくなるが、本発明ではイメージセンサによる読み取り周期が長くなり、イメージセンサへの入射光量が多くなって、許容光量を超えてしまう場合には、読み取り周期を分割してイメージセンサへの入射光量を減らし、この許容光量を超えてしまうのを防止して、読み取り画像からの反射光に比例した光電変換を行うことが可能となる。これにより、読み取り周期に関わらず、正確な画像読み取りを行うことが可能となる。
本発明の請求項3の発明は、分割された読み取り周期においてイメージセンサにより白色を読み取った場合の信号をA/D変換した後のデジタル出力が最大となるように調整されたA/D変換手段を備えた画像読み取り装置としたものである。これにより、分割された読み取り周期が変動しても、この分割された読み取り周期により読み取ったデジタル出力が最大となる白色原稿の場合を基準に調整されることで、読み取り周期の変動に関わらず、原稿画像に応じたデジタル出力を得ることが可能となる。
本発明の請求項4の発明は、データ取り込み手段は、分割された読み取り周期によりイメージセンサにより読み取った複数のラインデータのうち必要なラインデータのみ選択して取り込むものである画像読み取り装置としたものである。本発明によれば、1ラインのデータが複数のラインデータとして読み取られるので、この複数のラインデータのうち必要なラインデータのみ選択して取り込むことで、1ラインのデータとして取得することが可能となる。
本発明の請求項5の発明は、データ取り込み手段は、分割された読み取り周期によりイメージセンサにより読み取った複数のラインデータを画素毎に加重平均して取り込むものである画像読み取り装置としたものである。本発明によれば、1ラインのデータが複数のラインデータとして読み取られるので、これらの複数のラインデータを画素毎に加重平均して取り込むことで、1ラインのデータとして取得することが可能となる。
本発明の請求項6の発明は、原稿の搬送速度に応じた1ライン分の移動幅とした読み取り周期により読み取ったラインデータのオフセット電圧による影響を補正するオフセット電圧補正手段を備えた画像読み取り装置としたものである。読み取ったラインデータには、ラインイメージセンサ内暗電流によって発生するオフセット電圧、A/D変換手段のオフセット電圧や、伝送線路のノイズ成分が加重されることによるオフセット電圧が含まれている。このオフセット電圧にはラインイメージセンサの暗電流のように読み取り周期に比例する成分と、A/D変換手段のオフセット電圧のように読み取り周期とは無関係に一定の値が加重される成分とが含まれる。本発明によれば、このオフセット電圧による影響を補正したラインデータが得られるので、より正確な画像読み取りを行うことが可能となる。
本発明の請求項7の発明は、原稿の搬送速度に応じた1ライン分の移動幅とした読み取り周期により読み取ったラインデータを定常の読み取り周期により読み取ったラインデータに正規化するライン周期補正手段を備えた画像読み取り装置としたものである。本発明によれば、読み取り周期が異なるラインデータが定常の読み取り周期により読み取ったラインデータに正規化され、読み取り周期が異なるラインデータを定常の読み取り周期により読み取ったラインデータと同様に取り扱うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態における画像読み取り装置の概略構成図である。
図1において、本発明の実施の形態における画像読み取り装置1は、原稿Cを搬送路2に供給する給紙ローラ3と、搬送路2内で原稿Cを搬送する搬送ローラ4と、読み取り後の原稿Cを排出する排紙ローラ5と、搬送される原稿Cの始端位置を検出する始端センサ6と、搬送ローラ4を駆動するモータ7と、原稿Cの読み取り位置に光を照射する光源8と、CCDイメージセンサやCIS等のラインイメージセンサ9と、ラインイメージセンサ9により読み取った信号をA/D変換するA/D変換手段10と、ラインイメージセンサ9により読み取ったラインデータを取り込むデータ取り込み手段11と、モータ7の制御信号からラインイメージセンサ9による読み取りタイミング(周期)を原稿の搬送速度に応じた1ライン分の移動幅として生成する読み取りタイミング生成手段12と、ラインデータのオフセット電圧による影響を補正するオフセット電圧補正手段13と、読み取りタイミング生成手段12により生成された1ラインの読み取り周期(以下、「ライン周期」と称す。)により読み取ったラインデータを定常のライン周期により読み取ったラインデータに正規化するライン周期補正手段14と、黒シェーディングレベルを補正する黒レベル補正手段15と、データ取り込み手段11により取り込んだデータを画像処理する画像処理手段16と、画像処理手段16により処理したデータをホストPC20へ転送するために一時記憶するデータバッファ17と、ホストPC20に接続して通信するためのホストI/F(インタフェース)18とから構成される。
モータ7は、例えばステッピングモータであり、1パルスによって原稿Cの移動する長さを1ラインとして読み取りタイミング生成手段12により制御する。
読み取りタイミング生成手段12は、データバッファ17の状態によってモータ7の動作を制御し、原稿Cの搬送速度を制御するが、このとき、読み取りタイミング生成手段12は、ラインイメージセンサ9によるライン周期を原稿Cの搬送速度に応じた1ライン分の移動幅として設定し、ラインイメージセンサ9に指示する。また、読み取りタイミング生成手段12は、ラインイメージセンサ9によるライン周期を原稿の搬送速度に応じた1ライン分の移動幅とした場合にラインイメージセンサ9の許容光量を超えるときはライン周期を分割する。
図2は読み取りタイミング生成手段によるライン周期の生成例を示す図であって、(a)は原稿の搬送速度の減速時のライン周期の変化例を示す図、(b)は(a)の各ラインをラインイメージセンサにより読み取った際のデジタル出力レベルを示す図、(c)はラインイメージセンサの許容光量を超えないデジタル出力レベルを決定してライン周期を分割した例を示す図である。
図2(a)に示すように、定常状態のライン周期をAとした場合、搬送速度が1/1.5に減速されると、読み取りタイミング生成手段12はライン周期を1.5Aとする。すなわち、ライン周期を原稿Cの搬送速度に応じた1ライン分の移動幅とし、1ライン分の移動する間に1ラインの読み取り(ラインイメージセンサ9への蓄積)が行われるようにライン周期を設定する。
なお、これにより、ラインイメージセンサ9の出力レベルは、図2(b)に示すように、同じ画像を読み取った場合でも、ライン周期が長くなった分だけラインイメージセンサ9への入射光量が増えるので、大きくなる。そこで、このラインイメージセンサ9の許容光量を超えないように、すなわちラインイメージセンサ9の出力レベルが飽和しないレベル(ライン周期)を設定し、この設定したレベルを超えるライン周期となる場合にライン周期を分割する。図2(c)の例では、定常ライン周期の2倍となるライン周期のものについてライン周期1.0Aで分割している。
A/D変換手段10は、分割されたライン周期においてラインイメージセンサ9により白色を読み取った場合の信号をA/D変換した後のデジタル出力が最大となるように調整されたものである。
データ取り込み手段11は、分割されたライン周期によりラインイメージセンサ9により読み取った複数のラインデータのうち必要なラインデータのみ選択して取り込むものである。図2(c)の例では、分割されたラインデータのうち、最後に読み取ったラインデータのみを選択して取り込み、それ以前のものについては読み捨てている。あるいは、データ取り込み手段11は、分割されたライン周期によりラインイメージセンサ9により読み取った複数のラインデータを画素毎に加重平均して取り込む構成とすることもできる。
オフセット電圧補正手段13は、原稿Cの搬送速度に応じた1ライン分の移動幅としたライン周期により読み取ったラインデータのオフセット電圧による影響を補正するものである。
図3はラインデータのオフセット電圧による影響を示す説明図である。
図3に示すように、ラインイメージセンサ9により読み取り、A/D変換手段10によりデジタルデータへ変換したラインデータには、ラインイメージセンサ9により読み取る信号の他、ラインイメージセンサ9内暗電流によって発生するオフセット電圧、A/D変換手段10のオフセット電圧や、伝送線路のノイズ成分が加重されることによるオフセット電圧が含まれている。ラインイメージセンサ9により読み取り信号と暗電流によって発生するオフセット電圧はライン周期に比例し、伝送線路のノイズ成分が加重されることによりオフセット電圧とA/D変換手段10のオフセット電圧はライン周期によらず一定となる。
図4はラインイメージセンサへの電荷の蓄積時間と出力レベルの関係を示す図である。
図4に示すように、定常状態における出力レベルをK1、伝送線路のノイズ成分が加重されることによりオフセット電圧とA/D変換手段10のオフセット電圧との和をK2、暗電流によって発生するオフセット電圧(黒シェーディングレベル)をK3とすると、ライン周期をα倍に変化させることによって出力される出力レベルYは、次式で表される。
Y=α×(K1−K2)+K2
=α×K1+(1−α)×K2 ・・・(式1)
また、蓄積時間が“1”のときの出力レベルは、
G×(K1−K3) (G:ゲイン係数)
であり、(式1)のYを用いると、
G×((Y+(α−1)×K2)/α−K3) ・・・(式2)
により表される。
オフセット電圧補正手段13は、出力レベルYに対して(式2)の(α−1)×K2を加える補正を行うものである。また、ライン周期補正手段14は、原稿Cの搬送速度に応じた1ライン分の移動幅としたライン周期により読み取ったラインデータを定常のライン周期により読み取ったラインデータに正規化するものであり、(式2)のαによる除算に相当する。黒レベル補正手段15は、黒シェーディングレベルを補正するものであり、(式2)のK3の減算に相当する。画像処理手段16は、(式2)のゲイン係数Gの乗算を含めた演算を行うものである。
次に、上記構成の画像読み取り装置による画像読み取り処理について、図5を用いて説明する。図5は図1の画像読み取り装置による画像読み取り処理のフローチャートである。
給紙ローラ3により搬送路2に供給される原稿Cを、搬送ローラ4により搬送し、始端センサ6の検出に応じてラインイメージセンサ9による読み取りを開始する(ステップS100)。
読み取りタイミング生成手段12は、データバッファ17の状態によってモータ7の動作を制御して原稿Cの搬送速度を変動させ、ラインイメージセンサ9による読み取りのライン周期を原稿Cの搬送速度に応じた1ライン分の移動幅とする(ステップS101)。ここで、読み取りタイミング生成手段12は、ラインイメージセンサ9による読み取り周期を原稿Cの搬送速度に応じた1ライン分の移動幅とした場合に、ラインイメージセンサ9の許容光量を超えるときは、前述のように読み取り周期を分割する。
ラインイメージセンサ9は、読み取りタイミング生成手段12によって生成されたライン周期により1ライン分の移動幅について画像の読み取りを行う(ステップS102)。
A/D変換手段10は、ラインイメージセンサ9によって読み取られたラインデータを、アナログ信号からデジタルデータへ変換する(ステップS103)。
データ取り込み手段11は、A/D変換手段10によりデジタルデータへ変換されたラインデータの取り込みを行う(ステップS104)。ここで、データ取り込み手段11は、分割された読み取り周期によりラインイメージセンサ9により読み取った複数のラインデータのうち必要なラインデータのみ選択して取り込むか、あるいは、分割された読み取り周期によりラインイメージセンサ9により読み取った複数のラインデータを画素毎に加重平均して取り込む。
次に、オフセット電圧補正手段13、ライン周期補正手段14および黒レベル補正手段15によりそれぞれ補正処理を行う(ステップS105,S106,S107)。そして、画像処理手段16による画像処理を行い、この画像処理後のデータをデータバッファ17に一時蓄積し(ステップS108)、データバッファ17のデータを、ホストI/F18を介してホストPC20へ送信する(ステップS109)。
以上のように、本発明の実施の形態における画像読み取り装置1では、ラインイメージセンサ9による読み取り周期を原稿Cの搬送速度に応じた1ライン分の移動幅とすることで、搬送速度の変動に関わらず1周期により1ラインのデータを読み取ることができ、新たなハードウェア機構を追加することなく、均一な画像読み込みを行うことが可能となる。
また、本実施の形態における画像読み取り装置1では、ラインイメージセンサ9の許容光量を超えるときは読み取り周期を分割することにより、ラインイメージセンサ9への入射光量を減らし、この許容光量を超えてしまうのを防止するので、読み取り画像からの反射光に比例した光電変換を行うことが可能である。これにより、読み取り周期に関わらず、正確な画像読み取りを行うことが可能である。
また、本実施の形態における画像読み取り装置1では、分割された読み取り周期においてラインイメージセンサ9により白色を読み取った場合の信号をA/D変換した後のデジタル出力が最大となるように調整されたA/D変換手段10を備えるので、分割された読み取り周期が変動しても、この分割された読み取り周期により読み取ったデジタル出力が最大となる白色原稿の場合を基準に調整されることで、読み取り周期の変動に関わらず、原稿画像に応じたデジタル出力を得ることが可能である。
また、本実施の形態に置ける画像読み取り装置1では、1ラインのデータが複数のラインデータとして読み取られるが、この複数のラインデータのうち必要なラインデータのみ選択して取り込むか、あるいはこれらの複数のラインデータを画素毎に加重平均して取り込むことで、1ラインのデータとして取得することが可能である。
また、本実施の形態における画像読み取り装置1では、オフセット電圧補正手段13により、オフセット電圧による影響を補正したラインデータが得られるので、より正確な画像読み取りを行うことが可能である。
また、本実施の形態における画像読み取り装置1では、ライン周期補正手段14により、読み取り周期が異なるラインデータが定常の読み取り周期により読み取ったラインデータに正規化されるので、読み取り周期が異なるラインデータを定常の読み取り周期により読み取ったラインデータと同様に取り扱うことが可能である。
本発明の画像読み取り装置は、原稿の画像を読み取る装置として有用であり、特に、新たなハードウェア機構を追加することなく、均一な画像読み込みが可能な装置として好適である。
本発明の実施の形態における画像読み取り装置の概略構成図 読み取りタイミング生成手段によるライン周期の生成例を示す図 ラインデータのオフセット電圧による影響を示す説明図 ラインイメージセンサへの電荷の蓄積時間と出力レベルの関係を示す図 図1の画像読み取り装置による画像読み取り処理のフローチャート
符号の説明
1 画像読み取り装置
2 搬送路
3 給紙ローラ
4 搬送ローラ
5 排紙ローラ
6 始端センサ
7 モータ
8 光源
9 ラインイメージセンサ
10 A/D変換手段
11 データ取り込み手段
12 読み取りタイミング生成手段
13 オフセット電圧補正手段
14 ライン周期補正手段
15 黒レベル補正手段
16 画像処理手段
17 データバッファ
18 ホストI/F
20 ホストPC
C 原稿

Claims (7)

  1. 搬送される原稿をイメージセンサにより読み取る画像読み取り装置であって、
    前記イメージセンサにより読み取ったラインデータを取り込むデータ取り込み手段と、
    前記イメージセンサによる読み取り周期を前記原稿の搬送速度に応じた1ライン分の移動幅とする読み取りタイミング生成手段とを有することを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 前記読み取りタイミング生成手段は、前記イメージセンサによる読み取り周期を前記原稿の搬送速度に応じた1ライン分の移動幅とした場合に前記イメージセンサの許容光量を超えるときは前記読み取り周期を分割することを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  3. 前記分割された読み取り周期において前記イメージセンサにより白色を読み取った場合の信号をA/D変換した後のデジタル出力が最大となるように調整されたA/D変換手段を備えたことを特徴とする請求項2記載の画像読み取り装置。
  4. 前記データ取り込み手段は、前記分割された読み取り周期により前記イメージセンサにより読み取った複数のラインデータのうち必要なラインデータのみ選択して取り込むことを特徴とする請求項2または3に記載の画像読み取り装置。
  5. 前記データ取り込み手段は、前記分割された読み取り周期により前記イメージセンサにより読み取った複数のラインデータを画素毎に加重平均して取り込むものであることを特徴とする請求項2または3に記載の画像読み取り装置。
  6. 前記原稿の搬送速度に応じた1ライン分の移動幅とした読み取り周期により読み取ったラインデータのオフセット電圧による影響を補正するオフセット電圧補正手段を備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の画像読み取り装置。
  7. 前記原稿の搬送速度に応じた1ライン分の移動幅とした読み取り周期により読み取ったラインデータを定常の読み取り周期により読み取ったラインデータに正規化するライン周期補正手段を備えたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の画像読み取り装置。
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JP2011044783A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Seiko Epson Corp 画像読取装置、および画像読取方法
JP2017184188A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理装置及び画像形成装置

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